☆ Sunday November
01 2009 晴れ (白馬 ) 47.0kg 7% |
白馬 11/01
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今日から霜月...十一月の始まりです。
白馬は昨日までの「晴天」の勢いが今朝も続いています。(^
^)(^I^) 気温も「寒波」の前の穏やかさ...とでもいう様に,17℃で暖かです。
でも,これから明日に掛けて,前線が通過すると寒さが来そうです
!!!。イェーーイ !!!
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より精神的なそしてspiritual的な領域へと私達を導いてくれるツール
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今日の
Online Lesson ...“Mika”さんと,“Shino”さんのお二人のご登場です。
☆★☆ Lesson 1-4
“Online
Lesson... '10 No.1-4 “Becky”さんの滑り について... |
No.1-4 “Mika”さんのコメント |
“Mika”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、今晩は!!
ニュージーランドの映像で、なんだかワールドワイドな感じですね。
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“Mika”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!(^I^)
二時間のプライベートレッスンでしたので,撮影が可能でした。普通は一時間なので,撮ってる時間が無いのです。でも,生徒さんにこの様な映像を送ってあげて,ご自分の滑りを確認していただく作業は大切だと思います。(^ー^)
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Beckyさんの滑りで感じたこと5つを挙げさせてもらいます。
①だいぶ堅そうな斜面である。
②良い天気で滑るのが気持ちよさそう。
③一生懸命集中して滑っているように感じるが、しかし、力が抜けた自然体の滑りである。
④ずれながら斜面移動しているので山回りでカービング要素が出ている。TOK先生が言う禅問答のような滑り。
⑤雪と喧嘩していない。
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①:そう...この日は年に二〜三回...という位のvアイスバーンで,表面が氷の様で,ツルツルしていました。まるでスケート場の様に...。
②:天気は良く,10時頃には風も収まって,ツルツル度も少しやわらぎました。
③:“集中”はされていたと思います。気を抜いたら足元がさらわれてしまう様なバーンでしたから...。
仰る様に,“集中”しているけれど“リラックス”ができている...というところがポイントですネ
!!! どうしたら,そうできるんでしょうか? 身体を“自然体”にしておける秘策はなんなんでしょうか?
④:まさに“禅問答のような滑り”そのものですネ
!!!。「流れ(ズレ)を止めようとすればズレてしまうが,ズレに乗っていこうとすればズレが止る...」ということです。
この様なアイスバーンでも“Sound of Music
Turn”を意識して斜面移動して行くと,仰る様に“カービング要素”のターンが顕現するのですネ
!!!。
⑤:結果として,「雪と喧嘩せずに,仲良くコミュニケーションしている」...という風に観えます。実際“Becky”さんの気持ちにも,克服してやろう...とか,制御してやろう...という意識は無く,雪と一体になって流れを楽しもう...という気持ちだったと思います。
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以上、簡単ですが感じたことです。
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今日の“Mika”さんのコメントの中で,“集中”,“リラックス”,“自然体”...という言葉が出てきましたが,他人の滑りに惑わされず,自分自身の“潜在的力”を引き出し,個性豊かな“スキー”を確認する...ということと深く関係のある言葉だと思います。
今回は“Sound of Music
Turn”で,雪との“摩擦音”に集中することで“リラックス状態”が生まれ,身体全体が,信じられない固さのアイスバーンでも“自然体”を作ることができたのだと思います。
よく“集中”ということを言葉に出しますが,単に物事に集中しようとしても,それは非常に難しいことです。ところが,ある“イメージ”を持ち,そのイメージに入り込んで行くと,その“集中”が,思いの他簡単にできることがあるのです。
“フィーリングスキー”は,実はこの効果を使っている
!!!....ということが最近解って来ました。「“イメージ”することが,結果として“集中”することを可能にする」...ということです。
“Mika”さんも,こと“スキー”に限らず,日常生活のいろいろな場面で,この“イメージ力”を使ってみてください。きっと毎日の生活...これが違って観えてくる,と思いますヨ
!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆★☆ Lesson 1-5
“Online
Lesson... '10 No.1-5 “Becky”さんの滑り について... |
No.1-5 “Shino”さんのコメント |
“Shino”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
“TOK”先生へ
...技術云々ではなくて、感じられることなら何でもOKとの事なので...
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私は“技術”というものは実際にある滑りができる様になって,それが有効に働き始めた後で「解説」的に出てくるものだと,最近思うようになりました。最初に“技術”ありき...では無いのです。ですから,例えば“スキー”を楽しむ時に,先ず“楽しい
!!!”が先なのです。その様に楽しく滑れるようになった時,その滑りの特徴としてどの様に身体や筋肉が使われているか?...を分析し検討するのが“技術”なのではないかと...。
ですからスキーヤーが100人居れば100通りの技術があって当然なのです。身体そのものの構造やDNAが違っているのですから,同じ技術で滑れるわけが無いのです。
技術を考えるよりも,多くの他人の滑りの中から「何が感じられたか?」...の方がより大切だと思います。ですから,“Shino”さんは“Shino”さんなりに感じたことをコメントされればOK
!!!だと思います。(^ー^)
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地球のコアに元があって、まるでカイトのように軽やかに...
抗うことなど何も無く...ただ素直に...
だから、雪面に対してもソフトなタッチで...
坂の下に向かって、重力に従って滑っていくだけ...
操作を考えて、どうこうではなくて、ただただ素直に...
映像を観ているこちらも...優しい気持ちになれます。
以上、オ・シ・マ・イ!!
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本当に硬いアイスバーンにもかかわらず,この様に雪と一体となって滑っているのは,見ていてコチラが楽しくなりますネ
!!!。(*^^)v
その一番の要因は「地球のコア」に引かれるイメージ...でしょうネ
!!!。
小川の流れに漂う“落ち葉”の様に...でしょうか?。
漂うように斜面移動ができているから,力のやり取りのバランスが一番いい形で取れてるのですネ
!!! 自分の力が勝つでもなく,雪の力が勝つでもない...。押さば引け...引かば押せ...の微妙なバランスが取れているのだと思います。まるで酸いも甘いも見極めた“剣士”や“柔術士”の様でもあります。
特に派手さも無く,人間のパワーもそれほど感じられないスキーイングなのですが,なぜか“Shino”さんが仰る様に,彼女の滑りは「優しい気持ち」に私達をさせてくれます。
俗に言われる「上手いスキーヤー」...とはひと味違った“感動”を私達にもたらしてくれるのです。
実は今年からの「第三ステージ」では,この「ひと味違った感動」を与えてくれる“スキー”...これをスキーレッスンの中で考えて行きたい...そう思っています。
そうすることが,“スキー”を単なるスポーツの域に押しとどめず,より精神的なそしてspiritual的な領域へと私達を導いてくれるツール(道具)として活用できるのだと信じています。
!(^^)!(*^^)v
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☆ Monday November 02
2009 曇り (白馬 ) 47.0kg 7% |
白馬 11/02
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今日は冬型になり,天気が崩れる...ということでしたが,am11時現在まだその兆候はありません。
ご覧のように西の山には厚めの雲が掛かっていますが,東の空が晴れていて,どことなく幻想的です。
雨が降り始めるのは午後...雪になるのは夕方6時以降らしいです。
白いpresentと出会えるのが今か今か
???...と待ち遠しい“TOK”です。イェーーイ !!!
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他人の滑りを“心”で観るか?それとも“目”で見るか?,“頭”で診るか?
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今日の
Online Lesson ...“Tori”さんと,“Michi”さんのお二人のご登場です。
☆★☆ Lesson 1-6
“Online
Lesson... '10 No.1-6 “Becky”さんの滑り について... |
No.1-6 “Tori”さんのコメント |
“Tori”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、お久し振りです。TORIです。
いよいよ2010年シーズン、そして第三ステージの始まりですね(^・^) 今シーズンもヨロシクお願いします。
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私“Tori”さん,こんにちは!お元気でしたか?
ハイ...今シーズンから「第三ステージ」という,新しいレッスンスタイルの開始を予定しております。
そのポイントは,「“スキー”を苦しまずに楽しみましょう
!!!」...ということに尽きます。...ということで,今シーズンもよろしくお願いいたします。(^ー^)
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さて、「"Beckyさんからのpresent"を見て感じたこと」ですね。どうも、悪い癖で「感じる」と「理解する(しようとする)」を混同してしまうんですよね^_^; 頭で理屈をつけようとしてしまうんです。で、一生懸命「感じ」ました(笑)
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そうなんです
!!!。「感じたこと」と「考えたこと」...とではご自分の身体に受け容れる“情報”に大きな違いがあるのです。ですからその結果としての身体の反応も全く違ったものになります。これは「“スキー”をする時の基本姿勢」と大きく関わってくるので,本当に大切なことです。
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・見た瞬間に感じたのは、
「無理が感じられない。自然な感じ。」
「自然体で斜面を流れてきているような感じ。でも流れに任せるままではなく、自分の意思で流れている。」
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「無理がない。自然」...これが“Tori”さんの“情感”に訴えかけた最初のイメージですネ??。このことで,実は“Tori”さんの心は嬉しさで一杯になっているはずです。雪に抗わず,素直に在るがままを楽しんで居られる“Becky”さんの身体が喜んで居るのが分るからです。“Becky”さんの身体の細胞と,“Tori”さんの細胞が共鳴している...という風にも言えると思います。(*^^)v
その結果,「斜面を流れて」いる様に観えて,しかも明確に雪からの情報を身体に取り込んでいるので,「漠然と流されている」のではなく,「自分の意思で流れている」...という風に観えるのです。
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・少し頭を使って感じたのは、
「ただ自然に落下しているだけでなく、板と一緒に落ちてる。」
「ポジションが変わらないまま、落ちてきている。」
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“情感”で観る...これは“心”で観る,と言い換えることもできます。これを“目”で見ると...「板と一緒に落ちてる」,「ポジションが変わらないまま」...という具合になります。
“目”という感覚器官を通して,スキーヤーの動きを見ているんですネ??。
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・そして頭で見てしまったのが、
「タダ落ちてるだけじゃなくて、硬いバーンからの少ない圧をきちんと吸収できているからターンをコントロール出来てるんだなぁ」
結局、頭で理屈をつけてしまいました^_^;
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さらに,“目”で見た情報を“脳”で考えると...「少ない圧を吸収できているからコントロール出来てる」...という具合になります。そして,ここで“良し悪し”の判断...つまり「理屈」や「理論」が出始めるのです。
つまり,「圧を吸収できなければ,これほどの滑りはできないだろう」...ということが頭に残ってしまいます。そして次に自分が滑る時には,「圧の吸収」がメインテーマになってしまうのです。
ところが,これを“cause and
result”の観点からみれば,「圧の吸収」は“result”であって“cause”ではないことが分ります。スキーヤーとして大事なことは“cause”としてのイメージ...“Sound
of Music Turn”に意識を集中させることなのです。
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第一弾、期限に間に合いました(^・^)
ではでは
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期限に間に合って良かったですネ
!!! (^ ^)(^I^)
でも,“Tori”さんのコメントから本当に大切なこと...他人の滑りを“心”で観るか?それとも“目”で見るか?,“頭”で診るか?ということを皆さんと一緒に学ぶことができました。
ありがとうございました !!! シーハイル !!! Schi
Heil !!!
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☆★☆ Lesson 1-7
“Online
Lesson... '10 No.1-7 “Becky”さんの滑り について... |
No.1-7 “Michi”さんのコメント |
“Michi”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
第一印象は「非常に自然体」であること、「どこでどうして、どのように滑る」等と云うことは念頭に無いような感じ。
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“Tori”さんも同じこと...「自然体」,とコメントされていましたが,その通りですネ
!!!。
そうなんです
!!!。彼女が朝一番ではおお泣きする位怖がった斜面なのに,二時間くらい後はこの様な感じでした。ホントに(*_*)ビックリ
!!!でしょう?
斜面を“見”てしまうとこうなってしまうのです。でも“Michi”さんが仰るように,「どのように滑る」という気持ちを捨て,とにかく“Sound
of Music
Turn”で“音”に集中して滑ればこの様に滑れてしまうのです。
それは“心”で滑っているからです !!!。(^ー^)
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次に、山周りのズレが「スルスル」という感じ。特に最後のシーン、ポールと斜面の様子から判断して相当急な斜面のようだが、ここもベッキーさんは他の斜面と変わることなく、するするとズレながら滑っておられる印象です。
姿勢も立木に近く、ベンディングやチャクラも見られませんので、重心を狂わせないようにのみ(すなわちオレンジがしっかり足裏にホールドされるようにのみ)気を付けておられるのでしょうね。
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この斜面は急斜面ではなく,中斜面でしたが,ここでも集中してもらったのは“音”を聞くこと...。その“音”の音色の違い,抑揚の違い,リズムの違いまでできるだけ細かく聞き分ける意識を持って滑ってもらいました。そのことがズレを止めない滑り,エッジを使い過ぎない滑りを実現させ,この様な滑りにつながりました。(*^^)v
「立木に近く」...これはエッジを使おうとする意識が少ない時に自然に顕れる姿勢です。
「ベンディングやチャクラ」...これも無理やりそうするのではなく,雪の抵抗や滑走スピードから自然に導き出される身体の運動なのです。この時は抵抗も少なかったので,どちらの運動も表れていませんネ
!!!。
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急斜面の「ズレ」はもっとダッダッダと落ちていく感じと思っていましたので、こんなに「スルスル」ずれることが出来るのか、それには何が大切なのかと考えているところす。
Michi
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斜面に関係なく,地球の引力に引かれるに任せて落ちて行けばいいのです。「ダッダッダ」と落ちるとか,「スルスル」落ち様...とか考えてしまうと“Must病”になってしまい,身体の硬直が起こってしまいますから,ダダダでもスルスルでもヒュロヒョロいいや
!!!....という気持ちで素直に斜面を移動して行くことが大切です。
あまり考えずに...。ダダダやスルスルは,その時々の状況で変わるので,それを求めても効果は無いのです...。
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☆ Tuesday November 03
2009 晴れ (白馬 ) 47.0kg 8% |
白馬 11/03
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ご覧のように,ホンの少しですが「新雪」が積もりました
!!!。
2010シーズン...里での初雪です。ベランダに積もった雪で小さな「雪だるま」を作りました。
2010シーズンが,皆さんにとっても,私にとってもいいシーズンになりますように
!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!! “TOK”
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勝気満々で滑るより,“在るがまま”を在るがままとして受け容れて滑ることの大切さ
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今日の
Online Lesson ...“Take”さんのご登場です。
☆★☆ Lesson 1-8
“Online
Lesson... '10 No.1-8 “Becky”さんの滑り について... |
No.1-8 “Take”さんのコメント |
“Take”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
【TOK】先生こんにちは。
40周年祝賀会&オフ会では、元気な先生のお姿を拝見することが出来、また、病になっても前向きな先生の姿勢に沢山のエネルギーをいただくことが出来ました。ありがとうございます。参加の皆さんともいろいろお話が出来て、楽しかったですね。
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“Take”さん,こんにちは! コメントありがとう!!!
奈良でのオフ会ご参加...ありがとうございました。多くの皆さんに囲まれ,楽しい時間が共有できました。(*^^)v
そして,皆さんから素晴らしい“energy”をいただきました
!!!。本当にありがとうございました。
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さて、”Online Lesson for StageⅢ 第一弾!”ということで、“Becky”さんのすべりを拝見させていただきました。
アイスバーンの硬そうな斜面ですが、上体が安定して、うまくずれに乗っていっていますね。ずれに逆らわず、しかし曲がりたいときにはターンできている印象です。
気持ちが落ち着いているから、上体が安定しているのか、上体が安定しているから気持ちが落ち着いたのか、どちらかはわかりませんが、上体の安定が大事だと考えています。
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「上体が安定」...仰るとおり結果的に,上体が安定しています。実はこれが“フィーリングスキー”の特徴的滑りです。なぜなら“Do
Ski”なら起こってしまう“reaction”(反作用)が起こらないからです。“Let
Ski”では,自ら“action”を起こすことはありませんから“reaction”が起こりません。上体が揺れたり,ブレたりしてバランスを崩してしまう原因...それは“reaction”なのです。
上体が安定していれば,重心も目線も安定しますから,結果として運動そのものが“安定”するのです。
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日本人の習慣として、子供の頃から”行進”の練習をしているせいか、歩くときに右足を前に出しているときには左手を前に出し、左足を前に出しているときには右手を前に出す方が多いと思います。
しかし、この歩き方だと上半身と下半身がねじれて不安定になります。そうすると、精神的にもやや不安定な感じが出てきます。(歩いているときに、不安定だと思っている人は少ないでしょうけれど。)
”ナンバ”の歩き方は、このねじれをなくした歩き方だとおもっています。腰から上は安定させて、下半身を使って歩く・・・。私が考える”なんば”は、だから”二軸”(煮軸?)ではなくて、1軸です。
ちょっと余談ですが、空手をやっているときはこれが重要になってきます。上体が安定するので、組手のときでも落ち着いて相手に反応することが出来ます。スキーでも、この安定から来る、落ち着いた気持ちで滑れば、リラックスできるのではないか、と映像を見ながら考えていました。
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「”ナンバ”の歩き方」...の詳しいことは解りませんが,上体の安定が,スキーヤーの運動そのものを少なくしてくれるのは確かです。身体の無用な動きが少なければ,気持ちの上でも余裕ができ,リラックスできることになるわけです。
つまり,“cause and result”的に観ると...
第一“cause”=“Sound
of Music Turn”イメージ
⇒ 第二“cause”=上体の安定
⇒ 第一“result”=心の余裕
⇒ 第二“result”=リラックス......
...という風に観ることができます。つまり,大元となる第一“cause”が第二の“cause”をもたらし,それが最初の結果...第一“result”を産んで,最終的に第二“result”に結びつく...というわけです。
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さて、この映像の直前の“Becky”さん、カリカリのアイスバーンを見て、とても滑れない、っと大泣きしていたんだとか。しかし、気持ちを切り替えて滑ったのがこの映像だそうです。8/31の「教師日記」
苦手な斜面をみて、しかし気持ちを切り替えて滑って、周囲の見ている方々がびっくりするようなすべりをした経験なら、私にもあります。(^^ゞ
http://fs.jpski.com/lessons/ 47online03.htm
意識を変えるだけですべりが変わるなんていうことがあるのですよね。
わたしの場合は【TOK】先生から課題を与えられたのでいい結果がでたのですが、“Becky”さんはご自分で気持ちを切り替えることが出来た点が素晴らしいと思います!
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「気持ちを切り替えて滑って、周囲の見ている方々がびっくりするようなすべりをした」..このときの“Take”さんの滑りの変化...素晴らしかったですネ
!!!。今でも覚えています。 !(^^)!(*^^)v
「“心”の持ち様」で本当に人間は全く違った行動を取ります。“心”が肉体的運動に大きな影響力を持っているのは疑いの無い事実です。.ではどうやったらその場面,シチュエーションに一番適した“心”を導き出せるのでしょうか? 私はこの“心”を導き出す方法こそが“愛”を持って雪の上に立つ...ということだと思うようになりました。“愛”...などとまたわけのわからんことを“TOK”は言い出したゾ
!!!....と思っている方が居られるかも知れませんが,気持ち的に全てを言い表そうとすれば,この“愛”に行き着いてしまうのです。
多分,ここで,“愛”とは赫々然々などとお話してもご理解いただけないと思いますが,雪の上に立って,とにかく「“愛”を持って雪上を滑らせていただく...」という気持ちで何度も何度も滑っていると,その内少しづつ,“愛”の意味がお解りに成ります。どんな斜面でも気持ちが穏やかになり,自分の身体の素晴らしさに気付くのです。(^ー^)
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・・・実は、この映像をオフ会の会場で拝見したときは、”足元がふらふらして落ち着かないすべりだな”、と感じていたのでした。
私事で恐縮ですが、先週は仕事がやや忙しく、夜遅くまで締め切りに終われるような作業をしていましたので、精神的に余裕がありませんでした。オフ会の会場でこの映像を見ていたときにも、そんな気分が残っていたのでしょう。
しかし、祝賀会があり、楽しい時間をすごし、次の日には、古都で観光しながら1000年もの歴史の世界遺産の長い時間のエネルギーをいただいて、すっかりリラックスでき、今週は仕事も落ち着いたので、余裕を持って映像を拝見すると、違って見えてきたのでした。
アイスバーンは、先シーズン沢山滑りましたので、そのときの感触を思いだしながら見ていると、思っていたより、安定していることが感じられたのでした。
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“Take”さんご自信の“心”の在り様が,他人の滑りをどう感じるのか?...という様なことにまで関係ていたということですネ??。
私はこれが“Take”さんの“energy”と,“Becky”さんの滑りの“energy”がどう反応し合ったか?...ということの結果だと思うのです。“Becky”さんの映像の“energy”が同じでも,“Take”さんの“energy”が違っていれば,違った共鳴や減衰が起こりますから,映像のイメージも違って観えるのです。
こうやって観てくると,如何にスキーヤーとしての自分が「静」の状態に居ることが大切か
!!!....ということが解ってきます。勝気満々で滑るより,“在るがまま”を在るがままとして受け容れて滑ることの大切さが観えてきます。
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映像を鑑賞するのにも、精神的な状態が影響するのですね。
今シーズンの目標は、”スキー(運動)とメンタルの関係”をいろいろ研究してみたいと思います!!
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そうなんです
!!!。「映像を鑑賞するのにも、精神的な状態が影響する」のです
!!!。
「“スキー”をメンタル的側面から捉えることの重要性と意味」...これは“TOK”の「第三ステージ」の課題でもあります。“Take”さん...互いに最善を尽くしましょう
!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆ Wednesday November 04
2009 快晴 (白馬 ) 47.0kg 8% |
白馬 11/04
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今日はご覧のように,「快晴」の白馬です。今朝...6:30頃...見事な朝焼けでした
!!!
クリックして大きくしてご覧いただければよく解りますが,白馬槍の東側に「満月」が見えます。
New Zealand
の朝焼けも綺麗でしたが,白馬のそれも充分に見事ですネ
!!! (*^^)v
こういった美しい国に居られることの幸せを感じます。(^
^)(^I^)
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何を捨てるかに依って,一人ひとり固有の個性がより強調され
そのスキーヤーが発する“自由なオーラ”も個別的になって,それぞれに“美しい
!!!”
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今日の
Online Lesson ...2010シーズン最初の
Online Lesson の最終バッターは“T.N”さんです。
☆★☆ Lesson 1-9
“Online
Lesson... '10 No.1-9 “Becky”さんの滑り について... |
No.1-9 “T.N”さんのコメント |
“T.N”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
こんばんは。思いつくままに綴ってみました・・・簡単ですが・・・よろしくお願いします。
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“T.N”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!
どんな簡単でも,ご自分の感想を“言葉”に出して,あるいは“文”にしてみることは非常に大事なことです。ご自分の考えが明らかになるからです。
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「ただ重力に引かれて落ちていく,限りなく ”自由" なエネルギーを感じます。
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「ただ重力に引かれて落ちていく」...そうなんです
!!!。私も一番強く感じるのは,「ただ...」という姿勢です。外部のしがらみに囚われることなく,在るがままに身を任せ,ごく自然に顕れ出てくる事がらを事がらとして容認して行く...そういった姿勢です。
世の中の“流れ”の一部を,自分の領域として補足し,それに従っている...という風にも観えます。大きな流れに身を任せているようで,実はそこから感じられる“energy”を味わい楽しんでいる...ということです。だからこそ“自由”が感じられるのだと思います。
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3箇所での映像をつないでありますが,だんだん上達し,スキーがゆっくり方向を変えるようになるのがよくわかります。
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「だんだん上達し,スキーがゆっくり方向を変えるように」...これは,滑走回数を重ねることで,“Becky”さんの“Sound
of Music
Turn”イメージが次第に洗練され,“心”の持ち様というか,雪とのコミュニケーションの取り方が変わって来たせいだと思います。
ですから,最初から“best”な状況が顕れるわけではなく,“経験”という財産を通して,「少しづつ」変わって行った...ということです。“ドリル練習”を通じて,多くの経験をすることの重要性がこれで分りますネ??。
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この上達に比例して,エネルギーの ”自由度” がさらに高まっています。
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”自由”...というのはある意味で「しがらみからの開放」ということでもあります。では,“スキー”での「しがらみ=障害,束縛」とは何でしょうか?
私はこのしがらみこそ,「“スキー”はこうあるべきだ
!!!」,「“スキー”は赫々然々である
!!!」...といった風に,“スキー”にある種の“枠”や“箍(たが)”をはめることだと思っています。
ですから,そういう視点で見ると,“Becky”さんは従来スポーツ全般にあるイメージとして定着していた考え...つまり「スポーツは身体を動かし用具を操作するもの...」という考えから脱却し始めた
!!!....という風に観ることもできるわけです。だから,“しがらみ”が無くなり,どんどん自由な“
energy”が高まって来たのだと...。
ですからこういう視点で観ると,面白いことに,「何かを加えて真実に迫る」ことよりも,「何かを捨てることで真実に迫る」...ということがあるのだ
!!!,ということに気付かされるのです。「取得するのではなく,捨てれば新しいナニカが観えて来る」,「止めるのではなく,ズレて行けば,ズレは止る」...まさに“スキー”って,“禅問答”風で実に面白いですネ
!!! !(^^)!(*^^)v
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身体も大きいせいでしょうか,ダイナミックで自由なオーラを感じます。」
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「捨てる事がら」...これは各人で異なります。何を捨てるかに依って,一人ひとり固有の個性がより強調されて来ますから,そのスキーヤーが発する“自由なオーラ”も個別的で,それぞれに“美しい
!!!”のです。(*^^)v
“スキー”って,面白いですネ !!! !(^^)!(*^^)v
“T.N”さん,どうですか? コメントの最初に,「簡単ですが・・・」とありましたが,“T.N”さんが送ってくれたコメントから,このような展開が可能になり実現できたのですヨ
!!!。凄いでしょう?
この展開...“TOK”が一人で行なったのではなく,簡単かもしれないけれど“T.N”さんが送ってくれたコメントにある“energy”が含まれていて,その“energy”に“TOK”の“energy”が反応して出来上がったものなのです。
“TOK”の“inspiration”が“T.N”さんの“energy”に依って導かれた...ということです。
ありがとうございました !!!。 シーハイル !!! Schi
Heil !!!
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...ということで, Online Lesson
2010シーズンの第一回目が終了しました。
今日は“Online
Lesson '10-No,2”の発表です。今回のモデルさんは“Shino”さんです。
実は彼女...この夏 New Zealand
にお越しになり,“TOK”のプライベートレッスンを受講していただきました。そして,私もビックリする様な滑りの変遷を見せてくれたのです。その様子“Shino”さんの滑り (1.7MB)をぜひ皆さんにご覧いただき,これからのお役に立てていただければ...と思う次第です。
今回も,“TOK”から「何々についてのコメントをお願いします...」ということではなく,皆さんご自身が“Shino”さんの滑りから何を感じられ,何が心に残ったか?...ということを,みなさんご自信の言葉で語っていただきたいのです。
コメントの送り先はtok@jpski.comです。今回の受付締め切りは,3日後の「11/6」とさせていただきます。皆さんのご意見をお待ちいたしております。
☆ Thursday November 05
2009 晴れ (白馬 ) 46.6kg 8% |
白馬 11/05
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今朝も昨日ほどではありませんでしたが,「朝焼け」が見られました。
この朝焼け...時間的にはホンの僅かで,2〜3分ほどですが,現地にいるからこそ見れるんですネ
!!!
“TOK”の寝室から,窓越しに北アルプスが見えるので,本当に恵まれている
!!!...そう思います。
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“愛”を持って雪上に立つことほど「“心”豊かな“スキー”」...
これを実現させてくれるものは無い !!!
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今日は,昨日までの“Online
Lesson '10-No,1”を振り返ってみたいと思います。
今回の Online Lesson で多く出てきた言葉...それは“愛”でした。なんで“スキー”に“愛”が関係あるんだ
???...という感想をお持ちの方も多いと思います。ですが,私の経験からお話しすると,いろいろな感覚で“スキー”を味わい楽しむことができるけれど,この“愛”を持って雪上に立つことほど「“心”豊かな“スキー”」...これを実現させてくれるものは無い
!!!....そう思うのです。
皆さんに強制するわけではありませんが,一度この「“愛”のスキー」を経験していただければ,皆さん自身の“Ski
World”が,想像以上に広く,大きく,豊かなものであることがご理解いただけると思います。
!(^^)!(*^^)v
先ず,“KEI”さんへのコメントで...“Becky”さんの滑りが,「テールを横に振るもの」から「カービング要素のもの」へ変貌したその理由はどこにあるのか?...というコメントに対して,私が,『“Sound of Music
Turn”で,「雪の音を聞く」...ということに集中していただくのです。この作業も実は「雪を“愛”すること」そのものなのです。自分が与えられた斜面からの“sound”に集中するということは,斜面を“愛”し,雪を“愛”そうとすることなのです。自分の身体を“愛”し,与えられた雪の自然状況そのものを,在るがままに“愛”することなのです。つまり,そのまま素直に受け容れることです。ただその状況を“愛”そうとすれば,雪そのものがそれに必要な“energy”をスキーヤーに与えてくれます。あたかも,ぜんまい仕掛けの人形がネジを巻かれるかの様に...。』と述べています。
この時のレッスンで,“Becky”さんには,「雪を“愛”して...」とは話してこそいませんが,雪からの“音”の様々...つまり音色,トーン,リズムetc.などに集中するようにお願いしました。この様々を聞き分ける...という作業こそ,如何に雪を“愛”しているか?...ということに関係していると思うのです。“音”を聞き分けようとする時のその本人の“心”の持ち様が反映するからです。優しさを持って聞こうとする時と,聞こえるものなら聞かせてヨ
!!!...という姿勢で臨んだ時とでは,明らかに同じ音が聞こえていたとしても,違う音に聞こえるでしょう。“愛のenergy”...これを持って聞こうとする姿勢...これこそが雪の“energy”と見事な協和音を引き出す“秘密”なのです。(*^^)v
また,“take”さんへは...雪の上に立って,とにかく「“愛”を持って雪上を滑らせていただく...」という気持ちで何度も何度も滑ること...と書かせていただきました。自分では“愛”の意味が不明確...判らん...という気持ちで結構ですから,とにかく「“愛”を持って雪上を滑らせていただく...」という気持ちを大事に滑ってみるのです。すると,不思議なことに“心”が落ち着いてくるのが分ります。なぜか知らないけれど,いつの間にか雪の状況に関係なく,どんな斜面でも気持ちが穏やかになり,「静」の状態に居る自分に気付きます。そして,うまく滑れたとか,意識どおりにいったとかの感覚とはまた違った感覚で雪上を滑っている自分に気付く様になるのです。“心”穏やか,静か...という気持ちの持ち様が身体をリラックスさせてくれるのです。それが例え信じられない固いアイスバーンであったとしても...。
私はこの様な“心”穏やか,静か...な状態になれたことが,“Becky”さんの滑りを変えてくれたのだと信じています。“Becky”さんは,東洋的な「“心”の安寧」を“スキー”を通して垣間見られたのだと思います。(^
^)(^I^)
“愛”という言葉を頭に思い浮かべて雪の大自然に立ってみると,思わぬ“present”が皆さんに贈られるかもしれません。いや,多分ではなく,確実に何かが顕現する
!!!....そう思います。
☆ Friday November 06
2009 快晴 (白馬 ) 46.4kg 8% |
白馬 11/06
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今朝も,「朝焼け」が綺麗に見られました
!!!。ここのところ,連日朝焼けが綺麗です !!!。
白馬の日の出時刻が,今日は6:15でしたが,ご覧の映像の撮影は6:25でした。
あまりの美しさに,“TOK”はしばし口をポカーンと開けて見とれていました。ハッハハハ...(^ー^)
|
あの人の滑りはパワーが有るようには見えないけれど,ゆったりしていて,おおらか...。
安定していて,見ていて気持ちイイ
!!!
|
今日は“Becky”さんの滑りについて,“TOK”がその映像を見て感じたことをお話したいと思います。
“Becky”さんは,このビデオを撮影した二日前の8/29に1時間のプライベートレッスンを受講されています。滑りをチェックさせてもらったところ,やや“Do
Ski”的でスキー板を自ら振り回す滑り方です。上半身も動いてしまい安定性に欠ける滑りでした。そこでこの時は“オレンジ・ターン”で,“Let
Ski”の基本を学んでいただいたのです。これが功を奏し,特に“Drink
Juice Turn”で,圧の吸収までできるようになられたのです。
そしてその二日後,朝イチの滑走では,極端なアイスバーンの斜面に萎縮して泣き始めた“Becky”さんでしたが,その後のご案内のような過程を経て,ご自分で前向きに滑られる様になりました。
映像の“Before”に当たる最初の滑りは,レッスン開始後30分ほど経った時のものです。アイスバーンショックから抜け出したとは言え,まだ万全ではなく,以前のDo的スキーが顔をもたげています。つまり,自分自らの力を使って,極力早くスキーの向きを変えてしまおう...という意図が働いています。それが母子きゅう支点でテール横流れの滑りを生んでいるのですが,これはこれでイイとして,上半身と下半身の動きがバラバラになる欠点を持っています。ですから,バランスが乱れやすく,転倒につながりやすい要素を含んでいて,オフピステなどのシチュエーションでは応用が効きません。
つまり,前半の滑りは「“雪”からの情報,“energy”を感じて滑る」...という要素は見られず,全く自分の「独り善がり」的な滑り...と言っていいものです。“スキー”の楽しみ方...という視点からみれば,“雪と共に遊ぶ”...と要素はありません。“雪”との会話がありませんから,どことなく寂しくも見えます。
映像中間の“back”から撮った映像は“Sound of Music
Turn”のドリル練習時のものです。少しづつかかと支点になり始め,斜面移動距離も長くなっていることに気付かれると思います。その証拠に上半身のローテーション的運動が消え始め,スキーと身体全体が一緒になって斜面を移動するようになりました。
映像最後の滑りがレッスン最後の滑りです。約1時間のドリル練習を経て,角付けの切り替え時に「斜めの直滑降」さえ見れるようになりました。そして,谷回りが大きくなりました。コセコセした感じが無くなり,ゆったりした滑りに変身し始めています。スピードが自然に出るようになり,その結果,より“雪”からの“energy”をもらうことができるようになりました。つまり,“Becky”さんと“雪”の間に“energy”の反応が起こり始め,雪との会話,コミュニケーションができるようになったのです。“Do
Ski”から“Let
Ski”に移り始めたことを物語っています。
周りで見ている人からは,「あの人の滑りはパワーが有るようには見えないけれど,ゆったりしていて,おおらか...。安定していて,見ていて気持ちイイ
!!!」...という評価を受けることになるわけです。
スキーヤーとしての“Becky”さんは,理屈はどうでもいいから,“Sound
of Music
Turn”に集中して滑ることをこれからも続けることです。これに集中して滑って居れば,その内♪♪♪Listen
to the Music...Listen to the
Music.....♪♪♪の歌の歌詞が,いつの間にか自分なりの歌詞に変わって来ます。自分の“感性”が歌の歌詞を換えるように訴え掛けて来るのです。その歌詞は人それぞれですが,自分固有のImage
songができ始めるのです。こうなれば,もう自分でいろいろなイメージを作り出して行けます。自分で自分の滑りを開拓して行けるようになります。
この時も,レッスンのお仕舞いに,そのことをお話してお別れしたのでした...。
!(^^)!(*^^)v
“Becky”さん
!!!....また来シーズン,ぜひご一緒したいですネ
!!!。 シーハイル !!! Schi Heil !!!
☆ Saturday November 07
2009 快晴 (白馬 ) 47.0kg 7% |
白馬 11/07
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今日もイイ天気の,「白馬」です。ここ数日,本当に小春日和の良い天候が続いています。
この天気...明後日午後まで持ちそうですから,この週末も行楽には最高
!!!....ですネ !!!
この晴天の気圧配置が崩れると,いよいよ「西高東低」の冬型になる...そう思います。
私達の“Snow World”の季節到来です
!!!。 イェーーイ !!!
|
「貴方とご一緒に滑ってみたい
!!!」...と言われるほどの評価を受ける滑り...
それは決してパワー全快で雪を蹴散らす様な滑りばかりでは無かった
!!!
|
今日は“Online
Lesson... '10” の初回で“Shino”さんの滑りについて...
☆★☆ Lesson 2-1
“Online
Lesson... '10 No.2-1 のコメンテーター...トップバッターは...“Taka”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-1 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-1 “Taka”さんのコメント |
“Taka”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
“TOK”先生へ ご無沙汰しています。
白馬は里まで白くなったようですね。まだ僕は大阪ですが、一気にシーズンが待ち遠しくなって来ました。そんな時にはFSSのオンラインレッスンは最高の時間です!
今回はコメントの課題は無く、自由に感じたままと言う事なので、気軽にそのままをお伝えしたいと思います。
|
“Taka”さん,今シーズンもコメントありがとうございます
!!!
里まで来た雪はすでに溶けましたが,中旬から下旬に掛けてはまた降ると思います。(^ー^)
シーズンイン前のひと時...ビデオを見ながら“Snow
World”に思いを馳せるのもイイものですよネ !!!
|
前回もshinoさんの滑りについて、コメントをさせて頂きました。単刀直入に言えば、僕にとって彼女の滑りはとても引き付けられ、勉強になる部分があります。
まず第一に彼女の滑りから感じる印象は、トップクラスのアルペン選手が、レースやトレーニング前の滑り出しの最初の1本と言う感じがします。
天候や雪質の状況、スキーのチューニングとのマッチング、今日の体調、斜面のコンディション、そして滑りのポジションの確認と。これから全力で滑る為に必要なファクターをチェックしているようです。
どうスキーを操作しようとか、技術をどう見せようと言う気持ちが、スキーレッスン中だと思うのですが全く感じられません。それがトップクラスの選手達がアップする時の滑りを連想させます。全く雪や斜面に対して自分の思い込みが無く、ストレートで真摯な姿勢が感じられます。
|
“Taka”さんを惹きつける滑りの要素...一体何なんでしょうネ??。じっくり拝見したいと思います。(*^^)v
ウハァーッ !!!....いきなり「トップクラスのアルペン選手」のウォーミングアップ時の滑り...ですか? そりゃ凄ッごい
!!!。その日の調子を占う感じで,また「今日も良い感じで滑れますように
!!!」...と祈りながら滑り始める,その最初の一本と共通した要素を持っている...というのは,凄い評価ですネ
!!!
それがオフピステのみならず,レースの世界まで詳しく知って居られる“Taka”さんの口から聞ける
!!!....というところが素ッ晴らしい !!!
「これから全力で滑る為に必要なファクターをチェックしている」...そう言われてビデオを見直してみると,特にAfter映像の中にその感じがうかがえますネ
!!!。
“TOK”も常々思っているのですが,レースの世界でトップクラスになれる人のスキーイングには“感じる”という要素が見られる
!!!....ということです。感じよう...とするからこそ「自分の思い込み」や「気負い」が無く,「真摯な姿勢」が顕れてくるのですネ
!!!。
|
第二に彼女の滑りには、スキーを大切にしている気持ちが良く伝わって来ます。技術的に上手くなろうと言う気持ちより、スキー自体を楽しむ気持ちの方がより強いのを感じます。
また滑る事を粗末にせずとても丁寧な滑りで、それだけに滑りを誤魔化そうとする事が全く無いですね。僕は見ていてとても気持ちが良いです。
|
「上手くなろうと言う気持ちより、楽しむ気持ちの方がより強い」...Taka”さん仰る通りだと思います。私達スキーヤーはともすると,うまくなることだけが頭を占め,スキーが本来持っている「楽しみ」ということを忘れがちです。
ところが“Shino”さんの滑りには上手くなるための「気負い」や,無いものを作り出そうとする「切迫感」がありません。まさに“在るがまま”を在るがままに...という風に観えます。このことが“Taka”さんをして,「僕は見ていてとても気持ちが良いです」...というコメントを発せさせたのだと思います。人が他人の滑りを見て,「気持ちイイ」...と言ってくれるということは,そこになにか“オーラ”みたいなモノが在る
!!!...ということなのかも知れませんネ??。ハッハハハ...(^ー^)
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第三はスキー道具の特性が良く分かるだろうなと言う滑り。使う道具によって敏感に違いを感じ、スキー板やそれのチューン、ブーツ等を換えたなら、それを敏感に感じる事が出来るのではと言う気がします。
|
「道具の特性が良く分かるだろうな」...そうなんです
!!!。“フィーリングスキー”のトレーニングを重ね,“雪”との会話が出来るようになればなるほど,雪からの情報を伝えてくれる情報に敏感になって来ます。つまり,スキーヤーの“感性”が研ぎ澄まされ,“感受性”が豊かになって来るのです。ですから,スキー用具がまるで雪の情報をスキーヤーに伝えてくれる“sensor”として捉えられるようになるのです。
ですからこの“sensor”としてのスキー用具がどのような性能を持っているか?...ということが次第に判るようになるのです。つまり,“感性”の良いスキーヤーほど“Ski
tester”として活躍できるようになる...ということでもあります。(^ー^)
多分“Shino”さんが,“Taka”さんがビジネスにされておられる“Ultimated
Grip”チューンをした板を履かれれば,その違いが判ると思います。それほど“Shino”さんの滑りが“洗練”されて来た...ということでもあります。
!(^^)!(*^^)v
|
第四は今後のshinoさんに興味津々です。昨年もコメントさせて頂きましたが、今回もVTRを拝見し、やはりshinoさんの滑りは興味が沸いてきます。一緒に滑ってみたいスキーヤーの一人であると改めて思いました。どんな気持ちで滑っておられるのか、ご本人に直接にお伺いしたいと思いました。 “Taka”
|
「shinoさんの滑りは興味が沸いてきます」...“Shino”さん
!!!....八方の“達人”の“Taka”さんに,ラブコールを送られるほどの滑りだということですヨ
!!! 素ッ晴らしい !!!
世の中に多くのスキーヤーが居られる中で,技術レベルが明らかに高い人から,「貴方とご一緒に滑ってみたい
!!!」...と言われるほどの評価を受ける滑り...それは決してパワー全快で雪を蹴散らす様な滑りばかりでは無かった
!!!...ということです。他人に“感動”を与えられる滑りというものは,技術レベルに関係無いのかも知れません。
“Feeling Ski School”
は“フィーリングスキー”をとおして,その様なスキーの啓蒙を続けて行きたいと思っております。
これに関係して,FSSのスタッフ...“しろくま”さんのブログの中に,興味を引く記事へのリンクが張られておりました。二番目のリンクです。興味ある方はご覧下さい。(*^^)v
今回は“Shino”さんがモデルですので,「どんな気持ちで滑っておられるのか」...伺ってみたいと思います。どんな回答が寄せられるか...楽しみですネ
!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
|
☆ Sunday November 08
2009 晴れ (白馬 ) 47.2kg 7% |
白馬 11/08
|
今日の日曜日...朝の内は晴れ間が出ていて,イイ天気でした
!!!
9時ころから雲が広がり始め,陽の光は少なくなりました...。(-_-;)
でも,11/4からここ連続五日間...素晴らしい「朝焼け」が見れました
!!!。こういうことも珍しい !!!....そう思います。
連日の朝焼けに“感動”しきりの“TOK”でした
!!!。
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焦らずに待つ...在るがままに身を任せる...といった,精神的落ち着きや修養が要求される
|
今日は“Online
Lesson... '10” の二回目“Saka”さんのコメントです。
☆★☆ Lesson 2-2
“Online
Lesson... '10 No.2-2 ...今日のコメンテーターは...“Saka”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-2 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-2 “Saka”さんのコメント |
Saka”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
今年1月中旬に初めてレッスンに参加させていただいた「Sakaさん」です。人の滑りにコメントを言える力はありませんが(他の方々の様に色々言える力がないので短いコメントになります)、自分の向上のために勝手ながらコメントさせていただきます。
Beforeでは、曲げるぞという意識が伝わってきます。曲がり易い谷合いのコースでも感じられるのでAfterのような斜面ではもっと力が入っていることでしょう。
上半身から次の谷足への力の入り具合と上半身からでてる行くぞという気持ちがそれを感じさせます。
|
“Saka”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!(^I^)。 お元気でしたか?(^ ^)(^I^)
Online Lesson
の目的は「他人の滑りを評価すること」ではなく,「他人の滑りから何を学ぶか?」...ということですので,どなたでもご参加できるのですヨ
!!!。
確かに“Shino”さんの心の中に,「曲げるぞという意識」...これが在るみたいですネ
!!!。“Saka”さん仰るように,「〜するぞ
!!!」という意識があると,それは「雪への働き掛け」という運動,つまり,自ら脚を伸ばしたり縮めたりするといった,“重心”から外向きの力を作ろうとする運動が現れてしまうのです。身体全体が緊張し,「力が入った」滑りになってしまします。
“Saka”さんが,「曲がり易い谷合いのコース」と,お気付きのように,実はBefore映像の斜面は,“TOK”が意図して選んだ,コンケーブ状(凹状)の斜面でのトレーニングでした。このような斜面では,「∞ターン」同様ターン山回りでスピードを落としてしまったり,谷回りでターンを急ぎ過ぎたりすると,雪面コンタクトがうまく行なわれず,ターンもスムーズに行なえません。映像でお判りのように,スピードが減速しすぎて,雪の抵抗を受け続けることができず,ターンが行なわれないため,シュテム状にスキーを開いてのターンになってしまいます。
常に「雪面コンタクト」に意識を集中し,“雪”からどのような“energy”がやって来ているか?...ということに集中して行けば,山回りでのブレーキ操作は無くなりますから身体の中にエネルギーを蓄積することが可能になります。谷回りでは,その斜面がコンケーブだろうがコンベックスだろうが,その身体にたまったエネルギーを素直に“開放”して行けば良いだけのことです。
|
一方Afterでは、力みが消え自然に曲がっているという印象です。本人はきっと「何もしないのに曲がってくれる、こりゃ楽だし楽しいワ」と感じている? ゆっくりとした(ように見える?)動作により、ギュッ、ギュッ、といった見ていても又本人も力の入った滑りから解放され流れるような滑りに見えます。
私の好きな言葉のフライングバードにより、圧から解放されたスキーが自然に曲がっていくのを待つ?事ができ自然に谷回りに入り、圧がかかってきたスキーは勝手に走り山周りへ誘ってくれる。勿論鳥が飛び立つ方向や速さなどを先生の言う通りにできないと上手くいかないでしょうが、「Shihoさん」の能力がそれを実行させ、谷回りへ入り方の変化が全てを変えているように思います。
|
確かにAfterでは“Shino”さんの滑りに「力みが消え」ていますネ
!!!。そして動作そのものも「ゆっくり」し,「流れるような滑り」に変わっています。
では,この「力み」...どうやったら消えたのか?...ということになります。この日のレッスンでは“水面フラットイメージ”とターン山回りでの“ありがとうターン”,そして“Starting
Point”を意識した滑りでした。どのイメージの滑りも「雪からの“energy”と同調するつもりで滑る」...ということを基本としました。
この時は“Flying
Bird”ターンは練習していませんが,“Saka”さんの仰るイメージでも,同じ様な結果が得られたと思います。(^ー^)
|
スキーが自然に動いて谷回りに入ってくれるのを待つ、この“待つ”と言う事ができているので滑りが変わったのだと思います。待つは気持ちのゆとりが必要で、急がない(力が入る)ことから自然な動きになり落下を利用した力のいらない楽しいスキーに繋がっていくのだと思います。
スキーも上手くなく、かつ、たった一回レッスンに参加させて戴いただけでコメント投稿するという暴挙に出ましたが、皆様の温かい目でこの爺さんを許してあげて下さい。
|
「スキーが自然に動いて谷回りに入ってくれるのを待つ」...この意味は,山回りで身体の中にエネルギーを蓄積し,谷回りでそのエネルギーを素直に“開放”して行けば良い...という局面を仰っておられるのですが,その通りです
!!!。ここで“Saka”さんが強調されておられるように,谷回りでは「“待つ”と言う事ができている」ことが必須で,しかもそのことのためには,「気持ちのゆとりが必要」なのです。
つまり,「焦らずに待つ...在るがままに身を任せる...といった,精神的落ち着きや修養が要求される」...ということです。
いやいや“Saka”さん...「ご自分がどう感じるか?」ということは,スキーの経験や技術レベルに関係在りませんヨ
!!!。特に“フィーリングスキー”ではそうです。
今回“Saka”さんが“Shino”さんの滑りを見られて,お感じになったこと,これはキット“Saka”さんのこれからのスキーライフに役立つ...そう確信しています。
コメントありがとうございました。
シーハイル !!! Schi Heil !!!
|
☆ Monday November 09
2009 晴れ⇒曇り (白馬 ) 47.8kg 6% |
白馬 11/09
|
今朝もご覧様な「朝焼け」が見れました
!!!。
ここのところ,まとまった雨...がありません。少し「雨」が有ってもイイかな?...と思うほどです。
昨日,この冬のレッスン用ユニフォームを新調しました。さてどんなユニフォームでしょうか? 後日,また皆さんにご紹介したいと思います。皆さんも冬の準備,着々と進んでいますか?
“TOK”の「2010シーズンレッスン予定」...あと,一週間ほどお待ちください...。(-_-;)
|
「雪」が勝つでもなく,「スキーヤー」が勝つのでもない。
互いが互いの“energy”を感じあい,その“愛”に応え合う...というイメージ
|
今日は“Online
Lesson... '10” の三回目“T.N”さんのコメントです。
☆★☆ Lesson 2-3
“Online
Lesson... '10 No.2-3 ...今日のコメンテーターは...“T.N”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-3 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-2 “T.N”さんのコメント |
“T.N”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
こんばんは。今回も,感じたままを送ります。よろしくお願いします。
Shino さんは,もともと圧の吸収が,大変上手な方だと思います。このbeforeの映像でも,それがうかがえます。
ただ,beforeでは,せっかくたまった圧が解放される前に,「回そう」という意識が働いていたのでしょう。前へ進み続ければ,雪が回してくれるのに,それを待たずに,早くスキーをフォールラインに向けようとして,しかもボウル(お椀)状の斜面であることも手伝って,そこで運動がストップしてしまっています。次へとつながらないので,仕方なく少し外スキーをシュテムぎみにして,回しているのだと思います。
|
“T.N”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!(^I^)。
一昨年までのレッスンで“Juice drink
turn”や“チャクラ・ターン”,“階段イメージ・ターン”などを練習しましたから,山回りで「圧を吸収する」...ということについては,かなり身に付けられて居られたと思います。
Before映像ですが,どうしてこの斜面で詰まってしまったか?...という理由として,“T.N”さんは「「回そう」という意識が働いていた」...とコメントされていますが,その通りだと思います。ただ,谷回りでは「雪が回してくれる」要素よりも,その前段の山回りで,身体に蓄積されたエネルギーが,「解放される」ことの方が大きい...と思います。谷回りで雪の抵抗を得ることを求めてしまうと,“重心”とスキー板が離れていく局面だけに,“Do
Ski”になりがちなのです。
|
これに対し,after の映像は,圧がたまったあと,次のスタートポイントへ向かって,斜めの階段をゆっくり降りて行きながら,エネルギーを解放しているようにみえます。
結果的に谷回りが長くなって,きれいな丸いターン弧になっています。一連の流れがスムーズになって,しかも,エッジが立たず,常に水面フラットの状態で滑っているのもいいですネ・・・。惚れ惚れとしてしまいます。こんな滑りができたらいいな〜って・・・
とにかく,雪との対話が素晴らしいです! 雪とのエネルギーのやりとりが見事で,流れるような,とてもエレガントで,無駄のない,素直な滑りになっていると思います。
たった一日で,これだけ変わるとは,本当に素晴らしいです!! これも,TOK先生の唱えている
“愛”をもって雪上に立った結果なのでしょうか・・・!?!?!?
|
Afterでは,確かにターンを急いでいる様子は見られませんネ。谷回り方向にスキーの方向を向けて行こうとする気持ちが無い様にさえ見えます。これが「自然な圧(エネルギー)の解放」なのです。そのエネルギーはその前の山回りで蓄積されたものであるのは当然のことです。
かの彫刻家...岡本太郎はこの谷回りのターンをして,「“スキー”は爆発だ
!!!」...と述べたとか,述べないとか...。また, New
Zealand では多くの方がこの局面で“I feel free
here!!!”と仰います。そしてこの“free”感が“スキー”の面白さのひとつであることにも気付かれます。ですから,ハイスピードでガンガン滑るだけでなく,ゆっくり滑る“フィーリングスキー”で“自由”を感じる楽しみに浸ることができるのです。
これが「雪との対話」を楽しむひとつの方法だと思います。「雪」が勝つでもなく,「スキーヤー」が勝つのでもない。互いが互いの“energy”を感じあい,その“愛”に応え合う...というイメージさえ沸いて来ます。
この日,レッスンした内容は,“水面フラットイメージ”とターン山回りでの“ありがとうターン”,そして“Starting
Point”を意識した滑り...この三つでしたが, Coronet
Peak の広い斜面, New Zealand
で“スキー”を楽しんでいるんだ
!!!....という開放感,抗えば抗うほどコントロールできなくなるアイスバーン...これらが相互に作用して,このような素晴らしい滑りを“Shino”さんに“present”として“Something
Great”がお与えになったのだと思います。
言葉を換えて言えば,「“愛”をもって雪上に立った結果」...と言うこともできると思います。
|
見れば観るほど,雪と一体になって落ちてくる滑りが,雪と見事にマッチングしている滑りが,何ともいえない調和をかもし出していて,感動せずにはいらせません。これもきっと,この映像から “愛”のエネルギーを受け取っている,ということなのでしょうね・・・
|
「見れば観るほど,雪と一体になって落ちてくる滑りが,雪と見事にマッチングしている」...。ですから何度繰り返し見ていても飽きることがありません。むしろ“T.N”さんが仰るように「感動せずにはいられない」...という気持ちになります。そして,「感動」し「滑りに魅入ってしまう」...というのは,「“愛”のエネルギーを受け取っている」ということの証拠なのだと思います。
“Shino”さんのAfterの滑りから我々は“癒し効果”を受けているのです。だから「幸せ気分」になれるのです。
シーハイル !!! Schi Heil !!!
|
☆ Tuesday November 10
2009 晴れ (白馬 ) 48.4kg 5% |
白馬 11/10
|
今朝も昨日の朝焼けに劣らないほどの綺麗な「朝焼け」が見れました
!!!。
でも,毎日同じ様な「朝焼け」の写真も味気がありません...ネ??。
今日は少し陽が高くなった時の写真を載せることにしましょう。(^ー^)
|
「体力に恵まれていなくても」,「技術レベルがそれほどでなくても」...
他人に“癒し”を与えられるような滑り...その域に達して欲しい
!!!
|
今日は“Online
Lesson... '10”No.2 の四回目“Mika”さんのコメントです。
☆★☆ Lesson 2-4
“Online
Lesson... '10 No.2-4 ...今日のコメンテーターは...“Mika”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-4 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-4 “Mika”さんのコメント |
“Mika”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、こんにちは!
Topページの写真の八方尾根上部にもいよいよ白いものが…。さて、Shinoさんの滑りを見て感じたことを述べさせていただきます。
Before
①コンケーヴの斜面でしょうか?楽しかったニセコを思い出しました。
②おっかなびっくり滑っている感じ。
③やや慎重に感じる。
|
“Mika”さん,こんにちは! ご結婚おめでとうございます
!!!せっかくお招き頂いたのですが,どうしても参列できませんでした。でも“TOK”の魂は式場の上からしっかりお二人の幸せシーンを拝見していましたヨ
!!! (^ ^)(^I^)
そうです。 Coronet Peak
にはこの様な“concave”の斜面のみならず,“convex”や“うねり斜面”が結構あるので,楽しく“スキー”ができます。
“concave”の斜面では,角付けの切り替え局面が一番の「底」なので,この「底」で滑走スピードが無くなってしまうと次のターンにうまく入って行くことができません。ですから「山回りでブレーキを掛けるクセがある人」や「C字ターン」から抜き切れない人には絶好のトレーニングバーンになるのです。つまり,「∞ターン」と同じ様な練習ができます。
“Shino”さんも,C字ターンからS字ターンに脱皮するためのドリルをここで行なったのですが,身体がイマイチ付いて行けていませんネ??。
|
After
①同じ身体なのに、Afterのほうが数段大きく見えます。
②とにかくノビノビ生き生きしているよう。
③山回りから谷回りで、鳥が大きく羽ばたいているような感じ。
④Shinoさんが滑っている様子が雄大(そうな)スキー場と調和している。
あたかもスキー場自体が、Shinoさんの滑りを喜んで受け入れているように見えます。
|
こと“スキー”に限らず何ごとも,堂々と自信を持って行なっている人の行動は,「大きく見えます」ネ
!!!。多分“Shino”さんは,「雪からの情報に意識を集中させていた
!!!」...ということに尽きるように思えます。うまく...とか,気持ち良く...とか,ああいう風に...とかいう意識は捨て,とにかくコミュニケーションをしっかり取る...ということに...。
その結果として“顕現”した滑りが「大きく」であり,「ノビノビ生き生き」であり,「鳥が大きく羽ばたいて」...なのだと思います。「アア滑ろう」とか,「コウ滑ろう」...ということではなく,“cause
and
result”の“cause”として,あるイメージを持って雪からの情報とうまく反応しよう...という気持ちが,自分でも信じられない,活きいき伸びのびした滑りを“result”として“顕現”させてくれたのです。つまり“Shino”さんの潜在的な能力が引き出された...ということです。“Shino”さんご自分が,持っていた「宝物」を発見した
!!!....ということなのです。期待も,予想もしなかった素晴らしい滑りが顕れてしまった
!!!...ということです。
ですから,“Mika”さんが感じられたように,「滑っている様子がスキー場と調和し、スキー場自体がShinoさんの滑りを喜んで受け入れている」風に観えるのです。
|
以上です。
とにかく、思い浮かんだことは“雄大”という言葉。滑りもスキー場も“雄大”で、スキーヤーと自然が見事に調和しています。
少々忙しい自分にはとても爽快な映像に移りました。これは前回、takeさんが述べていたように、自分の今の精神状態が、Shinoさんの滑りを見て感じたことに投影されている...という風に実感しております(^_^;)
“Mika”
|
「滑りもスキー場も“雄大”で、スキーヤーと自然が見事に調和しています」...ということは,人としての身体の使われ方にも無理が無く,完全に自然に溶け込んでいる...ということですネ??。“Shino”さんご自身が,自然の一部になっているような感じ...と言ってもいいかもしれません。
「爽快な映像」...という風に感じ取っていただけた...ということは,「“Shino”さんの滑りが“癒し”の効果を“Mika”さんに与えられた
!!!」...ということでもあると思います。
そうなんです
!!! 私が皆さんに目指して欲しい滑り...それは「体力に恵まれていなくても」,「技術レベルがそれほどでなくても」...他人に“癒し”を与えられるような滑り...その域に達して欲しい
!!!....ということです。
“Shino”さんには失礼な言い方になってしまいますが,彼女は決して“スキー”経験が多いわけではありませんし,体力的にも技術的にも超上級...というわけではありません。でもこれだけ多くの方に“感動”を与えられる“滑り”が可能なのです。
皆さんにも必ずできます
!!!。多くの方に“感動”を与えられる滑りが...。
皆さん個々の“潜在的個性”を引き出しさえすればイイのですから
!!!。 !(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆ Wednesday November 11
2009 雨 (白馬 ) 49.2kg 5% |
白馬 11/11
|
今日は久しぶりの「雨」です。草木はもうほとんど「水分」を必要としては居ないでしょうが,少し感想気味の「白馬の里」も,これで「しっとり感」が戻った感じです。(*^^)v
北海道では「雪」マークが出ていますが,ここ信州は雪にはなりそうもありません。
|
「圧のやり取り」に想いが行くことこそが,滑りをスムーズにしてくれる最大のポイント
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今日は“Online
Lesson... '10”No.2 の五回目で“KEI”さんのコメントです。
☆★☆ Lesson 2-5
“Online
Lesson... '10 No.2-5 ...今日のコメンテーターは...“KEI”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-5 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-5 “KEI”さんのコメント |
“KEI”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
こんばんは。KEIです。
コメント掲示板にも書きましたが、自分自身への至らなさを痛感しています。ですが、懲りずに感想を書かせていただきます ^^;
|
“KEI”さん,こんにちは! 今回もコメント...ありがとうございます
!!! (^I^)
掲示板への書き込みの件ですが,「自分自身への至らなさを痛感」...などと仰らないでください。この
Online Lesson
は,あくまでご自分の“磨き砂”として活用いただくのが目的です。他人に自分の主張をしたり,他人から自分のコメントに対する評価を得るためのものではありません。ですから,至らなさを恥じる...などと言う必要は,どこにもありません。(^ー^)
|
映像全体を通して拝見した第一印象は、「楽しそうだなぁ〜っ! ^^ 」でした。きっと、地球(雪)と喧嘩することなく、非常に丁寧に滑っておられるからでしょうね! 足裏で雪から伝わってくる圧(energy)を、素直に感じ取ろうとされていて、雪と板と身体が一体にとなっておられるという印象を受けました。
なんかShinoさんの性格が滑りに現れているのではないか?と感じました。
|
“KEI”さんが仰るとおり,ホントに「楽しそうだなぁ〜っ! ^^
」...という気がしますネ
!!!。これまでコメントをお寄せくださった方,皆さんがそう感じておられるようです。
そう観えるのはどうしてなんでしょうね?。 その理由こそが「雪と板と身体が一体」...ということだと思います。まさに“KEI”さんが仰るとおり
!!!....です。(*^^)v
もちろん根本的には,「Shinoさんの性格」そのものが,滑りに反映されているのだと思います。(^ー^)
|
Beforは、「地球に引かれて ∞ターン」のイメージで滑っておられるような印象を受けました。荒踏み斜面で、ほんの少しですが、“探る”意識が恐る恐るという印象を受けますが、実に丁寧に足裏で探っておられますね。
|
昨日の“Mika”さんのコメントでもお話しましたが,斜面状況が“凹状”でしたので,結果として“KEI”さんが仰るように,「 ∞ターン」と同じトレーニング効果が得られました。 「角付けの切り替え局面から,それ以降へのつながりをどうするか?」...つまり「C字ターン」から「S字ターン」への移行...ということを練習するには絶好のトレーニングバーンと言えます。
このBeforeの段階では,まだ“Shino”さんはターン山回りで,「ブレーキ操作」をしてしまっていました。そのためエネルギーの蓄積ができず,スピードも失速気味になって,しどろもどろな滑りになってしまいました。(-_-;)
|
Afterでは、踵支点がはっきり出ていて、地球に優しい圧のやり取りが観られます。これが、TOK先生が言われる「愛」なんでしょうね。お世辞抜きで、すばらしいです。
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仰るように,Afterでは,「地球に優しい圧のやり取り」が行なわれるようになりました。この「圧のやり取り」に想いが行くことこそが,滑りをスムーズにしてくれる最大のポイントだと私は思っています。
この「やり取り」を「“愛”イメージ」で行なうのか?...それとも「“チャクラ”イメージ」で行なうのか?...はたまた「“知応”イメージ」で行なうのか?...その選択はスキーヤー自身に任されているのです。(^ー^)
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以下は、蛇足で恐縮です。
私の想像ですが…。Shinoさんご本人は、もしかすると右ターン(左外足)が苦手だと感じておられるのでは?と思うのですがどうでしょう?
でも…私は、Shinoさんの右ターンのほうが好きです!
その理由は、“LET”そのもので、とても素直で、雪に対して優しさが伝わってくる滑りだからです!!! v^^
TOK先生を始め、読者の皆さんはどう思われますか?
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ウーム...どうなんでしょう?ねぇー
??? “Shino”さんにお聞きしてみないとなんとも言えませんが...。ただ言えることは,右ターンと左ターン...ほとんどのスキーヤーがその滑りは違う...ということです。人間の身体の特徴...右利きか左利きか?...ということとも関係しているようですが...。どちらがシックリ来るか? 実はC字ターンをしている時と,S字ターンをしている時とではそれが逆のことが多いようです。
“TOK”がどう思うか?...この回答は後日行なうことにしましょう。その前に読者の皆さんがどう思うか?...それぞれのご感想を大切にしたいと思います。
“KEI”さん...コメントありがとうございました。
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☆ Thursday November 12
2009 曇り (白馬 ) 50.0kg 5% |
白馬 11/12
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今日は「曇り」の白馬です。これから次第に天気が回復し,「晴天」になるようですが...。
9時現在,まだ青空が天空の10/1を満たしていません...。なので,「曇り」です。
時おり雲が薄くなったり濃くなったり...これを繰り返しています。
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“Let
Ski”と“Do Ski”は明らかに違う要素だ !!!
....ということに気付かれれば,問題は解決する
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今日は“Online
Lesson... '10”の前にひと言...。
まことに個人的なことではありますが,「教師日記」の日付の所に,“TOK”の体重を記載しております。“PEG”手術後,“TOK”がどの様に回復して行っているか?...ということの指標のひとつとして毎朝計測した体重と皮下脂肪率を載せています。その体重...今朝ようやく50kgに戻しました
!!!。(*^^)v 10/6依頼...実に一ヶ月と六日ぶりの50キロ台への復帰です。少しづつではありますが,冬のシーズンインに向けて明るい兆しが見えて来ました
!!!。イェーーイ
!!! これもひとえに皆さんの“祈り”が“Something
Great”に通じたからだと感謝しております。皆さん
!!!....ありがとうございます !!! (^I^)
******************************
☆★☆ Lesson 2-6
“Online
Lesson... '10 No.2-6 ...今日のコメンテーターは...“D.Z”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-6 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-6 “D.Z”さんのコメント |
“D.Z”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、こんばんわ。“D.Z”です。早速コメントを....。
①Beforeの滑りはボウルの縁で失速ぎみでバランスの保持に苦労されている感じ。山回りに入って行き難そう。
②Shinoさんの滑りには、自分の滑りには無いものがある。ターン弧が丸い。ターン前半でのバランスが良い。安定感がある。
特に②〜③の位置で安定している。ありのまま斜面を流れている感じがする。
しかし、何もしていない滑りではない。また、意識的にスキッドさせて滑っている感じでもない。Shinoさんの滑りと自分の滑りの違いはなんだろうか?
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“D.Z”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!。
①“Do
Ski”的にスキー板そのものを操作しよう...という意識がある時に,この様な「失速ぎみ」なターンが表れる事が良くあります。“Let
Ski”ではほとんど見られなくなります。
②“D.Z”さんが,「“Shino”さんの滑りには、自分の滑りには無いものがある」...とハッキリ断言されているのは,ある意味で凄いことです。それは“D.N”さんがご自分の滑りを客観的に観ることができている
!!!....ということの証拠ですから...。そして,ご自分の滑りには無い要素に想いが行く...ということがご自分の滑りを変えることになるのです。...実は。
そのポイントが「弧が丸い」ことと「ターン前半のバランスの良さ」なのですネ??。
Afterの滑りで,山回りが安定していて,「斜面を流れている感じがする」...と感想を述べられていますが,その様に観える滑りの要素は何なんでしょうネ??。皆さんは何だと思われますか? ここで“Shino”さんの滑りを今一度ご覧いただいて,そのポイントを皆さんなりに探ってみてください。 ....................。
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③なぜ安定して見えるのか?→スキーの動きが急激過ぎないから。スキーの動きが、重心の移動距離に比例して適度な動きだから安定して見えるのでは?サウンドを意識されたのだろうか?
④では、なぜサウンドを意識するとありのままに流れるような滑りになるのか?→なんでだろう?!それが理解できれば苦労はない。
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③“D.Z”さんはその答えを...斜面の「移動距離に比例した運動」...という風に結論づけられたようですが...。皆さんはどうですか?
...答えを「運動の種類」,あるいは「身体の使い方,使われ方」...といったフォームやモーションで説明しようとすると,その答えは無数に出てきます。しかもそのフォームやモーションはスキーヤー個々に依っても異なり,それぞれの答えががそれぞれ正しい...ということにもなります。(^ー^)
④“D.Z”さんは,「サウンド」...つまり“Sound
of Music
Turn”イメージが,“Shino”さんの滑にの安定性をもたらすに至った基本イメージだと推論されております。
確かに“Sound of Music
Turn”をイメージして滑っても“Shino”さんのような自然体の滑りになられると思います。ですが,それ以外のイメージでも同じ様な「雪との一体感溢れる滑り」...になることは可能です。
ですから,もしその核心を突く答えは何か?...と聞かれれば,それは“Do
Ski”か“Let
Ski”か?...ということだと私は思っております。しかも,“Do
Ski”から徐々に“Let
Ski”になって行った...という風に皆さんは思われるかもしれませんが,私はそれは違う
!!!....と思っています。徐々に変わったのではなく,一気に変わったのです。それは「変化」と「変容」の違いです。
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⑤苦労は磨き砂か・・・?
正直な所、Shinoさんの滑りよりも、見比べた自分の滑りが不思議です・・・。
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「変化」と「変容」の違い...どういうことかと言うと,“Do
Ski”をいくら洗練させていっても,“Let
Ski”にはならない
!!!....ということです。基本的な考え方...これを変えないと“Let
Ski”にはならないのです。
“Do
Ski”は“重心”を中心に力が外向きに働く要素なのですが,それに対して“Let
Ski”は,“重心”を中心に力が内向きに働く要素です。「外」と「内」の明確な違いがあるのです。ですから,“内向きの力”...雪からスキーヤーにやってくる“energy”...これに気付き,これを習得するのが大事になるのです。でも,これはいくら「外向きの力」のコントロールがうまく行くようになっても習得はできません。
「変化」...が,徐々にものごとの様相が変わって行くことだとすれば,「変容」は一気にその様相が変わることだと“TOK”は思っています。この観点からすれば,「変容」が求められるのです。根本的な滑りの質が違う
!!!....ということに気付くことです。
その「変容」のために有効な手段...それが「“愛”のターン」とか,“チャクラ・ターン”とか“Sound
of Music Turn”などの“Let
Ski”イメージなのです。そして大事なことは,これらのイメージが決して“Do
Ski”では味わえない要素だということに気付くことです。
結構お滑りになる“D.Z”さんが,「見比べた自分の滑りが不思議」...と仰っていますが,“Let
Ski”と“Do Ski”は明らかに違う要素だ
!!!....ということに気付かれれば,問題は解決すると思います。(^
^)(^I^)
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☆ Friday November 13
2009 曇り (白馬 ) 50.2kg 5% |
白馬 11/13
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今日は少し肌寒くなった「白馬」です。でも...雪が来るほどの寒さではありませんが...。
明日は小雨が一日降り続くようです。そして週間天気予報では,来週の水曜日...18日頃にだそうです。
どことなく,雪が待ち遠しいこの頃です。(^
^)(^I^)
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“体”で滑っている時と,“心”で滑っている時とで,本当にその滑りに差が出てきます
|
今日は“Online
Lesson... '10”...“Aoki”さんのコメントです。(^
^)(^I^)
☆★☆ Lesson 2-7
“Online
Lesson... '10 No.2-7 ...今日のコメンテーターは...“Aoki”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-7 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-6 “Aoki”さんのコメント |
“Aoki”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
“Aoki”です。
他ならぬShinoさんの映像を見ての感想を、感覚的に書かせてください。
Beforeでは、シーズン初め(?)のせいか、自分で板を扱おうとする感じがありありです。体もそれにともなって力んでいる感じです。曲げようと、意志の力が働いていると思います。
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“Aoki”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!
“Shino”さんとご一緒にレッスンを受ける機会が多かったですから,コメントもひと味違っているようですネ??。ハッハハハ...(^ー^)
この映像...Take1〜Take3は,今年の7月25日のプライベートレッスンで撮ったものです。ですから,一日の初め,昼時...そして午後三時ころ...という変遷の様子でもあります。この様な“凹状”斜面が日本では,あまりありませんので,“Shino”さんにとっては
Canada
以来の体験だったと思います。ですから,それに慣れるまで苦労しておられました。
“Aoki”さんが仰るとおり,「自分で板を扱おう」としているのです。つまり“Do
Ski”を...しようとしているので,「体もそれにともなって力んでいる」のです。
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Take2では、もう自分というものは影をひそめ、雪の上を落ちるに任せて移動しているという感覚でしょうか。ターン後半の板の走り方は思わず画面に吸い寄せられます。でも、もしかしたら意識が下半身に執着しているかな?
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明らかにTake1とは違っていますネ
!!!。“Aoki”さんが仰る様に,「自分というものが影をひそめ」たと言ってもいいでしょう。つまり“Ego”が消えたと...。これも面白い考え方ですネ
!!!。“Ego”が消えた!!!...。“Aoki”さん,このフレーズいただきます
!!!。(^ー^)
“Ego”が消え,“Shino”さんの“energy”と雪の“energy”が反応しあって,“new
energy”...“素”の滑りが顕れたのだと思います。それが見る人をして,「思わず画面に吸い寄せられます」という状態を作ったのでしょう。
確かによく見れば,山回りで幾分「円弧を作ろう...」という意識が働いているようにも観えますネ??。本当に微妙ですが...。でもそれだけ微妙な違いを見分ける“感性”が“Aoki”さんにある...というのも凄いことです。恐れ入りました...。
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Take3は、すっかり自由な感じです。体でなく、心で滑っているように見えます。一見Take2の方が見栄えはきれいなのですが、上半身のリラックス度が違うと思います。体全体が喜んでいる感じです。NZの喜びが伝わってくるようです。
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「体でなく、心で滑っている」...イイ表現ですネ
!!!。私もそう思います。でも人間の身体って凄いですネ
!!! “体”で滑っている時と,“心”で滑っている時とで,本当にその滑りに差が出てきますから...。“Aoki”さんはバイオリンの先生ですから,“感性”に鋭く,違いを見分ける能力が素晴らしいのですが,皆さんも“フィーリングスキー”に習熟されれば,同じ様に微妙な違いを見分けることができる様になります。“TOK”が保障します。何を隠そう...“TOK”自身が,若い頃の「がさつ人間」から今の状況に成れたのですから...。ハッハハハ...(^ー^)
それには何度も話していますが,“feel
in”...“感じる”ということを,常に意識した生活を送ることです。“考える”ことではなく,“感じる”...ということです。すると日常生活そのものも“切迫感”や“焦り”が消え,“潤い”が出てくるように思います。(*^^)v
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こんな短い映像でも、他人に喜びを伝えられるものだと、Shinoさんと“TOK”さんに脱帽!
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時間の長短に関係なく,自然と共生できているスキーヤーはある種の“energy”...それを私は敢えて“aura”と呼んでいますが...を発しています。技術の上手い下手とも関係ありません。ある種,独特の“雰囲気”があるのです。これこそが,雪の空間とスキーヤーのエネルギーが,あたかもダンスをするがごとく,反応し合っている“energy”なのではないか?...そう思っています。
私は,皆さんの映像をお撮りする時,もちろん技術的特長も押さえ様としますが,それ以上にそのスキーヤーの持つ“aura”...ダンスをしている様を撮り込もうと思っています。もちろん編集の時も,その“aura”が生きる様に編集しています。もし皆さんも“Aoki”さんと同じ様に,“TOK”が提供する映像から,「心がほのぼのとするナニか」を感じられるとしたら,それは“TOK”の努力が皆さんに伝わっている...ということの証拠でもあり,本当にうれしいことです。
!(^^)!(*^^)v
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で、われわれのVideoっていうのは無かったのでしたっけ? オッキーのVideoに入っているだけかな? もしあったら見たいです。
毎日今年のキャンプ予定を楽しみに待っている、“Aoki”でした。
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今年の
New Zealand
では,Okkyが撮ってくれたビデオだけです。...がこれを編集し終えましたので,直ぐにお送りいたします。遅れに遅れて本当に申し訳ありませんでした...。(-_-;)
今年のキャンプ予定...そろそろまとまってきましたので,近々皆さんにお知らせいたします。尚,jpSKI.com
会員の方には今日付けで e-mail
を送らせて頂きましたので,ご確認ください。
では今年も良いシーズンになりますように !!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆ Saturday November 14
2009 曇り (白馬 ) 50.6kg 5% |
白馬 11/14
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今日の土曜日...朝方は「小雨」が降っていましたが,昼近くになって薄日が射す「曇り」になりました。
Whistler Blackcomb から届いたNewsに依ると,
スキー場が今日...14日からOpen !!!だそうです。
日本は「エルニーニョ」の影響があり,今シーズンは降雪が少ないかも...ということですが...。
楽しみ方の“質”を変えれば,どんな状態でもOK
!!!ですよネ !!! (^ ^)(^I^)
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他人の滑りを見る時も,「目」ではなく,「心」で見るクセを付けることが大切
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今日は“Online
Lesson... '10”...“sato”さんのコメントです。(^
^)(^I^)
☆★☆ Lesson 2-8
“Online
Lesson... '10 No.2-8 ...今日のコメンテーターは...“sato”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-8 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-8 “sato”さんのコメント |
“sato”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生、ご無沙汰してます、satoです(^^)
最初の滑りは・・・おっかなビックリ滑ってらっしゃいますよね、上体(肩)に力が入ってリラックスできてないようです。
雪との対話をせずに、ただ転ばずに滑り降りる事を考えて、、、でも先生に言われた事を一生懸命考えながら。ただ、板を自分で回しているように見えます。
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“sato”さん,こんにちは! コメントありがとうございます
!!!
「おっかなビックリ」...という風に“sato”さんの目に映ったその原因は,「体(肩)に力が入って」...という「身体の硬さ」の様ですネ??。“Shino”さんの滑りを「目」で見ると,そう見えます。「転ばずに滑り降りる事を考えて」,あるいは「言われた事を一生懸命考えながら」...滑っている様に見えます。「目」で見ると,スキーヤーの身体の使われ方,動きが脳裏に浮かんできます。
では,もし“Shino”さんの「心情」あるいは「感情」になったつもりで観たらどうなるでしょう? “Shino”さんが,Beforeの滑りでどう“感じて”滑っているか?...ということに想いを馳せてみるのです。すると谷回りで,「レレレ...雪の力が消えちゃった...(-_-;) 雪さんとのコンタクトが無くなっちゃった...(-_-;)」...と感じているに違いありません。
他人の滑りを「目」で見るか「心情」で観るか?によって自分の判断要素というか,分析結果が違って来ます。「目」で見た時は「スキーヤーのフォームや運動」に思いが行きますから自分のイメージとしては,「形」を重視する方向に傾いてしまいます。ところが“心情”...つまり“心”で観ようとすると,姿かたちではなく,「雪面とのコンタクトが無くなった...」という,スキーヤーの“感情”に入って行くことになり,コンタクトを失わないようにしよう...という“意識”の拡大をもたらす方向にイメージが沸いていきます。
ナニを言いたいのか?...と言うと,他人の滑りを判断する時に「目」で見ると「考えるスキー」になりがちだけれど,「心」で観ると「感じるスキー」になる...ということです。
他人の滑りを見て,それをご自分のお役に立てたいと思うなら,「目」よりも「心」で観ることをお勧めします。
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後の滑りは・・・
こちらは見違えるほどリラックスしてらっしゃるように見えます。肩の力が抜けてますね〜。恐怖心はまるでなく、雪を愛でるように滑っている。
チャクラ(お尻の穴(^_^;))からエネルギーがど〜んって入っていくラインが見えるような気がします。
どんな斜面でもこんな風にエレガントに滑りたいな〜・・・(^^)
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Afterの滑りは,“Shino”さんは“心”で滑っている...そう私には観えます。
自分のフォームや運動がどうであれ,「雪面とのコンタクトが無くなった...」ということを“感じた”ことで,コンタクトをしっかりキープするための“意識”に集中することができたのです。ですから身体の緊張はどこかに消え去り,“Shino”さんの身体の全細胞が“contact”のために協力してくれるようになったのです。それが“relax”という現象を生み,傍で見ている私達にも「気持ち良さそうにスキーしてるなぁー」...という“感動”を与えてくれるのです。
“sato”さんの言葉で言えば「雪を愛でるように」...ということになります。イメージ的には「チャクラ」ターンの様に観えるかも知れません。
どうして“Shino”さんの滑りが“癒し”的な効果を私達に与えてくれるか?...と言えば,それは“Shino”さんの細胞の“energy”が,見ている私達の細胞の“energy”と共振・共鳴といった反応をもたらしたから....という風に観ることもできます。だから私達は“Shino”さんの滑りの心地良さを,まるで自分のことのように感じることができるのです。(^ー^)
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ヤッパ目で見ちゃってますね(^_^;)
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今日は滑りを「目」で見る,と「心」で観る...という,非常に大切なことがテーマになっていますので,少し詳しくお話しましょう。長くなりますが...大切なことなので...。
他人の映像や滑りから学ぶには大きく分けて上記二つの方法があります。ほとんどの方は「目」で見ることをされています。
“sato”さんはコメントの最初,「〜を考えて」...という表現で“Shino”さんの映像を評価されていました。このように「考えて」...という言葉が出る背景には,身体の感覚的な意識を評価することよりも,フォームや形...といった視覚的な評価を優先する気持ちが働いている...と言って良いでしょう。ですから,この様な視点で他人の滑りを見るクセが付いてしまうと,形や運動優先の滑りを自分自身も求めてしまうようになってしまいがちなのです。そして,始末に終えないことに,そのフォームや形に欠点があるから,それを直しさえすれば良くなる...といった,滑りを「良し悪し」で判断するクセがついてしまうのです。(-_-;)
一方,どの様な滑りも,そのスキーヤーの気持ちの中に入り込んで,そのスキーヤーがどの様な“心情”でその斜面を滑っているか?...ということに想いが行けば,「どう感じているか?」...ということが大切な要素として浮かび上がってきます。そして,自分が安心し,納得できる“感じ”を得るためのイメージを求めるようになり,そのことに“意識の集中”が起こることになります。これが結果として「身体全細胞の協力体制」を作りだすことになり,信じられない様な身体の動きを,自然に作り出してくれるのです。自分の個性が生きた,在るがままの滑りが顕現するわけです。
ですから,皆さんが他人の滑りを見る時も,「目」ではなく,「心」で見るクセを付けることが大切なのです。
「考えるスキー」をするのではなく,「感じるスキー」をすること...です。
...ということで“sato”さん,“心”でスキーをするクセ...つけたいですネ
!!! (^ー^)
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☆ Sunday November 15
2009 曇り (白馬 ) 50.2kg 6% |
白馬 11/15
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今日は朝早く,ご覧のように「虹」が出ていましたが,間も無く雲が広がり,小雨が降り始めました。
天気予報では今日は「晴れ間」が出る予定でしたけれど...。
今夜半から気温が下がり,明日未明から午前に掛けてマークが出ています。イェーーイ
!!! (*^^)v
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「滑りを作ろうとしていない...」ということ
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今日は“Online
Lesson... '10”...“Tori”さんのコメントです。
☆★☆ Lesson 2-9
“Online
Lesson... '10 No.2-9 ...今日のコメンテーターは...“Tori”さんです。
“Online
Lesson... '10 No.2-9 “Shino”さんの滑り について... |
No.2-9 “Tori”さんのコメント |
“Tori”さんのコメントに対する“TOK”の感想 |
TOK先生こんにちわ。Toriです。第二回も間に合いました(^.^)V
今回の“Shino”さんの映像ですが、Beforeからは「不安な様子」が感じ取れました。なんとなくビクビクしているような、オドオドしているな雰囲気、そしてちょっとしたことで転んでしまいそうな感じを受けました。少し腰が引けていて、(物理的には見えないですが)重心がずれているように見えることからこのように感じたんだと思います。
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“Tori”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!!
Beforeの映像について,これまでも何人かの方から,「不安な様子」とか,「不安定感がある」...という滑りの評価を受けました。どうしてそう見える滑りになってしまうのでしょう?...。そう見える原因は何なんでしょう?
...という形で映像を見ると,その答えは昨日もお話ししたように,「身体が硬いから...」とか,「ターン山回りでブレーキを掛けすぎたから...」,あるいは「脚の伸縮をしっかり使えなかったから...」といった形やフォームにこだわる展開に発展して行ってしまいがちです。
今回の“Tori”さんも,「腰が引けて」とか,「重心がずれて」...といったことにその要因...“cause”を決めているように思えます。確かに映像を見ていると,不安で一杯な様子が見えますから,それはそれでそう感じた...という意味ではOK
!!!なのですが,その後の展開のためには,その原因を「目」で見えたことにもって行かず,「心」に持って行って欲しい...ということです。
よくよく考えてみると,「腰が引けて」とか,「重心がずれて」...といったことは,実は“cause”ではなく,“result”だったのです。なにかしら他の“cause”があったからこそ,「腰が引けて」...という,中間的な“result”が起こったのです。
大変難しいことのように思えますが,実は次の様に“感じる”クセをつけると,真の“cause”が直ぐ観えて来ます。
それは,スキーヤー...この場合は,「“Shino”さん...Beforeの時にどう感じていたんだろう?」...ということに思いを馳せてみることです。すると,「腰が引けた」とか,「重心がずれた」...ということではなく,「レレレ
???...今まで感じられていた“雪からの抵抗”が来なくなっちゃったゾ
!!!。圧の空間ができて不安定になってしまった!!!」...という様な感覚になっていることが推測されます。
すると,これに対処するにはとにかく,「雪とのコンタクトが無くならない様にしよう
!!!」...という気持ちが働くようになります。その意識...コンタクトをキープし続けようとする意識に集中して行くと,人それぞれの身体の特性でその結果は違ってきますが,その人なりの一番ベストな身体の動きが顕れてくるのです。
その時に,補助的に役に立つのがイメージです。雪面とのコンタクトを失わないようにするイメージ...それが“Sound
of Music
Turn”であったり,“愛”のターンであったりするわけです。
昨日の“sato”さんの続きの解説...みたいになってしまいましたが,大切なことなのでもう一度皆さんにお話いたしました。(*^^)v
|
対してAfterからは次々と現れる状況(斜面)を悠然と受け入れる、「何が来ても私は大丈夫♪」というような雰囲気と転びそうもないオーラを感じました。そして体の中心にどっしりと決してぶれない軸が見えたように感じました。
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Afterの滑り...“Shino”さんはキット,「腰が引け」ようが,「重心がずれ」ようが,そんなことはお構いなし...だったと思います。ただ,“雪面”から来る抵抗との会話に集中していたのだと思います。その結果,「何が来ても私は大丈夫♪」...という風に観える滑りが顕現したのだと...。
つまり,「滑りを作ろうとしていない...」ということです。「目」で見て,“考えて”しまうと,こうは行きません。100%と言っていいほど,「作為的な滑り」になってしまうのです。
「ただ単に雪とのコンタクトを保とう」...とするからこそ,「悠然と受け入れ」ることが可能になったのです。フォームや運動を作ろうという意識は微塵もありません。これが「転びそうもないオーラ」となって顕れているのです。
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<考察^_^;>
・自分でも急斜面やこぶ斜面でボロボロの滑り(=滑ってて楽しくない。自分に納得できない。)をするときもあれば、ごく稀に「いまのって何だったの?」(=気もち良い。上手な人が乗り移ったような。)って滑りをすることがあります。
・僕の場合は「視界が悪く斜面が見えない時」「綺麗な女性に見られてると思った時」などに気もち良いスキーができることが多いようです(笑)そういう時に集中ができているんですが、それも何か一点に集中するというよりは自分自身を俯瞰でスローで見れていて、外からの情報全てに等しく目を配れているというような集中状態にあるようです。
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・ 「いまのって何だったの?」...という滑りをした時...“Tori
”さんは,「滑りを作ろう」という意識が無かったはずです。つまり“無心”でいたのではないでしょうか?
「自分に納得できない」...という言葉は,まさに自分が予め自分の滑りを想定していた
!!!....ということを証拠付ける発言です。自分の滑りを想定していなければ,失望も無い訳ですから...。
・ 「自分自身を俯瞰でスローで見れていて」...これは非常に重要なポイントです。こういう風に自分を観れるようになると,滑りはどんどん変わって行きます。
“集中”には実は二種類あるのです。ひとつはレンズで太陽光線を集めるような,「一点集中」型で,多くの方が行なう“集中”です。もうひとつは,焦点を定めず,全体の様子に満遍なく注意を払う...という「“全体把握”的集中」です。こちらは“Tori”さんが仰るように,俯瞰的に自分の滑りを観れないとできないことです。
私は,本当に“達人”という人は,この二つの集中が同時にできている
!!!....と思っています。一点に集中しながら,全体のことにも集中できているのです。「エッ?!?! 一点集中と全体集中を同時に
???」...と思われる方が居られるかもしれませんが,実際調子が良い時は,その二つの集中が,同時にできているものです。
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・“Shino”さんのAfterからは、そんな”集中”を感じました。
・自分の課題は、常にそのような”集中”をするための自分なりのトリガー(Ex.歌?(^.^))を見つけることなんですが、、、なかなか見つからないようで。。。今シーズンもTOK先生の歌が必要なようです^_^;
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ヒョットすると...Afterの“Shino”さんはこの二つの集中ができていた可能性がありますネ??。足裏の感触としての「“雪”から“重心”方向に向かうエネルギー」と,「
Coronet Peak
の斜面そのものを,味わい愛でながら降りて行く」...という,身体全体で感じる集中...その二つです。
“Tori”さんが仰るように,「歌をうたうこと」で身体がリラックスしますから,全体集中のためにも“sing
a song”は大事になるわけです。
いずれにしても,できるだけ“感じて”滑ることに意識を払うことが大切になります。“feel
in”を忘れないことが大事な所以です。 !(^^)!(*^^)v
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Have a nice day !!!
コメントはBBSへ
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
Ski Top
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