May
2001

スキー教師の【TOK】の個人的な日記です。興味のある人は見てください。(^I^)  
          
Ski Top へ   【TOK】へのMail          

   What is Today's Topic?

今日のトピック

5/31 マナー

5/30 決算総会

5/29 教えるということ

5/28 By Bennett !

5/27 スポーツ哲学

5/26
 東洋思想的スキー?

5/25 水を楽しむ草花


5/14 スキーの楽しさ

        
(#11)5/11 スキーの楽しさ
        
(#10)5/10 スキーの楽しさ
         
(#9)5/9 スキーの楽しさ
         
(#8)5/8 スキーの楽しさ
         
(#7)5/6 スキーの楽しさ
         
(#6)5/5 スキーの楽しさ
         
(#5)5/4 スキーの楽しさ
         
(#4)5/3 スキーの楽しさ
         
(#3)

***
  これまでの日記  
       ***

教師日記 4月

教師日記 3月

教師日記 2月

教師日記 1月

教師日記 12月

教師日記 11月

教師日記 10月

教師日記 9月 #2

教師日記 9月 #1

教師日記 8月 #2

教師日記 8月 #1

教師日記 7月

教師日記 6月

教師日記 5月 

 

 


05/31(木) 小雨
 今朝はまるで梅雨を思わせるような気候の白馬です。せめて気分はジメジメしないようにしたいものです。
 今日で5月も終わり…明日からは6月です。 June bride で白馬でも結婚式がけっこうたくさん行なわれるようです。(^I^)
  ”S”さんから E-mail をいただきその中に『…HPのBGMお気に入りなんだけど、もっとリピートできないのかしら? なーんか気持ちが落ち着くのよね〜』というお便りを頂きましたので,今日からリピート回数を5回にし,この教師日記でも流すことにしました。宜しく!(^I^)
    -------------☆★☆-----------
 さて過日,”O”さんから E-mail をいただきました。ご紹介したいと思います。
 『先日、札幌に帰省して小・中学校時代の友人たちと会いました。当時はそれほどスキーにはまっていなかった彼らが、就職して北海道を離れ、雪の少ないところに住むようになってから、スキーに取り憑かれてしまったようです。私もそのパターンでした。雪が日常的にある状態ではスキーは当たり前の存在でした。夏に草野球をするのと同じレベルの遊びでした。状況が変わってみて、変わる前の状況のありがたさを理解できるものなんだなー、とつくづく思います。
 ですが、残念なことに、ゲレンデによっては このような思いで訪れている我々を裏切るような状況をよく目にします。 リフト待ちの列の乱れ様はその典型でしょう。 「はじっこ理論」とかいわれる、扇形に広がったリフト待ちの列のはじっこが真ん中よりもはやく進むというのは、ゲレンデ運営側の怠慢 プラス 我々スキーヤーの意識の低さが原因だろうと思います。 カナダに滑り行ったときに、ロープが張られて整然と並べられた列と、お互いに会釈しながら気持ちよく交互に合流していく様を見て、これを日本でもやらなくてはいけない、と思いました。…』
 
Oさん, E-mail ありがとうございます。
 自分の置かれている状況が変わって初めて,それまでの環境がいかに素晴らしいものだったのか!ということに気付くことは良くあることです。私も,秋田→東京→白馬…と移り住みましたが,それぞれに素晴らしい地域特性を持っています。どこが良くてどこが悪い…ということではなくて,それぞれに良いところと不満を感じるところがある…と思います。私はできるだけ,その地域の持っている良いところを誇張して感じるようにしようと思っています。それぞれの良いところを増幅して良く観ることで,それぞれの地域に対して「ありがたいなぁー」という感謝の気持ちが湧くように思います。視点をどこに置くか?ということでしょうか…。地域や自然や人との出会いを含めて,「それぞれの良さを感じる…」という視点に立てば,それに対して感謝の念が沸き心が優しくなれる,と思います。
 「リフト待ちの列」…については,わたしも外国のスキー場を訪れると,確かに同じ思いをします。私も含め,日本人の意識の低さ…民族的なマナーの悪さや習慣…みたいなのを特に感じます。でも,回りはどうでも自分はやらないように…と思っています。傍から見ると「いやぁーあんたも結構近回りしてるよ!」と言われそうですが…(=_=;)反省…。これからはOさんのご意見を思い出しながら,気を付けてリフトに乗ることにしたいと思っています。スキー場でスキーができることの幸せを感じ,そこに一緒に居合わせた人たちと共にスキーを楽しもう!という姿勢があれば,列の割り込みなんかも少なくなるんでしょうが…。
 でも,リフト待ちの長蛇の列がもっともっとできるほどスノースポーツの愛好家,増えるといいんですが…ネェー(^I^)


05/30(水) 高曇り
 今朝は春霞の掛かったような天候の白馬です。山菜が旬の季節を迎え食卓を賑わしています。(^I^)
    -------------☆★☆-----------
 昨日スキースクールの決算総会がありました。校長はじめ各役員のご尽力でなんとか赤字にならずに済んだようです。この経済事情の悪い中,本当にご苦労様でした。もとよりスキースクールは利益を出すための組織ではなく,スキーやスノーボードを愛してくださる人たちに楽しみの幅を広げるためのノウハウをお教えするのが役目です。しかし営利団体ではないにしろ実際は冬の間,ゲレンデで指導に携わってくれるスタッフや,ジュニアを育成のコーチや,各種大会を運営するスタッフに,それ相応のお手当てをお支払いしなくてはなりません。収入が支払いを超える場合ばかりではありません。レッスンで頂戴した指導料収入の中から,ボランティア的な仕事を担当してくれたスタッフに還元することが必要になります。選手育成や,スキー振興,あるいは地域発展のための役割もスキースクールは持っているのです。その状況の中で,どうにかトントンで済んだことは嬉しいことです。(^I^)
 みなさんからの貴重なレッスン料収入が,こういった方面にも使われております。本当にありがとうございました。スキースクールの一員として,御礼申し上げます。
 総会では,より魅力あるスキースクール作り,ということでいろいろな企画を立てている,との報告が担当役員および校長からありました。皆さんも,こういう企画をぜひやって欲しいという方がおられましたらご一報ください。八方尾根スキースクールではできるだけ生徒さんのご希望に応えられるスクール運営を心がけております。
 一人でも多くの方にスキーの楽しさをお伝えしたい,知ってもらいたい!スキースクールがその役割を充分に果たして行けるように!,と願った【TOK】でした。(^I^)

05/29(火) 快晴
 今朝は本当に気持ちのイイ,カラッとした五月晴れです。(^I^) おかげさまで気持ちも晴れ晴れ! 
皆さんにも白馬の晴天をおすそ分け…(^I^)
   -------------☆★☆-----------

 さて,人や言葉…イイ出会いに感謝の毎日ですが,昨日もイイ言葉に出会いました。
 臼田宇宙空間観測所長の「小杉健郎」さんの新聞掲載のコラムです。その一部をご紹介いたします。『新しい歴史教科書をめぐり激しい議論が…「未来を担う子供達に何を教えるべきか」…地球中心に見た宇宙観と,太陽中心の宇宙観とは全く相反した答えが出てくる…どちらの答えも正解なのだが,見方の座標軸(観点)が違うからだ…ちょっとしたことがらでも教え方しだいで興味を掘り起こし,自ら考えることの面白さを体得させることができる…正解だけを教え込む教育になりかねないと懸念…』
 このコラムを読んでいて感じたことがあります。ひとつは「見方や価値観の違いで正解が異なることがある…正解がひとつだけだと決め込まないこと!」 もうひとつは「正解を与えるのではでなく,自ら考えて自らが答えを見つけ出す教育を心がけること!」
 スキー教師として心に刻んでおきたいと思います。(^I^)

05/28 (月) 晴れ
 今朝は久しぶりの,カラッとした五月晴れです。(^I^)
 私事ですが…。昨日「ベネット」というカナダ人の送別会がメルツェンでありました。約10年前カナダのウイスラーから白馬に来て,スノーボードやマウンテンバイクを広めてくれた人で,5月一杯で母国に帰ることになりました。私が当時関わっていた「冒険とスポーツの国際映画祭」の通訳スタッフとしてもお世話にもなりました。当時彼が持ち込んだとも言えるスノーボードもマウンテンバイクも,今白馬だけでなく日本全国に定着しました。当時は白馬には珍しい分野のスポーツで,変わり者…的なとらえられ方をしましたが,いま日本中に数多くある「マウンテンバイク大会」の開催に関しても貴重なアドバイスを頂き,大きく貢献しました。オリンピックをはさんで彼の白馬村に残した功績は大だと思います。私は彼のオープンな気質は大好きです。日本で見つけた若い奥さんと一緒にカナダに帰って,カムループス近くでアウトドア関連のビジネスを考えているようです。成功を祈りたいと思います。(^I^)
 スキーやスノースポーツを通していろんな人との交流ができること…本当にスキーをしていて良かったなぁーと思った【TOK】でした!(^I^) By Bennett !

05/27 (日) 曇り
 今朝はちょっと雲が多く,カラッとした五月…というわけにはいきません。…話は変わりますが,考えてみたらもう五月も終わりですねぇー…。ホント,早いものです。
                        -------------☆★☆-----------
 さて,昨日”ヒーリングの手段としてのスキー”ということを日記に書いてから,ある本(※注)を見ていたら,”スポーツ哲学”というテーマで津田塾大助教授の「山口順子」さんが,次の様なことを書かれていました。『…人間の認識を構成する主観的要素と客観的要素の間をつなぐものが,意志を持った身体運動なのだ…スポーツやダンスで経験する美的な快感の構造とはどのようなものだろうか…(私の関心テーマとして)「見えないが感じる世界」,つまり「見えないものを見えるようにすること」の研究に感心がある。…例えば「ヒーリング・ダンス」…「癒しの技法」などを手がかりに,深層の身体的体験…である…』。ここで言う”身体運動”とは簡単に言えば「スポーツ」ということでしょうか。
 私の都合のいい解釈によれば,「スポーツをすることによって何かしら快感が得られるが,それは”身体を動かす”ということに起因している。そして,その快感が同時に”人の心を癒す”というパワーも持っている。」…ということのようです。
 【Letスキー】をスキーレッスンのメインテーマとするようになって,わたしも「スキースポーツのヒーリング効果」を強く感じています。これからのライフワークとして勉強していきたいと思っています。皆さんの中で,この方面に詳しい方,あるいは興味のある方は【TOK】までご連絡ください。(^I^)
 (※注)=AERA Mook 「スポーツ学のみかた」 発行所/朝日新聞社

05/26 (土) 晴れ
 今朝は本当に『穏やか』と言う言葉がピッタリの白馬です。ギンギンと晴れているわけでなく,またジメジメと湿っているわけでもなく…。こういうバランスの取れた気持ち良さっていいですね!。これを『中道』って言うんでしょうか?ネ,Nさん?
                        -------------☆★☆-----------
 さて,昨日は『水を楽しむ草花』…のお話をとおして,私たちスキーヤーも草木のような素直な感性を持って雪との対話を楽しんでいるのだろうか?ということを考えさせられました。
 …で,話をスキーに戻して考えてみて,面白いことに気付きました。それは『制御するために身体を働かせる』のと『感じ取るために身体を働かせる』ということの違いについて…です。”制御する”が前面に出てくるとその方向は,身体を動かして雪に働きかける…つまり【Doスキー】的な運動になります。一方”感じ取る”をメインに考えると,雪からの情報を得ることに注意が行きますから【Letスキー】的になります。
 草花が素直に太陽の陽射しに反応してその活動を起こしているのを観ていると,”感じる”ということが何の抵抗も無く自然にできているのが解ります。感じることができなければ何も始まりません。初めに”感じる”ありき…です。一方,私たちスキーヤーその逆で”人間側からの働き掛け”を先に行なうきらいがあります。まさに「制御しよう,コントロールしよう」という意識が有り有りなのです。人間は”動物”で「動くモノ」なのだから当たり前,と言ってしまえばそれまでですが…。
 しかし,最近思うのですが,自ら動いている時よりも雪に動かされている時の方が,より快感を感じるのです。そこに有るモノをあるがままに受け入れるという感覚でスキーをしている時は,心が穏やかで,自然の大きさに感謝したくなります。”快感”のひとつが『こころの満足』だとすれば,そのようなスキーイングも大事です。そして,大げさな言い方をすれば,そのような心境は東洋思想的な『無の境地』に通じるもの…と言えるかもしれません。こういう風に考えてくると,スキーの仕方にも『東洋思想的な滑り』と『西洋思想的な滑り』がある…という風な見方ができます。
 『スキー』が単に”スポーツとしてのスキー”だけにとどまらずく,”こころの満足を得るためのスキー”,あるいは”ヒーリングの手段としてのスキー”という風にとらえることもできるのです。まさに”スキー道”の出番です。
 今年のオフシーズンは,このようなことも勉強してみたいと思っている【TOK】デシタ!(^I^)

05/25 (金) 小雨
 昨日まで結構雨が降りました。充分に水を含んだ草木の緑がきれいです。
                        -------------☆★☆-----------
 私の友人でもある”白馬スプリングスホテルの社長”が言っていました。「草木にジョウロで水をやった時と,天然の雨水が降った時とでは,草花の表情が違うんだヨ…」。天然の雨水の時には雲が掛かっているから,雨が降り出す前に花ビラを閉じているが,ジョウロでやる時には花は開いたまま…。花だけに限らず「葉」も同じ…。日が陰ることで炭酸同化作用の活動を停止しているから,雨水を素直に受け入れる準備ができている…。辺りの状況を感知し,それに適した体勢を整える…。自然万物の持つ不思議…。
 …ということを聞いて…事をスキーに置き換えてみると,その与えられた状況々々をそのまま素直に受け入れることができるか否か?ということを問われているような気がしました。素直に物事を受け入れるには受け入れるための感性が敏感なこと,優れている事が必要になります。そのためには雑念を振り払い,その対象となるものに集中できることが必要です。スキーでも『雪』という自然の状況を身体全体で捕らえてその表情を感じ取ることから始められたら素晴らしいことです。もし『スキー』が単にスポーツとして楽しい…というだけでなく,人間の感性をより高めるためのツールとして役に立てたら本当に素晴らしいですネ!。
 今朝は『水を楽しむ草花』から学ばせていただいた【TOK】でした…。(^I^)

05/24 (木) 小雨
 みなさん! ただ今ぁー! 昨日帰って来ました。(^I^)
 私事で恐縮ですが,冬の間ご無沙汰していた方々に挨拶を兼ねて東京に行って来ました。今回はいろんな方のお誘いも有り,三日間にわたるちょっと長い留守でした。
 会う先々で人とのつながりの不思議さ,妙を感じました。相手があって自分が在る。雪があってスキーがある…と似たような不思議さを思いました。特に日曜日の「浅草三社祭り」では浅草下町の情緒にどっぷりと浸らせていただき,人との出会いの素晴らしさを感じました。いろんな生き方の人生があって,それを大事にされている方々とお会いしてお話をする…。自分が経験したことの無い感覚や人生の機微に触れる…。まるで自分が経験したことの無い斜面や雪質の中に居てスキーをしているかのような感覚がありました。
 スキーでも人との出会いでも,それを自分にどう取り込むのか,受け入れるのか,といった,受けて側の姿勢如何でその面白さがずいぶん変わるものだなぁーと思ったのでした。ちょっと大げさなようですが,自分に無いモノに興味を持ってそれを感じようとする心があれば,人との付き合い方や人生の楽しみ方も違ったものになる…。
 スキーで雪を感じる…と似た「人を感じる」ということを学んだ三日間でした!(^I^)
 いろいろありがとうございました! お世話になりました!

05/20 (日) 晴れ
 連日続いていたカラカラ天気も,昨日の夕立のような雨で一息と言ったところです…。
 過日,いい言葉に出会いました。ある方が対談で語っていたのですが,「一日一回,ナニか人間が作ったものでないものを観る…」という言葉です。要するに人間が作り出したものでは無い,自然に有るモノを観る…ということです。手付かずの自然,というか人間が手を下していないもの,地面,草木,空,雲,…などEtc.。そう言えば身の回りにはあまりに人間が造り出した品物で満ち溢れています。天然に存在するモノをしっかり見つめることが少なくなりました。
 今朝はこの言葉を思い出しながら,玄関先の草を観て,その緑色の美しさに心を奪われました。…でも,「緑」ってどうして心を安らげてくれるんだろう?(^I^)
 さて,今日これから私用で白馬を留守にします。23日には帰ってまいりますが,それまでは
【TOK】の掲示板で私の動向を…。
 では,行って来ます。(^I^)

05/19 (土) 晴れ
 今日も晴が続いています…。地面が水を欲しがっているようです…。
 昨日は松本で行なわれた「Beer academy」に行って来ました。ビールについての勉強会でビールについていろいろな講義があります。前にも一度同じような企画に参加したことがありますが,今回は「生ビール」について,おいしくビールをお客様に提供するノウハウを学びました。これまで私どもが行なってきたやり方に間違いが無かった事を確認できました。これでさらにおいしいビールを皆さんに飲んでいただけます。(^I^)
 ------- ”K”さんからのお便り その3 -----------------------------------------------------
 『…大回りでのマジックハンドもまさにマジックでした。私は、手を膝の横にもってくることで、正しい外傾と向きができて、安定した押えができるようになったと感じました。手首をひねると、ギューンと回って快感でした。受ける圧の量が全然違います。内足に乗りやすかった欠点も直ったと思います。あと、以前スクールで外向過多と指摘されていて、今回も時々無意識のうちに手が膝より後ろになったりしましたが、この方法で修正できたと思います。
 マシンガンは、私の読解力ではやり方がよくわかりませんでした。向けるのは指だけでいいのでしょうか。わからないながらもとりあえず迎え角方向に指だけを向けると、切り替えから谷回りがスムーズになりました。腰が微妙に先行したためだと感じました。やり方が間違っていたらすみません。
 パワートライアングルは、まだ私には高級過ぎる様な気がしました。ただ、かかと支点で足先で圧を感じる意識で滑ると、板がシュ−っと走るのがわかりました。
 ザラメ雪はひっかかって大の苦手だったのですが、今回苦になりませんでした。むしろ、自分から変な力を加えた時に引っ掛かってくれるので、いい警告になった気がします。
 スキッドアンドカーブをスクールで習った時、「伸び上がりながら捻る」と形を習っただけなのですが、今回、こうするとこういう圧をうけて回り始めるのかーと納得できたことも収穫でした。圧を感じながら滑る楽しさを感じました。
 私が主観的に感じたことを書いてみました。スキー友達が今回は行けなくて、一人で8時から5時まで滑っていたのですが、まったく飽きることがありませんでした。ほんとに楽しかったです。また、楽しかっただけでなく、自分のヘぼさを再確認し、課題も見いだせました。こんなにたくさんの事をタダで教えていただいていいのでしょうか?という感じです。…。』

 ------- 【TOK】からのメッセージ -----------------------------------------------------
 「マジックハンド」は形だけの外向傾を求めるのではなく,スキーヤーの落下と雪との間に働く圧をしっかり作る事がねらいです。初めにフォーム有りき,ではなく,コンタクトがしっかりする事で正しいフォームができて来ると思います。外側の手の表情を変えてみるだけで,本当に信じられない効果が出るのです。私もビックリするほどです。
 「マシンガン」は落下意識,斜面移動意識を積極的に行なうための練習です。ターン外側,自分が滑り降りていく方向をしっかり意識して,その方向から積極的に抵抗を貰う…そのために「ターン外側の親指を銃口に見立て,そこから銃弾がバババッ…と発射されるイメージを持つ」というものです。とにかく,ターン円弧にとらわれて回そう回そうとするのではなく,回らなくてもいいから落ちて行こう!という気持ちになれればOKです。
 「パワートライアングル」は昨日も解説しましたが,簡単に言えば「ターンには圧が必要だが,その圧には方向性がある。その圧を,脚を含めた足裏でイメージするにはどうしたらいいか?」ということを学ぶためのイメージです。足裏感覚にもう少し習熟されればすぐ意識できるようになると思います。(^I^) Kさんもおっしゃっているように『…こうすると,こういう圧をうけて,こういう風に回り始めるのかー…』という事に集中する癖をつけることです。
 『…私が主観的に感じたこと…』と言われていますが,これこそが大事なポイントです。他人のアドバイスは所詮その他人の滑走感覚に過ぎません。私はできるだけ,誰もが同じことを同じようにイメージできるような言葉をレッスンで使うようにしてはいますが,それでも生徒さん全員が同じことをイメージするわけではありません。教師のアドバイスを聞いて実践してみて,それがイイ感じだったらそのフィーリングを自分自身の言葉やイメージで覚えることが大事です。そういう意味で「主観」は大いに結構!ということになります。(^I^)
 私のホームページをご覧頂いて,各自が雪上で試してみる…。そしてその中からスキーの楽しさを発見していただく…。わたしの最も嬉しい事です!。教師日記を書くことは結構エネルギーが要りますが,しかし書くことで自分の考えをまとめることができ,また新しい課題を見つけることができます。また,巡り巡って何かしらの恩恵が私の身に起こるかもしれません。ですからけっしてタダだとは思いません。Kさん,また来シーズン私のホームページからナニかを盗んで頂いて,そのレポートをお願いします!(^I^) 今回はありがとうございました!


05/18 (金) 快晴
 今日も快晴です。…ここ数日連日のテニストレーニングで右ひじが少し痛くなってきました。今日は松本で「ビールの研修会」があるのでできませんが,今度のトレーニングは「泳ぎ」にしようと思っています。(^I^)
 さて,昨日の続きです…。ホームページをご覧になっただけで,どの位滑りが変わったのでしょう?
 ------- ”K”さんからのお便り その2 -----------------------------------------------------
 『…
先日八ヶ岳のスキー場に行ってまいりました。その時自分で感じたことを書かせてください。
  はじめにお断りしますが、私の実力は1.5級で、自分の感覚が正しいかどうか、実際の滑りを伴っているかは疑問です。また、37歳という年令もあり、器用に技術を吸収することもできません。ただ、大学までバレーボール部でアタッカーをやっていたおかげで脚力だけは人並みです。
  まず緩斜面で、プルーク。引くという感覚がはっきりわかりました。イメージトレーニングだけでは分りづらかったのですが。オレンジを意識して何本か滑りました。一番効果があったと思うのが小回りです。今まで、スムーズな切り替えができなくて、スクールの先生に「上下動を抑えて」とよく指摘されました。「体が遅れないように拇指球で押しまくる」という意識でした。今回、「引く」と「かかと支点」を意識することで、腰の下に勝手に板が戻ってくるので驚いてしまいました。その結果、上に伸びずに早くとらえられ、板を走らせることができるようになったと思います。あと、受ける、探る、という感覚も分かった気がします。先生も何かに例えておられたと思うのですが、私はアメーバが進む時に触手(正式には偽足-私生物学者です)を前に出したり引っ込めたりする感じで足を伸ばす感じがしました。以上は中斜面の話で、実は急斜面(整地、コブとも)では上下動してかなりずらさないと暴走してしまいました。日記にLET意識でコブの滑りがうまくなったというお話がありましたが、私はその域にはまだ達していません。修行が足りません。。』

 ------- 【TOK】からのメッセージ -----------------------------------------------------
 「オレンジターン」は,いろんなところで紹介していますが,わたしの「フィーリングスキー術」の最初の出発点です。「スキーQ&A」にもかいてありますが,足裏にオレンジをイメージし,それが雪と足の間でどういう風につぶれているかを想像するものです。結果として,ターンに必要な圧力は自分が加えるだけでなく,落下運動に身を任せて落ちて行くことでも得られることが解ります。すると自ら雪に働きかけることなく雪の力でターンすることができるようになります。これが【Letスキー】の始まりです。自らの力を雪に働きかける【Doスキー】は,確かに自分で運動をした,スポーツをした!という気分にはなりますが,自らアクションを起こすことになり,そのためリアクションが発生してしまいます。このリアクションこそがスキーではバランスを崩す大元凶になるのです。
 …という訳で,初めはオレンジターンに【Letスキー】というような圧の方向を意図した考えは無かったのですが,これを薦めている内に,この”圧の方向の大事さ”に気が付いたのです。これが「引くターン」になり,「パワートライアングルターン」に発展して来ました。それまでは「コンタクトポイント(荷重点)中心のスキー」だったのが「体の重心中心のターン」になって来たのです。「母子球で押す」という感覚も,本当は下からの圧を母子球で受けているからそこに圧を感じているのに,それをあたかも「自分から押し込むことで圧を作り出す…」という風に勘違いしてしまっているように思います。
 オレンジターンを意識すると,Kさんも気付かれたように「受ける」とか「探る」という感覚も解ってきます。アメーバの触手…という表現は全くその通りかと思います。(^I^) 足裏の感覚が磨かれれば磨かれるほど,雪からの情報が正確に身体に伝わってきます。そして,その感覚に習熟するに連れて,頭で意識したり判断したりすることが少なくなって来ます。身体が,特に下半身がごく自然にその雪の状況に反応するようになって来ます。人間の身体って素晴らしい!と思います。剣道で言われる「無の境地」って本当にあるのかもしれません…。ホント!(^I^)
 コブの斜面や急斜面でも,オレンジ意識を持って挑戦することが大事だと思います。オレンジを意識したからといって,いきなりうまく滑るわけにはいかないかもしれませんが,少しづつコントロールできるようになります。毎回毎回の意識の積み重ねが大事なことだと思います。(^I^)
 
さて,あすは”K”さんからのお便り「その3」です。お楽しみに!(^I^) 

05/17 (木) 快晴
 昨日はは久しぶりの曇り空で雨が降るのかと思ったら…朝少しだけ降っただけでした。おかげさまで昨日もテニスが楽しめました。(^I^) 今朝はまたまた快晴です。
 さて,今日は”K”さんからの E-mail をご紹介いたします。
 ------- ”K”さんからのお便り その1 -----------------------------------------------------
 『…
先生の文章を読み、今までいかにひどい滑りをしていたかがよくわかりました。まさにDOスキーでした。1級を取りたいと思っていましたが、まずは、Let意識でプルークボーゲンから練習し直します。これまで、整地ですべるのが得意ではないし楽しくもなくて、コブ斜面ばかり滑っていました。コブ斜面のへぼな「DO」スキーヤー、ご想像できるのではないでしょうか。先生の文章を読み、足裏感覚を磨き、LETの意識ですべったら、整地でもコブでも違う世界が広がる様な気がしてきました。今週日帰りでスキーに行くチャンスがあります。毎日オレンジや車を足裏に想像しながらのイメージトレーニングをしています。マジックハンドやパワートライアングル、オレンジ、引くターンなどのキーワードをメモした紙をもって行きます。先生の造語はすばらしいです。先生が文章でおっしゃったことを、自分が体でどう表現できるか、どう感じることができるか、とても楽しみであり、心配でもあります。スキーの先生のスキー感覚やレッスンのし方などの情報は、私の様なレベルの者にはとても貴重です。それをインターネットで、誰にでも分るように書いてくださるということに感激し、このようなメールを書いてしまいました。これからもホームページの日記、Q&A、BBSなど楽しみにしています。なかなか八方尾根まで足をのばすチャンスがないのですが、将来是非レッスンを受けさせていただきたいと思います。』
 ------- 【TOK】からのメッセージ -----------------------------------------------------
 Kさんありがとうございます。(^I^)
 雪上でこれまで30年にわたってスキー指導をさせて頂きました。そして「スキー」というスポーツの持つ魅力にますます引き込まれました。大げさなようですが,私の人生を変える大きな転機にもなりました。全ての人にとって「スキー」だけが素晴らしい…とは言いませんが,その一部でも多くの人にお伝えし,その感動を味わって欲しい!という願いで教師活動をしてきました。
 そして,数年前から Inter Net が盛んになり,誰でも情報を発信できるようになりました。これをうまく使えば私の望みも少しはかなえられるかな?という思いで,慣れないホームページ作りに挑みました。「On Line Ski Class」の始まりでした。 初めはどの程度のことがお伝えできるのか皆目検討がつかない状態でしたが,少しづつやっている内にいろんな反応が出て参りました。特に,わたしのスキーレッスンのスタイルは『滑走フィーリングを大事にする』という方法なので,いかにそのイメージをお伝えするか?がキーポイントです。イメージをお伝えするには「実際の運動をお見せするより,日常生活で私達が体験できることや実際に遭遇して得られる感覚」を言葉でご説明したほうが効果があります。
 画像に頼リ過ぎず,心の中に沸いて出るイメージでレッスンを行なうには,ホームページで文書で解説しても効果があります。イメージを膨らませることは,脳の働きを活発にさせ,雪の情報を感じ取る…という私の持論である【Letスキー】につながることでもありました。
 本当は,ホームページ上でイメージをお伝えし,その補習として雪上で滑りを拝見して最終確認する…というのが最高の方法でしょうが,私の気持ちの中には「私の文書を読むだけでどれだけイメージを膨らませられるか?そしてそれが実際の滑りにどういう影響を与えるか?」ということを試してみたい…という気持ちもありました。もし,実際に雪上に立たなくても言葉でスキーレッスンができれば,これもレッスンのひとつの方法として確立できるわけですから…。
 そういう意味で,”K”さんの実験を心待ちにしていました。その後,彼から一通の E-mail を頂きました。その結果は明日UPいたします。 乞う,ご期待! (^I^) 


05/16 (水) 曇り
 今朝は久しぶりの曇り空…。毎日が晴天だと,そのありがたさがボケてしまいます。時には曇りがあり,雨が降る…これもなかなか風情があっていいものです。さすがの晴天好きの私も今日はしっとりと…。(^I^)
 ------------------------------------------------------------
 さて,スキーもオフシーズンに入りました。皆さんから頂いた E-mail にあらためて目を通しながら,シーズン中は忙しくて詳しく返事を書けなかったことを反省しつつ,少しづつ私の思うところを書き連ねてみようと思います。(^I^)
 Nさんから次の様な内容のお便りを頂きました。(個人的な内容の部分は,ご迷惑が掛からないよう一部リライトしてありますので,  E-mail からの引用をお許しいただきたいと思います。)
 ------- Nさんからのお便り -----------------------------------------------------
 『…膨大な情報量! ハッキリ言って宝の山です。先シーズン、ブーツを変えたこともあり、いままでと違う感触があって、どうしてもそれまでの感覚を取り戻せず、ずいぶん苦労しました。その結果、TOKさん言うところの「DO感覚」なスキー操作を身につけてしまったようで、大回りをしていてもずいぶん疲れるようになってしまいました。日記を読むにつれ、前はもっと「LETな感じ」で滑っていたんじゃないのかな〜、と、不調脱出の手がかりを得たような気分になっています。迎え角の話しもわかりやすかったです。今までこの単語、何度聞いたことか。でも何回聞いてもイマイチはっきりしたイメージが沸きませんでした。TOKさんの説明でスッキリです。ほんの一例です。どれもわかりやすい話しで、ほんとに助かります。これからも楽しみにしていますので頑張ってください。』

 ------- 【TOK】からのメッセージ -----------------------------------------------------
 そう言っていただくと,このホームページを開いている意義があって良かったなぁー!(^I^)…と思います。
 Nさんのおっしゃる「情報量」…もう少しまとめて解りやすくすべきだと思っていますが…。できるだけ見やすく,検索などもできるようにしたいと思っています。ホームページ作成では素人ですので,もし皆さんの中に詳しい方がおられましたら,特に「CGIプログラム」などについて,こういう風にしたら「 On Line Ski Class 」にはいいんじゃない?…というご意見をお持ちの方のご教授いただければ,と思います。宜しくお願い致します。
 スキー用具を変えられたときは滑走フィーリングが違うことが良くあります。ご自分の調子がいい時の滑走感覚がなかなか得られないことが多いのです。実は,普段から足裏や下半身で雪の圧を感じ取るような意識を持って滑ることが,用具が変わっても迷わないで滑ることができる重要なポイントなのです。働き掛けの滑りをすると,用具の特徴が悪い意味で前面に出てしまうことがあります。逆に,雪の情報を体に伝えようとする意識は用具の持つ特徴を生かすことにつながることが多いのです。情報伝達の方向が違うことが,こういう違いを生み出しているように思います。「感じ取るために用具を使う」のと「制御するために用具を使う」ことの差でしょうか?…この違いが何なのか?今年のオフシーズンの私の研究テーマでもあります。
 「迎え角」…これはいかにカービングスキーが全盛になってもスキーのキーワードとして生き続ける言葉だと思っています。雪と自分の体とスキー板…この三つを結び付けているのは「互いのコンタクト感」です。このコンタクトで大事なのは「コンタクト圧」であり「コンタクト場所」であり,そして「コンタクトの方向」なのです。簡単に言ってしまえば「コンタクトをベクトルで考える」ということですが,迎え角は,この中のコンタクトの方向,についての意識です。このことを解りやすく皆さんに解説することはスキー教師の大事な役割です。私のホームページをご覧頂いて,ご理解いただけたとすれば,これに勝る幸せはありません。(^I^)
 これからも皆さんが理解しづらい用語等がありましたら,ご遠慮なくお知らせください。できるだけ解りやすく解説させていただきたいと思います。皆さんから率直なご意見やご質問を頂戴することは,私にとって大きな財産にもなります。宜しくお願い致します。 


05/15 (火) 快晴
 またまた今朝も快晴!! そして私の休日です。 毎日が休日みたいなものですが,夜ゆっくりできるのは気分転換になってなかなかいいものです。
 さて,4月のオフ会である方の発案があり,仲間で「Tシャツ」を作ろう…ということになりました。ここ二日ばかりその作業をしていましたが,ようやく出来上がりました。
 プリントデザインはKさんとAさんがラフスケッチを,そしてそれにちょっと手を加えてシルクスクリーン印刷ができるようにしました。その試作版ができましたのでみなさんにも披露したいと思います。
 私がホームページで述べていることや,レッスンでお話している用語や絵をデザイン化しました。基本的には白と紺のTシャツにプリントする予定です。フロント部分が胸にワンポイントで「八方で合格…5級からクラウンまで」,バック部分が写真のような絵になります。
 もし購入ご希望の方がおられましたら申し込みフォームからお申し込み下さい。(^I^)

05/14 (月) 快晴
 今朝も快晴!! 三日連続で快晴が続いて【TOK】は上機嫌です!(^I^) …つまり,お天気やさん,なのですね?ハッハハハハ……(^I^) …でも気分爽快な,いい天気に恵まれた白馬の春です。
 ------------------------------------------------------------
 さて,過日レポートした「スキーの楽しみ」について,Nさんから次の様なコメントを頂きましたので,ご紹介いたします。
 『@晴れた日の白馬三山を見る
    とにかくあの風景が良い。スキーをしなくても景色を見ているだけでよい。
  A春先のゲレンデに芽吹いているふきのとうを見る
    ・・・ばかばかしいと思われるかもしれませんが、何とも言えない春の雰囲気が良い。小鳥のさえずりとかが聞こえてきて静かで良い。
  B旅館の食事とおかみさんに会う
    食事がおいしい。おかみさんや,友人との会話がおもしろい。
  Cメルツェンに行ってべろべろばあを肴に普段は飲めないペールエールを飲む
    街中の店と違って、スキーヤーが多いので座っていても落ち着く。普段飲めない種類のビールが飲める。べろべろばあが美味しい。
  DTOK師匠に会う。
    TOK先生に会うと元気が出る。
 ちょっと、スキーの魅力から外れていますが、スキーそのものには小旅行の要素もあり、僕にとっては白馬に行くことが楽しみの一つです。』

    ☆★☆
 私の私的なことを少々お褒め頂きすぎて恐縮ですが,そう言っていただけるとたいへん嬉しいです!(^I^)
 Nさんがおっしゃるようにスキーに行くことは,ほとんどの人にとって「旅すること」なんですね?。スキーというスポーツを楽しむこともさることながら,いろんなものや人に出会うということが楽しい…。NさんはこのGWの連休にお起こしいただいた時の事を書いておられますが,あの時は私もご一緒にハイになってしまいました。楽しいひと時でした!
 「スキー」をキーワードにして,いろんな楽しみを共有する場所や機会を提供できることは,わたしの生きがいのひとつでもあります。これからもできるだけ旅の楽しさを味わっていただけるよう頑張りたいと思います。(^I^)


05/13 (日) 快晴
 今朝も快晴のいい天気の白馬です。
 ところで,今日ただ今急用が発生! この日記書き込みができません…
 見に来ていただいた方…スミマセン…(=_=;)  また明日…

05/12 (土) 快晴
 今朝は本当にスッキリしたいい天気の白馬です。白馬三山が青空にクッキリと映えています。こういう景色を見ると,白馬っていいところだなぁー…とつくづく思います。(^I^) こういう日はカナダのバンフの隣り街,キャンモアというところを思い出します。あそこもロッキーの山並みがきれいでした!(^I^)
 ------------------------------------------------------------
 さて昨日テニスをしていて,あることに気付きました。グリップを少しだけ短めに持って打ってみたのです。そうするとどうでしょう…いままでの感覚と違ったヒットフィーリングが感じられたのです。そしてボールコントロールが,これまでよりはるかに良くなったのです!。これには【TOK】もビックリ!でした。
 先日”Oka”さんが私の掲示板で,スキーの長さやRについてのコメントを寄せておられました。
…ますます短くなって….ますますRがきつくなって…それに連れ、また技術や指導方法の改変が起こるのでは…何を基準に選んでいいものやら…というものでした。
 スポーツは道具を使うものと使わないでもできるものがありますが,スキーは使う方で,しかもその性能や性質に大きく左右される要素が強い部類に入ります。ですから,どういう用具を選ぶか?はたいへん重要なことになります。特に最近のカービングブームで,いろんなタイプのスキーが販売されるようになってからは,用具の選び方の違いが滑り方さえも変えてしまう時代になってしまいました。選択肢が増えた,ということで歓迎されることかもしれませんが,反対に選び方を間違えるとトンでもないことになる…ということでもあります。それには先ず自分のスキースタイルをしっかり認識し,どういうスキーをしたいのか?を見極めることが大事になります。
 テニスのグリップを変えるだけでも大きなフィーリングの違いがあったほどですから,この「スキー選び」…相当慎重にしないとイケナイ…と思います。本当は試乗会などで実際に乗ってみるのがイチバンですが,それができない人も多いと思います。このオフシーズン,いろんな情報を得て,みなさんにお知らせしたいと思っています。
 そこで私から皆さんにお願いですが,これまで試乗した板の滑走フィーリングについて率直なご意見を伺いたいと思います。近々「スキー滑走レポート」のコーナーを作りたいと思いますので,みなさんのご協力をお願いいたします。(^I^)

05/11 (金) 曇り
 今朝は白馬三山が雲にその顔を隠しています。気温は12度とちょっと寒いかな?といった感じの白馬です。昨日も午後約一時間ばかりテニスをしましたが,ダッシュしてボールを追いかけた際,少しだけ背中の筋肉を痛めてしまいました。(=_=;) ひょっとすると横隔膜かな? …そういうことで,歳相当のスポーツを歳相応に楽しまなきゃ…と思いました。ハッハハハハ……(^I^) でも,そんな重症ではありませんのでご心配なく! さて,今日もちょっくらやってみるかな?
 ------------------------------------------------------------
 さて昨日,皆さんに「どういう楽しみをお持ちですか?もしよろしければご紹介いただけませんでしょうか?」…と案内したところFさんから E-mail を頂きました。また違った視点からの「スキーの楽しみ」ですので,ご紹介させていただきます。(^I^)
 『スキーの楽しみですが、一番はやっぱり競争心です。スキー仲間、クラブ内ではどうしても負けたくないって仲間がいるものです。(犬猿の仲という訳ではなく、いい意味で競争しあっているということです)。それは1人ではなく、やはり何人もいるもので、その人たちより1歩でも上達したいと思うものです。そこで基礎スキーの技能検定は格好の材料となります。私の周りには、そうやって互いに切磋琢磨しあえる仲間がいて、本当に幸福です。』
    ☆★☆
 そうですね! 仲間同士互いに切磋琢磨しあう…。これも確かに楽しみです。良い意味での競争は,互いのもつ能力をハイポテンシャルに持って行ってくれます。Fさんも,そういった,互いに競い合う良いお仲間が周りに居られて良かったですね!
 私もそう言えば,スキーレッスンでは,他の教師に負けないよう良いレッスンをしようと思っています。さいわい私の所属するスキースクールには,手ごろな競争相手がゴロゴロ居ますので…。(^I^)

05/10 (木) 曇り
 朝一番は今日も天気がいいかな?…と思ったのですが,すこし雲が出て来ました。気温は16度と気持ちいいくらいです。
 昨日は午後約一時間ばかりテニスをしました。できるだけストレスが貯まらないように注意して汗をかきました。(^I^)
 そうそう,そう言えば昨日の日記に関してある方から,「フラストレーションを感じるのは,ある程度の実力が出たからではないでしょうか?。上達の過程だったら毎回毎回が新鮮で,できないことへの不満よりできたことの嬉しさが多いのではないでしょうか?…」というご助言を頂きました。スキーはそういう意味では,毎回が新鮮でかつ到達の奥行きが深いスポーツだとも言えますね。
 ------------------------------------------------------------
 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その最終回。ラストバッターは,Jさんからの E-mail …
 『…レッスンの後,温泉につかってからTokさんの店に寄らせていただきました。おいしいビールごちそうさまでした。はじめて行かせてもらってすごくいい感じの店だなとおもいました。マスターが1テーブルごと順番にお相手してくれるところなんかいいですねー。自分はお酒があまり飲めませんがこの日は楽しい酒だったので、メチャたくさん飲んでしまいました。やっぱりスキーした後ってビールはおいしいですね。ヤミツキになりそう…』
    ☆★☆
 スキーを楽しんだ後の仲間との語らい…。温泉があったりビールの美味しい店があったりすると尚嬉しいですね!(^I^)少々手前味噌でスミマセン…(=_=;)
 この「アフタースキー」の楽しみについては,何を言わなくてもみなさんご理解いただけると思います。(^I^)
 ------------------------------------------------------------
 さて,ここ数回「スキーの楽しみ」について,私が皆さんから頂いた E-mail を中心に紹介してまいりました。これ以外にもスキーの楽しみがあると思います。皆さんはどういう楽しみをお持ちですか?もしよろしければご紹介いただけませんでしょうか? 
に E-mail をいただければ嬉しいです!(^I^)

05/09 (水) 曇り
 デジカメではトップページのような天候に写っていますが,今,日が射してきました!。雲間から次第に日が射してくる…というのは,どことなく気持ちのいいものです。(^I^)
 昨日は本業のビアホールも休日…。一日のんびり?…過ごそうと思っていたのですが…。今日は絶対何にもしないぞぉーッ,と思っていても何かしら仕事ができてしまうもので…。
 ------------------------------------------------------------
 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第八回目。九番バッター,Iさんからの E-mail …
 『.....今シーズンは念願の八方で1級をとる事ができ、自分でも長年続いたプラトー状態から1歩ですが踏み出せたような気がしています。これも、パワートライアングルを伝授していただいたおかげです。目標をクリアする…、やっぱりスキーって楽しいですね!!』
    ☆★☆
 春になって,楽しみとトレーニングを兼ねてテニスをしているのですが,このテニス…結構フラストレーションが残るのです。もうちょっと上を狙えばネットしないで済んだのに…,体勢がしっかりしていなかったから決めるのではなくつなげればミスしなかった…,もう少し風のことを考えて打てばオーバーしなかったのに…Etc.など。目標クリア…というより「ああしなければ,こうしなければ…」という反省のみが残る気がします。もちろん,良くあの球を拾えたなー!凄い凄い!…,トップスピンが良く決まった!良かったぁー!(^I^) という時もありますが,その回数より反省の回数が多いのです。
 でも,スキーでは比較的その様な不満は残りません。その違いがどこから来るのかなぁー?と考えてみると,相手が自然ではなく人間ということがその底にあるような気がします。スキーが相手とするのは「大自然」です。「自然」とは勝ち負けを競うのではなく,その時々の状況をクリアできたかどうか?がポイントになりますから,「ヤラレタ!」という失意が残ることがありません。しかし,テニスでは相手との勝負ですから,勝ち負けが相手との駆け引きで決まります。負けた時に「自分の持てる力を充分出したから!」という気持ちよりも,「相手にヤラレタ!」というフラストレーションが残るのです。試合に勝ったとしても,あの時はこうすべきだった,ああやった方が良かった…という反省が残ります。また試合だけに限らず,普段の練習でもフラストレーションを感じることが多いのです。…技術の未熟さと心神の鍛錬が足りないのが原因であるとは思いますが…。
 スキーとテニスでは「満足感のスタイル」が違うように思います。スキーではそれぞれが自分に合った目標が設定でき,そのハードルの高さも自由に設定できる,ということがいいことなのでしょう。
 目標がクリアできる…。これは言うまでもなく楽しいことのひとつです。スキーだけに限ったことではありませんが,自分の立てた目的が成し遂げられた,ということで大きな満足感と充実感が得られます。スキーではその目標の一つ一つを小さく設定できるのも良いことなのかも知れません。もちろん最終的に大きな目標が設定されている時もありますが,その大目標にむかってコツコツと小目標を登りつめる,といったことが比較的短期間にできるということです。小さな目標を毎回毎回少しづつ,しかも短いサイクルでクリアすることができるので,小さな満足感が毎回のように得られるということにもなります。もちろん,大目標が達成できずにシーズンを終えられ,失意を感じる方も居られると思いますが,それに挑戦する課程過程で小さな満足感が得られているのです。
 目標達成の満足感…スキーというスポーツが私達に与えてくれる楽しみのひとつであることに間違いありません。(^I^)

05/08 (火) 雨
 今朝は雨です…。里の雪も溶け,緑の季節がやって来て,草木にエネルギーを与えるかのように,やさしい雨が降っています。これから緑色に彩られる白馬です。
 ------------------------------------------------------------
 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第七回目。八番バッター,Hさんからの E-mail …
 『レッスンでの「雪の表情を楽しむターン」では、今までに感じたことの無い雪からの情報が伝わってきて−−−道具のせい?と思うほどでした。これまでと別に変わった滑りをしたわけではなく、同じように滑っただけなのに、足裏で感じようとすると感じられる−−−非常に楽しいスキ−でした。コレって何なんでしょうね?。また道具を変えた事もスランプから抜け出せた原因でしょうか?』
    ☆★☆
 道具を換えるとこれまでと違った感覚で滑れる…。確かにそうですね!。昨日のGさんも言っていましたが,いろんな板を履いてみると,それぞれに感じが違います。自分がこれまでに感じることができなかったフィーリングに会うことができます。「違うフィーリングとの出合い」ということができます。「旅の楽しみは非日常との出会いだ」…とはよく言われることですが,スキー用具を変えることも,これと同じことで,自分のこれまでの体験とは違うナニカに出会うことになります。そのフィーリングが良い事もありますし,しっくり来ないこともあります。でも,良くも悪くも,これまで経験したことの無いことと出会えるのが楽しいのです。(^I^)
 またHさんが感じられたように,道具を変えるまでも無く,自分の集中するポイントをちょっと変えて見るだけでも違った感じで滑る事ができます。今シーズンは「パワートライアングル」をひとつのキーワードにレッスンをして来ましたが,そのトライアングルの先端「力点」で雪からの情報を得よう得ようとすると,ある信号みたいな情報がが伝わってきて,雪の表情を読むことができるようになります。足裏の感覚を磨くことは,雪の表情を楽しみながらスキーをする,という意味で大切になります。そして,雪の表情を楽しむということは「感触として自然を楽しむ」ということにもつながっているのです。
 自然の美しさを目で見て楽しみ,足で感じて異次元を楽しむ…。これもスキーの持つ楽しみのひとつです。(^I^)

05/07 (月) 晴れ
 今朝は春霞が薄く掛かったような,柔らかい日差しが射している白馬・八方です。皆さんのゴールデンウィーク,いかがでしたか?
 昨日はシーズン最後の一日,独りで静かにスキーを楽しんで来ました。(^I^) 独りでスキーをする機会はあんまりありませんが,昨日は特別な思いで滑って来ました。今シーズンはおかげさまで,Inter Netやホームページを通してのレッスンが結構有り,個人的には忙しくもたいへん充実したシーズンでした。雪上に立つ機会は多かったのですが,自分自身で楽しむ機会が少なかったように思います。そこで昨日はシーズン最後の一日でもあり「雪さんありがとう!」…という思いを抱きながら独りで,雪に感謝を込めながら心静かに滑って来ました。春のベタ雪でしたが,それなりに楽しく滑れました。(^I^)
 おかげさまで,怪我も無く1シーズンが終了しました。レッスンを担当させていただいた方々や,いろんなアドバイスを下さった方々,そして私のホームページをご覧頂いた方々…皆さんにも心から御礼を申し上げたいと思います。
 
ほんとうにありがとうございました! (^I^)

05/06 (日) 晴れ
 
今日でゴールデンウィークも終わりです。
 そして,12月からOpenしていました八方尾根スキー場も,今日で冬のシーズンを終えます。一部人口雪の助けも借りましたが,大自然の中で滑るスキーの醍醐味を充分に味わうことができました。特に,シーズン初めは雪不足が心配されていただけに,今年の降雪の多さに感謝したい気持ちです。(^I^) 地球温暖化などの影響で,確実に降雪量が減っていく状況にある中で,今年も楽しいスキーができました。ほんとうに素直に自然の恵みに感謝したい気持ちです。(^I^)
 また来シーズンも今年と同じくらいの降雪を期待したいものです。
 ------------------------------------------------------------
 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第六回目。七番バッター,Gさんからの E-mail …
 『.....その日は技術選を観ながら、O社とD社のニューモデルの板を試乗してきました。友人とふたりで熱く語りながらの技術選&試乗は、今シーズン最高に楽しい1日でした。そして【TOK】さんにも会うことができ、本当に最高の1日になりました。』
    ☆★☆
 Gさんからの E-mail …。短い行間の中に「スキーの楽しさ」が滲んでいると思います。(^I^)
 実はGさんとは初めての対面でした。日ごろ私のホームページをご覧頂いていて,たまたま私が兎平教室の主任をしていた時に受付にお見えになりました。普通であれば初対面でギクシャクするところですが,ホームページを見ていただいているせいか,初めてのような気がしませんでした。これは不思議な感覚だと,いつも思うことです。ある意味で,こういった「出会い」を可能にしてくれるのも,スキーという共通の趣味を持つことができたからだと思います。
 そして,スキーの楽しさを語る時に外せないのが「技術論」です。ああでもない,こうでもない…と技術のことについて語るのが楽しみなのです。スキーヤーそれぞれの身体の特徴や,使用しているスキー用具で,技術に対する見方,考え方も違ってきますが,それはそれとして,各自の技能レベルにあった技術論を闘わせることも楽しいことです。他人の意見を聞いて「ナルホド!」と感心する時もありますし,「それは無いだろう…」と失望することもあります。しかし,絶対これが正しい!という技術というものは無いように思います。その時々の自然条件や用具の特性で,それに適した技術がその場その場で違うからです。でも,自分の気持ちや意見を他人に伝えたい,人の意見を聞きたい,という気持ちがあって,自分の意見を展開することじたいが楽しいのです。裏を返せば,自分の意見を伝えられる「良き友」が居る!ということなのかもしれませんが…。
 「技術論」を闘わせるのもスキーの楽しみのひとつである,ということに異論はありません。(^I^)


05/05 (土) 晴れ
 今日は子供の日。白馬はいい天気です。あと二日間の雪の自然を結構多くのスキーヤーやボーダーが楽しんでいます。 昨日は数人のスキー仲間がメルツェンに来てくれました。(^I^) 過ぎ行くスキーシーズンを惜しみながら,グラスを重ねました…(^I^) みなさん,ありがとう! 
 ------------------------------------------------------------
 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第五回目。六番バッター,Fさんからの E-mail …
 『昨日のレッスンでちょっと心に残った言葉がありました。「ハイスピードでのカービングターンだけがカービングではない。中速や低速でのカービングができると,もっとスキーの楽しさの幅が広がる.....」という言葉です。自分はこれまでどちらかというと、ハイスピードで二本の線を雪面に残して滑る事だけを考えて滑って来ました。言われてみて、心の余裕が無かった感じがします。中低速でゆっくり円弧を描きながらのターンでは雪の表情が感じられる...という不思議な感覚がありました。この感覚を大切にしながら深雪やコブにも挑戦してみたいと思います。ありがとうございました。』
    ☆★☆
 
Fさん,雪の表情が感じられて良かったですね!(^I^) 「パワーだけにこだわらない滑り…」は私も大事だと思っています。実は昨日,ビールを飲みながらの話でも「低速で滑る事の難しさと,楽しさ…」が話題になりました。
 確かに,ハイスピードで切れ,走りを体感する時,カービングの心地良さを感じますが,それはあくまできれいに整地された斜面での話しです。ちょっと荒れた斜面やコブではが荒れると,その心地良さはフラストレーションに変わります。雪の抵抗の来方も一定でなく,きれいな円弧ができないのです。しかし,中速や低速にすればそのフィーリングも違って来ます。少し位コブがあっても滑走スピードが遅くなれば雪面をキャッチしている…という気持ち良さは残るのです。
 また,高速ではスピードに任せた,ある意味で乱暴な滑りでも何とか滑れますが,中低速ではそうはいきません。抵抗のつかみ方,離し方,その方向,圧調整がしっかりできないとうまくコントロールできないのです。正確な演技が要求されるのです。このように中低速の練習は技術の習得という意味でも大事です。この練習を続ければ,Fさんのおっしゃるように「雪の表情」も感じられるようになります。大げさに言えば,「スキーを通して自然を感じる」ということにでもなるのでしょうか? これもまたスキーの楽しみのひとつでもあると思います。(^I^)

05/04 (金) 晴れ
 
今日はいい天気になりました! 私のホームページをご覧の方も結構八方に来ておられるようです。(^I^) 悔いの無いよう滑り納めを楽しんで欲しいものです。
 昨日はワクワクして見ていた,「野茂」と「イチロー」の対決…。3打席でヒット無しの1死球でしたが,結果は結果として,二人が活躍するシーンが見られて嬉しく思った【TOK】でした。
 ------------------------------------------------------------
 さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第四回目。五番バッター,Eさんからの E-mail …
 
一昨日モーグルの蟹○先生や、一般レッスンでは宮下征○さんに本当に楽しいレッスンをしていただき、大満足で帰ってきました。いろんな立場で大活躍の先生と一緒に滑れるのは感激です。また同じクラスでいろんな人たちと話ができました。同じ悩みを持っている人と話したり、これまでのスキーライフについて語り合ったり、ほんとうに楽しい冬休みを終えることができました。スクールの先生方にもよろしくお伝えください。
    ☆★☆
 昨年も同じようなことを書いた気がしますが,Eさんのおっしゃるように,普段ではお話できない人たちとの交流ができることが楽しみのひとつです。
 世の中,IT,IT…とコンピュータが無ければ,そして,無機質の社会に適応できなければ生きていけないような雰囲気になりそうな感じですが,おっとどっこい,なま身の人間だってイイもんだぞ!っていうことが解ります。まさにいろんな考え方の人間が居るということが素晴らしい!と思います。答えがひとつでなく,いろいろあることもイイですね!。スキーをする者には変わった奴が多い!と言われることは,逆に大変凄いことなんだ!と思います。規格にはまらない…ということは,それだけ独自の考えを持っていて,個性に溢れている…ということになるわけですから…。
 世の中が機械的で無機質になればなるほど,人間くさい人たちとの交流の大切さが求められてきます。スキーは,そういった多くの仲間との出会いを演出してくれるスポーツでもあるのですネ!(^I^)
 私も努めて「変わったスキー教師」になるよう頑張ろぉーーーッと!(^I^)


05/03 (木) 曇り

 昨日は午後から崩れだし,雨模様になった白馬・八方ですが,今朝はその雨も止み,青空が少し顔を出し始めました。!(^I^) 後半の連休…まあまあの天気で推移しそうです。良かったですね!(^I^)
 さて,今日は【TOK】の楽しみが…。スキーでは無く「野球」です。アメリカ大リーグの大舞台で「野茂」と「イチロー」が相対するシーンが見られそうなのです。高校まで野球をやっていた関係で,野球にはスキーとは違った興味がありますが,私たちには想像もできなかった大リーグでの日本人の活躍!。その立役者二人が同じグラウンドで相まみえる…どうしてもワクワクしてしまいます。(^I^) さてどんな結末が…
 ------------------------------------------------------------
 
さて,今日は「スキーの楽しさ」について…その第三回。前回と同じいく,今シーズンみなさんから頂いた E-mail をご紹介しながら,「楽しさ」について考えてみたいと思います。
 四番バッター,Dさんからの E-mail …
 
スキーも同じと言われればそうかもしれないのですが,今の世の中,豊かさゆえ何かが麻痺してしまっているような気がします。私が訪れた外国のある旅先では,物は豊かではありませんが,それでも人々は生活しています。「楽しい事」イコール「らくな事,物に満たされている事」ではないという事がわかったような気がしました。
    ☆★☆
 Dさんからの E-mail は直接スキーの楽しさに言及しているわけではありませんが,「楽しさ」ということを考えるとき,忘れてはならない大事なことを含んでいるように思います。それはひとことで言えば『苦を楽しむ』ということです。
 なんで苦労することが楽しいんだ?と言われるかもしれませんが,苦労を苦労として終わらせないモノの考え方が大事な気がするのです。なかなか思うように滑れない,検定に合格できない…Etc.など,いろんな満たされない事がありますが,それに立ち向かって行く姿勢が大事だと思います。安易にモノが手に入る時代に,すぐには手に入らないものがある…しかしそれをあきらめないでコツコツ努力して自分のモノにして行く…。
 物質だけに限らず,精神的な空腹感があるから,それを自分のモノにして行く楽しみがある,ということなのだと思います。安易に手に入るモノではなく,道のりが長いからこそ,それに挑戦する楽しみがある,ということです。そう言えば,すぐ手に入るものは飽きも早いですね…。
 スキーって奥が深くて難しいスポーツですよねぇー!? スキーの持つ楽しみのひとつは『満たされていない状態を楽しむ』ということなのかも知れません。(^I^)


05/02 (水) 曇り
 今朝は曇り空の白馬・八方です。 皆さんはGWの谷間をいかがお過ごしですか?
 さて,私事ですが昨日は長野市まで「健康診断」を受けに行ってまいりました。おかげさまでいろいろな数値がいい方に改善されていました。これもスキーをはじめとするいろんなスポーツをしているのと,少しだけ食生活に気を配っていることのご褒美のようです。(^I^)
 生活指導の先生とのお話の中で,「スキー」と「健康」の間には大きな関連があるかもしれない…という話題になりました。それは大きく別けて次の二つのことでした。
 @大自然の中で行なうスポーツなので,「身体を動かす」という直接的なメリットだけでなく,「精神的なリラックス」ができ,フラストレーションが解消される。最近はこのフラストレーションがいろんな病気の原因となることが言われているが,この意味でスキーは健康に適したスポーツと言える。
 Aスポーツには有酸素運動と無酸素運動があるが,ある程度スキーが上達するとスキーをすることは「有酸素運動」になると思われる。この有酸素であることが身体の調子を整え,過剰な摂取エネルギーを消費させてくれるので,健康上も優れていると言える。
 …ということで,スキーというスポーツを「健康上からの視点」で見直す,良い機会ともなった一日でした!(^I^)

05/01 (火) 快晴
 今日から5月です。 イイ天気になりました!。まさに五月晴れ,です。 天気予報もいい方に外れるのは大歓迎です。
 大自然の中でのスキー…もうすぐ終了です。少し寂しいですが…。
 さて,今日は年に一度の「健康診断」の日です。これから出掛けなくてはなりませんので,今日は”五月のご挨拶”のみということで失礼します。
 では…。皆さんもいい五月を! (^I^)