“Feeling Ski School”

【TOK】のスキー教師日記  Feb. 2008

 
Feb. 2008

What's Today ?



2/29 08シーズン...中間報告
2/28 難しい条件こそ“基本”
2/27 コアに吸引される...
2/26 違う経験を喜ぶ
2/25 “ありがとうございます !!!
2/24 与えられた環境に感謝
2/23 三つのタイプの小回り
2/22 自分の“Ski World”
2/21 素敵なひと時...
2/20 “Let Ski”の見本
2/19 今日はオ・ヤ・ス・ミ…
2/18 用具キャンプ...大切!!!
2/17 用具の不思議
2/16 用具の得失を味わう
2/15 給油イメージ
2/14 初めての水上飛行機
2/13 身体に優しい滑り
2/12 “スキー”のキーワード
2/11 水を得た魚
2/10 レースと生涯スキー
2/09 素直で豊かな感性
2/08 イメージの不思議
2/07 自然の恵みに感謝
2/06 楽しく英語レッスン
2/05 “旅”を楽しむ...
2/04 また来年...ヨ・ロ・シ・ク
2/03 “Motor Boat”登場 !!!
2/02 第三班も好条件で...
2/01 かかと支点の大事さ


*** これまでの日記***

* 
2008年01月

* 2007年12月
* 2007年11月 No.2
* 20
07年11月 No.1
* 20
07年10月
* 2007年
09
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   (Canada Tour)
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1998年12月

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☆ Feb. 01  2008 Friday 雪 (Niseko)
今日も「雪」...のニセコです。(^ 。^)
  深雪三昧...まさに文字通りの体験をさせていただいております。感謝です !!!。
 今日から二月...スキーシーズンも佳境に入ってきました。みなさん,それぞれ楽しんでおられますか?ニセコは今日から第三班が始まります。楽しみ楽しみ !!!。
 今日の写真は【TOK】が泊っている「銀嶺荘」の玄関から羊蹄山方向を撮ったものです。
  皆さんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,北海道ツアー...第二班の三日目,最終日でした。
    一昨日夜からの降雪...想像以上に多く,ヒラフスキー上の上部は50センチを越えるような積雪がありました !!!。でも視界が悪く,昼近くには風も出てきて大荒れの天気に...。でも,これも天からのプレゼント...「磨き砂」と思い,果敢にその恵みを頂きました !!!。(^ 。^) その模様は「第二班三日目映像」(979KB)...でどうぞ !!!
  昨日の「教師日記」でご紹介した“Sato”さんは飛行機の都合で午前中だけ...。でも深い雪の中...頑張らず...最善を尽くして滑っていただきました !!! (^ ^)(^I^) 「頑張ろうとせず,自然の恵みに身を任す意識が大事」...ということを学ばせていただきました。(^ー^)
  ...といことで,午後からは“Mura”さんとお二人だけでの滑走となりました。ところが“Sato”さんとお別れして直ぐに乗った「センターフォーリフト」...途中で故障 !!!。結局吹きさらしの中リフト上で約50分間を過ごす羽目に...(=_=;) これも試練?何の学びかなぁー?...と少々疑問に思った【TOK】でした。...そして思いました。二人になったからと言ってガンガン飛ばしてはイケマセンヨ !!!...という“宇宙なる神”の愛情だと...。ハッハハハ...(^ー^)
  さて,ランチの後は深雪の滑り方の基本を二人で考えることにしました。“水面フラット意識”ということを端的に皆さんにイメージしていただくために思い付いた“Float plane turn”ですが,その元となる考え方を学び直したのです。(b)〜①に掛けての“landing on water”イメージと,③〜①〜(a)に掛けての“take off”イメージの局面では多くの方に“水面フラット意識”を意識していただけます。ところが,(a)〜②〜(b)に掛けての「旋回」部分では自分から旋回に入り込もうとする人が結構多く,そのため身体が内側に寝てしまいがちです。そこで,その弊害を少なくするため,①〜(a)で“take off”したら,直ぐに(b)〜③〜①に掛けての着水場所...つまり空港の滑走路ならぬ滑走水路をイメージし,その場所にソフトランディングするイメージを持つことにしたのです。これでだいぶ内倒の弊害は避けれられるようになりましたが,まだ旋回イメージが働き,どうしてもスキーを回してしまう動作が出てきてしまいます。そこで,昨日の午後...もう一度原点に戻り,(a)〜②〜(b)の局面で,つまりスキーがフォールラインを向いている時点での“水面フラット意識”を意識することにしました。このイメージ...“Mura”さんにとっては初めてのイメージでしたが,滑る度にこのことの意味がお解かりいただけたようです。最後には映像の後半で紹介させていただいたような滑り...全てのターン局面で,「“かかと支点”を意識する滑り」になられたのでした !!!。!(^^)!(*^^)v

  さて,今日から北海道ツアー,最後の第三班が始まります。どんなドラマが?!?!?! (^ ^)(^I^)
  では,行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 02  2008 Saturday 小雪 (Niseko)
 今日も「小雪」...のニセコですが,少し晴れ間が出てきました !!!。(^ 。^)
 おかげさまで,本当にニセコツアー...良い条件で「新雪・深雪」が楽しめています。そして,やっぱり基本技術が大切なことを思っています。またまた“スキー”の面白さ,楽しさを感じている【TOK】です。“スキー”...奥が深いです !!! (*^^)v
  皆さんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日から,北海道ニセコツアー...第三班が始まりました。
  今回は急なキャンセルが出,7名様のご参加を得ての開催です。おかげさまでタイトルどおり,「深雪三昧」の好条件に恵まれ,楽しいキャンプが続いております。午後2時半頃には参加メンバーが全員揃い,明るい内に,ツリーランや,深雪滑走の基本...“水面フラット意識”を“Float plane turn”で確認しました。
  午後4時半...少し休憩を兼ねた軽い夕食を取り,いよいよ5時からナイターの開始です。(^ ^)(^I^) その模様は「第三班初日映像」(1.5MB)でご覧ください。!(^^)!(*^^)v
  今日は二日目...晴れ間が出てきました !!!。でも,天候は結構めまぐるしく変わります...。様子をみながら,東山,アンヌプリにも足を伸ばそうと思っております。(^-^) 
  では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 03  2008 Sunday 雪 (Niseko)
 
今日も「雪」...のニセコです !!!。...と書いた後に晴れて来ました !!! ご覧のような晴天です !!!。(^ ^)(^I^) そして,今年の“ニセコツアー”...本当に「新雪」に恵まれました !!!。文字通りの「深雪三昧」を楽しんでます。 そのニセコツアーも今日が最終日...じっくり味わい,楽しみたいと思います。(^ 。^)
 みなさんも雪のフィールド...大自然を楽しんでますか?(^ ^)(^I^)
 今日も素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,北海道ニセコツアー...第三班の二日目でした。
  天候がまずまずでしたので,アンヌプリ,東山エリアに出掛けることにしました。おかげさまで,新雪・深雪を楽しむには本当に良い条件で,その基本を学ぶにも良い条件でした。
  さて,昨日...ニセコで感じた新しいフィーリングイメージを皆さんに試していただきました。それは...“Motor Boat Turn”イメージです !!!。今回初登場のもので,モーターボートの水上航行をイメージするものです。実は“Float plane turn”をお話していて,機体が着水してから格納庫に移動するイメージ...というのを「緩斜面」で使っていました。このイメージをお話していて気付いたもので,自分で秘かに試していたのですが,それを昨日皆さんにお話した...という訳です。...ということで,その効果は如何に? そのイメージで大変身されたのが“Tuchi”さん !!!。その模様...「第三班 Day2 映像」でご覧ください。!(^^)!(*^^)v ナイターの映像最初に登場しているのが“Tuchi”さんです。他の人の滑りもかなり自然になりスキーが走るようになりました !!!。(^ー^)
  ...ということで,今日はいよいよニセコの最終日...。じっくり楽しんで来たいと思います。
  では行って参りまァーーーす !!! !(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 04  2008 Monday 晴れ (Niseko)
 今日「晴れ」...のニセコです。
 昨日は結局,9時頃から晴れ始め,快晴とはいきませんでしたが,このニセコツアー9日間の内で最も晴天となりました !!!。その中,充分に新雪・深雪・粗踏み斜面を堪能させていただきました !!!。本当に“宇宙なる神”に感謝です。
 また来年...今度はスケールアップして来たいと思っています。その時まで...サヨウナラ !!! !(^^)!(*^^)v
 今日...朝,8時にNisekoを出,白馬に戻ります。 
 今日も素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,北海道ニセコツアー...第三班の三日目,最終日でした。...そして,9日間に渡った,名残惜しいニセコツアーの最終日でもありました。
  昨日は晴れました !!! このツアー最高の晴天でした。その中最後の林間滑走,新雪・深雪滑走を充分に楽しむことができました。ツアーも三日目になると皆さん,もう「水を得た魚」のようにお滑りになります。私の役割は,少しでも楽しい経験をしていただくため,皆さんをいろいろな斜面にお連れすることです。Niseko...本当に広いので,私も滑っていない斜面がまだまだ沢山あります。その中,私が滑りって「面白い !!!」...と感じた場所を一緒に滑るのです。時には難しい斜面もありますが,それは参加いただいた皆さんの能力が開花されることを期待してのものです。
  でも,みなさん...本当に活き活きと楽しんでくれました。特に昨日は“Moto”さんが大ブレークしてくれました。重心移動のさせ方が一変したのです !!!。ビックリ(*_*)。お話によると。一昨日の“Motor Boat Turn”イメージが効いたとのことです。よかった良かった !!!
  “Sana”さんも,初日...転倒が重なり少し落ち込んで居られましたが,二日目,三日目と良い滑りをされるようになり,新雪の面白さを実感されたようです !!! 良かったですネ !!!。(*^^)v
  “Tuchi”さん...昨日の「教師日記」で紹介したとおりです。回そうという意識が少なくなり,雪の抵抗で回してもらう...という感覚がより洗練されました。(^ ^)
  “Komu”さん...女性の方,とはとても思われない,ダイナミックな滑りを見せてくれました。昨年もご参加いただきましたが,さらに磨きが掛かったようで本当に素ッ晴らしい !!!!(^^)!(*^^)v
  “Kawa”さん...前回のNisekoもご一緒させていただきましたが,お会いするたびにその安定感が増しています。今回も安心して滑りを拝見できました !!!。もう新雪・深雪の名人...ですネ !!!。(^ー^)
  “Kaorin”...FSSのinstructorとしても活躍いただいていますが,彼女の滑りも本当に変わりました !!! ニセコは一年ぶりの経験ですが,昨年とはまるで違う人間...という感じでした !!!
  “K”さん...彼もFSSのinstructorとして活躍いただいていますが,活き活きした若さ溢れる滑りに一層磨きが掛かった...そう思います。彼にもまた“Kaorin”にも,今回は生徒...という立場で参加いただきましたが,林間,新雪・深雪,粗踏みの滑り方のノウハウ...勉強できたでしょうか?(^ ^)(^I^)

  ...ということで,第三班も無事終了しました。そして,9日間に渡った「ニセコツアー」も...。一抹の寂しさを感じますが,また来年...必ず来ることを,そして楽しませていただくことを念頭に,お別れです...。
  ニセコの大斜面...ご参加いただいた皆さん...銀嶺荘の皆さん...他の出会った皆さん...本当にありがとうございました。また来年ヨ・ロ・シ・ク・...お願いいたします。

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 05  2008 Tuesday 小雪 (Hakuba)
 今日は「小雪」が舞っている白馬です。
 昨日...ニセコから帰って参りました。楽しい10日間でした!!!。ご参加いただいた方...ありがとうございました !!!。...^^ また来年も楽しみにしています。!(^^)!(*^^)v
 さて,久しぶりの白馬...今日もレッスンが入りました。白馬の雪...楽しんで来ます !!!。(^ー^)
 みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「ニセコから白馬への旅」...の一日でした。
  朝8時,お世話になった「銀嶺荘」を出発,バスターミナルから千歳に向かいました。途中景色も良く,車窓から北海道の雪景色を存分に楽しみました。千歳空港では,今回のツアーにご参加いただいたどなたか?に教えていただいた,「穴場レストラン」に行ってみました。そしたら本当に安く,しかも美味しいランチをいただけました !!!。その後,早めにチェックイン...。そして空港の待合室で溜まりに溜まっていた e-mail の返事書きをしたのでした。(^ ^)(^I^)
  松本行きの便...5分遅れで離陸し,「信州まつもと空港」には3時15分に到着しました。そして白馬には午後5時過ぎ,無事到着...となりました。「旅」そのものも存分に楽しんだ【TOK】でした !!! (^ ^)(^I^)
  飛行機の中でも,車の中でも,この楽しかった10日間の「ニセコスキーの旅」を思い出していました。皆さん,本当に新雪・深雪・林間斜面を楽しんでくれました。皆さんのあの喜び方を見るだけで,コチラも嬉しくなります。そして映像もたくさん撮れました。できるだけ早く編集して皆さんのお手元にお届けしたいと思います。(*^^)v

  さて,今回のニセコツアー...ここで学んだこと,それは三つありました。
 ① : “かかと支点”を意識すること。
 ② : ターンのどの局面でも“水面フラット意識”をイメージすること。
 ③ : “重心の移動”をイメージすること。
  多分,この「教師日記」を毎日お読みいただいている方には,「ハハァーン...あのことだナ?...」とお判りいただけると思いますが...そういうことなのです。(^ ^)(^I^)
  ...ということで,結局“Float plane turn”と“Motor Boat Turn”が今回のニセコツアーでメインイメージとなったのでした。

  ところで...,今日はレッスンオ・ヤ・ス・ミ…で,ニセコツアーの片付けや,溜まっているレッスン映像の編集を...と思って居たのですが,昨日急遽“Daniel”から電話が入り,「外人のプライベートレッスンをして欲しい...」と頼まれました。なので,これから出掛けて来ます。
  ではまた... シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 06  2008 Wednesday 小雪 (Hakuba)
 今日は「晴れ」の白馬です。(*^^)v
 昨日...久しぶりに白馬の雪を楽しみました。ニセコの雪とは少し違う感じがします。もちろん,その時々の条件で「雪の質」は変わりますが,平均的に違う感じです。白馬は湿度が高く,やや湿っている感じがします。
 そういえばニュージーランドの雪は「片栗粉」みたいな“きめ細かさ”を感じたなァー...。(^ ^)(^I^)
 みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は Coronet Peak のスキースクールでお世話になった“Daniel”の依頼で,シンガポールに住んでおられるオーストラリア人の皆さんのレッスンでした。丁度,レッスンが無く,空いていたので引き受けることにしたのでした。
  場所は「飯森スキー場」で,9時から11時までは,これまで一回だけスキー経験のある“カイリー”さんと仰る女性の方でした。初めはまだプルークファーレンもおぼつきませんでしたが,“オレンジ・ターン”で滑る度に上達されました。そして,レッスン終了の頃には,緩斜面ならどんどん滑れるまでになりました。素ッ晴らしい !!! (^ ^)(^I^)
  11時から12時までは,“ニール”さんと奥さんの“エミリア”さんでした。お二人ともかなりスキー経験は豊富ですが,典型的な“Do Ski”をされる方々で,スキー板に落ち着きがありません。そして,「急斜面は難しい...」と仰っておられました。そこで,この方々にも先ず“オレンジ・ターン”から始めさせてもらいました。すると,想像通りスキーがピタッと収まり始め,シュプールも円くなり出しました。つぶやきの言葉は最初は♪♪♪Touch Orange... Feel Orange...Touch Orange... Feel Orange....♪♪♪でした。30分ほどで,もうこの“オレンジ・ターン”は卒業で,次は山回り後半での“圧の吸収”と“水面フラット意識”を学ぶことにしました。これを北海道ニセコツアーで使ったイメージ...「水面オレンジ」を使って行なうことにしました。これ...効きました !!!。脚の伸縮が自然にできるようになり,山回り後半での強い踏み込みも姿を消しました。そして,お二人のお顔に笑顔が溢れるようになりました。♪♪♪Orange on the Pond...Orange on the Pond...♪♪♪がそ Sing a Song の言葉でしたが,レッスンが終わっても“エミリア”さんの口からはこの歌が流れていたのでした !!! !(^^)!(*^^)v
  ...ということで,久しぶりに楽しく英語レッスンをさせてもらいました。そして,今日も午前中だけですがレッスン依頼を受けました。なので,これから出発です。今日はどんな歌が飛び出すのでしょうか?ハッハハハ...(^ー^) では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 07  2008 Thursday 晴れ (Hakuba)
 今日も...「晴れ」...と言いたいところですが,ハッキリとした青空は見えません。でも青みがかった雲を通して,薄い陽の光が射し込んでいます。
 暦の上では「立春」が過ぎましたが,ここのところ,少しづつ降雪がある...という,スキーヤーにはありがたい状況が続いています。昨日も良い条件で“スキー”が楽しめました !!! (*^^)v 
 みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日も一昨日に続いて,シンガポールにお住まいのオーストラリア人の皆さんの半日プライベートレッスンでした。(^ ^)(^I^)
  天気が良いので,ぜひ皆さんを“五竜とおみ”の上までゴンドラでお連れしたいと思いました。ただ,まだ自信を持ってプルークボーゲンができるまでになっていない“カイリー”さんをどうするか?...【TOK】の課題となりました。せっかく上まで行っても“スキー”をしないのではあまり意味がありません。そこで,後ろから彼女のストックを握り,彼女の進行をコントロールしながら滑ることにしました。麓のスキー場エリアでリフト3本ばかり,この方法で初中級斜面を滑ってから,“ニール”さん,それに“エミリア”さんと三人でゴンドラ乗車...となりました。
  カラッとした晴天ではありませんでしたが,遠く志賀高原や上越の山並みも見えました。皆さん北アルプスの白い景色に「感激 !!!」...されておりました。そして,その景色をバックに二本ばかり「アルプス第1ペアリフト」を使って滑りました。シンガポールでは「雪」はありません。「10日ほどの休日を日本の白い世界で過ごす事ができ最高 !!!」と話されているのを聞くと,少々無理してもアルプス平にお連れして良かった !!!...そう思いました。(^ ^)(^I^)
  “スキー”はもちろんスポーツですから,それ自体を楽しむことができます。でも,そのスポーツのフィールドをも一緒に楽しめる...というのは,さらに素晴らしいことだと思います。アウトドアスポーツのほとんどがそうだと思いますが,自然環境の中で,その環境に溶け込んで行なえるスポーツは,また格別の面白さを有しています。ついこの前まで私が滞在した「ニセコ」の環境...そして,白馬の北アルプスに抱かれた「白馬地域」の環境...これらはそれぞれに違った側面を持っています。ですから,“スキー”の味わいにも微妙な差があり,違った体験ができるのです。素晴らしいことだと思います。(*^^)v
  一昨日,昨日...レッスンをさせていただいた皆さん...“スキー”を通して,シンガポールには無い雄大な自然の景観に触れることができて本当に嬉しそうでした。ともすると,私たち日本のスキーヤーは,これが当然と思い,このような感動を忘れている節があります。“カイリー”さん達の感動する表情を拝見しながら,私達も「自然の恵みに感謝しなくては...」...そんなことを思った【TOK】でした。

  ...ということで,二日間...午前中だけのレッスンでしたが,それが終わりました。
  そして,帰り際...「明日も午前中レッスンOKですか?」...と聞かれました。もちろんOKです。...ということで今日も行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 08  2008 Friday 曇り (Hakuba)
 今日は「曇り」の白馬です。
 ところで,栂池で初心者用の迂回コースで雪崩が発生し,二人が亡くなりました。信じられない場所で雪崩が起きます。皆さんもオフピステ滑走などの時は,くれぐれも気をつけて滑ってください。他人の事故を「他山の石」として“スキー”...楽しみましょう。(^ ^)(^I^)
 みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日も三日連続...オーストラリア人の皆さんの半日プライベートレッスンでした。(^ ^)(^I^)
  一昨日,ゴンドラで上までお連れし,少々自信を失いかけていた“カイリー”さん...どうやって自信を取り戻し,更なる向上をさせてあげられるか...考えました。そして思い付きました。“Sound of Music Turn”かもしれない...と。で...ガムテープに「♪♪♪」マークを書き,それを彼女の板に貼り付けてこれを実行しました。そしたら...効果抜群 !!!。これまで身体に力が入ってガチガチになってスキーをしていたのがウソのように,リラックスし始めました !!!。もちろんつぶやきの言葉...♪♪♪Sound...of...music...Sound...of...music...♪♪♪と歌いながらです。(^ー^) 緩斜面で数回これを行い,続いて中斜面に挑戦です。これもバッチリ !!!。本当に“イメージ”の不思議を感じました。(*_*)
  2時間近く彼女と滑った後は,“ニール”さん,それに“エミリア”さんのワンポイントアドバイスでした。飯森ゲレンデの「ストレートコース」と「ウィスキーコース」を使って急斜面の滑り方の練習です。あまりたくさんのことを話しても混乱させるだけなので,前回行なった「水面オレンジ」を洗練させることにしました。「着水する水鳥が綺麗な波紋を作るようなイメージ」...これを持ってもらうことで,山回り後半で圧の吸収が楽にできるようになりました。そして,“Do Ski”が徐々に“Let Ski”に変わられました。ほんの45分ほどの短い時間でしたが,お二人とも「良かった !!! 来年もぜひ来たい。その時はまたヨロシク...」と仰ってくださいました。(^ ^)(^I^)
  久しぶりの英語でのレッスン...結構通じました。そして,なんとなく自信を持った【TOK】でした。「こちらこそ貴重な経験をさせていただき,ありがとうございました !!!」...そんな気分でした。!(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 09  2008 Saturday 晴れ (Hakuba)
 今日は「晴れ」の白馬です !!!。
 「雪」も天気もベスト !!!...“スキー”を楽しむには最高ですネ !!!。。
  みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は“Oka”さんのプライベートレッスンでした。午前中...のっぴきならぬ用事ができ,計画を急遽変更させていただき,午後からのレッスンとなりました。(=_=;)

  先ずBefore映像を撮影させていただきました。“Oka”さんにとっては昨日が初滑り二日目...だとのこと...そのためでしょうか,昨年レッスン後のスムーズな滑りに比べると,やや“Do Ski”要素が多く見られ,“C字ターン”的でした。そこで,「かかと支点」として,スキートップがターン内側に入り込んで来る滑りを目指すことにしました。この滑りは,ターン山回り後半で身体に「スプリング的な縦のエネルギー」と「上半身と下半身のねじれエネルギー」が生まれ,ターン谷回りでこれが気持ち良く開放されて行く...という“S字ターン”を目的としたものです。この滑りは別に今新しく言われていることではなく,何十年も前から,「身体の下から身体を離し過ぎない」,「高い姿勢で滑る」,「スキートップがターン内側に入り込んで来る滑り」...といった,“スキーの名手”が行なっていた滑りそのものでもあります。そして特に強調したいのは,あの“インゲマル・ステンマルク”がレーステクニックとして使っていた...「圧を飲み込む滑り方」そのものでもある...ということです。(^ ^)(^I^) そして,もちろん「不整地」,「粗踏み」,「新雪・深雪」などいろいろな条件下で使える滑りでもあります。

  レッスンはこの滑りを目指し...
  ①“Water Level”の意味の解説と,“斜面上の池”に入って行くイメージの練習
  ②“Motor Boat Turn”で「かかと意識」の練習
  ③“Float plane turn”で「スキーの進行方向意識」の練習
...という順序で行ないました。

  特に“Oka”さんには“Float plane turn”イメージが効きました。そして昨年終わりの頃よりも,さらにスピードのある安定した滑りをされるようになりました。飯森の急斜面“コスモリバーコース”も,安定した滑りで降りられるようになりました。もちろん小回りも“セスナ機”イメージでバッチリ !!!。ご本人は「小回りもこんなイメージでできちゃうんですネ !!!」...と少々ビックリ顔でした。(^ ^)
  昨年も感じたのですが,“Oka”さんがこれだけ変身された理由...それは“Oka”さんの「素直で豊かな感性」があるからだと思います。レッスンさせていただいて,【TOK】が勉強させてもらった...!!!...そんな気がした一日でした。ありがとうございました !!!。 (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 10  2008 Sunday 晴れ (Hakuba)
 今日も,快晴...とはいきませんが「晴れ」の白馬です。
 本当に雪の状況は最高です !!!。おかげさまで,北アルプスエリアのスキー場...結構混雑しているようです。みなさんはどちらでお楽しみですか?
 今日も素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日から,「キャンプNo.21 オフピステ+ゲートトレーニング 3日間 in 白馬乗鞍」が始まりました。テーマは...「オフピステにも,レースにも通じる普遍的な技術について学ぶ」ということです。

  私自身,これまでの教師生活を振り返って,今ここに来て「スキーの普遍的な技術」...というのが見えはじめた気がしています。それは基本的に「スキーは落下運動だ」...ということに尽きるのですが,それを考え詰めていくと,“水面フラット意識”になり,また“かかと支点の滑り”になる...ということです。これには昨年のニュージーランド体験も大きく関わっているのですが,いろいろな斜面を滑る時の「共通項」的な意識として,「重力に人間の身体が引かれている」...ということを考えていくと,“水面”と“かかと”になって来るのです。今回のキャンプでは,そのようなことを皆さんにお話しながら,“スキー技術”ということを考えたい...そう思っております。結局そのことが“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をいちばん良い状態でマッチングさせることができる...そう思っております。

  さて,レッスンはBefore映像を撮った後,スキッディングターンの基本...“オレンジ・ターン”から始めました。谷回りでオレンジを感じ取りに行くこと,そして山回りではオレンジジュースを身体に受け容れること...。この練習でスキーの前後差を生かした基本的な滑りができ,そして身体の脚の動きがスムーズに行なえることを学びました。

  次は,“Float plane turn”です。これはさらに滑走スピードが出,スキーが「たわんだ状態」になった時にあらわれる“かかと支点”をイメージしたものです。水上飛行機が着水するとき,フロートの先端が上がり,水平尾翼付近が初めに着水する...というイメージがありますが,これが“かかと支点”を実現させてくれるのです。言葉を代えて言えば,「水上スキーの先端が上がり,テールが水面に沈み込んでいる状態」...とも言えます。スキーが停止した状態では,「後傾」なのですが,スキーが斜面移動し続け,雪からの抵抗を受け続けている状態では「後傾」ではなく,「バランス維持の状態にある」...ということなのです。

  午後からは,“Float plane turn”にさらに磨きをかけるための練習を行ないました。つぶやきの言葉は...♪♪♪take off...旋回...landing...take off...旋回...landing...♪♪♪でした。そして,粗踏み斜面でこれを試してみました。みなさん,エッジの使い過ぎが姿を消し,緩斜面の粗踏みも難なくこなされるようになりました。(^ー^)
  次は“Joyberk”さんのレースキャンプにお邪魔し,セットされているポールを体験させていただきました。“Joyberk”さんとは,かねてから,「レースと生涯スポーツとしてのスキーの接点を見出すため,互いに協力し合いましょう...」というお約束ができていましたので,皆さんに“Float plane turn”イメージでゲートをくぐる...ということを試していただいたのでした。「ゲートをくぐるのは今回初めて...」という方も居られ,恐々...だったかもしれませんが,貴重な体験ができました。!(^^)!(*^^)v

  さて,今日は二日目...天気もまずまずです。どんな体験が待っているでしょうか? 楽しみ楽しみ !!! では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 11  2008 Monday 晴れ (Hakuba)
 今日も「晴れ」の白馬です。
 昨日も朝の内は晴れていましたが,昼ごろから少し雲が出て,雪が舞ったりしました。でも,最高の条件で“スキー”が楽しめました。 
 さすがに連休だけあって,白馬乗鞍も結構混んでいました。でもリフト待ちもほとんどなく,結構滑走量が稼げました。(^ ^)(^I^)
 みなさんも楽しんでますか?
 今日も素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「キャンプNo.21 オフピステ+ゲートトレーニング 3日間 in 白馬乗鞍」の二日目でした。このキャンプのテーマに合わせたように,約20センチ〜30センチの積雪があり,粗踏みや新雪滑走ができました。(^ ^)(^I^)
  午前は,基本技術を確認しながら,“Float plane turn”で言うところの「着水場所=Air port」をしっかり確認して滑ることから始めました。この③の位置...これを「セーフティゾーン“Safty zone”」と呼び,そのゾーンに積極的に入って行く感覚を持つことで,斜面移動が楽になりました。(^ー^) 次は,いかにこの“Safty zone”に静かにランディングできるか?...という練習でした。そのためには押す感覚ではなく,受ける感覚が大事になります。“Float plane turn”イメージで,飛行機が着水する時に「しぶき」が出ますが,そのしぶきを受け止めるイメージを持つことで,このソフトランディングが可能になります。皆さんのすべりもこのイメージで,かかとを支点とした「スキーの回り込み」が次第にうまくできるようになりました。!(^^)!(*^^)v
  これがうまくできるようになれば,あとはいろいろな斜面でこれを試してみることです。白馬乗鞍スキー場の“ハイウェイコース”や“エキスパートコース”を使って,新雪や粗踏みを楽しみました。特に“エキスパートコース”は,このところの積雪で条件が良く,思わず歓声を上げながらの滑走となりました。皆さんも存分に楽しんでいただけたと思います。(^ ^)(^I^)

  午後は,いよいよ“スカイビュー”への挑戦です。この斜面は斜度もありますが,結構広く新雪も残っている場所が多いので,オプピステ体験ができるのです。皆さん...水を得た魚のようにこの斜面を楽しんでいただけました。
  もっともっと滑りたかったのですが,今回のもうひとつの目的...レーシング技術との関係を探る...というテーマが残っています。そこで場所を里見ゲレンデのゲートトレーニング会場に移し,基本的なゲートトレーニングを行ないました。ゲートトレーニングでも大事なことは“Safty zone”を見つけ,そこにソフトランディングができるか?ということと,“take off”をどこで行なうか?ということです。最初はGS的なセットの中をこのイメージで滑りました。その後,“Joyberk”さんのグループがセットされていたSLのコースを使わせてもらい,小回り的なゲートトレーニングも行ないました。これまで小回りがうまくできない...と仰っておられた,シニア女性の“Taka”さん...「自然に小回りができました !!!」と喜んでおられました。ゲートをくぐると,自然に③のソフトランディング場所を探すようになり,そのことが小回りを可能にさせてくれたのです。“take off”した後の着水場所設定が大事なことを物語っています。(^ ^)(^I^) 他の皆さんもこの体験で,「ポールも楽しいですネ !!!」...と仰っておられました !!!。

  さて,今日は三日目...最終日です。天気も良いので存分に楽しんで来たいと思います。では行って参りまァーーーす !!! (^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 12  2008 Tuesday 雪 (Hakuba)
 今日は「雪」になった白馬です。
 天気予報によりますと,この雪...ナント...17日まで断続的に降るとのことです。
 昨日は午後になって暖かくなり,春を思わせる雪質に変わりましたが,またこの降雪で真冬のサラサラ雪が楽しめます !!! この連休...思いっきり楽しめましたか?(^ 。^)
 今日も素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「キャンプNo.21 オフピステ+ゲートトレーニング 3日間 in 白馬乗鞍」の三日目...最終日でした。
  最終日のテーマは “feel in”の練習でした。ステンマルクの言う「圧を飲み込む」...ということが,レースはもちろん,一般スキーの技術としても大変重要なのですが,これができれば,新雪や深雪,もちろんコブなども自在に滑ることができます。それほど重要な技術...ということができます。スキーのトップがターン内側に入り込んで来るためには,トップを押さえ付けていてはダメなのです。かかとが支点となり,身体の方向に雪の圧がやって来るのを受け止める様にすることが大事です。ですから雪の抵抗を「感じて」...そして身体に「容れる」イメージが大切になります。これは「レース」&「オフピステ」...という今回のキャンプでは特に大きな要素となりますので,しつこいくらいに練習したのでした。(^ー^)

  午後は,さらに重心移動を積極的に行なう“Motor Boat Turn”の練習でした。実は“Float plane turn”で,抵抗を受け続ける...ということの基本練習ができてからでないと,このイメージが生きないのです。いきなり“Motor Boat Turn”だと,「ボートの横移動イメージ」が出ることが多く,スキーを横に動かす運動が表れてしまいます。でも充分に“Float plane turn”をやってからだと,前方に移動する...というイメージが身に付いていますから,重心移動の方向が横になりにくいのです。(^ ^)(^I^) この“Motor Boat Turn”...イメージしやすかったのでしょうか,皆さんの滑りがどんどん変わり始めました。それまで角を使い過ぎていた人も,また重力に引かれて斜面移動することが苦手だった人も,滑るに連れてその積極姿勢に違いが出て来ました。そして,昼過ぎ気温が上がり,少し緩み始めた粗踏み斜面でも,自信を持って滑り始めました。皆さんの圧巻は,白馬乗鞍の“エキスパートコース”の「Bowl状斜面」でした。ここの斜度は上部で35度くらいあり,しかも斜面が大小様々にうねっていて,かなりハードですが面白い斜面でもあります。ここを午前に滑った時とは,まるで人が違ったような滑りを見せてくれたのです。”!(^^)!(*^^)v そして皆さんから聞かれた言葉は...「Imageって不思議ですネ !!!」...ということでした。ホント...イメージ力は凄ッごい !!!

  ...ということで,今回のキャンプ...「かかと支点を意識する」,「地球の引力に引かれて落下する」,「身体で感じる」...この三つが重要課題となりました。そして,大げさではなく,“スキー”というスポーツを楽しむためのキーワードもここにある...そんなことを再確認した【TOK】でした。
  みなさん !!! お疲れ様でした !!! !(^^)!(*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 13  2008 Wednesday 雪 (Hakuba)
 今日も「雪」の白馬です。
 糸魚川地域には「大雪警報」も出ているようです。今シーズンは,おかげさまで,スキーヤーにとっては恵まれたシーズンになりました。2月中旬なのですが...新雪や深雪も存分に楽しめます。その分,クリアな晴天にはお会いできませんが...。(^ ^)(^I^)
 今日も素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日から,「No.22 シニア初心者 スペシャル 3日間  in 白馬乗鞍」が始まりました。このキャンプのテーマは...「初登場 !!!。シニアの方,女性の方でこれからスキーを始めてみようかな?という人のために…」ということです。シニア初心者の方を対象として,その門戸を広げたい...ということでの企画でした。三人の方のお申し込みがあったのですが,直前になって二名の方のキャンセルが...。ということで結局“Ishi”さんお一人だけの,プライベートレッスン的なキャンプになりました。(^ ^)(^I^)

  そういうことで今回ご参加の“Ishi”さん...お話をお聞きしますと,初心者ではなく,もう中級くらいの足前...らしいです。「“スキー”を始められて,2年あまり...」ということでしたが,Before映像を撮りながら滑りを拝見すると,もう立派な中級スキーヤーです。ただ,ターンの舵取り局面で,内足に乗りすぎる傾向があるのと,やや“Do Ski”的な運動が多い滑りでした。
  初・中級スキーヤーにとって大事なことは“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”のマッチングを目的としていただくのは当然のことですが,その中でも“スキー用具の特性”...これを生かす...ということになります。そこで私のレッスンでは先ず“オレンジ・ターン”を練習していただきます。このイメージの滑りは,スキーの持つ特性の内,「前後差を生かす」...ということなのですが,これを行なうといつも決まって,「安定した滑り」を実現していただくことができます。“Ishi”さんも例外ではなく,オレンジを土踏まずに意識することで内傾も少なくなり,次第に安定して来ました。そして,そのオレンジがつぶれたり戻ったり...というイメージを持つことで,脚の自然な伸縮も表れ始めました。(*^^)v

  基本的な“オレンジ・ターン”ができたら,レベルに関係なく,次はもう山回りでの「圧の吸収」を意図した練習に入ります。私はできるだけ早い機会に“Do Ski”をやめ,“Let Ski”的な「圧の吸収」をメインとしたスキーイングに移行すべきだと思っています。それは前回のキャンプでもお話したように,あらゆる局面で応用が効くすべりになるからだけでなく,身体に優しい滑りが実現できるからです。そのため「オレンジジュースを身体の重心に浴びる」...というトレーニングを行ないました。“Ishi”さんもこの,♪♪♪オレンジ感じてェー...ジュース浴びてェー...オレンジ感じてェー...ジュース浴びてェー...♪♪♪というつぶやき練習が効果がありました。本当に自然な脚の伸縮が起こり始めたのです。

  午後は,もう初歩的なカービングターンの練習に入りました。カービング...と言ってもあくまで「身体に優しい,合理的なカービングターン」です。オレンジの位置を,土踏まずからスキー板のトップ方向に移動させ,そこからジュースを浴びるイメージを持ってもらうことで,これを行ないました。滑走スピードも結構速くなり,スキーがたわみ始めていますので,スキートップ位置からの抵抗の受容が可能になるのです。そして,「自然なかかと支点の滑り」が表れてくるのです。“Ishi”さんはこのイメージの滑りで,これまで行なったことのなかった「小回り」もおできになったのでした!!! 素ッ晴らしい !!! !(^^)!(*^^)v

  さて,今日は二日目...雪が降っていますが,どんな展開が待っているでしょうか? 楽しみです。では行って参りまァーーーす !!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 14  2008 Thursday 雪 (Hakuba)
 今日は昨日の吹雪も止み,少し小康状態になって,青空も見え始めた白馬です。でも,天気的には...「曇り」ですネ...。
 それにしても昨日は寒かった!!!。温度計では−8℃くらいでしたが,体感温度はニセコの−15℃に近いくらいの寒さを感じました!!!。
 この寒気...18日頃まで続くようです。オーー...さぶ... (=_=;) でもスキーヤー...感謝しなきゃ!!! (^ ^)(^I^)
 みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「No.22 シニア初心者 スペシャル 3日間  in 白馬乗鞍」の二日目でした。今回のキャンプ会場...白馬乗鞍の直ぐ隣り,糸魚川地方は「大雪警報」が出るほどの大雪です。その中,“Ishi”さんのレッスンが始まりました。
  昨日のレッスンは,今シーズン目玉の“Float plane turn”イメージでした。このイメージがどのように“Ishi”さんに働くか?...教師としての私にとっても興味のあるところでした。(^ ^)(^I^)

  レッスンは先ず,ランディングから始めました。水上飛行機が着水する時のその模様を,具体的にイメージし,かかとを尾翼付近に,翼を“レシーブポイントRP”に想定します。そして,飛行機の「フロート」が水面に着水した時,飛行機本体ならぬスキーヤーが,「水しぶきを浴びるイメージ」を持ってもらいます。これで,圧の吸収を伴った,基本的な「かかと支点」の山回りのトレーニングができます。最初は戸惑っておられた“Ishi”さんも,次第にその感覚に慣れられました。(^ー^)
  次は,“take off”です。パイロットの訓練で行なうと言う...“touch and go”=「着陸に失敗しそこなって,そのまま離陸する訓練」...これを想定し,“landing on water”後,直ぐに“take off”することをイメージします。これは,「次の谷回りターンを焦って行なわない」...という良い練習になります。飛行機の“take off”は最初直線的に行なわれる...というイメージを,皆さん持っておられるからです。
  そして,最終的なイメージは“旋回”でした。“take off”した後,揚力を受け続けるために飛行機は旋回を行ないながら高度を上げていきますが,そのイメージが,「かかと支点でスキーが雪の抵抗を受けて行く」...というイメージと重なり,素直な身体の動きが表れるのです。

  午後は,このイメージ練習に磨きをかけるための,“ドリル練習”でした。気温も−8℃と,白馬エリアでは信じられないほどの寒さで,しかも吹雪き...。このような状態では,じっくりドリルを行なうに限ります。特に,初中級レベルの皆さんには,あまり多くのことを話すよりも,基本的なイメージを繰り返し行なうことが大事なのです。“宇宙なる神”もそのことをご存知で,この様なシチュエーションを与えてくれたのだと思います。(^ ^)(^I^)

  昨日,初めての“Float plane turn”でしたので,滑りがガラッと変わった!!!...というほどではありませんが,確実にその滑りに変化が表れて来ました。それは「脚の滑らかな伸縮」と,「円い弧」です。緩斜面であれだけゆっくりと円い弧が描けるのは“Float plane turn”をはじめとする Feeling Ski ならではのことだと思います。(^ 。^)

  さて,今日は最終日...どんな展開になるでしょうか? 楽しみ楽しみ!!! では行って参りまァーーーす !!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 15  2008 Friday 雪 (Hakuba)
 今日も「雪」の白馬です。降雪量はそれほどでもありませんが,寒いです...。(=_=;) マイナス5℃から9℃の気温が18日まで続く模様です...。...ということで,今週末も“スキー”...存分に楽しめますネ !!!。(^ ^)(^I^)
 みなさんも素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日は,「No.22 シニア初心者 スペシャル 3日間  in 白馬乗鞍」の三日目...最終日でした。今回は三日間...ずーっと“Ishi”さんお一人だけのキャンプで,次々とイメージが展開され,なかなか大変だったと思いますが,よく付き合っていただきました。(^ ^)(^I^)
  昨日のテーマは“Float plane turn”をイメージして“重心”の移動を意識するということでした。今回のキャンプ...“Ishi”さんには申し訳ないのですが,初・中級の皆さんにどれくらい“Float plane turn”イメージが効果があるのか?...ということを見計りながらのレッスンでした。このクラス...本来なら,重心移動を意識したターンまでの展開は考えないのですが,“Ishi”さんの進展が早いので,試してみることにしたのでした。...^^
  つぶやきの言葉は...♪♪♪take off...旋回...給油 (Air port)...take off...旋回...給油 (Air port)...♪♪♪でした。この「給油」というイメージ...昨日が初登場です。飛行機がAir portに着水して,そこで給油し,エネルギーを補給して飛び立つ...というイメージを持つことで,スキーヤーの懐にエネルギーが蓄積される...という気持ちが起こり,上半身の懐が深くなるのです。自然に“バナナシェープ”ができる...ということです。(^ ^)(^I^)
  この様な練習で。初日の雪面コンタクトのされ方と比べると,無駄なコンタクトが無くなり,格段にターンコントロールが良くなって来ました。その映像をご覧ください。内倒内傾,ワイドスタンス,直線的なスキーの動き...これらが少なくなり,身体の自然な運動が観られ,“Let Ski”的要素が増え,円弧が円くなり,スキーも走るようになりました!!!。三日間の練習でしたから,まだ不安定要素はありますが,これを続けて行かれれば,いろいろな斜面に応用の利く滑りに発展され,確実に生涯スポーツとしての“スキー”が観えて来ると思います。(*^^)v 

  寒い中...三日間お疲れ様でした。そして,ありがとうございました!!! (^ ^)(^I^)
  また機会を見つけてご一緒に滑れるのを楽しみにしております !!! (*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 16  2008 Saturday 晴れ (Hakuba)
 今日は久しぶりの「晴れ」...の白馬です。カラッとした晴天ではなく...八方尾根は少し風があるようですが...。風が止み,良い条件で週末スキーが楽しめるといいですネ !!!。(^ ^)(^I^)
 みなさんも素敵な週末を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日から,「CampNo.23 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」が始まりました。
  このキャンプは,「スキー用具の機能と性能を見つめ直し,スキーライフがより楽しめるように...」といことで企画しました。よく,「うまくなればどんな用具でも使えるし,乗れるものだよ...」という話を聞きます。これはある意味で正解です。...というのは,いろいろな用具を経験し,その酸いも甘いも理解し,極めることができ,用具の何たるか?に精通した人であれば,それなりの用具を使って,それなりの性能を引き出す...ということが可能だからです。例えば,ブーツの硬さについて言えば,非常に柔らかい靴と,非常に硬い靴を経験し,それぞれの得失を理解することができれば,その中間の硬さの特性が解って来るし,自分に取って使いやすい硬さに調整することも可能だ...ということです。このように,用具の何たるか?に精通するためには,いろいろな特徴ある用具を使用し,その得失をしっかり経験し味わうことが大事なのです。今回のキャンプはそのため,私が準備できるいろいろな用具を使って,参加していただいた皆さんに「用具の違いによる滑走感覚の違い」を経験していただこうと思っています。

  昨日はお一人だけ...“Kara”さんだけのご参加で,今日から“Matsu”さんと“Yoshi”さんが加わります。昨日は,先ず「スキー板の性能テスト」をしていただきました。O社のスキー板...二台で,一台は「U-TD1」という一般スキーヤー用の板,もう一台は「ET-YA」というファットスキーです。この二台...かなり違った特性を持っています。それを先ず経験してもらい,それぞれが「安定性」,「走り・切れ」,「レスポンス」,「操作性」,「粗踏み雪対応度」,「全体バランス」...という項目でどう特質があるのかチェックしてもらいました。このことで,スキー板にはそれぞれ独特の違いがあり,同じではないことを経験していただきました。「用具で滑り方が違ってくる...」ということ,そして「用具が違えば楽しみ方も変わってくる...」ということを先ず知ってもらったのです。...^^

  午後はスキーブーツの硬さの違いによる滑走感覚体験でした。私の履いているN社のブーツ...硬度150のブーツを履いていただき,ご自分のブーツとどう違う感覚が得られるか?...ということを試していただきました。“Kara”さんは,同じN社の同じ系統のモデルですが,硬度130のブーツを使用しています。130と150の違いだけなのですが,だいぶ違いがあった...と感じられたようです。!(^^)!(*^^)v
  次はブーツの前傾角を変えてみることにしました。ブーツのつま先に割り箸を入れて少し持ち上げることで,スキー板に対する脛の角度が変わりますので,全体とすれば前傾角を起こした状態でのスキー滑走を経験できるのです。これも違いが感じられたようです。前傾角を起こした時の方が,スキートップで雪面からの抵抗を感じることがより可能になった...というお話でした。前傾角があったほうがより感じられるのでは...と思いがちですが,“Kara”さんの話では,それが逆...。面白いですネ !!!。

  さて,今日は新しいお二人を迎えての用具体験です。会場は白馬乗鞍。どんな体験が待っているでしょうか?では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 17  2008 Sunday 曇り (Hakuba)
 今日は「雪」...の白馬です。
 それにしても,寒い日が続きます。今日も気温は,マイナス6℃...。連日ゲレンデでも,「今日も寒いねぇー」...という言葉が飛び交っています。(^ ^)(^I^)
 明日は一時,午前中晴れ間が出るようで,少しは暖かくなるのでしょうか?(^ー^)
 みなさんも,素敵な日曜日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「CampNo.23 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」の二日目...参加者全員が揃い,急遽 “Feeling Ski School”の“Kaorin”のinstructor,“Kaorin”もゲスト参加してのキャンプが始まりました。
  ある程度滑れるようになれば,その人に適した用具を,適したように使っていくことが“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチングさせる上でも大事になります。今回のキャンプはこのことを皆さんに知っていただくことも目的のひとつです。特に用具の中で大事になるのは「スキー板」と「スキーブーツ」の二つです。用具による滑走感覚の違いを体験するには,この二つの用具...性格の異なるものを試乗してみることがイチバンです。そうすることで,違いが歴然としてくるからです。
  
  午前中は,先ず私の所有している性格が異なる板数台を含め,8台の板で,スキー板の性格の違いを試していただきました。ブーツはご自分が使っているものを使用して...。皆さんにはスキーテスターになってもらった気分で,「評価用紙」にその板ごとの特徴を書き記してもらいます。この様に実際の滑走フィーリングを評価しようとすることで,「感じよう...」とする気持ちが通常の滑走時よりも強くなり,その分“感性”の感度を高める意識が働くのです。フィーリングレッスン的には,これはある意味で通常のレッスンよりも,効果があることなのです。実際,“Kara”さんは,二日間この「スキー板の性能見分け」...の作業を通して,「感じて滑る...」という姿勢が大きく顕れた...そう思います。(^ ^)(^I^)

  午後は,“Yoshi”さんは,「スキーブーツの硬さ」の違いわけテスト,“Matsu”さんは「スキー板」テスト,“Kara”さんと“Kaorin”は「ブーツ前傾角」の違いわけテストでした。そして“Yoshi”さんは,「ブーツが硬くなれば雪からの情報が非常に敏感に感じられるようになる」ことと,「ブーツの硬さとスキー板の性能には相性がある」...ということを,感じ取ってもらえました。また“Kara”さんと“Kaorin”には,「ブーツの前傾角が深くなると,テールがターン外側に流れ,横方向の落ち着きがなくなって,スキーがフラフラしはじめる」ことと,「前傾角が起きると,かかとを支点とすることが容易になり,スキー板のトップ部分で雪面からの抵抗を受け止めることが容易になる」...ということを体験してもらいました。!(^^)!(*^^)v 本当に用具の性能でスキーに対する感覚が変わるものだ!!!」ということを,ご参加の皆さんはしみじみ感じられていました。(^ー^)

  夜は7時過ぎから,スキーブーツチューンのプロ...“Joywerk”の“岡澤”さんに宿舎まで来ていただき,普段私達が意識していない「スキーブーツの不思議」...について,約1時間半ほどお話していただきました。「ブーツに足が当たって痛いから,広げてもらう...」といった単純なことでは,ブーツの機能を失ってしまい本来の性能が活かされないことや,硬いから良い訳ではなく,硬いブーツと柔らかいブーツ...この二つの特性を知った上で自分に合った硬さに調整することの大事さ...などについて話していただきました。(^ ^)(^I^)

  さて,今日は三日目...最終日です。皆さんに「用具の不思議」をどう感じていただけるか?楽しみです。今日はどんな体験が待っているでしょうか? では行って参りまァーーーす !!! (*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 18  2008 Monday 晴れ (Hakuba)
 今日は「晴れ」...の白馬です。これほど青空が広がったのは久しぶりのことのような気がします。
 今日は良い条件で“スキー”が楽しめることでしょう!!! (^ ^)(^I^)
 【TOK】は久しぶりの Day Off ...“休養日”です。できるだけ,いちにち...のんびり過ごしたいと思います...。(*^^)v
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日は,「CampNo.23 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」の三日目...最終日でした。約50センチの新雪・深雪の中での「用具の勉強」でした。

  スキー板の特性の違いによる滑走感覚の違いについては前日まで行ないましたので,昨日は「ブーツ」の機能について考えることにしました。スキーブーツには二つの側面があります。ひとつは「足が当たって痛い」とか「保温性が良い,悪い」...といった“ブーツの快適性”です。もうひとつは,「自分の滑り方にあっているか,滑りをよりスムーズにさせることができるか?」...という“ブーツの機能性”です。多くの方はこの快適性と機能性をごちゃ混ぜにして,「ブーツがああでもない。こうでもない...」と言っておられますが,本来はこの二つ...別々の視点からみるべきだと思います。日常履いているブーツと同じ快適さを求める人は居ないにしても,機能を優先させると快適性はやや犠牲にならざるを得ない...という側面もあるからです。
  ...ということで,先ず「ブーツの硬さを硬くするということは,どういうことか?」...ということから探ることにしました。そのためには,この「教師日記」で何度も話しているように,“フロントスポイラー”を入れてみることです。この“フロントスポイラー”のことについては,“taketake”さんの「スポイラーの製作記」に詳しく載っていますので参考にしてください。このスポイラーを入れると,確かにブーツが硬くなります。これまでひざが自由に前屈できていたのが,しにくくなるのです。今回ご参加の皆さん全員に,このスポイラーを入れ,その違いを感じとっていただきました。全員の方が「雪からの情報が受けやすくなる...」と話しておられました。要するに「ブーツが敏感になる」...ということです。ですから“フィーリングスキー”には適している...ということになります。
  面白かったのは,“Matsu”さんの滑りでした。これまで「オーバーエッジユース」のクセが取れず苦労していたのですが,スポイラーを入れ,ブーツを硬くしたので,ひざが前屈しにくくなり,エッジの使われ方が制限されてしまったのです。滑り始めたとたん転倒です。その後恐るおそる滑っていたのですが,次第に硬いブーツへの乗り方に慣れ始め,スピードも出せるようになりました。そしてその滑り方に驚くほどの違いが出てきたのです。これまで,「良くあんなに腰を外して滑れるものだなぁー?!?!?!」...という位エッジを多用していた彼の滑りが一変し,内傾内倒ターンが無くなって,“水面フラット”ターンで滑り始めていたのです。これには他の皆さんも(*_*)ビックリ!!!なのでした。
  さて,スポイラー効果...それを試す意味で,昨日せっかく“宇宙なる神”が与えてくれた「深雪」...これを頂かない手はありません!!!。(^ ^)(^I^) 美味しそうな深雪斜面が一杯残っています。その斜面を,“スポイラー装着”をした皆さんが楽しみました。その模様は「白馬乗鞍深雪三昧!!!」...でどうぞ!!!。!(^^)!(*^^)v

  午後は前傾角をいろいろ変えて滑ってみました。ブーツのつま先に「割り箸」小さく切って入れてみます。すると,結果としてスキーの板に対するひざの角度が起きた時の滑走感覚が体験できます。また逆に,かかとの下に「割り箸」を入れてみると,ひざの角度が寝た時の滑走感覚...つまり前傾角が深い時の体験ができます。
  この違い...全員の皆さんがその違いの大きさに驚いておられました。結果とすると,前傾角が大きいとテールが流れやすくなり,スキー板がフラフラしやすくなります。反対に前傾角が起き,小さいとテールでの捉えがしっかりし,スキートップから雪面抵抗を受けるのが容易になるのです。どちらが“Let Ski”に適しているかは想像がつくと思います。もちろんいくら前傾角が甘い方が良いといっても程度がありますが,前傾角がターンに大きな影響を及ぼすことは確かです。皆さんもぜひお試しいただきたいと思います。

  三日間...天候的には寒い日が続き大変でしたが,これもイチバン良い条件を“宇宙なる神”が与えてくれたものと思います。(^ ^)(^I^) そして,ご参加の皆さん...「用具の違いによるすべりの違いの大きさ」...これを充分に経験していただけました。ご参加の皆さんのこれからの具選びのためにも,本当に良い勉強になった...そう思います。通常のレッスンキャンプよりも,この様なキャンプの方が大事かな...?,そんなことを思った【TOK】デシタ!!! ハッハハハ...(^ー^)

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 19  2008 Tuesday 晴れ (Hakuba)
   今日は,朝早く...これから「野麦」に向かいます。
 なので,「教師日記」もオ・ヤ・ス・ミ…です。せっかくお越しいただきましたが,申し訳ありません...(=_=;)
  では行って参りまァーーーす !!! (^ ^)(^I^)

 みなさんも,素敵な一日を !!!
 I am sure you have a nice day !!!今日はこれから「野麦」に向かいます。
  なので,「教師日記」...オ・ヤ・ス・ミ…です。(=_=;)

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☆ Feb. 20  2008 Wednesday 晴れ (Nomugi)
 今日の野麦は,「晴れ」です!!!。
 昨日もいい天気で,雪質も最高!!!...楽しくスキーができました。(^ ^)(^I^)
 今シーズンは本当にどこのスキー場も良い条件に恵まれ,最高のシチュエーションになっていますネ !!!。“宇宙なる神”に感謝です。(^ ^)(^I^)
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日から,「キャンプNo.24 シニア中・上級 スペシャル3日間 in 野麦峠」が始まりました。今回は3名の方の参加を得ての開催となりました。(^ ^)(^I^)
  昨日はその初日でBefore映像を撮った後,“Sound of Music Turn”からはじめました。スキーが滑走していく時に発生する音...これに意識を集中し両耳で聞き取ろうとすることで,山回り後半に適度な外向傾が生まれ,また圧の吸収が自然に起こるようになります。しかも,他の“愛のターン”や“オレンジ・ターン”と異なり,実際にその部分から“音”が出ていますので,スキーヤーもそこに集中しやすいのです。午前中はこの滑りで大回りから小回りまで,基本練習をメインに行ないました。
  午後はいよいよ“Float plane turn”の登場です。先ず,緩斜面でゆっくり飛行機が水上を移動して行く様をイメージすることから始めました。空中に飛び出すイメージは,この練習を充分やってから行ないましたが,結果的にこの方法が皆さんには良かったようです。たった2時間ほどの練習で,みなさん「立て水」の急斜面もスイスイ滑られるようになりました。“Float plane turn”でいつも思うことですが,特に谷回りが大きくなることに驚きます。そして,これまでいかに早くフォールラインに入ろうとして,“Do Ski”的にスキーを動かしていたかが実感できるのです。
  みんさん,力に頼ったスキーではなく,重力に引かれてターンする...という“Let Ski”の見本...とでも言えるような滑りになりました。本当に,傍で見ている人が「どうしてあのように楽そうなスキーができるんだろう?」...と疑問を持つような,そんなスキーをみせてくれました。
  今日は整地以外の,少し荒れた斜面も試してみたいと思います。(^ ^)(^I^) では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 21  2008 Thursday 快晴 (Nomugi)
 今日の野麦...「快晴」です!!!。
 昨日午後から少し降った雪も止み,本当に素晴らしい天気になりました!!!。(*^^)v
 写真は野麦峠の今回のキャンプでお世話になっている「不思議童子」さんのダイニングです。ここで美味しい食事をいただき,楽しい一日を過ごさせていただいております。(^ ^)(^I^)
 最高のシチュエーション...今日も“宇宙なる神”に感謝です。(^ ^)(^I^)
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「キャンプNo.24 シニア中・上級 スペシャル3日間 in 野麦峠」の二日目でした。
  この「野麦峠スキー場」...ウイークディは本当に空いています。ですから「大回り」も他の人を気にせず,ドンドン飛ばして滑ることができます。朝一番は先ず,一昨日習った“Float plane turn”イメージで,“立て水急斜面”の「ハイスピード大回り」を楽しんだみなさんでした!!! 最高!!!デシタ!!! (^ ^)(^I^)
  次のテーマは“Motor Boat Turn”でした。その目的は少し「不整地斜面」を滑ってみよう...ということにありました。(^I^) モーターボートの舳先が波を受けながら前に進むイメージ,ドライバーがその波の抵抗を受けながらも果敢に前に進んで行くイメージ...これを持っていただく為の練習です。1時間ばかりこの基本練習をした後,いろいろな不整地に挑戦です。予想したとおり,かかとが支点となり,スキーのトップが不整地斜面の凹凸からの抵抗を吸収し,浮いたり沈んだりして滑れる様になりました。!(^^)!(*^^)v
  午後は,“Float plane turn”と“Motor Boat Turn”そして“Sound of Music Turn”...これらのイメージを各自が好きなように使って滑ることにしました。いろいろなイメージがありますが,そのイメージに最も適した斜面...というものがあります。また人によって,スンナリ入って行けるイメージとそうでないものがあります。ですから,自分の感性を豊かにしてくれ,雪との会話が楽しく行なえるようなイメージに任せることも大切なことなのです。昨日の午後は,これらのイメージで楽しく滑りました。(^ ^)(^I^)
  
  夜...素敵な宿舎「不思議童子」で,楽しみな夕食が始まりました。みなさんいろいろな体験をお持ちの方ばかりです。皆さんのお話を伺いながら,素敵な,そして楽しいひと時が過ごせました。そして,この秋...今回ご参加の“Aoki”さん...バイオリンの演奏活動そしてレッスン活動をされておられる彼の演奏会を, jpSKI.com のオフ会を兼ねて,ここ「不思議童子」で行ないましょう!!!...という企画が持ち上がりました。どんなオフ会になるのでしょうか?楽しみです!!!。

  さて,今日はキャンプ最終日です。素晴らしい天気に恵まれました。おおいに楽しんで来たいと思います。では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 22  2008 Friday 晴れ (白馬)
 今日の白馬...「晴れ」です!!!。
 昨日は午前中風があったようですが,今日はOK !!!でしょう。それにしても08シーズン...本当にスキーヤーにとっては最高のシーズンになりました。雪の量も適量で,天候にも恵まれています。これらに感謝しながら,おおいに“スキー”...楽しみたいものです。シーハイル !!! Schi heil !!!
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「キャンプNo.24 シニア中・上級 スペシャル3日間 in 野麦峠」の最終日でした。
  前日の午後から舞い始めた雪が夜になって少し激しく,そして夜半にはその雪も止み,風が少し出ましたので,「新雪」は飛ばされて,楽しめないかな?...と思っていたのですが,なんのなんの...ゲレンデに出てみると,そこかしこに新雪エリアが残っていたのでした!!!。風が当たった斜面は吹き飛ばされていましたが,風の影響を受けない斜面は,サラサラの雪が!!!。...ということで,朝から,その新雪を楽しんだ皆さんでした!!!。(^ ^)(^I^)
  それにしても,私たちをこの世に創り出してくれた“宇宙なる神”は,いつも最高の条件を最高のシチュエーションで与えてくれます。“心の持ちよう”でどういう風にも受け止めることができるとは思いますが,今回のキャンプ...その時々の条件は,シニアの方の“スキー”を見つめなおすことで,“スキー”はどんな意味が持っているのだろうか?...ということまで考えさせてくれました。そこに居ること,素晴らしい“野麦”というスキー場環境に居ることを通して,“生きる”ということの意味まで考えさせてくれた...そう思います。(^ ^)(^I^) レッスンの中でも皆さんにお話しましたが,自分の持つエネルギーと地球のエネルギーのやり取りを通して,自分がそこに存在していることの悦びを感じることができました。

  ...ということで,三日目の最終日は,「スキー技術は,ああだこうだ...」ということは一切考えず,「スキーヤーとしての自分がそこの環境にどう溶け込めているか?」...ということを思いながら,いろいろな斜面で“スキー”を楽しみました。
  時には“Float plane”になり,そして“flying bird”になり,野麦の環境と溶け込み,ひとつになることを楽しんだのでした。

  そして,ご参加いただいた“Aoki”さんから昨夜 e-mail をいただきました。その抜粋を...
  『...3日間、素晴らしい時間をありがとうございました。スキーだけではなく、いろいろなことを教えていただき、感じることの多いキャンプでした。素晴らしい天候と、素敵な仲間、そして心優しい小屋、元気をたくさんもらいました。
  いろいろなイメージで滑った中で印象深かったのは、「鳥になってー」と、雪の中5センチを感じる重厚な滑り。ことに「鳥・・・」は本当に自由に羽ばたいているようで、とても解放された気分で嬉しかったです。自分なりにイメージを付け加えて滑っていたのでご報告します。鳥と言っても、私は鷲鷹類を思い浮かべました。彼らの飛び方は、上昇気流に乗ってふわっと上った後、旋回してスーッと下りながらスピードを付け、その揚力で次の上昇気流を捕まえさらに上へと、8の字を書きながら空の高みに昇ってゆきます。これってまさに無限大ターンではありませんか。野麦の広々とした斜面を、とても自由に鳥になったつもりで滑れました。ポイントを突いたヒント、ありがとうございました。さて、3月ももう一度野麦キャンプに行こうと、目下画策中です...』

  
  ここで“Aoki”さんの e-mail を紹介させていただいたのは,実は理由があります。それは,「“イメージ”は各自が自由に連想できる“財産”ですから,それを“スキー”を通して使いこなし,いろいろなフィーリングを体験して欲しい!!!」...と思うからです。私が言っている“オレンジ・ターン”や“Float plane turn”だけでなく,そこから皆さんが自由にご自分のイメージを膨らませて,自分なりの“Ski World”を体験して欲しいのです。今回“Aoki”さんが e-mail で語っておられるように...。!(^^)!(*^^)v
  “Aoki”さん...三月ももし可能でしたらご一緒しましょう!!!(^ ^)(^I^)
  皆さんもいかがですか?三月の野麦キャンプ...。(*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 23  2008 Saturday 雪 (白馬)
 今日は...「雪」の白馬です。
 今朝6時過ぎは曇っていましたが,7時半頃から雪に変わりました!!!。
 天気予報では,この週末...土日は雪が降り続くようです。...ということは「新雪」が楽しめる!!!...ということでもあります。(^ ^)(^I^)
 みなさんも,素敵な週末を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日から,「キャンプNo.25 小回り特訓3日間 in 白馬乗鞍」が始まりました。
  このキャンプのテーマは「小回りがどうしても苦手…という人の特訓コース」...で,いつものキャンプより少し技術志向のキャンプになります。実は「小回り」の滑り方...100人スキーヤーが居れば,100通りの滑り方がある...と言われるくらい,いろいろありますが,代表的には「母子きゅう付近を支点とした,テールのズレを主体としたもの」,「土踏まず付近を支点としたスピン的なもの」,そして「かかとを支点とした,トップがターン内側に切れ上がるもの」...の三通りです。そのそれぞれに得失があります。今回はこの違いに気付き,理解することで「小回り」に対する認識を深めていただくことが目的です。どの小回りが良くて,どの小回りがまずい...ということではなく,それぞれの特徴をしっかり把握することが,より理想的な小回りをしていただく上で大切になるのです。

  さて,レッスンは上に挙げた三通りの小回りを先ず滑ってもらい,それをBefore映像として記録することから始めました。レッスン前ですからそれが完全にできたわけではありませんが,Beforeの段階としてどれ位理解しているか?ということを拝見したかったのです。この皆さんの滑りを拝見した後,実際のレッスンに入りました。
  そして,先ず行なってもらったのは,プルークボーゲンです。このプルークボーゲン...支点をどこに置くか?でその滑りがまるで違ってきます。最初に,ニュージーランドで使ったイメージ...土踏まずに“バター”をイメージした“Butter the bread”ターンを行なってもらいました。これは支点が土踏まずになりますから,スキーの前後差を生かした基本的なスキッディングターンを経験することができます。
  続いて内スキーの圧を軽くして次のターンを誘導する,「引く引くターン」を行ないました。これは,山回りで蓄積されたエネルギーを次のターンにつなげて行く...という“S字ターン”の基本となるものです。山回りで蓄積されたエネルギーを急激に開放する方には効果のある角付けの切り替え方法です。

  午後からは“flying bird”イメージの練習から始めました。これは“Float plane turn”の一種ですが,飛行機だと重量の重さがイメージされますので,もう少し軽いイメージのターンを期待したい時に有効なイメージです。“Float plane turn”と同じように水面に着水し,そこから“take off”するのは同じです。このイメージで,皆さんはお気づきになっていないかもしれませんが,実は「かかと支点の滑り」が顕れ始めるのです。
  この“flying bird”で基本イメージがつかめてから,“Float plane turn”に移りました。それは“レシーブポイントRP”をイメージすること...つまり「翼の位置」をどこにイメージするか?で“かかと”と“レシーブポイントRP”の距離が違って来,ターン円弧の大きさが変わって来るからです。翼の位置がかかとに近くなるほど,結果として身体の外向も深くなり,小回りが可能になるのです。

  ...ということで,昨日は先ず,いろいろなイメージの滑り方を体験していただきました。今日はそれらの滑りが,三つのタイプの小回りの内,どの滑り方に対応しているのか?...ということを確認しながら,ドリル練習をしたいと思います。みなさん...どのように変わるでしょうか?楽しみ楽しみ!!! (^ ^)(^I^)
  では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 24  2008 Sunday 雪 (白馬)
 今日も...「雪」の白馬です。...しかも,大雪警報...です。
 この雪...明日午前中まで続くようです。天気図を見ると,ホントに縦縞がビッシリ!!!ですネ !!!。そう言えば作夜半...ビュウービュウー風が吹いて,時々家がミシミシ言ってました!!! ハッハハハ...(^ー^)
 でも,おかげさまで今日も深雪...楽しめますネ !!!。(^ ^)(^I^)
 みなさんも,素敵な日曜日を !!! I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日は,「キャンプNo.25 小回り特訓3日間 in 白馬乗鞍」の二日目でした。
  天候は「大雪」...で,一時は10m先も見えないほどの降りの中でのレッスンとなりました。でも,私は思います。この様なシチュエーション...「目で見てスキーをするのでは無く,感じてスキーをしなさい...」と“宇宙なる神”が言ってくれているのだと...。特に「小回り」では多くの方が「急激な圧変化」でターンをコントロールしようとします。ですからターン円弧がギクシャクしてしまいます。本当は円い弧を描くのが楽だし,理にかなっているのですが,それができません。小回りだから早くターンさせないと!!!...と焦り過ぎているのです。ところが人間の持っている五感の内,「触覚」を使うようにするとこの圧変化をうまく調整することができます。...ということで,“宇宙なる神”は,「一寸先も見えない状況」を作ってくれたのだと思います。(^ ^)(^I^)

  さて,レッスンは「三つのタイプの小回り」...これをそれぞれ実践することにしました。
  先ず,「母子きゅう付近を支点とした,テールのズレを主体としたもの」から始めました。テールがずれ,スキーの横移動の割合が多いものです。この時大事なことは「上半身と下半身のネジレ」です。この「ネジレ」がしっかりできないと,次の谷回りがうまくいかないのです。カービングターンが主流になって,多くの方がこの外向姿勢を作るのができなくなってしまいました。(=_=;) 上半身を素直にフォールラインに向け続け,スキーが回り込んで来て,自然にこの「外向」ができるように,“ありがとうターン”や“ゲロゲロターン”特訓をしました。この練習...本当に久しぶりでした!!! ...^^

  次は,「土踏まず付近を支点としたスピン的なもの」です。土踏まずにオレンジをイメージし,そこからジュースが身体の重心に滲み込んで来たり,出て行く...という“じょうごハート”イメージで行ないました。
  このタイプの小回りではオレンジを土踏まずに意識する...ということが重要です。するとスキーの前後差の違いを生かした小回り...つまりスピン的な小回りが可能になるのです。もちろんターンの質は“S字ターン”です。

  午後は,「かかとを支点とした,トップがターン内側に切れ上がるもの」...でした。
  これは,かかとを支点とし,オレンジを土踏まずではなく,“センサーポイントSP”にイメージすることで行ないました。スキーのトップ側からオレンジジュースが入ってくるイメージを持つことでより積極的にジュースを受け容れるイメージが出てきます。降雪が激しく,どんどん雪が積もっていく状況の中での小回り練習でしたが,みなさん一生懸命頑張ってくれました。そして,その成果が顕れ始めました。特に75歳になられる“Nosa”さん...始めはスキーの落ち着きが見られなかった滑りでしたが,少しづつ変わり始め,レッスンが終わる頃には安定した滑りができるようになられました!!!。素ッ晴らしい !!!!(^^)!(*^^)v

  さて,今日は三日目...最終日です。雪がまだ降り続いていますが,与えられたこの環境に感謝し,最善を尽くしたい...そう思います。
  では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 25  2008 Monday 晴れ (白馬)
 今日は昨日の吹雪も去り...「晴れ」の白馬です。
 でも,昨日の雪...凄かったですネ !!!。久しぶりに,「雪の怖さ」を感じました。自然の力...凄いと思います。でも,そのおかげで,晴れた時の「優しさ」や「美しさ」もまた格別です!!!。^ ^) (^I^
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日は,「キャンプNo.25 小回り特訓3日間 in 白馬乗鞍」の三日目...最終日でした。
  昨日も凄い降雪に恵まれました。その降雪で視界も悪い中,いかに身体の感性を研ぎ澄まして小回りをするか?...ということに集中して練習しました。
  条件が悪いときはとにかく斜面の中の最も安全な場所...「セフティーゾーン」に入ることが大事です。この場所がつまりは,斜面の中の水面...「池」なのです。...ということで
♪♪♪Pond...開放ォー...Pond...開放ォー...♪♪♪のリズムでトレーニングを行ないました。
  そしてこの“Pond”を意識することが結果として「落差」を生むことになり,“Do Ski”ではない,雪の力でターンするという“Let Ski”的滑りをもたらしてくれるのです。自分が滑り降りていく“Pond”を意識する...これも効果がある...そう思った【TOK】でした。(^ ^)(^I^)

  午後は,斜面条件がゲートトレーニングにはあまり適していませんでしたが,皆さんのご要望がありましたので,これを行なうことにしました。ゲートがセットされ,その中を滑って行こうとすると目標ができます。つまり“Pond”と同じ様な目標ができるわけです。
  このゲートトレーニング...私の想像以上に効果がありました。皆さんの滑り...ゲートが無い時の滑りに比べ非常に活き活きしていました。そしてターン山回りでのエネルギーの蓄積も,非常にいい形でできるようになりました。ただ,大事なことは,ゲートが無くても同じ様にターン後半の滑りができるかどうか?です。ですからゲートトレーニングのあと,自分で斜面上にゲートを仮想して滑る...というトレーニングをすることも大切になります。

  初日だけは良い天候に恵まれましたが,その後二日間は厳しい条件の中でのスキーイングになりました。でも,これも天が与えてくれた試練...そう思います。“宇宙なる神”にありがとう !!!...です (^I^)
  そしてご参加いただいた皆さんにも,心からお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました!!!。
  また,機会がありましたらご一緒に滑りましょう !!! (*^^)v

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 26  2008 Tuesday 雪 (白馬)
 今日はまた「雪」に戻った白馬です。
 でも本当に今年は「降雪」に恵まれています。もうじき三月...というのに良い条件で“スキー”が楽しめています。雪不足を感じないで“スキー”ができることに“感謝”しながら天からの贈りもの...味わいたいと思います。(^ ^)(^I^)
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日から,「キャンプNo.26 シニアオフピステ特訓3日間 in 白馬乗鞍」が始まりました。
  シニアの方に良く聞かれます。「歳だから...新雪や粗踏みが多いオフピステは無理でしょう...」と...。でもお歳に関係なく「オフピステ」...それなりに楽しめます。もちろん体力に恵まれた若人と同じ様に...というのは無理ですが,シニアの方にはシニアの方の楽しみ方があるのです。今回はこれを皆さんとご一緒に探ってみよう...というキャンプで,6名の方々のご参加をいただきました。(^ ^)(^I^)
 
  さて,レッスンは Feeling Ski の基本...“オレンジ・ターン”から始めました。全員の方が,これまで私とご一緒に滑った経験のある方々ですので,“オレンジ・ターン”は経験済みなのですが,大事なフィーリングなので,再度この復習から始めたのでした。
  その後,“じょうごハート”でジュースが出入りするイメージ⇒“水面オレンジ”と進めました。“水面オレンジ”は重心移動を容易にしてくれます。オフピステ滑走では,「スキーと重心が一体となって移動する」...ということが本当に大事なのですが,この基本となる滑り方のイメージとして,“水面オレンジ”が効きます。

  さて,午後...午前中学んだことを生かして,いろいろな粗踏み斜面に挑戦しました。初めて挑戦する方も居られ,転倒するシーンも見られましたが,皆さんに喜んでいただけました。何よりも「普段経験できない斜面を滑り切った!!!」...ということが,心の充足となるのです。もちろん滑りは整地のように安定してはいませんが,いろいろ違った経験を喜びとして感じることができるのです。

  さて,今日は二日目...雪が降ってきました。どんな体験が待っているでしょうか?楽しみです。(^ ^)(^I^)
  では行って参りまァーーーす !!!

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 27  2008 Wednesday 晴れ (白馬)
 今日は薄日が射しています...が,クッキリとした青空は見えません。ですから天気は「曇り」...ということになるでしょうか?
 昨日は午後...「雨」という予報でしたが,おかげさまで「雪」でした。今シーズンは「雨」の日...ほとんどありません。それだけ降雪に恵まれている...ということでもあります。
 おかげさまで「豊かな降雪」に恵まれ,シニアのオフピステキャンプも,順調です!!!。
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  昨日は,「キャンプNo.26 シニアオフピステ特訓3日間 in 白馬乗鞍」の二日目でした。
    朝から一日中降雪が続き,視界は悪かったのですが,テーマにピッタシの状況でトレーニングができました。
  午前のテーマは,「オレンジをスキー板のトップ側に意識した“じょうごハート”イメージで滑る」...ということでした。山回りでは地球からエネルギーを受け,オレンジからジュースが出,それが自分のハートに入ってくるイメージです。これで「かかと支点とした圧の吸収」が行なわれるようになります。それに続く谷回りで,昨日は初めてのイメージを使ってみました。それはハートに溜まったオレンジジュースが出て行くとき,地球のコアに“吸引される”というイメージを持ってもらうことでした。単に出て行く...というイメージよりも,身体がより一層リラックスできるようです。
  午前中はこのイメージを持ちながら,20cm〜30cm積もった新雪滑走を楽しんだのでした。(^ ^)(^I^) 「こんな経験は初めて!!!」...と仰る方々も居られ,新雪滑走の気持ち良さを楽しんだのでした!!!。!(^^)!(*^^)v

  午後は“Float plane turn”でした。
  これは“着水イメージ”を持つことで,圧の吸収を伴いながら,山回りをソフトに仕上げることも目的のひとつですが,それよりも“take off”イメージを持つことにより,谷回りを急ぎ過ぎない...ということが,より大きな狙いです。平地での基本練習の後,30センチは降り積もった新雪を,この“Float plane turn”で試走してみました。その模様は「シニア・オフピステ映像」でご覧ください。(^ ^)(^I^) 皆さんの飛行機の操縦振り...いかがでしょうか?

  さて,今日はキャンプ三日目...。天候も回復して来,晴れ間も出てきたようです。どんな経験が待っているでしょうか? 楽しみ楽しみ!!!
  では行って参りまァーーーす !!! 

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 28  2008 Thursday 晴れ (白馬)
 今日は「晴れ」の白馬です。
 昨日は午前中...少し晴れ間が覗きましたが,午後になってまた雪が降り出しました。でも,その雪も上がって今日は良い天気です!!! (^ ^)(^I^)
 この晴天...明日も続くようです。良い条件で“スキー”が楽しめますネ !!!。

 みなさんも,素敵な一日を !!!
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  昨日は,「キャンプNo.26 シニアオフピステ特訓3日間 in 白馬乗鞍」の三日目...最終日でした。

  朝の内は少し晴れ間が出て,少し暖かさを感じる天気でした。そのため,一昨日降った雪が少し落ち着き,表面が少しクラスト気味の難しい条件になりました。さて,この様な難しい条件...シニアの方がどのように滑られるでしょうか?...少し興味を持ちながらのレッスンとなりました。抵抗が大きいためスピードが出ません。ですから地球の引力に引かれ,じっくり雪からの抵抗を受け続ける意識が大事になるのですが,果たして気長に待てるでしょうか?力を入れて回そうとすると重心の位置が横にずれてしまいますから,角が立ち,スキーのたわみが消えてしまいます。この様な難しい雪こそ基本に返り,「地球にお任せ」...が大事なことを学んだのでした。(^ ^)(^I^)
  その後,“Float plane turn”の「旋回」部分を学びました。普通は“Float plane turn”で旋回イメージを持つと,尾翼が中心となって翼がターン方向に旋回していく意識になりますから,(a)⇒②⇒(b)にかけて“水面フラット”が自然に顕れてくるのですが,皆さんはターンを急ぎ,身体を内側に入れ過ぎてしまいます。軸が寝過ぎてしまうのです。そこで,「究極の“Level Image”」で解説したことを皆さんにお話し,これを実践していただきました。スキーがフォールラインを向いた時でも“水面フラット意識”...というイメージを持ってもらうようにしたのです。結果は?...皆さんご想像通り,「アレレ?ターンが簡単ジャン!!!」...というお言葉をいただけたのでした!!! (^ ^)(^I^)

  午後はオフピステの林間滑走を想定し,通路が規定された状況を想定して,ゲートトレーニングをすることにしました。ゲートの下部に池があり,そこにオレンジが浮いている,あるいは Air port がある...ということをイメージし,そこに積極的に入って行く練習です。自分が滑り込んで行くエリアが想定できますので,みなさん普段よりもスピードに乗り,活き活きと滑られていました。いつもこの様に自分が移動して行くラインが読めるようになると,オフピステもさらに楽しめるようになる...そんなことを思った【TOK】でした。

  三日間,今回もテーマに合った良い条件に恵まれました。そして,シニアの方々のオフピステ...それなりに楽しめることを実感していただけた...そう思っています。また機会がありましたらご一緒しましょう!!! 

  シーハイル !!! Schi heil !!!

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☆ Feb. 29  2008 Friday 快晴 (白馬)
 今日は「快晴!!!」の白馬です。(^ ^)(^I^)
 今日は2月29日...「うるう年」なので,いち日得をした気分です。この得をしたいち日が「快晴!!!」...というのも素晴らしいです!!!。
 【TOK】は事務仕事の処理が待っているので“スキー”には行けませんが,最高のコンディションで“スキー”...楽しめそうです。!(^^)!(*^^)v
 みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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  今日は休養日の【TOK】です。
  おかげさまで,シーズンに入ってから一昨日まで,78日のレッスンをさせていただきました。その間,風邪も引かず,体調も崩すことも無く,無事レッスンができました。ありがたいことです。そしてこの週末...丁度ぽっかりとキャンプ申し込みの無い日ができました。多分“宇宙なる神”が,「シーズン中間です。これからまだまだレッスンが続きます...少し身体を休めなさい...」とプレゼントをくれたのだと思います。(^ ^)(^I^)
  そういうことで,08シーズンも中間地点...丁度良い機会ですので,今シーズンこれまで私がレッスンで感じたことをお話したいと思います。
  さて,今シーズンも“ASAMA2000”から始まり,“Hakuba 47”,“五竜とおみ”,“白馬乗鞍”,“野麦峠”,“ニセコ”,“八方尾根”...などいろいろなスキー場にお邪魔し,“スキー”を楽しませていただきました。そして今シーズン特に思うことは,大げさではなく「“スキー”のベースとしての技術」...これが観えて来たということです。
  今日,明日,明後日...三日間にわたり,このことについてお話させていただこうと思います。

  先ず,“オレンジ・ターン”を原点として始まった Feeling Ski ですが,この「オレンジのつぶれ方をイメージする...」という様な,“イメージ力”の素晴らしさ!!!...これをつくづく感じています。“Sound of Music Turn”,“水面フラット意識”,“Level Image”など昨シーズンまでのイメージに加え,“じょうごハートイメージ”,“Float plane turn”,“水面オレンジ”,Motor Boat Turn”等,今シーズンも,いろいろなイメージが登場しています。
  “じょうごハートイメージ”⇒これは山回りでの圧の吸収によるエネルギーの蓄積と,谷回りでのエネルギーの開放を容易にしてくれます。そして身体の運動フォームとしては「脚の自然な伸縮」を可能にしてくれるのです。
  “Float plane turn”,“Motor Boat Turn”⇒これは,“水面フラット”をより具体的に意識させてくれ,「ターンの全局面で地球の引力に引かれている」...という気持ちにさせてくれます。結果として,角付けの使い過ぎを抑制してくれ,また“重心”のスムーズな移動をもたらしてくれます。
  またニセコのツリーランでは“水面オレンジ”イメージが効きました。木々の中でも滑り込んで行く目標ができ,積極的にそこに滑り込もうとする気持ちになります。スキーのたわみがキープされますからターンが持続でき,目標とする場所に移動できるのです。...^^
  この様に...その時々の状況に合ったイメージ...ということで,思いついたというか閃いたイメージなのですが,皆さんの“潜在的能力”を開花する上で,本当に役立っています。わたし自身これにはビックリしています。

  さて,次に思うことは,「“用具”...の大切さ!!!」です。いくら良いイメージが沸いても,雪面とのコンタクトがしっかり行なわれないと,雪からの情報を的確に得ることができません。その意味で「“センサー”として優れたスキー用具」が必要とされるのです。,「CampNo.23 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」では,本当にこの様なキャンプの大切さを思いました。次回「No.29 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」でも,同じ様なお話をさせていただく予定です。興味のある方はぜひご参加いただきたいと思います。きっと皆さんのスキー用具に対する考え方が変わると思います。(^ ^)(^I^)

  この続きは...また明日... 

  シーハイル !!! Schi heil !!!

 

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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたく
さん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。



スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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