“47 Feeling Ski School”

【TOK】のスキー教師日記  Nov.2006

 
Nov. 2006



★ Dec.01  2006  Friday  晴れ (白馬)
 
今日は“Rookie Academy”キャンプのため早朝白馬を出発します。そのため「教師日記」はオ・ヤ・ス・ミ…です。
 明日は“ASAMA2000”から Up date できると思います。
 せっかくお越しいただきましたが申し訳ありません...(=_=;)

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★ Dec.04  2006  Monday  雪 (白馬)
 
12/3“Hakuba 47”スキー場がOpenしました。まだ上部の“R5”と“R6”しか滑れませんが,それでも天然雪での滑走が可能です !!!
 ところで...12/4...昨日まで“ASAMA2000”で“Rookie Academy”キャンプがあり,現地からの Up date ...現地での多忙と通信事情によりできませんでした...(=_=;)
 今日からまたよろしくお願いいたします。
 では今日も...    I'm sure you have a wonderful day!!! 
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 おかげさまで,白馬...今日も雪です !!! 今シーズン天然雪でのスキー場Open !!!...です。
  “47 Feeling Ski School” も活動が本格化します。みなさんよろしくお願いいたします。

 さて,昨日まで“ASAMA2000”で“Rookie Academy”キャンプが開催されました。今日はその模様をお伝えしたいと思います。
 今回の“Rookie Academy”...“47FSS”の教師候補の必須科目でもありましたので,定員を超える11名の方々のご参加となりました。
 初日の12/1は,シーズン始めでもありましたので,まずフリーランを約1時間行いました。その後どういう様なレッスン展開を実際に“TOK”が行っているか?...ということでBefore映像の撮影を行いました。そして“スキー”を考えるときの基本的な事柄...“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”のマッチングと言うことをお話し,その中の“用具の特性を活かす”...ということを午前中にお話しました。
 午後は,“用具の特性を活かす”...ということの最も基本的なこと...スキーの前後差を活かしたスキッディングターンということでプルークボーゲンの意味を考えることにしました。そしてこのプルークボーゲンにも圧を強める意識のものと受ける意識のものがあることを学び,これをどうレッスンで生徒さんに説明するか?ということのノウハウを学びました。
 夕方5時からは技術理論研修...夕食をはさんで指導法の研修...と続きました。いつもキャンプとは違って,夕食でビールを口にしない“TOK”が居ました !!! (*_*)

 さて,二日目...午前は「スキーの特性を活かす」...ということでのプルークボーゲンの意味をさらに掘り下げ,そこから発生する“スキーのたわみ”について考えました。この“たわみ”こそが切れるスキー...つまり真のカービングターンに結びつくということを学びました。このことにより,かかとを支点とし,スキーのトップ部分で雪の抵抗を受け取りながらターンが形成されていくことを雪上で確認しました。ここで初めて“サポート軸”と“センサー軸”の考え方が生まれ,雪との圧のやり取り,その方向,その場所...についてのイメージが生きてくることも学びました。
 午後は「身体の特性を活かす」...ということでの“ネジレ”と“伸縮”について考えました。スキーが回り込んでくることによってできる,「上半身と下半身のネジレ」...そして圧が上半身の重心に向かってやって来ることにより起こる,「脚の縮み」...この二つが,「ネジレながら縦方向に縮む」というエネルギーの蓄積という現象を生み,これを開放させることによってよって次のターンが誘導される...ということを学びました。
 夕方は「救急法」の講義,夕食後は「ビデオの撮影法」についての講義でした。特に“47FSS”で重点を置いている「無線を使ってのレッスン」と,「ビデオを有効に活用するレッスン」...この二つは生徒さんの滑りをより効果的に上達していただくための必須項目でもありますので,みなさん熱心に講義を聴いていただきました。

 三日目...午前中は“センサー軸”についての考えをより深く考えることにしました。この軸をどうイメージし,どのように活用するか?で“フィーリングスキーレッスン”の様相が一変します。それほど重要な意味を持つテーマなので,“Sound of Music Turn”や“地球のコア”をどう意識するか?...ということなどを通して,しつこいくらいに実践練習を行いました。“フィーリングスキー”を機軸としたレッスンの組み立てになくてはならない事項...とも言えます。これの確認作業は従来の“スポーツとしてのスキー”を,“精神的高揚に結び付けられるスキー”にまで高められる要素...これを持てるか持てないか?...という重要な分かれ目でもあります。みなさん,真剣にこの実践練習でその意味を理解していただきました。
 午後は皆さんにご自分のカメラで実際に生徒さんの滑りを撮る...というトレーニングを行っていただきました。生徒さんの映像をどう見やすく撮り,判りやすく仕上げてCDに記録させ,生徒さんにお届けするか?...これもレッスンの大事な用件です。デイリーレッスンではこのサービスはできませんが,プライベートレッスンやキャンプでは,このビデオ撮影が重要な意味を持つことになります。約1時間半...この実践練習を行い,カメラワークを学びました。
 キャンプ最後の30分はこの三日間の総まとめで,プルークボーゲンからパラレルターンまでの流れを再確認しました。

 三日間の“Rookie Academy”...これから指導活動に熱意を持っておられる方々だけあって,真剣にその要点を学んでいただきました。夜は講義が終わって,懇親会を兼ねながら有意義な意見交換も行うことができました。新生 “Feeling Ski School”の教師および候補の方々ですが,指導...ということだけに限らず,ご自分のスキーを見直す意味でも役に立った...そう信じております。もちろん「スキー教師」としてのノウハウもしっかり身に付けられたと...。(^-^)

 ご参加のみなさん !!! 皆さんおひとりお一人が,多くの人々にスキーの楽しさを広めて行って頂ける !!!...これを確信させていただいた三日間でもありました。本当にお疲れ様でした。そして,ありがとうございました !!! 

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★ Dec.05  2006  Tuesday  晴れ (白馬)
 

 
 今日は良い天気です !!! 仕事がなければ今すぐにでも飛んで行きたい気分ですが...(=_=;) ハッハハハ...(^ー^) やることをやってから...ですネ !!!。

  今日は“スキー映画”撮影のコツは...の最終回。“Lesson05”で,テーマは「急斜面を急斜面に見せる」...です。
  凄い急斜面...さぞや迫力のある映像が取れているはず !!!...と思ってみてみると...,「アリャリャ?...まるで平地...緩斜面を滑ってるじゃありませんか !!! あの急斜面の感じはどこに消えたのでしょう???」...という経験...ありませんか?
  実はこれには理由があるのです。
右の図をご覧ください。カメラマンがどこに立って撮影しているか?...で,スキーヤーのみえる形が異なるのです。「A」の位置に立ってスキーヤーを撮影したとします。すると雪面からスキーヤーを見上げる角度,仰角“a”が小さいので,緩斜面を滑っているようにしか見えないのです。どんな急斜面であっても,この仰角“a”が小さいと緩斜面面に見えてしまいます。ところがカメラマンの立ち位置を「B」にするだけで,この仰角“b”が大きくなりますから,スキーヤーを上のほうから見る形になり,急な斜面を滑っているように見えるのです。もし,「C」のような場所に立つことができれば,さらに仰角“c”が大きくなりますので,急斜面を滑っているように見えるのです。
  これを知っていれば,どこに立って撮影すればいいか?...分かりますネ !!!。すると,緩斜面をいかにも急斜面のように見せることもできる...ということにも気づかれるでしょう。(^-^) そうです !!!...。下の絵のように高い丘に立って,緩斜面を滑るスキーヤーを,見下ろすように撮影すれば,「すっげぇー !!! あんな急斜面滑ったの?!?!?!...」と言われるような映像も撮れる...ということです。(^ー^)

  さて,まだまだスキー映像を撮影するときのコツ...細かいことはいろいろありますが,あまりそのことばかりやってると,「教師日記」...いつからカメラのホームページになったの?...と言われそうなので,これにて終了...とさせていただきます。

  そうそう,最後にもうひと言...。撮ったビデオはぜひ編集してタイトルや音楽を入れましょう。これだけでひと味もふた味も違った「傑作スキー映像」になります。そのときのコツ...それは,ワンカットをできるだけ短く !!!...ということです。技術的なことを目的とするなら別ですが,そうでない時は,せっかく撮ったビデオ映像なので,全部使いたい気持ちはわかりますが,それを短すぎるかな?...という位に短くして編集すると,迫力ある映像になるでしょう。あなたはきっと素晴らしい映画監督 !!!...になれます。
  ...ということは,撮る時も,カメラを回してから,「滑っていいヨぉー...」と合図を送るのではなく,スキーヤーが滑り始めてワンターン終わったころから撮影する方が良い...ということです。その方が実際の編集作業のときも,必要の無いカットを切る作業が要らなくなるので,効率よく編集ができます。

  さて,どうでしたか? “TOK”のスキーレッスンならぬ,撮影レッスン...お役に立ったでしょうか?ぜひ,皆さんの素晴らしい映像...お見せいただきたいと思います。
  そうそう,スキーシーズンが終わったら,「感動のスキーシーン」という“ミニスキー映画祭”を開きましょうか? 時間は5分以内...という風な...。そうだ !!! そうしましょう !!! 今シーズンはそういう映画祭出品作品を作るつもりで,スキービデオを撮影して欲しい...そう思います。

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★ Dec.06  2006  Wednesday  晴れ (白馬)
 
昨夜ホンのわずか新雪が降りました。(^ー^)
 今日はこれから晴れの天気になるようです。そして8日ころにはまた冬型の気圧配置になりそうです。これで上のほうは根雪だと思います。
 さあて,これからがいよいよシーズン本番 !!! 滑りますよぉー !!! ハッハハハ...(^ー^)
 皆さんも今日も良い一日を !!! ニセコツアー... Canadaツアー 募集中です!!
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昨日,待ちきれずに...そして“Hakuba 47 スキー場”との打ち合わせを兼ねて行って来ました !!!
“Hakuba 47”へ !!! そして充分味あわせていただきました...スキーの楽しさ...。やはり「天然雪」はイイですネェー !!!。人工の雪とは伝わってくる触感が違います。昨日一緒に滑った“fuku”チャンもそう言ってました。(*^^)v

 ところで,昨日の「教師日記」で,“スキー映画”撮影のコツの最終回...“Lesson05”を Up date いたしました。その中で,ワンカットをできるだけ短く !!!...そして,撮った映像...全部使わず短かく編集...」と書きました。実はそのことが頭にあり,早速自分でこれをやってみました。それが昨日 Up date した“Hakuba 47”Open映像です。
 どうでしょうか?何か訴える力...ありますか?昨日は,「“Hakuba 47 スキー場”がこの程度滑れますよぉー!!!」...ということを狙った映像を作りたかったので,後や横から追いかけて,スキーヤーと同じ速さで撮る...そしてそれを短く細切れ状態にして編集する...ということをやってみました。すると変化の多い,スポーティーな映像になる...のです。(^ ^)(^I^)
 後や横から撮るときは実際にファインダーを覗いたり,液晶画面を見たりはできませんから,当てずっぽうな撮り方になります。ポイントは「最大の広角」にして,レンズの向きがどこに合っているか?を意識して撮ります。レンズの向いて居る方向がスキーヤーやスキーヤーの足に合うように意識して滑りながら撮るのですが,私の場合...「レンズから一本のレーザー光線みたいな線が出ていて,それがスキーヤーにあたっている」...そういった感じを大事にしています。当たり外れはありますが,いくつかのカットは使える映像として映っているものです。もちろんこの様なカットからは技術的なことを学ぶことはできませんが,映像として面白いものが撮れます。でも,低速なら技術的なものも取れるかな?(^ー^)
 特に昨日の“Hakuba 47”Open映像の最後の部分...足元のスキー板から横に居るスキーヤーにカットが移って,その後カメラがスキーヤーを追いかけて行けなくなってしまった...というようなカット......これはスキーヤーがフレームアウトして,一見不安定な映像なのですが,スキーヤーのスピード感を出すのには最適です。もちろん画面構成も「静」から「動」,「動」から「静」...というように組み合わせを考えて編集することも大事ですが...。ところで,昨日の映像の中にこの「動」から「静」...「静」から「動」の部分がありますが,お分かりですか?(^ー^)

 ...ということで,今日は“スキー映画”撮影のコツ...番外編になってしまいました。(^ー^)
 でも“スキー”を楽しむということのひとつにこういう,「映像を味わう」...ということもあると思いますので,「良し !!!」...としましょう。ハッハハハ...(^ー^)

 では,今日も良い一日を !!! I believe you will have a nice day !!!

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★ Dec.07  2006  Thursday  曇り (白馬)
 
今朝方は雲が多かったのですが,9時過ぎにその雲も取れ始め,陽が射してきました。
 今日夕方には雲が出始め,明日は雨予報です。でもこの雨...スキー場上部では雪になることを祈りたいと思います。(^ ^)(^I^)
  皆さん...今日も良い一日を !!! ニセコツアー... Canadaツアー 募集中です!!

 
昨日は,“五竜とおみ”のスキー場にお邪魔してきました。今週末からいよいよ“Hakuba 47”と“五竜とおみ”を中心にレッスンが始まりますが,その現場の状況を見に行ってきたわけです。昨日の午前中は雲がかかっていて視界は良くありませんでしたが,午後からその雲も取れ,良い条件で滑ることができました。ゲレンデの状況はこの時期とすれば最高 !!!...の状態でした。詳しくは「12/7 五竜とおみ映像」でお確かめください。
 今週末には,条件さえ崩れて悪化しなければ“Hakuba 47 スキー場”も上部のエリアを拡大してOpenだそうです。まだスキー場の下まで一気に滑り降りる...ということはできませんが,12月のこの時期に,あれだけ良い条件で滑れるのは本当に恵まれている...そう思います。(^ ^)(^I^)
  そして,“TOK”自身はゲレンデの状況を探りながらビデオを撮ったり,ほんのわずかな粗踏み斜面を求めて人の滑ってないところ無いところ...を滑ったのでありました。...でも,やっぱり整地斜面をカービング的に滑るより,新雪を感じながら滑る方がはるかに楽しい !!!...そう思いました。猫のひたいみたいなホンのわずかな新雪でしたが,その感触...忘れられませんネェー...(*^^)v

 さて,この週末はどうなるんでしょうか? 南雪になってくれて,ドサッと来るんでしょうか?...それとも......。まさに天のみぞ知る...ですネ !!!。

 では今日もシーハイル !!! そして, Have a nice day !!! 

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★ Dec.08  2006  Friday  曇り (白馬)
 今朝も曇り空の白馬です。天気予報では,今日は曇り...明日9日は「みぞれ」の予報がでています。多分山の上は「雪」になるでしょう。
 ということで,今週末は「天然雪」での滑走が楽しめますネ !!!。(*^^)v
  皆さん...今日も良い一日を !!! ニセコツアー... Canadaツアー 募集中です!!
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今日から開催予定のキャンプ...03:スキーカメラマン養成キャンプ in “ASAMA2000”...参加希望の方が「最少催行人数」に達しませんでしたので,キャンセルとなりました。...というわけで“TOK”の今週末はフリーとなりました !!!。もしレッスン受講ご希望がありましたら e-mail でどうぞ !!! また12月15日(金)〜17日(日)開催の「No.04:シーズンインキャンプ in“ASAMA2000”or“Hakuba47”」...天然雪でのレッスンが可能になりましたので,“Hakuba 47”での開催が決まりました !!! まだ定員に余裕があります !!! (^ ^)(^I^) 申し込みフォームでどうぞ !!!
 
 ...ということで,今日は自宅からいつものようにじっくり「教師日記」を書いています。 e-mail で「“TOK”さんの日記...日記というより毎日がコラムみたいですね...」というコメントを頂戴しました。なるほど...そういう見方もできるかな?...と思いました。スキーシーズンで実際にレッスンがある時は,その模様を皆さんにお伝えしていますので純然たる日記になるのですが,その他の日は“スキー”に関して思ったこと,感じたことを述べていますので,コラム的になってしまいます。(^ー^)

 さて,そういうことで今日は“自分発見の旅”で,「否定的なことを手放す...」ということについての話です。
 何度かこの日記にも書いた覚えがあるのですが,“スキー”をする時,充実感を味わいたいのでしたら,“根アカ”に徹することだと思っています。12/5,6と天然雪で滑ってまいりましたが,この時にもこのことを強く思いました。シーズン初めですから雪がまだ落ち着いておらず,ちょっとオフピステっぽい所に行きますと,思わぬ所で支えが無くなり足場を失います。結果的にバランスを崩してなかなか思い通りに滑れないのです。普通ならこういう風になると,「ホントにもう...下手だなァー...。もっと状況を読めたはずでしょう? しっかりしなさい !!!」...という様に思うところです。
 ところが,このように思ってしまうと,自分の身体は萎えてしまうのです。「ダメだ駄目だ...何かが欠けている,もっとしっかりしなきゃ...」という風に,自分の技術が劣っている,基準に達していない...という様に思ってしまうと,身体が硬くなり“ネ暗スパイラル”に陥ってしまいます。そうではなく,「俺ってあんな雪の中でよくバランスの乱れに対応できたなァー。本当なら転倒していても不思議じゃないのに転ばずに済んだ !!! おれの身体の感性って凄いじゃん !!!」...という風に,“スキー”を通して「新しい自分を発見する」という,“自分発見の悦び”を感じる...という姿勢があれば,身体は活き活きしてきます。
 このことは子供を育てるときのやり方に似ている...そう思います。「ダメ,駄目,だめ...」とばかり言ってると,子供は「自分はダメなんだ...」と思い込んでしまいます。「ここを直さなきゃ,あそこに注意しなきゃ...」という“must症候群”にはまり込んでしまうのです。そうではなく,「ここがイイじゃん !!! 凄いすごい !!!」...と言われると,ものごとに対する姿勢が前向きになり,潜在的な能力が顕現して,本当に凄いことをやり始めます。見ていて「本当に凄いや !!! あんなことができるんだ !!!」...と思ううくらい,その人の能力が開花されはじめます。
 わたしは,自分の身体そのものも「自分の分身」ではありませんが,子供のように思うことにしています。すると,第三者的に自分自身を見ていられるのです。雪の中でその柔らかさを感じ,凹凸を感じ,浮力感やスピード感を味わう...。すると,それに呼応して身体の筋肉や骨格などが活き活きと動き始め,悦んでいる自分自身が居ることに気づくのです。「うまく滑れた,滑れなかった...」ということとはチョッと違った,「雪を感じられた !!!,味わえた !!!」...という感動が沸いてくるのです。フォームや形,運動などのことを一切気にしない“素のままの自分”が居て,雪の自然を楽しんでいるのです。
 このシーズン初めの二日間の「天然雪」でも,そういうことで私の身体は活き活きしていました。“スキー”を通して自分の身体の素晴らしさを思っていた“TOK”でした。

 さあ,あなたもぜひ「自分の身体...素晴らしさ発見 !!!」の旅に出ましょう !!! “フィーリングスキー”はきっとそのような方々のお役に立てる !!!...そう思っています。(^ ^)(^I^)

 シーハイル !!!

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★ Dec.09  2006  Saturday  小雪 (白馬)
 
今朝は下界でも「小雪」が降っています。少し重い雪ですが,この分だとスキー場は「雪」でしょう。(^ー^)
 12月初旬から天然雪で滑れるようになった07シーズンは,私たちスキーヤーとっては良いシーズン開幕...ということになりました !!!。神に感謝です。 この週末...皆さんはどちらでスキーを...?
 今日も良い一日を !!! ニセコツアー... Canadaツアー 募集中です!!
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 今日は「自分で創ったこと」...ということについてお話したいと思います。
 今日は本当なら「スキーカメラマン養成キャンプ」の二日目のはずでした。ですがご参加の方が少なく,キャンセルになりました。キャンプがキャンセルになったことについては少し残念な気もしますが,これも「与えられた情況,自分の学習であり試練」...と平静に受け止められるようになりました。以前なら,「俺の指導法がおかしかったり,なにかまずいことがあったんじゃないだろうか?人を害するような発言をしたのでその付けが回って来たんじゃないだろうか...?」などということを思ったものです。でも,最近は意外と平気で居られます。それは,「今在る自分は自分が作り出したその結果...」ということを思えるようになったからです。ですからキャンプがキャンセルになったのは,いろいろなものごとの組み合わせ,あるいは因縁でこうなった...と,ある意味で平然と静かな気持ちで現実を観られるようになりました。(^ー^)
 若いころは,ものごとがうまくいかなかったり,順調に進まないと,それは自分のせいではなく,「俺が一生懸命やっているのに回りが協力してくれないからだ...」という風に思いがちでした。ですが今は,「自分が選び自分が作り出した舞台の中で俺は演技しているのだ...」という気持ちになれます。このような気持ちになれた一番の要因は“スキー”にあると思っています。例えば,どこか滑りに行きます。いろいろなコースやシチュエーションを選んで滑れるのですが,そこを滑ることで得られる快感も不快感も,すべてそれはその状況を選んだ自分が作り出したものだ...ということがよく分かるのです。
 ややもすると,私たちはいろいろうまくいかないことの原因を他に求めたがります。自分の責任ではなく他の事が原因でこうなったのだ...と思いたがります。でも,よくよく考えてみると,最終的に決めたのは自分だった...ということが多いものです。新しく “47 Feeling Ski School” がOpenします。予想もしなかったことが次々に起こります。このような時も,こういう方向に進むことを決めたのは自分ですし,その結果としての悦びも悲しみも,そして感動も...それらは全て“自分が選び,自分が創り出したこと”...その中にあるのだ...と思えるようになりました。(^ー^) でも,こんなことを書いたら,「“TOK”は究極の根アカ人間だ !!!」...と言われそうですが...。ハッハハハ...(^ー^)

 “スキー”を通していろいろ学ばせてもらっています。そしていろいろ今在る状況,起きているものごと,これらは全て「自分が創ったこと」...そう思います。
 今日も...「どこを滑ろうか?」と言いながら...「いろいろな自分を創り出しているスキーヤー」...創造活動をしている多くの人が居るのですネ !!!。
 
  シーハイル !!! (^ ^)(^I^)

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★ Dec.10  2006  Sunday  小雪 (白馬)
 
この週末...せっかく天然雪に恵まれたのですが,天気がイマイチです。1000mから上部は「湿った雪」のようですが...。白馬も下界は雨っぽかった昨日でした。“五竜とおみ”のアルプス平では積雪が 70cm,新雪 15cmだそうです。昨夜少し新雪が積もったみたいですネ !!!。(^ー^)
 さて,この週末...皆さんはどちらでスキーを...?
 今日も良い一日を !!! ニセコツアー... Canadaツアー 募集中です!!
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 昨日の土曜日...結構多くの方が天然雪を求めてスキー場に行かれたみたいですネ !!!。どうでしょうか?楽しめましたでしょうか?私は “47 Feeling Ski School” 関係の仕事や打ち合わせで一日が終わりました。いろいろな人にお会いしました。そしてエネルギーを頂きました。ありがとうございました !!!。

 新生スキースクール...立ち上げたのはいいのですが,それに伴っていろいろな仕事が増えました。昨シーズンのように,自分ひとりでレッスンをしていれば必要なかったことですが,これをうまく処理していかないとうまく事が運びません。教師に応募してくれた皆さんができるだけいい環境でレッスン活動ができるように...と思うのですが,全員の方が満足してくれる状況はなかなか作れません。相手があることですから,その交渉相手の都合もあります。物事をピシッ,ピシッと決めて行きたいのですが,相手の思惑に由るところも多く,その都合で状況は二転三転します。以前なら投げ出していただろうなぁー...ということも多いのですが,昨日も述べたように,これが私に与えられた“学び”...私が自分で選んだ“経験”...そう思えるようになりました。言葉を変えて言えば「苦を楽しむ」...ということかもしれません。(^ー^)

 物事が他との比較関係において存在している...という意味の言葉「相対的」...という言葉があります。“スキー”においても,「気持ちよく滑れている...」という状況を知っているからこそ,「気持ち良くない滑り」が判ります。つまり,気持ち良くない状況があるからこそ,気持ち良さ,快感を感じることができるのですネ !!!。要するに“快”と“不快”は相対的なものであって,絶対的ではない...ということです。すると“不快”を思えた...ということはその次に続く“快”をより強く感じるための準備,学びを経験した !!!...ということになるわけです。ですから,“不快”を感じることを避けたり,臆病になったりすることは,“スキー”を楽しむ時はあまり得策では無い...ということになります。
 そして,“相対的”ということは,「これに比べてアレはまだイイ...アレに比べるとこっちの方が良い...」ということになり,大勢が気持ち良くない側に傾いていたとしても,その状況の中で比較的良い状況を経験し味わうことができます。“苦”の中に“楽”を見出す...ということはそういうことなのかもしれません。悪雪やコブコブの斜面...ここに入ってその中で“気持ち良さ”を見出す...。この様な気持ちで“スキー”ができたら......その時あなたは「精神的“達人”スキーヤー」ですネ !!!。(*^^)v

  わたしも,そういう意味で,“47 Feeling Ski School” の開校を機に,いろいろなことに気づかせて頂いています。人生...いくつになっても学ぶこと,新鮮な気づきがあります。
 人生万歳 !!!...そしてスキー万歳 !!!...ですネ !!!。ハッハハハ...(^ー^)(^ ^)(^I^)

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★ Dec.11  2006  Monday  晴れ (白馬)
  今日は「晴れ」の良い天気になりました。
 昨日,一昨日の土日...天然雪でのスキーを楽しまれた方も多いと思います。今シーズンの調子はいかがでしたでしょうか?
 12月に入ると降雪量が気になるのですが,今年はまずまずのスタート...という気がします。12月20日過ぎても,雪が無い...という時もありますから,今年は恵まれている...そう思って感謝しましょう !!! (^ ^)(^I^)
 では今日も良い一日を !!!        Have a nice day !!! 

  今日は急用のため「教師日記」オ・ヤ・ス・ミ…です。
 せっかくお越しいただきましたが,ごめんなさい...。

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★ Dec.12  2006  Tuesday  曇り (白馬)
 今日は「曇り」の白馬です。
 天気予報では日中「雨」予報ですが,気温が低く,平地でも雪が降り始めました。(*^^)v
 雨予報が雪になってくれるとイイですネ !!!。するとこの週末も良い条件で“スキー”...楽しめます !!! (^ ^)(^I^)
 では今日も良い一日を !!!          Have a nice day !!! 
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  昨日は急用があり,日記...オ・ヤ・ス・ミ…でした。毎朝やっていること...例えば「教師日記」を書くことを抜きにしてしまうと,どうも一日しっくり来ないものです。落ち着かないのです。ですから本当ならホンの少しでもいいから,ふた言,三言...書くといいのですが... (*^^)v

 ところで,昨日はその急用をしながら,「必要なモノは必要な時にもっとも好ましい方法で得られる...」ということを感じました。なにかするべきことがあって,「どうしよう...どうしたら片付くんだろう?」...と焦れば焦るほど,ものごとは良いように運んでくれません。でもこういう時ほど焦ってはいけませんネ !!!。天なる神はチゃァーんと見ていてくれて,最も良い時に,最も良い形でプレゼントしてくれるんだ...そう思いました。望むものがすぐ手に入らなかったり,望む形が得られなかったりする時は,往々にして「少し待ちなさい...もチョッと考えてみましょうか...」という,黄色のシグナルを受け取っているのかもしれない...そう思いました。
 
 スキーを皆さんにお教えしている時もこれと似たことを感じることがあります。生徒さんは一日でも半日でも,いや一分一秒でも早く新しい技術を身に付けたい !!!...と思って居られる方が多いのですが,「ものごとにはタイミングがある...」ということを思うのです。よく土台がしっかりしていないと良い家は建たない...と言われます。根がしっかりしてないと草や木は育たない,とも...。つまり,その人がある技術を習得し,身に付けるにはそれまでの蓄積や経験が必要で,それが溜まっていないとものごとはうまくいかない...ということです。「機が熟していない」...ということなのです。焦る気持ちを抑え,ものごとを静かに観る気持ちが大事になってきます。

 面白いことに,これとは逆に,せっかくエネルギーが溜まり,開花できる状況にあるのにそれに気づかず機会を失ってしまう人も居られます。脇で見ていて,「あのスキーヤー...“愛のターン”を経験したら違うスキーの世界を体験できるのにナァー...。流行に流されて苦しいスキー...してるなァー...」と思ってしまうのです。『機は得難くして失い易し...』ということわざがあるように,よい機会,時機というものにはそう簡単にめぐりあえるものではありません。ですからチャンスを逃がさないようにアンテナを常に張っておき,機に敏感になることも大事なのですネ !!!。

 機が熟していない時は焦らず,機が熟しているときはそれを逸せず...どちらも大事。静かな心で自分を観ることができれば...機に敏感になれる。「心静かに機に敏に...」そんなことを思った【TOK】でした。
 この【TOK】...久しぶりに使いましたが,“TOK”よりしっくり来ますネ !!!。 ハッハハハ...(^ー^)

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★ Dec.13  2006  Wednesday  晴れ (白馬)
 今日は「晴れ」のイイ天気です !!!。(^ー^)
 【TOK】はおかげさまで,明日からレッスンが続きます。
 今日もゲレンデに出たいのですが,まだやらなければならないことが...。(=_=;) 明日からのレッスンに集中できるよう,せっせと最善を尽くします !!! ハッハハハ...(^ー^)
 では皆さんも良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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   さて,いよいよ明日から【TOK】のレッスン活動が本格化します。新生 “47 Feeling Ski School” の伝道師のメンバーもそれぞれ最善を尽くしてくれています。私にできることは各教師ができるだけ良いレッスンができるように,その下支えすることだと思っています。ですが,【TOK】も人間...できることと,できないことがあります。それを理解してもらいながら,各人の個性溢れるレッスンをしてくれるものと信じています。あまり焦らず最善を !!!...そう願っています。その中,年末年始...面白いテーマでのレッスンが展開し出始めました。機会を見つけてぜひ各教師と一緒に滑ってみてください。また新しい発見があると思いますヨ !!! (^ー^)

 ...ということで,私も若い教師に負けないように,これからのレッスン...【TOK】なりの最善を尽くしたいと思っています。(^ ^)(^I^)
 さて,今年の私のレッスンでのテーマ...それは「“潜在能力”を引き出す !!!」...ということを思っています。「教師日記」でも何度も語っていることですが,私は“フィーリングスキー”を皆さんにお伝えするようになって,本当に人間の持っている“潜在的能力”にビックリしています。本来,人間はその肉体や精神的なことに関して,生まれながらにして素晴らしい力が内在しているのだと思います。私たちが毎日の生活を通じて自分が持っているその能力に気づき,それを開花させること...これが人生を通しての学びなのだと,そんな風に思います。そして,その原動力はどうも,「自分自身を信じる !!!」...ということにあるような気がしています。

 私たちは,いろいろな生活の局面で,「アレが足らない...これが足らない...」という風に,外から自分の内にモノを付け加えよう,足し続けよう...としていることが多いのですが,そうではなく,自分が持っているものを出し続けよう...とする意識に変えてみたらどうか?...と思うのです。“フィーリングスキー”流に言えば「足し算のプルークボーゲン」ではなく,「引き算のプルークボーゲン」ですか?...ネ?ハッハハハ...(^ー^) でも,無いものは出せない...と仰る方が居られるかもしれません。そうでしょうか?本当に無いのでしょうか?本当は在る !!!...のではないでしょうか?それに気づかず,自分にはない,無い,ナイ...と思い続けていること,自分にそう言い続けることを通して,本当にそれを実現させてしまっているのではないでしょうか?

  現に,スキーのレッスンを通してイメージレッスンを受けられた何人もの方が,「【TOK】先生 !!! 私にもできたんですネ !!!。こんな滑りが !!!...」と興奮気味に話されます。私がその方に何かをくっつけたわけではありません。手を触れてもいません。でも私の話すイメージを思い浮かべてそれをやってみたら...できちゃうのです !!! こんな不思議なことはあるのでしょうか?...というくらい不思議なことです。親が子を信じ,任せていたら凄いことをやっていた !!!...そういうご経験...ありませんか?それと同じことです。自分の能力を信じ,自分に素直に任せるのです。そういう方々はご自分で“気づき”,そしてナニかを“引き出し”ているのです。こういうことを何回も経験すると,「ナァーんだ,俺って結構凄いジャン?!?!」...と思うようになります。人との比較ではない,「素の能力を持った自分」がそこに居ることに気づくからです。(^ー^) そして自分のことを,「素晴らしい個を持った生き物」...という風に思えるようになります。自分が愛おしくなり,信じられるようになるのです。すると...もうみなさんお気づきですネ !!!...そう !!!,人生が活き活きしてくるのです。

 “スキー”をとおして,活き活きした人生を歩む...。このことが今シーズンの【TOK】のレッスン目標です。

 みなさん...よろしくお願いいたします。 シーハイル !!! (^ ^)(^I^) 

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★ Dec.14  2006  Thursday  曇り (白馬)
 今日は「曇り空」の白馬です。
 【TOK】は今日からレッスンが始まります。また多くの素敵な人たちとの出逢いが続きます。(^ ^)(^I^) この世に生まれ,今生きている何十億の人間の,その内の何人かとの出逢い...これが「縁」でなくてなんでしょう?。私だけでなく,今日,今...あなたの目の前のその方...その方とも不思議な出会いをされているのでヨ !!!(*^^)v だから,人生...楽しい !!! (^ー^)
 行って参ります !!! 
 皆さんも良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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 昨日は“Hakuba 47”との最後の調整の日でした。
 “Hakuba 47”のスクールセンターの立ち場所を決めたり,LANがうまく稼動するかテストしたり,スキーアカデミーの校長「笹岡さん」はじめスタッフの方に紹介していただいたり,教師の休息場所に案内してもらったり......ようやく本格稼動...という気がしてまいりました。(^ー^) その模様の一部はスクールセンターに Up date してありますので,ご覧ください。

 昨日...パソコンの前に,今日から始まるスキーレッスンのことを考えている【TOK】が居ました。そしてその机の脇には“Martin Gugganig”の書いた本...「スキー上達講座スペシャル」がありました。いつの間にか,今は亡き,彼...グッキーのことを思っていた【TOK】でした。私のスキーレッスンの原点...“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチさせ,それぞれを引き出したスキー...このことと同じことを言っていて,素晴らしいスキーイングを見せてくれた彼...“グッキー”...まだまだ私の目に焼きついています。もちろん彼のような素晴らしい滑りはできませんが,その要領は分かっているつもりです。
 レッスンを前に彼の滑りをもう一度見直しました。そしたら,以前は気がつかなかったことが新しく観えました。それは,「彼こそ“愛のターン”を実践していた !!!」...ということです。昨年私が皆さんにお伝えして来た“愛のターン”の要領...これを見事に彼は演じていました。一見すると,スキー板をみずからの力で回しているように見えますが,よくよく観ると,雪がグッキーの板を回してくれているのが分かります。重心の上下動の様子に注目するとそのことが判ります。彼は「自然からの恵み」を受け,それを身体で感じ,その喜びを地球にお返ししていた...そうなのです !!!。彼は“愛のターン”とは言いませんでしたが,その実践者だったのです。(^ ^)(^I^)

 今日,これから“Hakuba 47”でレッスンが始まります。“Martin Gugganig”のことを忘れず,彼の意思が少しでも皆さんにお伝えできれば,私が “47 Feeling Ski School” を立ち上げたことに意義があり,その意味が生きることにもなると思います。
 今日からのレッスン...彼に誓って,最善を尽くさせていただきます !!!。(^ー^)

 今,14日のam7:50は「曇り」の天気ですが,これから一時「晴れ間」がでて,夕方からは「雪」の予報が出ています。
 では,行って参ります !!! (^ ^)(^I^)

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★ Dec.15  2006  Friday  晴れ (白馬)
 今日はこれから雲が取れ,「晴れ」になりそうな白馬です。
 天気予報も,これから明日まで「晴れ」...その後日曜日には「雪」になるとの予報が !!!
 ところで,情報によると「志賀」や「野沢」...雪が少ないみたいですネ...。この週末,そちらから白馬に流れるスノースポーツ愛好家が多い...という話が聞こえてきました。“Hakuba 47”...上部は一部ブッシュがありますが,想像以上に良い状況で滑れます。(^ー^)
 皆さんも良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!!
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 昨日は“Shin”さんのプライベートレッスンでした。
 今シーズン, “47 Feeling Ski School” として開校し,“Hakuba 47 スキー場”を会場にしてして行なうレッスンは,昨日が初日でした。その分,気合も入っていた【TOK】でした。(*^^)v

 “Shin”さんとは,これまで一度,昨年ご一緒したことがありますが,その時の印象はスキーを振るような動きの多い方...というものでした。そのときのレッスンが効いたのか?...Before映像を撮らせてもらったときの印象が違っていました。滑りの「安定感」が違うのです。その理由を伺うと,新しいブーツを買われたそうです。昨年のレッスンで,「硬いブーツの方が感度が良い...」という,私の話を聞かれ,早速今シーズンブーツを新調されたとのことです。しかも,その硬さがこれまでの“80”から“150”に !!!。そしてその結果は?...安定感が増し,雪の圧を大事にしたスキーイングができるようになられたのでした !!!。(^ ^)(^I^)
 ところが...先週の日曜日,このブーツを試してみたら,感度は良いものの少し痛かった...ということでした。そして“Syrius”さんのブログ12/11(月)ブーツの感度を上げると...を見て,そのパワーベルトセットの仕方を変えたところ,痛みが取れ,違和感無く滑れる...ということでした。(^ー^) “Syrius”さん...お一人...あなたのブログで開眼した人が生まれました !!!。良かったですネ !!!。(*^^)v

 さて,このようにブーツを新調され,雪から来る圧に敏感になられた“Shin”さんが練習すべきことは何か?...ということで,昨日のレッスンを展開させていただきました。そのイメージは“Sound of Music Turn”でした。
 先ず午前中は「舵取り期」での音の聞き方...でした。スキーのトップ部分が作り出す音に集中し,それを両耳でしっかり聞き取って滑る...ということです。雪から来る音を聞く...このイメージは確実に「かかと支点」+「足首のテコ作用」をもたらしてくれます。かかとで自分の身体を支え,ターン方向はスキートップが決めていく...という滑り方です。約一時間のトレーニングですっかりこれを身に付けられました。
 次は,音の来る方向を「地球のコア方向に意識する...」ということでした。これは過度なエッジングを避けるための方法のひとつなのですが,横から来る音ではなく,まるで地球の鼓動を聞くイメージ...とでも言った方がいいくらい,コア方向に意識を集中することです。これで面で滑るコツを少しづつ呑みこまれました。(^ー^)

 午後は「角付けの切り替え」の練習からはじめました。ターン後半の音を次の“音源”につなげるイメージの習得です。これには,ターン後半の“音源”の音が,次のターン外スキーの“音源”に流れて行く...というイメージを持ってもらいました。音があるスピーカーから別のスピーカーに流れて行くイメージを持ってもらうのです。初めのうちは少し苦労されていましたが,次第にそのコツを呑み込まれ,小回りでもイイ感じで音がエコーのように流れて行く様を表現できるようになりました。

 さて,この様子...私がここで口でうるさく言うより実際の映像を見ていただいたほうがイチバンです。ということで,ご覧ください !!! “Shin”さんの映像です。

 さて,今日からは「シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」が始まります。今回のキャンプ...どんなドラマが待っているでしょうか? 楽しみ楽しみ !!!
 では言って来ます !!! (^ ^)(^I^)

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★ Dec.16  2006  Saturday  晴れ (白馬)
 今日は少し雲がありますが「晴れ」の白馬です。
 今日の土曜日...天然雪で滑走できるエリアが少ないので“Hakuba 47”も結構込むと思います。衝突などしないよう気をつけて滑りたいものです。
 皆さんはどちらでスキーをお楽しみでしょうか?
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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 昨日から「No.4...シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」が始まりました。
 07シーズンの冬を楽しむために,この時期にスキーの基本を見直そうということでのキャンプです。今回は6名の方が参加してくれました。ただ初日の昨日は...急用のため初日だけ参加できなくなったお二人を除いた4人でのレッスンでした。

 例によってBefore映像を撮らせていただきましたが,昨年も参加された皆さんの上達振りにビックリの【TOK】でした。私だけでなく,昨年同じ時期の同じような企画に参加していただいた方が3人居られ,その方たちが互いに互いの滑りを見て,「うまくなったわネェー !!!」,「滑りがスムーズになりましたネ !!!」...と互いに声を掛け合っておられました。(^ ^) どことなくクラス会の雰囲気が漂っており楽しいキャンプ初日になりました。

 初日の午前中のイメージは...皆さんに初公開の“ウォーターベッド・ターン”でした。「アレレ?またまた変な造語を言い出したぞ,【TOK】は...?!?!」とお思いかもしれませんが,これは“Taka”さんからプレゼントしていただいた本,「原初生命体としての人間」(野口三千三著)からヒントをいただいたイメージです。自分の身体が水のような液体で満たされていて筋肉や骨はその中に浮いている...つまり「皮膚に包まれた液体」という風に自分の身体をイメージして滑ってみる...ということを試していただきました。さて?その効果はいかに?...

 ありました !!! 効果絶大 !!!...でした。(*_*)(*_*)ビックリ...です。皆さんもキョトン???...というような表情をされておられました。私もこれほど身体の使われ方がリラックスし,斜面条件に合った対応運動が自然に起こるとは思いもしませんでした。体があたかも「水枕」のようになっている,つまり「身体は固体である」...という考え方ではなく「液体である...」とイメージすることで,へんな筋肉の緊張が無くなっていくのです。キャンプご参加の“hat”さんのご提案でこのイメージの滑り方を“ウォーターベッド・ターン”(水ベッドイメージの滑り方)と命名することにしました。(^ ^)(^I^) 午前中はこの不思議な“ウォーターベッド・ターン”で遊び感覚のスキーを楽しんだのでした。(*^^)v

 午後は,チョッと基本に戻り,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”について考えることにし,その中の用具の性能を生かす...ということで,「スキー板の前後差を生かしたターン」を練習しました。これを考えることは,スキッディングターンの意味を考えることになります。“オレンジ・ターン”意識による基本的なプルークボーゲンをとおして,外向傾の意味などを勉強しました。

 今日は二日目...スキッディングからカービングへの展開を勉強したいと思います。

 では行って来まァーす !!!

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★ Dec.17  2006  Sunday  曇り (白馬)
 今日は「曇り」の白馬です。
 天気予報では今日から明日昼にかけて「雪」マークなのですが,am8:00現在雪になっていません...(=_=;) これから大雪になることを期待しましょう !!! (^ ^)(^I^)
 皆さんはどちらでスキーをお楽しみでしょうか?
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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  昨日は,「シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」の二日目でした。初日は参加できなかったお二人を加え6名の皆さんでのレッスンとなりました。
 午前中はスキッディングからカービングへの移行...ということについて学びました。その主な考え方は,スピードが増し雪面からの抵抗が増えるにつれて,「スキー板の前後差」から「スキーのたわみ」を使ったターンへ変わることです。このスキーの“たわみ”が「かかと支点」をもたらし,スキーのトップ部分で雪の抵抗をより多く受け始めることにつながります。この理由が分かれば,スキー板のトップ側に“センサーポイントSP”を意識し,重心付近を“レシーブポイントRP”としたセンサー軸イメージを思い浮かべることの意味が分かってきます。
 昨日も“ウォーターベッド”イメージで雪の圧を重心に受け容れる練習をしました。このイメージの良いところは,ターン前半の脚の伸びと,後半の縮みが身体の緊張を伴わないで,楽にできることです。“Hakuba 47”のR-4やR-5,R-1を使ってこのドリル練習をしました。

 午後は場所を“五竜とおみ”に伸ばし,オレンジのバトンタッチイメージ(角付けの切り替え)の練習をしました。ターン後半,自分から圧を求めていくと角付けは強くなりますが,逆に雪の圧を身体に受け容れるようにすると外向傾が深くなりながら角付けは緩み始めます。このことが重心とスキーの交錯を楽にしてくれるのです。この練習を♪♪♪ウォーターボディー(ターン後半圧重心方向にを吸収)...オレンジタァーッチ(角付けの切り替え⇒ターン前半)...ウォーターボディー...オレンジタァーッチ...♪♪♪のリズムで行ないました。
 ブッシュが出ていたり,雪質が変わったり,人が多かったり...と練習環境としてはあまり恵まれているとは言えませんでしたが,皆さんの動きは確実に良くなってきました。イメージを働かせることで,皆さんの身体が活き活きしている様子が伺えました。(^ ^)(^I^)

 夜は宿泊先のホテル・ペンション“ミーティア”で夕食を共にし,スキー仲間の友好を深めました。
 夕食後は例によってビデオを見ながらミーティングでした。皆さんそれぞれの滑りにオーラが出始めている...そんなことを思った【TOK】でした。

 今日は三日目...最終日です。どんな展開になるでしょうか?
 では,行って参ります !!! (*^^)v

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★ Dec.18  2006  Monday  雪 (白馬)
 今日は「雪」の白馬です。(*^^)v
 ようやく待望の雪...という感じがします。昨日,一昨日の週末は雪が少なくチョッと大変でしたが,これでひと息つけそうです。
 【TOK】の自宅のベランダにも約15センチほどの雪が積もっています。この雪...断続的に今日昼過ぎまで続きそうですので,スキー場上部はまずまず,ひと安心...というところです。
  では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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  昨日は,「シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」の三日目...最終日でした。
 “フィーリングスキーレッスン”をさせていただいていて,いつも思うことですが,初めてこのレッスンを受けられる方の大半は,初日が「????」,二日目が「?!?!」,そして三日目最終日が「!!!!」...という過程をたどるのですが,今回のキャンプもその通りでした !!!。(^ ^)(^I^)

 午前は先ず,ターン後半,身体の中に地球からのエネルギーを“受け容れる”...という練習からはじめました。このエネルギー...実は雪面抵抗なのですが,一般的に雪面抵抗...と言うと斜面横方向から来ると思うのが普通です。すると角付けを斜面に対して行なうようになり,必要以上の角付けをしてしまうことになるのです。これを防ぐには地球のコア方向に引っ張れられていのだけれど,地面の中に入って行けないから斜面に沿って移動しているだけ...という意識をしっかり身に付けることが大事です。「地球のコアに引かれるイメージ」はこの練習に最適のイメージトレーニングになります。
 その後,ターン前半で,そのもらったエネルギーを地球にお返しするイメージの練習をしました。ターン前半,多くの方は一刻も早くフォールラインを向きたがります。ですが,そのイメージのターンではターン前半の雪面コンタクトが薄くなり,勢いターン後半に必要以上の圧が掛かることになるのです。それを防ぐためにはターン前半でいかに雪面コンタクトを維持させるか?...が大切になります。「地球のコア方向にターン後半にもらったエネルギーをお返しする...」というイメージが,これの良い練習になるのです。♪♪♪もらって...返して...もらって...返して...♪♪♪が,午前のレッスンのつぶやきの言葉でした。(^ ^)(^I^)

 先ずはAfter映像(FSS_Movie)をご覧いただきましよう。 
 実は午後...ご参加の“Fuku”さんのひざが妙に前に入り過ぎるのに気づきました。そこでフロントスポイラーを使ってもらい,パワーベルトをしっかりインナーの上を締めるようにしてもらいました。それを機会に全員のパワーベルトを点検し,それを効果ある位置にセットさせて頂きました。...すると,やはり変わりました !!!。皆さんの「雪の圧を感じるフィーリング」がガラッと変わったのです !!!。「雪から圧が来る,地球のエネルギーを感じることって...こういうことだったの?」...という表情が皆さんの顔に表れていました。こうなれば皆さんの身体が活き活きしないはずがありません。その後の滑りの変化...私がここでお話しするまでもありません...。 午後のつぶやき...♪♪♪feel in ... feel out...feel in ... feel out...♪♪♪がゲレンデにこだましたのでした...。(^ ^)(^I^) 映像の中の皆さん...その活き活き度が伝わったでしょうか?

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★ Dec.19  2006  Tuesday  晴れ (白馬)
 今日は「晴れ」の白馬です !!!。(*^^)v
 久しぶりの晴れ...の気がします。
 降雪...もう要らない...というほどではありませんが,降ってくれました。これで何とか息がつけそうです。(^ー^) 
 今日,明日...とイイ天気が続くようです。クリスマス前にもうひと降りあるとイイのですが...。(=_=;)
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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 昨日から「“フィーリングスキー”スペシャル in “Hakuba 47”forシニア&女性」が始まりました。このキャンプのねらいは...「シーズンインにあたり,シニア及び女性の方のための『スキー・クルージング』を考えよう...というものです。 “スキー・クルージング”...目あたらしい言葉ではありませんが,技術,技術...技術...といったことだけでなく,その技術を使っていろいろなスキーを楽しむにはどのような心構えが大切なのだろうか?...というようなことを考えるキャンプです。今回のこのキャンプには4名の方が参加してくれました。(^ ^)

 さて,初日の昨日は幸い降雪にも恵まれ,良い雪質の中でスキーを楽しむことができました。そのキャンプ一日目最初のイメージは“ウォーターベッド・ターン”でした。身体の中は水で占められている...というイメージでのスキーは,身体の硬直を取り除いてくれます。身体がどことなくリラックスし,雪からの情報が繊細に伝わってくるのです。今回は全員が【TOK】と同じシニアの方なのですが,みなさんこのイメージがよくお判りのようでした。(^ー^) 午前中はこの“ウォーターベッド・ターン”をメインに雪の表情をコア方向から探る...というイメージで新雪を楽しみました。

 午後はスキーブーツのパワーベルトを少ししっかり締め,雪からのエネルギーがより伝わりやすくなるようにして
♪♪♪feel in ...feel in ...♪♪♪の練習でした。地球からのエネルギーをよりしっかりと意識して身体に受け容れる...という意識で滑ると,身体の動きがその時々のスピード,雪質,地形によって最良の形で表れる...ということを互いに実感しました。その表れた形は各個によって違うのですが,素晴らしく自然で,のびのびとしたものになります。本当に皆さんの滑りには“オーラ”がある !!!...そのようなことを感じた【TOK】でした。

 さて,今日は二日目...身体に頂いた地球からのエネルギーをどう処理するか?...これが今日のテーマです。天気もイイので心から楽しんで来ます !!!

 それでは行って参ります !!!。

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★ Dec.20  2006  Wednesday  晴れ (白馬)
 今日も「晴れ」の良い天気です !!!。(*^^)v
 昨日はスキーヤーの数も少なく,良い天気の中ゆっくりとスキーが楽しめました。ですが,まだ積雪量は万全...とはいきません。この週末の連休までにもうひと降りあるとイイのですが...。(=_=;)
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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 昨日は「“フィーリングスキー”スペシャル in “Hakuba 47”forシニア&女性」の二日目でした。
 天気も良かったので,午前中は“五竜とおみ”で楽しみました。レッスンのポイントは,ターン後半のエネルギーをターン前半にどう伝えるか?...でした。つぶやきの言葉は♪♪♪ in ...feel ... in .. feel...♪♪♪です。女性の方は筋力が無いからでしょうか?...それが幸いして素直にターン後半の圧を自分の身体に吸収できるのですが,男性の方はなかなか...。そこでストックを短く持って滑り,最終的に圧が重心方向に吸収されたとき,どれくらい懐が深くなるかを体験していただきました。この時,からだが硬くなってしまったのでは意味がありませんので,“feel in water body”というつぶやきで,ターン後半に自分の身体が固体ではなく液体である...というイメージを持ってもらうことにもトライしました。(^ー^)

 午後は,ターン後半身体に蓄積したエネルギーを次のターンに結びつけるトレーニングをしました。つまり“C字ターン”から“S字ターン”への展開です。ターン後半の圧の吸収...これができる様になれば,その圧をターン前半で地球にお返ししていくフィーリングがつかめます。そして,地球のコアと身体の重心とのエネルギーのやり取り感覚が楽しめるようになるのです。つぶやきの言葉♪♪♪貰ってェー...返してェー...貰ってェー...返してェー...♪♪♪で,皆さんの滑りが活き活きしたものに変わって来ました。(^ ^)(^I^)

 前日のミーティングで,ブーツのパワーベルトをしっかり締めることをお話し,実際に雪上でその効果を試しながらのレッスンでした。みなさん次第にこの効果に気付かれ,自分から雪面に働きかける運動が消えて行きました。パワーベルト効果一日目...でしたが,「これまでの“スキー滑走感覚”とまるで違う !!!」というお言葉を頂きました。
 今日は,キャンプ最終日です。天気にも恵まれましたので,パワーベルトの効果を味わいながら,“スキークルージング”...楽しんで参ります !!!

 では行って来まァーーーす !!! (*^^)v

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★ Dec.21  2006  Thursday  晴れ (白馬)
 今日も「晴れ」ました !!!。(*^^)v
 本当は雪が欲しいのですが...。(=_=;) 天気予報では今夕から曇り,明日午後に「雪」の予報が出ています。この雪...多いといいのですが...。
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!!
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 昨日は「“フィーリングスキー”スペシャル in “Hakuba 47”forシニア&女性」の三日目,最終日でした。三日目も天気が最高で楽しく“スキー”ができました。リフトも平日のせいで空いており,結構な滑走量を稼げました。
 初日,二日目と雪からのエネルギーを感じ取り,それをお返しするイメージで,♪♪♪ in ...feel ... in ... feel...♪♪♪をつぶやきながらの滑走でした。“五竜とおみ”のアルプス平やグランプリコース,パノラマこース...凹部や凸部斜面にも挑戦しました。凹部や凸部...コアに惹かれる意識があれば,特別に角付けを意識したり,圧を調整しようとしたりする意識が必要無いことを試していただきました。ロングコースをノンストップで滑ることにも数度トライしました。
 天気も良いので,お茶タイムをはさんで約3時間半...“Hakuba 47”と“五竜とおみ”を「スキークルージング」で楽しんだ皆さんでした。

 “Hakuba 47”のゴンドラ下駅に着き,美味しいランチをいただきながら三日間の楽しかった思い出を語り合いました。
 そして“Hakuba 47シニアクラブ”の面々との交流もありました !!!
 また二月の訪問を約束し,「バイバイ...(=_=;)」となりました。

 皆さん !!! 楽しいスキー...ありがとうございました !!! またネ !!!。(^ ^)(^I^)

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★ Dec.22  2006  Friday  曇り (白馬)
 今日は「曇り」の白馬です。白馬三山の稜線は見えていますが,空には雲が広がっています。
 天気予報では,これから夕方から「雪」マークが出ています。できれば想像以上の降雪 !!!...という具合になって欲しいのですが...。
 明日からの連休...良い条件で滑りたいものです...。
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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 昨日は“Hara”さんのプライベートレッスンでした。
 “Hara”さんとは昨年のキャンプで一度ご一緒させていただいており,“フィーリングスキー”の基本的なことはご理解いただいています。今回はシーズンイン...ということで,シーズン始まりとしての課題を探り,スキーライフがより豊かになるための方向性を見つけられるのが目的でした。
 わたしも,「一年の計は元旦にあり...」ではありませんが,07シーズンをより有意義に過ごすためにも,シーズン始まりのときに基本的なことを検証し,基本に返った姿勢を確認することは大事だと思っています。そしてできれば,負担にならない程度に,ある程度の“今シーズンの目標”を立てておくことも良いことだと思っております。(^ー^)

 さて,私が基本として思っていること...それは何度も話していますが“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を調和の取れた形でマッチングさせ,それぞれの特質を引き出すことだと思っています。この三つを活かし,いろいろな斜面条件のところでも使える技術を考えることが大事だと思います。
 昨日は先ず,雪からの圧を吸収することを身に付ける意味で“Sound of Music Turn”から始めました。“愛のターン”で“愛”を感じることは,そのイメージを沸かすのに個人的な感性の差があり全員の方に有効...というわけにはいきませんが,この“Sound of Music Turn”は,実際に“音”が聞こえますのでどなたにもすんなり入っていただけます。“Hara”さんもこのイメージの練習で脚の伸縮が表れ始め,ターン後半に“圧を吸収する感覚”に慣れられました。
 この“音”...これが斜面横方向からではなく,地球の中から聞こえてくるイメージを持つことで不必要な角付けをすることもなくなります。また両耳で聞く意識を持つことで,適度な外向傾も自然に表れてきます。

 午後は,イメージを自動車の運転イメージに置き換え,ターン後半は「エンジンブレーキ」を使用するイメージ,ターン前半は「ゆっくりアクセルを噴かすイメージ」で滑ってみました。このイメージ...“Hara”さんには効きました。イメージというのは人それぞれで違います。その方がどのような経験をされてきたか?によって,すんなり身に入るものと,そうでないものがあるのです。
 このトレーニングで,ターン後半に蓄積されたエネルギーがターン前半で良い具合に開放される様になりました。モチロン,脚の伸縮も,ネジレ戻りの力も自然な形で表れてきました。(^ ^)(^I^)

 シーズン初めで筋肉がまだスキー用にできていなかったようですが,07シーズンの良い課題というか,方向性を探ることができたと思います。
 “Hara”さんのシーズンが良いシーズンでありますように !!!
 シーハイル !!!

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★ Dec.23  2006  Saturday  曇り (白馬)
 今日は「曇り」馬です。
 昨日夕方からの降雪期待...見事にハズレ !!!......少し舞った程度で終わってしまいました。今日からの連休...少ない雪の中ですが,怪我しないように気をつけて滑りましょう !!!。
 皆さんはどちらで“スキー”...楽しんでますか?
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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  昨日から「No.05:シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」が始まりました。
  今回は7名の方が参加してくれました。これまで毎年ご参加いただいている方も,初めての方も居られますが,今回のテーマは「'07シーズンインにあたり,基本を見直しながら今シーズンの“スキー”をより楽しむためのポイントを探る」...というものです。昨日の日記にも書きましたが,この時期だからこそ確認しておきたいことをもう一度思い出す...ということです。

 今回も基本的な考えとして“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”のマッチングを考えることからはじめました。夜のミーティングで皆さんのお話をお聞きして解ったことでもあるのですが,今回参加いただいた方々は,「生涯スポーツ」としての“スキー”を求めておられる方が多いようです。これまで検定やカービングスキーに焦点が合っていたけれど,その方向を少し変え,“スキー”の持つ本来の楽しみを...ということです。

 さて,レッスンはスキーの前後差を生かした,「引力に引かれるプルークボーゲン」で始まりました。プルークスタンスの意味は?...斜面に引かれているのではいるのではなく,重力に引かれているイメージを持つと,プルークボーゲンも別の視点からの見方ができることを経験していただきました。
 雪からのエネルギーが斜面横からではなく,地球のコア方向からやってくるイメージで滑ってみました。慣れてくるにつれて,このことで,重力方向に垂直な面,つまりビールの泡に対して角付けいるイメージが沸きます。「ビールだと泡が容器の側面にくっついてしまうイメージが沸くので,単に“水面”...の方がイイ...」という“Oza”さんのご意見をいただきましたので,これからはこのイメージの滑りを“水面角付け意識”...とすることにしたいと思います。(^ ^)(^I^)。
 
 ランチタイムが終わって,すこしパワーベルトの締め方を見直してもらいました。これまでの足のホールド感とだいぶ違う...という方がほとんどでした。これで雪からの圧にさらに敏感になるはずです。(^ー^) ...ということで,午後は“Sound of Music Turn”を行なってみました。
 足首がしっかり締まったことで,雪への働きかけが姿を消し始め,雪からの音を素直に聞くことができるようになりました。それにつれて,雪からのエネルギーに押し上げられてできる懐の深さも次第に深くなり,ターン後半のエネルギーを次のターンの初めに伝える滑りもできるようになりました。つまり“C字ターン”から“S字ターン”への移行です。つぶやきの言葉は♪♪♪ミュージック...サウンド...ミュージック...サウンド...♪♪♪でした。

 さて,今日はキャンプ二日目...昨日の基本練習をさらに掘り下げ,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を探りたいと思います。
 では,行って来まァーす !!! (*^^)v

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★ Dec.24  2006  Sunday  曇り (白馬)
  今日も「曇り」の白馬です。
 ちらちらと雪が舞い,少しだけ地面が白くなりましたが,スキー場の雪の量は少ないです...(=_=;)。
 天気予報では今日明日と...晴れ...明後日から雲が出て「雨」か「雪」とのことです。年末にはどうしても雪が欲しいのですが...(=_=;) 天なる神にお願いしましょう !!! 「雪をお願いいたします...」
 では今日も良い一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
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 昨日は「No.05:シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」二日目でした。
 天皇誕生日で,クリスマスも控えているこことからスキー場は大回り賑わいでした。しかもスキー場上部は風が強く,お客様が比較的滑り安いゲレンデに集中したのでリフトは激混みでした。(=_=;)
 このような状況の中でしたが,「与えられた情況を与えられたように楽しむ」...ということでレッスンをさせていただきました。その主なテーマは,「地球とのエネルギーのやり取りをどういうイメージで行なうか?」ということです。緩斜面でしっかりこのイメージを沸かせる練習を♪♪♪コアからいただく...コアにお返し...コアからいただく...コアにお返し...♪♪♪のつぶやきで行ないました。基本を学んだ後は人の入らない悪雪状の雪にも挑戦し,緩斜面でのフィーリングがどう活きるか?...テストランも行ないました。(^ー^)

 午後は大変混雑している中でしたが,ラインCで上まで上り,ルート1を滑走しました。ここでの練習は地球からのエネルギーをしっかり受け止める...ということで,自分の身体をパラボラアンテナのようにイメージし,海老のように懐が深くなるイメージを持ってもらいました。ほとんど全員の皆さんはこのイメージが効き,ターン後半のエネルギーを次のターン前半につなげられるなりました。これができると,本当に身体が活き活きしたターンが出現します。“水面角付け意識”と“海老イメージ”...皆さんはこれが効いたようで,滑りがさらに丸くなられ,まるでボーダーのように,凹状の斜面も楽しみました。(^ ^)(^I^)

 夜は夕食のあと「簡単チューンアップ」の仕方を学び,その後スキー談義を交えながらクリスマスイブの真似事をさせていただきました。(^ー^)
 今日はキャンプ最終日です。ゲレンデの混雑状況にもよりますが,シーズンインにあたってのポイントをさらに掘り下げて学びたいと思います。
 
 では,行って来まァーす !!! (*^^)v

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★ Dec.25  2006  Monday  晴れ (白馬)
  今日は「晴れ」のイイ天気になりました。
 これで雪が充分であれば最高の“クリスマス”Day...なのですが...(=_=;)
 昨年はもう要らない !!!...というほどありましたから,今年は余計に寂しいのかもしれません...。
 でも,こういう時はこういうとき...与えられた条件を与えられたように楽しむことが大事ですネ !!!。(^ ^)(^I^)
 では今日も良い一日を !!! I am sure you have a nice Xmas day !!! 
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  昨日は「No.05:シーズンインキャンプ in “Hakuba 47”」三日目...でした。
  最終日でしたので,できるだけいろいろな斜面を滑り,そこで基本的な技術要素がどう活かされるのか試してみることにしました。積雪量が少ないので思い通りのというか,期待した斜面を滑ることはできませんでしたが,それでもなんとかオフピステ的な滑りを味わうことができました。(^ー^) いつも皆さんにお話していることですが,“技術”は実際に活用できて初めて「技術」...ということだと思っております。整地でだけしか使えない,応用の効かない,汎用性の少ないものは“技術”と呼べないという気がします。この二日間で学び,身に付けた技術がどう生きるか?...これを試しながらのレッスンでした。急斜面不整地斜面,アイスバーンと抵抗雪との混在斜面,小さい木が点在する悪雪斜面...など,この雪が少ない状態で経験できる限りの斜面を滑ってもらいました。

 午後は,このキャンプでやったことの復習を兼ね,プルークボーゲンからパラレルへの展開を“引く意識”のイメージで練習しました。“引く引くターン”です。つぶやきは♪♪♪引くゥー...受けるゥー...引くゥー...受けるゥー...♪♪♪です。

 このイメージと“ウォーターベッド・ターン”で“Kit”さんの滑りが変わりました !!!。これまでどうしてもターン後半に突っ張ってしまい,抵抗を受け容れることができないで居た彼の滑りが,この二つのイメージで抵抗を素直に身体に受け容れることができるようになりました !!!。良かったですネ !!!。(*^^)v

 “Matsu”さんも“引く引くターン”でテンポの早いリズミカルな動きが出てきました。“フィーリングスキー”初体験ですが,三日目の午後...彼の持っている潜在能力が開花した !!!...そういう滑りを見せてくれました。

 三日目の午後,所用で早退された“Shib”さん...昨年の滑りとはまるで違う滑りを披露してくれました。そのきっかけとなったイメージ...それは,ターン後半で雪からのエネルギーを「パラボラアンテナ」イメージで身体に受け容れる...ということでした。良かったですネ !!!。(^ ^)(^I^)

 “Yoshi”さん...彼も昨年とは大違いの滑りを披露してくれました。オフシーズンの間に,身体造りやイメージトレーニングなど,いろいろされたようですが,それが実ったのでしょうか?。昨年同じキャンプに参加され,彼の滑りを知っている他の人も,その上達ぶりに驚嘆されていました。(*_*)

 “Oza”さん...もともとポテンシャルの高い方ですが,力強さの中に繊細な滑りを加味できるようになられました。特にターン後半にエネルギーをソフトに溜めることができるようになり,それが次のターン前半に躍動的に開放される...という躍動感ある滑りを実現することになりました。(*^^)v

 “Fuku”さん...雪面からの抵抗に,うまく身体を反応する能力をお持ちの方でしたが,Beforeではややエッジを使い過ぎで,スキーを自分の力で操作する傾向がありましたが,それが無くなりました !!!。そして重心と地球のコアとの間のエネルギーのやり取りが非常にスムーズになり,身体が活き活きした滑りに変わられました,良かったですネ !!!。(^ ^)

 “Ooze”さん...一昨年から,毎回ご参加いただいています。今回で三度目ですが,その滑りの変化には感嘆します。もともとリズム感の良い方ですが,今年はにさらに磨きがかかり,エネルギーの溜めと開放が良くなり“S字ターン”が実現しました。(^ ^)(^I^)

 ...ということで,三日間のレッスンが終了しました。
 シーズンイン...ということで「スキーの基本を見直す」作業をしました。雪が少ない中でしたが,皆さんにとってはその分低速,緩斜面での基本練習がじっくりできました。これが結果的に良いことに結びついたと思います。07シーズン...これからです。今回のキャンプで得られたことを生かして,素晴らしいシーズンになりますように祈っております。
 
  本当にありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)  シーハイル !!!

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★ Dec.26  2006  Tuesday  曇り (白馬)
 今日は「曇り」の白馬です。
 これから低気圧が日本列島の南側を通過し,発達するとの予報が出ています。西高東低の冬型になるのですが,これが恵みの雪をもたらしてくれることを祈っています。

 では今日も良い一日を !!!
 I am sure you have a nice day !!! 

  昨日はスキーレッスン...オ・ヤ・ス・ミ…でした。
 いろいろ溜まった事務的なことをしました。時間というものは有るようで,なかなか有効に使えないものだとつくづく思います。昨日もやろうと思っていた作業の半分しかできませんでした...(=_=;) これを全部やり終えるには睡眠時間を削るしかありませんが,これはしないようにしています。その理由は,体力だけは温存しておかないと身の入ったレッスンができなくなる可能性があるからです。

 ...というわけで,師走12月...暮れが押し迫って少しあわてている【TOK】です。
 でも,「なるようになる...」,「なるようにしかならない...」と思うことで,根アカ人間に徹しています !!!

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★ Dec.27   2006  Wednesday  小雨 (白馬)
 今日は「雨」の白馬です。(=_=;)
 昨日も...雨でした。この雨...今日日中続き,夕方から雪に変わって,明日から明後日は待望の「雪」予報です。年末のスキーにひと息つけるだけの降雪であって欲しいのですが...。
 以前にも,これと似たシーズンがあり,そのときのことを思い出しています。その時は年始にたくさんの雪のプレゼントをいただいた記憶があります。(^ ^)(^I^)

 では今日も良い一日を !!!
 I am sure you have a nice day !!!

  昨日は“Hisa”さんグループ...5名のプライベートレッスンでした。“Hisa”さんとは前にご一緒に滑らさせていただきましたが,他の方は初めて...。“フィーリングスキー”に触れられるのも初めてです。当面「一級合格」...を目指されている,ということで,それを視野に入れながらのレッスン展開となりました。
 先ず例によって皆さんのBefore映像を撮らせていただきました。拝見すると,いろいろでしたが,その中で特に目立ったのは,スキーの流れというか,動きがワンターンごとに止まってしまって前のターンエネルギーを次のターンに有効に伝えることができない人,角付けに頼る場面が多い人...が多く見られました。そこで“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチさせ調和の取れたスキーをするには?...ということをお話しました。レッスン展開としては...

 ①スキッディングターンの意味...プルークボーゲンの考察(引くプルークと押すプルーク)⇒雪に与える圧と雪から来る圧の違いの認識=迎え角の認識
 ②スキッディングからカービングへの移行...スキーのたわみの発生⇒外スキーの一本の板の中での仰角の違いの発生⇒舵取り期における,踵支点の滑り⇒下から来る圧の蓄積⇒“Sound of Music Turn”や“愛のターン”イメージの有効性
 ③角付けの切り替え...下から来る圧の蓄積と開放⇒“Sound of Music Turn”でサラウンド的音の走りをイメージ⇒角付けの切り替え時のイメージトレーニング
 ④圧の吸収による角付けの軽減...ターン後半の圧の軽減によるスキーの走り⇒“クロッシング”の実現=オーバークロスとアンダークロス的“クロッシング”とのイメージの違いの明確化⇒“水面角付け意識”の発生
 ⑤ターンエネルギーの伝達...“海老”イメージによるターン後半のエネルギーを次のターンに...
 ⑥安定した重心移動...重心を中心とした圧のやり取り感覚の醸成⇒悪雪,こぶでの安定したターンの実現

 一日のプライベーレッスンでしたので,各項目について時間をかけた「ドリル練習」ができませんでしたが,皆さんのポテンシャルが高かったので,終わりの頃には全員の方が「雪の圧を利用したターン」ができるようになられました。あいにくの雨天の中でのレッスンでしたが,真の意味での“スキー”の面白さ,“新しいスキー感覚”を感じていただけたと思います。
 皆さんの滑りをビデオに納めました。この中には皆さんにどのようなレッスンをさせていただいたか? どのような「つぶやきの言葉」で自分の滑りがどう変わって行ったか?...が収められています。CDに焼いてお送りしますので,一日でできなかったドリル練習を,これを見ながら行なって欲しいと思います。

 皆さんの今シーズンのスキーが“フィーリングスキー”でさらに大きく花開くことを祈っています。
 雨の中,本当にお疲れ様でした !!! そして,ありがとうございました !!!(^ー^)

 シーハイル !!!

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★ Dec.28   2006  Thursday  小雨 (白馬)
 今日は「小雨」が降っている白馬です。(=_=;)
 でも,今日これから,待望の「雪」マークが明後日まで続いています。すでに島根県の松江地区では「風雪,雷注意報」が出ていますから,結構な降雪が期待できます。
 今日一日は我慢の日となるでしょう...(=_=;)...が明日からのイイ状態に期待しましょう !!! (^ ^)(^I^)
 では今日も良い年末の一日を !!!   I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「雨」のため,そしてさすがの“Hakuba 47 スキー場”も「R-4」と「R-2」だけのOpen...ということで,ご予約いただいていた“Sato”さんのプライベートレッスンはお流れ...でした。
 神の啓示なのでしょうか...“Sato”さんには申し訳ないのですが,おかげさまで懸案事項のデスクワーク,事務処理ができました。ありがとうございました。

 さて,その事務仕事をしながらここ数週間レッスンについて考えることができました。今シーズン多く出てきている言葉...これを考えてみると,その中心的考え方に中に,「極端練習」,「相対性的思考」...これがあるように思います。

 どういうことか?...というと,ひとつは,「ものごとには両極端の考え方があるが,実際はその中間で生きている...」ということです。スキーで言えば,「純然たるカービングターン」も無ければ,「完全なスキッディングターン」も無いということです。考え方としては両極があるが,実際にはいくら純粋にカービングターンをしようとしてもスキッディング要素が顔を出してしまう...ということです。その逆もまた真です。両極のどちらに傾いているか...という,あくまで「相対的な比較」での,“要素”の多少...という意味で“カービング要素”,“スキッディング要素”...がある,とことです。
 人生もそうです...。100%純粋にリベラルな生き方も無いし,100%アンチリベラルな生き方もできません。そのどちからに偏ってはいるけれど,その程度の多少はある...ということです。ですから,「あの人がリベラル過ぎて好かない...」というようなことは互いに言うべきではないのかもしれません。そういうご本人も,いくらかはリベラルな側面を持っておられるのですから...。(^ ^)(^I^)

 もうひとつは「ものごとは互いに極端な状態が両極に有り,私たちはその中間的な位置で動いている...」ということです。例えば「極端な懐の深いポジションを経験しないとそれよりも浅い中間ポジションの意味が真に理解できない」のです。その逆の「極端に脚が伸びて雪面コンタクトをしている状況を経験しないと,それよりも縮んでいるときの感覚が分からない」...ということです。ですから特に“ドリル練習”では,この極端を経験し,その意味を理解することが大事なのです。「何であんな極端なことをしたのだろう?」...と思われた方...アレを経験したからこそ,その中間のあまり極端でないときの快感が体験できたのですネ !!!。(^ ^)(^I^) 「両極端の極端に触れることで中庸のありがたさが分かる...」ということです。人生も同じです。ぬるま湯ばかりに浸かっていると,幅広い豊かな経験を逃がしてしまうことになるかもしれません。時には熱いお湯にも,そして冷たいお湯にも浸かることが大事なのです...ネ !!!。それで初めて中庸の心地よさが体験できる...(*^^)v。特に「喜怒哀楽」的な感情には心地よい極端とそうでない極端があり,その両極があるからこそ,中間的な“中庸”のありがた味が分かる...のだと思います。

 雨の一日...このようなことを考え,新たなスタートを思った【TOK】でした !!! (^ ^)(^I^)

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★ Dec.29   2006  Friday  雪 (白馬)
 今日は嬉しさを込めて...「雪」と書かせていただきます。(^ー^)
 天の恵み...大きなプレゼントを頂きました !!!。ありがとうございます !!! (^I^) スキーヤーやスノーボーダーが,待ちに待った雪の到来です !!!。(^ ^)(^I^)
 天気予報によると,この雪...明日朝まで降り続くようです。長野県北部は「大雪警報」が出ました。でもこの「警報」...我々スキーヤーにとっては大きな恵みです...。(*^^)v
 では今日も良い年末の一日を !!!   I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
 昨日は朝9時頃から「雪」になりました。そして昨日から始まった「06:年末スペシャルキャンプ」が始まる頃にはスキー場が白い景色に変わっていました !!! (*^^)v 本当に恵みの降雪の中レッスンが始まりました。今回のキャンプのテーマは,「 2006年...今年“フィーリングスキー”で流行ったイメージを思い出しながら,来年の新イメージを探りましょう !!! 」...です。

 今回は8名の方が参加してくれました。例によって2本ばかり調整滑走をした後,Before映像を撮らせていただきました。キョロキョロした雪でしたが,昨年,この時期に参加された数人の方は,その後のトレーニングが効いたのでしょうか?...皆さん活き活きした滑りを披露してくれました。昨シーズンの各自のテーマはすっかりこなされておられました。今シーズンはさらにそれに磨きをかけ,別の潜在能力を開花させることができる...そう感じさせてくれました。(*^^)v
 
 さて,レッスンは“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を活かす...ということで,スキーの性能を活かすには?...ということから始めました。昼食をはさみながら,一日目のレッスン展開を次のように行ないました。
 スキーの性能を活かす...⇒引く意識と押す意識...⇒抵抗を受けるということ...⇒スキーのたわみの捉え方...⇒“Sound of Music Turn”的抵抗の受け入れ...⇒抵抗受け容れの極端練習...⇒“海老ターン”イメージの練習...と行ないました。

 この中の“海老ターン”というのは,抵抗受け容れの極端練習をするためのイメージです。右のアニメのように,ターン後半懐が深くなるイメージをあたかも「海老」であるかのように抱くことによって,身体の動きを覚えてもらうものです。このアニメのように早く行なうものではなく,これのスローモーションをイメージしたものです。また,海老の頭はできるだけ動かさず,尻尾が頭に近づいてくるイメージを持つことが大事です。
 海老は身体が曲がった状態から背が伸びる時,横方向には伸びれません。人間の身体も同様で,ターン後半,海老のように懐が深くなってターン後半のエネルギーを蓄えた身体は,その曲がりが素直に前方に開放されるように伸びていきます。これがターン前半のエネルギーの開放です。
 みなさん,この“海老ターン”イメージで,ターン後半のエネルギーの蓄積と前半の開放の感じを思い出されました。(^ ^)(^I^)

 さて,今日はキャンプ二日目...そして,待望の降雪にも恵まれました !!!。
 精一杯“スキー”...楽しんでまいります !!! では行って来まァーす !!! (*^^)v

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★ Dec.30   2006  Saturday  雪 (白馬)
  今朝も小雪が降っています。(^ ^)(^I^)
 おかげさまで,スキー場がスキー場らしくなりました !!! 我々スキーヤーにとっては大きな恵み...「雪」のプレゼントいただきました。“Hakuba 47”はゲレンデ全部がOpen !!!です...。(*^^)v
 では今日も良い年末の一日を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は「06:年末スペシャルキャンプ」二日目で,吹雪の中でのレッスンとなりました。風が強い一日でしたが,雪の感触を充分楽しめました。(*^^)v

 レッスンは...“海老ターン”でターン後半のエネルギーの吸収から始めました。自分から脚を曲げる意識で“海老”をイメージするのと,下からの圧で“海老”の様になるのとでは全く違った様相になることを実感していただきました。前者はエッジが立ってしまいますが,後者は角付けが緩み,次のターンへの導入が楽になります。午前中は,この“海老ターン”で楽しみました。(^ ^)(^I^)

 風が強かったので,早めにランチタイムにしました。その後机上で,“水面角付け意識”の理論を少しおさらいしました。ちょうど昼過ぎにOpenした「Line D」と「ルート1」を使って,中急斜面で,“コア意識”と“海老ターン”を交えたトレーニングを行ないました。
 ターン前半のコア方向を意識した探りのコツを会得された皆さんの滑り...変わり始めました。(^ー^) ターン前半での雪面の捉えが,いかにターン後半の滑りに好影響を与えるか !!!...判り始めた皆さんの滑りは滑る度に洗練されてきました。

 地球の引力に引かれて斜面を移動する“スキッディング感覚”での滑りが,結果として「走り」を伴った切れるターン...つまり“カービングターン”に結びついていることを体験していただけました。そして“水面角付け意識”が急斜面でどのようにスキーヤーに安心感をもたらしてくれるか !!!...も実感することができました。(^ ^)(^I^)

 今日はキャンプ最終日です。降雪に恵まれましたので,いろいろな斜面を滑りながら「圧のやり取り」...エネルギーの感じ合い,を楽しみたいと思います。

 では行って来まァーす !!! (*^^)v

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★ Dec.31   2006  Sunday  晴れ (白馬)
 今日の大晦日...晴れのイイ天気です !!!。
 おかげさまで「雪」のプレゼントを頂き,新年も“スキー”が楽しめます。三日前の状況からはとても信じられないことです。天からの恵みに,改めて心から感謝したいと思います。(*^^)v
 さて,皆さんはどのような大晦日をお迎えでしょうか?
 今年も本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
 素晴らしい年末と新年を !!!   I am sure you have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
  昨日は「06:年末スペシャルキャンプ」の三日目...最終日でした。“Hakuba 47 スキー場”のゲレンデも下まで滑れるようになり,さらに新雪も積もりましたので,この二日間で学んだことをいろいろな斜面で試してみる事にしました。(^ ^)(^I^)

 先ず「ルート1」を使って中急斜面での滑走から始めました。地球のコアと身体の重心との間のエネルギーのやり取りを意識することで,必要以上の角付けをすることが少なくなり,切れよりも走りのある滑りに変容して行きました。“海老ターン”イメージによるターン後半の圧の吸収がうまく行なえるようになると,ターン前半にそのエネルギーを地球にお返しする要領がわかり,身体の反応も素直になってきます。自然に,“Cの字ターン”から“S字ターン”へと皆さんの滑りが変わって行きました。(*^^)v

 午前中は風が強かったのですが,午後から風もおさまり“五竜とおみ”スキー場への遠征もできました !!! (^ ^)(^I^) “五竜とおみ”の急斜面...“チャンピオン・ダイナミックコース”も難なく滑られました。...というより,むしろ急斜面の面白さを感じながらの滑りを皆さんは楽しまれていました !!! (^ー^)このときの大切なイメージは“水面角付け意識”でした。どのようなイメージを持つか?...で人間の身体は様々な反応をみせてくれ,潜在的能力を開花させてくれます。“Sound of Music Turn”,“愛のターン”,“ウォーターベッド・ターン”etc.など,いろいろなイメージも楽しみました。技術は色々なところで使えて,初めて“技術”としての意味を持つ...その技術を支えるのは“イメージ”...このことを強く感じた【TOK】でした。

 2006年を締めくくる,最後のキャンプ...皆さんのご協力で楽しく無事終了できました !!!。みなさん本当にありがとうございました。
 2007年も皆さんのスキーライフ,そして日々の生活が活き活きとしたものになります様,お祈り申し上げます。

 では,良いお年を !!! シーハイル !!! (^ ^)(^I^)

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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。




スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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12/18 三日目...!!!!!
12/17 キャンプ二日目
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12/15 47...初レッスン
12/14 グッキーに誓う !!!
12/13 目標...潜在能力開花
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12/11 日記...お休みです...
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12/08 自分発見の旅
12/07 五竜とおみ試走
12/06 映像を味わう楽しみ
12/05 急斜面を撮る
12/04 Rookie Academy報告
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