★ Sept.17 2006 Sunday 曇り (白馬)
今日も「曇り」の白馬です。折角の3連休ですが,クッキリと晴天
!!!...というわけにはいきません。このぐずついた天気,火曜日まで続くようです。(=_=;) みなさんは...この連休,いかがお過ごしですか?
キット... I'm sure you have a nice day !!!
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ニュージーランドに出掛ける前,「教師日記」で,“T.K”さんから頂いたご質問
...「大回りターン後半の安定性を増すには?三角窓との関係は?」...についてお話ししておりました。8/31の日記で完結...という見方もできますが,私としてはもう少し「大回り」について伝えしたいことがありました。それは「地球のエネルギーを感じて滑る...」ということについてです。
実は昨年“愛のターン”や“Sound
of Music
Turn”(SMT)をやるようになって,かつて思っていたほど“J・I・K・U”意識での“軸の強さ”が強くなくなっているのに気付きました。確かに,ターン前半から中盤にかけてはこの“センサーポイントSP”から“レシーブポイントRP”に伸びる“センサー軸”をイメージし,それを幾分強めに意識して行った方が,滑りが安定していたのは事実です。ですが,ターン後半にこの“軸意識”が強いままだとスキーの走りが悪くなり,角付けの切り替え時にどことなくスムーズさに欠ける感覚がありました。そこで,“引く意識”とか“バトンタッチ”...をイメージすることで,これをカバーしていました。ところが昨シーズン“SMT”や“愛のターン”を始めてから,この“軸”の強さの調整が自然にうまく行くようになったのです。“軸”だけを意識している時よりも,“圧を感じる”ということに意識が集中できるようになったからだと思います。“軸”だけだと,SPからRPに伸びる「一本の線の存在」のみが意識され,その線の長さ,つまり圧の強さを調整するために「線が伸びたり縮んだりするイメージ」...これが湧きにくいのです。
ところが,“SMT”や“愛のターン”では自分で意識しないにもかかわらず,脚がちゃんとターン後半にいい具合にたたみ込まれ,ターンに必要以上の圧が自然に自分の懐に吸収されるようになったのです。これはまことに不思議な現象と言えば不思議な現象でした。ハッキリ言って,なぜこんなことが起こるか?...今でも不思議です。画像(284KB)【注*】をご覧下さい。今年のニュージーランドで撮影したものです。“T.N”さんが“Sound
of Music
Turn”をイメージして滑った大回りです。抵抗がそれほど強くないのでターン後半の脚の畳み込まれ方は幾分少ないのですが「脚の自然な伸び縮み」が分ります。気をつけないと,一見「立ち上がり抜重」あるいは「ストレッチ的運動」...と見てしまう人が居るかもしれませんが,テールの横ズレが少なく,かかとが急激にターン外側に出て行っていないこと,また脚が雪面の圧を探りながら伸びる運動が先に起こり,それに続いて腰の位置がやや高くなっていること...から,そうではないことが判ります。スピードがもう少しあったり,雪の抵抗をもう少し強く捉えれば自然なベンディングになる滑りです。特に最後の右ターンで,小さなコブがあるにもかかわらず重心の位置がビシッと決まって動かず,脚がそのコブの凹凸に自然に反応しているのは,見ているほうが気持ち良くなる滑り...と言ってもイイでしょう。(^ー^) カービング大回りも気持ちイイですが,その前にこの“T.N”さんのような大回りができるようになると素晴らしい...そう思います。
このように“愛のターン”や“SMT”をイメージしながら滑っていると,実は昨日の「ニュージーランド通信」に書いたような,エネルギーの惹きつけ合い...を楽しんでいる自分に気が付くのです。まさに地球の引力を感じながら,【縁】:二つ以上のものが寄りついてかかわりを持つ作用...を感じながら滑っている自分です。まるで地球と人間としての自分が,原子核の周りを回っている電子であるかのような感覚に似ていて,まさに「地球のエネルギーを受けながら滑っている自分」が居るのです。自分がコントロールしてスキーをしているのではなく,偉大なエネルギーとエネルギーの惹きつけ合いの結果,地球の表面,雪の表面を滑らされている...という感覚でもあります。地球の引力,エネルギーに素直に反応している自分...ということもできます。
こうなると,“スキー”の大回り...たんなる“スキー”の面白さの領域を超えて,自分が今ここに存在して大きな宇宙の流れに従って生きている...そんな壮大な思いにまでなります。今回のニュージーランドでのスキー...こんなことも思いながら楽しんで来ました。(^ー^) 小回りではまだまだその様な感覚でのスキーができませんでしたが,いつかこの様な感覚でできるかな?...という願いを持っています。
さて,そういうことで,今日は「大回り」についての最終回でした。“T.K”さん...ご参考になりましたでしょうか?
【注*】:jpSKI.com
会員の方は,会費の一部を容量確保のための費用に捻出させていただいており,もう少し解りやすい映像をそちらにUPさせていただきました。そちらをご覧ください。尚
jpSKI.com 会員の方は新しく開校する “47 Feeling Ski School”
のレッスン料割引制度もあります。未入会の方,これを機会に
jpSKI.com 入会をお勧めいたします。
★ Sept.18 2006 Monday 小雨 (白馬)
今日の敬老の日...あいにくの「小雨」です。秋雨前線と台風の影響で,日本はここのところズーッと晴天に恵まれていなかったようですが,この天気も台風が通過すれば良くなると信じましょう
!!! (^ー^) キット...そうなります !!! (^ ^)(^I^) I'm sure you have a nice day !!!(^ー^) 【TOK】
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ニュージーランドに行ってる間に,「大回り」についてご質問を頂いた“T.K”さんから,お礼の
e-mail が届いておりました。今日はその e-mail
をご紹介したいと思います。(^ー^)
『TOK先生、アドバイスを下さった皆さん、本当にありがとうございました。いろいろな方からアドバイスを聞くことができてたいへん参考になりました。こんなこと聞いたら笑われるかな?と思っていたのですが、質問して良かったです。
これまで、「ねばならない病」にかかっていた気がします。ひとはそれぞれ、だから人の真似で無い自分の滑りが大切、ということをつくづく思いました。どうもこれまでは、カービングで切って滑るのが大切、というようなことをスキー雑誌を読んだり、スキー学校に入ったりした時に教わったものですから、信じ込んでいたかもしれません。8/26の日記で、「何がなんでも切って滑るゾ !!!」...という風潮が一般にあります。するといきおい、「エッジを立てなきゃ !!!」ということが頭をかすめ、“切りきり病”になってしまう、というご指摘がありましたが、まるでじぶんのことを言い当てられているようで恥ずかしい気持ちになりました。
また、8/25には、三角窓ができたらイケナイ...のか?。結論から言えば、できてもOK !!!...というTOK先生のコメントがありましたが、これも少し気にしすぎていたかもしれません。軸をしっかりイメージできれば、自分の身体の特徴、あるいは使っている用具によって三角窓ができる場合だってある、というのは目からウロコでした。用具って大事なんだ、ということも知りました。用具で滑りが変わるんですネ。今シーズンはスポイラーを入れて少し硬くして滑ってみたいと思います。
それよりもナニよりも、TOK先生のレッスンを実際に受けてみたくなりました。それがいちばん手っ取り早い方法のような気がします。07シーズンのキャンプにはぜひ参加したいと思いますので、その時はよろしくお願いいたします。どうもいろいろなアドバイス、ありがとうございました。』
“T.K”さん,
e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
大回りについての皆さんからのアドバイス...お役に立てたようで私も嬉しいです
!!!。(^ー^)
「カービングで切って滑るのが大切、というようなことをスキー雑誌を読んだり、スキー学校に入ったりした時に教わった...」とありますが,この様な現状を悲しく思います。スキー雑誌もスキースクールも,いまだに「カービング病」から抜け出せないでいるんですネ
!!!。スキー界にとってはホントに残念なこととしか言いようがありません。(=_=;)
「三角窓ができる場合だってある...」。三角窓については私も皆さんに誤解を与えるような書き方をしていたかもしれない...という点で反省しています。「テールがずれると三角窓が現れることがある」...ということと,「三角窓ができるからテールがずれる」...ということとは違うことです。三角窓ができるからズレるのではなく,ズレるから三角窓ができる...ということなのです。これを分りやすく皆さんにお話ししてこなかったことが,「TOK先生は三角窓ができるとダメだと言ってるよ...」という意識を皆さんに植え付けてしまったかもしれません。三角窓ができてもOK
!!!なのですヨ
!!!。スキーが安定して滑ってさえいれば...。形やフォームにはこだわらないことです。
「TOKのレッスンを実際に受けてみたくなりました...」ということですが,そういうお言葉をいただけて嬉しいです。もし私のスタイルのレッスンで,皆さんの疑問が解け,スキーライフが充実したものになるのでしたらこれほど嬉しいことはありません。今月の25日頃までには今年の【TOK】キャンプの大筋が決まる予定ですので,決まり次第皆さんにお知らせいたします。よろしくお願いいたします。
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【TOK】から皆さんへのお願いです。
一部の方からは e-mail
などでいただいていますが,私の今年の“スキーキャンプ”について,「この様なキャンプを主催して欲しい」,「このテーマでのキャンプを...」というご希望がありましたらご一報下さい。みなさんのお声を頂戴し,ご希望にそえるよう企画をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
★ Sept.19 2006 Tuesday 曇り (白馬)
今朝早くは「晴れ」ていた白馬ですが,9時頃から雲の量が多くなり,今(9:20)は「曇り」...になってしまいました。(=_=;) でも,今朝イチバン...MTBで約1時間,白馬の秋の空の下を走って来ました
!!!。気持ち良かったですヨ !!! みなさんも身体...動かしてますか?
では今日もキット... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) 【TOK】
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この連休は“愛のターン”の総集編の編集作業に精を出していました。「教師日記」で脈絡の無い書き方をしましたので,これを点検し,加えるべき図や映像を貼り付け,なんとか“フィーリングスキー”のページに
Up date することができました。
実はこの作業を通じて,「感じる」ということと,「知る」ということの違いみたいなことを思いながら編集していました。(^ー^) 辞書によると「知る」は:物事の発生や存在を認める。意識する。認識する。考えに入れる。考慮する。実際に行ってみたり、見聞したりする。経験する。人と交わり親しむ。面識がある。関知する。かかわりあう...ということだそうです。一方「感じる」は:外物の刺激を受けて反応する。病気に感染する。心が強く動かされる。感動する。前世の行為の報いが現われる。感心する。ほめたたえる。心に思う。ある感情、感覚をひき起こしたり、ある考えを浮かべたりする。......だそうです。「感じる」の方が,ある事象に反応し,心の内部に想いを伝え,しまい込む...といった意味合いがあり,より感情を重視した単語のようです。
なぜこんなことを思ったか?...というと,私たちスキーヤーのほとんどは,「目で見てスキーをする人が多い」...と常々感じていたからです。目で見る...ということは「視覚」をとおして“感じる”ことなのですが,どうも「感じる」というよりは「知る」に近い判断をしがちではないか...そう思ったのです。目で見るだけではその対象物が包含しているいろいろな感触や状態といった“情”に思いが至らないのではないか?という風に思えたのです。目で見る作業を通じては,雪の中や自然の中に包含されている“趣(おもむき)”までを感じ取ることができない...ということです。
ところが,この“愛のターン”...これは完全に“感じる”...という世界のことです。レッスンの中で,いろいろな角度からこの“愛のターン”を皆さんにお話ししていると,“愛”の“情”とでもいうべき“愛情”,つまり,相手をいとしく思う気持や,人や物に対するあたたかい心を持って“スキー”をしている自分が居ることに気付くのです。まさに,雪や自然,そして地球そのものの中に包含されているある種の“趣(おもむき)”を感じ,味わいながら滑っている...そんな気になります。また,自分からだけでなく,雪や地球から発信されて来る“情”みたいなものが在る...そんな気持ちになる時もあります。互いが互いを感じながら“スキー”を介して会話をしている感じです。現代科学的に言えば,生命力を持たない無機質からの“情”発信は無いのだから,その様な“趣”が雪や地球から出されている筈は無い...ということになるかもしれませんが...。でも実際,“愛のターン”をイメージしていると,なんとなくそれらからの「合図」,あるいは「語りかけ」みたいなモノがある様な気分になるのです。雪や地球とエネルギーのやり取り,情のやり取りを楽しんでいる...そんな気になるのです。(^ー^)
以上のようなことがホントにあるのかどうか?...無いかもしれません。でも,それが問題なのではありません。そう感じ,そう思い,そういう状況を楽しもう...という気持ちになることができれば,より深く“スキー”を楽しめる,と思うのです。
「感じる」と「知る」の違いを考えていたら,こんな風に展開してしまいました...。(^
^)(^I^)
さて,みなさんにとっては“愛のターン”...どのような意味をもっているのでしょうか? (^ー^)
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過日“T.T”さんから次の様なご質問 e-mail
を頂いておりました。例によって皆さんのお考えをお聞かせ下さい。(^
^)(^I^)
『TOK先生コンニチワ、質問です。。。。宜しくお願いいたします。
@小回り:今の私の小回りの感覚は、こんな感じです。 ・谷回りでセンサーキャスターに荷重する。するとターンが始まる。⇒・山回りで、キーキャスターに荷重する。⇒・切り替えで、Aキャスターに乗る・・・。やや、DO的な動きになってしまっている気も、しています。。。これで、円い円弧は描ける気がしますが、キャスターターンでセンサーキャスターに荷重することってあるのでしょうか?LET的な小回りでは、どんな風になるのでしょうか。
A山回り:急斜面の、小回り・中回りで、山回りのスキーが急に回りこんでしまいます。板が急激に横を向くので、ターンが詰まってしまうのです。自己流の”愛のターン”で、改善されるときもあるのですが、そのときはAキャスターがあまり走らないのです・・・急斜面の滑り方を、伝授してください。
Bバナナシェイプ:「斜滑考キャンプ」でも、丸山先生に外向・外傾、ということを教わりました。自分でも気をつけているつもりですが、もう少し深くしたほうがいいでしょうか。』
皆さんはどう思いますか? “キャスター・ターン”や“愛のターン”,“バナナシェープ”など,【TOK】のレッスンを受けたことの無い方にはちょっと理解し難しいかもしれませんが,“フィーリングスキー”理解度を試すにはイイ機会かも... ハッハハハ...(^ー^)
では e-mail でお待ちしています。
★ Sept.20 2006 Wednesday 晴れ (白馬)
今朝は気持のイイ「秋晴れ
!!!」です。(*^^)v 気温は18℃ですが,少し肌寒さを感じます。湿度のせいでしょうか...? 久しぶりに「白馬三山」がきれいな姿を見せてくれました。やはり北アルプスのRockyもイイですネ
!!!。 今朝はこの気持ちよさに釣られて,山を見ながら「室内バイク」でした
!!!。 みなさんも今そこで,3分間ストレッチ !!!
では今日も... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) 【TOK】
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今日は,“T.T”さんからのご質問にたいするアドバイスです。今回も早速“O”さんから
e-mail をいただきました。(^ー^)
『 TOKさん今日は。“O”です。雪山から大分遠ざかってるのでイメージがちょっと湧き難いですが、今日のテーマへの私なりの考えです。
@小回りキャスターターンでセンサーキャスターに荷重することってあるのでしょうか?
→ 私は以前は一生懸命踏み込む事ばかり考えてましたが、最近スキー板に荷重する意識は全くなくなりました。板にそっと乗る感じでセンサーポイントからの圧を感じながら、キャスターの転がりに乗って行く感じです。
A山回り:急斜面の、小回り・中回りで、山回りのスキーが急に回りこんでしまいます。
→ 回り込むのが快感なんで、どうしても切り替えが遅くなるのだと思います。あの元ワールドカップレーサー木村氏が最近のデモの滑りを見て皆切り替えが遅いと言ってました。デモでさえそうですから我々はもっと遅いのでしょう。
Bバナナシェイプ:自分でも気をつけているつもりですが、もう少し深くしたほうがいいでしょうか。
→バナナシェイプは運動の結果現れる形で、最初に形有りではないと思います。その時の斜度、スピード、ターン弧に一番適した形が結果的に現れるのだと思います。』
“O”さん,いつも素早いご回答ありがとうございます
!!! (^I^)
@:「スキー板に荷重する意識は全くなくなりました...板にそっと乗る感じでセンサーポイントからの圧を感じながら、キャスターの転がりに乗って行く感じ...」⇒“センサーポイントSP”にセンサーキャスターをイメージするのは,「当たり
!!!」...です。(^ー^)小回りではこの位置が親指の付け根から土踏まず付近になりますが...。
さて,“T.T”さんは「荷重する」と仰っていますが,この言葉...じつは勘違いの元になる言葉なので,注意が必要です。「荷重」という言葉を辞書でひくと...「トラックなど貨物自動車の荷の重さ。構造物の一部、または全体にかかる外力や重さ」...という風に出ています。つまり「加重」(重さや負担を加えること。一段と重くすること)...とは明らかに異なるのです。ところがスキー界ではこの違いを今も明確にしていないところがあります。もし皆さんが加重という意味で“荷重”を使っていないのでしたら少し安心ですが...。このことを理解されたうえで,「センサーキャスターに荷重することがあるか?」...ということを考えてみると,そこに“荷重”する意識を持つと,じつはそこが“支点”になりやすいのです。ですからあくまで“荷重”意識があるとしたら,それはキィーキャスターに意識することが大事でしょう。“O”さんは,「“荷重”意識は無い...」と仰っていますが,私もありません。かかとのキャスター“キィーキャスター”を支点として意識し,斜面移動し,キャスターの転がりに乗って行き,センサーキャスターからの情報を身体に受け容れる感覚で滑っています。
A:「木村氏が最近のデモの滑りを見て皆切り替えが遅いと...」⇒山回り...というのはターン後半のことですネ?。ターン後半にスキーが向きを変え過ぎてターンが詰まり,Aキャスターが走らない...ということでしたら,“T.T”さんがお知りになりたいことは,「ターン後半スキーが回り込み過ぎるのを避け,Aキャスターが走って,ターンが詰まらないようにするには...?」ということかと思います。“O”さんは,この結果生じる,「角付けの切り替えがおそくなってしまうのは...?」ということに対してのアドバイスをされているように思います。“O”さんのアドバイス...少しだけ質問の趣旨から外れているかもしれません...ネ(=_=;)。“O”さんの,「回り込み過ぎが角付けの切り替えを遅くしてしまう...」というのは正解ですが...。このように,角付けの切り替えをスムーズにする上でもターン後半の仕上げ方がポイントになるのですが,さてどうやって急斜面小回りで,この回り込み過ぎを避けたらイイのでしょうか?再度,疑問の提示です。(^ー^)
B:「バナナシェイプは運動の結果現れる形で、最初に形有りではない...その時の斜度、スピード、ターン弧に一番適した形が結果的に現れる...」⇒このご解答は,「そのとおり
!!!満点 !!!」です。ハッハハハ...(^ー^)
ただ,“バナナシェープ”で現れる一般的な形の深さ,つまり「懐の深さ」は,どの程度の強さの抵抗を受けたらどれ位深くなるのか?...という,雪から来る抵抗とのバランスで決まってくることなのですが,ほとんどの方が浅目のようです。自然に現れる形だから,まったく出たとこ勝負...直立不動的ならそれはそれでOK
!!!...という考え方もできますが,その時どきの抵抗に合わせて,“極端”を経験することも大事です。すると,「自分ではこの位がベストと思っていたけれど,あんなに深いイメージの方がもっと楽なんだ
!!!」...ということに気付かれるかもしれません。こういう時のために,敢えて「自然発生的でない形」を自ら作り,それによる抵抗とのマッチングをいろいろ体験してみることが大事です。そのような,「経験のための極端なトレーニング」をすることと,「形やフォームにこだわる滑り」とは全く意味の違うことであることは,皆さんにもご理解いただけると思います。
ですから,もし“T.T”さんが懐の深さがシックリ来ない...というのであれば,もう少し深めにしたり,ネジレを強めにしたり...といろいろドリル的な体験練習をされたらイイと思います。(^
^)(^I^)
★ Sept.21 2006 Thursday 快晴 (白馬)
久しぶりに「快晴
!!!」になった白馬です。で,放射冷却のせいでしょうか,気温は朝8時で16℃です。ちょっと寒い感じで,フリースを出して着ています。(^ー^)
07シーズン版,キャンプ一覧の基本プランUPいたしました。ですが,10/1までに,一部変更も考えられますのでご了承下さい。(*^^)v
では今日も...
I'm sure you have a nice day !!!
(^ー^) 【TOK】
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今日は,昨日の私のコメントに対し“O”さんから,「(続)今回のテーマ」ということで,次の様な追加e-mailをいただきましたので,それをご紹介します。昨日の連続...とした方が皆様にも解りやすいと思いますので...。他の方の
e-mail
ご紹介は一日づつ遅れますが...ヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)
『確かに私は後半エッジに乗り過ぎて次のターン始動が遅れ気味なのが問題なのではと理解しましたが、論点がちょっと違うようですね。論点はもうちょっとターン中盤の事のようですね。
ただ私は板がフォールラインを向くあたりから一連の運動が始まり、次のターンへ繋がって行くものと思ってます。(いわゆるS字ターン) 上体がフォールライン方向に落ちつつ、板は腰の下をスパット抜けて斜めの直滑降(Aキャスターが活躍する部分)を経て次のエッジングポジションへ繋がる。(直前が筆がはねるーの所)この斜めの直滑降の部分がキーポイントで板が凄く走る部分とも言えるし、失敗すると暴走してしまう部分とも言えると思います。ここが上手い人と下手な人の分岐点とも言えるかも知れませんね。実は自分もマダマダの部分です。
ちょっと復習の意味でTOKさんの過去のページを調べていたら下記のような小回りのコツを見付け、なるほどと思いました。
@自分でスキーを回しこもうとせず,雪の力でスキーが回ることを学ぶ事。
A常に上半身がフォールライン方向を向いている事。
Bターン後半にしっかり上半身と下半身の間に「ネジレ状態」をつくること。
Cネジレの解放で次のターンを始動させること。 』
“O”さん,たびたびありがとうございます
!!!(^I^)。私も昨日コメントさせていただきましたように,「回り込み過ぎが角付けの切り替えを遅くしてしまう...」というのは大事な考え方であり,「ターン中盤を過ぎてからの圧の溜めと開放の微妙なタイミングが角付けの切り替えを容易にもするし,困難にもする...」という考えには大賛成です。そういう意味では動きは連続であって,“O”さんが仰るようにターン後半の問題を考えることは角付けの切り替えを考えることだ...とも言えますネ
!!!。(^ー^)
昨日の「教師日記」ブログ版に,ご質問者の“T.T”さんからのコメントがありましたように,「切り替えの以前に、スキーが回りこみすぎてしまうので、動きが途切れてしまってスムーズなターンにならない...」ということです。ですが,初めから角付けの切り替え時のことを頭に入れてターン後半を作り上げよう...という意識を持てば,結果としてオーバーターンを防げる,ということも可能になるはずです。多分,“T.T”さんは,急斜面小回りで,ターンをしっかり仕上げてから次のターンに入ろうと意識しすぎなのかもしれませんネ?。そういう意味では“O”さんが仰るように,素早い角付けの切り替えを考え,ターン後半に圧を溜め込まない...というのもひとつの解決策にはなると思います。(*^^)v
わたしの過去のページの中から,@〜Cまでのポイントを探し出されたようですが,なかなか含蓄のあることを言ってますネ
!!!。ハッハハハ...(^ー^) これ等四つのことはカービングターン全盛時代には見向きもされなかった事で,ある人は「過去の滑りだ
!!!」と公言してはばからなかったことです
!!!。...でもこれ等のことは私だけでなくグッキーも然り...“スキー”を楽しみ,味わってきた人なら誰でも思うことです。
特にこの中の,「@雪の力で回る...」と「Bネジレ状態をつくること...」ということが意識できるようになれば,ターン中盤に一番圧を集中させ,むしろターン後半には圧を抜きながら次のターンに入って行くという,“宮下正樹”のような素晴らしい小回りができるようになると思います。(^ー^) そうかァー?!?!...ダカラ彼は昨シーズンの技○選とデ○選でああいう結果に終わってしまったのか...(=_=;) @〜Cの要素溢れる素晴らしい滑りをしたために...。 怖いコワイ...怖い世界ですネェー...(;_;) (=_=;) でもわたし達は彼の滑りの美しさを決して忘れません
!!! これからのご活躍を応援してますよ !!! (^ ^)(^I^)
★ Sept.22 2006 Friday 晴れ (白馬)
朝早くは雲が多かったのですが,8時過ぎからその雲も取れ始め,「晴れ」になってきた白馬です。(^ー^) それにしてもここ数日,寒さを感じます。今朝も17℃...。昨日は夕方,久しぶりに「温泉」に入りに行った“TOK”でした。(*^^)v 温泉のぬくもりが恋しくなる季節になったということで...“雪”も直ぐですネ
!!!。(^ ^)
では今日も... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) 【TOK】
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今日は,“T.T”さんからのご質問にたいするアドバイスのお二人目で,“K”さんからいただいた
e-mail です。
『 TOK先生こんにちは、”K”です。今回はキャスターターンのイメージがメインテーマですね。
実際の滑りを拝見した訳ではないので、思い込みも多々あると思いますがご了承を・・・
@小回り : 「センサーキャスターに荷重するとターンが始まる」...このあたりに誤解があるのではないでしょうか。キャスターターンの趣旨は「斜面移動による雪面抵抗の活用」だと理解しています。ターン始動は、斜面移動 → センサーキャスターからの圧を感じようと意識する→ 自然とエッジが立ち雪面からの抵抗を捉える → ターン開始......といった流れになります。この際、体重を支えるのは 常にかかと部分のキーキャスターになりますね。センサーキャスターに体重を乗せるのではなく、雪面からやってくる圧を感じることがポイントです。この時、キャスターが行きたい方向に転がっていくイメージを常に持つようにすると、どこかに荷重する意識はだんだん少なくなると思います。ここで荷重意識が強いと体重や外力を支える支点が定まりにくく、バランスの維持が難しくなりますよ。加重意識(Do的な動きが強い場合)だとなおさらですね。
A山回り : イメージする移動方向よりスキーが回りすぎてしまうのですね。山回りでエッジが立ったまま動きが止まっているのではないでしょうか。「小回りの感覚は・・・山回りで、キーキャスターに荷重する。⇒・切り替えで、Aキャスターに乗る」...とのことから、切り替え時までずっとキーキャスターのみへ乗り続けようとしているのではないかと感じました。これでは山側に重心が残りすぎて、角付けが緩みにくく、スキーがより回りこんでしまいます。フィーリングスキーのキャスターターンChapter10「0040 角付けの切り替え」のように、山回りの時間を使ってキーキャスターからAキャスターに滑らかに移行することが必要です。(CがAキャスターに最も乗っている状態) これによってエッジの角付けが自然に緩み、スキーが詰まることが無くなるでしょう。
愛のターンは、このスムーズな重心の移動を特に意識したイメージだと思います。愛のターンだとAキャスターの走りが出ないとのことですが、スキーが詰まってしまう場合と比較してなのでしょうか。その場合のスキーが詰まり反動で飛び出す動きと、スキーの走りとはまた別のものでしょう。愛のターンでは、滑らかな動きからスキーの走りを強く感じることは無いでしょうが、実際にはスキーはすごく走っていたりしますよ。
Bバナナシェイプ : これは滑走時の抵抗(圧)の大きさ・方向にバランスしようとすることで、結果的に現れてくる形ですね。外向は圧のやってくる方向の変化に対応する為の体の動き、外傾はターン中に遠心力に抗して効率よく外足で雪面を捉えるための動き(の結果現れる形)だと認識しています。形だけを求めると外力とのバランスが崩れ、不安定になりますから注意が必要です。ですが、キャンプで外向・外傾を教わったということは多少不足気味なのでしょうか。ひとつ大げさに動いて感覚を掴むのもいいかもしれません。
外向の感覚を養うには、直滑降からの横滑りなどどうでしょう。この時、谷側の肩を大きく開いて、やってくる圧を胸で受け止める意識を持つとよさそうです。外傾の感覚は、壁や柱を支えにして外足の内エッジで圧を感じてみるのが効果的かと。ここで体の傾きが少ない(=圧が少ない)時と傾きが大きい(=圧が大きい)時の下半身と上半身の関係を感じるのがよいでしょう。
まぁ、実際にはいろんなシチュエーションを圧を意識して滑るのが一番ですけどね。特に圧を感じやすいザラメ雪はうってつけです。』
“K”さん,いつも的確なご回答,ありがとうございます
!!!(^I^) もう私の出番は要らないくらい,私が思っていることをズバリ表現されています。ぜひ機会があれば
“47 Feeling Ski School”
の教師としてお願いしたいくらいです。ホント...。(^ ^)
@小回り,で「センサーキャスターに荷重する...」が問題...とご指摘されていますが,そう問題です。「キャスターには荷重する」,という意識ではなく,「キャスターで感じて行く...」なんです。キィーキャスターを支点のキャスターとし,センサーキャスターを感じ取るキャスターとして,ただ斜面を降りていく...乗り遅れないように降りて行く...そういう感覚なのです。すると,「アレレ不思議やふしぎ...スキーが回ってしまう...」ということになるのです。この経緯については,“K”さんが詳しく述べられているとおりです。(^ー^)
A山回りで角が立ったままだと,重心とスキーの交錯がスムーズに行きません。“K”さんが仰るように0040
角付けの切り替えでも述べているように,一気に二輪から四輪ではなく,徐々に四輪へ...という意識があれば,ターン後半に重心の軌跡とスキーの軌跡が滑らかに近づいて来て,角付けも徐々に緩む...という情況になるでしょう。そして,昨日お話しした,「ターン後半の作り過ぎ」状態からの脱却が可能になります。(^ー^)
また“愛のターン”は“K”さんも仰るように,ターン後半に圧を適度に保ちつつ,角付けが緩みながら懐にスキー板が入ってくるので,“キャスター・ターン”よりも実はスキーが走るのです。そして腰の下をある意味で新幹線のように通り過ぎて行きます。(*^^)v 実に見事に“クロッシング”ができてしまうのです。
Bの“バナナシェープ”についても“K”さんの解説は実に的を得ていると思います。(^
^)(^I^) どの程度の回転円弧,どの程度の斜度,どれ位のスピード,どんな雪質...というようなことでこの“バナナシェープ”の出来具合も変わりますから,コレがそれだ
!!!...といったものはありません。ただ,「洗練されてくるにつれて,極端な深い曲がりの外向傾は影をひそめ,ナチュラルな立ち居姿勢に近くなる...」ということは言えるでしょう。一流の剣士や柔術師の,隙の無い構えに似て,その時どきの環境にマッチしたナチュラルな“バナナシェープ”が出来上がってきます。しかし,そこに至るまでには,極端を経験することが大事なのですネ
!!!。
“K”さん,今回も貴重なアドバイス,ありがとうございました
!!!。
★ Sept.23 2006 Saturday 快晴 (白馬)
台風の進路が変わったせいでしょうか...おかげさまでこの週末,数日前の予報が大きく変わり,イイ天気に
!!! 白馬も稲穂が「金色」に輝き,もうそろそろ刈り取り作業が始まります。秋も本番を迎えました。そういえば今日は「秋分の日」でした
!!! (^ー^)
今日, “47 Feeling Ski School”
の教師の集いが開催されます。これからの教師としての活躍を祈念するような,そんな良き日です
!!! (*^^)v
ではみなさんも... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) 【TOK】
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今日も,“T.T”さんからのご質問にたいするアドバイスで,その三人目,“K.M”さんからいただいた
e-mail のご紹介です。
『 ...ご無沙汰しております。‘00年に初めてレッスンを受けて以来、この指導法が広く世に出ることを切に願っていました。ようやく実現の運びとなりました事、TOK応援団の一人として心よりお祝い申し上げます。
「さてどうやって急斜面小回りで,この回り込み過ぎを避けたらイイのでしょうか?」...ずばり「踵で体重をささえる」。このことがよくわからなかった頃の私の滑りは必ずターン後半つま先で体重を支えている、曲げてはいるものの足を突っ張っている不安定なものでした。それに気がついたので足の指をパーにして圧を重心方向に受け止めるようにして練習を積んだところ、滑りが一変しました。スキーを脱いだ後は拇指丘をわずかに浮かせて踵で立ってあるく練習が効果有りました。ストックを持ってやると良いですね...。圧のくる方向を想像して大きな力を受ける時は深く曲げ(このとき足首を圧に応じてしっかりブロックする)、小さい時は伸ばす。これは非常に役に立ちました。バナナシェープはこの練習中にも自然に現れてきます。このように常に受ける姿勢を維持すればターン後半に受ける圧に応じてスキーが勝手に懐に帰ってくる(近づいてくる)。結果、エッジが緩んでスキーがよく走る。以上は私の独断の誤謬の世界なので一般向きではないか...とも思いますので宜しく。』
“K.M”さん,こんにちは!お元気でしたでしょうか? そういえば“K.M”さんとご一緒に滑るようになって6年ですか?
時日の過ぎるのは早いですネ
!!!。本当に良くお付き合いいただきましてありがとうございます
!!!(^I^) 私の提唱して来た“フィーリングスキー”の「指導法が広く世に出る...」は大げさですが,このことが少しでも皆さんの役に立ち,“スキー”の世界をより楽しんでいただけるなら,これ以上の喜びはありません。期せずして,今日23日「秋分の日」...11時から,これまで
“47 Feeling Ski School”
の教師に応募いただいた方々への説明会が開かれます。“フィーリングスキー”流の指導法に興味を持つ方々が少しづつ増え,その輪を広げて行っていただけるとすれば,望外の喜びでもあります。皆さんのご期待に沿えるよう最善を尽くしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
さて,本題に戻って...「急斜面小回りの回り込み防止策」ですが,“K.M”さんのアドバイスは,実体験に基づいたご報告ですので,説得力がありますネ
!!!。(^ ^)(^I^) ズバリ
!!!「踵で体重をささえる」...というお言葉は,その効き目がいかに大きかったか?!?!...を如実に示しています。ですが,残念なことに「かかと支点」...このことは今でも結構多くの方が勘違いされていることでもあります。「かかと支点」と言うと,「後傾ですか?」...と今でも言われる時があります。トップページの「サイト内検索」で“かかと支点”と入力して検索してもらえば,多くの「かかと支点体験による滑りの上達記録」が出てまいりますので,それを参考にして欲しいのですが,「かかと支点」と「後傾姿勢」とは全く違うものだということがご理解いただけると思います。
「足の指をパーにして...」というくだりは,「かかと支点」を“K.M”さん流のお言葉に翻訳されたもの...と解釈できますが,この様に,あることに「気付く」時には自分の言葉で理解することが多いものです。人の言葉を鵜呑みにしている時は,おぼろげながらに分ってはいても,まだホンモノになっていないのです。ですからドリル練習が必要になるわけです。
「拇指丘をわずかに浮かせて踵で立ってあるく練習...」。これはオフシーズンの簡単なトレーニングとして効果大
!!!です。街中を歩いている時,家で炊事や選択をする時...いつでも気軽にできるトレーニングでもあります。
「常に受ける姿勢を維持すればターン後半に受ける圧に応じてスキーが勝手に懐に帰ってくる...」ということが判ると,雪への働きかけがほとんど無くなり,斜面移動が楽に行なわれるようになって,上半身が安定してきますから,“スキー”の滑り方がガラッと変わります。ホントに見ていて,「この人同じ人なのか知らん...?」と思うくらいです。これに気付いてしまえば,「これまでのスキーっていったい何だったの?!?!...」という気分になるのですが,そこに至るの前に大きな峠があるのですネ...(=_=;)
「かかとを支点とした受ける姿勢の維持」...これに目覚めることが,“T.T”さんの“大きな峠”...課題かもしれませんね。(^ー^)
“K.M”さん...独断でも誤謬でもありませんヨ
!!! “フィーリングスキー”の最も大事なポイントを突いたアドバイスでした。どうもありがとうございました。また今シーズン...機会をみてご一緒に滑りましょう
!!!(^ ^)(^I^)
★ Sept.24 2006 Sunday 快晴 (白馬)
今日の日曜日も「快晴
!!!」の白馬です。(^ー^) まさに「秋晴れ
!!!」というのはこういうのを言うのでしょうネ
!!!。皆さんの地域はいかがですか?
さて,昨日 “47 Feeling Ski School”
の教師に応募された方々への説明会が開催されました。その模様は「教師日記」で
!!!
では今日の日曜も... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) 【TOK】
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昨日“Hakuba
47”スキー場の一室を借りて,今シーズンから開校することになった
“47 Feeling Ski School”
の教師に応募された方に集まっていただき,その概要を説明させていただきました。今日はその様子を...。
11時...当日都合がつかなかった数名を除く,総勢14名の方が参集してくれました。
お集まりの方々を紹介させていただいた後,ミィーティングは先ず,「開校の経緯」からはじめさせていただきました。そして,「なぜ今,
“47 Feeling Ski School”
なのか?同じスキー場内に数校のスキースクールが存在する意味はどこにあるのか?」ということをお話しさせていただきました。その要旨は,「特徴あるスキースクール」,「存在価値,存在意義のあるスクール」が数校集うことで,生徒さんに多くの選択肢を与えることができる...ということに尽きます。ですから開校を認められた当校も,他校とおなじスタイルであっては意味が無いわけです。...ということで,
“47 Feeling Ski School”
の特徴ともなるべき事項をいろいろお話させていただきました。そのポイントは,「スクールポリシー」で述べられているような事柄です。生徒さんの滑りを,ある定まった形に作り上げ,滑りを固定化させてしまうのではなく,「各人がもつ素晴らしい能力が開花され,自由感が味わえ,生きていることが楽しくなる...そのような高みにまで生徒さんをお連れできるようなレッスンをすること」だと思います。言葉を代えて言えば,その人なりの「感性」や「感受性」を豊かにさせてあげられる...その様なレッスンをする,ということでもあります。
その後,1時まで「現状の説明と運営方法」...ということで,実際にどのようなスクール活動を行ない,運営をしていくか?...ということを説明させていただきました。実務的な内容が多かったのですが,その中で,@
Inter Net,“47 Feeling Ski School”
のWebページを有効に利用した活動をメインにして展開していく事,A教師育成のプログラムは“Rookie
Academy”キャンプ参加から始まり,将来的には各自がディレクターとして,独自のフィーリングスクール運営ができるコースにまで広がっている事,Bビデオ撮影と,トランシーバーを使ったレッスンをスクールの特徴として推進,データを有効に利用したレッスン展開をする事,C“生涯スポーツとしてのスキー”をスクールのメインテーマとして掲げ,これを具体化するための指導技術を日夜研究し,確立していく事,Dスキー教師として誇りを持ち,責任を自覚し,スキー場内の価値ある,そして名誉ある存在になるべく最善を尽くす事......を挙げさせていただきました。
その後昼食をはさみ,“J.K”さんに,「スキー指導をデザインする」...というテーマで,ミニ講演をお願いしました。ご講演の要旨は,「デザインする時に大事なことは,明確な意図を持って伝えたいことを発信すること。受けて側の評価は決まったものではなく,いろいろ分かれるときもあるがそれをそれとして受け入れ,フィードバックさせる形で次のデザインに反映させて行くこと。どのようなデザインにも“間違い”...ということはなく,それなりの価値を包含しているから,全体としての評価が低い場合でも悲観することなく,そのデザインの特異性を評価する姿勢を持つこと...」ということでした。「スキー指導」...ということも,ある意味では“デザイン”だと常々思っていましたが,“J.K”さんのお話しは,そのままレッスンの時に使える考え方だなぁー,と感じさせられました。ありがとうございました
!!! (*^^)v
ミーティングの最後は,「スキー教師としての生活」...ということで,給与体制や寮,交通費のことや,ユニフォームなど,実際に教師として働いてもらう時に必要なことがらをお話しさせていただき,それに続いて皆さんとの「質疑応答」で締めくくらさせていただきました。
11時から午後4時まで,長い時間でしたが有意義なミーティングができたと思います。私の考える「スキー指導」...これが,真に生徒さんのためになり,一人でも多くの方にスキーの楽しさがお伝えできたらイイナァー
!!!...そんな思いで会議を終了とさせていただきました。
ご参加いただいたみなさん...本当にありがとうございました
!!!
今度は同じユニフォーム姿でお会いしましょう
!!! (^ ^)(^I^)
★ Sept.25 2006 Monday 晴れ (白馬)
今日も「快晴
!!!」の白馬です。(^ー^) 私がニュージーランドに行っていた9月初旬は雨が多かったようですが,帰ってきて,20日から今日まで,連続7日間...「晴れ」が続いています。(*^^)v
気温は連日最低気温が15度以下になっているようです。そういえば,大雪では「初冠雪」のニュースが
!!! もうじきここ白馬も雪が来ます
!!! イエェーイッ !!! (^ ^)(^I^)
では今日も... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) “TOK”
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昨日,今シーズンの自分のキャンプ企画の具体案をいろいろ考えました。皆さんからいろいろなご提案もあり,それを考慮に入れながら,何が最善か?...を考えながらの作業です。「週末二日間のキャンプを増やして欲しい
!!!」という要望もありました。「東北でのキャンプは?...」というご提案も...。いろいろありがとうございました。個人的には「東北のスキー場に行ってみたいナァー...」という希望もあります。週末二日間のレッスンを増やす...。これも皆さんがご希望されること...重々わかります。ですが,キャンプの目的,効果を考えるとどうしても三日欲しいのです。その理由は以前,2005年5月の「教師日記」で詳しくお話しさせていただいたとおりです。
この企画...考えていると,実際その場所に行っているような錯覚を覚えます。
Inter Net
でいろいろ情報を調べながら,料金の設定などをさせていただいておりますが,その行った先のスキー場を実際に滑っていたり,リフトで景色を楽しんでいたり,美味しい食事をいただいていたり...いろいろなシーンがイメージされます。今度はどんな人と出会いがあり,一緒に滑れるんだろうか?どんなイメージの言葉がそのレッスンで飛び出しているんだろうか?...など等,旅行の仕度,準備をしながらワクワクしている状態と全く一緒です
!!!。(^ー^)
どういうシーズン初めになるんでしょう?
雪が早く降り,昨年みたいに「“ASAMA2000”に場所を設定しなくても良かった
!!!」...などということになるんでしょうか?
“Rookie Academy”ではどんな熱意溢れる教師候補に出会えるんでしょうか?
“Hakuba 47”でのスキースクール...どのように進展するでしょうか?
野麦峠でのレッスン...空いてるスキー場と温泉と素敵なヒュッテ“不思議童子”での語らい...どんな風になるのでしょうか?
ニセコ深雪キャンプは,今年も豊富な新雪に恵まれ,ナイターも充分楽しめるのでしょうか?
先シーズンは好天と新雪に恵まれた Canada
...今シーズンはどうでしょう?......こんなことを考えながらプランを練っていると,実際に...そう「“TOK”と一緒に滑っている貴方」が居るのです
!!! (^ ^)(^I^)
さて,これ等の「キャンプ企画」...10月1日には皆さんに
“47 Feeling Ski School” のWebページを通してお知らせできます。もう少しです,楽しみにお待ち下さい。(*^^)v
★ Sept.26 2006 Tuesday 曇り (白馬)
今日はさずがに「曇り」になった白馬です。(^ー^) 連続8日の「晴れ」...というわけには行きませんネェー...。ハッハハハ...(^ー^) でも雲は広がっているものの,朝は「白馬三山」の稜線が,きれいに見えていました。 今日はこれから雲が多くなって,夕方には雨が降り始め,明日まで続く...との事です。
でも,今朝小一時間,室内MTBで汗をかきましたから身体は好調
!!!です。(^ー^)
では皆さんも... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) “TOK”
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これまで皆さんから頂いて来た,スキーにかんする「ご質問」...前回の“T.T”さんの分で一応の区切りとなりました。そこで今日からは“TOK”の徒然日記に戻ることにします。ところで,私のハンドルネーム...数日前から【TOK】から“TOK”に変更しました。その理由は,【】が読めなかったり,正しく認識できなかったり...という事例がある,とのアドバイスをいただいたからです。私としては【TOK】に愛着があるのですが,
“47 Feeling Ski School”
開校に合わせて,こちらも“TOK”に変えたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて,きょうは最近思っている「偶然の一致を楽しむ」...ということについての話しです。
実は昨シーズン,キャンプを開催し,多くの皆さんからご参加いただきました。で,そのキャンプ...実に不思議な巡り合わせが数々ありました。「大回り特訓」ではそのトレーニングに最も適すると思われる,「視界不良,滑走バーンは粗踏みでしかも悪雪...この様なシチュエーションで大回りができてこそ本物
!!!...」という情況に出くわしました。またその一週間前の「小回り特訓」では,「瞬間的なエッジングに頼らない小回り...ターン後半のオーバーコンタクトを避ける !!!」...という小回りの練習にはもってこいの気象条件と雪質でした。またさらに,春三月に行なわれた「オフピステ特訓」では,「天気予報では雨だったものが,雪に代わり思いがけず,新雪の“オフピステ特訓”ができました...」とあるように,これ以上の“オフピステ”は探しても無い
!!!...という情況で滑ることができました。数え上げればキリが無いくらい,「ニセコの新雪深雪」,「四月
Canada の好天と新雪」,「野麦の新雪と快晴
!!!」...他にもいろいろあります。...で,これらの情況を考えると,「偶然の一致」というものの存在を感じないわけにはいきません。
キャンプが最も適した状況下でレッスンできた...ということだけに止まりません。人との出会いもまさにそうでした。お一人づつお名前を挙げていけばその名前だけで今日の「教師日記」が埋まってしまうくらい,多くの方々との出逢いがありました。その方々夫々に滑りのオーラがあり,美しさがあった...そう思います。9/16の日記「ニュージーランド総括」にも書きましたが,“縁(えにし)”という言葉があります。この言葉の意味は,「二つ以上のものが寄りついてかかわりを持つ作用...」ということだそうです。つまり,あるエネルギーを持った同士が,互いに惹かれ,導かれ,出会いを経験し,共鳴し,さらに大きなエネルギーが生まれ,素晴らしい世界が広がって行く...ということでしょう。考えてみれば,今この瞬間,この日記をご覧いただいている“アナタ”がそこに居られる...ということも,ある意味の“偶然の一致”であり,“TOK”と“アナタ”がふしぎな“縁”で結ばれている...ということなのです。実はこのような“縁”...これをうまく生かすも殺すも,それはアナタ次第...ということです。この“偶然の一致”を良いチャンス,天なる神が与えてくれた“ひとつの啓示”として捉えるか?あるいは見過ごしてしまうか?...でアナタのこれからの生き方が変わるかもしれないのです
!!!。これは本当のことです...(^ー^)。
アナタがたまたま本屋さんで開いた本のある一ページに書いてある文言で...,あるいは電車の中の前の席に座っている人の目の輝きで...,さらにはスキーリフトの隣に座って居たあの人との会話のひと言で...アナタの生き方,人生は変わり得るのです。本当に変わるかもしれないのです
!!!。そのためには,自分の感性や感受性を高め,今そこに居る自分の周りの空間が,「何かを自分に訴え掛けているかもしれない...」という思いでその瞬間々々を過ごすことです。そう
!!!...今,まさにこの瞬間
!!!...アナタのその目の前の空間...そこに大事な大事なメッセージが含まれている
!!!...かもしれないのですヨ !!!
「素敵な偶然の一致」は,今ここにあるかも?!?!...そう思って毎日を過ごすと,「人生...まさに素晴らしい“夢”多き一生」...とすることができます。毎日まいにち,一瞬いっしゅんが楽しく生きられますネ
!!!。
“スキー”をキーワードとして多くの出逢いを経験させていただいた“TOK”は,そんなことを思い,楽しみながら過ごしています
!!! (^ ^)(^I^)
★ Sept.27 2006 Wednesday 晴れ (白馬)
今日は「雨」予報でしたが,朝から雲が取れ始め「晴れ」になった白馬です。(*^^)v
雨が上がって爽やかな風が部屋の中を通り抜けて行っています。
今,今シーズンのキャンプ詳細を練っていますが,昨シーズンの楽しかったことが思い出されて,一人ニヤニヤ...他から見たら???と思うでしょうネェー。ハッハハハ...(^ー^)
では皆さんも... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) “TOK”
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昨日は「偶然の一致」ということをお話ししました。今日はそれの続き...というほどのこともありませんが,最近私が良く思う,「今ある自分は自分が選んだコト」...ということについて...。
「そんなこと当ったり前ジャン...」と仰る方が多いかもしれませんが,でも...「この人生,家族や会社や地域のしがらみに縛られていて,自分の時間が無いナァー。次に生まれてくるときはもっと,自由にやりたいナァー」...と思って居ませんか?アナタを産んでくれたご両親こそアナタが選べなかったかもしれません(中には俺は両親を選んで生まれてきた
!!!と言う方も居られるかもしれませんが...)。でもその後に起こったイロイロなことは,実は他人になんだかんだ言われたとしても,結局最後に選んだのはアナタ自身です。これまでいろいろなしがらみを捨て切れなかったことも含めて...。「いろいろなしがらみをスッパリ切り捨てることができたら苦労はしないヨ
!!!...家族のことを考えず,自分勝手に生きるなんて...そんなことしたら人の道に外れる...」と仰るかもしれません。
それはそうです,今在る情況をいきなり切り捨てようとしたら...それは他人に多大な迷惑を掛けることになり,人として行なうべき行為ではありません。私が思うのは,昨日述べた「偶然の一致」とも言える多くの素敵なメッセージが,目の前を通り過ぎて行っているとき,そのメッセージを読むことができ,「ああそうだ
!!!...この部分を少しだけ変えて,自分の思う方向に少しだけ人生の指針を変える努力をしてみようカナ?」...と思えるかどうか?,そして実行に移せるかどうか?...ということです。もしこのようなことを実行に移していれば,結局その小さなコトの積み重ねが,「ある月日を経過してみたら,自分の生きている環境を大きく変えて居た
!!!」...ということになるかもしれません。
急激な方向転換を奨励しているわけではなく,ホントに自分の人生を有意義なものにし,悔いを残さないようにするには,その様な日々の「偶然の一致」にアンテナを向け,そのチャンスを少しづつ確実に生かす...ということです。「家族や仕事があって自分のおもうようにいかない...」と愚痴をこぼしているヒマはありません。目の前に展開された偶然のヒラメキ的啓示...これをミスミス逃しているヒマはありません。「今感じたこのヒラメキ...これを実現するように何かの行動を起こしてみよう
!!!」...という気持ちで小さいことを実行に移すことです。このことの積み重ねは確実にアナタの生活スタイルを変え,生き方を変えてくれます。そして,何年か経ったら,「アレレ?俺の生活...こんなに変わっちゃった
!!!
(*_*)」...ということになるはずです。そしてその時こそ,アナタは「今ある自分は自分が選んだコト」...ということが実感できるでしょう。(^ー^)
「偶然の一致」を信じることは,なにも生活や人生を大きく変えるだけではありません。その意識を持って日々過ごしていると,毎日々々の,あるいはその瞬間々々のヒラメキや出来事...それが,「何かの啓示かな?そうかもしれない?!?!...」という思いが湧いてきて,毎日の生活そのものが楽しく活き活きしてくるのです
!!!。生きていること,今そこに自分が居て,その様な情況に居ること自体が楽しく思えてくるのです。
わたしのスキーレッスンで良く使う“キャスター・ターン”とか“愛のターン”などのイメージ...皆さんに,「よくまぁー,いろんなことを思いつきますネ
!!!...」と言われますが,実はこの様な「偶然のヒラメキ」を生活スタイルに取り入れて来たことの成果でもあるのです。「何か理由があって,いま自分はここに居る
!!!
だからここにはナニか感じるべき“宝物”があるはず...」と思って毎日を過ごしていると,あのようなイメージが湧いてくるものなのです...ネ
!!!。
さぁアナタ !!!...この文を読んでいるアナタ
!!! このこと自体“偶然の一致”ですゾ !!!
何か“ヒラメキ”...生まれました? (^ー^)
★ Sept.28 2006 Thursday 晴れ (白馬)
昨夜は「小雨」でしたが,その雨もやみ,東の空から雲が取れて「晴れ」になった白馬です。(*^^)v
今日は所用のため,これから出掛けます。そのため今日の「教師日記」...オ・ヤ・ス・ミ…です。申し訳ありません...。
I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) “TOK”
★ Sept.29 2006 Friday 晴れ (白馬)
今日の白馬...山には少し雲が掛かっていますが,晴れの天気です。
稲の刈り取りが最盛期を迎えました。この刈り入れが終わると,スキー場の小さな草木の刈り込み作業が始まります。そしていつ雪が来ても良いように,リフトチェアーの取り付けも...。季節は確実に冬に向かって始動しています。皆さんのスキー準備もOK
!!!ですか?
それでは今日も... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) “TOK”
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昨日は“Hakuba
47”シニアスキークラブの秋の親睦ゴルフでした。年に一,二回のゴルフですからスコアは良いはずはありませんが,なんとバーディが取れたり,パーが取れたり...でも大たたきの12回とか...ハッハハハ...(^ー^) 何ごとも欲張るといけませんネ
!!!。
でも,学びましたヨ
!!! 「一体となる」コトの面白さを
!!! ゴルフをやられる方に,「それはおまえさんが“フィーリングスキー”とかでよく言っていることじゃないか
!!! スキーでは解っても他のことはわからないもんかネェー?」...と言われそうですが,たしかにそのとおりです。(^ー^) 悪いスイングの時は,ボールを引っ叩きにいってますが,良い弾道でボールが飛んでいく時はクラブヘッドにボールが乗って弾んで行くような気がします。テニスのインパクトや野球のバッティングと同じですが...。この時,身体とクラブが一体になり,ボールに“愛”を送っているような,そんな気もします。
ところで,面白かったのは,パッティングで,右手と左手のグリップを従来やっていた方法ではなく,逆にしてやった時の効果...でした。今までは左手で先ずグリップを握り,その上に右手をかぶせる握り方でしたが,それを逆にして右手の上に左手が来るようにしてやってみたのです。効果がありました
!!! これまで距離感や方向感覚が取れず,また振り抜きもギクシャクして苦労していたのですが,これがスンナリ行くようになったのです
!!!。ナント素人にしてはビックリするほどパターのヘッドが素直にブレずに出て行き,3パットをしたのは数えるほどでした。同じやり方をグリーン周りのアプローチでも使ってみたのですが,これもGood
!!! 一度はチップインもしたほどでした。ところがコレをドライバーでやったら右に大きくシャンク...5番アイアンでやったら二度の空振り...でした。ハハハ...(^ー^) でもグリーン周りが楽しくなった"TOK"でした。...じつはコレ,一昨日の夜TVを見ていたら,昨日から始まった「日本女子オープン」の話題が取り上げられており,その中で宮里藍がこの方法のパッティングをしている...と聞いたので,ものまね好きな“TOK”はすぐコレを試してみたのでした。
そして,9/26と9/27にお話しした「偶然の一致」を思い出しました。いつもはあまりTVを見ないのですが...あの日はたまたまスイッチを入れ,チャンネルを回していたのでした。そして彼女が出ているところで回すのを止め,その話題に聞き耳を立て見入っていました。もしあのTV番組を見ようとしなかったら,そして,それをやってみようと思わなかったら...昨日のパッティングの経験はできなかったでしょう。このように,私たちの生活シーンの一瞬々々には面白いほどいろいろな“宝物”が隠されている...そう思います。それをわたし達はどう気付き,実生活に生かし,ドキドキした生活を送るのか?...ということを思うと,人生ってホント...楽しいですネ
!!!。昨日も偶然の気付き,ヒラメキを感じた"TOK"でした。(^ー^)
ところで,ゴルフ...結局スコアはどうだったの?...知りたいと思うでしょう? それは,ヒ・ミ・ツ...です。ハッハハハ...(^ー^)(*^^)v
★ Sept.30 2006 Saturday 晴れ (白馬)
今日も白馬...「晴れ」です。(^ー^)
九月もいよいよ最後の一日となりました。明日からは十月...出雲に神が皆集まって,我々の周りに神様が居なくなるので,陰暦では「神無月」と呼ばれるとか...。
さて,雪のニュースがいろいろ聞こえてきます。蔵王でも初雪があったとか...。白馬に初雪があるのは,さていつになるのでしょうか?待ち遠しい降雪ですネ
!!!。
それでは今日も... I'm sure you have a nice day !!! (^ー^) “TOK”
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今日で9月も終わり...。この,九月ニュージーランドでのスキーから始まって
“47 Feeling Ski School”
の準備など,私にとって大きな人生の変わり目,節目となるような出来事がいろいろありました。
そして,明日からは “47 Feeling Ski School”
が本格始動し始めます。それに伴ってWebページを充実させるべく,その準備が最終章の仕上げ段階に入りました。今,某氏に受付システムを初めとして,Web全体が良い状態で動くように,システム構築の仕事で連日残業をしてもらっています。私の予想以上の出来栄えになるようです。細かい手直しは,稼動してから逐次変えていく予定ですが,とりあえず明日10月1日からは「キャンプ予約受付」が始まります。これがスムーズに行くことを願っています。もし,万一トラブルがあった場合はお許し下さいネ
!!!。(*^^)v
こうやって明日からの展開を想像しながら日記を書いていると,自分で想像もしなかった,「スキースクール開校」の過程,そしてその意味を考えずにはいられません。正直言って,思い上がりでもなんでもなく,わたしのレッスンスタイルが皆さんにこれほど皆さんに支持されるとは思っていませんでした。「変わったスキー教師が居る...」位で済まされてもいいから,ともかく自分が信じることを皆さんにお伝えしよう...ということで自分のやり方を貫いてまいりました。
そしてその結果,いろいろな方からご支持を受けることになり,なんと...スキースクール開校,という大げさなことにまで発展することになりました。私は「スキーレッスンは技術をお伝えする,というより教師の人間性をあからさまに生徒さんにお見せすることだ
!!!」...と思っています。個と個が出逢い,その中で経験が豊かな方が自分のこれまで体験したこと,感じたことを率直に語ること...これがレッスンだと思います。ですから,スクールという名前を付けるにしても,その中の一人ひとりの個性が全面に出て来るようでないと,望ましい形にはならないと思っています。幸い,この度の教師募集に際しては,いろいろな個性豊かな,経験豊かな方々に集まっていただきました。その方々の個性が充分に生かされるよう,Directorとして努めた参りたいと思います。...ということで,スキー教師"TOK"ではありますが,明日からは
“47 Feeling Ski School Director”としての"TOK"でもある...そう思って気を引き締め,その任に当たって行きたいと思います。
“47 Feeling Ski School”
...いよいよ明日から「本格稼動」です。みなさん,これからもご支援,ご鞭撻...よろしくお願いいたします。
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
Ski Top
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