【TOK】のスキー教師日記  March 2006


March 2006

スキー教師【TOK】の個人的な日記です。興味のある人はどうぞご覧ください。(^I^)
ただ,このホームページは, 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した事象についての責任は負えませんのでご了承ください。

  Ski Top    【TOK】への Mail…

 What's Today ?

03/31
ホモサピエンス?!
03/30
ドリル練習の必要性
03/29
三次元的...愛
03/28
“愛のターン”とは?
03/27
“磨き砂”
03/26
パラダイス !!!新井
03/25
最高 !!!の新井初日
03/24
スキーの三要素
03/23
ピアノターン
03/22
道具を適切に !!!
03/21 アイスバーンも“愛”
03/20 “愛”もチューン次第...
03/19 “愛のターン”で磨く
03/18 最悪の雪を体験...
03/17 “God Will Love”
03/16 “愛のターン”の行方
03/15 “Love”を感じて滑る
03/14 “愛のターン”で遊ぶ
03/13 リトルニセコ?
03/12 子供に返る感慨
03/11 Love...Kiss...
03/10 頑張らず最善を !!!
03/09 引力を感じて滑る
03/08 素晴らしい環境 !!!
03/07 野麦峠の新雪滑走 !!!
03/06 ブーツも大事 !!!
03/05 ジャッジを選ぶ
03/04 サーカスではない...
03/03 素直に愛を受け容れる
03/02 “愛のターン”効果
03/01 三月も盛りだくさん !!!

*** これまでの日記***

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* 2005年4月 No.2
* 2005年4月 No.1
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* 2001年8月No.2
* 2001年8月No.1
* 2001年7月
2001年6月

*  以下 2001年

教師日記 5月

教師日記 4月
教師日記 3月
教師日記 2月
教師日記 1月

*  以下 2000年

教師日記 12月
教師日記 11月
教師日記 10月
教師日記 9月 #2
教師日記 9月 #1
教師日記 8月 #2
教師日記 8月 #1
教師日記 7月
教師日記 6月
教師日記 5月 
2000年4月 
2000年3月
2000年2月
2000年1月

*  以下 1999年

1999年12月
1999年秋
1999年4月
1999年3月
1999年2月
1999年1月

*  以下 1998年

1998年12月

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★ March  31  2006  Friday  小雪 (白馬)
 今日は三月の晦日...。明日からは四月です。白馬は今日も「小雪」が降っています。この雪...今日日中一杯続くようです。おかげさまで,スキー場のザラメ状の雪...ほとんどお目にかかれません。二月の最盛期のスキー場...といった感じです。明日の土曜は「晴れ」...の予報が出ていますし,この週末も結構いい条件で“スキー”...楽しめますヨ !!! 
 では皆さんも  Have a nice day !!!

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 昨日は“Aok”さんのプライベートレッスンでした。今シーズン一度,某キャンプでご一緒し,昨日が二回目のレッスンでした。最近滑られた時,悪雪が思うように滑れなかった...ということで,今回は「悪雪に対応できる滑り方」...というテーマで受講されたのですが,あいにくスキー場は吹雪状態で真冬並み...。悪雪は全く無い中でのレッスンとなりました。
 Before映像を撮りながら滑りを拝見すると,ターン後半角付けが強いのと,懐が浅く,やや内倒気味でした。これでは悪雪では雪をターン外側に押し出してしまいますし,スキー板も横方向に動いてしまう滑りになってしまいます。悪雪に限らず,バランスの乱れにくいターンをするなら,「できるだけエッジを使わないようにする...」ことが大事です。つまり「重心の移動軌跡とスキーの移動軌跡をできるだけ離ささないで滑る...」ということです。整地ならいざ知らず,オフピステを滑っていると本当にこのことの大事さを痛感します。滑りのイメージとしては「地球の引力に引かれてターンする...」というイメージを強く持つことです。“Aok”さんも結局このことがレッスンのメインテーマになりました。
 順序として,先ず前回参加いただいたときにはお話できなかった“愛のターン”をひと通り解説させていただきました。その後,これと「地球のコア方向に引かれる意識」を結びつけて解説させていただきました。彼女もなかなか感性が鋭く,“愛のターン”の基本はスンナリ受け容れていただくことができました。(^ー^) 脚のスムーズな伸縮が見られるようになり,またターン後半での圧の吸収の意味も次第に理解されたようでした。角の立ち方も次第に少なくなりました。
 午後は小回りや,いろいろな斜面でこれを応用した滑りを学びました。条件の良い斜面がそれほどありませんでしたが,視界は結構悪く,その意味では「“愛”を探り,地球のコアと愛のやり取りをする...」というトレーニングには恵まれたといえます。(^ー^) 以前のキャンプで「懐を深くする」目的のため,“バナナシェープ”や“ゲロゲロターン”を練習したのですが,その時よりはるかに“愛のターン”の方が効果的にこれができるようになりました。結局,適切な“外向傾”が自然に生まれる...ということです。そのキーポイントは「“愛”を受け容れる...」にあります。地球の中心からの“愛”をどう人間が自分のハートに受け容れられるか?...といった少々精神世界的なイメージを持つことなのですが,これが効くのです。ヒト(ホモ・サピエンス Homo sapiens)の祖先たる動物が地球上に誕生して数億年,人類の祖先が類人猿(チンパンジー属)と分岐したのが約600万年前といわれていますが,それ以来ズーッと「地球の引力と調和しながら...」私たち人類は生きて来ました。この“引力”とどう強調しそれど同化するか?...という意味で,この「地球のコアに引かれるイメージ」...というのは面白いと思います。午後の後半はそういう意味で,つぶやきの言葉が♪♪♪ホォーモォー...サァーピエンス...ホォーモォー...サァーピエンス...♪♪♪になったのでした。(^ー^)
 期待した悪雪でのスキーレッスンにはなりませんでしたが,この“愛のターン”と“地球のコアを意識する滑り”で“Aok”さんの滑りは本当に滑らかになりました。このイメージでの滑りをされれば,春の悪雪のみならず,深雪でもコブでも,キット納得のいく滑りができるはずです。ぜひこれからもこの二つのイメージを忘れずにスキーを楽しんで欲しいと思います。
 寒い中でしたが,楽しい“スキー”...ありがとうございました !!! (^ー^)



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★ March  30  2006  Thursday  小雪 (白馬)
 今日も「小雪」が降っている白馬です。この雪...量はそれほどでもありませんが,明日昼まで降るようです。ホント...シーズンが一ヶ月伸びている感じです。昨日は2月の雪でした。これじゃ, Canada 行くまでもありませんが...違ったスキー場のエネルギーを楽しんで来たいと思います。(^ー^)
 では皆さんも  Have a nice day !!! 

     -------------☆★☆-----------

 昨日は「No.35:“愛のターン”スペシャル3日間」の三日目,最終日でした。
 できるだけいろいろなコースを滑って,この“愛のターン”の威力を試してみようと思いましたが,あいにく吹雪でコースがある程度規制されてしまいました。...が,雪の状態は一昨日の状況に比べれば圧倒的に良く,滑りやすい状態でした。しかし,考え方によれば,条件がイイだけにどういう滑りでも滑られますから,イメージや意識のポイントを外しても滑れてしまうのです。ですからこういう時には普段の2倍,3倍の集中力が必要になります。...もし本当にご自分の滑りの質を変えたいのなら...。(^ー^)
 そういうわけで,少々厳しい言葉でのドリル練習となりました。これまで“Do Ski”的な動き,あるいは過度に角を使う滑りをされて来ているだけに,それを新しい“Let Ski”感覚にするのは一朝一夕ではできません。ですが,集中力を高め,そのことに意識を集中するトレーニングをすることで,初めはターンの30%しか意識できないことでも,35%,50%,70%...と,次第にその意識できる時間を増やすことができます。これがドリル練習です。特にあるイメージを持って滑る時には,自分の感じるイメージと実際の滑走感覚をどうリンクさせるか?あるいは因果関係をどう構築するか?が大切です。「アレ?...この様な滑走感覚は初めてだぞ !!!...これはどういうイメージを持って滑ったからだったっけ?」という風に,自分が普段感じられない滑走感覚,良いフィーリングに出会ったなら,その時の原因となった“イメージ”や“意識”を忘れないようにすることです。これの一つひとつの積み重ねが「イメージの因果関係」の「引き出しの数」を増やすことになるのです。
 “Fuj”さん...初日に比べればはるかに圧コントロールの効いた滑りをされるようになりました。特に脚の使い方,脚の伸縮動作がスムーズにできるようになりました。それも自分から作り出していくのではなく,雪からの圧でそれができるようになったことが素晴らしいことです。ただ,ターン前半の♪♪♪Love...♪♪♪の部分が気を抜くと粗雑になるので注意が必要です。(^ー^)
 “Shim”さん...角付けに頼る滑りが一変しました !!!。「切れるけど走らない滑り」から「走って切れる滑り」になられました。小回りも非常に楽に滑られるように...。でも時々「背後霊」が頭を出し,「そうしなくても滑れるよ...」というささやきをつぶやくこともありましたが...。(^ー^) 「コア⇔チョコレート⇔ハート」のラインを忘れないこと,愛を素直に受け容れること...これでバッチリ !!!ですね。(^ー^)
 三日間,“愛のターン”をテーマにレッスンさせていただきました。このイメージで滑ることの利点はいくつかありますが,その一番は“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”がそれぞれ生かされ,調和の取れた滑りができるようになる...ということです。今回のキャンプで,このことをさらに強く感じた【TOK】でした。
 お二人ともお疲れ様でした !!! そして楽しい時間をありがとうございました !!!
 また機会がありましたらご一緒しましょう !!! シーハイル !!!



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★ March  29  2006  Wednesday  小雪 (白馬)
 今日は「小雪」が降っている白馬です。先ほどまでは,北風に乗ってかなりの降り方でしたが,今...7:45は小降りに...。八方尾根も,いつもの年よりゲレンデの雪の溶け方も遅く,こうやってみると,まだまだ「シーズン真っ最中 !!!」です。(^ー^) 今日はシーズンインの頃のときめきを思い出し,神に感謝しながら楽しんで来ます。(^ー^) 
 では皆さんも  Have a nice day !!! 

     -------------☆★☆-----------

 昨日は「No.35:“愛のターン”スペシャル3日間」の二日目でした。
 先ず一昨日の復習から始めました。「地球のコア」⇔「チョコレート(センサーポイントSP)」⇔「身体のハート(重心)」...この三つのポイントを結ぶ一本のラインをイメージし,このライン上を“愛のエネルギー(コンタクト圧)”行き来する...というイメージが大事になります。考えてみるとこの三つは“身体の特徴”⇒「身体のハート(重心)」,“スキー用具の特性”⇒「チョコレート(センサーポイントSP)」,そして“自然条件”⇒「地球のコア」...というように,私が思っている「スキーの大事な三要素」と大きな関連があるのです。このようなことを話しながら,“愛のターン”を復習しました。
 さて,午前中のメインテーマは「三次元的な愛を探る...」でした。これは「地球の引力方向に思いを馳せ,フォールライン方向の斜面引かれているというよりは,地球のコアその方向に引かれているのだ...」という意識をより鮮明に持つ...ということです。このことで,角付けのオーバーユースが避けられ,たわんだスキー板は身体の重心方向(縦方向)にスキーが戻って来ますから,バランス維持が楽になるのです。それだけでなく,悪雪でも雪をターン外側に押しのけてしまってシェーレン状になってしまう...という現象が避けられ,さらにコブやうねりなどで,スキーが横方向に動き始めてしまう...という現象も起こらなくなるのです。午前中はこの「三次元...」がテーマでした。
 午後は「ターンの始まりと終わり...」について考えてみました。2/28の「教師日記」で書いたことを実践していただいたわけです。二人とも,初めは少々怖さがあったようですが,次第に慣れてきました。「角付けの切り替え時に圧の集中が起きにくくなること」,そして「スキーの軌跡と重心の軌跡の離れ過ぎが避けられること」...この二つの要因がさらにターンをスムーズにしてくれます。まだ初めての経験で,しっかり身に付いた !!!...というわけではありませんが,今日行なうドリル練習で,かなりの線まで行くことは確実だと思います。(^ー^)
 キャンプ三日目...さらに“愛のターン”に磨きをかけて来たいと思います。
 では,行って来まァァァーーーす !!! (^ー^)



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★ March  28  2006  Tuesday  晴れ (白馬)
 今日は今のところ「晴れ」の白馬です。これから天気が崩れ,雨になるとの予報が出ていますが,前線と前線の間の微妙な高気圧の中に居るようで,果たして結果はどうなるんでしょうか?
 里の雪...ここ数日でめっきり溶けました。田んぼの「あぜ」が見えるようになりました。...そう,もう春分も過ぎ,「春」ですもんネ !!!。(^ー^)  では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日から「No.35:“愛のターン”スペシャル3日間」が始まりました。今回のこのキャンプ,『このところ「教師日記」で頻繁に取り上げられている“愛のターン”について学びます。これまでの“フィーリングスキー”の集大成として位置づけられる気がしています...』ということで,急遽開催することにしたものです。急だったにもかかわらず,4名の方の申込みがありました。ですが,結局直前になって「やはり仕事の調整ができません...」ということで2名の方がキャンセルされました。...ということで今回は“Fuj”さんと“Shim”さんお二人だけのキャンプとなりました。(^ー^)
 何回かこの日記にも書きましたが,“フィーリングスキー”を皆さんにお話してきて,今この時点で,最終的に“Let Ski”として行き着いたイメージ...それがこの“愛のターン”だと思っています。“オレンジ・ターン”,“キャスター・ターン”,“お習字ターン”,“Sound of Music Turn”...などいろいろなイメージを皆さんにお伝えし,その得失を見てきましたが,その集大成...という気がしています。これからまた別のイメージが出てくることも考えられますが,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチさせて“スキー”を楽しむ...という意味で,このイメージはかなりのポテンシャルを持っている...そう思います。
 さて,昨日は“愛のターン”に至る過程として,「雪との圧のやり取り」を意識していただくため,先ず“オレンジ・ターン”から始めることにしました。「オレンジのつぶれ具合をイメージする...」という単純なことなのですが,“フィーリングスキー”を語る時にこのイメージは欠かせません。「自分が作り出していく圧」や「雪から来る圧」...このことに意識を働かせ,両者の違いを感じ分ける基本的な感覚は,このイメージが最も適していると思います。午前中は中回り,小回りでこの“オレンジ・ターン”を試してもらいました。
 午後はいよいよ“愛のターン”です。このイメージで狙っていることは,「かかとを支点としてスキーのトップが角付け側に入り込んで来る...」そして「その時の抵抗に反発するのではなく,それを素直に受け容れることでオーバーコンタクトを避け,同時にスキーの軌跡と重心の移動軌跡を滑らかに行なう...」ということです。“愛のターン”をイメージした結果として,スキーの動きが,平面的な二次元なものではなく,三次元的に身体の方向にもやって来る,という意識を持ってもらうことです。言葉を代えて言えば,ターン後半「上半身と下半身の間のネジレのエネルギー」と「脚の伸縮を伴った縦のエネルギー」が蓄積されますが,これを適度にコントロールし,ターン後半にエネルギーの集中や過激な圧変動が起き過ぎないようにする...ということでもあります。
 そのため,先ず雪上に出る前に机上で,スキッディングの延長線上にある「スキーのたわみによって生まれる切れるターン(昔からのカービングターン)」について解説させていただきました。その後場所を雪上に移し,“センサーポイントSP”の愛のチョコレートとは?,そこからやって来る地球のエネルギーをハートに受け容れるとは?,地球のコアからの愛とは?...という基本的なことを学びました。
 夜のミーティングを通し,そのイメージを反復練習しました。昨日がキャンプ初日ですから全てを理解いただいたわけではありませんが,ミーティングでのお二人のお話を伺うと,そのアウトラインはつかまれたようです。
 さて,今日は二日目...どこまで“愛のターン”をお伝えできるでしょうか?
 では行って参りまァァァーーーす !!!



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★ March  27  2006  Monday  晴れ (白馬)
 今日は「晴れ」の白馬です。 今日から明日の昼に掛けてはいい天気が続くようです。それにしてもまだまだ「白い雪肌」の多いスキー場です。春分が過ぎても“スキー”...まだまだ楽しめます !!!
 皆さんも心置きなく楽しんでくださいネ !!!。 では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.34:新井リゾートスペシャル3日間」の三日目,最終日でした !!!。初日,二日目のような青空バッチシ !!!...とはいきませんでしたが,まずまずの天気でした。(^ー^) 午後から雨...という予報があり,朝9時には滑り始め,早めに切り上げることにしました。...ということでホテルを8:30に出発。
 ゴンドラで昇って最上部へ...。そして昨日のハイライトは...「膳棚第一リフト」を下りて左側に回りこんだ斜面「ベンザク沢」でした。これまでシーズン中,危険なので閉鎖エリアとなっていた場所が,昨日朝からOpen !!!になったのでした。斜度はそれほどきつくはありませんが,誰も滑っていない広い斜面です。思わず歓声を上げながらの滑走となりました。途中には小さな木々が点在していますが,これがまた適度な刺激となって最高でした !!!。とりあえず3本ほど滑りましたが,みなさんから「これで今日は満足 !!!」という声が上がったほどでした。(^ー^) ついている時はついているものです。天気も斜面も...そしてメンバーも...。
 10時過ぎになるとさすがに薄日ですが陽が射し,雪が緩み始めて表面に水が浮き始めました。そこで,まだ滑っていない斜面...「チャレンジロード」に挑戦することにしました。膳棚からゴンドラ中間駅に降りるコースなので,雪の条件はそんなに良くはありませんでした。むしろ難しい条件でした。ですが,これこそが我々スキーヤーにとっての「磨き砂」...スキー技術とは何ぞや?...を考えさせてくれる恵まれた条件なのです。これを「悪雪」ととるか,それとも私たちの技術を磨いてくれる「磨き砂」ととるか?...です。わたしは,これこそ天の恵みの「磨き砂」だと思います。多分,参加された皆さんもそう思われたと思います。ネッ !!!...そうでしょう?!?!?! ハッハハハ......(^ー^)
 その後,「膳棚」に戻ってまたまた水の浮いた雪面で技術を磨き,ランチタイムとしました。とりあえず,恵まれたこれまでの二日半に乾杯 !!!...でした。(^ー^) 
 そして,昼食後はこれまでの技術的な総決算という意味で「ターンの始まりと終わり」...について考えてみました。“愛のターン”も“引く引くターン”も,結局はターン後半のエネルギーをどう次のターンに結びつけるようにするか?...ということです。そうするとどういうイイことが起こるのか?...このことをキャンプの最後に皆さんで考えました。(^ー^)
 そして2時少し過ぎ...皆さんとお別れの時間が来ました。楽しかった三日間でした。今シーズンは本当にキャンプのテーマテーマに適した素晴らしい条件に恵まれています。その中でも,この様な好天に恵まれ続けたことは,これまでのキャンプではありませんでした。天の神に感謝です。ありがとうございました !!!。
 参加いただいた皆さん...楽しかったですネ !!!。大変な斜面もありましたが,自然の“愛”を信じて無事滑り切りました。イイ条件もあれば,難しい条件も...。でもそれは私たちスキーヤーの“磨き砂”なのですネ !!!。このことを強く思った【TOK】でした。
 また機会を見てご一緒しましょう !!! シーハイル !!! 楽しかったァァァーーー (^ ^)(^I^)



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★ March  26  2006  Sunday  高曇り (新井)
 今日もARAIから Up date です。
 ...が...今回のツアーにパソコンの電源コードを持ってくるのを忘れてしまいました。(=_=;) そういうわけで,付属のバッテリーが無くなりかけています。申し訳ありませんが今日の「教師日記」のUp date...簡単なものに...。お許しを...。(=_=;)

     -------------☆★☆-----------
 昨日は「No.34:新井リゾートスペシャル3日間」の二日目でした !!!。

 昨日も最高の天候に恵まれました !!!。本当についている !!!...そんな気がします。(^ ^)(^I^)  ホント,楽しかったァーーー !!! (^ー^) (^ ^) (^I^) (*^^)v !(^^)!
 ...が...今回のツアーにパソコンの電源コードを持ってくるのを忘れてしまいました。(=_=;) そういうわけで,付属のバッテリーが無くなりかけています。申し訳ありませんが今日の「教師日記」のUp date...これ以上できません。
 この模様は,また今日白馬に戻ってから...(=_=;)
 では...


 ......と,ここまでARAIで書きました。今白馬に戻ってまいりました。で,今日の「教師日記」の続きの書き込みです。(^ー^)
 二日目の昨日...天気はこれ以上の天候は望んでも望めない...という位のイイ天気でした。しかも土曜だというのにそんなに混んでいない...。こうなるともう,何が何でも整地されていない所を探して滑りまくる以外にありません。個人的にはあまり多くの人には知って欲しくない...という気持ちもありますが,皆さんにぜひオフピステの楽しみを知っていただきたい...と思いまので,あえてお伝えします。八方とは比べものにならないくらい,人工の手が加わっていないオフピステが広がっています。もちろん規制区域外に出ての滑走は堅く禁じられていますが,エリア内だったらOK !!!です。八方のようにお客さんの数は多くないのでオフピステもそれなりに荒らされないで残っています。昨日も,結局午前中は「膳棚第一リフト」を使って「船石沢」や「ベンザク沢」の沢を6本...そして大毛無山左側トラバースから「ダンシングアレー」に向かうコース,そしてそれに続く「マムシガエシ」(mapではARAIイチの難コースと表示あり)を2本滑ったのでした !!!。朝9:30〜12:30まで3時間...休憩無しの滑走でした。
 その後,ランチタイム...一昨日に続いて「新井ビール」を堪能しました !!!。「これこそがスキーの楽しみ !!!...」みなさんの率直な感想でした。(^ー^) ビール...美味かったぁー !!!
 昼食後は先ず「船石沢」や「ベンザク沢」の沢を2本...そして,午前のチャレンジが忘れられず,またまた大毛無山トラバース⇒「ダンシングアレー」に向かうコース,そして「マムシガエシ」を楽しみました。結構クラストしていましたが,「コアに引かれる愛のターン」で無事クリアできました !!!。結局3時半には滑り終わる予定が4時半まで...。少々滑り過ぎかな?と思ったほどでした。それにしても滑ったナァー !!!。
 そして,夜の食事は日本海の海の幸満載の「キ○キ○寿司」でした。やぁー...食べた食べた !!!...そして呑んだ呑んだ !!!。昼の“スキー”の楽しい話題を肴に,おなか一杯...ご馳走様でした !!!。この企画提案者の“Matsu”さん(カナダツアーに行くので今回はキャンセル...)が居られなかったのが寂しかったですが...ハッハハハ......(^ー^)
 そしてその後,ホテルの一室で撮り貯めたビデオを見ながら,そして一杯いただきながらのミーティングでした。呑むほどに酔うほどに,「スキーの楽しさって何だろう !!!」...というようなことが話題になりました。スキー仲間との交流の素晴らしさをまたまた実感した【TOK】でした !!!
 そして,楽しかったキャンプ二日目が過ぎて行ったのでした。(^ー^)


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★ March  25  2006  Saturday  快晴 (新井)
 今日は「新井」からの Up date です。
 昨日は最高のオフピステを楽しみました。その様子は「教師日記」で...。 今日もARAIはイイ天気です。精一杯楽しみます !!! 皆さんも素晴らしい休日を !!!(^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日から「No.34:新井リゾートスペシャル3日間」が始まりました。(^ー^) 今回は6名の方のご参加を得ての開催となりました。
 朝早く,7時前に白馬を出て新井リゾートに着いたのが9時少し過ぎ。天気は晴れのイイ天気に !!!。皆さんと約束の集合場所で合流し,さっそくスキー場最上部の「膳棚第一リフト」へ。前回来た時よりはるかに雪の量は多く,一面滑走可能エリア !!!...という感じです。さらに,少し重目ですが昨日10センチ程度の新雪が降リ積もっており,ご参加の皆さんも【TOK】も,もうワクワクドキドキ !!!なのでした。(^ー^)
 さっそく足慣らしの一本を「大毛無メインステージ」で滑り,春雪の滑り方で重要なポイントを話させていただきました。それは「地球の引力を意識し,コア方向に引かれている意識を持つ...」ということでした。二本目からは「船石沢」や「ベンザク沢」の新雪滑走が始まりましたが,もう一面白い世界ですから,話半分という感じですが,皆さんはそのことを意識しようと努めながらの滑走でした。林間あり,急斜面あり,ニセコの斜面を思い出しながらの滑走となりました。途中たまたま撮影に来ていた“リッチー・ベルがー”とバッタリ !!!。“Hello !!!”と挨拶を交わし,聞いてみると「今日一日雑誌の撮影で来ている...」とのことでした。彼の滑りを遠巻きに見ながら,そして参考にしながら「船石沢」を楽しんだのでした。(^ー^) 結局午前中は「膳棚第一リフト」を使ってこれらの沢を9本滑りました。そして午前の締めくくりは,大毛無山の左側にトラバースし,誰も滑っていない斜面に出て「ダンシングアレー」に向かっての滑降に挑戦しました。ここも楽しい斜面でした。みなさんこれだけで「もう一日分滑った !!!」...と大満足なのでありました。(^ー^)
 ランチはもちろん「新井地ビール」で乾杯 !!!...です。おおいに滑って美味しくビールをいただく...ホント最高の“スキー”となりました。
 午後はやはり雪質がイイ「船石沢」の滑走がメインでした。でも2時過ぎて日が陰ると,斜面はすぐにクラスト状になります。条件が難しくなるのですが,これも「コアに引かれる意識」で乗り切った皆さんでした。(^ー^) 午後3時半,さすがに滑り過ぎたのかそろそろ疲れが...。少し未練はありましたが早めに切り上げて,今回お世話になるホテルに向かいました。そして5時から早めのミーティング...でした。
 ミーティングの後は,“Hakuba 47”の社長お勧めの「焼肉屋」で夕食でした。“スキー”を思いっきり楽しみ,夕食は美味しい焼肉...満足満足の「新井リゾートスペシャル屋・第一日」でした。
 今日も天気は快晴 !!!でバッチリ。おおいに楽しみたいと思います。
 では行って来ます !!! (^ ^)(^I^)

 
【お詫び】 ところで...今回のツアーにパソコンの電源コードを持ってくるのを忘れてしまいました。(=_=;) そういうわけで,付属のバッテリーが無くなると Up date できません...。お許しを...。(=_=;)


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★ March  24  2006  Friday  曇り (白馬)
 今朝は昨日と同じように曇り空の白馬です。天気予報によると,今日午前中にはこの雲も取れ始め,昼頃から晴れに...。そして明日の土曜は快晴,日曜も曇り時々晴れ...ということです。今日これから「新井リゾートスペシャル3日間」で新井に向かいますが,先ずは天気に恵まれそうで良かったです。(^ー^) 皆さんも素晴らしい休日を !!!(^ー^) では今日も Have a nice day !!! 
     -------------☆★☆-----------
 昨日は【TOK】の休日でした。2月に撮り貯めたレッスンビデオ...発送できました。みなさん...おまちどうさまでした !!!。2月分のレッスンビデオ...間もなくお手元に届きますのでお楽しみ下さい。(^ー^)
 さて,ここ数日「用具」がらみの話題をお伝えしています。そして感じています。“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を生かすことの大切さを !!!。この三つの要素がそれぞれの特徴を充分に発揮して,しかも調和しバランスが取れた時...“スキー”は本当に素晴らしいスポーツになるのだと...。
 「身体の特徴」...これについて最近思うことは,身体を無理に使うのでははく,あるがままに優しく使う...ということです。これまで人間が地球上で生きてからずーっと,私たちの身体は「地球の引力」と密接なつながりを持って来ました。人間の骨格,筋肉,あるいは精神的な創られ方にまで,この「地球の引力」は大きな影響を与えてきました。そして,これにどう同化し順応するか?...ということで身体の構造が造られて来ました。この様にしてできて来た身体の構造を無視する身体の使い方は,決して好ましいものではありません。ところが最近のスキー...この身体の構造に無理を強いるような滑り方が多いと思いませんか?特に“生涯スポーツとしてのスキー”を想うと,残念な気がします。
 次に「スキー用具の特性」ですが,スキーの上達と共にその使用する用具の特性も変わっていかざるを得ないし,私たちも気をつかわないといけない...ということです。例を大工さんにとれば,まだ新人の時は道具を生かした使い方はできませんから,慣れるまではその道具もオールラウンド的なもので始め,使い方が判りはじめてからそれぞれ特徴あるものに移行していきます。スキーも同じで初めから特徴あるものを使ってもうまくいきません。滑り方の基本が分ってから徐々に自分の能力に合ったエネルギーのある用具に変えていくことが大事です。そういう意味で,ある程度滑れるようになったら「用具の特性」に気を使わないといけない...ということになります。スキー板の性能もそうですし,スキーブーツ,ストック,ウエア...などにもそのことは言えます。ところが,エッジの手入れはしない,ブーツは快適さが一番で機能性は二の次...という人が結構居られるのです。これは私たちスキー教師にも責任がありますので,このシーズンが空けましたら,その特集を組んで皆さんに「用具」のことについて【TOK】なりの解説をさせていただこうと思っています。乞うご期待 !!!です。(^ー^)
 三つ目の「自然条件」...ですが,こればかりは私たちスキーヤーが決定できることではありません。天から与えられた“自然条件”をいかに楽しみ味わうか?...ということになります。...ですが最近は,機械力を使って自然の地形をいじったり,天然の雪をグルーミングで整地にしたり...という傾向があり過ぎるように思います。これが度を越すと「自然の持つエネルギー」が希薄になる...そんな気がします。もちろん,ある程度スキーヤーが技術を身につけるためにはそのような努力も必要ですが,これが「やり過ぎ」になると,「動物園の中の動物」,「温室の中の野菜」...みたいな“あるがままの姿”からほど遠いスポーツになってしまう...そう思います。
 さて,今日から「No.34:新井リゾートスペシャル3日間」が始まります。今日述べた“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を生かしたスキー...おおいに楽しんで来たいと思います。
 では皆さんも良い週末を !!! シーハイル !!! (^ー^)



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★ March  23  2006  Thursday  曇り (白馬)
 平地で10センチほどの,昨夜の降雪も止み,今は曇り空の白馬です。何度も書きますが,今年の3月...本当に黄砂が少なく,また昨日の降雪もあり,まるで真冬並の景色です。気温はさすがに少し暖かくはなりましたが...。平年ならリーゼンコース...一部土肌が見えてもおかしくないのですが,まだまだスキーシーズン...そう思います。(^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は“Fuj”さんのプライベートレッスンでした。彼女とも何度かご一緒に滑らせていただいています。今回は「“愛のターン”を学びたいのと,4月初めに検定を受けたいので,,,」ということで,レッスン受講となりました。
 彼女の滑りを拝見すると,やや腰が引けていて,雪の抵抗を受け止めるのが難しいポジションでした。多分スキーブーツの前傾角が少ないのだと思いましたが,ブーツの前傾角の違いがどうターンに影響するか?ということをご理解いただくために,ひと通り“愛のターン”の基本を学んだ後で,ブーツの手入れをさせていただきました。一昨日の“Kuz”さんは前傾角過多ぎみ,昨日の“Fuj”さんは逆に起き気味...。それぞれ特徴のある滑りになります。(^ー^) ふくらはぎの後ろに「スポイラー」を入れ,履き心地を試してもらうと,「なんかブーツがピタッと締まったみたい !!!」...。「これで滑りが変わる...」そう思ったとおり,彼女の滑りも変わりました。ひざの位置が今までより前になり,“センサーポイントSP”=愛のチョコレートからの愛情をしっかり受けられるようになったのです。懐を深くしようとすると,腰が引けてお尻が落ちてしまうポジションが直り,腰の位置も前になりました。さらに,ブーツの感度を高めるために,一昨日の“Kuz”さんと同様,私が使用している「スポイラー」をはずし,彼女のブーツに付けていただきました。これでさらに感度も上がり,雪からの微妙な圧の違いにも敏感になり始めました。“愛のターン”は“フィーリングスキー”の中でも最も“感じる”...ということを重視した,“Let Ski”の最たるものなのですが,そのためには適度なブーツの前傾角と硬さが必要なのです。みずから雪に圧を加え,スキー板そのものを操作する“Do Ski”は,これとは逆に,ブーツは前傾角がやや深めで,フレックスも弱めの方が有利です。こういう違いも“Do Ski”と“Let Ski”にはあるのです。
 午後は「小回り」をメインに行ないました。何度もお話しているように「小回り」は“負荷トレーニング”になるからです。つまり「小回り」で滑りのイメージが理解いただければ,中回りや大回りではもっと楽にそのイメージが使える...というわけです。ところでリフトの上で話しをしていると,彼女は音楽の先生をしているらしく,ピアノが得意とのことでした。で,その話の中で「鍵盤のタッチイメージ」と「雪を探りその圧を受け容れるイメージ」とが類似している...ということになりました。この「鍵盤を押すときと離す時のタッチイメージ」も彼女の滑りに役立ちました。つぶやきの言葉は♪♪♪ラァーブタァーーッチ...レシィーヴタァーッチ...ラァーブタァーーッチ...レシィーヴタァーッチ...♪♪♪でした。(^ー^) この“愛のターン”と“鍵盤タッチイメージ”で小回りの滑りに一段と磨きが掛かりました。そして,この滑りの感覚が生き,彼女の中回り,大回りもさらに良くなったのでした。人それぞれいろいろな体験がありイメージがおありになるのですが,それをスキーの滑りに応用して使えれば,それこそ素晴らしいことだと思います。
 “Fuj”さんの“愛のターン”...“ピアノターン”,忘れないよう,大事にしてくださいネ !!!(^ー^)



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★ March  22  2006  Wednesday  晴れ (白馬)
 今日はすこし霞がかっていますが,晴れの白馬です。多分西の高気圧に乗って「黄砂」が来ているのだと思います。今年はこの黄砂の来方が少ないと思っていましたから,これが来て,少しづつ雪が茶色になり,溶け方も早くなるのでしょう...。 消える前に,しっかり“スキー”...楽しみましょう !!! (^ー^)  では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は“Kuz”さんのプライベートレッスンでした。何度か彼女とご一緒に滑らせていただいていますが,今回は「検定を受けたのが,,,大回り,フリーがイマイチで不合格...。X脚を指摘され...お尻も落ちて...」ということで,これを解消したい...ということでのレッスン受講となりました。
 Before映像を撮影しながら滑りを拝見すると,たしかにターン後半で脚がX脚になり,ひざ下の三角窓が見えました。そしてテールがやや外側に逃げてしまいます。女性独特の骨格の特徴からでしょうか,女性の方はこういう滑り方になる人が多いのですが,それでもその程度は,「地球の引力に引かれているのだ !!!」という意識を持つことで軽減できます。“Kuz”さんも早速「“斜面”に引かれているのではなく,地球の真ん中,コア方向に引かれているのだよ !!!」...というイメージを持つ練習から始めました。そして,“愛のターン”で「地球のコア⇔“センサーポイントSP”の愛のチョコレート⇔自分のハート」を結ぶ一本の“愛のライン”をターン中にイメージすることにしました。つぶやきの言葉♪♪♪チョコレェーート...コアァーー...ハァーート...チョコレェーート...コアァーー...ハァーート...♪♪♪でした。午前中はこのドリル練習を徹底的に行ないました。その結果お尻が下がる欠点も無くなり,X脚もだいぶ少なくなりました。(^ー^)
 ランチタイム...彼女のスキーブーツを見ると,すこし前傾角があり過ぎるのと,フレックスも柔らかい...そう感じました。そこで,私が使用している「スポイラー」をはずし,彼女のブーツに付けていただきました。そしたら...変わったのです...彼女の滑りが !!!。ブーツのフレックスが柔らかすぎると,雪からの圧がブーツに吸収され,圧を脚に感じることが少なくなってしまうのです。以前この「教師日記」でもお話した,「ブーツをしっかり締めない状態」でスキーをしているのと似た状態になってしまうのです。彼女も「スポイラーを入れただけで,こんなに雪からの圧感覚が変わるんですネ????」...と仰っていました。その後の彼女の滑りがどんどん変わって行ったのはモチロンです。X脚はどこかに行ってしまいました !!!(^ー^) そして,大回りだけでなく,小回りも,自分から雪に働きかける動きではなく,雪の,そして地球の“愛”を受け容れながらの滑りに変わって行ったのでした。(^ー^) 
 こんなに滑りが変わってしまうと,道具の扱いって本当に大事だと思います。適切に道具を使わないと,せっかくの性能も活きないし,技術を生かすことも身に付けることもできない...。レッスン以上に,レッスンの前に,“道具を適切に !!!”が必要ですネ!
 そういうことでしたが,“Kuz”さんの滑り...確実に変わりました。おめでとうございます !!!。



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★ March  21  2006  Tuesday  曇り (白馬)
 今日は春分の日ですね。これから昼が夜よりも長くなります。
 そういえばニュージーランドから「降雪 !!!」のニュースが聞こえて来ています。いよいよ南半球が冬に向かって始動...そんな感じがします。 Treble Cone や Coronet Peak ではシーズンパスの早売りが始まっているようです。さて,今年の夏...ニュージーランドツアー...どうなりますか?!?!?! (^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は“Ara”さんのプライベートレッスンでした。彼と滑らせてもらうのは今シーズン二回目です。前回は“オレンジ・ターン”,“キャスター・ターン”そして“スプリングキャスター”を学んでいただきました。今回は,「自分の滑りの感覚と滑走イメージをすり合わせ,より安定したスキーができるように...」ということでの受講でした。
 先ずBefore映像を撮らせていただきながら滑りを拝見しました。雪の圧をもらおうという姿勢は良く伺えたのですが,その反面,斜面がアイスバーンで硬いせいもあったのかもしれませんが,積極的に圧のコントロールをしよう...という姿勢があまり見られませんでした。「圧の適度な貯めと開放」があれば,より躍動的な滑りができると感じました。そこでテーマを“スプリングキャスター”から発展させた“愛のターン”で行なうことにしました。モチロン,その前に“Ara”さんのスキー板をチェックさせていただきましたが...(^ー^)
 昨日はあいにく強風で,ゴンドラも低速運転,リフトも時々止まる...という条件の中でのレッスンでした。風が強い分斜面も硬くアイスバーンで,それだけに求める抵抗の方向が狂うと,スキーがズレてしまったり,ターン後半ガガガァー...となったりしてしまいます。ターン前半の適度な雪面の捕らえ,ターン後半の圧の吸収が必要になります。この練習には“愛のターン”がこれまでの“フィーリングスキー”の中では最も適していると思い,この基本練習からはじめることにしました。“センサーポイントSP”にチョコレートをイメージ,次に地球のコアに思いを馳せ,そして地球のコア⇒チョコレート⇒自分のハート...という順に“愛”を受け容れる......というイメージです。その時のつぶやきの言葉は♪♪♪チョコレェーート...コアァーー...レシィーーーブ...チョコレェーート...コアァーー...レシィーーーブ...♪♪♪でした。このトレーニングで“Ara”さんの脚の使われ方は素晴らしくスムーズになりました。そして圧のやり取り,というかターンの局面局面での圧コントロールがうまくできるようになったのです。もちろん地球のコア方向との圧のやり取りですから,角付けも適度でオーバーコンタクトも避けられ,アイスバーンの急斜面大回りも,素晴らしいターンで滑られました。(^ー^)
 午後は種目を「小回り」にして,同じく“愛のターン”に磨きをかけることにしました。午前中の基本トレーニングが生き,小回りも滑る度にそのコツをつかまれました。ポイントはターン前半のチョコレートへの意識集中をできるだけ早く行なうこと,そしてスキーがフォールライン向く前から,雪からの“愛”を自分のハートに受け容れ始める意識を持つこと...この二点でした。もちろん,“愛のターン”は交互操作意識で,外足(外スキー)に意識集中なのですが,結果として内足への荷重分散が起こり,適度なターン後半の雪面コンタクトが得られるのです。このことの解説はシーズン空けに,じっくり行ないたいと思います。(^ ^)
 さて,“Ara”さんの滑り...“愛のターン”イメージで本当に良くなりました !!!。急斜面アイスバーンでも彼の動作は静かで,スピードも適度にコントロールされ,ターン後半ガガガァー...などということも起こりません。彼の滑りのビデオ...シーズン空けにぜひ“愛のターン”のサンプルとして使わせてもらいたいと思っています。乞うご期待 !!!です。(^ー^)
 “Ara”さん...強風で思うほど滑走量が伸びませんでしたが,またひとつポイントをつかまれたようで,本当に私も嬉しいです。ありがとうございました。(^ー^)



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★ March  20 2006  Monday  雪 (白馬)
 今日の白馬...「晴れ」ですが,すこし風が強そうです。この風...おさまってくれるといいのですが...。
 明日は「春分」...そろそろスキー場下部では雪がザクザク状態になってきました。こういう雪は「雪と喧嘩しないで仲良く...」が大事ですネ!。
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は“Yam”さんのプライベートレッスンでした。今シーズン一度キャンプでご一緒しましたが,今回は小回りを中心とした滑りに磨きをかけたい...ということでの受講となりました。
 昨日は気温が結構低く,アイスバーンとザラメが同居する...という雪の状態でした。Beforeの映像をビデオに納めたのですが,雪の状態が不安定なせいもあってか,ターン後半の圧の処理がイマイチ...という滑りでした。そのため特に小回りではエネルギーの貯めが少なく,外向傾もできにくい状態でターン円弧が大きくなってしまいました。そこでレッスンの課題を「“圧”のコントロール」に設定することにしました。
 先ず“Sound of Music Turn”で雪からの音を聞く...情報を受け取る...というイメージの練習をしました。これで幾分ターン後半に自然に懐が深くなり雪の圧を受け止めることができるようになりました。(^ー^) その後“愛のターン”でターン前半の圧の探りとターン後半での圧の吸収を学ぶことにしました。ところが...ほとんどの方は“Sound of Music Turn”がうまくできれば“愛のターン”もすんなり受け容れられるのですが,彼はどうも“圧”の感覚がつかめないようです...(=_=;) 少し大げさな脚の伸縮や,強制的な圧の加減...など,極端なトレーニングでそのフィーリングをつかんでいただこうと思いましたが,なかなかうまくいかない状態でランチタイムを迎えることになりました。(=_=;)
 午後は,圧の急激な変化を体験していただいた方が「圧の加減」がご理解いただけると思い,小回りの練習から始めました。ところが...これもうまく行きません...。(=_=;) 少々焦りが出始めた【TOK】でした。...で,よくよく彼の滑りを見ると,ザラメ場の雪とアイスバーンでその滑りが違うことに気がつきました。ザラメ状の雪では圧が貯まって良い滑りをするのに,アイスバーンでは貯まらず滑りが不安定なのです...。ひょっとするとスキー板?!?!?!...と思いスキーを私のと履き替えてみました。そしたら...案の定でした。エッジの手入れが悪く,ザラメでは面で捕らえるので圧が貯まるのですが,アイスバーンではスキー板が流れてしまってターンに必要な圧が貯まってくれないのです。
 板を交換してからの彼の滑りが変わり始めたのは言うまでもありません。滑りがどんどん変わって来ました。小回りも無理なく安定して,そしてエネルギッシュにできるようになりました。(^ー^) そして彼の口から「“愛のターン”のターンの圧の吸収は『急激にではなくゆっくり引く”...』ということですネ!?...」という言葉が聞かれました。私の語り口では「愛を自分のハートに受け容れる...」ですが,彼の言葉では「ゆっくり引く...」だということに気がつかれたのです。私のイメージを彼なりのイメージに置き換えて理解することができた...ということです。こうなればもうこの滑走感覚を忘れることは無いでしょう。(^ ^)(^I^)
 イヤァー...正直安心しました !!!。一日レッスンさせていただいて,その効果が無かったらどうしよう???...と焦りが出始めていたのです。で,その原因が「スキー板のチューン」にあることに気付かなければ,最悪のレッスンになるところでした。(=_=;) これでまたひとつ...大事なことを学ばせていただいた【TOK】でした。
 “Yam”さん,ありがとうございました!!!。そしてお疲れ様でした。(^ ^)(^I^)



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★ March  19  2006  Sunday  雪 (白馬)
 今日は天気予報では「雨」だったのですが,北風に乗って少し横殴りの雪が降っています。低気圧の移動が予想よりも早かったようで,スキーヤーには嬉しいことです。(^ー^)
 さて,間もなく「春分」を迎えます。ニュースでは「桜・開花」の話題も聞かれますが,私のスキーはこれからも続きます。春のザクザク雪...これもまた得も言われぬ快感があるのです。(^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は「No.32:“フィーリングスキー・スペシャル3日間」の三日目でした。午前中は晴天に恵まれ,また雪にも恵まれました。マ,一昨日の雪に比べれば,どのようなコンディションの雪も良い雪に見えてしまうのですが...。(^ー^) 
 さて,昨日は二日間のレッスンの成果を試す意味で八方で滑ることにしました。先ず晴天の中,黒菱からスカイラインを滑りました。二日間の“愛のターン”の練習が効いて,快適なスキーになりました。何ごともそうですが,「条件の悪い中で過ごした後は,ささいなことも大きな喜びに感じられる...」ということを実感した三人でした。(^ー^) その後スカイラインから北尾根,咲花,白樺,名木山と快適に滑り,ランチタイムとしました。一昨日より数段美味しく感じられたランチでした。(^ ^)(^I^)
 昼食後はパノラマ,たてっこ,咲花,パノラマ,セントラル,白樺,名木山と走破しました。今回ご参加の“Kim”さん,パノラマはもちろん,たてっこやセントラルの急斜面でもリズムを刻んだ素晴らしい「小回り」を披露してくれました。“Kim”さん...今シーズンも何度かキャンプに参加いただいていて,彼女の上達振りには「毎回凄いナァー...」と感心するのですが,今回もまたさらに磨きをかけられました。決して良い条件ではない急斜面も,持ち前の前向きなトライ精神で,よくコントロールされた滑りで降りて来られる様になりました。今シーズンのスキー...昨日が最後かな?と仰っていましたが,来シーズンに向け良い締めくくりができました !!!。お歳のことを申してはナンですが,60歳を越えられてあの滑りができるのですから,もう「免許皆伝」カモ...?!?!?! (^ー^)
 もう一人の“Har”さんも変わられました。レッスンを受けて滑りが変わらない...というのもオカシイことですが,滑りが質的に変わられた...という意味で凄いと思います。先ず「膝」の使い方に無理がなくなりました。これまでは角付け意識が結構あったようで,特にターン後半,内側に膝頭が入る傾向にありました。これでは膝に負担がかかり,早晩身体を壊す...ということになりかねません。これが解消されたことは,彼のスキーライフをより長くする上でも大事なことだったと思います。(^I^) さらに,「脚のストローク」の使い方が柔軟になり,雪面コンタクトの意味を充分理解されました。圧の三要素...「圧をやり取りする場所」,「圧をやり取りする方向」,「圧の量の加減方法」を,“愛のターン”イメージでつかんでいただけたのだと思います。特に「ターン後半で圧を吸収しながら滑ればスキーは“走り”そして“切れる”」...ということを理解していただけたことは,生涯スポーツとしての“スキー”を考える意味でも大事なことだったと思います。
 今回のキャンプも,またまた条件に恵まれました !!!。特に二日目の「悪雪」は良い勉強になりました !!!。一般的に悪条件と言われる環境...これを経験し学ぶことで,さらなる飛躍がある...。このことを強く思ったキャンプでした。まさに「人生の勉強」そのものでした。
 ご参加のお二人に,そして天の恵みに感謝し,「ありがとうございました !!!」と申し上げたいと思います。(^ ^)(^I^)



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★ March  18  2006  Saturday  晴れ (白馬)
 昨日から「春分の日」を含んで,飛び石連休が始まります。今朝は幸い晴れていますが,天気予報によると,午後...夕方には「雨」予報が出ています。(=_=;)
 春3月...もう春分の日です。でも今年は黄砂も少なく,雪質もザラメが少なく,良い条件でのスキーができることに感謝しなくてはいけませんね !!!
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は「No.32:“フィーリングスキー・スペシャル3日間」の二日目でした。
 未明から降り出した「みぞれ」のおかげで,ゲレンデは水分を多く含んだ滑りの悪い雪に覆われてしまいしました。これだと,まだザラメ状の方がイイかな?...というほど最悪の状態になってしまいました。【TOK】が今シーズン経験した中でも,「最悪の状態」かもしれません。でも,これも天が与えてくれた試練...そう思って味わうことにしました。(=_=;)
 先ず一昨日の復習“愛のターン”から始めました。...が,いかんせんターンの舵取りの最中に雪質が変化し,ブレーキが掛かったりはずれたり,掛かったりはずれたり...をアトランダムに繰り返す状況ですので,本当に難しいシチュエーションの中での練習となりました。♪♪♪God Will Love...Receive...God Will Love...Receive...♪♪♪を唱えては「“愛”を受け容れよう...」とはするのですが,これもなかなかうまく行きません。...というより,気持ちの上で「気持ちよく滑れた状態」を知っているだけに,この様な悪雪での「気持ちよく滑れない状態」にフラストレーションが溜まるのです。いくら雪からの“愛”を !!!...とイメージしても,身体が次第に硬直しがちになりました。「悪雪には悪雪のここち悪さがあるのだ...」という気持ちになり,これを楽しむ余裕があるといいのですが,なかなかそうもいきません。次第に一昨日の自信が薄れ始め,「うまくいかない...」,「ダメかな?」...「うまくいかない...」,「ダメかな?」...という「自信喪失スパイラル」に堕ち込んでしまいそうになりました。その結果身体が遅れて,スキーのトップが浮いてしまう,後傾の滑りが出ることも多くなりました。これでは大腿四頭筋が疲れてしまいます。こういう時は少し休憩をとって,身体を休ませることです。無理に難しいシチュエーションの中で時間を費やすことは,“スキー”が面白くなくなるだけでなく,怪我も誘発してしまいます。気分を変えて休憩...新しく滑りはじめることにしました。
 休憩後,「噴水の上のピンポン玉」をイメージした「圧のやり取り」の練習をしました。ターン前半は雪からの圧が減る局面なのですが,これは「噴水」で言えば噴水の勢いが少なくなり,ピンポン玉の位置が下がっていくイメージに相当します。自分が噴水の上に乗っているとイメージして,“センサーポイントSP”=“愛のチョコレート”をピンポン玉にみたてれば,このような状況ではピンポン玉が下がっていくので,脚が伸びて行く意識になります。そして逆に,ターン後半は噴水の勢いが強くなり,ピンポン玉の位置が上がって来るイメージになって,ピンポン玉は身体に近づいて来るので,脚がたたまれるようになります。この練習で,悪雪での滑走も幾分自信が戻り始めました !!! (^ー^) 少しだけ自信回復 !!!...この時を見定めてランチタイムとしました。(^ー^)
 昼食後は「小回り」の練習をすることにしました。ロングターンでスピードが急変してフラストレーションを感じるよりは,それに比べれば圧変化が多く,スピードも遅い「小回り」の方が雪の条件に適していると考えたからでした。案の定,この方が気持ちよく滑れました。(^ ^) モチロンつぶやきの言葉は♪♪♪God Will Love...Receive...God Will Love...Receive...♪♪♪でした。終了間際になって少し冷たい風が吹き始め,水分の多い雪の表面を撫でてくれました。こうなると雪の滑りが良くなります。お二人のスキーが活き活きし,滑りも滑らかに !!! ホント...お疲れ様でした !!!(^ー^)
 今日は昨日に比べれば最高の雪での滑走になりそうです。大いに“スキー”...楽しんで来まァァァーーす !!! (^ ^)(^I^)



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★ March  17  2006  Friday  みぞれ (白馬)
 昨日の予報では,今日は「雨」でしたが,今(7:35)大粒の「みぞれ」が降ってます。この雨っぽいみぞれも,午前中だけで午後からは曇り...夕方には晴れ間も出そうとの予報に変わりました。
 それにしてもいろいろな条件での“スキー”...それぞれ味わいがあって面白いです。(^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日から「No.32:“フィーリングスキー・お習字ターン”スペシャル3日間」が始まりました。4名様のご予約がありましたが,お二人が急用のため急遽キャンセル...。結局“Kim”さんと“Har”さんお二人だけのキャンプとなりました。(^I^)
 さて,今回のテーマ...“お習字ターン”となっていますが,このイメージの効果は効果としてあるのですが,それよりもさらに効果が期待できる“愛のターン”を紹介することにさせていただきました。先ず午前中はBefore映像を撮影した後,“愛のターン”の基本的なことを学びました。ターン前半部分での「チョコレートでの“愛”の探り...」そしてそれに続く後半部分での「“愛”の吸収...」です。お二人とも,感性が鋭い方で,滑る度に脚の自然な使われ方が行なわれるようになりました。
 午後は初めての試みでしたが,ターン前半によりリラックスし,自信を持って「雪面の探り」をする練習をしました。舵取りの局面で最も不安定となるのはターン前半ですが,ここでどういう意識を持って滑ったら安定性のある滑りができるのか?...ということです。3/15の「教師日記」に,斜面状況の困難さに“fear”ではなく“Love”を感じて滑るにはどうしたら良いか?...その答えとして
「“Love=愛”を感じながら滑ることでしょう。今ここにこのシチュエーションに居られるのは“神の思し召し”的な“愛”があるからなのだ...。fearを感じさせるようなシチュエーションも,実は天なる神が,あえて“そこで私の愛を感じなさい”...という,学びの場所を与えていてくれているのだ。だから“神のLove”をそのシチュエーションで感じようとすること...そうすれば,自分の身体が最も適した形で反応し,最高のスキーができる...。それが“fear”を軽減し“Love”を感じながら滑る秘訣かもしれません...」と書きましたが,これを実践してみたのです。これまで“愛のターン”でのつぶやき...♪♪♪Love...Receive...Love...Receive...♪♪♪に,“God Will”を加え,♪♪♪God Will Love...Receive...God Will Love...Receive...♪♪♪としてみたのです。お二人とも“フィーリングスキー”をこれまで数度経験されていたこともあり,私のこの提言に素直に反応していただけました。そして,その結果は私の期待したとおりでした。ターン前半の最も気を使う部分で,不思議なほど身体がリラックスするのです。神の思し召し...“God Will”...という自分の心の在りようがこれほどターンに影響を与えることにビックリしたのでした。そして,ターン前半に限らず,いろいろなシチュエーションで,この“God Will”が効き目があることも確認できました。(^ー^) まことに不思議といえば不思議なことですが,“fear”を“Love”に換えるのは「スキーヤー自身の心の在りよう」だったのです。お二人の滑り...特にターン前半の滑りが格段に良くなったのは言うまでもありません。
 さて,今日はキャンプ二日目です。“愛のターン”の♪♪♪God Will Love...Receive...God Will Love...Receive...♪♪♪にさらに磨きをかけたいと思います。
 では,行って来まァァァーーーす !!! (^ー^)



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★ March  16  2006  Thursday  快晴 (白馬)
 今朝も「快晴」の白馬です。(^ー^) ...が夕方から雨になりそうです。(=_=;) 今日は早く滑り始めて,早めにレッスン終了の方が良さそうです。(^ー^)
 それにしても,まだ「2月のような真っ白い雪」の中で“スキー”が楽しめます。今年はシーズンインも早かったし,雪もイイ条件で残っているし...スキーヤーにとっては本当に幸せなシーズンですネ!(^ ^)(^I^)  
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は【TOK】のレッスンオ・ヤ・ス・ミ…でした。3月に入って初の休暇でした。...でもイイ天気で,滑りたいナァー...という気になりましたが,デスクワークが溜まっていたので,先ずそれを片付けました。(^ー^)
 そして昼過ぎ,レッスンのビデオ編集とCD製作...ニセコツアー以降の方のCDが遅れていたので,これに掛かりました。で,編集しながら皆さんの滑りと,その時々の様子を思い出していました。ビデオの中にそれぞれのレッスンでのつぶやきの言葉が入っていますので,その時どのようなレッスンをしていたか?判るのですが,2月の初旬は“Sound of Music Turn”,2月中旬からは“愛のターン”に変わって来ました。
 この“愛のターン”...想像以上に効果があります。ターン後半に圧が集中するのが避けられますし,何よりも,“バナナシェープ”が楽に作れるのです。“センサーポイントSP”に意識したチョコレートから,いろいろな“愛情”がスキーヤーのハート,“レシーブポイントRP”にやって来るイメージを持つと,下半身,つまり脚から折りたたまれ,イイ感じで懐が深くなるのです。“ゲロゲロターン”や“ありがとうターン”では上半身が“センサーポイントSP”に近づいて行く傾向があるのに対して,“愛のターン”ではこれが逆で,“センサーポイントSP”が上半身に近づいてくるのです。スキーヤーの動作が下から起こる...という非常に望ましい身体の使われ方ができるのです。(^ー^)
 またさらに,ターン前半での雪面の捕らえ方も「押す意識」が少なくなり,「感じ取ろう...という意識」が強く出ます。その結果,いろいろな斜面変化があっても,脚は伸びているけれどその障害に対応した脚の伸縮が自在に起こるようになるのです。
 またさらに,この頃思うのは「“雪のエネルギー”みたいなものを感じながら滑れる...」という不思議な感覚です。整地斜面でも感じられますが,特にオフピステや悪雪に入った時に,これまでの身体のリラックス度が明らかに違うのです。昨日の「教師日記」に書いたような,雪の自然との調和,ハーモニー...そんなことを感じながら滑っている自分が居ます。「その場所に,そのシチュエーションに居合わせたのは単なる偶然ではなく,なにかしら必然があってそうなっているのだ...だから,それを素直に感じ取ることが今の貴方にとって最善の方策なんだよ...」と言われている気がするのです。そう思うと,そのシチュエーションはまさに自分の“学びの場”なんだ...だから,身体が感じるように,それに任せればいい...という感覚が生まれます。身体に余計な力が入らず,リラックスできるのです。この様なイメージでのスキー...これも“スキー”が単なるスキーではなくて,「スキー道」としての意味がある...ということなのかもしれない。この頃そう思い始めている【TOK】です。



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★ March  15  2006  Wednesday  快晴 (白馬)
今朝は「快晴」の白馬です。(^ー^) 放射冷却のせいもあり,マイナス8度位の気温だったようですが,これが日中は10度近くになるようです。寒暖の差が20℃近くも...。真冬から春の暖かさに...。
 今日は【TOK】は休日です。(^ー^) 
 では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は“Uchi”さんのプライベートレッスンでした。「“フィーリングスキー”を忘れないうちに身につけてしまいたい...」ということでのレッスン...今シーズン3度目のレッスンとなりました。12月のキャンプの時に比べると,ホント素晴らしい上達ですが,「肥やしと水を充分に与え,少々の風雪には耐えられる身体にしてしまいたい...」ということでした。(^ー^)
 さて,前回は“Sound of Music Turn”を行ないましたので,その続きから...ということで,このターンと“愛のターン”の関連からお話しすることにしました。「音源」が「愛のチョコレート」に,「サウンド響いて来るライン」が「愛情が伝わって来るライン」に,「音を聞く耳」が「身体のハート」に...とイメージを代えてみるだけですが,「音を聞く」...というイメージと「愛を受け容れる」...というイメージとでは,身体の反応の仕方が少し違ってきます。“愛のターン”の方が,よりターン後半で雪の圧を吸収しようとする動きが出て来ます。午前中はこの基本的な“愛のターン”を学びました。“Sound of Music Turn”でも充分“Let Ski”を感じさせるスキーをされていましたが,さらにその滑りにスムーズさが加わりました。(^ー^)
 ところで...ランチタイムの時,「今,ここのこの場所に“Uchi”さんとこうしていることの“不思議な縁”を感じますネェー...。いろいろなタイミングでものごとが推移して,結局今ここに二人で居て“スキー”を楽しんでいる...。天の神様みたいなものが,あえてここにこのシチュエーションを作ってくれた...。これを思うと感謝しながらスキーしないといけませんネ...」というようなことをお話ししました。そして,午後一番のリフト上で,「身体がこわばって思うように動かなくなるのは“fear=恐れ”があるからなのですねェー。恐れを感じないで済めば身体はリラックスしていられるように思うのですが...。どうしたら“fear=恐れ”を無くすことができるんでしょう?」...。「それは“Love=愛”を感じながら滑ることでしょう。今ここにこのシチュエーションに居られるのは“神の思し召し”的な“愛”があるからなのだ...。fearを感じさせるようなシチュエーションも,実は天なる神が,あえて“そこで私の愛を感じなさい”...という,学びの場所を与えていてくれているのだ。だから“神のLove”をそのシチュエーションで感じようとすること...そうすれば,自分の身体が最も適した形で反応し,最高のスキーができる...。それが“fear”を軽減し“Love”を感じながら滑る秘訣かもしれません...」...というような会話を交わしました。そして,午後一番の滑りでその意識を持ってスキー滑ってみました。...すると,自分で言うのもオカシイのですが,確かに「斜面や雪の状態に対する恐れ」が少なくなり,「自然との一体感」がより強く感じられたのです。これは「得も言われぬ体験」...でした。私は別に特別な宗教を信じているわけではありませんが,「この様なシチュエーションは自分が選んで,なるべくしてなった状況だけれど,その裏には何か“不思議な縁”が働いている気がする。それが“神のLove”だ...といえばそうかもしれない...」ということを思いました。そして,もし多くのスキーヤーが“fear”を“Love”に変えることができるとすれば,より余裕のある,心豊かなスキーできる...なんと素晴らしいことだろう !!!...と。
 そして結局午後は,この“Love”を感じながらの“愛のターン”をいろいろな状況の中で試すことになりました。この“Love”...実は“神”の愛だけではなく,“地球”という「母なる大地」の愛に置き換えることもできます。ターン後半は「母なる大地」からエネルギーをもらい,それに続くターン前半でそのエネルギーを地球にお返しする...。午後はこの様なフィーリングでの滑走となりました。イメージをより豊かにすることで,本当に様々な滑りができる...このことを強く思った二人でした。“Uchi”さんの滑り...さらに磨きがかかり,「自然と一体となった滑り」,「オーラの感じられる滑り」になられたのは言うまでもありません !!!。良かったですネ !!! (^ー^)
 “愛のターン”...“Love”という視点から新しいフィーリングが生まれそうな予感がした【TOK】です。(^ー^) これも“Uchi”さんのおかげです...ありがとうございました !!! (^I^)



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★ March  14  2006  Tuesday  曇り (白馬)
 今朝は曇り空の白馬です。スキー場上部まで見えてはいますが,天気予報によると,今日はこれから「雪」だそうです。今年は例年に比べ「黄砂」の来るのが遅く,ゲレンデも黄ばみが少なく,しかもザラメ状態の雪ではないので,まるで2月の中旬のような感じです。 気温も昨日は真冬並の寒さでした。今日は真冬日...との予報が... (^ー^)   では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日は“Fur”さんのプライベートレッスンでした。ご本人のご希望で,レッスン場所は「鹿島槍」でした。今シーズン3度目の鹿島槍でしたが,いろいろな斜面に恵まれていて,ここもレッスンに適しているスキー場だと思います。“Fur”さんが,来週受けようかな?...と思っている「1級受験」と,「滑りをもう一度見直す」...ということでの受講となりました。彼とは以前キャンプで一度ご一緒したことがありますので,それを元に,今回は“愛のターン”を中心に滑りのイメージを探ることにしました。
 午前中は
♪♪♪Love...Kiss...Love...Kiss...♪♪♪の呟きがメインのレッスンとなりました。基本的な滑りを,「中回り」をメインにいろいろな斜面で練習しました。彼は滑りのポテンシャルがかなり高く,いろいろなイメージを吸収していただくことができました。人生を長く生きて来ますと,これまで経験したいろいろな日常生活でのイメージを,滑りのイメージと重ね合わて滑ることができます。これはまことに不思議なことなのですが,「どのようなイメージを湧かせて滑っているか?」によって,身体の反応というか動きが異なってくるのです。“愛のターン”や“お習字ターン”,“キャスター・ターン”などはその一例ですが,その他,ホームページ上ではご紹介できないようなイメージも結構役に立ちます。(^ー^) そしてそれらのイメージを豊かにすることで“スキー”の楽しみ方の質をいろいろ代えられる...そんな風に思います。昨日の午前中はホントにいろいろなイメージを試しました。“Fur”さん...楽しかったですネ!(^ ^)(^I^)
 午後は,種目ごとに“愛のターン”イメージをどう使ったらよいか?学びました。まず負荷の多い「小回り」から...。これではターン前半のチョコレートの位置をどの時点で,どのように意識するか?が課題になりました。「中回り」...これはターン後半の愛をどのようにハートに受け容れられるか?がポイントになりました。ほとんどの人がそうですが,みなさん愛の受け容れ方が弱いので,懐が深くなり切れません。ひざが胸に付くくらいまで深く愛を受け容れられると,その滑りが変わって来ます。“Fur”さんも数度の滑りで,愛を深く受け容れることができるようになりました。(^ー^) 「コブ斜面」...これもコブの頂点でどう愛を受け容れるか?そしてその愛を次のターンの♪♪♪Loveにつなげられるか?が課題となりました。最後は「大回り」でした。これには“∞ターン”的意識を持つことで,より愛を確実に受け容れられることを会得していただきました。
 シーズン最盛期...2月中旬ころのスキー場を思わせるシチュエーションの中,“愛のターン”で遊ばせていただきました。そして,「“スキー”って,楽しくなきゃいけませんネ!」...というお言葉をいただきました。
 一日...楽しい時間をありがとうございました !!! またご一緒しましょうネ! (^ー^)


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★ March  13  2006  Monday  小雪 (白馬)
 今朝は小雪が降っていましたが,少し空が明るくなって来ました。(8:20) 晴れ...とまでは行かないかもしれませんが,良い条件で“スキー”が楽しめそうです。
 今日はプライベートレッスンで「鹿島槍」に行って来ます。“鹿島の雪”と“スキー”...楽しんで来ます !!! (^ ^)(^I^)
 では皆さんも Have a nice day !!! 
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 昨日は「No.30:オフピステ特訓スペシャル 3日間」の三日目でした。昨日は場所を栂池高原に移し,また違ったスキー場のエネルギーを感じながら滑ることにしました。昨日...天気予報では「雨」だったものが,「雪」に代わり思いがけず,新雪の“オフピステ特訓”ができました。(^ ^)(^I^)
 初日は「
ザクザク状態,オフピステは前回降った雪に水が浮いた状態」で...二日目は,
「新雪が水分を含んだ重い状態」...そして昨日の「やや重めの新雪」...とキャンプのテーマに最適とも思える条件で滑ることができました。前日までの条件に比べれば,昨日の新雪...重めとは言え「最高の状態 !!!」でした。(^ー^) 先ず栂池の最上部「栂の森」で30センチほどの新雪滑走を楽しみました。そしてその後「ハンの木」,「馬の背」,「白樺」...と,人があまり入りたがらない林間も少しづつ...。ニセコとは違って,「ここなら滑走禁止でなくてもイイだろう...」と思われる場所でも滑走禁止の所が多く,林間三昧...とはいきませんでしたが,それでもゲレンデとの境の林の中を探し回っては「オフピステ感覚の滑り」を楽しんだメンバーでした。(^ ^)(^I^)
 午後になっても雪は降り止まず,「栂の森」はまだまだ新雪が楽しめました。そして,コースギリギリの林間も,違反しない程度にちょっぴり挑戦...。(^ー^) まるで子供に返ったかのようなドキドキ感があり,時が過ぎるのも忘れてしまうほどでした。「この遊び感覚...これがイイ
ダヨナァー...」という言葉も聞かれたのでした。「そう,“遊びとしてのスキー”...これを忘れている人が多いかな?」...そんなことを思いながら「栂の森」,「ハンの木」,「丸山」,「チャンピオン」...と巡りました。そしてこの栂池...チョッとニセコの滑走感覚と似たものを味わえるかな?...そんなことも思いました。
 午後三時...今回の“オフピステ特訓”の終了でした。今回は3名でのキャンプとなりましたが,パワフルなキャンプとなりました。普通ならこんな滑りづらい斜面を求めて三日間も滑る...ということはありませんが,キャンプのテーマがテーマだっただけに,少し過酷だったかもしれませんが,いつもと違う所を滑り回りました。(^ー^) そして,このようなテーマでの滑りでも,その基本は変わらず,「舵取りの局面では重心とスキーの移動軌跡を離し過ぎないこと」,「角付けの切り替え時は“クロッシング”的イメージを心掛けること」,そして「ターン後半は圧を貯めこみ過ぎないこと」...でした。やはり「“基本”は基本たる意味を持っている」...そんなことを思いながらの三日間でした。
 みなさん !!!...お疲れ様でした。そして楽しいキャンプ...ありがとうございました !!!
 また一緒に滑りましょう !!! (^ ^)(^I^)


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★ March  12  2006  Sunday  雪 (白馬)
 今日は今(7:30)...かなり激しい雪が降っています。(=_=;) 昨日までの予報では,「雨」だったのですが,雪に変わったようで嬉しいです。(^ー^) 今のところ,それも湿雪と言うよりは,少し軽めの雪です。これから重い雪になるのかもしれませんが...。
 今日は「栂池」です。今日も“スキー”楽しんで来ます !!! (^ ^)(^I^)

 では今日も Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.30:オフピステ特訓スペシャル 3日間」の二日目でした。場所を八方尾根に移し,いろいろな場所で“オフピステ”を体験することにしました。(^ー^)
 天候は「晴れ」で暖かい一日でしたが,その分雪が緩み,「新雪が水分を含んだ重い状態」で非常に滑りづらい条件での滑走となりました。普通,これだけの悪雪...もしバックカントリーだとしたら,あまり滑走感覚も快適ではないし,その上危険でもあるので,取りやめるところですが,今回は「オフピステ特訓」...というキャンプですので,ほどほどにこの様な難しいシチュエーションに挑戦することにしました。誰かに言わせると「冒険的キャンプ...」ということだようですが...。
 さて手始めは黒菱からスカイラインでの悪雪滑走でした。身体がまだ慣れていないせいもあり,皆さんバランスを崩しながらの滑降となりました。雪が重いだけではなく,滑走性の良い所とググッと引っかかる所が在ったり,その上粗踏み状態だったりして...難度としては相当の場所でした。“引く引くターン”や“愛のターン”イメージで,果敢に挑戦しその要領を会得しようと必死の滑走となりました。(^ー^)
 この様な最高級難度の場所を滑ると,兎平の左のコース...俗名「たぬき」は簡単かんたん...という感じで滑れます。人が入った形跡があり,その分水が沈んでいるので,滑りやすいのでしょう。その後,パノラマ,チャンピオンスカイペア,セントラル...と急斜面の悪雪を選んでの滑走でした。そして,次第に皆さんの滑りも安定して来ました。その一番のキーワードは“斜めの直滑降”でした。
 午後は,先ずリーゼンコース...普段あまり一般のスキーヤーが入らない場所を選んでの滑走でした。「へぇー?...リーゼンもこんな場所があるんだ?」...という声が聞かれましたが,探せばいたる所に,「私たちを子供に返させてくれる場所」...はあるものです。
 その後,パノラマ,たてっこ,白樺,セントラル...と,できるだけ人が入らない場所を選んで走破し,一日の「オフピステ特訓」を終了しました。滑っていて思ったのは,「アア,自分は子供の心に返って雪と戯れているナァー !!!...遊んでるナぁー !!!...」という感慨でした。この気持ち...「整地だけ選らんで滑っている人には分からないだろうなぁー...」と思った【TOK】でした。
 さて,今日は「栂池」で“オフピステ特訓”です。どんな斜面が,雪が...私たちを待っていてくれるのでしょうか? 楽しみ楽しみ !!! 
 では行って来まァァァーーーす !!!



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★ March  11  2006  Saturday  晴れ (白馬)
 今日は稜線に少し雲が掛かっていますが「晴れ」の白馬です。一昨日,昨日と黄砂が来たらしく,少し雪が黄ばみ始めました。これからこの様にして,雪は茶色に変わっていくのですが...。スキーシーズンはまだまだこれからです。(^ー^) ところで,この週末...皆さんはどちらで“スキー”...楽しんでますか? では今日も Have a nice day !!! 
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 昨日から「No.30:オフピステ特訓スペシャル 3日間」
が始まりました。辞書で調べると“off piste”とは「ゲレンデ外」...ということだそうで,一般には「グルーミングされていない所」...と考えていいようです。かく言う私もその意味で使っていました。
 昨日は雨こそ降りませんでしたが暖かく,ゲレンデはザクザク状態,オフピステは前回降った雪に水が浮き,もの凄く滑りにくい状態でした。でも,これも天なる神が与えてくれたシチュエーションだと思って勉強させていただきました。(^ー^) 今回は4名のお申込みでしたが,お一人の方が急に体調を崩され,キャンセルとなったため3名でのキャンプとなりました。先ず,「“オフピステ”は,どんな状態の雪であることが判らない時が多いこと,想像がつかない雪の状態であることもあり得ること...」を念頭に,トレーニングをすることにしました。特に昨日のシチュエーションは,その意味で「負荷の多い状態」で絶好のトレーニング...と言えたかもしれません。(^ ^)
 技術的には,「雪面の抵抗を繊細に感じ取りながら,身体のバランスを崩さないように滑る...」ということで,これに適した“引く引くターン”から練習することにしました。これは昔,あるスキーカメラマンから,「深雪撮影などでモデルより先に撮影ポイントに行かなければならないんだが,重い写真機材背負っているし,ストックも使えない...。こういう時の滑り方はどうしたらイイ?」...と聞かれて答えた滑り方でもあります。この3/8の「野麦峠キャンプ」でも使った滑り方で,ターン後半交互操作的に,それまでの外足を重心方向にゆっくり引き上げるようにするのです。
圧変化も緩やか...上半身の乱れも少ない...という滑りになります。これで“五竜とおみ”上部の悪雪を滑りました。また“Hakuba 47”のゲレンデ脇の悪雪も楽しみました。“Hakuba 47”から“飯森ゲレンデ”に降りる「アドベンチャーコース」では,この“引く引くターン”でコブの急斜面にも挑戦しました。(^ー^)
 さて昼食後は,いよいよ“愛のターン”の登場でした。そしてターン始動期の“Love”の局面でスキーを谷川に向ける意識ではなく,「角付けの切り替え時にスキーが向いている方向に開放しながら愛のチョコレートを探るイメージ」をもつことで,皆さんの滑りがさらに楽になりました。これでいろいろな“悪雪”を滑りました。「“雪”に良い悪いは無いから“悪雪”という言葉は使わない方が...」と仰った方がおられましたが,「スキーヤーにとって,条件が本当に悪い状態の雪」...ということで,あえて“悪雪”という言葉を使わせていただきますが...。(^ー^) それほど条件の悪い中でたくさん勉強することができました。
 そして,昨日の最後の最後にまたまた新しいイメージが生まれました !!!。“愛のターン”のバージョンアップ版ですが,この時のつぶやきの言葉を♪♪♪Love...Receive...Love...Receive...♪♪♪から♪♪♪Love...Kiss...Love...Kiss...♪♪♪
に代えてみたのです。谷回りのイメージ...外スキーの愛情をReceiveするイメージよりも,スキー板の“レシーブポイントRP”=愛のチョコレートの位置がスキーヤーの口の方に近づいて来て,Kissしてくれるイメージの方が,よりターン後半の圧を吸収してくれることが解ったのです。ターン後半の圧をより吸収でき,雪と喧嘩しなくなったということです。
 この“愛のターン”ニューバージョンで,ますますオフピステが楽しめることを確認した【TOK】でした。
 さて,今日は天気もよく,最高のオフピステ日和になりそうです。今日も楽しんで来ます !!!
 では行って参りまァァァーーーす !!!



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★ March 10  2006  Friday  曇り (白馬)
 今朝は曇り空の白馬です。昨日は朝の内は曇りだったのですが,その後晴れの良い天気に !!!。でも今日はこれから少し雨もふりそうな感じです。マ,季節は三月ですから...このようなことも当然といえば当然ですネ! でも,この様な天候でも,しっかり“スキー”...楽しみますよ !!! (^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 

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 昨日は“Mut”さんのプライベートレッスンでした。“Mut”さん...実は準指導員の試験を受けられるのですが,その前の最終調整...ということでの受講でした。ここまで来て,高速系の実践的種目についてその滑りの質を変える...というのは難しいのですが,プルークボーゲンなどの低速系の種目については,その理解を深めることで,ガラッとその滑りのイメージを変えることができます。そこで,主に低速系の種目をメインにレッスンさせていただきました。(^ー^)
 これまで主催団体が開催した「養成講習会」...というものを受講し,そのアウトラインは学ばれたようですが,その理解と実際の演技にまだ自信が無い...ということでした。滑りを拝見すると,たしかにギクシャクした滑りで,滑らかさが無く,何を訴えたいのか?という明確なメッセージも伝わってきません。...というより,先ず「何のためのプルークボーゲンなのか?」,「何を目的としてシュテムターンターンをするのか?」,「なぜプルークターンが検定種目の中に位置づけられているのか?」...という理解がされていないように思いました。そこでリフトの上で理論解説をし,それを雪上で試す...というやり方を繰り返しました。初めは頭が混乱して「…?!?!?!?!?!?」状態だったようですが,何回も繰り返すうち,次第にその意味が解り,演技も様になって来ました。(^ ^)
 プルークボーゲンではニュートラルをしっかり演技すること,そしてつま先支点として外かかとを地球のコア方向に押しやる意識,つまり“押すイメージのプルークボーゲン”を意識することを学びました。
 シュテムターンでは,プルークボーゲンの片方で滑るイメージをもち,次のターンへの移行時で一度プルークスタンスを確認するつもりで山スキーをV字形に開きだすこと,そしてその開きだした外スキーでプルークボーゲンのつもりで雪の抵抗を受けて行くこと...を意識して行ないました。この時,内スキーは“引くイメージのプルークボーゲン”を意識することで,外スキーに圧が集中しやすくなり,上体のフォームを崩すことなくターンが起こることを確認しました。
 プルークターンは簡単に言えば,「プルークボーゲンで“クロッシング”を行なうこと」です。圧変化でターンする意識ではなく,プルークスタンスでの圧状態50-50のから,片方のエッジを緩めていくのです。“キャスター・ターン”での二輪から四輪に移行させる意識です。するとエッジが緩み始めそのスキーが腰の下を通過するようになります。もう一方のスキーは圧こそ少ないものの角付けがされていますから,雪の抵抗を受けターンを開始するのです。プルークボーゲンをこの繰り返しイメージで行なえば,S○Jが言っているところの「プルークターン」ができてしまうのです。(^ー^)
 さて,“Mut”さん...きょうから本番です。試験直前の付け刃的な感じで受験されることになりましたが,頑張る...というより,楽しみながら最善を尽くして欲しいと思います。(^ ^)(^I^) 
 


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★ March 09  2006  Thursday  曇り (白馬)
 今朝は曇り空の白馬です。これからこの雲も取れ始め,晴天に向かうとのことです。(^ー^)
 さて,昨日夜,野麦峠スキー場から帰って参りました。途中...約2時間のドライブ...この三日間の余韻に浸りながらの運転でした。この三日間の経験...私のスキーライフにおける,ひとつのエポックメーキングな出来事になりそうな気がします。(^ー^)
 では今日も Have a nice day !!! 

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 昨日は
「野麦峠3日間キャンプ」の,三日目...最終日でした。(^ー^) きのうも晴れの良い天気でした !!!。ホントにこのキャンプ...天候やレッスンの条件に恵まれています。これも何かのめぐり合わせ...あるいは何かの啓示?...そんなことを思いながらのレッスンとなりました。
 ここ二日...“愛のターン”,“引く引くターン”を練習してきました。昨日はこの集大成として“味わう”...ということを思いながらスキーを楽しむことにしました。“愛のターン”にしても“引く引くターン”にしても,雪とのコンタクト...そこからやって来るエネルギーを感じながら滑っているのですが,その元々の“力”は「地球の引力」です。私たち人間は,この地球の引力にが引かれて斜面を移動し,その結果として“スキー”を楽しんでいます。「“スキー”は落下運動だ...」と言われますが,こういう視点での見方を,「“スキー”は地球の引力を感じて滑るスポーツだ...」という風に変えてみると,より“スキーを味わう”...という感覚が強くなってきます。“落下運動”...と言ってしまうと,どことなく「それに任せる...」という意識よりも「それと対抗する...」という感覚が強くなってくる気がするのです。角付けも重力方向にではなく,斜面に対して行ないがちになります。ところが,“引力を感じて滑る”...という意識になると,対抗ではなく「それと同化する..」.という意識が芽生えてくる...そんな風に思います。“スキーを味わって滑る”...という感覚も強くなります。そして角付けは,地球のコア方向に対して...という意識になるのです。この違い...そんなたいしたことじゃない...と思われるかもしれませんが,身体の特徴を生かす上では大変重要なことだと思います。特にひざ関節を横方向に使うか?それとも縦方向に?...という様な点では大きな滑り上の違いとなって表れてきます。どちらが「身体に優しいスキー」なのでしょう?
 さて,このようなことをお話しながら,大変空いている「野麦峠スキー場」を満喫させていただきました。レッスンをしていて感じたことは,人が少ない分衝突の危険が少なく安心してレッスンができる...ということ,またレッスンに適したいろいろな斜面に恵まれている...ということ,さらにこのエリアの宿泊施設,特に今回お世話になったヒュッテ「不思議童子」さんのような,自然との調和を第一に考えている施設が多い...という点で,「 jpSKI.com のスキーキャンプ」には大変適しているスキー場だ...ということでした。地球の引力ならぬ,スキーエリアとしての引力,エネルギーを感じた三日間でした。
 ご参加いただいた皆さん,そしてお世話になったスキー場関係者の皆さん,そして不思議童子の皆さん...本当にありがとうございました !!!。今シーズン...最も心に残るスキーシーンのひとつ...そんなことを思いながら白馬に戻って来ました。
 もう一度...ありがとうございました !!!。



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★ March 08  2006  Wednesday  晴れ (野麦峠)
 今日も晴れの「野麦峠」です。昨日は「快晴・無風」で最高のスキー日和でした !!! 野麦峠スキー場...想像以上にレッスンに適した所だと思います。そして,皆さんのおかげで,いろいろ貴重なな経験をさせていただいています。(^ー^) 
 さて,当ホームページ...おかげさまで,昨日,「アクセス100万回」を超えることができました。これも皆さんのおかげです。ありがとうございます !!! (^I^)今後もよろしくお願いいたします。

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 昨日は最高の天気でした !!!。無風快晴でこれ以上のシチュエーションは望んでも望めない...というほどの天候に恵まれました。(^ー^) 3/1の「教師日記」に...「…ひょっとすると新雪のプレゼントがあるかも !!!???。また晴れると景色も良く,北アルプスの山並みから乗鞍,御岳,天気がよければ加賀の白山まで見渡せる様です…」と書きましたが,これが全て実現しました !!! 本当に幸運です。
 さて,この様な好条件の中,レッスンが始まりました。で...先ずビックリ !!!,は今回参加いただいている“Sugi”さんの滑りの変わり様でした !!!。一昨日も新雪,悪雪の中,少しづつ上達されていたのですが,朝一番...まるで人が代わったかのような見事な滑りを見せてくれました !!!。実は“Sugi”さんのブーツ...やや前傾角が少ない...そう思ったので,一昨日の夜,急仕立てで「スポイラー」を作って差し上げたのですが,それが効いたのでしょうか?...ターン前半の捉えがまるで別人のようになったのです。ご本人もその捕らえ感覚の違いにビックリされたようですが,今回ご参加の他の皆さんも,“Sugi”さんの変容ぶりには大変な「驚き」でした。(^ ^)
 レッスンは午前中,先ず“愛のターン”の復習から始めました。一昨日は斜面条件が新雪粗踏み状態でしたので,雪からの抵抗の来方が一様でなく,バランスを崩しやすい条件の中でのスキーでしたが,昨日はそれとは打って変わって整地された斜面で“愛のターン”イメージの練習ができました。♪♪♪Love...Receive...Love...Receive...♪♪♪の声がゲレンデにこだまし,皆さんのスキー...実に活き活きした滑りになりました。(^ー^) そして,“愛のターン”の効果...皆さんもしっかり確認されました。
 午後は,ゲレンデ下部...少し雪の表面に水が浮き始め,滑りにくい条件になり始めました。3月ですから,天気が良くなれば,これは当然のことです。...で,この様な条件でもうまく滑れるイメージ...ということで,“引く引くターン”を練習することにしました。これも効きました !!!。レッスンで“引く引くターン”が登場するのは久しぶりのことですが,このイメージの有効性が再確認できました。それまでターンをリードして来た外スキーの圧を,足を引き上げる感覚で引き上げ,次のターンに入って行く...というものなのですが,このイメージで,次の外スキーの捉えが見事にできるようになったのです。(^ー^) つまりは「交互操作同調運動」を行なっているのですが,これがうまくできると,次の外スキーでの捉えを地球のコア方に意識するのが非常に楽になります。そして,急斜面でもターン前半での雪面コンタクトが行なえるようになり,スピードコントロールも楽になります。圧変化も緩やかで,上半身の乱れもほとんどありません。このイメージの滑りで,またまた皆さんの滑りが変わりました !!!。(^ー^) 
 今回のキャンプ...初日は新雪や粗踏み...二日目が整地されたいろいろな斜面...そして,空いている環境...とレッスンには最高の条件がそろいました。そして,ヒュッテ「不思議童子」でのスキー仲間との語らい...。このような素晴らしい環境と条件の中でレッスンができることの幸せを感じています。(^ ^)(^I^)
 今日はキャンプ最終日です。天気も昨日のような「快晴」...とはいきませんが,おかげさまで「晴れ」です。“スキー”...思いっきり楽しみたいと思います。
 では行って来まァァァーーーす !!! (^ー^)


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★ March 07  2006  Tuesday  晴れ (野麦峠)
 今日は快晴の「野麦峠」からの Up date です。
 写真はキャンプの宿泊先,ヒュッテ「不思議童子」からの遠望で,穂高の山並みです。(^ー^)
 昨日は新雪滑走,今日は快晴の中での“スキー”です。ホント...最高です !!!。ついています。
 皆さんも  Have a nice day !!! 

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昨日から
「野麦峠3日間キャンプ」が始まりました。昨シーズン,私のキャンプに参加いただいた“Mat”さんのご協力を得て,「野麦峠」...初のキャンプとなりました。このスキー場...私には初めてのスキー場です。初めてのスキー場を訪れる時はいつもワクワクします。その土地やエリアの持っているエネルギーみたいなものを感じられる幸せがあるからです。(^ー^)
 さて,昨日は朝早く,5時半過ぎに白馬を出発しました。2時間半くらいは掛かるかな?と思っていたのですが,白馬と野麦は雪だったにもかかわらず,1時間50分で着きました。今回のキャンプの宿泊先はが“Mat”さんが経営されている「不思議童子」という名前の素敵なヒュッテです。今回ご参加の皆さんは4名ですが,みなさん前日からお越しになっていて,すでにおそろいでした。
 9時半,ゲレンデに出て早速滑り始めました。昨夜からの雪がゲレンデ下部で約20センチ,中間部で30センチの積雪があり,いきなり新雪滑走になりました !!!。この時期...しかも晴天率の多いこの野麦峠スキー場で新雪滑走ができるとは想像もしていなかっただけに,少々興奮気味の【TOK】でした !!!。(^ー^) 早速レッスンですが,初めは“オレンジ・ターン”から始めることにしました。新雪と言っても少し湿度が多く重めの雪です。スキーを振り回したり,“Do Ski”的な動作ではなかなかうまく滑れません。雪の圧を感じ取りながら,スキー板の特性を生かし,その圧と調和して滑ることが大事です。それには“オレンジ・ターン”が最適ですので,先ず足裏にオレンジをイメージしながら滑ることにしました。(^I^) これまでは,このような新雪...敬遠気味で,あまり体験することが無かった...とおっしゃる方々...時々バランスを乱すことはあるものの,スムーズに滑られるようになりました。そして皆さんのお顔には満面の笑顔が...。一緒に滑っていてこれほど嬉しいことはありません。こういうシチュエーションを作ってくれた天の神に感謝の【TOK】でした。
 午後は“愛のターン”をすることにしました。午前中の滑りで,かなりスピードも出るようになり,スキーがたわみだし,カービング要素が出始めました。そこで足裏中心の滑りから,スキー板トップ部分で抵抗を受け止めて滑る意識を取り入れることにしたわけです。“センサーポイントSP”の愛のチョコレートから愛情が,“レシーブポイントRP”の自分のハートにやって来る...というイメージは,さらに皆さんの滑りをスムーズにさせてくれました。(^ ^)(^I^) ゲレンデ全てが重めの新雪の中,みなさん4時までじっくり滑りました。お疲れ様でした !!! (^ー^)
 夜は美味しい食事を一緒にいただいた後,撮影したビデオを見ながらのミーティングでした。スキーの技術もさることながら,“スキー”を介して野麦に集った人々との「コミュニケーションの素晴らしさ」を思った【TOK】でした。
 今日は「快晴」になりました !!!。360度広がる景色に囲まれ,“スキー”楽しんで来ます。
 では,行って来まァァァーーーす !!!



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★ March 06  2006  Monday  曇り (白馬)
 今朝早くは「湿雪」が降りました。今...朝5時はその雪も止んでいます。
 今日から始まる「野麦峠3日間キャンプ」のため,今朝早く白馬を出ます。初めて訪れるスキー場です。どんなエネルギーに出逢えるんでしょうか?楽しみです !!! (^ ^)
 明日は,野麦峠からの Up date です。では行って来ます !!!。 皆さんも  Have a nice day !!! 

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 昨日は「No.28:テククラ合格に求められるスキーの技術...を考えるキャンプ」最終日でした。
 やはりキャンプ...三日あるとそれなりの効果が出る !!!...そう実感した一日でした。(^ー^)
 昨日はテククラ検定の実際の場面を想定した実践トレーニングをメインに行ないました。一昨日まで学んだ基本的なことがら...舵取りのイメージと角付けの切り替えのイメージをしっかり持ち,それぞれ自分の個性を生かした滑りをする...ということを,各種目ごとに見直しました。みなさんから「ここのイメージは?」,「ここではどのような意識で?」...といった質問も活発に出て,単に教わる...という姿勢でなく,自ら考え悩んだことを私にぶつける形の,本当に活き活きしたキャンプになりました。(^ ^)(^I^) 
 そして圧巻は...昼食後に起こりました !!!。それは...「ブーツをしっかり締める !!!」ということでした。ここ数日,皆さんの滑りを見ていると,どうもスキーのトップが内側に入り込んで来るのがイマイチ...なのです。「彼等くらいのポテンシャルがあれば,良い位置に乗れているのだから,もっとトップがヒューンと入って来ても良さそうなものなのに...?!?!」と思っていたのです。そしてランチの時,「ブーツの硬さ」の話題になりました。硬いブーツの方が雪からの情報を繊細に感じ取れる...という私の経験を話したところ,皆さんはどうもブーツが柔らかめで,せっかくある「パワーベルト」もゆるゆる状態で使っているらしいのです。そこで,ブーツをしっかり締めて滑ることにしました。そしたら...ホントに(*_*)(*_*)(*_*)ビックリです !!! !!!。みなさん,昼前の滑りとは打って変わった滑りをされるではありませんか !!!。せっかくかかと支点になっても,ブーツがゆるゆるで,その圧を下肢でしっかり受け止めれない状態で滑っていたのです。要するに下からの圧が,ブーツの柔らかさに吸収されて逃げてしまっていたわけです。下から来る圧に敏感になれば,ある程度ブーツが緩くてもその圧の加減がわかるのですが,初めはその圧の違いが判らないため,できるだけブーツを敏感にさせておく必要があるのです。
 これに気付いてから皆さんの顔つきが変わりました !!!。そして,ほとんどの方から「判るわかる !!!。やってくる圧の感じが判る !!!」...という声が聞かれたのです。...でも,どことなく拍子抜けで,ちょっぴり反省の【TOK】でした。「みんなが使っているスキー板には注目していたのだけれど,ブーツをしっかり締めていることを確認しないでレッスンしていた自分が恥ずかしい...」そう思ったのです。でも,それ以降,この二日半行なってきた勉強が活きました !!!。滑りが本当に違って来たのです。マ,最終日だったけれど,最後の最後でも,このことに気付いて良かった !!!。これも天なる神の啓示...そう思って納得した【TOK】でした。(^ー^) そういうわけで,皆さん !!!...ブーツもしっかり締めましょうネ!(^ー^)
 さて,この三日間...テククラの技術を考えてきました。そして,結局それはなにも「特別な技術ではなく,基本に忠実な技術であった...」ということを実感したのでした。(^ー^)
 参加いただいた皆さん...楽しい三日間ありがとうございました !!!。そしてお疲れ様でした !!!
 ではまた...  シーハイル !!!



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★ March 05  2006  Sunday  快晴 (白馬)
 今日も「快晴」の白馬です !!!。週末二日間とも快晴...は今年は初めてかな?
 この週末白馬エリアでスキーができた人は幸せですネ !!! (^ー^)
 個人的なことですが...姫路方面からお越しのみなさま...最高の条件で滑れ良かったですネ !!! 精一杯楽しんで行って下さい !!! (^ー^) では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日は
「No.28:テククラ合格に求められるスキーの技術...を考えるキャンプ」二日目でした。昨日の日記にも書いたように,テククラ合格のために身に付けたいスキー技術...これは何も特別な技術ではなく,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を最も生かした形でマッチさせることのできる技術だと思います。言ってみれば,最も基本的な技術で普遍性のある技術...つまり,特別な用具に左右されたり,年齢や性別によるハンディが出たり,時代の流行に左右されたり...ということが最も少ないものでなければならない...ということだと思っています。そう考えると,テククラ合格に求められるスキーの技術...「基本中の基本となるもの !!!」ということになります。
 こういう視点に立って,昨日は先ず「スキーの軌跡と重心の軌跡をできるだけ離さない舵取りとは?」,「山回りでのエネルギーを次の谷回りにつなげるとは?」,「躍動感ってどういうこと?」,「滑らかな角付けの切り替えとは?」,「山回りでの圧と谷回りでの圧の違いは?」...ということについて考えました。これらのことを考えて来ると,結局「スキーは落下運動そのもので,地球の引力をどう素直に受け容れるか?」ということ,そして「人間の身体に負担を掛け過ぎない乗り方をどうおこなうか?」ということに尽きます。これを思えば思うほど,現今のS○Jの理論のオカシサが突出してくるのでした...(=_=;)
 テククラの検定を受ける時,もしこの様な考えで受験することができれば,「点数を取りに行く滑り」や「点数をもらう滑り」ではなく,検定そのものを「真にスキーのうまさを発揮し表現できる良い機会」とすることができます。あとはジャッジがそれをどう観るか?あるいは観れるか?...ということで,ポイント評価されるだけの話しです。受験する側は,「自分の考えるスキーのテクニック」を充分発揮できればそれが最高だと思います。それを見抜く眼力のあるジャッジが居る受験場所を選ぶことも大事になります。ジャッジの目が曇っていれば,どのような合理的なスキーを披露したとしても,評価されないからです。言葉を換えて言えば,「受験する側が真の評価を下せる受験場所を選ぶこと...」だと思います。(^ー^)
 さて,今日はキャンプ最終日です。幸い天気もいいので,精一杯“スキー”...楽しんで来ます !!!
 では行って参りまァァァーーーす !!! (^ー^)


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★ March 04  2006  Saturday  快晴 (白馬)
 今日は「快晴」の白馬です !!!。週末が晴れてくれると,一週間お勤めをされた方々への大きなプレゼントのような気がして,私も嬉しいです。(*^^)v 今年はまだ黄砂も少なく,雪の状態も良いので,快適なスキーができます。みなさん !!! 精一杯“スキー”...楽しんでくださいネ !!!(^ー^)
 では今日も  Have a nice day !!! 

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 昨日から「No.28:テククラ合格に求められるスキーの技術...を考えるキャンプ」が始まりました。今回も定員の8名の方が参加してくれました。ありがとうございます !!! (^I^)
 さて,このキャンプ...テククラに合格するための技術を身に付ける...というより,テククラの技術って何?...ということを考えるキャンプです。もちろんこのことを考えていけば,おのずと検定の目指している目的が見えて来て,合格に近くなるとは思いますが...。で,今回のキャンプの初めは「スキーがうまい」ってどういうこと?...を考えることにしました。それはひとことで言えば「合理性があるかどうか?」...だと思います。この“合理性”...いろいろな捉え方があると思いますが,私は“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を生かした滑りだと思っています。この三つの要件がマッチした時こそ,最高の合理的滑りができている...そう思います。テククラ検定...というと,「あの滑りでは身体を壊してしまうのではないか?!?!...」と思えるような滑りをする人,「他人には真似のできないサーカス的滑りをすればイイ...」と思っている方が居られるのですが,それは違うと思います。どれだけ用具の特徴を活かし,人間として普通の人が普通に持っている自分の才能を開花させ,与えられた斜面条件に合った滑りができるか?...ということだと思います。そうすればおのずとそのプレーヤに合った個性ある滑りが出現し,見ていて“美しい !!!”...と思えるような滑りができるのです。言葉を換えて言えば「どれだけ基本に忠実に滑れるか?」...ということでもあります。これこそが“合理的”滑りだと思っています。
 昨日は以上のようなことをレッスンの最中に話しながら,「用具の持っている特徴とは?」,「落下エネルギーを使うとは?」,「ターンするとは?」,「円弧の構成は?」,「圧の調整とは?」,「スムーズな角付けの切り替えとは?」,「身体の特性を活かすとは?」...ということを学びました。このことを考えるイメージは“Sound of Music Turn”と“愛のターン”でした。(^ー^)
 ビデオに撮ったBefore映像では,皆さんの滑りの特徴がいろいろ見られました。他の人の滑りを見て,それを自分なりに分析し,どう合理的でどう合理的でないか?を考えることも,自分の技術を磨く上で大事なことです。今回のキャンプでは,そのような視点で,人の滑りを“観る”...ということもテーマとして設けることにしました。夜のミーティングでは,それらのことを,私の観点で皆さんに話させてもらいました。
 今日はイイ天気です。キャンプ二日目...今日も楽しい“スキー”ができそうです。(^ー^)
 それでは行って参りまァァァーーーす !!! (^ ^)(^I^)



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★ March 03  2006  Friday  雪 (白馬)
 今朝早くは,少し薄日が射していたのですが,7時過ぎ...雪になりました。この雪...今日昼頃まで続き,明日,明後日は「晴れ」予報です。 この週末...またイイ条件で“スキー”が楽しめそうですネ !!! (^ー^) では今日も  Have a nice day !!!
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 昨日は“Kag”さんのプライベートレッスンでした。“Kag”さんは2年ほど前に私のホームページに出会ったそうで,それからずーっとご覧いただいているとのことです。その間いろいろ“フィーリングスキー”を試されて来たようです。
今回は,「2シーズン半練習してきた成果を見てもらい,滑りのいいところや,出来ていないこと等を教えてもらいたい...またさらにステップUPするにはどうすればいいか?」...ということでの受講となりました。
 滑りを拝見すると,かなりイイ滑りをされていました。ただ大回り系でやや角付けを使い過ぎること,小回り系でスキーが身体から遠くに離れてしまうこと...の欠点が見られました。このままでも充分“スキー”を楽しむことはできると思いますが,いろいろな斜面でより応用の利く滑り...ということで,レッスンさせていただきました。
 まず“フィーリングスキー”の“キャスター・ターン”から始めました。「教師日記」をよくご覧いただいているので,それのアウトラインを約30分おさらいし,斜面移動と雪の抵抗でターンする...ということの基本を学びました。その後,ここ数週間のレッスンでその効果が確認されている“愛のターン”を経験していただきました。
“Kag”さんはかなり“感性”が豊かで,私の話すことを次々にクリアされました。“センサーポイントSP”の「愛のチョコレートイメージ」,そこから“レシーブポイントRP”に向かう「愛のラインイメージ」,「自分のハートへの愛の受け容れイメージ」,角付けの切り替え時の「キューピットの矢イメージ」...など等,昼前にその感じをしっかりつかまれました。(^ー^)
 午後は「ターンの始まりと終わり意識」の練習から始めました。やはり彼もこのイメージを持つことで“愛のターン”がさらに生き,より一層流れのスムーズなターンになりました。(^ ^) もちろん大回りでのエッジの使い過ぎも,小回りで腰の下からスキーが離れ過ぎるのも無くなりはじめました。その後,この成果を試すためにスキー場上部に行きました。上部のアイスバーン状態での滑り,またコブ斜面の滑りもなかなか良い滑りをされました。ただもう少し,しっかり愛を受け容れると,懐が深くなってさらに素晴らしい滑りになると思います。もう少し素直に愛を受け容れる...ということでしょうか?(^ー^)
 一日だけのレッスンで,いろいろ駆け足的なレッスンになってしまいましたが,“Kag”さんは見事にこなしてくれました。これを機会にさらに“スキー”を楽しんで欲しいと思います。
 ありがとうございました !!!...そしてお疲れ様でした。(^ ^)(^I^)



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★ March 02  2006  Thursday  うす曇り (白馬)
 今日は天空の1/10以上青空ですので「晴れ」です...。太陽はあいにく射していませんが,昨夜降った雪で一面真っ白い白馬です。(^ー^) 昨日は雨でしたが,今日はイイ条件で“スキー”が楽しめそうです !!! (^ー^) では今日も  Have a nice day !!! 
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 昨日は“Mot”さんのプライベートレッスンでした。“Mot”さんはご自分の滑りをよく分析されていて,その中でご自分がシックリとしていないところを見て欲しい...ということでのレッスンでした。あいにく「雨」の中のレッスンになってしまいましたが,先ず滑りを拝見することから始めました。ご自分の分析どおり,“センサーポイントSP”から“レシーブポイントRP”に伸びる「軸」が見られず,やや身体が遅れてしまっていました。その結果「舵取り」がうまくいかず,圧が逃げてしまって丸い円弧が描けない状態でした。
 そこで,“Sound of Music Turn”で「音源」,つまり“センサーポイントSP”を,しっかり意識することから始めました。その音をしっかり聞くようにする数回のドリルで,少しづつ“センサーポイントSP”から“レシーブポイントRP”に伸びる「音のライン」が見え始めました。ですが,ターン後半スキーの回り込み方がイマイチでした。どうしてもターン後半に突っ張ってしまうクセが出てしまうからです。そこで結局“愛のターン”をすることにしました。やはりこの“愛のターン”が効きました。(^ー^) ターン後半スキートップが内側に回りこもうとするのを,素直に受け入れることができるようになるからです。(^ ^) 下から来る圧を受け容れようとする意識がでるため,脚が上方にたたまれて懐が深くなるのです。これは上体が脚に近くなって懐が深くなるのと「形」は似ていますが,その本質は全く逆です。上半身は非常に静かなまま懐が深くなって,スキーが身体の下に「たたみ込まれる」のです。その結果,重心とスキーの軌跡がスムーズに近寄るようになります。角付けも自然に少なくなり,フラットになって来ます。ですから,次のターン始動もやりやすくなる訳です。この“愛のターン”で,ご本人が仰っていた懸念...「重心が後ろ...」,「クロスオーバー、クロッシングが上手くいっていない...」,「内足がスムーズに外足の動きに付いていけない...」が払拭されることになりました。(^ー^)
 午後は“Mot”さんの分析による他の懸念...「急斜面の小回りで、スムーズに滑れない。斜面を落とされてしまう...」ということと,「急斜面小回りでのスピードコントロール...」について学ぶことにしました。“愛のターン”でこれらのこともかなり改善されたのですが,ターン前半の捉え意識が不足していたのと,「斜面に対して角付けをするイメージ」が強かったので,「地球のコアに引かれるイメージ」を持つようにするにはどうしたら良いか?を考えることにしました。ターン前半で地球のコア方向に一度意識を持ち,スキーがフォールラインを向く時は「直滑降」に入るつもりで滑る練習をしました。言葉を換えて言うと,「教師日記」の「ターンの始まりと終わり」で述べた「S字意識」を持つということです。この練習でターン前半の捉えが改善されました。そして“愛のターン”のターン後半の処理とあいまって,小回りも以前の滑りとはすっかりその様相が変わりました。(^ー^)
 一日中,雨の中でのレッスンでしたが,それを押して行なった効果はあったと思います。
 お疲れ様でした !!! 風邪...ひかれませんでしたか? ではまた...(^ ^)(^I^) 


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★ March 01  2006  Wednesday  曇り (白馬)
 今日はあいにくの「小雨」が降っています。この雨...一日続くようですが,身支度さえしっかり調えれば,“フィーリングスキー”にはあまり関係ありません。
 春のスキーではいつ雨にあたるかわかりません。...雨具,手袋,ゴーグルなどの備えは万全にしましょうネ !!! (^ー^)
 では今日も  Have a nice day !!! 

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 今日からいよいよ三月です。日本のスキーシーズンも,あと二ヵ月半です。シーズンも中盤から終盤...という感じになって参りました。これまで数々のキャンプに多くの方々のご参加をいただきました。ありがとうございます。(^I^) これらのキャンプで新しいフィーリングをつかまれた方,イマイチだった方...いろいろおられると思いますが,【TOK】としては,“Sound of Music Turn”と“愛のターン”のイメージじ気付いたことが大きな出来事でした。正直...私の感じではこの二つのイメージで,多くの方がスキーの滑りを見直されたのでは...と思っております。(^ ^)
 三月からもキャンプ...続きますが,中盤から終盤に差し掛かって,その内容を少し見直しながら,みなさんにより役に立つレッスンができたら...と思っております。以下...これからのキャンプの概要をお知らせしたいと思います。
 ★ No.29: 野麦峠3日間(3/6〜7)
  野麦峠...【TOK】も訪れるのは初めてのスキー場です。情報によると...標高2130mから、標高差730mを一気に滑り降りる4000mのダウンヒルは滑りごたえ十分...とのことです。また標高1400m〜2130mに広がるスキー場なので雪質も良いとのことです。3月ですからあまり期待できないかもしれませんが,ひょっとすると新雪のプレゼントがあるかも !!!???。また晴れると景色も良く,北アルプスの山並みから乗鞍,御岳,天気がよければ加賀の白山まで見渡せる様です。ここでのレッスンは“Sound of Music Turn”をメインに行なう予定です。定員にまだ余裕があります。(^ー^)
 ★ No.30: オフピステ特訓スペシャル 3日間(3/10〜12)
 オフピステを滑るための基本的な練習を行ないながら,実際のオフピステに挑戦します。雪や地球のエネルギーが感じられるといいですネ !!! (^ ^)(^I^)
 ★ No.32: “フィーリングスキー”スペシャル 3日間 No.3(3/16〜18)
 表題では“お習字ターン”スペシャル...となっておりましたが,今シーズンのレッスンを押し進めてきた結果,この“お習字ターン”にこだわらず“Sound of Music Turn”や“愛のターン”を交えながら“フィーリングスキー”の真髄に迫りたいと思います。
 ★ No.33: 渡り鳥スキーキャンプ3日間(3/19〜21)
 飛び石連休のキャンプですが,白馬エリアをメインに,オフピステを探して滑り回りたいと思います。さて,どこのスキー場のどの斜面がどんなエネルギーに溢れているでしょうか?楽しみ楽しみ !!! (^ー^)
 ★ No.34: 新井リゾートスペシャル3日間(3/24〜26)
 昨年の5月中旬,この「新井リゾート」に行って滑って来ました。その模様はARAIスキー場を楽しむに書きましたが,本当に楽しかったです !!!。日本では数少ない「オフピスの天国」のような印象を受けました。今シーズンはぜひ雪がまだ十分残っている時期に訪れたいと思います。モチロン寿司も食べますよ !!! 
 ★ No.35: 春雪の滑り方特訓講座 (3/27〜29)
 春雪の特徴...ザラメにアイスバーン,ザクザク雪...。3月のこの様な雪ではうまく滑れない...という方のために特別講座を設けました。もちろんその骨子は“フィーリングスキー”です。この講座でキット貴方のスキーシーズンは二ヶ月増えることに !!! (^ー^) このキャンプの申込みは e-mail にてお願いします。
 ★ No.36: カナダスキーツアー No.1(4/2〜9) & No.2(4/9〜16)
 一応,申込締切となりましたが,旅行主催会社JTBからの連絡によりますと,まだ少し余裕があるようです。参加後希望の方は e-mail にてお知らせ下さい。(^I^)

  以上,4月中旬までの企画についてお知らせいたしました。
 2006シーズン...これからもまだまだ続きます。天の恵みの“雪”に感謝しながら,精一杯“スキー”...楽しみたいと思います。ご一緒に滑れるのを楽しみにしております !!! (*^^)v
 では...これからもいいシーズンを !!! シーハイル !!!

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