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★ Sept30 2005 Friday 曇り (白馬)
気温15℃...「曇り」の白馬です。曇り...と言っても晴れと曇りの丁度境...といった感じで薄日の射している曇りです。
ところで,今日で9月も終わり...明日からはいよいよ10月です。早いところのスキー場はOpen
!!!...というニュースも聞かれるでしょう。皆さんの今シーズンの「初滑り」のご予定は?(^I^)
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昨日ある会議で,過日紹介した元“Ski ○ournal”,“スキー○ラフィック”の編集長を歴任された“F”さん,それにスキーブーツ設計でご活躍されている“Y”さんとご一緒いたしました。その会議の席で,「“スキー”ってもっともっと楽しんだよ
!!!ということを皆さんにお伝えしたいネ...」ということを話し合いました。(^I^)
さてその話題の中で,「検定制度はある時期,スキー人口を増やす原動力になったのは確かだけれど,それが今,茶道,華道といった日本の伝統的“家元制度”みたいな形で“弊害”となって来ている。“スキー”は資格や認定を受けることもある意味での楽しみではあるかもしれないが,家元制度的な“スキー道”になってはいけない...」という発言がありました。私も“スキー”を“資格認定”のための“○○道”という風に考えることには賛成できません。ですが,“スキー”を楽しむことによって,精神的な開放感や自由感を味わい,身体の神秘に気付き,心身共に癒され,そして人生の意義にまで触れることができるのも事実だと思っています。“スキー”は剣道や柔道と同じように,その深さに触れることで「精神的高揚」をもたらしてくれることは明らかだと思っています。ですから,私に言わせれば“スキー”は立派な“道”だと思っています。
資格や段位だけにこだわることなく,授けられた自分の身体そのものをセンサーとして大自然の素晴らしさを味わう。そして生きていることの意味を探り,生まれてきたことに感謝できる...。そこまで行ってこそ本当に「“スキー”って楽しいネ
!!!」と言えるのだと思います。単に汗をかくスポーツ,形だけのスポーツ...で終わることの無いよう,われわれスキー教師も肝に銘じることが大事です。技術の修得だけにこだわらず,“スキー”を通して感性や感受性を高め,“真のスキーの面白さ”を皆さんと共に探り,楽しむ...。この様な姿勢があれば,スキーはたんなる“ウインタースポーツ”から“道”として歩み始めると思います。
今シーズンから【TOK】も気持ちを新たにして,この“スキー道”...探って行く覚悟です。“スキー道”...その担い手の一人として,皆さんのお役に立てれば本当に嬉しいことだと思います。“スキー道”への新たな歩みが始まります。(^
^)(^I^)
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★ Sept29 2005 Thursday 晴れ (白馬)
今日は,八方尾根には少し雲が掛かっていますが,秋空が広がっている白馬です
!!!。
日本列島...ここのところ一気に「秋」の気配が広がっているようです。気温がかなり低くなってきました。風などひかれませんよう,ご自愛のほど...。
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一昨日,昨日と結果的に「教師日記」...オヤスミとなってしまいました...。「必ずUPする
!!!」と約束しながら,それを守れず...申しわけありませんでした...。(=_=;) 先ずお詫びいたします...。
そのいい訳をするつもりはありませんが,ホントに忙しかったのです。その理由は「Tシャツプリント」の仕事があったためです。お客様から頂いたご注文のデザイン...ちょっと手間の掛かるモノでした。でもそのデザインの意図を生かし,着ていただく方々にご満足頂くためには,シルクプリント作業も手を抜くわけにはいきません。そんなこんなで思ったよりもプリント時間が必要になり,二日間の多忙...となったのでした
!!!。(=_=;)
この「Tシャツプリント」の仕事...私は好きです。というのは「Tシャツ」そのものにもそれなりのオーラというかエネルギーみたいなものはあるのですが,無地のままだとそのエネルギーレベルも低いのです。ところが,それにあるデザインをプリントすると,別の「意思を持ったTシャツ」に生まれ変わるのです。(*_*) 多分みなさんはデザインされたTシャツをご覧になる時,Tシャツがオーラを持っているとか,Tシャツにエネルギーを感じる...というようなことはあまり意識されないかもしれません。でも長い間「Tシャツプリント」の仕事をしていると,同じTシャツでもプリントされるそのデザインによってオーラ度の違ったTシャツに変身するのが分かります。ロゴデザインそのものでも変わりますし,そのプリント位置やプリントカラーでも,それぞれオーラ度が異なって来ます。皆さんがデザインそのものの大きさや,プリント位置にこだわるのは,その出来上がったTシャツに命を与え,さらに高いオーラのTシャツにしたい...という顕れなのだ...と思います。「プリント」によって単なるTシャツが,意思を持ったTシャツに生まれ変わるのですから,「せっかく作るならさらに強烈なオーラを
!!!」...とクライアントのみなさんが思われるのは当然です。そして,決められたデザインを,その意志を生かしてTシャツに息を吹き込むのが「プリント師」の仕事なのです。自分のことを「師」をつけて呼ぶのは思い上がりもはなはだしい
!!!...とお叱りを受けることを覚悟の上で,敢えて「師」と呼びますが,それほどの“意識”を持ってプリントをしています。「このTシャツを着ていただく方から,デザインを生かした良いオーラが出ますように
!!!」と祈りながら,いちまい一枚刷るのです。この「Tシャツプリント」の仕事...私は好きです。今回はこの作業が一枚5回刷りで300枚でした...。(^
^)(^I^)
さて,この「Tシャツプリント」...じつは「スキーレッスン」と似ている...そう思います。クライアントのTシャツに(受講生の方々おひとり一人に),もっともふさわしいデザインを(個性を生かしたスタイルの滑り方を)熱意を持ってプリントしてさしあげられ?(レッスンを通して感じ取っていただけ?),よりオーラを発揮できるものに変えて行くか?(より自由度のある“スキー”を楽しんでいただけるか?) Tシャツプリントも,スキーレッスンも,結局は「息吹を与え,より高いポテンシャルに持ち上げること」なのだと思います。
このようなことを考えながらの二日間の「プリント作業」でした。(^
^)(^I^)
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★ Sept28 2005 Wednesday 曇り (白馬)
雨こそ降ってはいませんが...曇り空の白馬です。室内の気温も17℃...といよいよ掛け布団も厚手のものが必要な気候になりました。
そういえば,いつの間にか朝5時でもまだ暗い季節になりました...。
急ぎの仕事がまだ終わっていないので,「教師日記」の
Up date ...少し遅れます...。(=_=;)
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今日も,昨日の続き...続いています...(=_=;)
申しわけありませんが,「教師日記」の Up date
...少し遅れます...。ひょっとすると午後から夕方になってしまうかもしれません...。でも必ずUPしますので
!!! (^ ^)
……
...と書いて,結局いろいろあって...結局夜の9時過ぎになってしまいました...(=_=;)
まことに申しわけありませんが...今日はもう寝ます...。ちょっと疲れました...。
明日午前中に「教師日記」...復帰しますので,ヨロシクお願いいたします。
では,オヤスミなさい... (^ ^)(^I^)
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★ Sept27 2005 Tuesday 曇り (白馬)
今朝はすこし集めの雲に覆われていた八方尾根ですが...少しづつその雲が薄くなって来ました。
気温は18℃...。秋本番の白馬です。
さて,今日は急用のため「教師日記」オヤスミです。申しわけありません...(=_=;)
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★ Sept26 2005 Monday 晴れ (白馬)
秋分が過ぎたら,ホント...急に秋が深まって空気がピリッとし始めた気がします。(^
^) 夏のどことなくボォーっとした空気のよどみみたいなモノが取り払われ,身体もスキッとしています。
ひょっとすると「気持ち」だけの問題なのかもしれませんが...いずれにしても気持ちの良い朝です
!!! 皆さんの今日も素晴らしい一日であります様
!!!(^ ^)(^I^)
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昨日,「メルツェン」に元“Ski ○ournal”と“スキー○ラフィック”の編集長を歴任され,今は白馬にお住まいの“F”さんがお越しになりました。“F”さんとは20年ほど前,氏が“スキー○ラフィック”の編集長をされているころからのお付き合いです。(^I^)
その“F”さん...その語り口はまことにストレートで,野球で言えば「直球しか投げない
!!!」といった人です。その人が私の新しい出発を祝ってくれました。そして,「【TOK】さん...どこの組織にも所属せず,わが道を行きなさい...。その内,あなたのスタイル...“スキー指導はあくまで生徒さんのために...”というやり方が理解され,この決断が正しかったことが証明されるよ
!!!」...と励ましていただきました。
私が新しい出発をすると聞いて,「よく決断した
!!!」と励ましてくれる人が圧倒的に多いのですが,中には「...大丈夫?」と心配してくれる人も居られます。でも私は,「自分はこういう状況になる宿命にあったのだ
!!! これは自分に与えられた使命なのだ
!!!」と本当に思っています。気負い無く,本当にそう思っています。私は別に特定の宗教を信じているわけではありませんが,「この決断は,私をこの世に送ってくれた“天なる神”の意思なのだ
!!!」...と信じ込んでいます。ですから,失敗するとか成功するとか,成功させなくちゃ...といった気持ちは無いのです。まさに,「“天なる神”の思し召しのようになる......なるようになる...」の心境なのです。どこまでも根アカの【TOK】です。もし,ひとりでも「【TOK】と一緒に“スキー”ができて楽しかった
!!!」...と仰っていただければ,それで満足なのです。
でも,そうは言いつつも,「心配していただける...」ということも,本音では嬉しいことです
!!!。そう仰っていただける人たちに対しても,安心していただけるように,“最善”を尽くしたいと思います。
紋切り型ですが...皆さんのご支援,そしてご鞭撻をよろしくお願いいたします。(^
^)(^I^)
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★ Sept25 2005 Sunday 曇り (白馬)
今日は連休の,そして「愛地球博」の最後の日です。私は行きませんでしたが「愛地球博」...かなりの入場者があったみたいで良かったですネ!(^
^)
その連休...今朝早くは曇り空でしたが,少しづつ雲が切れ始め,陽が射しそうな気配になりました。(^I^)
みなさん !!! 休日しっかり楽しんでますか?
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9/23の「教師日記」で“遊び心”...についてお話しましたところ,数人の方から同じような内容の
e-mail
をいただきました。ありがとうございます。その共通することは...『…“遊びの心”が無いと技術取得の目的も限定されたものになってしまう。自由な楽しみが失われ,画一的な型にはまった滑りだけになってしまう...。スキー指導者はもっとこの“遊ぶ”ということを頭に入れて指導すべきだ...。今のスキー界の低迷を招いている原因の一旦はここにある...』ということでした。
私も,皆さんの仰るとおりだと思います。“遊びの心”には「俺はおれ,他人はひと...」あるいは「他人との違いを気にしない...」といった“自由度”みたいなものがあります。スキーをするのは自分自身のためなのにいつの間にか,「他人がどう見てるだろう?」とか,「あいつよりうまいって言わせてやろう...」ということに囚われ始めてしまう人がけっこう居るのです。特にうまい人にこの傾向があるようです。そして最悪なのは「1級合格のためにはこういう滑りをしなければならない...」とか「指導員検定ではプルークボーゲンをこういう要素で滑らないと合格点がでない...」といった事態を招いてしまうことです。“スキー”を楽しむための技術は何のためにあるか?ということを考えれば,特定の斜面や,条件を選ばないと通用しない技術は“技術”とは呼べないのは明らかなのに,このことに汲々としてしまっている。これではスキーをすることが窮屈になるばかりで,楽しさが無くなってしまうのは当たり前です。検定の何たるか?を当該団体はしっかり考え,導いて行くべきです。大きな責任がありますヨ
!!!
“遊びの心”を大事にしてものごとを行なうと,自由度や心地良さ,新しい発見,感動,笑顔...が沸いて,“楽しさ”が実感できます。そして,体内のナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化して精神的にも肉体的にも“健康”になります。でも,この“遊び心”が無く,「うまくなりたい病」や「合格したい病」にかかってしまうと,ストレスが溜まりやすくなって,NK細胞の活性が阻害され,いろいろな病魔に侵されやすくなってしまいます。せっかくの“スキー”が健康増進とは逆の健康阻害の方向に行ってしまうことになりかねません。
要は「ストレスが溜まるような“スキー”はしない方が良い
!!!」...ということなのですが,これはひとり一人のスキーヤーの心の持ち様でどうにもなります。スキー教師は特にこのことに留意して「“スキー”の楽しみ方」を啓蒙していく必要があると思います。それが教師としての大きな責任でもあります。
“Ski Club”【 jpSKI.com
】では,このことを肝に銘じ,“真に楽しいスキー”をご一緒に楽しみたいと思います。(^
^)(^I^)
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★ Sept24 2005 Saturday 晴れ (白馬)
朝方は少し雲が多かったのですが,その雲も取れ,イイ天気になってきました。まさに秋一杯
!!!...といった感じのする白馬の里です。
皆さんは連休でしょうか?それとも飛び石連休かな?
気候的には行楽,スポーツ...いずれにしてもOK
!!!です。じっくり休日をお楽しみください !!!(^
^)(^I^) -------------☆★☆-----------
9/18の教師日記から【TOK】の新しいレッスン活動のことについて数回お話してまいりました。そして,その中で,レッスの前後のキメ細かいケアや,仲間とのコミュニケーションをより深め,有意義な“スキーライフ”をおくるために...ということで,“Ski
Club”【 jpSKI.com
】をより充実させたいということをお話しました。これに興味を持たれた方々のご入会を頂いております。ありがとうございます。(^I^)
ところで,これまで【TOK】のスキー指導活動を支援してくれていた“jpSKI.com”との関係ですが,少々分かりづらいところが出てまいりましたので,それをスッキリさせることにいたしました。詳しくは「
jpSKI.com とは?」に書かせていただきましたのでお読みいただきたいと思いますが,今シーズンから原則として【TOK】のキャンプ,あるいはレッスンをお受けになりたい方は,“Ski
Club”【 jpSKI.com
】のメンバーになっていただくことになりました。少々ややこしいとは思いますが,私の指導上の理念(心情としての考え)を皆さんにお伝えして行くには,この方法が今のところベストだと考えております。
10月の初めには今シーズン(2005-2006)のレッスン計画を発表させていただきますが,このレッスンのご予約を頂く時に「メンバー」であることが条件になりますので,よろしくご理解のほどお願いいたします。メンバー登録の仕方は登録方法に載っていますのでご覧ください。
「レッスンへの希望」ということで,皆さんから多くの
e-mail
を頂戴しております。皆さん良いアイデアばかりですので,それを参考にさせていただいて,良いレッスンができるよう最善を尽くしたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。(^
^)(^I^)
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★ Sept23 2005 Friday 快晴 (白馬)
今日は「秋分の日」です。白馬は快晴です。絶好の行楽日和...と言ったところです。
さて,いよいよこれから夜の時間が長くなり,駆け足で“白い季節”に...。道具もそうですが,身体も適度に活性化させておきましょうネ! (^
^)(^I^)
さて,今日はナニをして汗をかこうかな?(^ー^)
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今日は「遊び心」について...。
昨日,メルツェンの店長“Bob”が“面白いビデオ”を観てました。“面白い”というのは「惹きこまれる...」,「興味深い...」という意味のオモシロイ...です。そのビデオの内容とは...スノーボーダーが,いわゆる「飛び跳ね系」のプレーを楽しんでいる映像なのですが,スノーボードをやらない私も思わず惹きこまれてしまうナニかを感じて,しばらく見入ってしまいました。(^
^) 中には,「こんな大きな台を飛ぶんだ
!!! すッげェー
!!!(*_*)」という映像もありましたが,私の心に焼きついたのはそのような,大げさに驚嘆させるようなシーンではなく,ほんの僅かだけ地上に残った雪の上を,いとおしげにクルクル回って楽しんでいるシーンでした。
実は,このシーンを見て“遊ぶ”ということの意味考えさせられました。“Bob”が“見入っていたビデオ...大きな技の素晴らしさにもたしかに感じましたが,それだけでなく,スノーボードをやらない私に,「あれくらいなら俺にもできそうだし,なによりもあの連中の“遊びを楽しんでいる
!!!”というスタイルがイイナァー...ちょっとスノーボード...やってみようかな?」という気持ちにさせたのです。子供のころの単純な遊び,“めんこ”や“ビー球”に熱中していた時代に,身体一杯で感じていた“遊びの楽しさ”を思い起こさせてくれたのです。私達が楽しんでいる“スキー”......果たしてどのくらいの人がこの“遊ぶ”という気持ちを持っているのだろうか?そう思ったのです。
そして,この夏...ニュージーランドの Treble Cone
で遊んでいる“Tok”のスキーシーンが思い出されました。そういえば,後半はレッスンが無かったので,その分独りで自分だけの滑りを楽しめたのでした。(^
^)(^I^) 教師のユニフォームも着ていませんし,あれが【TOK】だと思われる懸念も無い...。単なるひとりのスキーヤーとして周囲を気にせず滑れる。この思いが,サドルベイスンの凹凸の斜面の中に,『上手く滑ろうとする【TOK】ではなく,雪と戯れ自由に滑っている“Tok”』を出現させたのです。思えばあの時,“Tok”の身体は全身が“遊び心”に溢れていたナァー
!!!...そう思います。
確かに技術がうまくなれば,より多くのシチュエーションを楽しめます。でも,技術そのものが満足のいくものでなくても,その段階なりで楽しめることもたくさんあるのです。そのためには,そのスキーヤーの心の中に“遊び心”があるかないか?が問われます。この“遊び心”があれば,ちょっとした動作に感嘆し,ちょっとした抵抗感に感動し,ちょっとした冒険心に心ときめく瞬間を味わう,ことができるのです。
この“遊び心”....“スキー”をより深く味わうためのキーワードのひとつになる...そんなことを思った【TOK】でした。(^
^)(^I^)
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★ Sept21 2005 Wednesday 曇り (白馬)
前線が丁度本州の真ん中に掛かって,曇りのところが多いようですが,今朝の白馬...雲が薄くなり始め“陽の光”が射してきました。(^
^)
さて,管理人の【TOK】...今日これから仕事で白馬を留守にします。ひょっとすると明日の
Up date
はできないかもしれません...よろしくお願いいたします。(=_=;)
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昨日の教師日記で jpSKI.com
の“jp”の意味をお話いたしました。今日の話題はそれと関連のあるテーマで,「スキー板のチューン」に関することです。
皆さんは“Ultimated
Grip”というチューンをご存知ですか? 詳しくは“Ultimated
Grip”に載っていますのでどういうチューンなのか?...興味のある方はご覧ください。ところで,今回のニュージーランドキャンプに際して,【TOK】はこの“Ultimated
Grip”のテストも行うことを視野に入れておりました。...というのは,
Treble Cone や Coronet Peak
は非常に硬く締まったアイスバーン状の雪の斜面も多い...と聞いていたからです。実は以前もこの“Ultimated
Grip”チューンの板を試走したことがあります。でもその時は「春の雪」で,硬いバーンでのテストができなかったのです。で,今回のニュージーランドで,硬いバーンでの試走となりました。さて,その結果は?
結論から申し上げますと...「非常に効果がある
!!!」でした。“Ultimated
Grip”さんから宣伝料を頂いているわけではありませんが,良いものは良い
!!!と皆さんにお知らせするのが大事だと思いますので,その結果をお話したいと思います。
*************** “Ultimated Grip” について ***************
@:足元のグリップ感が良くなる。
a.
一般的にシャープな感じでは無いが,その分ドッシリ...という感じの安定感が増える。特に硬いアイスバーンでは足元が安定してくれるので,思い切って落下できる。
b.グリップ力が増えたからといって,横へのスキッディングがやりにくい感覚は無い。カービング的にもスキッディング的にも乗れる。
A:グリップ位置をアレンンジできる。
a.グリップの位置やその長さを前後に配置調整できるので,各自の滑り方やポリシーに合った性格のチューンが可能になる。例えば,トップの捕らえをテールより強くする...とか,その反対にするとか...いろいろな雪面ホールドのアレンジが可能になる。私は,普通の“Ultimated
Grip”のテストと,その位置より15センチほど後方にグリップを伸ばした時...この二種類のテストをしたが,後方に伸ばした時の方が,テール部分でのホールド強調が可能になって,踵支点としたターンがやりやすくなった。
b.アイスバーンなどでズレを防ぐ目的のために,トーションの強い板を使う傾向にあったが,これを避けることができる。トーションがそれほど強くなくても,足元のホールド感を良くすることができる。トーションの強い板を使うことによって起こる様々な身体的障害を防ぐことができるので,特に女性の方やシニアの方には朗報
!!!と言える。
B:グリップのエッジの波の高さを調整できる。
a.板の特性を殺さない程度の微妙な足元安定感を作り出すことができる。そのため,それぞれの体力や筋力に合った,アイスバーンにも柔らかい雪にも,どちらにも応用の利くチューンが可能になる。
C:競技スキーでもタイムをロスさせない可能性がある。
a.ビベル角とエッジ角,そしてグリップの深さ...をそれぞれアレンジできるので,種目に合わせたチューンをすれば,レースでもタイムを減らさずに雪面グリップを増すことができるかもしれない。このことについては今後の詳細なデータ収集が必要だと思う。ただ,凹凸があることによってタイムをロスすることと,グリップできなくて理想ラインを外れてタイムロスをすること...このどちらを取るか?で違った意味を持つことになる。
**********
“Ultimated
Grip”を施した時の滑走感覚と,チューンしない時の感覚を比較するために,あえて,右スキーは左側を,左スキーは右側を“Ultimated
Grip”チューンにし,その反対側は通常のチューンとしてみました。その結果,滑走感覚の違いがよく分かりました。その違いはバーンが硬くなればなるほど顕著に出て来ました。つまり柔らかい雪ではどちらも大差無いが,ひとたびバーンが硬くなると乗っていて安心感が違う
!!!...という感覚でした。
**********
今回のニュージーランドキャンプで何人かの方がこのチューンをして硬いところを滑りました。それを拝見させていただいた私の率直な感想は,「“Ultimated
Grip”チューンをした人の滑りが安定していたのは事実...」ということでした。
また,私が特に注目したのは上記の「Aのb」です。トーションが弱いと雪面グリップはできにくくなるので,どうしても自分の身体的能力を超えた,トーションの強い板を履く傾向にあるのですが,実はこれが膝を痛めたり,腰に負担を掛け過ぎたり...という原因になることが多いのです。しかし“Ultimated
Grip”では,これが完全に...とは言いませんが,かなり解消されますので,「身体に優しいチューン」...ということができると思います。
以上長くなりましたが,“Ultimated
Grip”の試走レポートでした。(^ ^)(^I^)
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★ Sept20 2005 Tuesday 曇り (白馬)
連休が終わって,今朝は曇り空の白馬です。でも薄い感じで白馬三山が見えています。(^I^)
でも,秋雨前線かな?...が掛かって来そうで,天気は崩れるようです。
昨日はまずまずの天候の中,友人と一緒にBikeで村内を巡りました。稲穂が黄金色に色づき,白馬はいよいよ秋本番だなぁー...と感じたのでした。
皆さんの地域はどうですか?まだ残暑が残っているところもあるようですが...。
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一昨日,昨日の教師日記で「【TOK】の新しいレッスン活動の展開」...について書かせてもらいました。その中で“Ski
Club”として「クラブ運営」の中でレッスン活動をしていくことをお話しました。そしてその“Ski
Club”の名前を
“jpSki.com”とすることも...。
そうしましたら,“K.N”さんから『
jpSki.com の“jp”はJapanの略ですか?...』というご質問の
e-mail
をいただきました。実はこの“jp”には特別な意味があるので,今日はその話をさせていただこうと思います。(^
^)
“jp”の“j”は“jewel(珠,宝石)”の,そして“p”は“polisher(磨きをかける人)”の頭文字です。つまり「宝石に磨きをかける人」...という意味です。
ことわざに「玉磨(みが)かざれば光なし」...というのがあります。どんな玉=珠(宝石)でも,みがかなければ美しい光は出ない。人間もいくら素質があっても錬磨しなければ立派な人間とはならない...ということを,たとえていうことわざです。以前,30年くらい前のことになりますが,夏の仕事として「スキー板のチューンナップ」をしていたことがあります。そのころはまだ一般の人がスキーチューンをする...ということをあまりしない時代でした。でも,その頃でも,アイスバーンを滑ったり,スキーが持っている性能を引き出してスキーを楽しむにはこの「スキーチューン」が必要だったのです。スキー板のエッジを磨いたり,滑走面を手入れをすること...その大事さを思い,スキーという「宝モノ(jewel)」の真価を引き出すために,その「磨き手(polisher)」として一役買おう...ということで始めた仕事でした。(^I^) その仕事をする会社の名前として「Jepoli(jewel
Polish)=ジェポリ」という名を思いついたのが“jp”の始まりです。昨年,私を支援してくれるwebサイトを作りたい...ということで申し出があった時に,この名前を使ってもらって“jpSki.com”が生まれたわけです。この“jewel”...スキー板だけに限らず,“人間”にもあてはめて考えることができます。私が“磨き手”として,スキー道具だけでなく,私達人間の持っている可能性や能力を引き出してさしあげることができるなら,これ以上の喜びは無いと思っています。そういう意味もこめて,これから始まる新しいレッスン活動の場としての“Ski
Club”の名前を
“jpSki.com”とすることにしました。運良くJapanを思わせる“jp”を付けた“jpski.com”のドメインも取れましたので,“K.N”さんが仰るように,その意味も含めてイメージしていただければ嬉しいです。
“jp”の真意はそこにありますが,それに私達の共通語“Ski”と,Web上のスキークラブ...という意味で“.com”,そしてコミュニケーション(communication)を図る...という意味,あるいは接頭語そしての“com-”=共に...から“com”を加え,全体で“jpSKI.com”とすることにしました。(^
^)(^I^)
考えてみれば,30年ほど前に考えた“珠磨き”の精神が,これからのスキー指導活動にそのまま受け継がれて行こうとしている...このことに,深い感慨を覚えている【TOK】でした。
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★ Sept19 2005 Monday 晴れ (白馬)
朝方は曇っていた白馬ですが,10時近くになってその雲も取れ始め,青空が覗いてきました。(^I^)
9月には2回の連休があり,今回はその最初ですが,天候もまあまあでよかったですネ!皆さんはどのような休日をお過ごしでしょうか?
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昨日「【TOK】の使命」ということで,今後の「私のスキー指導活動スタイル」を変えていくことをお話しましたところ,たくさんの方から励ましの声をいただきました。ありがとうございます
!!!(^I^)
一部の方から,「もう【TOK】のレッスンを受けれなくなるの?と」いうご質問がありましたが,そういうことではありません。むしろ「型にはまったレッスンスタイルを自由なスタイルに変えて行く」...ということで,皆さんとのレッスンの関わりを深めることを意図しています。ゲレンデを八方尾根だけに限定せず,日本のいろいろな所に出掛けて行って,そのスキーエリアでなければ楽しめないスキーを皆さんとご一緒に楽しみたいと思っています。ですから,みなさんから「こういうレッスンをして欲しい...」とか,「あそこで滑って欲しい...」というご希望があれば,それを具体的に検討し,キャンプ形式にするか?それともプライベート形式が良いか?を決めて行きたいと思っております。北アルプス一体のスキー場はもとより,北海道,東北,上越...関西までを視野に入れたレッスン活動をしたいと思っております。もちろん
Canada , New Zealand ,Europe...も視野に入れています
!!!...(^ ^)(^I^)
そして,主にナニをレッスンするのか?というと,「“生涯スポーツ”としての“スキー”」をメインテーマとしたいと考えています。そして「スキー入門の方」から,「スキー指導者になろうという方」までそのレベルに関係なく,“スキーの持つ体感的な楽しみ”,あるいは“精神的な高揚”を感じ取っていただくことを目的にするつもりです。そのような“楽しみ”を自分のものとしていただくために必要な“技術”があるとすれば,それをお伝えするのが私の役割だと思っています。つまり,「役に立つ技術」を皆さんにお伝えするのが私の役目だと......。
実は,先シーズン...“キャンプ形式”を取り入れ,皆さんとのきめ細かいコミュニケーションを図って来ました。その効果は今年の5/10からの一連の教師日記...「キャンプ形式総括」で話させていただきましたが,大きな収穫があったと思っています。これを土台に,これまでの「教える側」と「教わる側」...というような考えをさらに一歩進め,「同じ“スキー”というスポーツを愛する人達との,仲間としての触れ合いの“場”=“Ski
Club”」を考えています。あるキャンプならそのキャンプ,行事なら行事に参加した全員が「同じスキー仲間」,あるいは「兄弟姉妹」的な交流を図る“Ski
Club”です。【TOK】のレッスンに参加したい...という方には,ぜひこのクラブに“会員”として入っていただき,相互にコミュニケーションを図りながら,顔の見えるレッスンができるようにしたいと思います。もちろんこの“Ski
Club”のから【TOK】のスキー指導の全容,あるいは会員の皆さんからのニュースが,毎日のように発信されることになります。レッスンの前も,そしてレッスン後もキメ細かいケアが可能になります。(^
^)(^I^)
幸い,【TOK】の指導活動を支援する...ということで作っていただいたWeb上のスキークラブ
“jpSki.com”がありますので,ここを活用しながら,“Ski
Club”として「クラブ運営」をしていく予定です。会員の皆さんもクラブ員,【TOK】もクラブ員...同じ“Ski
Club”の“スキー仲間”です !!!
今シーズン...また新しい試みの“スキーレッスン形態”が生まれることになります。
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★ Sept18 2005 Sunday 快晴 (白馬)
今日も良い天気です
!!! 明日は「敬老の日」...そしてそのあと「秋分」の日と続きます。
いよいよ秋の収穫の時期を迎え,山には白い雪が来ます。私達のスキーシーズンも間もなくです
!!! !(^^)!
さて,10/1には2006シーズンのレッスン計画を発表したいと思い,いまその企画を進めているところです。「ぜひこのスキー場でレッスンを
!!!」というご希望がありましたら【TOK】まで
e-mail ください。お待ちしています !!!(*^^)v
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今日も「ニュージーランド総括」で,そのNo.3です。今回のニュージーランド行きも,「ひとりのスキー教師」としてじっくり考える,良い機会となりました。
“ニュージーランド通信”の8/20...「TCのポテンシャル」と9/15の「“波動”の一致」にも書きましたが,このスキー場は自然の地形をそのまま使っています。右の写真のように,天然の「巨大なハーフパイプが縦に並んでいるような斜面」も有れば,言葉どおり“落下運動”そのものを楽しむといった,「エクストリームスキー斜面」もあります。そして各自の責任においてこれらの斜面を滑ることができます。ここを滑る人はその危険さと自己責任の重要性を認識した上で,自分なりの“冒険”を楽しんでします。おそらく日本ではこのような斜面の滑走は禁止です。それは“自己責任”で...という感覚が薄く,事故が起きると直ぐに「スキー場管理者」の責任だけを問う姿勢があるからです。これでは本当に「大自然を楽しむ
!!!」ということはできないでしょう。そして,残念ながら...
“冒険”の楽しさを味わうこともできないでしょう。
Treble Cone
では下の写真のような「大砲」を使い,その「音の波動」で雪崩の危険のある箇所の雪をあらかじめ雪崩れさせ,安全をパトロールが確認してから一般にOpenします。この大砲の音を二度ばかり聞きましたが,ジェット機が音速を超える時のような大きな“音”でした。
さて,このような斜面を滑ろうとすると,ほとんど“カービングターンテクニック”は用を成しません。深い外向傾と外足での雪面の捉えが要求されます。いかに日本の箱庭ゲレンデだけの技術か?!?!...ということがしみじみと判ります。この春の
Canada
ツアー...今回のニュージーランドツアーで,本来の“スキー技術”そして“スキーの楽しみ方”をつくづく思った【TOK】でした。そして,組織的な「S●Jのスキー指導の方向」が,一般スキーヤーの方向を向いておらず,限定した楽しみだけしか味わえない偏った指導になっていることを強く思いました。30数年教師活動をして来た自分は,できるだけ特異なスキー技術に走らないよう気をつけ,その関係者の人たちにもその間違いを指摘してきたつもりですが,この後もこのような組織に所属しながらスキー指導を続けていくことに疑問も感じました。
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これまでのスキー教師としての活動...インドでのスキー指導...昨年のニュージーランドキャンプ...今年春の
Canada
...さらに今年のニュージーランドキャンプ...これらを経験させてもらいながら,自分なりに“生涯スポーツ”としての“スキー”...ということを,ここ数年考えて来ました。そして今自分が行うべきことは「これまでのスタイル」とは違ったところにある...と思うようになりました。
このような考えから,この2006シーズンからは「S●J所属のスキー教師」から離れることを決意しました。これまでお世話になったスキースクールには誠に申し訳ないのですが,自分の信念を曲げて「“誤った指導”を続けていくことはできません。「一匹狼的なスキー教師」にはなりますが,自分の思うスキー指導を通じて“真のスキーの楽しさ”を皆さんにお伝えしていきたいと思っております。その基本となるキーワードは“フィーリングスキー”,そして“夢・冒険・愛と感動を
!!!”です。(*^^)v
少々生意気なことを言わせてもらえば,「“生きること”が楽しく思える“スキー”」を皆さんと共に考え,お伝えして行くことが自分の使命だと思っております。(^
^)(^I^)
今後ともよろしくお願いいたします。
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★ Sept17 2005 Saturday 晴れ (白馬)
今日も良い天気の白馬です。
ここ数日「秋晴れ」が続くようです。敬老の日の休日を含んでの連休...天候に恵まれて良かったですネ!(^I^)
皆さんはどちらで,どのようにお過ごしですか?良い休日になりますように...
!!! (^ ^)
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昨日の教師日記について,“O”さんから
e-mail を頂きました。(^ ^)
『...今日の日記の下記の文には凄く納得です。
「上手くなればなるほど,上手く滑った !!!という感覚よりも,うまくいかなかった感覚の方が,強く気持ちに残っている...」という風になるものです。うまく滑っていることの方が多いにもかかわらず...です。その時は「失敗感を反省する...」よりも「うまくいかなかったことを感じれる自分の感性を誉める...」,このことの方が結果として良い結果を生むことになります。
確かに大部分を楽しく滑れたのに一部満足出来ない部分が有ると、そこが気になって全部が楽しくないと思ってしまう事が有りますね。心の持ち様で180度変わってしまいますね。ネアカ楽観が大事なんですね。それと、自分をいつもと違う環境に置いたり、新しい事にチャレンジする事って非常に大事な事なんだと最近気付きました。それによって間違い無く自分の世界が広がるし、又自分の弱み、強み等の新たな発見が有りますね。マンネリ化した生活に浸ってると何の発見も進歩も無い事が多いですね。スキーもオフピステ等を滑るとたくさん発見が有りますね。今シーズンは是非色んな斜面を滑りたいと思ってます...』
以前にも書きましたが,「自分の考え方,モノの見方を変えて,“根アカ”的思考で生活する」...このことは大事だとつくづく思います。“根アカ”や“プラス思考”...については,過去の教師日記の「自分の素晴らしさを褒める」,「根アカ人間はうまくなる」,「スキーはプラス思考」,「プラス思考の教育」などでいろいろ述べておりますので,時間がある時にお読みいただきたいと思いますが,根アカで生きることは,スキーだけに限らず人生そのものを明るくしてくれると思います。(^
^)
また「新しいことへのチャレンジ...」ですが,自分なりの“冒険”をしてみることだと思います。他人から見たらどんな些細なことでも本人にとっては「大きな“冒険”」ということがよくあります。このような“冒険”へのチャレンジはその人の生き方を,本当に活きいきしたものにしてくれます。“スキー”をしているとこのような“自分なりの冒険”を経験する機会が非常に多いことに気付きます。このことが体を若くし,精神的にも豊かで居られる秘訣だと思っています。“O”さんも,今シーズン(2006シーズン)はぜひこのような“冒険”を数多く経験して欲しいと思います。(^
^)(^I^)
わたし自身,今シーズンから新しい「スキー教師」生活を始めることになりました。私なりの“冒険”の始まりです。(*^^)v そのキーワードは“夢・冒険・愛と感動を
!!!”です。
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★ Sept16 2005 Friday 晴れ (白馬)
今朝は「秋晴れ
!!!」という感じの白馬です。(^^)v 気温は19℃。雲間から白馬鑓が顔を覗かせています。
一ヶ月ぶりに見る北アルプスですが,まだ幾筋かの残雪が山肌に見えます。今年は残雪の消えるのが遅かったのでしょうか?
さて,この山にも間も無く白い雪が降りてきます。待ち遠しいですネ
!!!(*^^)v
その前に体調...整えておきましょう
!!!
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昨日に引き続き,今日も「ニュージーランド総括」で,そのNo.2です。
昨日の教師日記について,数人の方からコメントを頂きました。(^I^)
“N”さんからは...『...地形の波動を感じる=自然その物を感じる=自然の懐に入る・・・という感じがします。そこが自然の雪・斜面を滑る醍醐味ではないかと思っています。滑走という事(スキー)が自然を感じる(自然の懐に入る)ツールになる瞬間だと思います』
“O”さんからは...『tokさんの日記も母港からだと哲学的で奥深い内容になりますね。波動を感じながら読まないと真の意味が分からないかも知れませんね。早く雪が降んないかなあ (^_^.)』
そして“S”さんからは...『今度は“波動”ですか?Tok先生の感性がどんどん鋭くなっている気がします。わたしはせいぜいキャスターイメージ止まりですが、先生の境地がわかる日は来るのでしょうか?』
皆さんありがとうございます。皆さんからのひと言でも反応があると書く方も嬉しいです。(^
^) 今流行の「ブログ」風に,皆さんからのお便りもこの教師日記で紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
さて,“波動”ですが...私は“スキー”を通して「人間の身体の神秘,不思議」を感じることが多くなりました。スキー教師をするようになってからなのですが,ここ数年は特にこのことを感じます。それは「“イメージ”や“意識”がスキーヤーの滑りを変える
!!!」ということに気付いた事が始まりなのですが...。それ以来,自分自身でフリーで滑る時に,「あるイメージ」を持つようにしています。そのイメージや意識も,いつも決まっているわけではなく,その時頭に思い浮かんだイメージを大事にするのです。すると,知らず知らずの内に,身体がそのイメージを具現化するように動きはじめてくれているのです。(^I^) 自分ではどこの筋肉をどう使う?とか,どんな動きをする?とかは一切気にせず,イメージだけを大事にして滑るのですが,その時々の雪や斜面条件に応じた身体の使われ方が自然に起こってくるのです。そして,その時々の自然条件と,自分のイメージとがマッチした,イチバンいい形が現われています。これは誠に不思議な感覚...といえば不思議な感覚ですし,面白い現象...といえば面白い現象です。その時の滑りがカービングだとかスキッディングだとか...ハイスピードだとか遅いとか...ということよりも,滑っている時の快感度に焦点が合わされている,そんな状態の,「心地良いスキー」です。
もちろんいつもいつも快感があるわけではなく,時には不快感を感じることもありますが,それはそれで,「自分の身体が不快を感じる感性に恵まれている
!!!」...という気持ちになれるのです。レッスンでもよくお話しするのですが,「上手くなればなるほど,上手く滑った
!!!という感覚よりも,うまくいかなかった感覚の方が,強く気持ちに残っている...」という風になるものです。うまく滑っていることの方が多いにもかかわらず...です。その時は「失敗感を反省する...」よりも「うまくいかなかったことを感じれる自分の感性を誉める...」,このことの方が結果として良い結果を生むことになります。
さて実は,今度のニュージーランドで,ちょっと「右ひざ」を痛めました。そしてこの時,「雪の大自然の中で,そのメッセージをより豊かに感じ取るには“ボディー作り”も大切...そうと感じたのです。いくら心が豊かでイメージがたくさん沸いても,それを適切にこなすための人間の身体が萎えていたのでは,「人間の身体の神秘,不思議」も,その範囲にとどまってしまう...ということを強く感じたのです。もし大自然のメッセージをより深く感じ,身体の神秘に触れたいのであれば,身体そのものもハツラツとしたものにしておくことが大事です。右ひざを痛めた後の滑りで,このことを強く思いました。「身体を活き活きとした状態にして置く」ことの大事さを...です。
イメージを沸かすことのできる“豊かな心”と,それを感じ取れるセンサーとしての“溌剌とした体”...これが備わっていれば,その両者を結ぶ“スキーの技”はある意味で自然に観えて来る...。
“スキー”の道もつまるところ“心・技・体”になるのかな?そんなことを今回のニュージーランド旅行で感じた【TOK】でした。
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★ Sept15 2005 Thursday 曇り (白馬)
今朝の白馬...曇り空が晴れて来ました
!!!!(^^)! 秋の気配がしています。
気温は16℃と,昨日の夏日の気温とは打って変わって寒いくらいです。天気予報ではこの週末まで26,7℃の気温で推移すると伝えていますが...。秋は直ぐそこに来た感じの白馬です。稲穂も黄金色になって来ました。
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今日は一ヶ月ぶりに白馬からの書き込みです。!(^^)! 昨夜は久しぶりの白馬...ビールも美味しく頂けました。(*^^)v。また,自分のベッドで寝たせいかじっくり眠れ,気が休まりました。!(^^)!
さて,今日は「ニュージーランドキャンプの総括」...ということでお話したいと思います。
今年は昨年と違って結局キャンプの参加者は4名で,少し寂しい企画となりました。でもその分,自分自身の“スキー”を見直す良い機会となりました。(^I^) スキー教師として自分は何ができるのか?何をすべきなのか?...これからの「スキー指導」についてじっくり考えることができました。多分,“何かの大いなる力”が,私に「自分の与えられた仕事をしっかり見つめ直せ
!!!」ということで,このような機会を作ってくれたのだと思います。(^/^)
先ず今回強く感じたことは,Treble Cone ...ヘリスキー...
Coronet Peak ...と滑ってみて,それぞれスキー滑走エリアとして独特なスキーフィールドを持っている...ということでした。同じニュージーランドの中のスキー滑走エリアなのですが,それぞれのスキー場が持っているエネルギーは大きく異なることを感じました。
Treble Cone
はヘリスキーの感動と同じような,「全く手を加えない自然の中をどう滑るか?」ということを考えさせられました。縦に凹凸のある地形が生かされ,自然な“ハーフパイプ”があったり,逆に凸状の斜面が続いていたり...。一筋縄の技術,小手先のテクニックでは滑り切れない「自然の妙を感じながら滑ることのできるスキー場」でした。また
Coronet Peak
では,「スキー技術上達のためのスキー場のあり方」みたいなことを思いました。
Treble Cone が縦に凹凸が多いスキー場だとすれば, Coronet
Peak
は横の凹凸に恵まれたスキー場だと言うことができます。日本のどこかのスキー場のように,自然の地形に手を加え過ぎて,だだっ広い一枚バーンの単調な斜面...そのような斜面では味わえない,「大地との会話」みたいな事を感じながら滑ることができました。
ゴルフ場でもそうですが,自然に在った地形そのままのコースと,どことなく意図的に人間が造りだしたコースとでは,プレイし終わった後の満足感が違うものです。自然をそのまま残してある地形の斜面を滑った時は,自然の構成物とのエネルギーのやり取りみたいなものがあり,地形の持つエネルギーと人間のエネルギーの同調みたいなモノが感じられるのです。今回のニュージーランドでは,滞在後半にそのことを強く思いました。今回はこのことを“波動の一致”...という様な感覚で味わうことができました。(*^^)v スキー場のもつエネルギーの“波”と,スキーヤーとしての自分の持つ“波”が同調して大きくなったり,打ち消し合って小さくなったり...という感覚です。同調した時は“波の振幅”が大きくなり,地形そのものと溶け合っている様な気持ち良さを感じましたし,その地形の“波”に合わない滑り方をした時には,大自然にはじき飛ばされている様な違和感を感じたのです。「NZ通信05」の「“気”の登場
!!!」に書いたように,「雪からの“気”」をイメージしながら模索していた時には感じられなかった“気配”が,“スキー場の地形”を意識した時に,感じられるように思えたのです。斜面上に積もっている雪を介して,実は自分は地球の肌を感じている...そんな気持ちで“スキー”を楽しむことができました。!(^^)!
実はこのような感覚はこれまであまり感じたことのないフィーリングでした。「雪の表情」を読みながら滑る快感...については何度かこの教師日記でも書いたことがありますが,スキー場そのものの地形が持つエネルギー...ここまでは思いが行かなかったのです。でも,今回のニュージーランドでは,このことを感じました。“ヘリスキー”がどうしてあのような感動を与えてくれるのか?その答えは...誰も滑っていない斜面...ということの他に,実は大地そのものの持つエネルギーがあり,それを感じることができるから...ということを強く思いました。人が手を加えない過ぎないあるがままのスキーエリア...このような斜面で滑ってこそ本当に“スキーの醍醐味”を味わった,と言えるのではないでしょうか?
大地と人との“波動の一致”ということを思いながら,新しい感覚で“スキー”を楽しませてもらった【TOK】でした。!(^^)!
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