★ Nov.01 2006 Wednesday 晴れ (白馬)
今日から11月です。別称,霜月・建子月・章月・雪待月などと言うそうです。なじみの深いのは,霜月(しもつき)ですが,私たちにしてみると“雪待月”...が最高な表現ですネ
!!!。何と読むのかな?...と思ったらそのまま素直に“ゆきまちづき”でした...(^ー^)
さてさて,今年はいつ頃スキー場に雪が来るのでしょうか? あの,“白”の世界に変わる瞬間...今から楽しみではあります。...^^
ではみなさん...今日も一日... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日から11月です。いよいよ私たちのシーズン
!!!...という感が深くして参りました。
この「教師日記」...この10月から “47 Feeling Ski
School”
のページにも同じ内容を,「ディレクターのブログ」として
Up date
して参りましたが,今日からこれを“TOK”の個人的ホームページOLSSの「教師日記」一本にまとめさせていただくことに致しました。皆さんからのコメントを書いていただくのは,毎日の最後にリンクを貼っております,「【TOK】の掲示板(一般編)」を充当したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
さて,今日から Online Lesson
の“Lesson4”の始まりです。今回は“K.T”さんの小回り(182KB)です。いつもなら,BeforeとAfterを同時に載せ,その比較...ということで皆さんからの感想
e-mail
を頂いておりました。ですが,今回はより“Lesson”という意味を強め,皆さんが“K.T”さんの滑りを観たとき,どう思われたか?...をお聞きしたいと思います。そして,“K.T”さんが何をイメージし,どういうことに注意して滑ったら,どの様な滑りになるか?...ということを考えて欲しいのです。
これは06シーズンのあるキャンプで撮影させてもらったものです。いつものようにBeforeとAfterを比べた映像は三日後の11/4に,
Up date
させていただきます。それまでお時間の許す限り,“K.T”さんには失礼かもしれませんが,ゲーム感覚でお楽しみいただきたいと思います。ゲーム感覚...というのは“楽しみ”ということを強調しているのであって,滑りそのものを笑って...ということではありませんので,念のため...。(^ー^)
かなりお上手な滑りですので,よくよく目を凝らさないとそのポイントが観えて来ないかもしれません。でもこれを見てその滑りの特徴を考え,“K.T”さんがさらにハイポテンシャルな高みに登るためにはどうしたら良いか?...その方法に思いが行くようになれば,キットあなた自身の滑りも変わる
!!!...そう思います。
では,時は折りしも“文化の日”...休日をじっくり,充分にお楽しみ下さい
!!! (^ー^)
いつもと同じようにコメントの e-mail はtok@jpski.comまでお願いいたします。
尚, jpSKI.com 会員の方には少しファイル容量の大きい画像(1.1MB)をご用意いたしましたので,こちらをご覧下さい。
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★ Nov.02 2006 Thursday 晴れ (白馬)
今日は穏やかに晴れた白馬です。
昨日から軽井沢の人口スキー場がOpenし,早速多くのスキーヤーが滑っているシーンが,地方のTV局から放映されていました。ここ白馬でもあのようなシステムの降雪できないかな?...と思いましたが,どうも気温が高くて溶け出してしまうので,営業にならないようです。(=_=;)
ではみなさん...今日も一日...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日から,この冬“47FSS”のスクールセンターで流すビデオ映像の編集を始めました。その映像を,昨年撮り貯めたテープを見ながら選んでいるのですが,それを見ていてあることを思いました。それは,「用具なりの楽しみを味わう...」ということです。
実は,この四月の Canada
ツアー...スキー幅が118-77-106の,センター幅が77ミリの板を持って行きました。セミファット...より少しは幅が狭いと思いますが,前の年に持って行ったSLカービングモデルとは大違いでした。その滑走の模様...今年は同行してくれた“海”さんが撮ってくれましたので,
Blackcomb
を滑っている自分の滑りの映像を見ることができます。“海”さん...ありがとうございました
!!!(^ー^) これを見ていると,「クルージングタイプ」の板を使っての滑り,これをそれなりに楽しんでいるのが判ります。どことなくカービングをしている時のガンガン行っている滑りとは違った,余裕あるというかリラックスした雰囲気があるのです。
そして,この映像を見ていて思いました。「性能がイイとか悪いとか...そういうことにあまりこだわらず,今自分が与えられている用具...これを使って感じ取れる雪の自然を楽しむ...という姿勢があると,もっともっと豊かさを感じながら“スキー”を味わい,楽しむことができるのではないか?」...と。もちろん目的によっては,それに適した用具を使えば,焦点をより絞った鋭敏な,特徴ある滑りを経験することができます。そのようにして自分の技術を高めることも大事だと思います。ですが,雪の自然を楽しむ道具として考えると,それほど優れていなくても,むしろ優れていないからこそ,その用具を通して感じ得る独特のモノを味わえるのではないか?...そう思ったのです。歴然とした“雪の自然”があって,“自分”という感性を持ったセンサーが在る。その間を取り持つのが“道具”なのだけれど,その道具や用具の性能が違えば,雪の在り方を違ったもののように伝えて来る。これはこれでまた“楽しい”...というわけです。
そういえば,この前読んだ本にこのようなことが書いてありました。「内的な心の平安は物質的な欲求に依存しなくなった時に現れる」...という文です。つまり,人間がいろいろなことに不満足感を感じたり,ストレスを感じたりする原因の多くは,なにかモノを欲しがることにある...というわけです。モノを欲しがらなければストレスの大部分は消えていく...ということです。そう言われればそうかな...?と思っていたのですが,昨日上のことに気付いて,「ハハァーン,なるほど...スキー板だってブーツだって,何も新しい物でなくても,これまで使って来たモノでもいいじゃない
!!! イロイロを“味わう”...ということなら,古いものでも結構楽しめる筈...」と思ったのです。新しかったり,性能が必ずしも優れていなくても,むしろそうでない道具だからこそ楽しめる世界もある...ということです。“金”を掛け過ぎないスキーの楽しみ方もある...と。ただしかし,自分がコレまで経験したことの無い新しい世界を経験するには,用具や道具の性能が大切で,重要な意味を持っている...このことに変わりはありません。ただ,ある高みに達したら,性能にこだわらず,いろいろな道具を使うことで,より多種多様な世界を味わえる...ということなのです。(^ー^)
私の好きな言葉“少欲知足”...これを地で行ったスキーもある...。このことに気付かされ,ますます“スキー”の面白さを想った“TOK”でした。...^^
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★ Nov.03 2006 Friday 晴れ (白馬)
今日も穏やかに晴れた白馬です。
軽井沢で滑りを楽しんでいる私のスキー仲間から,画像付きの
e-mail
が届きました。私の想像ほどの混雑ではないようで,楽しんでおられるようです。(^ー^)
ではみなさん...今日も一日...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は「教師日記」で多用している“言葉”についてお話ししたいと思います。
このところ,「観る」という言葉が, Online Lesson
で多く使っています。この「観る」と「見る」はどう違うのか?...ということを先ずお話ししたいと思います。皆さんもうお気づきだと思いますが,日本語は面白いもので,同じ「みる」という言葉でも...見る・看る・視る・観る・診る...といろいろあります。私が映像を「観る」といっているのは,「ただ単に動きそのものを“見る”のではなく,その人の心の内側,考え方をも含めてみる...」という気持ちを込めたいからです。
「在る」...という言葉も「有る」と分けて使うようにしています。そこに物が有るとか無いという,物体の有無的な意味プラス,物体的でない精神的なモノが付加したした形である」...という意味を込めています。
「顕れる」...という言葉も「表れる」や「現れる」とは区別しています。顔色に表れる...とか,太陽が現れる...とは違った,「人徳が顕れる」...というような“顕現”するというような意味を込めています。心の内実的なものが加わって表に出てくる...という意味を込めているのです。
こうやってみてみると,これが日本語の正しい使い方かどうかは分りませんが,ちょっとしたニュアンスの違いを表現したい時は,いろいろな言葉を使い分けています。そういえば...「分る」もそうですネ
!!!。分る・判る・解る...といろいろあります。
ところで今朝,少し起きる前に20分ほどの“瞑想”をしたのですが,その時,「よろこぶ」という言葉の意味を考えていました。「よろこぶ」にも,喜ぶ・慶ぶ・歓ぶ・悦ぶ...とあります。“スキー”をしていると凄く楽しいのですが,その時は「身体が悦んでいる...」というようなことを思ったのです。この時の「よろこぶ」は他の「喜ぶ・慶ぶ・歓ぶ」ではなく,明らかに「悦ぶ」でした。この「悦ぶ」は,感極まったり,嬉しいとかめでたい...ということとは違い,「満足感のあるよろこぶ...」なのです。
大自然の中に居て,肌が雪の柔らかさや冷たさを感じ,身体全体がその空気の清々しさを感じとっている時,私は,自分が人間として生きていることを幸せに思い,そして命のありがたさを思います。そして,そこに居られることに感謝している自分の姿が在ります。自分というあるエネルギーを持った生き物が,その場の自然のエネルギーと共振し,あるいは共鳴しているかのような,“幸せな感覚”になるのです。
今朝の“瞑想”...実は,これに似た“幸せ感”がありました。「大自然の白い雪原の中でスキーをしているイメージ」を沸かせていたら,自然に顔がほころび,悦びが湧き出で,楽しい気持ちになったのです。
おかげで起きるのが少し遅れました...。(=_=;)
折りしも今日は“文化の日”。上に述べた朝のワンシーンが「文化的なこと」かどうか解りませんが,たまには“TOK”なりの「文化的なこと」のための朝寝坊もイイか......と,残像のように残っている“幸せ感”を噛み締めていたのでした。(^
^)(^I^)
では皆さんも,良い一日,良い文化の日を !!!
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★ Nov.04 2006 Saturday 晴れ (白馬)
今日も「晴れ」の白馬です。
皆さんはこの三連休...どのように過ごされていますか?私は昨日MTBとジョギングを楽しみました。ジョギングしていて楽しいところと,MTBで走っていて気持ちのいい所...確かにその違いがあります。ここは少し速度を落としてゆっくり雰囲気を楽しみたい...このような時はそこにMTBを寝かせて,走り始めます。すると形式が微妙に違って見え,またイイ気分になります。...^^ では今日も...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は Online
Lesson
の“Lesson4”に思った以上に時間が掛かってしまいました。(=_=;)
皆さんからたくさん e-mail
をいただきました。その内容が,わかりやすく皆さんにお伝えできるようにするにはどうしたらイイか?...というようなことを考えながら作業をしていると,時間がどんどん経ってしまっているのですネ
!!!。(^ー^)
今回は非常にレベルの高い方の「小回り」でしたので,皆さんもどこをどうしたらイイのだろうか?...というハッキリこれだ
!!!というポイントを探すのが難しかったかもしれません。でも,この難しいところを考える作業を通して,これまで自分に観えていなかった部分が観えて来るのです。難産的な苦しみはあるのですが,その後の喜びはひとしお
!!!...ということになるのです。
さて,みなさん...After映像に変化はあったでしょうか?もしあるとしたら,それはどのポイントだったのでしょう?そして,そのように変わることのできた要因は何だったのでしょうか?パズルを解く感覚でお楽しみ下さい
!!!(^ー^)
三連休...時間をもてあましておられる方は居られないと思いますが,時間がありましたら,そのようなことを考えてみるのも面白いと思います。
では今日もイイ一日をお過ごし下さい !!! I'm sure you have a
nice day!!! ...^^
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★ Nov.05 2006 Sunday 快晴 (白馬)
今日は「快晴」の白馬です。(^ー^)
10/25から「晴れ」が続いていますので,連続11日間の「晴れ」です。(*^^)v
皆さんはこの連休...どのように過ごしておられますか? 私はここ数日...秋のせいか,食欲があって,すこし体重が増えてしまいました。食べ物が美味しく食べられ,ビールがうまい...(=_=;) どうも冬篭りの前の大食いバージョンになってるようで...^^
では皆さんも...
I'm sure you have a wonderful day!!!
昨日 Online
Lesson で,Lesson4を
Up date
しましたら,いろいろなご意見をいただきました。今日はこれに対する返事をしたいと思います。少々長くなりますが,今日は休日...じっくりお読み下さい。(*^^)v
①“T.N”さんからの e-mail ...
『...Lesson4、拝見しました。Lesson1からずーっと拝見してますが、みなさんお上手な方ばかりで、
47 Feeling Ski
School に入校する方ってこんなにうまい人が多いのかしら?と思ってしまいました。これでは私みたいな初級に毛の生えたスキーヤーはどうも入りにくく感じてしまいます...』
たいへん貴重なご意見ありがとうございます
!!! (^I^) 言われてみてハッとしました。スキースクール...という名前で多くの方にスキーの面白さを経験して欲しい...というのが
“47 Feeling Ski School”
の大きなテーマであるのに,このLesson1...Lesson4を見ると,上手な人へのアドバイスが続いていて,初中級者は置いてけぼり...という印象を与えかねませんネ
!!!。(=_=;) いい訳になってしまいますが...昨シーズン撮影した映像を使わせてもらう関係で,ご希望の方を募り,その中からモデルさんを選ばせてもらっていますが,応募される方は上手な方がほとんどなのです...。でも,“T.N”さんが仰ること...良く理解できます。反省し,今後のスクール運営に生かさせていただきたいと思います。ありがとうございました
!!! (^I^)
②“K.M”さんからの e-mail ...
『●課題1.『After映像に変化はあったでしょうか?』⇒皆さんもそうだと確信していますが、その違いは歴然としています。(蛇足ですが・・・右ターンから左ターンへ切り替わるとき、ほんの少し蹴っているように思えるのは私の見間違いでしょうか??)
●課題2.『もしあるとしたら,それはどのポイントだったのでしょう?』⇒「雪からの情報を感じること」に集中されているような、内面的な変化が見受けられます。(私にはこの1点に集約されるように思うのですが・・・。)このことから、外見的には不必要に雪面へ働きかける動きがなくなり、圧のやり取りもスムースで、静かでゆったりとした動きが現れているように感じます。(beforeとの斜度の違いもあると思いますが)雪煙の量も、飛ぶ方向にも違いを感じられます。
●課題3.『そして,そのように変わることのできた要因は何だったのでしょうか?』⇒私レベルの者が言うのもおこがましいのですが、一言で言ってしまえば『課題2』の冒頭で書いた「雪からの情報を感じること」で、雪の力でスキーを回してもらうことに取り組まれた結果ではないでしょうか。自分から作る圧(板のたわみ)と、雪からもらってできた圧(板のたわみ)とでは、根本的な違いがあることを、頭ではなく、ご自身の体で感じ取られることができた結果、ではないかと感じます。(少々抽象的で解り難い表現で申し訳ありません。)
“K.M”さん,早速の e-mail
ありがとうございます !!! (^I^) わたしの感想はコメントに書きましたのでそれを見ていただきたいのですが,「右ターンから左ターンへ切り替わるとき、ほんの少し蹴っているように思える...」は...私にはそうは観えません。やや圧を貯め込み過ぎているかな?...という印象は受けますが,“愛のターン”をやり始めてまだ間もないので,全てが身についたわけではないことを考慮に入れれば,これで良しとすべきではないでしょうか?(^ー^)
“Let
Ski”感覚を身につけることで,これくらい変わってしまうのですネ
!!!。(*^^)v
③“O”さんからの e-mail ...
『...いやー AFTER映像見てビックリですね。 完全に別人、ご本人もビックリじゃないでしょうか。大きく変わった点は、
①上下運動が無くなり上に圧が逃げなくなった事
②落差を大きく取って雪面からの圧を上手く利用してターンしてる事
③ターンがスムーズな連続運動になった事 (これが一番印象的)
まさか別の年の撮影じゃないですよね。一体何をご指導されるとこうなるのか、企業秘密なんて仰らないで教えて下さいね。(^_^) ...』
“O”さん e-mail
ありがとうございます
!!! (^I^) 変わったでしょう? 実はBeforeは初日の午前中の撮影,Afterは三日目の午後撮影ですから,“愛のターン”や“Sound
of Music
Turn”をやり始めて二日後...ということになります。
企業秘密じゃありませんよ
!!! わたしのコメントの最後に書いてあるように...「“愛のターン”や“Sound
of Music Turn”でターン後半の圧のもらい方をイメージし,“キャスター・ターン”で角付けの切り替え時のフィーリングを修得すれば...」ということです。これ等の内容は全て“フィーリングスキー”に書いてありますヨ
!!! (^ ^)(^I^)
④“shim”さんからの e-mail ...
『...shim と申します。毎回online lessonを楽しみに読ませていただき、またいろいろ勉強にもなり、年中スキーのことを考えている私にとっては、とてもよい刺激になっています。今回のK.Tさんの滑りに対する TOKさんのコメントにでてくる「ニュートラル」について、お尋ねしたくてメールさせていただきました。この、ニュートラルは
①コア方向、つまり斜面に対しては角が立っている状態
②斜面の傾きに板の傾きが同じ状態
どちらを考えればよろしいのでしょうか。私の感じでは①をイメージしますが・・・。もしよろしければ、お返事お願いいたします。』
“shim”さんこんにちは!
e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
実は私も昨日解説の中で“ニュートラル”という言葉を使いながら,このことをもう少し詳しく説明した方がイイかな?...と思いながら書いていたのです。(^ー^)
結論から言うと,イメージ的には“shim”さんが仰るとおりです
!!!。斜度が緩やかであれば,私の言うニュートラル部分ではスキー板が雪面にフラットに近くなりますが,斜度が急になればなるほどエッジが立ったままターンが終了し,ニュートラルに移っても山側エッジが立った状態です。そして極言すれば,凄い急斜面では,次のターンの谷回りに入った時点でも,次の外スキーは,まだ山側エッジでの捉えが残っていて,スキーがフォールラインを向くころにようやく斜面にフラットになる...という感じになります。詳しくは「教師日記」“新・コアイメージ”を参照して下さい。ただし,これはあくまでジャンピングテクニックではなく,“フィーリングスキー”的要素で急斜面を滑ると...という意味ですので勘違いされませんように
!!!。
“shim”さん...こういうコメントでよろしいでしょうか? この感覚のターン...実は昨シーズンの終わりに
Whistler Blackcomb
で滑っていて感じたことです。それまではなんとなくそういう感じでは滑っていましたが,
Canada
のあの急斜面を滑っていて,そのイメージで滑ることの優位性を感じ,確信に至りました。
人生...いつ何どき,どんなイメージの閃きがあるか...分りませんネ
!!!。そう思うと,毎日々々が楽しくなります。(^ー^)
では良い休日を !!!
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★ Nov.06 2006 Monday 晴れ (白馬)
今日も「晴れ」の白馬です。(^ー^)
実は今日,軽井沢に“初滑り”に行く予定でした...。でも昨日の天気予報では「曇りから雨」...でしたので,予定を変えたのですが...。結局,今10:15...イイ天気のままです...。でも天気予報では午後から「雨」になってますが...ネェー... (=_=;) ガッカリ...の“TOK”でした。
では皆さんも...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日“T.N”さんからの
e-mail ...をいただいてから,本当に反省しております。(=_=;) 私の私的なホームページ
On Line Ski School
をご覧いただいている方々のほとんどは,かなりお上手な方が多いので,いつの間にか,そのような方々を対象としたホームページになっていたようです。上級レベルの方が多い...もちろんそのことは充分に把握しているつもりです。ですから,私のこの「教師日記」をお読みいただく分には,そのような方々への話し掛け...的スタイルでイイと思うのですが,こと
“47 Feeling Ski School” の中の Online Lesson
ということであれば,少し考えが足りなかった...そう思います。
“47FSS”のWebサイトができてから,できるだけこの“
On Line Ski School”
と“47FSS”のWebを独立させ,互いにリンクはさせるものの,それぞれ違った特色を出そうと思って来ました。でも“47FSS”のディレクターをしていて,しかもそのスキースクールの基本的考え方が“フィーリングスキー”...ということであると,全く完全に分離...というわけにもいきません。そこが悩みの種なのですが...。
...ということで,広く門戸を開けた活動が“47FSS”には求められますので,その責任者たる私...“TOK”の「教師日記」はともかくとして,
“47 Feeling Ski School”
の方は,もう少し幅広い層の方々を対象としたものも,逐次増やしていきたいと思います。基本的にはどちらも“生涯スポーツ”としての“スキー”...を啓蒙して行きたい...という点では同じことなので,その中心となる考え方は似ています。ですから良くお読みいただければ,上級者へのアドバイスもその基本的考え方は,初中級の方のそれと変わっていないことに気付いていただけると思います。ただ,モデルさんの滑り...これは上級者の方以外の人の滑りも取り入れたいと思います。また解説の言葉や語りかけの口調も,それらの方々に判りやすいものも加えながら進めて行きたい...そう思います。
基本的には “47 Feeling Ski School”
の方は万人向けの構成に...そしてこの On Line Ski
School
は従来の皆様用に...という構成で参りたいと思います。
これからもご指導ご鞭撻...よろしくお願いいたします。
“47 Feeling Ski School”
の開校を機に,いろいろなことを学んでいる“TOK”でした
!!!(^ー^)
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★ Nov.07 2006 Tuesday 雨 (白馬)
今日も「雷鳴」が時どき鳴っている白馬です。天気はモチロン「雨」です。でも気温は思ったよりも低くなく,寒く感じません...。これから下がり始めるのでしょうか?この地域...「雷注意報」が出ていて,しかも「ひょう」が降るかもしれないということです。「ひょう」が「雪」になってくれるとイイのですが...(^ー^)
と語っていたら...兎平に雪が来ました
!!! また降り始めたようです...(*^^)v
では皆さんも...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日の話題は「神」について...。(^
^)(^I^)
“フィーリングスキー”を皆さんにお伝えするようになって,「イメージの力」の大きさにビックリしたことがキッカケとなり,身体の不思議...そしてこのような不思議な身体を創り出しくれた「何者」かに畏敬の念を払うようになりました。この「何者」を単純に私は“天なる神”...とこう呼んでいます。ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみると...『神(かみ)とは、人間の及ばぬ知恵・知識・力を持つとされる存在の一種で、人間を含む生命やこの世界そのものなどを創り出した存在であるとされることもある。人知を超えた力や運命と関連づけられ、信仰や畏怖の対象となる...』と解説されています。私もこのような意味で“天なる神”を使っているのですが,一般的に“神”...というと,私たちは日本人はどことなくあやふやで,“神”という名前をひと前で持ち出すと,「アイツはどこかの宗教に入信したらしい...」というようなことを言われます。でも,手を切ったら血が出て細菌の侵入を防ぎ,自然治癒力で元の姿に直してしまう...という当たり前なことだけれど,よくよく考えてみると,「まことに不思議な力」を授かって,わたし達はこの世に生まれて来ました。このようなことを思うと,その「何者」かに感謝し,畏敬の念を払うことは当たり前だと思うのです。その「何者」かを語る適切な名前があるとイイのですが,実はありません。なので私は“天なる神”と呼ばさせてもらっています。
ところが,昨日たまたまBSのTV番組...「BS世界のドキュメンタリー“ アメリカ 神の理念を政治に”...キリスト教保守派の学生たち」【脚注】を見て,私がこの「教師日記」で語っている神とは全く異なることを思いました。この番組に登場する人たちも盛んに“神”という言葉を使っています。でもこのドキュメンタリー...ご覧になった方もおられるかもしれませんが,「霊魂はあるかもしれない...」程度のことは思い,それを自分の生き方の指針にしている私みたいな人間にとっては,少しショックでした。この人たちが信奉している宗教で使っている“神”と,私の思っている“神”とは全く違う...と思ったのです。おなじ“神”という言葉を使い,これほどの力というか,人の生き方,あるいは価値観を統制するような方向で,政治にまで影響力を及ぼそうという,その考え方に強い懸念を覚えたのです。
私は“spiritual ski”というようなことを述べてはいますが,それはあくまで,そういう風に思うと,人間の身体の不思議みたいなことを考える良い機会になり,生まれてきたことも含めていろいろ感謝しながら生きて行けるようになる...ということをお伝えしたいからです。「どうも最近“TOK”は“愛のターン”などと,いかがわしい宗教まがいのレッスンを始めたみたいだ...」と思われる人が居られるとしたら,それは残念ですが,皆さんを特定の宗教にお誘いしているわけではありません。昨日TVを見た後,“愛”とか“神”...こういう言葉を使っているからには,これはぜひ明日の「教師日記」で“TOK”が最近語っている“天なる神”について,誤解を招かないようにお話ししておかなければならない...そう思ったのです。
ということで,“愛のターン”...は怪しい宗教団体が行なっているスキーレッスンではありませんので...ヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
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【脚注】:「NHK放送ラインアップの解説」より転載させていただきました。興味のある方はお読み下さい...。
「BS世界のドキュメンタリー“ アメリカ 神の理念を政治に”」
〜God’s Next Army〜(原題) 制作:アメリカ 2006年
アメリカ中西部から南部にかけて根強い基盤を持つキリスト教右派勢力。ブッシュ大統領再選の際も、共和党を支持し、大きな影響力を持ったことで注目される。今、キリスト教右派勢力はどうなっているのか。この番組は、ワシントンDCから車で1時間、ヴァージニア州に4年前、設立されたあるキリスト教右派の大学への密着取材を通し、「神の国を再建する」という理念のもと、ここから巣立った卒業生たちが、ホワイトハウスや連邦政府、各省庁に送り込まれている様子を描いた。
このパトリック・ヘンリー大学は福音派で、厳格なキリスト教精神に則って学生を教育し、アメリカの将来を担うリーダーに育てるとしている。この大学に集まる学生はどのような家庭環境で育ち、大学では何をどのように教えているのか。さらに、昨年のヴァージニア州知事選で、共和党の知事候補を支援するため、選挙活動にかり出される様子を取材。キリスト教右派勢力がアメリカで今も根強い基盤を持ち、しかも再生産されていることを感じさせる内容となっている。
※福音派は、プロテスタントの中でも保守的で「伝統的価値観」を重視し、04年の大統領選の際は、集票マシーンとして大きな力を果たしたとされる。
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★ Nov.08 2006 Wednesday 快晴 (白馬)
今日は素晴らしい「快晴」になりました
!!!
昨日「教師日記」を書いてる最中に兎平に雪が来ました
!!! が,その後少しだけ里にも雪が舞い,いよいよスキーシーズン間近
!!!...という気持ちになりました。(^-^)
“ASAMA2000”での「初滑り感動キャンプ」...そろそろ最終案内です。“TOK”とご一緒に滑りませんか?(*^^)v
では皆さんも... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は「ジグソーパズル」について...。(^-^)
実は私は性格上なのだと思いますが,この「ジグソーパズル」...だいの苦手なのです。苦手なのになぜそんな話題を?...と思われるかもしれませんが,最近,「人の人生は,ジグソーそのもの
!!!」というように思うのです。
知りませんでしたが,あのジグソー...「同じ形のピースが複数存在しているのもあるだろうなぁー,ただそのピースの色の違いで区別しているのだろう...」と思っていたのですが,なんと
!!!...100ピース未満のものから10000ピースを超える大型のものまで,全く同じ形をしたピースは他に無い
!!!...ということを知りました。(*_*)
実は“スキー”を皆さんにお教えしていて,「同じように見えるけれど,全く同じ滑りというものは無いものだナァー...」ということを思っていました。それぞれの“個”があり,それぞれの“主張”があり,このようにして,この世に生まれた自分の“存在意義”みたいなモノ...これを発露されているものだナァー...そう思っていたのです。たかが“スキー”というスポーツの中でさえそうなのですから,何十年も生きていく人生の中では尚一層,それぞれの“個”というものを表現する機会は多いに違いない...そう思います。言ってみれば,この世に生まれた私たちひとり一人はジグソーと同じようにそれぞれ他の人とは異なった姿かたち,そして価値観を持って生活している...ということです。実は人生にはジグソーと同じように,そのようにひとり一人がピッタリとはまる空間や場所が存在し,その居場所を探すのがその目的なのではないか?...そんなことを思います。人生とジグソーパズルを一緒にするのはどうか?とも思いますが,演劇にも「はまり役」というのがあるように,実はその人が生まれてきた意味は,自分がピッタリとはまる空間を見出すことにあるのではないか?...ということです。
すると,自分というピースとしての“個”の大切さというか,貴重さに気付きます。自分が自分であることの意義,人と同じではないことの大事さが分ります。代役の効かない自分自身の存在に気付きます。他人のコピーで無いことの大事さが分ります。しかし“個”は個だけれど,周囲の形に溶け込み,違和感無くピッタリはまるという側面も大事だ
!!!...ということも解ります。“個”であるけれど“唯我独尊”ではない...ということです。
話がまたまた個人的なことに飛んで申し訳ありませんが,この度の
“47 Feeling Ski School”
開校...この中で自分の果たすべき役割と位置。これを考える時,「自分の人生は“ジグソー”」...と考えると,“それ以上”でも“それ以下”でもない“TOK”という自分の存在が観えてきます。それが“ピタッ
!!!”とはまれば,その時“TOK”はまさしく「空気のように必要とされない“TOK”」であり,「空気のようになくてはならない“TOK”」で居ることができる...そう思います。(*^^)v
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★ Nov.09 2006 Thursday 快晴 (白馬)
今日も素晴らしい「快晴」になりました
!!!
今日は“TOK”...急用のため「教師日記」お休みです。申し訳ありません...。
“ASAMA2000”での「初滑り感動キャンプ」...最終案内です。11/11が締め切りとなります。“TOK”とご一緒に滑りませんか?(*^^)v
では皆さんも...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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★ Nov.10 2006 Friday 晴れ (白馬)
昨日“Hakuba
47”スキー場のスキースクール今日も「晴れ」の白馬です。
北海道佐呂間町で竜巻...というニュースは皆さんご存知だと思うのですが,実は白馬でもありました
!!! 11/7に兎平まで雪が来た日のことです。私の自宅付近を北の端に南に約1キロ,国道沿いを竜巻が走ったとのことです。どうりで凄ッごい強風が短時間だけ吹いたなァー
!!!と思っていたのですが...。おかげで玄関脇の窓ガラスが割れてしまいました...(=_=;)
I'm sure you have a wonderful day!!! 「初滑り感動キャンプ」...11/11締切です。
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昨日“Hakuba
47”スキー場のスキースクール及びスノーボードスクール責任者の会議がありました。
参加メンバーは,従来からあるスキースクール“スキーアカデミー”,そして私たちの“Feeling
Ski School ” ,“JSBAスノーボードスクール ”,“ファンスキースクール”
,スノーシューなどのガイドを行う“Hakuba47ガイドセンター”,そして“Hakuba
47スキー場”の責任者で,合計9名での会議となりました。
会議の目的は,07シーズンのスクール関係の運営をどのような体制で,そして考え方で行っていくか?...ということでした。
先ず,今年は10/18の“47Today”のようにスクール関係の受付場所が大きく変わり,スキー場入り口のすぐ脇になります。ここで上に挙げたスクール関係の受付や案内を,一緒に行うことになりました。それぞれのスクールがそれぞれの特色を生かし,生徒さんにできるだけ多くの選択肢を与えることが目的です。同じスキーで複数のスキースクールがあっても,その案内や受付はそれぞれ場所が違っているのがこれまでの例でした。ですが,“Hakuba
47”ではこれを一箇所にまとめ,お客様により便利にスクールを利用していただこう...ということでの試みです。互いのスクールがお客様の取り合いをするのではなく,互いがそれぞれの特色を生かして,多くの企画商品を提示し,その中からお客様がいろいろ選べるように...ということです。言ってみれば,浅草の“仲見世”や,祭りの夜店のように,一軒の店だけでは無く,多くの店があり,それぞれがいろいろな商品を陳列して,お客様に楽しみを与えてくれるのに似ています。このような考えの下に,この「スクールセンター」の基本的なコンセプトを“人の集まる場所”⇒“Meeting
Place”としたい...という説明がスキー場サイドからありました。
イロイロがいろいろある...これは教わる側の人にとっては好都合なことだと思います。あとはそのイロイロをどう皆さんにお見せし分かって頂けるか?...ということです。ただ単にスキースクールです...ということではそのイロイロは従来のやり方と変わりません。誰がどのようなレッスンをどうやるのか?...ということを生徒さんやお客様に見えるようにする努力が大事になります。私たちの“47FSS”は
Inter Net
などを通じ多くの方にレッスンに関する情報を提示して行く姿勢をとっています。これ
だけにとどまらず,あらゆる機会を見つけて“Hakuba
47”の面白さをこれからも発信していく姿勢が大事だと思います。
昨日は,第一回目の会議でしたので,今シーズンの大まかな姿勢をスキー場サイドからご提示いただきました。昨日の会議での基本的な考えの提示を受け,近々二回目の会議があるとのことです。少しづつ,一歩づつ47のスクール体制が整っていきます。
スクールセンターのことやレッスン等について,皆さんから,「こうしたら?」,「ああして欲しい...」というご希望がありましたら伺えれば会議の席で提案できます。もしご意見をお持ちの方居られましたら“TOK”までご一報ください。(^-^)
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★ Nov.11 2006 Saturday 曇り (白馬)
今日も「曇り」です。今朝は雨が降っていましたが,その雨も上がり,今11:00頃は曇りになりました。
この週末...全国的に天気が悪そうですが,皆さんはいかがお過ごしですか?一部の地域は里にも雪が来るとの予報が出ています。そろそろスタッドレスタイヤに履き替えますかな?(^ー^)
I'm sure you have a wonderful day!!! 「初滑り感動キャンプ」...本日11/11締切です。
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大変遅れていましたが, Online Lesson
のLesson4...いよいよ最終段階を迎えました。ご投稿いただいた方,本当にありがとうございました
!!!。
全部で13人の方々から e-mail
をいただき,それぞれのコメントに目を通させていただく作業をとおして,皆さんの目がだいぶ肥えておられる...そんなことを思いました。少々生意気な言い方かもしれませんが,「どのような滑りが普遍的な要素を含んでいるか?」...という意味での観方が,私流に言わせてもらえば,理に適った方向で皆さんが捕らえてらっしゃる...ということです。(^
^)
今回は,皆さんに“K.T”さんの滑りを観て頂いて,「彼の滑りをどう感じ,どうやったら更なる高みに昇れるだろうか?」...ということを狙ったために,あえてAfterを事前にお見せしませんでした。このことで,彼の滑りのどこがどうなんだろう?...という“しっかり観る”,そして“滑りの要素に気付く”...ということがよりハッキリと出たと思っています。みなさんお一人おひとりのご意見が,そのような深いところを観る目を通してのレポートであったことを実感いたしました。
そしてそれらのことをじっくり考えられてから,実際のレッスンのAfter映像をお見せし,私の考えを披瀝させていただきました。何人かの方から,「この方がより実践的に他人の滑りを評価する...という意味で深みが増した...」という内容の
e-mail
をいただいております。皆さんが期待されたような,こうなったらイイだろうな
!!!...という風に,“K.T”さんのAfterの滑り...変わり始めたでしょうか?。わたし自身,自分のレッスンを振り返えり,これからのレッスン活動に役立てる意味で,この
Online Lesson は大変役にたっております。
また“K.J”さんからは,『...Online Lessonのおかげで、もうすでにずいぶん滑ったような気持ちになっています。シーズン前からこんなにスキーのことを真剣にじっくりと考えたことはありませんでしたが、これはものすごく良い訓練になると実感しています...』という
e-mail をいただきました。
以上...諸々を含め,今シーズンの先駆けとなる“気持ちの高鳴るシーン”...皆様にお届けできたでしょうか?
そろそろ天然雪での滑走も近くなりました。私たちのスキーライフがより豊かになりますよう
!!!
ではイイ週末を !!! シーハイル !!!
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★ Nov.12 2006 Saturday 曇り (白馬)
今日は「雪」です。いよいよ待望の雪が来ました
!!!
ベランダがウッスラ白くなりました。今日これから夕方までは断続的に降るようですので,降雪...期待できそうです。(^ー^) スタッドレスタイヤ...急いで履かなきゃ
!!! いつも後手後手の“TOK”でした
!!! ハッハハハ...(^ー^)
I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日白馬の里に新雪が積もりました
!!! その模様は右の写真をクリックしてみてください。降雪映像(700KB)が見れます。(^-^)
昨年は11/29に里への積雪がありましたから,それに比べると2週間ちょっと早い感じです。入った情報によると佐野坂付近は10センチほどの積雪になったようで,完全にタイヤチェーンが必要です
!!!。昼近く...結構良い感じで降っていますので里への積雪量はそれほどでなくてもゴンドラ上部...標高の高いところでは滑れる
!!!...という風になってくれるとイイのですが... (^-^) ひょっとすると今度の“ASAMA2000”の「初滑り感動キャンプ」...本当に自然雪での滑降ができるかも
!!! 期待したいですネ !!!。(^ー^)
それにしても,いつの年も,シーズン初めのこの時期,雪が来るとワクワクします。年甲斐も無く...と言われそうですが,こういうことにドキドキできるってことは素晴らしいことだと,自分では思っています。
さあ,みなさん !!! いよいよシーズン到来ですゾ
!!! 気を引き締めて行きましょう !!! (^ー^)
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★ Nov.13 2006 Monday 快晴 (白馬)
今日は「快晴
!!!」です。(^ー^)
昨日...結構降雪がありました。このくらい積もれば,兎平ではもう滑走跡が見えてもいい位だと思います。昨年は12/1にちょうどこのような降雪量で滑っている人が居ました。
ですが,今は八方尾根のリフトが架け替え中,そしてゴンドラは整備中で,11/18まで営業しないとのこと...。
...というわけで,天然の新雪滑走はしばらくお預けです...ネ。
では今日も...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は「心で感じる」...というお話です。(^
^)
Online Lesson
で,Lesson4が終わりました。このレッスンでいろいろとコメントを書かせてもらいました。その都度ビデオ(映像)を観る機会がありました。そして面白いことに気付きました。それは,“考えながら”映像を観るのと,“感じながら”映像を観る,との違い...ということです。「エッ!!,また変なこと言い始めたぞ...」とお思いかもしれませんが,この違い...気付くと結構面白いのです。
“考えながら”映像を観る...これは,映像を“目”を通して行ない,主にスキーヤーの「身体の動き」を観る様になります。脚が伸びてるとか縮まってるとか,円弧が丸いとか直線的だとか,ビデオの表面上に表れている「形」や「運動」に目が行きやすくなります。圧が急激に貯まった,テールが横に触れた,トップが詰まった腰が引けた...というような視覚として見える事柄に,言葉通り,“目が行く”のです。ですから,そうやって観えた情報は,どちらかというと「フォーム」や「形」や「運動」そのものの評価に結びつきやすく,「頭で考える材料」としての情報になりがちなのです。
ところが心で“感じながら”映像を観ると,そのスキーヤーが身体が感じているであろう,内部的な感触みたいなもの...これを味わいながら観ている自分が居ることに気付きます。「姿」や「形」にではなく,そのスキーヤーの身体が実際にその場で感じているだろうナァー...といったこと...つまり“五感”を通して感じているその“フィーリング”を同じように感じながら,映像が観れるのです。柔らかいとか硬いとか,あるいはスベスベしてるとかデコボコしてるとか,ゴツゴツしてて滑らかだとか...そういった雪から来るいろいろな情報を,スキー板⇒足裏⇒すね⇒太もも⇒腰⇒丹田⇒お腹⇒重心......というように感じながら伝え,各部位ごとでもその感触を味わっている感覚...これをそのスキーヤーと共有できるのです。「心で感じ味わう材料」としての情報...ということができます。
“フィーリングスキー”では,スキーヤーはあるイメージを持って滑ります。すると,その各人が持っている身体の特徴が活き,それぞれ特有の“個性”ある滑りが顕れてきます。「姿」や「形」,「運動」は各スキーヤーで微妙に異なります。この時,それぞれのスキーヤーはご自分独特の雪とのコンタクト感,フィーリングを持っています。そして,そのコンタクト感は他の人にはまったく説明しにくいものなのです。ところが,上に述べたように,見る側が“感じながら”映像を観ると,そのスキーヤーと同じような感触を共有できるのです。この“感触”...まったく同じ感触かどうか?は断言できませんが,かなり近いものではないか?...そう思います。
すると,滑り手のイメージ⇒滑り手の感覚⇒個性的姿や形,運動⇒【心で感じて観る】⇒滑り手と共有する感覚発露⇒見る側のイメージ形成......といった面白いイメージ共有のスタイルが生まれます。これは見る側の滑りのイメージ形成に大変役に立つことだと思います。(^ー^)
人の滑りを「何を考えるか?」という風に「頭」で観るのではなく,「何を感じるか?」というように「心」で観ることで,ただ単に「滑りを評価する」...ということから「滑りを共有する」...ということが可能になる...そう思います。
今日述べたこと...「心で感じながら観る」...これは,これからの“フィーリングスキー”でも応用可能な方法のような気がしています。
今日は時間が押し迫ってしまいましたので,また機会を見て,詳しく検討したいと思います。...ということで,今日の
Up date ...遅れました... 。(=_=;)
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★ Nov.14 2006 Tuesday 晴れ (白馬)
今日は「晴れ」です。(^ー^)
Whistler Blackcomb から e-mail が届きました。
This past weekend, over 75 cm (over 2 feet) of snow has fallen on Whistler Blackcomb Mountains. With this incredible snow fall, Whistler Mountain will OPEN early on Saturday, November 18.
...ということで, Canada
も予定より早くスキー場がOpenするようです。さて日本は?(^-^)
では今日も...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日...【心で感じて観る】ということをお話しました。何人かの方から
e-mail
や掲示板でこのことについてのコメントを頂きました。ありがとうございます
!!!(^I^)。
実は映像を観るとき,ひとつのコツがあります。それは,映像を観ながら「あなたは今,何を思っているの?」...という風に観るのではなく,「あなたは今,何を感じているの?」...という風に観ることなのです。その映像から何を“感じる”か?...これは“思う”こととは微妙に違います。“感じる”ということは視覚的な“見る”という要素が減り,今この瞬間自分の気持ちや身体は五感の内,「視」以外の感覚で何を感情として味わっているか?ということなのです。視覚が先に立ってしまうと,どうしても「姿・形・運動」を見てしまうのですが,それ以外の「聴,嗅,味,触」で観ようとすると,それとは別の「内面的なモノ」が観えて来るのです。そのスキーヤーが感じているであろう,雪とのコンタクト感や,気持ち良さとか...そういうモノが観えてきて,技術がどうとかこうとかいうことではない,そのスキーヤーが味わっている感情そのものを一緒に共有して味わえるのです。これこそがまさしく“feel
in”であり“Feeling”なのです。
昨日,“47FSS”のWebサイトに「イメージビデオ」を
Up date
いたしました。モデルは昨年キャンプに参加していただいた方々ですが,実は上に述べたことを頭に描いて編集していました。技術的にポテンシャルの高い方も,そうでない方も居られます。
あなたがこの映像を見て,もし「フォーム・運動・形」に目が行き,もう少しこうしたら...ああしたら...という想いが沸いたとすれば,それは「目で見ている」...ということです。論理的な左脳的な見方で映像を見ている...と言っていいかもしれません。,
そうでなく,「滑っていて気持ち良さそうだナァー
!!!」とか,「私も滑りたくなった
!!!」...と感じた人は心で感じ,身体で味わい,スキーの楽しみを共有できている人だと言えます。あたかもその人になった様な感じがし,気持ち良くなり,気分が明るくなって来ます。技術云々ではなく,多少バランスを崩そうが,転びそうになろうが...そこに居て雪と戯れているスキーヤーの気持ちそのものになれるのです。そして,顔がほころび,笑みが浮かび,思わず嬉しくさえなります。
「形」を見るのではなく,「心」を観る...とはこの様なことを言うのでしょうか?だとすれば,“フィーリングスキー”はまさしく後者の「心を観るスキー」,「心でするスキー」...そう言えるのではないかと思います。“Feeling
Ski” は“Feel in SKI”と言葉を置き換えることもできる...こじ付けみたいですが,そう思います。(^ー^)
この様に“スキー”をとおして心が豊かになれたあなたは,“感性”がより鋭くなり,“感受性”がより豊かになっている...という風に私は思います。
今日も相変わらず目出度い“TOK”でした。ハッハハハ...(^ー^)
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」
★ Nov.15 2006 Wednesday 曇り (白馬)
今朝は,いかにもこれから雪が降り始めそうな天気で「曇り」です。(^ー^)
気温も低く,八方尾根の上部のゲレンデは雪が降っているようです。
11/25.26の“TOK”と一緒に滑るシーズンインキャンプ...余裕が出ました
!!!。参加ご希望の方は申し込みフォームで... (^-^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は,ここ二日ばかり「教師日記」でお話したことについていただいた
e-mail をご紹介いたします。
初めは“T.N”さんからいただいたものです。
『...今日(11/13)のFSイメージビデオ、いいですね!。14日の日記の「心」を観る...ってことは、わかるようなわからないような、だけど、楽しそうだな・・・滑ってみたいなあ・・・と思わせる映像だと思います。みんな、流れるようなすべりをしているので、余計そう感じさせるのかな・・・レベルを問わず・・・特に、新雪のシーンが多いので、いいですね〜あんなふかふか雪を滑りたいなあ・・・』
“T.N”さん... e-mail
ありがとうございます
!!!(^I^) 楽しそうだな・・・滑ってみたいなあ・・・と思わせる映像...と仰っておられますが,わたしもそう思います。雪の感触を本当に味わって滑っている...そう感じます。皆さん,素直に雪からの情報に身を任せている...そう観えます。形や運動にこだわらない滑り...雪と喧嘩しない滑りって,こんなに観る側にも感動を与えてくれるんだって,そう思います。
以前,何回か“オーラ”ということをこの日記にも書きましたが,私はこのイメージビデオで紹介させていただいた皆さんの滑りにはそれが在る...そう思っています。“フィーリングスキー”独特の雰囲気...流れるような滑り...これが皆さんの滑りに共通してあると思います。
いずれにしても,見てて飽きないです...ネ
!!!。(^ ^)(^I^)
次は“T.S”さんからの e-mail です。
『...TOK先生、いつも楽しく勉強させていただいています。11月13日と14日の日記「心で感じながら観る」。。。なかなか面白く読ませていただきました。これまでビデオを見るとき、そのような感覚を意識して観ていませんでしたので新鮮さを感じました。そういわれれば、フォームとかスキーの動きにばかり目が行き、心の内側にまで想いが届いていなかったように思います。今まで撮りためたビデオを取り出し、もう一度心で感じながら自分の滑りを振り返ってみたいと思います。そして、今年はぜひ“フィーリングスキー”のご指導を受けたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。』
“T.S”さん e-mail
ありがとうございました。これまで「心で観る」機会が無かったとのことですが,ビデオはもちろん,いろいろな映像も,あるいはゲレンデでの他の人の滑りもそのような目でご覧になると,“スキー”の別の楽しみ方ができます。心の中からその人に成り切れているような感覚になれるので,二倍三倍と“スキー”を楽しめる気がします。(^ー^)
“愛のターン”で,雪からの“愛”の情報を“心”(重心)で受け容れる...というイメージ練習をしていただくことがあるのですが,“フィーリングスキー”をしていると,いつの間にかそれと似た感覚...“heart=心”に雪からのメッセージを受け容れる...という感覚になっている気がするのです。heartに受け容れる...という感覚が,地球や大自然のエネルギーを,身体の中心(重心)で感じ取っている...ということにつながっているのでしょうか?そんなことを思います。(^ー^) そして,身体と雪,そして用具がハーモニーを奏で始めている...そんな気持ちになるのです。雪に中に居てどことなく安心感を感じ,あたかも昔母の胎内に居たときのような安堵感さえ感じます。
“フィーリングスキー”...なかなか奥が深い...そう思います。(*^^)v
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」
★ Nov.16 2006 Thursday 晴れ (白馬)
今朝は,昨夜半からの雪が積もり,白い世界になった白馬の里です。五竜とおみの「アルプス平」の積雪が30センチ...もうひと降りでどうにか初滑りができそうですが...。(^-^)
11/25.26の“TOK”と一緒に滑るシーズンインキャンプ...余裕が出ました
!!!。参加ご希望の方は申し込みフォームで... (^-^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日はまず,“TOK”「教師日記」コメント掲示板にいただいた“KEI”さんからの書き込みに対するコメントから...。
『[88] 47FSS“イメージビデオ” Name:KEI Date: 2006/11/15(Wed) 20:30
オンシーズンのスクール受付で放映されるんでしたっけ?(私が勝手にそう思っているだけ??) web上では2分間に編集されていますが、5〜6分にまとめて流せばどうでしょうね。・・・と勝手な思い(笑
映像を見てKEIなりにチョット感じたこと・・・。それは、ゲレンデを低速で滑っている人のほうがより足裏感覚を「感じ取ろう」とされているような印象を受けたということなんです。例えばジョギングしているときと同様に、50〜60%負荷の軽いジョグと、スピードアップした70〜80%負荷の若干“辛さを感じる”ランとでは、「呼吸法やフォームの気になり方が違ってくる」のと似てるなぁ〜ということです。
これを自分に当てはめると、スピードを上げてガンガン滑っているときは、スピードに負けないようにとかエッジングのことを主に考えていて、斜面を落ちながら“探る”ことや“圧のやり取り”なんかの“感じること”が疎かになりがちなのと同じだなぁ〜と。(爆
横滑りでも、プルークでも、シュテムでも、低速で足裏を“感じる”ことに集中できるような反復練習が大切だなぁ〜と、改めて感じさせてもらった“イメージビデオ”でした。(勿論・・・Must症候群的に練習するわけではありませんので。笑笑笑) イメージビデオに・・・感謝!!感謝!!! 』
“KEI”さん...こんにちは!
掲示板書き込み,ありがとう!!!。
イメージビデオ...“47FSS”の受付カウンターで流したいと思っています。もう少し長めで,プルークボーゲンとかの映像も含んだものを...。(^-^) 乞うご期待
!!!です。ハッハハハ...(^ー^)
さて,「低速の方が感じ取るのが容易...ハイスピードになると難しい...」ということですが,まったくその通りです。でも面白いもので,そういう意識を持ちながらズーッと滑っていると,その感じ取る能力は次第に洗練されてきて,スピードが段々速くなっても感じ取れるようになってくるのです。最初はロースピードでしか感じ取れなかったものが,慣れてくるに連れてハイスピードでもOK
!!!...ということです。ここのところに人間の能力の凄さ,素晴らしさを思います。昨日の日記でも書いたように“感性”が磨かれ,“感受性”が豊かになるのだと思います。(^ー^) そのために仰るように「反復練習=ドリル練習」が大切になるのです。
そうそう...この「感じ取ろう」とする反復練習は,滑っている当人の「気持ち良さ」をその判断基準とするものなので,Must症候群的な,こうならねばならない
!!!...というような「義務感」は感じないんですヨ
!!! イメージビデオを見るだけで,気持ち良くなる...そういうビデオ映像をたくさん作りたいものですネ
!!!。「白いファンタジー」のような映像を...。(^
^)(^I^)
こう書いてきて思うことがあります。それは,“ある種の滑走シーン”を見ることで,心の安らぎが得られ,身体の悦びを感じ,感動が実感できる
!!!...ということです。このある種の...“ある”はどういうことか?と考えてみました。なぜなら,どのようなスキービデオを見てもこの様な悦びや感動があるか?...といえば無いからです。この様な安らぎ,感動を与えてくれる映像にはある共通した事柄があると思うのです。その“ある”...とは何なのでしょうか?
ここまで書いてきて,良いことを思い付きました
!!! (^ー^) それは Online Lesson
の時のように,皆さんからのご意見を聞いてみたい
!!! そして私の思うところと,皆さんのご意見...どう似ていて,どう違っているか?比較してみたい...私の勉強のためにもそう思います。ぜひ皆さんのご意見お聞かせください
!!!。⇒ e-mail
このようなことを考えることは,実は私達の目指す“生涯スポーツ”としての“スキー”を考えることに大きくつながっている...そう思います。“スキー”をすることが「安らぎ,悦び,感動」に結びつくものだとしたら,その要因は何なのか?...これを探ることは大変意義のあることだと思います。
皆さんからのご意見...大変楽しみです
!!! よろしくお願いいたします。(^ ^)(^I^)
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★ Nov.17 2006 Friday 晴れ (白馬)
今朝は,少し時雨れていましたが,9時頃から青空が広がって来ました。今日はこれから「晴れ」に向かうようです。気温はやや高めで明日の週末,土曜もイイ天気のようです。
...ということは...雪の期待は薄い...ということでもあります。(^ー^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日,“ある種の滑走シーン”を見ることで,心の安らぎが得られ,身体の悦びを感じ,感動が実感できる
!!!...ということを話しました。そして,みなさんにその“ある”とはどういうことでしょうか?...とお尋ねしたのですが,どうもスキーの滑りそのもののコメントで無かったせいか,あるいは質問の意図するところが解りにくかったせいか,お一人...“N.T”さんからだけ
e-mail をいただきました。(^ー^) きょうはその e-mail
をご紹介させていただきます。
『...今日の教師日記の皆さんからのご意見・・・ということですが、私が直感的に思ったのは、スキー技術や上手い下手に関係なく、自然とマッチングした(自然に溶け込むような)滑りをしている映像。例えば、どんなに上手いデモが滑っていても、ガツンガツンと、そのスキーヤーだけに目が行くような、なんていうかそこだけにスポットがあてられているような映像には、すごいなあ、とは思ったとしても、本当の意味での感動(人の心を動かすような)はあまり無く、これとは違うかな、って思います。
でも、本当は、そんなことは何も考えずに、イメージビデオを観たんだですけど、それなのに、そういう感覚を持って観てました・・・心で観る、なんてワカリマセン・・・と思いながら、ただ観てたんだけど・・・。でも、みんな自然の中に溶け込んでて、いいなあ、すべりた〜い、こんなところで・・・って思わされる映像ですよね・・・。もちろん、バックのシーンもよいからかもしれませんが、たった2分でも!身体の優しさが出てる 美しい流れるような滑りをしている !!! と思いました
心で観る、ってことをもっと難しく考えていた、というかそういうふうに、集中しなくてはできないのか、と思ってたけど、もっとシンプルな感性だったのかな、って・・・そう思いました。』
“N.T”さんありがとうございます
!!!(^I^)。お一人だけですが貴重なご意見です。(^
^)(^I^)
この中の言葉で,「自然に溶け込んで...」,「身体の優しさが出て...」,「流れるような滑り...」ということが“ある種の滑走シーン”の“ある”...なんだと思います。「ガツンガツンでない...」とも書かれていますが,この言葉からは,周囲の状況を無視した,「自分が自分が
!!!」...という自己主張がメインになって表に出ている感じがします。
ですが,「自然に溶け込んで...」という言葉...これからは,自分がただ独りでそこに存在するのではなく,周りのいろいろなものと同居し,その中に一体となって収まっている様が浮かんできます。あるモノだけが突出していないのです。いくつかの事柄や存在などが「和している」,あるいは「調和がとれている」...といった“ハーモニー”という言葉がピッタリ当てはまります。
また「身体の優しさが出て...」,「流れるような滑り...」という表現...これは,いろいろの要素が,渾然とはしているけれど,それぞれの“個”...これが適度に自分を主張し合い,それが絶妙のバランスを保っていることで顕れ観えてくるものだと思います。周りの自然に溶け込み“和”することで生まれた“新しい個”...そう言ってもいいような,調和のとれた“新生の個”が,「優しく,流れるような滑り」...として観えてくるのだと思います。雪や自然を抜きにして“優しさ”や“流れ”は生まれにくく,その中にスキーヤーが存在し,“個”と絡み合うからこそ出来上がる美しさだと言えます。そういう意味で先のハーモニーに対して,こちらの方は“シンフォニー”を奏でている...と言ってもいいでしょう。
こうみてくると,“ある”とは,「スキーヤーも自然も,収まるべきところに収まるべくして収まっている...」と言えると思います。つまり「ハマっている」...んですネ
!!!。自分の“個”が全体に調和し,適度に“個”を主張し,妙なるメロディーを奏でている素晴らしい音楽を聴いているようでもある。いろいろなものがそれぞれに見事に配置され“バランス”が取れている一服の景色や絵を見ているようでもある。まさに“芸術としてのスキー”を見ているようだ...そう言えると思います。だから...だから美しい
!!!。見ていて,心の安らぎが得られ,身体の悦びを感じ,感動できる...ということなんですネ
!!!。
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★ Nov.18 2006 Saturday 晴れ (白馬)
今朝も,「晴れ」の白馬です。
志賀高原の「熊の湯」が今日からOpen !!!ですネ
!!!。天然雪+人口雪での滑走...ライブカメラで見ましたが,みなさん本当に気持ち良さそうに滑っています
!!! 月曜日にでも行こうかな?ハッハハハ...(^ー^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日の「教師日記」で,「今回はコメントが少ない...」と書きましたら,お二人の方から,早速
e-mail
をいただきましたので,今日はそれをご紹介いたします。(^
^)(^I^)
まず今日は“K”さんからの e-mail です。
『TOK先生こんにちは、“K”です。47FSSイメージビデオいいですね!!!ナイターシーンはニセコでしょうか。気持ちよさそうで堪りません>_<「ruweⅡ」(ニセコを主としたパウダービデオ)と併せてシーズン前の気分を盛り上げてます。
さて今回のお題、気持ちのよい、快い映像とは。。。
スキーの映像に限らず、そのポイントは「浮遊感」にあるのではないか、と私は思います。スキーであれば新雪・深雪の滑りが、海であればマンタやイルカ・クジラの雄大な泳ぎなどが、特に心地よさを感じさせます。良い映像では、その空間に自らが浮かんで見渡しているような、またその空間に包まれているような感覚を受けることもありますね。
また、映っている対象が人であれば、その人がどう感じているのかも重要な要素でしょう。楽しんでいるのか、苦しんでいるのか、喜んでいるのか、怒っているのか、、、、見ている側も無意識にその感情を感じ取っているのだと思います。
上記のような映像からであれば、楽しさ・心地よさを感じられるでしょう。そこから心や身体の悦び・感動を受けるかどうか、これには見る人ごとの経験・体験が大きく関わっているのではないかと思うのです。これは直接の体験が必要なのではなく、似た感覚の経験からその映像の状況を想像できるかがポイントです。例えると、水にぷっかりと浮いた経験があれば、先に挙げたマンタやイルカの映像を見て 自らがゆったりと海中を泳ぎ回る様を想像し追体験できます。スキーの経験があれば、滑る楽しさ、雪から受ける感動などをより強く想像し追体験することになります。
今回のイメージビデオの中で感じる楽しさ・気持ちよさは、圧のやり取りを感じようとする滑りから産まれる「浮遊感」、滑っている本人が感じている「楽しさ」を見ている側が感じ取るところから生まれているのではないでしょうか。そして、各々の経験から「楽しいスキー」を想像・追体験することで悦びや感動を受けるのだと思います。
で、ここで思いました。フィーリングスキーで使う様々なイメージ。これを上手く想像できるかは、実生活で各々が経験したことがあるかが大きな差になるのではないかと。オレンジを自分で絞って飲んだことや、キャスター付きの椅子に乗って転がってみたことがあれば、オレンジターンやキャスターターンをよりリアルにイメージできます。逆にこのような体験が無ければ、なかなかイメージをつかめずに身体も反応してくれないでしょう。伝える側としては、一つのイメージに固執せず 生徒の経験にあわせたイメージを使い分ける引出しの豊富さ・懐の深さが必要なのですね。いまさらながら、いろんなイメージを生み出し続けているTOK先生に脱帽なのです。』
“K”さん, e-mail ありがとうございます
!!!(^I^)
ポイントは「浮遊感」...⇒たしかにそういう見方もできますネ
!!!。雪の表面だけを滑っているのではなく,三次元的な「厚みのある雪」...この中を滑っているというか,泳いでいる感覚がどこと無く気持ちいい滑りには感じられます。“K”さん独特ではありますが,水泳をやったことのある人にはよく理解できる感覚です。(^ー^) ネ?Syriusさん
!!! (^ー^)
その人がどう感じているのかも重要な要素...⇒滑り手の感じている内容というか,喜怒哀楽などの感情ですネ
!!!。「そのスキーヤーがその滑りで何を感じているか?」...この気持ちが,見る側が別段推し量らなくとも自然に伝わってくる...そのような感情が伝わってくる映像は,身体の悦びを感じ,感動できますネ
!!!。よしんば滑り手がたとえもし“気持ち悪さ”を感じていたとしても,それをそれとして受け容れ,噛み締め味わっている...そんな気がします。
見る人ごとの経験・体験が大きく関わっている...⇒これが大きいです
!!!。つまり感性を共有できていればいるほど,他人の滑りでも感動できるのです。仰るように,似たフィーリングを互いに共有できていれば,他人がどう感じているだろうか?...ということにまで想いが行き,感動とか悦びを当人と同じように享受できるのですネ
!!!。他人の滑りを見て感動できる...これこそ“フィーリングスキー
= feel in SKI”の面白いところではないでしょうか?(^ー^)
結局,“フィーリングスキー”の面白さは,何年生きた...という時間的な長さに関係なく,人生経験が豊富な人,,感性が鋭く感受性の豊かな人ほど大きい...そう言うことができるかもしれません。私がレッスン中にいろいろ思い付くイメージは,私が物事に対する興味心が旺盛で,なんにでも手を出す...といった性格が幸いしているのだと思います。でも,時々思うのですよ...「これは俺のアイデアじゃ無い...宇宙や人を創造した“神”の言葉を代弁しているだけ...」と...。
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★ Nov.19 2006 Sunday 曇り (白馬)
今朝は「白馬岳」の上だけ,かすかに青空が覗いていますが,それ以外は雲に覆われています。「曇り空」の白馬です。
今日これから天気が崩れて「雨」の予報が出ています。高い所...雪になってくれるといいのですが...。
月曜日も雨らしいので,初滑り...今回も延期の“TOK”です
!!! ハッハハハ...(^ー^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は昨日の続きで,“ある種の滑走シーン”の“ある”についての考察...その三回目です。
“Kaorin”さんからいただいた e-mail です。(^ー^)
『"TOK"先生こんにちは!!イメージビデオ、アライの映像を取り入れて頂いてありがとうございます。ホントにあの時は楽しかったですね(^ ^)
さて、本日の教師日記、読ませて頂きました。昨日の"ある"種ということですが、本日の日記に書いてあることと重複しますが、「見せよう」と思って滑っている映像ではこの感覚は得られないと思います。先生のレッスンでのビデオ撮りでも「わらわら出てきて〜」と言われて心の準備もできていないまま滑り出してしまうことが多いんですが、それがかえって良いみたいで、斜面への恐怖心も湧かないままに「あるがまま」に滑ろうとしている気がします。それがあのイメージビデオの1シーンでもあると思います。逆に「一人ずつ」と言われると、「上手く滑ろう」と言った欲が出てしまい、変に構えてしまったり、体が硬直してしまったりしてあとで映像を見てもイマイチな時もあります。
先生の今日の日記では芸術、特に音楽になぞえていらっしゃいますが、吹奏楽団で合奏をしている私にはこれ以上はない比喩でした。すごく上手い人がいて、その人の音が突出して聴こえても、それは合奏としてはNGです。ほんとに上手い演奏というのは、全ての音が調和して聴衆を包み込むものです。そして、聴衆は「何がすごい、っていうのかはわからないけど、感動した〜」と思います。もちろん、演奏している側もそんな瞬間はホントに気持ちがいいんですね。
今シーズンは斜面だけでなく、周りの景色も楽しみながら、そこに在る自分を感じながら滑りたいと思います。 Kaorin 』
“Kaorin”さんコメント...ありがとうございます
!!! (^I^) ARAI...楽しかったですネ
!!!。でも,今年の冬はどうするんでしょう...ネェー? あそこ...滑りたかったナァー
!!! (=_=;) どなたかGoodニューズ知りませんか? (^
^)
「見せよう」と思って滑っている映像ではこの感覚は得られない...「あるがまま」に滑ろうとしている...⇒他人のためにではなく,自分のため,自分が味わい楽しむために滑っている時は“素の自分”が表現されますから,見ていて気持ち良さを感じるのでしょうネ
!!!。他人に見せよう,見せよう...としている時は“雑念”が入るから,どことなく「借りてきた猫」みたいにニセモノ...が分かってしまう。仰るように...“在るがまあま”...イイ言葉ですネ
!!!。私の好きな言葉です。(^ ^)(^I^)
すごく上手い人がいて、その人の音が突出して聴こえても、それは合奏としてはNGです。ほんとに上手い演奏というのは、全ての音が調和して聴衆を包み込む...⇒音楽のことはあまり分かりませんが,ハーモニーとシンフォニー...みたいなことが頭を過ぎりましたので書きました。...が,そうなんですか?!?!...やっぱり
!!!。一人だけ突出しているっていうのは良いようで良くない時もあるのですネ
!!!。
ただジャズなどのように,ある時はその人の音色を他の楽器が盛り上げて,その人の演奏を際立たせてあげるってこともありますから,そういう風に周りの自然条件や雪がそのスキーヤーをスターにしてあげよう...という風に待ち構えていてくれる
!!!...そう思えるときもありますネ
!!!。周りとの調和の中で際立つ...なかなか含蓄のある言葉が頭に浮かびました
!!! ハッハハハ...(^ー^)
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★ Nov.20 2006 Monday 曇り (白馬)
今朝は「白馬岳」の上だけ,かすかに青空が覗いていますが,それ以外は雲に覆われています。「曇り空」の白馬です。
今日これから天気が崩れて「雨」の予報が出ています。高い所...雪になってくれるといいのですが...。
月曜日も雨らしいので,初滑り...今回も延期の“TOK”です
!!! ハッハハハ...(^ー^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は「イメージの共有」ということについてお話したいと思います。
現在“47FSS”の教師5名の方が「ブログ」を書いてくれています。いろいろなことが書かれていて,これを読むのが楽しいのですが,その中で教師の皆さんが独自のイメージを持っていて,それぞれいろいろな感覚や感性があって面白いなァー...と,つくづく思います。私が思いもよらなかったイメージを持って滑っている人も居ます。(^ー^)
“しろくま”さんの,11/16のブログ...「トップの面から押し上げられる感覚...深雪でのフタの開閉」...は本当に面白く読ませてもらいました。そして,このような感覚...あるいはイメージを持って滑ったらどうなるんだろう?という興味が沸き,雪の中で早く実践してみたいナァー
!!!という気持ちになりました。
そしてこの様に,いろいろなイメージを出し合うこと,そしてそれを互いに実践してみること...このことが私たちの滑りに良い影響を与えてくれ,スキーの楽しさを味わうことに結びついて行くのだと思います。これが“フィーリングスキー”の面白いところなのだと思います。ですから,いろいろな滑走イメージや滑走フィーリングを伝えてくれるこの様なブログがたくさん出来,いろいろなイメージを伝えてくれればくれるほど,スキーヤーにとっては本当に嬉しいことです。スキースクールに入らなくても,いいかもしれません。...また,「ぜひとも,一度はあのような感性を持った教師に教わってみたい
!!!」...というようなことになるかもしれません。
11/18の日記で紹介した“K”さんからの e-mail
にも書かれていましたが,「...一つのイメージに固執せず
生徒の経験にあわせたイメージを使い分ける引出しの豊富さ・懐の深さが必要...」というように,伝える側には,引き出しの多い,豊富なイメージが要求されます。人さまにスキーの楽しさをお伝えする時,「私はこの様な引き出しを持っています
!!!」...ということを予めお知らせしておくことが大事なことなのです。
“47 Feeling Ski School ”は,“Hakuba
47”スキー場のオフィシャルスキースクールではありません。47スキー場に来てくれたお客様が,「スキースクールがあるから,入ってみる?」...といった形で入校することはほとんど無いと思います。自分の考えを予めあらかじめ
Inter Net
などを通して皆さんに告知し,それが生徒さんに受け入れられて,「この人に習ってみよう
!!!」...ということでレッスンが成立するのがほとんどだと思います。それだけに“47FSS”の教師諸君には自分の思いや考え,イメージなどをブログやWebをとおして積極的に訴えて欲しいと思います。つまり,自分の感性やイメージの特徴を広く告知する...ということです。そしてまた,この日記をお読みの方で,「チョッとこれまでのスキーから脱皮したい
!!!」と思われている方は,いろいろな先生方のブログなどを通して,その引き出しの中を垣間見ていただき,「この人に習ってみたい...」という教師と出会えましたら,ぜひ一度受講していただきたい...そう思います。
“47 Feeling Ski School”
の宣伝っぽくなってしまいましたが,「“47FSS”にはいろいろな考えの教師が居て,それぞれがそれぞれのイメージを持っている。そのイメージ...解るナァー
!!!」ということで,その“イメージの共有”ができれば,そのレッスンは素晴らしい効果を挙げる...そう信じています。(^
^)(^I^)
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★ Nov.21 2006 Tuesday 晴れ (白馬)
今朝は「晴れ」の白馬です。(^
^)(^I^)
ようやく今シーズンの初滑り...できそうです。雨の予報があるのですが,11/24(金)で,レッスンも兼ねての初滑りとなります。場所は“ASAMA2000”...もし現地でお会いできましたらヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
-------------☆★☆-----------
今日はみなさんに,イメージビデオのプレゼントです
!!!
何人かの方から e-mail
で「昨年のニセコの模様をもっと見たい
!!!」...というご要望がありました。そこで楽しそうなシーンを集めて5分ほどの映像にまとめました。昨年は二班編成で行きましたが,先ずは第一班(2/3-5)のみなさんの「気ィッ持ちイイ滑り
!!!」(1.9MB)から...。音出ますよ
!!!(^ー^) (jpSKI.com
会員の方はファイル容量の大きい画像(12MB)でどうぞ...)
じっくりご覧いただけましたか?
実は,この映像を編集しながら思ったことがあります。それは,「滑りの安定性,見ていて気持ち良さを感じさせてくれる滑りは,“重心”の軌跡移動に無駄が無い
!!!」...ということでした。“重心”の位置が無駄な動き方をしていない滑りは,どことなく“安心感”を与えてくれる...そう思います。
今日はあまりごちゃごちゃ言わず...これにて終了
!!! ハッハハハ...(^ー^)
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★ Nov.22 2006 Wednesday 晴れ (白馬)
今朝午前中は「晴れ」のイイ天気でしたが,昼近くになって,少し雲が多くなりました。
Canada ツアーの暫定受付が12/15です。詳しくは Canada
でご覧ください。(^ー^)
このところ,イメージビデオの編集をしているせいか,心地良い映像にのめり込み,時間が経つのを忘れています。熱中できるものがあるって...イイですネ
!!!。(*^^)v
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日も「気ィッ持ちイイ滑り
!!!」を Up date
いたしましたが,この様な映像を見ていると,本当に滑りたくなります。(^ー^) 見ていて気持ちのイイ滑り,感動する滑り...などについてお話してきましたが,このような映像を編集していて気付くことがあります。それは映像の気持ち良さを決めるもうひとつの要素...「ソーステープの撮り方」...です。いくらモデルになってくれる方が素晴らしいスキーイングをしてくれても,それを撮る側が見づらい映像を撮影してしまったのでは,台無しです...。
これから冬のシーズンに入って,皆さんもビデオを撮る機会が多いと思います。また新生“47FSS”の先生方は生徒さんの滑りをいろいろと撮る機会が多くなります。そこで,実際の現場に行って慌てないで済むように,今日から「見やすいスキー映像の撮り方」...についてお話しようと思います。「えっッ?!?!...“TOK”がカメラワークの講義...?」とビックリするかもしれませんが,何を隠しましょう...私は若い頃「映画監督」になるのが夢でもありました。たくさんあった“夢”の中のひとつでしたが,まだビデオが普及する前,「8ミリ映画」の時代から撮っていたのですヨ
!!!。その頃,今から数十年前,「映画とはこう撮るものです。ここがポイントです」...というような学習会に参加したりう,実際のプロカメラマンからいろいろ教えてももらいました。その中から,絶対に役立つコツを数回にわたってお話したいと思います。(*^^)v
初日の今日は,「カメラを固定する」...ということから...。
先ず,映像を見てください。“Type
A”と“Type
B”を比べていただければ,その見やすさが違うことに気付くと思います。“Type
A”は見ていると目が回る気がしませんか?こういう映像を見続けていると,確実に車酔い的な状態になり,ひどく疲れます。それに比べ“Type
B”は完全ではありませんが,長時間見ていても疲れはほとんどありません。
もうお気づきかもしれませんが,“Type
A”はカメラが固定されておらず,アングルが変わってしまうためフレームが滑り手の動きに重なって動いているので,ワンターンごとに見る側の目が動いてしまっているのと同じ現象が起こってしまうのです。滑り手を画像の真ん中に入れて撮影しようと思うとこの様な画像になりやすいのです。“Type
B”は三脚こそ使っておりませんが,カメラアングルは比較的しっかりしています。そのためフレームが動かず,その中のスキーヤーがメインに動いています。ですから目が疲れないだけでなく,スキーヤーの動き,モーションやスピードよく分かるのです。フレームの中をスキーヤーが右から左,左から右...という風に動くのが大事なのです。そのためには,カメラを持つ方の腕や肘をしっかり身体の前にくっつけるように固定させ,アングルも動かさないようにして,フレームの中を被写体が動くようにしてあげることが大事です。これだけ注意するだけで,プロ並みとは言いませんがかなり安定した映像が撮れます。本来なら三脚を使うのがいいのですが,スキーをしていてそれを持ち運ぶのも大変ですから...(^ー^)
「カメラを動かさず,被写体を動かす」...撮影のコツ...“Lesson01”でした
!!!(^ ^)(^I^)
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★ Nov.23 2006 Thursday 晴れ (白馬)
今日の「勤労感謝の日」...「晴れ」のイイ天気になりました
!!!。
昨年のニセコツアー...第二段 Up date しました
!!! お楽しみください !!! 今年も行くよォー
!!! そうそうまだ余裕あるよ !!!(^ー^) ニセコツアー...でご覧ください
!!!
Canada ツアーも !!!...詳しくは Canada
で
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は「勤労感謝の日」で休日...。もちろん雪の上で“スキー”を楽しんでいる方も居られると思いますが,ゲレンデに立てない方も,せめて休日を映像で楽しんでいただこうと思います。11/21に引き続いて,昨年のニセコ...そは第二班(2/6-8)のみなさんの「気ィッ持ちイイ滑り
!!!」(2.4MB)滑りです !!!。今日も例によって音出ますよ
!!!(^ー^) (jpSKI.com
会員の方はファイル容量の大きい画像(7.1MB)でどうぞ...)
じっくりご覧いただけましたか?
第二班は天候に恵まれ,一斑の方々より滑走量が多かったと思います。そのため,二日目夜のナイターはお疲れモードで休止...でした
!!! (^-^)
さて,今日の“スキー映画”撮影のコツは“Lesson02”で,テーマは「船酔いを防ぐ」...です。昨日,「カメラを動かさず,被写体を動かす」...ということをお話しましたが,お一人で滑っている映像を撮ると,どうしてもフレームの中心にスキーヤーを据え続けてしまいます。どうしてか?というと,スキーヤーの動きにフレームを合わせてしまうからです。ではフレームを固定し,できるだけスキーヤーの動きに惑わされない写し方はあるのか?というと...それがあるのです。
そのひとつは三脚を使うことです。これを使うことでカメラの動きが封じられ,結果としてカメラのブレが少なくなり,フレームも安定します。でも,実際は雪上の持ち運びが大変です...(=_=;)
その二は,集団での滑りを撮影することです。今日
Up date
した映像の3:50〜4:05までの“集団滑走映像”を見ると分かるように,この方がアングルのブレ方が少なくなります。(^-^) スキーヤーそれぞれが違う動きをするので,一人の動きにカメラマンが惑わされないで済むからです。そしてその分スキーヤーの動きが強調されて見えます。ところがフレームも一緒になって動いてしまうと,スキーヤーの動きが観えず,むしろスキーヤーのリズムにフレームが一緒になって動いてしまい,船酔い映像になってしまうのです。集団でも全員が“同じリズム”で滑られてしまうと,船酔い現象が出やすいので,あらかじめモデルの皆さんに動きを合わせないよう頼んでおくのがイイでしょう。...でも,どうしてなんでしょう?日本人って他人と滑りの振りやリズムを合わせたがりますよネェー...(=_=;)。
フレームを動かさないコツをもうひとつお教えしましょう。プロの技ですが,もし可能なら「両目を開けて撮る」...ことです。するとファインダーを見ている映像と裸眼で見ている映像との間に,不一致現象が起きているのが分かるのです。...でもこの技術は,ズームの倍率が極端に違ったり,明暗の差が大きい場所では難しいので大変かもしれません。(=_=;) これができたらあなたはプロになれます
!!! (^ー^)
最後に..私が良くやる手をご紹介します。これはホント...イイですよ
!!!。それは,フレームの右上や左下,どこでもいいのですが,目標とするスキーヤー以外の動かない被写体...たとえば木の枝などを,同じ場所に入れ続けるのです。今日の
Up date
映像の4:45〜5:00...木の中を滑る映像などはその例で,滑り手よりも木を見てシャッターを押し続けている感じです。また,5:14〜5:18の映像は別の人が滑ったシュプール跡をフレームの中に固定しようとしながら撮っています。そのつもりで居ても,スキーヤーが大きくフレームアウトしそうな時には,これが犠牲になってしまうのですが...。(=_=;) 滑り手以外の対象物を被写体として見ながら撮る時は,できるだけスキーヤーには注目し過ぎないようにします。それでもスキーヤーのだいたいの動きは分かりますから,無線を通してのレッスンアドバイスは可能なのです。私が一番多く使うやり方はこの方法です。(^ー^)
さて,みなさん...どうでしょう?“TOK”がなんとなく撮っているビデオ...声を張り上げながら撮影している映像...こうやってカメラマンの心の内側を知ると,「分りやすく,見ていて気持ちイイビデオ」を撮るのも大変だ
!!!...というのがお分かりいただけるでしょう?それだけ大変なのですが,でもそのことで皆さんに喜んでいただけるならこれ以上の幸せはないのです
!!! (^ ^)(^I^)
実は新生“47FSS”の教師諸君も,このことの大事さを知っておられるので,この講習会をやろう
!!!...ということになっています。こういうトレーニングを積んだ教師にビデオを撮ってもらえ,CDに焼いてもらえる...これだけでも大きな意味があると私は思っています。このような志に燃える教師と共にスキーができ,映像談義ができる...お酒も一緒に楽しめる...これこそすばらしい教師集団だと,自慢に思っています。(*^^)v
そういうカメラマン目線で,今日の Up date
映像...今一度お楽しみください !!! (^ ^)(^I^)
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...という「教師日記」を
Up date
した後で...これを読まれた読者の方から,「これを具体的に教えてほしい...」というご要望をいただきました。
そこで,急遽開催 !!! が決まりました
!!! 詳細は...
“TOK”のスキーカメラマン養成講座 で...。 17:50
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★ Nov.24 2006 Friday 晴れ (白馬)
今日は朝早く,これから出発ですので,「教師日記」...オ・ヤ・ス・ミ…です。
現地から,時間があれば Up date
いたします。時間のお約束はできませんが... (=_=;)
では,行って参りまァーす !!! (^ ^)(^I^)
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今日から“ASAMA2000”で初すべりの“TOK”です。26日まで滞在します。その間現地からの
Up date
になりますので不規則になるかもしれません。よろしくお願いいたします。
さて,「教師日記」の記事が引き金になり,急遽“TOK”のスキーカメラマン養成講座の催
...が決まりました。こちらもヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)。
ニセコツアー... Canadaツアー
も !!!
では今日も...
I'm sure you have a wonderful day!!!
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★ Nov.25 2006 Saturday 晴れ (ASAMA2000)
今日は“ASAMA2000”から
Up date してます。今朝の高峰高原は「晴れ」です。富士山がきれいに見えています。
今日から07シーズンのキャンプが始まります。今回はその初回で「初滑り感動」がそのテーマです。さて何が飛び出しますか?お楽しみ...です。(^ー^)(^
^)(^I^)
“TOK”のスキーカメラマン養成講座
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募集中です!!!
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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昨日は“TOK”の初滑りでした
!!!。ニュージーランドでこの夏滑っているので,コチラの方が初滑り...という風に考えている方も居られるようですが,私はニュージーランドでの滑走はシーズンの終わり...という風に考えています。
早朝,白馬に住んでいるスキー仲間と一緒に浅間に向かって出発。9時チョッと前にスキー場に着きました。昨年よりは幾分降雪量が少ないかな?...という印象で,思ったよりも滑っている人も少なく状態でした。
準備をし,いよいよ滑走です。私は日本でのシーズン最初の滑りと最後の滑りを,できるだけ記憶に残すようにしていますが,今シーズンの最初のターンはプルークでの左回りでした。リフト降り場が少々狭く右側には行けませんでしたので,やむなく左にゆっくりプルークスタンスで回り込む形になりました。(^
^)
“ASAMA2000”はアイスクラッシュでは無く,吹き出し型の人工雪なので,より自然に近い条件での滑走が可能です。ゆっくりゆっくり「舵取り」,「角付けの切り替え」を意識しながら二三本滑りました。なかなか身体の感じ方というか,センサーとしての状況も良さそうです。ところどころアイスバーン状態の所では,自然に地球のコアに引かれる...このことをイメージしている自分が居ました。
同行したスキー仲間二人,そして息子夫妻,それに現地で“Ika”さんにも会えました
!!!。互いにレッスン...ということではなく,スキーを楽しむ仲間としてご一緒させていただきました。そして,天気もよく最高の撮影日和でもあったので,数本彼らの滑りを撮らせいただきました。この日記で話させていただいている,「スキー映像の撮り方」の参考映像として使わせていただくためです。
ランチの後は,自分がこのオフに考えていたことを少しづつ実践してみました。それは「楽に滑る...」ということと,「自然にマッチした滑り...」ということです。このことの詳しいことは,また追い追いレッスンや日記の中で紹介させていただきますが,「滑りに及ぼす良い影響はあるナァー...ということを思いました。
さて,いよいよ07シーズンのレッスン開始です
!!!。今年も最善を尽くさせていただきます。みなさん,よろしくお願いいたします。(^
^)(^I^)
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★ Nov.26 2006 Sunday 晴れ (ASAMA2000)
今日も標高2000mの浅間山の近くからの
Up date
です。今朝は昨日ほどの晴天ではありませんが,晴れの天気です。
いろいろな人工雪でのスキー場がOpenしたからでしょうか,想像したほどの混雑ではありません。その中,みなさん雪の感触を楽しんでおられます。
今日は「初滑り感動」その二日目です !!! (^ー^)
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では今日も...
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昨日と今日開催のOpenキャンプ...「初滑り感動キャンプ」が始まりました
!!!。
この今シーズン初のキャンプに,7名の方々が参加してくれました。ありがとうございます
!!!(^I^) このキャンプの目的は,07シーズンをどういうスタイルで,あるいはどういう気持ちで楽しみ,味わいましょうか?...ということです。ほとんどの方は,4月あるいは5月連休が終わって,オフシーズンが始まり,約七ヶ月ぶりに味わう雪の感触です。この感触をじっくり味わい,雪の上に立てる悦びを感じながら,シーズン開幕を祝う...という気持ちでレッスンをさせていただきました。
まず最初のテーマは「楽しいの“楽”という意味を考えながらのスキー」でした。(^ー^) “楽”を分解すると“白”と“木”と“><”の組み合わせです。“白”は白い雪を,あるいはまっさら純真な気持ちを...“木”は地中からは天空に向かって真っ直ぐ育ち伸び行くエネルギーを...そして“><”楽しさや嬉しさの表現を...それぞれ表している,と勝手に解釈してのレッスンとなりました。木が地中からの養分を吸収しながら育っていく様は,“愛のターン”の“愛”を吸収してそのエネルギーを身体に受け容れていく様と重ね合わせることができます。また,斜面に垂直に立つのではなく,重力方向に立っているのだ...という感覚をイメージすることもできます。このことはまさに「引力に引かれる“愛のターン”」ということを共にイメージさせてくれました。(*^^)v
このように私たちの足裏の“根”から養分が吸収され,それが脚,太もも,上半身へと上がっていく様子をイメージしながら,地球の“愛”を感じて滑る...というようなことを思って滑ってみると,斜度や地形,雪の状態などを,それぞれ木を育てる“栄養分”として考えることもできます。午前中はこのように,“木”をひとつのキーワードとして,地球からのエネルギーを頂きながら滑る...ということを試してみました。
また,ターンの際の角付けが強い人が多いのですが,これはある意味でいろいろなマイナス要因を持っています。そこで滑走面に対する角付けではなく,ビールの泡の面が代表する「重力方向に対する垂直な面」を考え,この面に対して角付けをする意識の練習をしてみました。ビールの泡の上を滑る感覚です。このイメージでターン前半の捉えがうまくいくようになりました
!!!。まさに「ビールイメージターン」...とでも言えるものです。(^ー^)
午後は,午前中のイメージをさらの深め,足の裏にイメージした“根”の位置がターン外側から内側に移動するイメージ,足の指の小指第五指から四指...三指,という風に親指の方に根の位置が移動するイメージの練習を行いました。あるいはこの“根”の位置がつま先よりもさらにスキー板のトップ側にある時のイメージや,指と土踏まずの中間にあるイメージなど,いろいろなところにあることをイメージして,その時々のターンがどう変わるかを試してみました。(^ー^)
夜は,キャンプOpenを記念して,豪勢なディナーでした
!!! もちろんビールとワインで乾杯をしたのでした
!!! “スキー”があって“温泉”があり,そしてスキー仲間との“ディナー”と美味しい“お酒”がある...。これこそ“感動
!!!”そのものなのでした !!!
今日はキャンプ二日目...なにが飛び出すのでしょうか? 楽しみ楽しみ
!!!
では,行って来まァーーーす !!! (^ ^)(^I^)
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★ Nov.27 2006 Monday 曇り (白馬)
昨日は“ASAMA2000”で「初滑り感動キャンプ」二日目でした
初日は「木」や「ビールの泡」...などをイメージしたお話をさせていただきましたが,二日目の昨日は少し技術的なことにも言及させていただきました。(^ー^)
木には“幹”があります。この幹があって枝葉がわかれ大きく天空に向かって広がって行きます。この幹が無くて枝葉が大きくなることはあり得ません。“スキー”にも同じことが言えると思います。そこで昨日は“スキー”における,この“幹”を考えることにしました。
いつも「教師日記」でも話していることですが,それは“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”...これをいかにマッチさせるか?...ということをメインに考えたスキー技術...これをしっかり身につけることだと思います。そこでまず「用具の特性を生かす...」ということで例によって「スキーの前後差を利用したプルークボーゲン」から始めました。最近は本当にこのことの意味を考えるスキー教師が居なくなりました。でもこれは,私に言わせれば“幹中の幹
!!!”だと思っています。これを考えることは「迎え角」...つまり“外向傾”を考えることになり,雪のエネルギーでターンして行く...という「自然落下のスポーツ」を考えることにもなるのです。
昨日の午前中はそういうわけで,プルークボーゲンの意味⇒雪の抵抗を受けるということ...⇒回すのではなく,回されるのだ...ということの意味⇒雪のエネルギーを受け容れるということの意味⇒自然な外向傾の誕生⇒上体と下半身の間のネジレエネルギーの発生⇒ネジレエネルギーの開放とターン始動⇒ターン後半のエネルギーを次のターンの前半に伝えるということの意味......について考えました。
午後はさらにスピードが増したときのことを考えることにしました。スピードが増すことによるスキー板の“たわみ”の発生⇒一本のスキー板の中での迎え角の大小の形成⇒トップ部分の押し上げられ圧の増大とテール部分の直進運動の発生⇒かかとを支点とした“テコ”作用現象の発生⇒テールを中心としたスキートップの内側への入り込み現象の発生⇒走って切れるスキー運動(真のカービング)の発生......というプロセスを考えました。
以上のことを通して,「自然の力に逆らわず落下することの意味」⇒「用具の特性が生かされた無理のないターン運動が誕生することの意味」⇒「身体がその運動にハーモニーを奏でるように反応することの意味」......を考えることができたと思っています。このことこそが“スキー”を考える意味での本当に大事な“幹”だと私は考えています。
二日間,ハイスピードで無謀なターンをする人たちも多い中で,怪我無くキャンプが終了できました。何よりも感謝したいことです。そしてゲレンデ条件も,硬いバーンだけでなく柔らかい雪も,整地だけでなくこぶやうねりも...いろいろありました。良い条件にも恵まれた...そう思っております。
午後になると条件が悪いという理由でスキーヤーが少なくなる中,私たちのグループは最後までそれぞれの条件,様々な“自然”を楽しみ,遊ぶことができました。このような“様々”を楽しめるスキーこそ,“生涯スキー”として大きな意味を持つことなのだと思います。
シーズンインの“感動”...こういう意味で最高の感動を味わえた
!!! そう思います。(^ー^)
ご参加いただいたみなさん
!!! 本当にありがとうございました。またご一緒しましょう
!!!
シーハイル !!!
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★ Nov.28 2006 Tuesday 曇り (白馬)
今日は曇り空の白馬です。
明日朝にかけて,一時冬型になり降雪があるとの予報が出ています。どれくらい降ってくれるのでしょうか? 楽しみですネ
!!!。
初滑り感動キャンプの映像を編集していて,「やっぱりスキーはイイ
!!!」...これを思った“TOK”でした !!! (^ ^)(^I^)!
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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この日曜日...今シーズン最初の企画...「初滑り感動キャンプ」が終了しました。今日はこのキャンプで思ったことをお話したいと思います。それは「感じる心」...ということです。
今回のキャンプは名前のとおり,“感動”がテーマでした。もちろん,待ちに待った初滑りができる
!!!...という抑圧されていた気持ちが解放されるという意味での“感動”もありますが,わたしはそれ以上の感動がある...そんなことを思いました。
私たちはよく目標を設定します。そしてその目標がクリアされたときに幸せな気持ちになれ,感動できる...と思っています。つまりクリアされて初めて感動がある
!!!...という考えかたです。たしかにそのことも事実です。ですが,この考え方はあることをクリアすると次の目標,さらに次の目標...というように,際限の無い「目標設定スパイラル」に陥る要素を持っています。“スキー”で言えば,「2級に合格したら...次は1級
!!!」,そして「1級に受かったら次はテクニカル...」,さらに「...準指導員だ技術選だ...」という具合に,その過程や“スキー”そのものに内在されている楽しみを味わうことなく,目標クリアゲームに陥ってしまうのです。このクリアゲームがいけない...というのではなく,その考え方以外にも,より大きな楽しみの世界が在る...ということを思うのです。
今回,レッスンをさせていただいていて感じたことは,もちろんうまくなることも大事だけれど,「アレレ...?俺ってこんな感覚で滑れるんだ
!!! 感じ取る能力があったんだ
!!!」というように,自分の身体の持っている潜在的能力に気づき,他人と同じでない自分がそこに居る
!!!...ということ,自分の他人とは違った一面があることを感じ取っていただけたのではないか?...そう思えたことです。
「木(樹)になったつもりで滑る。根から養分が幹を伝わって入って来る...」などという信じられないイメージだけれど,この様なイメージを持つことで,一本すじ金の入った樹の幹の中を養分が吸い込まれていく様と,自分の身体のドッシリ感とエネルギーの吸収感覚が,どことなくリンクしているような気持ちになって,自然と一体になっている不思議な感覚を味わえたのです。単純に“樹”をイメージしていただいたわけではなく,技術的には,11/26の「教師日記」にも書いたように,地球のコア方向への角付け,下からのエネルギーの吸収...ということをイメージしていただくための方法だったのですが,そこで思ったのは,「感じることのできる身体の素晴らしさ
!!!」でした。
地球の“愛”を感じる...などと言葉では言えても,それがどういうことか?...はなかなか実感できるものではありません。ですが,今回この「樹のターン」をやっていて,「幸せを感じることのできる感情」ということに想いが行ったのです。実際に“樹”になったつもりで滑っていただくと,皆さんの滑りの中の,身体の無理な動きが消えていきます。ドッシリと大地に根を下ろした一本の樹が地球の表面を移動しているように見えるのです。そしてその場所々々で,水や栄養素を吸い上げ,幹を通して枝葉にそれを供給しているようでもあります。各人が本当に各人の“個”を主張している滑りを披露してくれました。(*^^)v このときのスキーヤーは人間や動物...といった気持ちではなく,まさに地球上の一生物として生かされている何者か?といった気分です。皆さん全員がそう感じられたかどうかは???ですが...少なくとも私はそう感じました。そして,この気持ち,この心こそ,「生きている幸せを感じることのできる心」そのものではないか?...そう思えたのです。
目標を設定し,「〜さえ手に入れば幸せ...」,「〜さえ身に付ければ...」ということでは,そのことが実現して初めて感じられる感動ですから,一時的な満足,感動しか得られません。ですが,スキーをしていることの感動......これをその過程の,例えば「樹になって滑ることの面白さ」などのイメージ体験をとおして感じ取ることができれば,「今この瞬間...自分は幸せ
!!!感動ものだなぁー
!!!」と思えるのです。これこそがまさに,「幸せを感じることのできる心...その心をゲットすることができた
!!!」...ということです。一時的な「感動そのもの」をゲットするのではなく,永続的な「感動できる心,幸せ感」がゲットできるのです。最終目標の,形や運動の習得,あるいは技術レベル向上だけを性急に求めるのではなく,その過程をこのような,「幸せを感じることのできる心」で味わうことが,より幅広い“スキー”を楽しむことなのだと言えます。
このようにみてくると,いろいろなイメージの伝達を基本とする“フィーリングスキー”は,短絡的なスキーの面白さだけではなく,奥の深い味わいのある幸福感,感動を与えてくれるスキーでもある...そんなことを思います。
今シーズン...できるだけ多くの方に,このような“感動”を感じていただければ,これ以上の“TOK”の感動もありません。(^ー^)
今シーズンもよろしくお願いいたします。(^
^)(^I^)
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★ Nov.29 2006 Wednesday 曇り (白馬)
今日も曇り空の白馬です。
天気予報で言ってたほどの降雪はありませんでした...(=_=;) でも,明日夕方から降雪の予報が出ていますので,コチラに期待しましょう
!!! この時期になるといつ降るのか?いつ雪が来るのか...いつもやきもきする“TOK”でした。ハッハハハ...(^ー^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は“スキー映画”撮影のコツは“Lesson03”で,テーマは「ズームは極力使わない」...です。
よく,画面いっぱい一杯にスキーヤーをズーミングさせて撮影を開始し,近づいてくるにしたがって被写体からワイド側に移るズームアウトを使って,おなじ様にフレーム一杯にスキーヤーを入れて撮影する...というのを見かけますが,これはあまりお薦めしません。...というのは,スキーヤーの滑っているスピードが分からなくなってしまうからです。低速なのか高速なのか?どれくらいの速さで近づいてきているのか?...といったことが良く分からなくなってしまうのです。もちろん,ズームを使わないからといって,前後のスピード感が現場に居るのと同じように感じられるか?と言えば,それは不可能ですが,ズームアウトするよりは格段にスピード感が味わえます。
特に大回り映像を撮るときなどは上のミスを犯しがちです。ではどうやって撮るか?...というと,一般的には先ずスキーヤーのスタート地点とカメラマンのちょうど中間点付近の場所を見極め,その場所を仮にM地点と設定します。そして,そのM地点でスキーヤーがどれくらいの半径のターンをするかを予測します。ここで,予測したターンの右端から左端までをフレーム一杯にするようにズームを調整します。つまり,中間点でスキーヤーのターンの横幅(ターンの左右の振幅)がフレームいっぱい一杯になるようにズームを調整するわけです。
そして,左右のアングルを変えず,そのまま上の方にカメラの角度を上げ,スキーヤーがフレームの上の位置に来るようにセットし,撮影を始めます。たいていの場合,スキーヤーは左右どちらかの山回りからターンに入りますので,もしそのスキーヤーが左山回りターンから始めるとすれば,大回りの場合なら,カメラのフレーム左端から1/4くらいの所にスキーヤーを置いておきます。そして滑り始めても決してそのスキーヤーを追いかけてはいけません。カメラのアングルは変えないようにそのまま保持しておきます。するとスキーヤーは次第に下に下りて来てフレームの中央ラインくらいまで降りてきますので,この付近まで来たらカメラアングルを縦に落としていきます。アングルは左右には変えず,縦に下に向けていき,スキーヤーをフレームの上下方向の中央付近に置きながら撮影を続けます。つまりスキーヤーは画面の左端から右端まで横方向にフレームの中を移動するようになります。カメラアングルは縦には下に向いてくるけれど,横にはブレない...ということが大事です。
言葉の説明だけではなかなか判りづらいと思いますので,今見本となる映像を今編集中です。今日中の
Up date
はできないかもしれませんがよろしくお願いいたします。
とりあえず言葉だけでの説明でした...(=_=;)今日は曇り空の白馬です。
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★ Nov.30 2006 Thursday 曇り (白馬)
今日も曇り空の白馬です。でもゲレンデ中間付近は雪が舞っているようです。(^ー^)
そういえば,もう11月も今日で終わりですネ
!!!。明日からは「師走」ですヨ !!! どことなく気ぜわしい月ですが,じっくり時間を作って,気持ちを静かに保つことも大事です...ネ
!!!。(^ ^)(^I^)
では今日も... I'm sure you have a wonderful day!!!
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今日は先ず,この前の初滑りで感じた大事なことの報告から...。それは“Ultimated
Grip”の効き目についてです。“ASAMA2000”のゲレンデ...標高2000mの所にあるだけあって,かなりハードなバーンになります。上手な方々がバンバン飛ばして滑っているせいもあって,氷のようなアイスバーン状態になっている部分もあります。普通...北アルプスのスキー場で滑っていますと,これほど硬いバーンを経験することは少ないのですが,まるで水を撒いて硬いレースのバーンを作った状態を思い出させる硬さです。かなり鋭利なエッジ研磨でもしないと,とてもこの様な斜面で雪面コンタクトを保つことは困難です。ところが...“Ultimated
Grip”は効きました
!!! このような状況のところでも安心して乗って居れたのです。だからと言って横方向に抵抗を求めたり,急激な圧を加えたので元も子もありませんが...。
そして,「感動キャンプ」の最終日...こんどは気温が上がって雪が緩んでしまいました。グサグサ状態の雪です。この時“Ultimated
Grip”はどうなったか?...ということですが,エッジよりも面での捉えが多くなることもあるのでしょう...なんの違和感も感じませんでした。つまり“Ultimated
Grip”は,どんな斜面でも効果有り
!!!...ということです。(^-^) もしアイスバーンを滑る機会が多く,足元の不安定さを気にしておられる方...居られましたら,ぜひご検討されることをお勧めします。
“Ultimated
Grip”の世界展開の責任者“Taka”さんが,私のスキー仲間であることで,このようなことを書いているのではありません。私たち“生涯スキー”を目指す者にとってこの“Ultimated
Grip”が大きな助けになることを思うので,正直にその感想をお話しています。“47FSSWebサイト”のトップページにも“Ultimated
Grip”のリンクを貼っておりますが,特に硬いバーン,アイスバーンで,雪面コンタクトが楽に得られ,スキーの面白さを体験できるチューンなのです。あれほど硬いとツルッと滑ってしまい,足元をすくわれる感じがして,安心しておちおち乗っていられないのですが,“Ultimated
Grip”を効かした板はしっかりグリップしてくれました。私以外にも何人か試してもらいましたが,皆さん同じことを話しておられました。
もし,お近くに“Ultimated
Grip”チューンをしてくれる所が無いようでしたら,“TOK”までご一報
e-mail
ください。ご紹介させていただきます。(^-^)
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さて,話し変わって......昨日の「教師日記」の解説用映像...所用が重なり,昨日の内には
Up date できませんでした。(=_=;) 今日解説用映像
No.2 Up date しましたのでご覧ください。
どうでしょうか? ご覧いただいて「M地点」の意味...ご理解いただけましたか?三脚を使っておりませんので,注意はしているのですが,これくらいのカメラの横ブレは出てしまいます。でも見やすさは感じていただけると思います。(^-^)
そして今日の撮影のコツは“Lesson04”で,昨日の続き,「ターン後半の撮り方」についてです。
昨日はお話しませんでしたが,垂直方向にカメラを振る撮影法を“ティルト”と呼び,水平方向にカメラを振る撮影法を“パンニング”(あるいは簡単に“パン”)と呼びます。その言い方で説明し直しますと,M地点で左右のフレーム幅を決め,そのまま上にティルトしてセット。スキーヤーが滑り始めたらそのままホールドし,M地点まで来たら下にティルト...ということです。
さて,その後次第にスキーヤーの姿が大きくなったらどうしたらいいのでしょうか? 普通はズームアウトしてスキーヤーの姿を目いっぱいフレーム内に収めるようにしますネ
!!!。ところがそれだと前後のスピード感が失われてしまって,せっかくの迫力が薄くなってしまうのです
そこで私がやっている方法をお教えしましょう。M地点以降スキーヤーがフレームからはみ出してしまうようになったら(このことをフレームアウトする,と言います),いよいよここから,そのスキーヤーを追いかけるようにします。でも注意することがあります。それはスキーヤーをフレームの真ん中に置かない...ということです。そうしてしまうと,スピード感がなくなるだけでなく,例の「船酔い現象」が現れてしまうのです。(=_=;) そこでどうするか?スキーヤーをフレームの隅で追いかけるようにするのです。スキーヤーが左ターンのときは,カメラマンからみてフレームの左隅で,右ターンのときはフレームの右隅でスキーヤーの背中を追いかけるつもりで撮影します。すると...スキーヤーのトップ方向が大きく開かれ,これから滑っていく方向を広く撮ることができるのです。これからスキーヤーがそっちの方に滑っていくぞ
!!!...という気持ちが大きく豊かに表現でき,開放感ある滑りが撮れるのです。これを逆に,スキーヤーの行き先を狭くしてしまうと,閉塞的な映像になり,気持ちが暗くなってしまいます。
この撮影方法...ホント,結構効果があります
!!! ぜひお試しください。(^-^)
そして,最後の「エンディング」のまとめ方...。よくスキーヤーの“顔”にクローズアップする方が居られます。スキー映像でなく,家庭の日記的映像や,人を撮るビデオでしたら,その方の思いや感情を表現する意味で顔に焦点をあてるのも必要ですが,私はスキーでは“足裏の雪面を捉える感触”が大事だと思っています。なので,私の撮影では,必ずと言っていいほど最後のクローズアップはブーツになります。(*^^)v
ということで...わたしがズームを使ったのはたった一回...最初の“M地点”の横幅を決めるときだけだった...ということがお解かりいただけると思います。
ズームは適度に使えば迫力ある画面が撮れるのですが,使い過ぎると落ち着きのない映像になってしまうのです。
次回は“Lesson05”...何についての話になるでしょうか? お楽しみに
!!!
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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