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☆ Oct.01 & 02 2007 Monday & Tuesday
ニュージーランドから日本,そして白馬へ移動中のためUploadできませんでした...。
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☆ Oct.03 2007 Wednesday 曇り (東京⇒白馬 )
ただ今ァー
!!!
10/1に Queenstown
を出てクライストチャーチに一泊,次の日オークランドに飛び,そこから成田へ...。そして東京で一泊して先ほどpm9時少し前に白馬に到着しました
!!!
三ヵ月半にわたるニュージーランド経験...私にとって素晴らしい財産となりました。この様な機会を与えてくれた皆さんにお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は「【ニュージーランドでのスキーレッスンを通して何を学ぶべきだったのか?」...という問いに対して,ある答えを出してくれたレッスン三つの内の最後のレッスン...「9/11のリフト上で歌を歌ってくれた子供達のレッスン」...についてです。
この日も子供達のレッスンでした。その詳細は当日の「教師日記」書いてありますのでそれを読んでいただきたいのですが,実はこの日記にあえて書かなかったことがあるのです。...当日の午前のレッスンは
Queenstown
の,あるミッションスクールの体育の授業の一環として企画されたものなのですが,その子供達の中に,
Coronet Peak と Remarkables の“Snow Sports School”を統括する代表者,“ミッシェル・マショーン”の子供が居たのです。“ミッシェル”は日本で言えばスキーとスノーボードを含んだ,「総勢250名のスノースポーツの校長」と言える人です。実はレッスン前,私が“CH4”の担当だと解った時に,「“TOK”のクラスに“校長の娘...Tissa”が居るよ
!!!」...と耳打ちしてくれた教師仲間が居たのです。
でも,校長の娘だから...といって,特別仕立てのレッスンができるわけではありません。いつものように【TOK】が持っている自分の特徴を活かしたレッスン...自分が最善だと思うレッスン...これをするしかありません。その結果が“オレンジ・ターン”であり♪♪♪Orange
Feel ... Orange Juice Receive... Orange Feel ... Orange Juice Receive...♪♪♪という“Sing
a
Song”だったのです。でも,この時の子供達ほど,リフト上で大声で合唱するなどして,乗りに乗ってくれた人達は居ませんでした。みなさん驚くかもしれませんが,大人の方でも私の後に続きながらチァーーンと歌ってくる人がほとんどなのですヨ
!!!。そして,いつの間にかその虜になってしまうのです。
このレッスンの結果が,どのようにに“ミッシェル・マショーン”に伝えられたか?...それは気にしないといえばウソになりますが,「“フィーリングスキー”の基本に沿って,やるやべきことをやるようにやった...それ以上も以下もできなかったから,満足まんぞく...」という気持ちで居たのです。
そして,それから二日ばかりして,私に
Coronet Peak
で教師をやることを薦めてくれたスーパーバイザーの“Daniel”から連絡がありました。“Tok,
you did a great lesson didn't you
?”...と言うのです。どういうこと?...と後日,“Daniel”に聞くと,「実はミッシェルの娘“Tissa”は,父親が期待するほどスキーが好きではないらしいんだ...。余りスキーに興味を示さないので,彼は内心残念に思っていたらしい...。ところが“TOK”がレッスンした日は,帰って来るなり,『ダディー
!!!...今日のスキーレッスンは面白かったヨ
!!! “TOK”という日本人の先生だったけど,みんなで“オレンジ・ターン”いう滑りを歌を歌いながらやって,楽しかった
!!!...』とミッシェルに語ったらしい。いつもはスキーのレッスンを受けても父親から聞くまでは話そうとしないらしいのに...。少しでも娘がスキーに興味を持ったことがよほど嬉しいらしく,ミッシェルが喜んで『良い教師を紹介してくれてありがとう!!!』...と私に話してくれたよ
!!!」...と話してくれました。...ということで,“Daniel”も面目が立ち,大喜びで私に連絡してくれたのでした。
もし,あの日のレッスンがそれほど子供達に良いインパクトを与えたとしたなら,教師冥利に尽きる
!!!...のひと言です。私も,お役に立てて良かったナァー
!!!...そう思いました。(^ ^)(^I^) そして,何よりも,
Feeling Ski
レッスンは効果がある...ということが,こういう形で確認されたことが大きな収穫でした
!!!。ニュージーランドで“フィーリングスキー”がこういう形で花開いたことは,本当に嬉しいことです。ブラボー
!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.04 2007 Thursday 晴れ⇒曇り (白馬 )
今日は朝早くは,ご覧のように「晴れ」ていたのですが...昼近くから曇り空になってしまいました...(=_=;)
写真のように,久しぶりに「白馬三山」を見ることができましたが,さすがにまだ「雪」はありません...ネ
!!!。ハッハハハ...(^ー^)
今日はMTBで白馬の里を走りました。ニュージーランドとはまた違った“景色の妙”を感じました
!!! シーハイル !!! Schi heil !!!
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は“ミッシェル”のお嬢さんにどのようにレッスンさせてもらい,その結果がどのようだったか?...ということについてお話させていただきました。
このレッスンを良くよく考えてみると......。奇遇というか,信じられない機会が【TOK】に与えられていた...ということの不思議さも感じて居るのです。「何か偶然とは思えない導き」...これが無ければこの様なチャンスに出会うことも無かった,と思うのです。
私は通常は Coronet Peak でのレッスンがメインで
Remarkables
に行く事はありません。なのに,あの時はスーパーバイザーから「RMに行って欲しい」...と頼まれ,たまたま行っていたのです。そして...RMにも数多く教師が居るのですが,その中から偶然にも彼女のクラスを担当することになったのです。“Tissa”の学校のスキー実習は
Remarkables
でしか開催されませんから,もし私がCPにずっと居たらレッスンの機会は全く無かった訳です。しかも,そのスキー実習は年に数回しか行なわれない...ということなのに,その日がたまたま私の
Day off
でない日に巡り合う様に計画されていた...ということも不思議と言えば不思議なことです。
これらいくつもの重なる偶然を考えると,まるでミッシェルの娘“Tissa”と【TOK】は予めそう予定されていた
!!!...としか思えない気がします。まるで天なる“宇宙の神”が作ってくれた「予定されたプログラム」をそのまま実行したに過ぎない...という風に思います。そして,その与えられたプログラム...これを,こういった最も効果ある形で終えることができたことは,最高の幸せでもあります。
「予定されたプログラム」...このことは,この一件に止まらず,私の身の回り,いろいろな場面で起こっている
!!!...そう思う様になりました。例えば,日本でのキャンプも多くの場合,その目的に合ったシチュエーションがいちばん適した形で与えられている...ということを感じます。そして,ニュージーランドに来ることになったいきさつも偶然そうなったわけではありません。詳しくは述べませんが“ダニエル”との間に,何かに導かれる様な出会いがあったのです。ニュージーランドでの滞在先のフラットが見つかったいきさつもそうです。多くの皆さんに出会えいろいろなことを学べたことも,そして最近私の身の回りに起こっていることも...これらが全て「予め予定されたこと」のように進んでいる様に思えるのです。まるで「何かに生かされている...」,そんな気がします。「何を選ぶか?」...という,その時々の出来事の選択権やタイミングは私に任されていますが,ほとんどのことが「あるシナリオ」に従って起こっている...そんなことを思います。
あることがらを選び,それを生かす...ニュージーランドで過ごした3ヵ月半,毎日のように,「経験する全てが新鮮」に見えました。この機会に恵まれた【TOK】は本当に幸せものです
!!!。それをこの様な形で生かし切れた私は,「ナニかの導きに引かれている...本当にありがたいことだ」...と感謝しています。
ありがとうございます !!! (^I^)(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.05 2007 Friday 曇り (白馬 )
今日は「曇り空」の白馬でした。
10月も5日...。早い年には「白馬三山」の頂に“初雪”が見られても良い頃ですが,今年はまだありません。
夏の暑さがまだ尾を引いているのでしょうか?でも,夏が暑い年は冬は大雪...という言い伝えもありますから,期待しましょう
!!! (*^^)v
みなさんも...素敵な一日を過ごしてますか !!! I am sure you have a nice day !!!
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一昨日白馬に着いて,昨日今日といろいろな雑務をこなしました。三ヵ月半も留守にすると,その間にいろいろな案件が溜まってしまいます。 Inter Net 社会ですから外国に行っていても,銀行決済とかいろいろできますから,以前のようにナニもできない...といったことはありませんが,それでも手紙やいろいろな連絡事項が来ていて,その処理が大変です。でも,どうにか二日間でその雑務も目途が立ちました。(^
^)(^I^)
さて,その雑務をこなしながら,思ったことがあります。それは「雪の上に立つ幸せ」...ということです。向こうでも,毎日レッスンをしていたわけでは無く,一日中スキーをしない日,つまり
Day off が1週間に二日ほどありました。この Day off
の前日のレッスンが終わった時は,「明日は休みだ
!!!」...といった開放感があるのですが,二日も休むと「早く雪の上に立ちたい...滑りたい...」という気持ちが強くなるのです。天候や雪の条件に関係なく,そう思いました。いくら雨模様だったり,風が強かったりして天候が悪くても,雪の上に立ってその感触を味わうことが楽しかったのです。
昔は,天候が悪いと,「今日は天気が悪くて気乗りがしないから,スキーするの止めようかな...?」ということを思ったものです。特に雨が降った日などは「今日は止めやめ
!!!」...と即決でした。ですが“フィーリングスキー”をやるようになってから,雨の日でもその感触が他の日と違う味わいがあることに気付き,滑ることが嫌で無くなりました
!!!。これはまさに Feeling Ski
の大きな特徴だと思います。
ニュージーランドでレッスンをしていて,生徒さんに,「滑っていて雪の違いを感じ取ろうとすると,“雪の自然を味わう”という新しい世界が広がりますヨ
!!!」...とお話することが多かったのですが,初めはこの言葉の意味が解らずキョトン...としていた人でも,次第にそのことの意味を理解してくれるようになりました。「アイスバーンは嫌だ...」とか,「春のコーン状態は苦手...」と仰っていた方々も,“オレンジ・ターン”から始まる一連の
Feeling Ski Lesson
を経験し始めると,感じ取ろうとすることで,それぞれの雪の状態を慈しむ様な気持ちになるからでしょうか,多くの方が「苦手意識が少なくなった
!!!」...と喜んでくれたのです。(^ ^)(^I^)
このようにして,「雪の状態や,天候などに関係なく楽しもうとする“スキー”」...このことに目覚めた人たちの「スキーの楽しみの深さや幅」...これは大きな広がりを見せることになります。与えられた条件をそのまま受け入れ,それなりの味を楽しむ...ということができる様になると,シチュエーションはあまり重要で無くなるのです。在るものを在るがままに感じよう...という意識が強くなって,雪の自然の中に居ることが大事になってくるのです。そしてどんな雪でも天候でも,それを受け容れることができますから,「雪に立つ幸せ」を思えるようになるのです。「こうしなければ...」,「アア滑らなくちゃ...」といったスキーでは得られない
Feeling Ski の奥深さだと思います。(^ ^)(^I^)
帰国後の雑務をこなしながら,又来たるべきシーズンに思いを馳せ,いろいろな雪,いろいろな天候,そしていろいろな自然...これに逢える幸せを思った【TOK】でした。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.06 2007 Saturday 晴れ (白馬 )
今日は朝の内は「曇り空」でしたが,昼頃から雲が取れ,午後は秋晴れになりました
!!!。
白馬に帰って初めてのクリアな白馬三山を見ることができました
!!!。(^ ^)(^I^)
体育の日を挟んで土曜日を入れると,三連休になります。みなさんはどちらでお過ごしですか?
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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6/14の日記に「果実を持ち帰る」...ということで,書かせていただきました。
結果として,予想以上のモノを学ぶことができました。これまでの日記にそのことをいろいろ書かせていただきましたが,今日本に帰って来てイチバン強く印象に残っているのは,「雪の斜面と遊ぶための技術」...ということです。言葉を変えて言えば,「大自然を感じるためのスキー技術」と言ってもイイでしょう。
Coronet Peak も Remarkables
も,新雪の量こそあまり有りませんでしたが,結構な急斜面,オフピステを滑ることは可能でした。レッスンで生徒さんをお連れするだけでなく,その合間にも結構滑ることができましたが,この様な斜面を滑ることの楽しさが,これまで以上に感じられました。整地もたくさんあり,バーンも硬くてカービングターンもできるのですが,楽しみ...という点では,オフピステ,急斜面に敵わない...ということを強く思いました。この方が,より自分の体の“感性”の豊かさを引き出し,身体が雪に反応してくれることの妙に気付くことができたからでしょうか?この様な斜面を“Do
Ski”的に滑ると,コントロールしなければ...という意識が先に出てしまい,どことなくフラストレーションが残るのですが,“Let
Ski”的に受け容れることをメインに滑ると,身体が活き活きして来て,バランスを乱したりしても余り気にならず,明るい気分になれるのです。
この両者の技術の差,「“Do Ski”と“Let
Ski”の差」は,私の想像以上のものだということを,感じたニュージーランドでのスキーでした。この二つの滑り方は,前にも書いたように「“think”と“feel”」という言葉にも,また「“受け容れる”と“働き掛ける”」,あるいは「力が“外向き”と“内向き”」...という言葉にも置き換えることができますが,実はこの様な考え方のスキー指導は,ニュージーランドでも,ほとんど行なわれていないのです。ですから,技術的にもこの様な分析は全くされていません。
“Do”と“Let”の技術的な違いは,細かく挙げればいろいろありますが,その根本は「自分の身体の力でスキーをしようとするか?それとも位置エネルギーを使って滑ろうとするか?」ということです。前者は“運動能力”的なことが,後者は“感性”的なことがより大事になります。西欧系のみなさん...生活スタイルとして普段は「働きかけ」の生活が多いのですが,私が「受け容れ」ということを話し,それを実践していただくと,皆さんビックリされました。つまり「気」の存在みたいなことに目覚められ,その効果に驚かれるのです。まさに“Let
Ski”の面目躍如でした !!! (^ ^)(^I^)
6/12...出発の日の日記に「行って気増す
!!!」ということで......『感性の全てを鋭敏にし,あるがままを受け入れ,そして身体全身で「気」を感じて来ようと思っています。そうなんです !!!...今回は「“気”を感じ,増して来よう...」という旅です。』......と書かせていただきました。そして私が感じただけでなく,結果的に今回のニュージーランドでのレッスンを通して,多くの生徒さんにもこの“Let
Ski”を通じた「“気”を感じる“スキー”」...このことを試していただけました。
もし,このことが起爆剤となり,「“スキー”を楽しむ新しい世界」が広がってくれたら嬉しい...そんなことを思っています。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.07 2007 Sunday 晴れ (白馬 )
今日は朝から「晴れ」のイイ天気でした
!!!
やはり,カラッと晴れてくれると良い気持ちですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
今日はそのような「秋晴れ」の中,白馬の里をMTBで巡り,所々景色の良い所では自転車を道路脇に止めて,ジョギングをして来ました。
写真は自宅のベランダから撮った今朝の「白馬三山」と「八方尾根」です。クリックで大きい画像がご覧いただけます。(*^^)v
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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ニュージーランドから帰ってきても,まだアチラの話題...?といささか飽きられた方も居られるかもしれませんが,もう数日ご容赦下さい。実は「教師日記」に書き込むことで,「いろいろ現地であったことを思い出しながら,自分自身の考えをスッキリさせる作業」...これをしているのです。こうやってキーボードを叩きながら,現地で経験したことの片鱗を引き出していると,「それは私のスキーライフにどのような意味を持っているのだろうか?」...という様なこと考える良い機会になるのです。(*^^)v
さて,そういうことで今日のお話は,「“feel”ということ」...についてです。
辞書でこの“feel”というのを調べてみると...『感じがする、感じる。〜したい気がする。〜のような気がする。まるで〜のようだ。興味を抱く、意見を持っている。探る、探す。同情する。〜を感じる、感知する。〜に触ってみる、〜に触る、〜を感じてみる。〔何となく〕〜ではないかと思う。〔精神的感情や被害などを〕受ける、感じる。〜するのを感じる。〜(だ)と分かる、〜を理解する。〜を好きだと思う、〜を良い[すてきだ]と思う』...という意味があるそうです。
昨日の日記で,この“feel”は“Let
Ski”を言い表すひとつの言葉だと書きました。“think”と対比して考えれば,9/30の日記にも書いたように,明らかに「“外(そと)”のもの“内(うち)”へ受け容れる...」という方向性を持っています。上の辞書での意味を見てみても,「探る、探す」と「〜に触ってみる、〜に触る」...これ以外は全てが,「向こう側からこちら側にやってくる」という“方向性”を持っているのが理解できます。スキーのターンで言えばターン後半のイメージで,雪面からの抵抗を身体の重心方向に“受け容れる”...ということです。
それでは,「探る、探す」と「〜に触ってみる、〜に触る」...これはどういう意味があるのでしょうか?もう皆さんお解りかも知れませんが,その通り
!!!...ターン前半の「雪面を探りに行く...」あるいは「雪面に触りに行く...」というイメージなのです。ターン前半では,雪面を探りにいきますから脚は自然に伸びる...つまり,ストレッチ的になるのですが,これは雪面を押しているのとは違います。レッスンでもお話ししているように,「カタツムリが触覚を伸ばしていろいろな物を探る様に,スキーヤーの脚も伸びているだけ,押してはいません。だから障害物があればいつでも引けるのです。押しに行ったら引くことはできません...」ということなのです。カタツムリの写真をご覧頂き,イメージを膨らませてください。(^
^)(^I^)
...という訳でこの“feel”...私達が“スキー”をする上で非常に大事な“感覚”をイメージさせてくれるのですが,これは「ターン前半では“気”が出て行き,後半では“気”が帰って来る...」という風に考えることもできると思うのです。探しに行く時は,あたかもレーダーが電波を発信するかのように“出て行ったfeelの気”...それが障害物やターゲットに当たり,“はね返って来た気”が身体の中に戻ってくる...というイメージです。
レーダーの電波が出て行くポイントも,初めはしっかり“センサーポイントSP”から出て行き,帰りも“SP”経由で...というのが一般的なのですが,いろいろな場所を滑っていると“センサーポイントSP”はある一点に絞られるわけではなく,一本のスキー板の中のいろいろな部分を転々とするように移動して回る...といった感覚になります。雪や斜面の状況によっては,ある決まったターン円弧で滑ることが難しくなり,その時々の状況に任せる...ということが必要になってくるため,“センサーポイントSP”も臨機応変的に変化するのです。でも,オフピステを滑っている時などは,この様なファジーな要素があるからこそ面白い...とも言えるのです。(*^^)v “気”をしっかりイメージし,モノの“気”を“feel”することができる様になると,森の中をさ迷い歩きながらでも,その森の面白さが解るようになるのと同じことです。
何事も結果が見えていたり,予め決められていることへの興味は,なかなか沸かないものです。“feel”の心を持ち,“気”に敏感になることが,私達の好奇心を豊かにし,身体をいつまでも若々しくしてくれるのだと思います。“フィーリングスキー”を通じていつまでも若く
!!!...ですネ !!!。(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.08 2007 Monday ●体育の日 雨 (白馬 )
今日はせっかくの“体育の日”で休日だったにも関わらず,白馬はいち日スッキリせず,雨模様となりました...。(=_=;) 皆さんはどのようにお過ごしでしたか?
今年の日本の“暑い夏”を経験していない【TOK】ですが,今日の白馬...寒く感じます。秋雨寒...とでも言うのでしょうか,さすがに暖房は点ける気はしませんが,厚着をしています。ヒョッとすると,山の稜線は「雪」かな?(*^^)v
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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お知らせ !!!
今年も昨年行なったような「オンラインレッスン」を行ないます。
『Online
Lesson モデル募集のお知らせ
!!!』をご覧下さい。
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今日はニュージーランドでの体験...最後のお話しにしたいと思います。...と言いながらまた後で,何かひょっこり顔を出す可能性はありますが...。ハッハハハ...(^ー^) ...ということで,今日は「世界中から集まった教師達
!!!」...という話題です。
前にも書きましたが,私が所属していた Coronet Peak
のスキースクールは,スキーとスノーボードの教師を合わせると,約150名になります。右の写真(クリックすると大きくなります)は,07シーズンの“Snow
Sports School”スタッフの集合写真ですが,約半数の教師しか映っていません。あと半分は,
Day off
やパートタイマー,朝早い集合時間に遅刻...だったりして,一緒に撮ることはできませんでした。
この教師の中,日本人のスキー教師は私を含めて4人,スノーボード教師が1名です。つまり全体の3.3%は日本人...ということですが,日本以外からも多くの国から教師がやって来ています。一番多いのはフランス,そしてUSA,イギリス,イタリア...と続いてオーストリア,スイス,スウェーデン,韓国...とまことに国際色豊かです。ハッキリ国籍を尋ねた訳ではありませんので,日本人教師の割合は何番目くらい?...ということは分かりませんが,イタリア人と同じくらいの数だと思います。全体の6割から7割がニュージーランド人でなく,外国から訪れている教師でした。
これだけいろいろな国から教師が集まってくると,その国ごとに指導方法や生活スタイルが異なりますから,ニュージーランドの教程に則った,同じ指導をして欲しい...と言うことの方が無理です。言葉ですらフランス訛りの英語あり,イタリア訛りあり,そしてもちろん日本訛りありです。ですから,初めから「こういう指導を
!!!」...ということは要求されません。ただひと言,最初のオリエンテーションの時に「ローテーション技術をメイン技術として教えないように...。これだけは守って欲しい...」と言われました。それ以外はどのような教え方をしても良い...ということです。
でも,このことがレッスンの多様性を生み,特にプライベートレッスンでは自分のレッスンスタイルに合った教師を選択できる...という利点があります。グループレッスンではプライベートほどではありませんが,いろいろな教え方に接触できる良い機会にはなります。いずれにしても習う側の立場から見れば,同じ紋切り型のレッスンや考え方でない,「多くのイロイロ」に出会えるわけです。
スキー場側も,私達教師をある意味で“商品”として扱い,売っていますから,できるだけ特徴があり売れる商品を取り揃えたい...という希望があるようです。歌を歌いながらレッスンする教師...という意味で,私がその中の「特徴有る教師」であったことは間違いありませんが,残念ながら「売れ筋の教師」にはなれませんでした。でも,品揃え...という意味では役割を果たしたかな?...そう思っています。(*^^)v
わたし以外にも,というより私よりはるかに“凄い教師”が一杯居ました
!!!。もちろんイロイロな意味での“凄い”ですヨ
!!!。でもそのほとんどの教師が,教えることが好き,子供と一緒に過ごすことが好き,人間が好き...といった側面を持っている様に思いました。多くの方々にお教えする時に,人間が嫌いだったら身が入りませんから...。そして思いました。「世界中からここに集って来ているこの教師達は“人間”が好きなんだ
!!! そしてスノースポーツの面白さを,各自の身体をいっぱい使い,表現しながら伝えている
!!! 大人のエンジェル達なのかも知れない?」...と。
というわけで,いっぱい,一杯,本当に多くの一杯を経験させていただいた【TOK】でした
!!!。ありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.09 2007 Tuesday 曇り (白馬 )
昨夜までけっこう大降りだった雨も上がり,薄日が射し始めた白馬です。
ご覧のように“虹”が見えます。そういえばニュージーランドでも結構虹を見ました。それも「二重の虹」です。日本ではほとんど見ることはありませんが,どういう関係なのでしょうか?空気中のチリや湿度などと関係があるかもしれませんが,NZでは二重の機会が結構多かったです
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日夕方,NHKのTV番組「アインシュタインの眼」というのを見ました。
体育の日特集というので,最新技術と撮影テクニックを駆使して撮影した,サッカーの無回転シュート,体操のF難度技,シンクロナイズドスイミングの超美技などの映像を紹介していました。そして,その中でゲスト出演の「森末慎二」さんが興味あることを語っていました。
“フィーリングスキー”とも関係のあることなのですが,「新しい体操の技はどのようにして生まれるのか?」ということについてです。日本は「体操王国」と呼ばれていた時代があったくらい体操競技が強かった時代があります。その頃最も難しいと言われていた技は「ウルトラC」とか「D難度」というものでした。それが,2004年のアテネオリンピックで素晴らしい鉄棒の演技をし,男子団体総合優勝をもたらした「冨田洋之」の演技は“コールマン”と言われるもので,なんと“F難度”の演技だったのです
!!!。
以前は「C」とか「D」でも難しい...と言われていたのに,この様にどんどん信じられないような演技ができてくるのはナゼ?...という疑問を持っていたのですが,その答えを「森末慎二」さんが興味ある言葉で語っていたのです。
その概略は...『...人間は元々不思議な能力というか潜在的能力を持っている。それをどう引き出すか?ということなのだが,それには“イメージ力”が大切だ。このイメージさえできてしまえば,それをクリアすることはあまり難しくは無い。最初に“コールマン”という技のイメージを沸かせ,その基本技を発表したのがコールマンという人物なのだが,その演技が一般に公開され,皆がそのイメージを共有できれば,オリンピックに出るような体操選手にとっては,それを真似することはさほど難しくは無い。いずれ短期間に真似され追いつかれてしまう。この難度の高い技を考え出す秘訣はどう“イメージ”を持てるか?ということだ...。これが簡単なようで難しい...』...という様なお話しでした。
オリンピックで活躍するほどの人達の技術を云々する能力を,私は持っていませんが,皆さんに“スキー”の楽しみ方をお話していて,森末さんが語っていた様に「身体の持つ潜在的能力の素晴らしさ
!!!,イメージ力の凄さ
!!!」は私も感じているのです。「人間は予め素晴らしい能力を自分の身体の中に持っている
!!!」そして「その能力を引き出すのは“イメージ”だ
!!!」...ということです。私達があることをスキー教師から聞き,それを実践し習得しようという作業...実はこれは,「自分で自分なりの“イメージを作っている作業”なのだ」...ということです。
私がレッスンで,数多くのイメージをお話している理由はここにあります。ある人は私にイメージを言われるまでもなく,上手なスキーヤーの滑りを見るだけでイメージが沸き,それを自分のものとすることができるかもしれません。でも,多くの人はそのイメージを沸かすのが苦手です。私のお話するイメージを聞いていただき,実践してしていただくことでそのコツを掴んでいただくことが多いのです。何度かその様な経験をしていると,少しづつご自分で自分なりのイメージを持つことができるようになります。私はこの理由は“感性”が磨かれ,次第に身体の“feel”という能力が開花してくるからなのではないか?...そう思っています。
ですから,“スキー”を深く味わい,満足感行くものにするには,運動を真似ることではなく,イメージを豊かにし,感性を鋭くすることが大切なのだと思います。イメージ力の不思議を思った【TOK】デシタ
!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
【お知らせ】:この番組...アインシュタインの眼・体育の日スペシャル「スーパープレーの一瞬に迫れ」...は,「2007年10月13日(土) BShi
午後9:00〜午後10:15」に,もう一度放映されるようですから,興味のある方はご覧下さい。
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☆ Oct.10 2007 Wednesday 快晴 (白馬 )
今日は「快晴」の白馬です
!!!
昨日はどことなくスッキリしない天気でしたが,今朝は気持ちの良い朝になりました。(*^^)v
今朝の気温は11℃...。北アルプスの山の上のほうは「紅葉」が始まりはじめました。
そうそう,昨日から「教師日記」...以前のように朝にUploadすることにしました。その方が一日気分良く過ごせます。(^
^)(^I^)
みなさんも...素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日のトップページと「教師日記」で『Online
Lesson モデル募集のお知らせ
!!!』...をさせてもらいましたところ,多くの方からご希望される由の
e-mail を頂きました。ありがとうございます
!!! (^I^) ということで,早速今年も昨年と同じようにシーズンインまで,皆さんとイロイロなスキーシーンを観ながら楽しんで行きたいと思います。今年はニュージーランドで学んで来たことを少し取り入れてみたいと思っておりますが,どれだけ反映できるでしょうか?楽しみ楽しみ
!!!
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一番バッターは“ICHIRO”ならぬ,“Kara”さんです。
シーズン初めですから,最初は気持ちの良い映像
!!!...ということで,新雪バージョンでお贈りいたします。(*^^)v 「“Kara”さんの新雪大回り」(1.23MB)です。
さて,皆さんに観てもらいたいのは以下のことです。
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
皆さんのご感想...いかがでしょうか?今回も皆さんのご意見を
e-mail
で【TOK】まで伺えると嬉しいです。
尚,彼の“After”映像はは後日公開させていただきます。(^
^)(^I^) 先ずは皆さんでお考え下さい。そして皆さんから頂いたご意見と,それに対する私の感想...という形で進めて参りたいと思います。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.11 2007 Thursday 晴れ (白馬 )
昨日, 「“Kara”さんの新雪大回り」映像を披露させていただきましたところ,早速
e-mail が届きました。ありがとうございます !!! (^I^)
それでは早速“Online Lesson”... '08
シーズンバージョンの始まりです !!! (^ ^)(^I^)
“Online
Lesson”... '08 No.1-1 「“Kara”さんの新雪大回り」 |
No.1-1 KEIさんからのコメント...
こんばんは。Karaさんの滑りについて、全く未熟な私ですがコメントをさせていただきます。「いやぁ・・・書いちゃいましたf^^;」的なコメントで恐縮です。 |
KEIさんのコメント...
|
KEIさんのコメントに対する【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒訴えかけていると言えるかどうかは分かりませんが、全般的には「雪からのエネルギーを感じようと、余計な力を使わず心静かに滑る。」意識を感じ取れました。(最初に観た時だけはBGMをONにしていたのでその影響が少なからずあったのかも知れません・・?)
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒ご自分から雪面に仕掛けられたのか?コアに引かれなかったのか?などと思われる所も見受けられるものの、概ね、「まるで雲の上を歩くが如く、雪の上をゆったりと、そして優しく滑る」ような感覚ではないかと感じました。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒③④⑤はTOK師匠のアドバイスがあって、ご自身が課題を見つけられ、気を配られ練習されたと思いますので。。。(省略)
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒私がビデオを観た第一印象では、心静かに穏やかに、雪からの情報を感じ取ろうとしておられる様子が伺えましたが、それと同時に感じたことが二点あります。
(1)ターン前半から上半身が「すぅ〜っ」とターン内側に入っていく様子が伺えたこと。
(2)雪からの圧をもう少ししっかりと飲み込み、コアに返すことを意識されれば、さらによいのではと感じたこと。の二点でした。
(TOK師匠が言われていることの二番煎じですが)(1)については、水面意識を持ち、ご自身が“木”になったイメージを持つようにされては如何でしょう。
私見ですが・・・このイメージを持って滑る時には、“斜めの直滑降”や“エビターン”意識が有効ではないかと思います。
(2)では、“水面”が自分に「近づいたり、遠ざかったり」するイメージをもっと大切にされては如何でしょう。
この場合は、膝の曲げ伸ばし(曲げられ、伸ばされ)といった脚のストロークを意識することが大切だと思います。
ターンマックスに向かって、下から持ち上げられるような圧を感じれば、身体の中に受け入れ(膝が曲げられる)、切り替えに向かっては圧を返す(膝が伸ばされる)イメージです。
ただし、間違いやすいことが一点あります。それは、上半身を上下に煽るように、自分から小さくなったり大きくなったりすることを無意識に行ってしまうことがあるということです。
私の経験上のことで恐縮ですが注意が必要です。
これらを意識できれば、「もらうぅ〜〜♪」の部分で、さらにスキーが走るはずですし、ターンマックスの時にオーバーエッジング?も無くなるはずです。
また、下半身の“動”に対して上半身の“静”というダイナミックさが増し、白く静かな雪面に、(良い意味での)ダイナミック雪煙と綺麗なシュプールが描けるはずです。
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①:ハッハハハ...(^ー^) BGMのせいで“心静かに...”というのは面白いですネ
!!!。
でも,確かに本当に“静か...”という気がします...。
②:「まるで雲の上を歩くが如く...」というイメージ...頂き
!!!です。そうか...雲の上を歩く...か。下に落ちないように...。
③:アレレ...(=_=;) 実はここのところを皆さんに推測していただくのネライだったのですが...。
見事にかわされてしまいました...。
⑥:(1)俗に,「クロスオーバー」的な方向転換を心掛けておられた...ということですネ? これと対比して考えられる方法が“クロッシング”(アンダークロス)なのですが,さて,どちらが雪面とのコンタクトを失わないで角付けの切り替えができるでしょうか?
(2)雪からの圧を飲み込むためには,その圧を感じ続け,そしてそれを失うことなく受け続けなければならないのですが,“Kara”さんのこれまでのスキーが“Do
Ski”メインだったので,急激な圧変化を新雪でもしようとしていたのだと思います。
私は(1)の原因は「角付けの切り替え」をどのように行なおうとしているか?...に起因していることなので,水面意識よりも“斜めの直滑降”の方がイメージ的には適していると思います。
この時の“Kara”さんの滑り...実は「雪面コンタクト」どころではなく,どうやってターンをしようか?...と思われていたはずです。だけど新雪を滑らなくてはならない...。これまでやって来た“Do
Ski”では転びそうだ...。とにかくバランスを乱さない様に静かに行こう...。スキーが回らなかったら回らない時に考えればイイ...。そう思われたために,軸を内倒させることに主眼を置いた滑りになり,それが返って「静かな滑り」をもたらしたのだと思います。(*^^)v
でも,それだとどうしても「雪面コンタクト」が希薄になってしまい,雪面抵抗を有効に生かすことができないのです。
...というわけで,どことなくヤンワリと滑ってはいるが,雪との会話があまり無い,躍動感に欠ける滑りになってしまいました。
KEIさんが仰る様に,水面イメージを持ち,その水面の上にシッカリ乗り続ける意識があれば,かなり変わるはずです。
KEIさんのコメント...(2)では“水面”が自分に「近づいたり、遠ざかったり」するイメージ...以降の解説は,まったくその通り
!!!...です。(^ー^)
ただ,気をつけなければならないこと...それは「“脚のストローク”は水面イメージの結果として表れる運動」であって,それを運動として行なおうとしてはいけません...。
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.14 2007 Sunday 晴れ (秋田)
今日も私的な用事のため,秋田に居ます。そのため今日の白馬の写真...Uploadできません...。悪しからず...(=_=;)
人生...いろいろありますが,節目ふしめの哀しみや喜び...これも学びの一環として受け入れなければ成長はありません。
管理人の【TOK】...もまた,大きな“節目”を経験しました。
みなさん...素敵な一日をお過ごし下さい。 I am sure you have a nice day !!!
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私的なことでまことに申し訳ありませんが,母が他界しました。...そういう訳で11日早朝白馬を出て秋田の実家に向かい,母との別れを致しました。95歳と言う高齢でしたので,天寿を全うした...と言えるとは思いますが,一抹の寂しさを覚えます。私に命を与えてくれた母に感謝しながら,これからもひと様に恥じない人生を歩んでいこう...そう思っております。(合掌)
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さて,“Online Lesson”... '08
シーズンバージョンの第二弾です。
今日は“MASA”さんから頂いたコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.1-2 「“Kara”さんの新雪大回り」 |
No.1-2 MASAさんからのコメント...
今年もオンラインレッスンの始まりですね。 連載楽しみです。
さて今回の新雪滑走動画、楽しけりゃOKの私の最初の感想は”羨ましいなあ、早く自分もあんな斜面滑りたいなあ”です。こんな自分に発言が許されるとして勝手な私見を記します。
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MASAさんのコメント |
MASAさんのコメントに対する【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
→楽しそうな斜面なのに、あまり楽しさが伝わって来ない点でしょうか。
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
→ちょっと足元に不安を感じながら滑ってる感じがしますが。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
→前後のバランス、センサー軸に気を配った練習でしょうか。
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
→(TOKマジックに掛かり)自信に満ちた、楽しさが全身から滲み出る滑りに変身でしょうか。
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
→前記③同様でキーはセンサー軸でしょうか。
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
→一見あのような斜面の滑りにまだ慣れてない感じがします。前記③に気を配りつつ、徐々にスピードアップし、出来るだけ長い距離を滑る練習をすれば、自ずとポジションもバランスも良くなり、楽しさが倍増すると思いますが。
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①:滑りそのものが丁寧すぎてというか,おっかなびっくり...という感じがありますネ
!!!。でも,そのおかげでバランスは良い感じで取れている...とも言えます。(^ー^)
②:足元に不安感...これが「雪との対話がシックリいってない...」ということなのだと思います。観る人に,なにか頼りなさを与えると言う...。
③:この③を考えていただくことが,ご自分のレベルアップにつながることなのですが,“MASA”さんは“バランス”と“軸”を挙げられました。
私の実際のレッスンは後日明らかに...。
④:皆さんがどうこのAfterの滑りイメージをどう捕らえられるか?...これが,ご自分の目指しておられる“滑り”そのものを語ることになります。
“MASA”さんは,「自信に満ちた,楽しさが全身から滲み出る滑り...」ですネ
!!!。
⑤:“センサー軸”をしっかり意識し,その伸び縮みが現れ,より躍動的になった...ということですネ?。
⑥:まだあの様なシチュエーションに慣れていない...⇒これはその通りです。
でも,あの日一日レッスンをさせていただきましたが,雪から来る圧と,自分で加える圧との違いを少しづつ理解され,“雪との会話”を楽しまれるまでになりました
!!!。
確かに,新雪とか悪雪,深雪は数多く滑る...といった“経験”がモノを言いますが,その経験の多さも,あるイメージを持ちながら行なうのと,行き当たりバッタリと行なうのとでは,天地ほどの差が出てしまいます。身体の動きが無理なく行なえるように,良いイメージを持って滑りたいものです。(^
^)(^I^)
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.15 2007 Monday 曇り (白馬 )
今日夕方白馬に戻りました。
白馬の天候は曇りでしたが,八方尾根がご覧のように見えました。10月も中旬になれば里の方も少し紅葉が見え始めるのですが...。
兎平の辺りまで「草紅葉」は見えていますので,下の方の紅葉はあと10日くらい...25日過ぎになるでしょう。
みなさん...素敵な一日を過ごしてますか? I am sure you have a nice day !!!
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さて,秋田から夕方着いた関係で,今日はUploadが遅くなりましたが,“Online Lesson”... '08
シーズンバージョンの第三弾で,“Ara”さんから頂いたコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.1-3 「“Kara”さんの新雪大回り」 |
No.1-3 “Ara”さんからのコメント...
“Ara”です。さっそく映像の感想をお送りしたいと思います。
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“Ara”さんのコメント |
“Ara”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒新雪って曲がりにくそうだ、と言う印象を受けました。
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒曲がりにくいので曲がろうという意識が働き、体が硬くなってしまっていると思います。
また曲がりにくいためか、どことなく恐怖感がありそうで、体重が前よりにかかっているように思います。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
⇒前よりの体重を、かかと支点の意識に変えたのではないでしょうか
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⇒体の動きがやわらかくなり、躍動感のある滑りに変わったことでしょう。
また、beforeにくらべて、はるかに楽しくなったのではないでしょうか。
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒曲がろうという意識を捨て、かかと支点で抵抗を受ける意識に集中することがポイントになると思います。
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒新雪は圧雪された斜面と違って不安定ですが、思い切って雪に身を任せてしまうほうが結果として楽に曲がってくれると思います。
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①:映像を観る人の“思い入れ”と言うか,最も気に掛けている部分を見ることが多いのです。ですから多分“Ara”さんの中に,実は新雪って曲がりにくい...というお気持ちが幾分あるのかもしれませんネ...。
②:そうですネ
!!!。これまで“Kara”さんが滑って来られた滑り方...つまり“Do
Ski”的な感覚では手に負えない...という気持ちがある様に観えます。ですから,当たり障りが無いように,できるだけソォーッと滑っている感じですネ
!!!。
③:かかと支点...この利点はイロイロありますが,その中に特に「新雪や悪雪でスキーのトップ部分が浮いて来る」という特質があります。ですから,“Ara”さんが仰るように「かかと支点での練習」...もひとつの選択肢ですネ
!!!。
④:そうなんです
!!!。実は雪との圧のやり取りがうまくできる様になり,躍動感が出て来ました。そして何よりも,これまでのスキーとは異なったスキーの楽しさに気付かれました
!!!
⑤:自分でスキー板を回そう
!!!...という意識から,雪に回してもらおう
!!!...という意識,つまり“Do Ski”から“Let
Ski”に大きく変わられました。“Let
Ski”は重心を中心とした脚の伸縮が自然に表れてきますから,バランスの乱れ方も少なく,本当に安定した滑りができる様になるのです。
⑥:仰る様に,「雪に身を任せる...」この言葉に尽きると思います。身を任せるだけでターンするの?...という人が居られますが,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”...この三つをしっかり生かしてスキーをすれば,誰にでも楽しく疲れの少ないスキーが可能です。
“Kara”さんのAfter映像が楽しみですネ !!!。(^
^)(^I^)
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シーハイル
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☆ Oct.16 2007 Tuesday 曇り (白馬 )
今日も白馬は「曇り」...です。
天気予報では,この曇り空は今日一杯続き,明日は「晴れ」になるとのことです。気温は14℃と,少し寒さは感じますが,これでは北アルプスの稜線にも「雪」は来ないでしょう。12℃を切ると期待できますが...
みなさん...素敵な一日を過ごしてますか? I am sure you have a nice day !!!
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今日も“Online
Lesson '08” で,その第四弾...“KAZ”さんから頂いたコメントです。
“KAZ”さん,貴重なご意見,ありがとうございます
!!! これからもよろしくお願いいたします。
今日は“Kara”さんの新雪大回り(After)映像(1MB)をご照会することにしましたので,お楽しみ下さい。これをご覧頂くと,どのように変わられたか...一目瞭然です
!!!。BeforeとAfterの時間差は......5時間です。
“Online
Lesson”... '08 No.1-4
“Kara”さんの新雪大回り (Before)
“Kara”さんの新雪大回り (After) NEW
!!!
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No.1-4 “KAZ”さんからのコメント...
はじめまして 初参加の ”KAZ”です。正月のレッスンで今度お世話になります。
初参加で、まだスキーモードに切り替わっていない時期ですので的外れな見解になってしまいそうで心配ですが、いろいろな意見のひとつとして参考となればと思いまして参加させていただきました。
いえいえ,大変参考になるご意見...ありがとうございました。(^
^)(^I^) 【TOK】 |
“KAZ”さんのコメント |
“KAZ”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒確かに気持ちよさそうに滑っていますね。”スキーは楽しいですよ”と訴えかけているように見えます。
ただ技術的観点からすると”雪へのアプローチに対して何も答えてくれなく寂しい!返事をしてほしい!!”と訴えているようにもとれます。
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒重力による落下感覚で滑っていると思います。足裏のセンサーには感じているものはないかもしれませんね。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
⇒雪面へのアプローチに気を配って練習したと思います。ターン外側のスキーにゆっくり圧をかけるだけでだいぶ変わると思います。現在のスキー技術からすると踵から土踏まずのあたりにゆっくりと体重を乗せるだけでいいと思います。
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⇒おそらく体でスキーの向きを変えるのではなく雪面からの反力でスキーが方向を変えてターンできるようになったと思います。ターン弧も以前より丸くなっていると思います。
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒人間の力だけではなく外からの力も利用することにあると思います。
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒とてもスキーを楽しんでいる方と思われます。長くスキーを楽しむためには見た目や技術などの競争意識が強いと帰ってプレッシャーとなりスキーの楽しさを忘れてしまいがちです。
それよりも自分のできる範囲内で徐々にステップアップする気持ちで続けていただければ気づいたときには驚くような成長をしているものです。
これは私の経験論ですので必ずそうした方がいいという訳ではないですが参考のために書かせていただきました。
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①:Beforeでも,それなりに“楽しさ”は伝わって来る...私もそう思います。ただ,その味わいの姿勢をより積極的に...というか,より貪欲に味わって欲しい
!!!...という気もします。
それを,言葉を変えて言えば「アプローチ」...という表現になるでしょうか...
②:この様な新雪だと“Do”的に身体を動かすとバランスを崩して転びそうになるので,なんとなく重力に身を任せざるを得ない...という感じでしょうか。“Kara”さんご自身に“感じる”...という感覚はこの時に無かったのは確かです。でも,返ってそのことが“Gravity
Works”を利用する手掛かりになるのかもしれませんネ
!!!。
③:何度も言いますが,この③の問いにどう答えられるか?...ということが「皆さんのスキー技術に対する現在の思い」...これを表していると思います。
そういう意味では,“KAZ”さんは,「雪面へのアプローチ...ターン外側のスキーにゆっくり圧をかける...踵から土踏まずのあたりにゆっくりと体重を乗せる...」ということを意識されているようですネ。(*^^)v
④:After映像を見ていただくとお分かりのように,より積極的な落下運動が見られるようになりました。まだ荒削りですが,雪との圧のやり取りに気付かれ,“KAZ”さんが仰るように,雪面からの反力を使うことができるようになって来ました。皆さん...ターン前半がすっかり変わられたことにお気付きでしょうか?
⑤:全くその通り
!!!です。「スキーは“落下運動”である
!!!」...ということは,かのS○Jでさえも言っているほどですから,私に言わせれば,先ずこの「外からの力」を利用することを先ず覚え,その後でご自分の身体の特性を活かした“Do
Ski”を加味していくべきだと思います。
⑥:仰るとおり,「見た目や技術などの競争意識」...これが強いと「スキーの楽しみ」は半減してしまいます。それよりも,先ず自分の身体で感じ,雪や自然と同調し,生きていることを実感できるような“スキー”を身に付けられることが大事だと思います。
そうすれば,他人の真似ではない,自分自身の個性ある滑りが出現してくるはずです。そしてそのとき初めて「自由な自分」も発見できるでしょう。
'08
シーズンはこの様なことをキャンプで皆さんと共に考えたいと思います。(^
^)(^I^)
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.17 2007 Wednesday 晴れ (白馬 )
今日は「晴れ」に変わった白馬です。
初冠雪が来ました
!!! 写真には写ってませんが,北アルプスの稜線に「雪」が来ました
!!!
...と書いた後,人にあってそのことを話したら,私が秋田に行っていた10/14にすでに初冠雪は来て居たようです...。
調べてみたら,昨年は10月9日に降っていますから,八日遅れ...ではなく,五日遅れ...でした...ということになります。
でも,稜線に雪が来たのを見ると,いよいよシーズンが来るナァー
!!!...という気がし,心が躍ります。(^ ^)(^I^)
みなさん...素敵な一日を過ごしてますか? I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08”-No,1の第五弾...“のぼ”さんから頂いたコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.1-5
“Kara”さんの新雪大回り (Before)
“Kara”さんの新雪大回り (After)
|
No.1-5 “のぼ”さんからのコメント...
こういうのは苦手なのですが、今年から一生懸命考えてみたいと思います。
何事もチャレンジ。自分自身の滑りの為に・・・。
そうです
!!! 何事も“経験”が大事だと,私も思います。良いと思われることはもちろん,もしシマッタ
!!!...と思われるような経験でも,それを自分を磨く“磨き砂”として活かすことができれば,それは素晴らしい財産になります。“スキー”においても,成功だけ,気持ち良い部分だけでなく,「心地良く感じられない部分があるからこそ磨かれているのだ
!!!」...という風に考えれば,味わいの領域は格段に広がりますネ
!!!。(^ ^)(^I^) 【TOK】
|
“のぼ”さんのコメント |
“のぼ”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒パウダー(やわらかいもの)を感じながら“大事に”滑っている。
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒スキーにただひたすら乗り続けようとしているように思う。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
⇒バランスを崩さない程度に、スキーのたわみを躍動に変えるようなこと
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⇒躍動感が出た。ただしそれは受けた圧で次のターン始動を開始するような圧をうまく次のターンにつなげるような、そんな圧のやり取りで、雪の壁をぶち壊すようなものではなくソフトな・・・
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒圧を抜く、引くターン??圧と重心の位置関係を正しく?
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒重心と圧の方向の関係、やり取りを増す。受けた圧を利用して次のターンを開始するように出来れば言うことなし。ただし、新雪なのでそのままでも楽しいと思う。新雪の結晶が砕けていく感じを味わうにはこれぐらいでも良いと思う。
すいません。全くわかりません。これが限界です。
|
①:慎重に滑っているだけに,やわらかいものを感じるような心持ち...つまり無理やりでない,“受け入れの姿勢”が自然に出るのだと思います。そういう意味では「新雪体験」...大切ですネ
!!!。
②:私にも,ひたすら乗り続けようと...している様に観えます。①でも言った様に,新雪や粗踏み斜面では“Do
Ski”は影を潜めざるを得ないのです...。(^ー^) “Do
Ski”と“Let
Ski”の特質の差がモロに出ますから...。
③:スキーのたわみ...出てきましたネ
!!!。この言葉...待ってました
!!!。「バランスを崩さず,雪の力で回る」というためには,この“たわみ”を持続させることが最重要課題なのです。“Do
Ski”では力を加えた瞬間しかたわませられないのですが,“Let
Ski”ではそれが持続できるのです。
④:After映像でお分かりいただけますが,先ず“スピード”が違います!!!。これは「雪の圧を受けることでターンできる
!!!」...ということが解ったからこそ可能になったことなのです。より積極的に斜面移動が出きる様になった...ということです。そうすれば自然に躍動感も出てきますし,ターンからターンへのつながりもスムーズになります。
⑤:仰る様に,ターン後半に圧を貯め込み過ぎずに,“吸収”する要素が出てきたことは非常に素晴らしいことです。レッスンでは「地球のコアとのエネルギーのやり取り」でこの練習をしました。圧と重心の位置関係を正しく...これも大事です。圧の量やその方向に意識を働かせずに,ただ単に引いただけでは角付けの切り替え時にスキーは走りませんから,次のターンへ入っていくのも難しくなるのです。
⑥:“重心”を中心とした圧のやり取り...これは“のぼ”さんが仰る様に,新雪でも最重要課題です。⑤でも述べたように,雪から来る圧を逃さず,ターンに必要な圧をキープしたまま重心方向に脚がたたまれる様になると,角付けの切り替えからターン前半に掛けて,まるで「飛行機のカタパルト発進」のようなスキーの“走り”が出てくるのです。
After映像にその様子がお分かりいただけると思います。(^
^)(^I^)
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シーハイル
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☆ Oct.18 2007 Thursday 曇り (白馬 )
今日はまた「曇り空」に戻ってしまった白馬です。どうも「カラッとした秋晴れ」はこのところ拝めません...。(=_=;)
気温は8℃と結構低く,厚着をしています。
ニュージーランドからの情報によると,スキー場がCloseしてから新雪がどんどん降っているようです...。(*_*)ビックリですネ
!!!。その“雪”...日本に欲しい気がします。ハッハハハ...(^ー^)
みなさん...素敵な一日を過ごしてますか? I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08”-No,1の第六回目...“オッキー”さんから頂いたコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.1-6
“Kara”さんの新雪大回り (Before)
“Kara”さんの新雪大回り (After)
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No.1-6 “オッキー”さんからのコメント...
こんばんは!オッキーです。
今年は、日数的につらいのでオンラインレッスンは開催されないのかな?と思っていたのですが、無事開催されてうれしいかぎりです。 で、今回のkaraさんの映像についてですが...
今年も“Online
Lesson”は前々からやるつもりでは居たのですが,いつから開始できるか?...ニュージーランドから帰国してからの都合などを勘案して,その時期を見計らっていたのでした。(*^^)v でも,こうやって開始できて嬉しいです。「モデルさん募集」に対しても多くの方からご希望があり,お断りせざるを得ない状況でした。本当にありがたいことです。
...という訳で,存分にシーズン前のひと時...お楽しみ下さい
!!! (^ ^)(^I^) 【TOK】
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“オッキー”さんのコメント |
“オッキー”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒人は不安が大きいと心から楽しめない!
今回は、新雪ということで、足元の状態が不安定ですよね。その不安定さを必要以上に気にしすぎてしまったのかなとの印象を受けました。
やはり、TOK先生のように楽天的!?に滑りたいですね。(笑)
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒何か綱渡りをしているような感じがしました。
人によっては新雪は最高に楽しい条件なのですが不安感が先に立ってしまい、そーっと、そーっと と滑っているように見えました。
ある意味、あの雪ならわざと転んだほうが楽しくなったのかもしれませんね。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
⇒TOK先生がこのときに、どのようなレッスンをされたか分からないので難しいのですが、綱渡りを楽しむためにはやはり足元の感覚が一番大切なのではないでしょうか?
そうなると、TOK先生の定番であるオレンジターンや引くターンが効くのではないでしょうか?
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⇒完全な予想になるのですが、あのような雪面に対しては効果抜群のFSですから、綱渡り感覚の滑りではなく瀬戸大橋上での滑りくらいになったのではないでしょうか?(笑)
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒さなぎから、蝶くらいに変身されていると面白いのですが…
変身するためのポイントとしては③にも書きましたが足元の感覚を大切にすることだと思います。そのためにはやはり、オレンジターンやコアに引かれる意識がポイントになるのではないでしょうか?
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒これは、とても簡単です。野麦FSSに来ていただければ大丈夫です。(何が大丈夫かは、私も分かりませんが…(笑))
でも一番必要なことは経験だと思います。未経験だったりどうなっているのか分からない斜面に、イェーィ!!!!!!...と飛び込んでいける人はTOK先生以外では、なかなかいませんからね。(当然、これは褒め言葉ですよ!!!)
この、コメント書いていて気づいたのですが
karaさんのようにある程度滑れるようになってしまうと転倒することに対してとても大きな抵抗を感じていると思います。これが青氷のような斜面だったり、30度を越す様な斜面だったら別ですが今回のような斜面と雪質であればおもっいきり冒険して雪の中で3回転!?するくらいする気持ちで行くと逆に上手くいくのかもしれませんね。(笑)
私の感想はこんな感じですがどうでしょうか?
それでは、次回のオンラインレッスンを楽しみにしています。
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①:Beforeは確かに不安感がにじみ出ている気がします。この「なぜ不安や恐怖が起こるのだろうか?」...ということを,今回のニュージーランドでのレッスンで考えさせられました。その答えは,ひと言で言えば“Concentration=集中力”でした。しかも“今に集中”...ということでした。不安定さはあって当然
!!!...それを“恐怖”ととるか“感性の素晴らしさ”ととるか?この辺のところは実際のレッスンで...。そうか【TOK】は根アカか?!?! ハッハハハ...(^ー^)
②:Beforeのあの時点では,新雪に対する不安感が“綱渡り”の滑りをもたらしたのだと思います。わざと転んだほうが楽しくなった...というのも大胆なご発言ですが,ある意味で“的”を得ていると思います
!!!。転倒を恐れない...という意識は身体の動きを規制することが少なくなり,リラックスを生みますから...。
ただし,転倒の瞬間は「身体を思いっきり伸ばし,力を入れて緊張させること
!!!」が大事です。もちろんできるだけ転倒は避けた上で...。
③:皆さんにこの項目の課題をご想像いただくのが今回の“Online
Lesson”の大事な目的でもあります。その理由は,このことが「自分自身でうまくなって行く」...そのための大事な作業だからです。(*^^)v
「雪の圧を常に感じ続ける」...ということがポイントですから,そのためにはどういうイメージが適しているでしょうか?。足元の感覚...“オレンジ・ターン”も“引く引くターン”もその方策のひとつですネ
!!!。
④:どうでしょう?Afterの滑り...。瀬戸大橋上での滑りになったでしょうか?。マ,瀬戸大橋...とまではいかないにしても,そこら辺の橋を自信持って渡れる様にはなられましたネ
!!!。
特に“腰”の使われ方に注目して下さい。体の要という腰ですが,結果としてこの腰が活き活きしているのがお判りいただけると思います。
⑤:この⑤は滑りが変わった“Kara”さんご自信のポイントのことです。同じイメージで練習しても,人それぞれ,気付きのポイントは微妙に異なるのです。
実はこの日のレッスンの模様は「教師日記」に詳しく出ていますのでそれをご覧いただきたいのですが,「地球のコアとのエネルギーのやり取り」がいちばんの気付きだったと思います。
⑥:ハッハハハ...(^ー^) “ Feeling Ski School
野麦出張所長”らしい発言ですネ !!!。
経験...確かに新雪や悪雪,深雪は経験がモノをいいます。ただ,やみ雲に経験するよりは,あるテーマを持って,あるいはあるイメージを持って経験を積まれる方が,より大切です。
私がイェーィ !!!...と飛び込んで行っている様に見えるかもしれませんが,実は身体の“感性の感度”を最高に挙げているんですヨ
!!!。雪や斜面から来る情報を少しでも逃さずに感じ取る...という姿勢です。(^
^)(^I^)
コメント書いていて気づいた...これが大事なことです
!!!。“書く”という作業は,手の動きを通して脳に刺激を与えるだけでなく,頭の思考回路を活性化させることになるのです。そして,書いている内に,自分は何が解らないで居たのか?...という様な,自分が気付いていなかった疑問に行き当ったりして,それを解決する糸口にもなるのです。
“オッキー”さんも,この e-mail
を書くに当たっていろいろ,「オッキー付き」(お気付き)になられたのですネ
!!!。 オソマツ... (^ ^)(^I^)
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.19 2007 Friday 曇り (白馬 )
今日も「曇り」の白馬です。
本当にここのところ「クッキリした晴天」...にお目に掛かっていません...(=_=;) でも,この様な“曇天”のあることが“晴天”を引き立たせるのでしょうネ
!!!。何事も「二元性」である...と思えば「また曇天も良し...」です。ハッハハハ...(^ー^)
この様な「幸せ気分」を味わうには昨日から始まった【TOK】の幸せページへどうぞ
!!!
皆さんも,素敵な一日を過ごしてますか? I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08”-No,1の第六回目...“Ishi”さんから頂いたコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.1-7
“Kara”さんの新雪大回り (Before)
“Kara”さんの新雪大回り (After)
|
No.1-7 “Ishi”さんからのコメント...
“Ishi”です。
今シーズンも始まりましたね"On Line Lesson" 「感想送らなきゃ」と思いながら、3日も経ってしまいました。正直言って、自分の回答には自信がありません。でも自分の考えを発表するのも勉強だと思って、送ることにしました。
“Ishi”さん, e-mail ありがとうございます
!!! (^I^)
そうです
!!! ご自分の考えをまとめ,発表することに大きな意義があります。昨日の“オッキー”さんのところにも書きましたが,テーマに沿って思いを集約しまとめている内,自分がこれまで気付いていなかったことに気付くことが多いのです。この“気付き”こそが自分の新しい世界を切り開くことになります。むしろ,気付きさえすれば答えはすぐに見つかる
!!!...と言っても過言ではありません。
今日の日記の終わりに,「“Online
Lesson '08”-No,2」の映像をUploadいたします。この機会を逃さず,皆さんもぜひ臆せず,どしどしご感想をお寄せ下さい。お待ちしております
!!!。
【TOK】
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“Ishi”さんのコメント |
“Ishi”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒う〜ん、最初から難しい質問ですね。転倒しないように慎重に・・・でしょうか。
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒新雪なので、軽いタッチで滑ろうとしているのではないかと思います。板の流れに身を任せ〜かな?
でも身を任せすぎて、センサーポイントからの情報を受け止めるレシーブポイントが見られず、内倒してしまい、ターン後半は内足荷重になってしまっています。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
⇒レシーブポイントをみぞおちあたりに意識、そしてターン外側から来る情報(音)を聞き入れる、いわゆるSound of Music Turnではないかと思います。
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⇒しっかりと外足に乗るようになり、適度な外向傾が現れたのはないかと思います。またコアに引かれる意識により、脚の伸縮が見られるようになった・・・。
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒「引くぅ〜」と「聞くぅ〜」ですか。。。
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒私がアドバイスするとすれば、上の③④の回答です。
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①:転倒しないように慎重に・・・みなさんが仰っているように,このBefore映像を見ると当たり障りの無いように...転倒しないように...という気持ちが見られます。これこそが“Let
Ski”の極意じゃないの?...と仰る方が居られるかもしれませんが,実は違うのです...(=_=;)
②:他人のフィーリングを推し量る...というのは非常に難しいことなのですが,この他人の感情を判ろうとすることが多くの新しいイメージを沸かせてくれることになります。推測⇒新しいイメージ喚起...という図式です。それは観る人によってそれぞれ異なります。異なっていていいのです。...と言うよりむしろ異なっていることの方が大事なのです。そうすることで,自分なりの個性豊かなイメージが膨らみ,新鮮な滑りに結びつくからです。
ですから,この作業では「正解」や「不正解」はありません...。
③:これも②と同じように,自分自身で新しい滑りを切り開いていくためには,自分ならこうするだろう...ということを想う事が大事なことです。
その方法やイメージが経験を積んだスキー教師と似通ったものであればあるほど,その方向は間違っていない...ということになります。
わたしが実際に行なったレッスンは...「教師日記」でご覧下さい。“Ishi”さんの想像した“Sound
of Music Turn”もやりましたヨ !!!
④:全くその通り
!!!。After映像をご覧頂けば判りますが,雪から来る圧の意味が理解できるようになり,結果として重心を中心とした身体の運動が顕れて来ました。そしてこのことが,「外足に乗る」,「適度な外向傾」,「脚の伸縮」をもたらしてくれたのです。
⑤:仰るように,「引くぅ〜」と「聞くぅ〜」...つまり地球からの,あるいは雪からの“声”を聞こうというイメージ,エネルギーのやり取りだったと思います。
⑥:“フィーリングスキー”を皆さんにお話していて思うことは,運動をどうしよう?...とか,身体をどう使おう?...ということではなくて,イメージをどう持ったらどういうフォームが自然に顕れて来るか?...ということの大切さです。イメージが各スキーヤーの持つ特徴を最も活かした運動を導き,無理のないスキーイングを実現させてくれるのです。
“Ishi”さんが仰る“Sound of Music
Turn”や“コアイメージ”もそのひとつです。(*^^)v
After映像をご覧になれば,その変化の大きさに気付いていただけると思います。4時間のレッスンでこれだけ変わられました。
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さて,今日は「“Online
Lesson '08”-No,2」の映像と,皆さんに考えていただきたいことを発表させていただきます。
二番バッターは,“KEI”さんです。(^
^)(^I^) 種目は「急斜面・不整地・中回り」(620KB)です。状況説明をさせていただきますと,柔らか目の小さなコブがある,斜度30度くらいの斜面です。皆さんに観てもらいたいのは以下のことです。
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
皆さん...いかがでしょうか?ぜひ
e-mail お寄せ下さい。あて先は⇒ e-mail
です。
尚,ご意見やご感想の
e-mail
の締め切りは編集の都合上,10/22到着分までとさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
シーハイル
!!! Schi heil !!!
コメントはこちらのBBSへ
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☆ Oct.20 2007 Saturday 晴れ (白馬 )
今日はご覧のように「晴れ
!!!」の白馬です。(*^^)v 天気がイイと気も心も晴々としますネ !!!。
今朝,標高2000m位の所に,白い雪が見え隠れしていました
!!!。間もなくスキー場にも雪が来そうですネ !!!。
みなさん !!!“スキー”の準備はOK !!!ですか?
皆さんも,素敵な一日を過ごしてますか? I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08”-No,1の最終回で,【TOK】のコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.1-8
“Kara”さんの新雪大回り (Before)
“Kara”さんの新雪大回り (After)
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No.1-8 【TOK】のコメント...
皆さんから多くのご意見を頂戴しました。ありがとうございます
!!! (^I^)
さて,これまで7回に渡り,皆さんからお寄せいただいた
e-mail
に対する私の感想を述べさせてもらいましたが,今日はそのまとめの意味も込め,わたし自身の“Kara”さんの滑りに対するコメントをさせていただきます。
“Hakuba 47
スキー場”は風が強く,急遽レッスン場所を“峯方スキー場”に移し,レッスンをすることにしたのですが,これが幸いした形で“Kara”さんの滑りを大きく変えることになりました。まるで“Kara”さんにはここでレッスンしなさい
!!!...というような「得体の知れない大きな“力”」(私はこれを“宇宙なる神”と勝手に呼んでいます...)が働いた様な気がするくらいです。(*^^)v
*****
ところで,今回の“Online
Lesson”では皆さんに,次のような課題をお出しし,そのテーマに沿って考えていただく...という手法を取らせて頂きました。
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
ここ一週間の私の書き込みで,皆さんすでにお気付きだと思いますが,この設問には理由があるのです。
それは...他人の滑りをご覧になってどう感じ,どう思ったか?...ということ...実はこれは,「自分の滑りをその人の中に見つけ出している
!!!」...ということだからです。あるいは,「自分が何に注意し,何を意識して滑っているか?」...ということの証拠として,自分の思いが浮かび上がってくる...ということだからです。もちろんそれだけが全て...ということではありませんが,多くの感想や思いは,自分が気に掛けていることがそのまま顕れて来る場合が多いのです。...という訳で,⑥以外の設問は,皆さん自身の滑りに気付いていただくためのものでした。ですから,この問いに対する「正解」というようなものはありません...。(^ー^)
*****
さて,当日の“峰方スキー場”の状況は,約15〜20センチほどのやや湿った新雪でした。あいにくと言うか運良くというか,雪上車が故障していて整地はほとんどありません。ともかく,有無を言わずこの状況を受け入れ,ここでレッスンをしなければなりません。
レッスンは...「スキーの前後差を生かす」⇒「地球の引力に引かれている意識のプルークボーゲン」⇒「スキーの“たわみ”を生かしたターン」⇒「かかとを支点とした“テコの原理”を利用したターン」⇒「Sound
of Music Turn」⇒「地球のコアとのエネルギーのやり取り」⇒「水面角付け意識」⇒「立ち木をイメージ」...という順序で行ないました。つまり,いつも申し上げているように,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を活かした“基本的な技術”の見直しをすることでした。別にシチュエーションが「新雪」だからといって,それ用のレッスンをしたわけではありません。
そしてその結果がAfter映像の様な滑りとなりました。午後には斜面も「粗踏み状態」になり,しかもその上,少し冷え込んでクラストし掛かった中での滑りです。ハッキリ申し上げて,たった4時間のレッスンで,これほど変わられた人も珍しい...そんなことを,その時思いました。
...ですが,今回ニュージーランドでレッスンをさせていただき,多くの中級以上のスキーヤーは,“フィーリングスキー”をお伝えすることで,“Kara”さんと同じ様に,その滑りが大きく変わられることに気付きました。「これまで“Let
Ski”的なスキーをして来なかった人で,感性が豊かな人ほどガラッと変わる
!!!...」ということに...です。これは大きな驚きでした。『イメージを大事にし,それに集中して素直に任せれば,自分の潜在能力がどんどん引き出される』...ということなのです。
ところで,Beforeの映像をこれだけ見ると,「これはこれで地球の引力に素直に引かれている様で素晴らしい
!!!」...と思われるかもしれません。これこそ“Let
Ski”的でイイのでは?...と言われるかもしれません。仰るとおり,素晴らしい滑りです。それを認めたうえで,ひと言付け加えさせてもらえば,『流れに乗ってただ雪面を降りている...というのと,雪からの圧を感じそれに身体が活き活きと反応している...というのは明確な違いがある』...といいうことです。
“フィーリングスキー”は雪とのマッチングで滑るという“Let
Ski”が基本にはなっていますが,それによってご自分の身体が活き活きし,身体能力の素晴らしさが発現されてこそ,その意味があるのだ
!!!...ということです。“Kara”さんのこの時の滑りは,このこと...“フィーリングスキー”は身体の素晴らしさを発見するスキー...ということを私達に認識させてくれた
!!!...ということで非常に大きな意味を持つものです。
特に皆さんにご覧いただきたいのは,ターン前半の違いです。まだ充分なドリル練習をしていませんので,ターン後半は不安定さが残っていますが,ターン前半は大きく変わりました。その違いは下の写真の通りです。
|
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Before |
After |
結果としての形の比較になりますが,Beforeはややストレート内傾気味にジョキン...と立っているだけ。スキーの走りもありません。それに比べAfterは適度な外向傾が顕れ,映像でご覧いただけば判るように,かなりのスピードもあります。クラスト気味の斜面でこれくらい滑れればOK
!!!でしょう。
私がこの写真で特に注目するのは,外腰の伸び具合です。Beforeは外スキーでの捉え感が薄いために外腰が縮こまっていかにも窮屈...という印象を受けます。ところがAfterでは雪とのコンタクトが取れる様になったためにしっかりと伸びていて,軸がハッキリできているのが見て取れます。コレが私たちに「彼の滑りは安定してきたなぁー
!!!」...という印象を与えてくれるのです。「見ていて安心できる滑りだ
!!!...まだ完全に洗練されてはいないけれど,美しさがある...」ということになるのです。これが見ていて気持ちの良い滑り...“オーラ”のある滑りになって来るわけです。(^
^)(^I^)
'08
シーズンがこれから始まる...というその時期に,“Kara”さんの滑りを皆さんにご覧いただけたことは本当に嬉しいことです。
“Kara”さん,そして皆さん...ありがとうございました
!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
【TOK】
|
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☆ Oct.21 2007 Sunday 晴れ (白馬 )
今日もご覧のように「晴れ
!!!」の白馬です。(*^^)v 今朝は皆さんに北アルプス稜線の新雪をご覧いただけます。(^
^)(^I^)
いよいよ来ました
!!! スキーシーズンが間近に...。今朝のモルゲンロートも素晴らしかったです
!!!。Happy...でどうぞ
!!! (*^^)v
皆さんも,素敵な日曜日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日で,“Online
Lesson '08”-No,1の最終回...とご案内しましたが,その後“Kiwa”さんから駆け込み
e-mail が届きましたのでご紹介させていただきます。(^
^)(^I^)
“Online
Lesson”... '08 No.1-9
“Kara”さんの新雪大回り (Before)
“Kara”さんの新雪大回り (After)
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No.1-9 “Kiwa”さんからのコメント...
Karaさんの滑りで私なりに思った感想です。
あまり基礎理論は苦手なので思ったことを書きました。 |
“Kiwa”さんのコメント |
“Kiwa”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
①:彼の滑りが私達に与えてくれる最も大きな訴え掛けは何ですか?
⇒やはり新雪は楽しい。Karaさんの笑顔が目に浮かびます。
②:彼はどのようなフィーリングで滑っていると思いますか?
⇒スピ−ドに乗ってに気持ちよく滑っておられますね。これも良し、といったところですかね。しかしだんだん雪の抵抗が大きくなってきて疲れて来たのかもしれませんね。
③:彼はこの後,どのようなことに気を配って練習したでしょうか?
⇒斜めの直滑降ですかね(ちょっと古いネタかな!)
④:Afterでどのように変身されたでしょうか?...あるいはしなかったでしょうか?
⇒落差を大きく取り無駄な力を使わずに滑っておられます。
⑤:もし変身したとしたら,そのポイントはどこにあったのでしょうか?
⇒上手く抜くコツとその後に落ちていくコツをつかまれましたね。
⑥:その他,皆さんが思われたこと...(彼へのアドバイスなど...)
⇒怖がらずにどんどん落下しましょう。
これはいつも自分自身に言い聞かせるている言葉でもあります。
|
①:「私は新雪滑れるほどうまくないから...」と仰る方が居られますが,私に言わせれば,プルークボーゲンができる様になったら,どんどん挑戦してみるべきだと思います。すると“Kiwa”さんが仰るように,その楽しさが分かります。
②:これはヒョットすると...After映像の評価かな?
③:斜めの直滑降...レッスンでは時々使っている有効なイメージです。この時のレッスンでは使わなかったと思いますが...。
④:After映像をご覧になった感想ですね?Before映像だけを見てどう想像できるか?...これが面白いんですが... (^ー^)
⑤:これもAfterをご覧になる前にご自分で想像するところに意義が...。
⑥:新雪や粗踏み,深雪では仰るように「どんどん落下」...これがポイントですネ
!!!。 Whistler Blackcomb ◆◆ハンターの“Kiwa”さんの言葉だと,重みがありますネ
!!!。(^ ^)(^I^)
|
*****
さて,今日は皆さんにぜひお伝えしようと思っていたことがありましたので,それを書かせてもらいます。(*^^)v
それは...“エネルギー”ということについてです...。
いつかの「教師日記」に,「ナニかに導かれているような気持ち」...ということに付いてお話いたしました。「導かれている...」ということをお話すると,「導かれているという姿勢は,自ら切り開いていく...という積極的姿勢とは異なるように観えますが,そういうことですか?」と聞かれることがあります。でも,そうではありません。むしろこの方が積極的なのだと思います。そういう風に仰る方は,自分でシナリオを作り,そしてその自ら作ったシナリオを自分で演じて行く...という風に,シナリオライター,ディレクター,アクター...この全てを自らが行なおうとしているように見えます。これこそが「積極的生き方」なのだと...いうことです。でも私は,私達の目の前には数多くのいろいろなシナリオが準備されていて,それをどういうタイミングでどう選ぶか?...という「選択の妙」こそが人生なのだと思うのです。自分でシナリオを書くことも面白い...とは思いますが,目の前に示されている道の内,どの道を選ぶか?...ということも,シナリオを書くこと以上に選択の幅が広がっていて面白いと思っています。
どうしてこの様なことをお話するか?...というと,実は“フィーリングスキー”で“感じる”ということをいろいろと生徒さんにお伝えしていて,思うことは,「モノの持っているエネルギー」ということだったのです。“フィーリングスキー”の“Let
Ski”で,あるイメージを持ち,「その時々の斜面状況を感じ取って滑る」...ということを毎日のようにお話していると,雪や地球からエネルギーが送られて来ている...ということを,本当のこととして感じる様になります。雪の硬さや柔らかさ,地形の凹凸や斜度などが,それぞれが持っている“エネルギー”として,感じられる様になるのです。
私達は犬や猫などの「動物」からは紛れもなく“エネルギー”を感じることができます。私達人間の発する声や顔の表情に敏感に反応してくれるからです。でも「草花」からはどうでしょうか?人間からの働きかけに敏感に反応している...とは思えない人がほとんどだと思います。でも,皆さんご存知のように「植物」は完全に「生きているモノ」であり,そこからは“癒しのエネルギー”を感じることができます。
それでは「山や川」はどうでしょう?山や川に“命”が在ると思う人はほとんど居ないでしょうが,それらから「美しい
!!!」という,「癒し的な美しさ」を感じることはできるはずです。それでは「山や川」を「雪や地球」と置き換えたらどうでしょうか?これにも“美”というエネルギーを感じることができます。こう考えてみると,あらゆるものに“美しい”という側面があり,それを感じ取る能力,つまり“感性”や“感受性”が豊かであれば,無機質のものにもある種の“エネルギー”を感じることができるということです。この様な“モノを互いに惹きつけるエネルギー”...これはこの世に存在する物質の全てに在るものだということなのです。
私達の住んでいる生活空間...これをこの様な視点で眺めてみると,こういった“エネルギー”に溢れた物質の中で私達は過ごしている...ということが解ります。そして,この空間そのものが私達一人ひとりにメッセージを送ってくれている...ということなのです。私達は良い悪いの判断を抜きにして,自分が選んだ空間というか,今存在しているその場所をある意味で納得してその所に存在しています。つまり,その生活空間全ての“エネルギー”を受け容れ,それに反応する形でそこで生活しているのです。...ということは,自分の存在空間のエネルギーに反応して生きている...ということです。その反応の仕方こそが,ナニかの導きを感じその選択をしている...ということなのだと思うのです。自らシナリオを書く,と言うよりも...です。
そして,自分がそこに存在している...ということ自体が,結局はその空間に自らの“エネルギー”を送る...ということもしているのです。そして互いが送りあっているエネルギーがマッチすれば,その人に親近感を感じたり,存在しているその場所に安心感を感じたりするのだと思います。そのエネルギー同士がマッチしなければ,違和感を感じたり,不和感を感じたりするのだと思います。
今回のニュージーランド体験...実は,毎日言葉の障害を乗り越えて活き活き生活ができたのは,この様な考えが心の中にあったからなのだと思っています。普通なら,逃げ出したい思いに駆られるような場面でも,今日はどんな素晴らしいエネルギーに逢えるのだろうか?!...という思いが,それを乗り越えさせてくれました。単なる“スキー教師”としての体験で終わることなく,その様な“エネルギー”を感じ続けようとすることで,どんなに年老いても“その先”があり,自分の生き方のスタイルを求め続ける楽しみがある
!!!...ということを思っていたのです。
“スキー”を通してこの様な「“エネルギー”の不思議」に想いが馳せれたこと...これは素晴らしい経験だった...そう思います。
シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.22 2007 Monday 快晴 (白馬 )
今日はご覧のように「快晴
!!!」になった白馬です。(*^^)v
昨日は「朝焼け」が素晴らしかったですが,今朝は放射冷却で一面の「霧」...でした。
昨日は良く見ると,標高2000mの八方第一ケルン付近まで,ウッスラと白くなっていました。そう言えば,天然雪でイチバン早く滑った記憶は10月30日でしたネ
!!!。何年前か忘れましたが...。そういう年もありました。(*^^)v
皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日から“Online
Lesson '08-No,2”の開始です。
今回のモデルは“KEI”さんです。この映像は,「柔らか目の小さなコブがある,斜度30度くらいの斜面」でのものです。小枝もあり,それが多少の影響を滑りに与えているかもしれませんね...。(^
^)(^I^)
“Online
Lesson”... '08 No.2-1
“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 (Before)
|
No.2-1 “MASA”さんからのコメント...(10/19 12:50着)
お上手な滑りをされるKEIさんが題材なんで、自分がコメントして良いのか分かりませんが、自分の勉強の為にも私見を記します。
“MASA”さん,いつもながら早速の e-mail
ありがとうございます !!! (^I^)
今回も前回同様,この Online Lesson
の目的は,皆さんご自身でどの様に“スキー”の楽しみを見出して行かれるか?...ということを主眼にしています。つまり,皆さんが自分で考え,文にまとめることを通して,「ご自身を磨いていただく」...ということです。
今回の締め切りは編集の都合上,10/22到着分...ということでご案内してあります。今日中に着くには,まだ間に合いますので,ご意見どしどしお寄せ下さい
!!!。(^ ^)(^I^)
【TOK】
|
“MASA”さんのコメント |
“MASA”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ ジャンプターン気味に危険を回避しながら上手く滑り降りてる感じがします。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ まずは障害物を避けるのを最優先に気を付けて滑ってると思います。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ 雪面コンタクトを出来るだけ維持し、雪の力でターンするレッスンでしょうか。
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ ジャンプターンも楽しいですが、ちょっと疲れるので雪の力と体の捻り戻りを有効に使ったターンの習得でしょうか。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ 雪面コンタクトを維持しつつ、切れの有るスムーズなターンの滑りでしょうか。
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ 私も最近はあんな斜面が大好きで良く入って行きますが、自分のレベルから見てKEIさんの滑りは一つの完成された滑りとも言えそうです。特に雪質がウインドクラスト気味なら模範的な滑りの一つとも言えそうですが、いかがでしょうか。
|
①:.ジャンプターン..これも実は大変有効な技術です。ある意味で「“Let
Ski”とは対極を成す滑り」と言うこともできますが,スピードをしっかりコントロールし,安全に滑り降りるためには有益な滑り方です。
②:小さな枝がありましたから,それに気を配って滑っていることは確かですネ
!!!。それが円弧の微妙な大きさの違いを生んでいるのだと思います。
③:安全...という観点からは一回転ごとにターン後半で速度を落とし,C字ターンでゆっくり...というのもひとつの方法です。ですが,ある程度スピードのある中で,より雪との会話を楽しみ安定した滑りをしよう...ということであれば,「スキー用具の特性を活かした滑り」を学ばれると尚イイと思います。仰るように,「雪の力を利用して板の特性を活かすターン」です。
④:そうですネ
!!!。ジャンプターンもイイのですが,長距離は無理でしょうネ。“MASA”さんの仰るように,「雪の力と体の捻り戻りを有効に使ったターン」が有効だと思います。
⑤:“KEI”さんの滑りを拝見して思うことは,「これはこれでイイのだけれど,そうで無い要素の滑り...これを身に着けられたら尚一層素晴らしいだろう...」ということです。そういう意味で“MASA”さんが想像された様な滑り...これができるといいですネ
!!!。(*^^)v
⑥:そうですネ !!!。確かに「一つの完成された滑り」と言うことはできます。クラスト雪の様に,その表面を割って行く必要がある時はこの“ジャンプターン”が威力を発揮します。
ただ欠点として言えるのは,スキーが前進する割合に対して横移動の量が大きくなるので,「左右のバランス維持」が難しくなることです。
不整地...というと,多くの方は小回りをすることが多いのですが,中回りや大回りも楽しいものです。今シーズンは皆さんもぜひ「不整地中回り」や「不整地大回り」に挑戦してみてください。(^
^)(^I^)
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.23 2007 Tuesday 曇り (白馬 )
今日は「曇り」の白馬です。
朝がたはすこし青空も見えていましたが,10時過ぎには一面...雲に覆われてしまいました...。(=_=;) でも天気予報によると,昼過ぎにはまた晴れ間が出てきて,明日一杯晴れの天気に戻りそうです。(^
^)(^I^)
少しづつ遅れていた「紅葉前線」も下のほうに降りてきて,この週末は見頃になるでしょう。
皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08-No,2”の二回目...“KAZ”さんからのコメントです。
尚,After映像もUploadしましたのでご覧下さい。どのように変わったでしょうか?...というより,どう“意識”,あるいは“イメージ”を変えたでしょうか?(^
^)(^I^)
“Online
Lesson”... '08 No.2-2
“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After NEW
!!!
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No.2-2 “KAZ”さんからのコメント...(10/19 23:22着)
KAZです。
この場をお借りして私自身のスキーの分析力や感性を高めたいと思います。
モデルの皆様やTOK先生の活動に役立って頂けたら幸いです。
KAZさん,ありがとうございます
!!! (^I^) もちろん皆さんのお役に立ちますヨ
!!! (*^^)v
【TOK】
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“KAZ”さんのコメント |
“KAZ”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ 斜面に対して恐怖心が少しある様に見えます。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ 転ばないように、暴走しないように慎重になっていると思います。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ 難しいところですが①②の状態から腰が引けてくスピードが出ないように体からスキーを回転させ結果的にローテーション的な滑りになっています。急斜面で足場も悪いので少し内的な力が必要です。外足でオレンジをすりつぶすイメージというところでしょうか?
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ 水平面に垂直に立った状態から眺めた斜面は約30度ですが腰が引けた状態から眺めれば40度50度の斜面に感じてしまいます。必然的に恐怖心は増します。この状態ですと視線の中に膝やスキー板が入っているはずです。肩を前に出し視界から膝やスキー板が見えないようにすればいいと思います。そうすれば重心が足元の上に来て安定した滑りになると思います。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ スキーをまわして横滑り的な滑りから丸いターン弧になったと思います。
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ 滑っていて感じているかどうかはわかりませんが人間は恐怖に対して体が自然に防御体制をとるものです。このことに気づけば心身ともに恐怖心が少なくなり楽しいスキーになると思います。
|
①:.実力はあるのに,小枝などが気になって滑りに集中できなかったかもしれません...。“集中力”...この大事さをこの夏のニュージーランドで再発見したところです。(*^^)v
②:安全性第一...といった滑りに見えますね。これはコレでいいとは思いますが,彼の実力からすると少し残念...という気がします。もっとオーラのある滑りができるんですが... (^ー^)
③:
結果としてジャンプターンになっていますから,ターン前半の捉えが薄くなってしまっています。ですから,ターン後半に圧が集中する現象を生んでいます。これを回避するには“KAZ”さんの仰る,「外足でオレンジをすりつぶす」といったイメージも有効でしょう。
さて,実際はどんなレッスンを受けたのでしょうか?その答えは後日...。
④:腰が引けた状態から眺めれば40度50度の斜面に感じてしまいます...これは見事なご指摘ですネ
!!!。本当にその通りです !!!。
肩を前に出し視界から膝やスキー板が見えないようにすればいい⇒コレも正解です。ただこうすればいいのは,多く方は解ってはいるのですが実際にできない...というのが悩みの種です。...ということでイメージが大切になってくるわけです。
⑤:今日Uploadした様な滑りAfter...を見せてくれるようになりました。ご覧になってお分りのように,ターン前半の滑り方が見事に変わっていますネ
!!!。これだと,少々のコブがあっても左右のバランスを乱すことは無くなり,滑りがより安定して来ます。“KAZ”さんが仰るように「丸いターン弧」になりました
!!!。(^ ^)(^I^)
⑥:「防御体制...このことに気づけば心身ともに恐怖心が少なくなり...」⇒仰るように「身体が硬直する」...という様な“防御姿勢”は不安や恐怖から来ることが多いのですが,それではどうやったらこの不安や恐怖から逃れられるのか...?ということです。ニュージーランドでのレッスンでもこのことを良く聞かれました。
.「恐れや不安はこの先のこと,一秒でも二秒でも先のこと,これから行く斜面前方のことを考え過ぎるからです。“今”...というこの瞬間,今自分が置かれているその瞬間の雪面コンタクトに意識を集中すれば恐怖は少なくなるでしょう...」というのが私の答えでした。そのことを実践していただいたみなさんからは「なるほど...」というお言葉を頂いたのでした。(*^^)v
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.24 2007 Wednesday 快晴 (白馬 )
今日は「快晴
!!!」の白馬です。
「雪の白・山間部紅葉の赤・里の緑」...地元の人は,俗にこれを「三段紅葉」と言っていますが,今日はそれプラス「青空」が加わって四段紅葉...とでも言える天気です。(*^^)v 写真をクリックすると大きくなりますが,イマイチ山間部の赤がよく見えません...(=_=;)
でも,天気がよく気分は最高です !!!(^ ^)(^I^)
皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08-No,2”の三回目...“Shim”さんからのコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.2-3
“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After
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No.2-3 “Shim”さんからのコメント...(10/19 23:23着)
“Shim”です。
昨年からスタートした On Line Lesson 毎回楽しんで読ましていただいています。
みなさんのコメントもなるほどと思うものばかりで、とても勉強にもなります。でも、読んでばかりではそこから先に進まないと思い、今回勇気をもってコメントをさせていただきました。的外れなことばかりかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。あまり深く考えず、感じたままを率直に述べてみます。
“Shim”さん,ありがとうございます
!!! (^I^)
何度も言いますが,ご自分で書くことの効用は計り知れないものがあります。多分そのことをいずれ実感されることと思います。(^
^)(^I^)
【TOK】
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“Shim”さんのコメント |
“Shim”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ とても躍動感があるすべりだなあと思いました。でも、Do Ski的なすべりだと感じます。
内力を利用した上下動によって、前半がジャンプ的になり、後半にいっきに雪面に働きかけているように感じます。(雪がイタイイタイと言っているようですね。)
また、後半にためた圧を上方向に解放して、谷回りをジャンプ的要素ですべっているように感じました。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ 30度の急斜面に小さなコブということで、まず、転倒しないように、安全にという気持ちがありり、それがターン前半スキー板をはやくまわして山回りにもっていっている動作に表れている気がします。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ まずは、オレンジターンで次の外足へバトンタッチしていくことで、より谷回りでの外足の意識をもったかなあと思います。また、自分が板をまわすのではなく、雪がまわしてくれる感覚をつかんでいけると思います。その後、Sound of Music Turn でしっかりと圧をもらい、それを次の外足のセンサーポイントにお返ししていくことを意識して練習されていったのではないでしょうか。
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ まずは、雪の力を信じてみよう・・かな。そのために、③のことをしていく。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ Let Skiの要素が強くなり、谷回りもしっかりとできてきたと思います。その結果、落差のあるターン弧があらわれはじめたのではないかと思います。
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ KEIさんのすべりを拝見して、30度しかも不整地をとてもリズミカルに滑り降りられており、かなりの経験者の方だと感じました。私自身もこのように急斜面をテールジャンプのような方法ですべっていたときがありました。これはこれでひとつの方法だとも思います。
ただ、TOKさんに出会い、レッスンを通して教わる中で、以前のようなすべり方が無理やりスキーを動かして、雪のことも全く考えていないですべっている感じで、今現在のすべり方がスキー板が生き生きしている、雪の感覚も感じ取れるすべりだなあと思っています。
だから、とっても楽しいです。そう、板や雪と会話しているかのように感じます。
長々と書いて申し訳ありませんでした。でも、書いてみると以外に楽しいものですね。
|
①:“躍動感”...このことはよく使われる言葉ですね。そして特に検定などでは滑りの評価として「躍動感がある」とか,「無い」とか言われます。身体を動かしさえすればこの躍動感がある...という風に思っておられる方が居られますが,私は「ある動かないドッシリした部分があって,それに対して動く部分がある運動」...コレがスキーの場合の「躍動する滑り」だと思っています。そういう意味では,この時の“KEI”さんの滑りは「暴れ」に近い...そんな風に思えます。
②:仰るように「安全」を第一に考え,一つひとつのターンを丁寧に滑っていますネ
!!!。なのでS字ターンというより,ジャンプターンのC字ターンになっています。コレはこれでいいのですが,より安定したターンをするには,できるだけスキーを横に動かさない方法を覚えるといいでしょう。
③:“Shim”さんが仰るように,「オレンジターンのバトンタッチ」,「外足の意識」
,「雪がまわしてくれる感覚」,「圧をもらい、それをお返ししていく」...などいずれも大事なことです。
不整地だからといって特別な技術があるわけではなく,基本に忠実な滑りをすることがイチバン大切なことです。上に挙げたことは“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”をマッチさせる上で本当に基本的なことと言えます。
④:「雪の力を信じてみよう・・」...いい言葉ですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
“KEI”さんは体力的に素晴らしい素質を持っておられ,いろいろなスポーツをされる方なので,どちらかと言うと「体育系的な身体の使い方」,つまり“Do”的な動きを得意とされています。そういうことに慣れておられる方が「雪の力を信じて...」という“Gravity
Works”に身を任せる...ということを会得するには,意識の変換が求められ,かなりの時間を必要とします。
昨シーズン彼はそのことに挑戦されたのでした...。そしてその結果は如何に...?
⑤:さて,どうでしょうか?彼のAfter...の滑りにそのことが観えますでしょうか? Beforeは1月の,Afterは4月のものですが,斜面的には4月のほうが難しい条件でした。斜度もBeforeよりきつい斜面で,雪もザクザク状態。この中で,ターン前半も大きく滑れるようになりました
!!!。圧変化が急激に行なわれない滑り,重心の移動軌跡が滑らかな滑り...これを見せてくれました
!!!。(^ ^)(^I^)
⑥:“Shim”さんもそのような“Do
Ski”時代を経験されて今の滑りがあるわけですが,どちらも経験されて初めてその違いがわかり,その得失を感じることができる...ということですネ
!!!。ですからひとつのことにがんじがらめに縛られること無く,「いろいろ」を試してみることが大事だと思います。
「今のすべり方がスキー板が生き生きしている、雪の感覚も感じ取れる..板や雪と会話している様でとっても楽しい...」と仰っておられますが,本当に良かったですネ
!!!。
“フィーリングスキー”で「感じる」ということに目覚めた方々から同じ様なことを伺う度に,皆さんにこの様な滑り方をお伝えできて良かったナァー
!!!...とつくづく思います。
ありがとうございます !!! (^I^)
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.25 2007 Thursday 晴れ (白馬 )
今日は昨日ほどクッキリとした青空ではありませんが「晴れ」の白馬です。
気温は10℃で,部屋の中は「結露」が始まりました。こうやって一日いちにち冬に近づいて行くのでしょうネ
!!!。(^ ^)(^I^)
さて,今年は「ラニーニャ現象」が起きている...との観測がありますから,05〜06シーズンのような大雪が期待できるかもしれません...ネ
!!!。
皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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前回...第一回の“Online
Lesson '08-No,1”でモデルになっていただいた“Kara”さんから
e-mail
が届きましたので,今日は先ずそれを皆さんにご紹介いたします。
『 Online Lessonのモデルに取り上げていただき、ありがとうございました。私なりに感想をまとめたいと思います。
TOK先生のご説明にもあるとおり、当日、47は風のためリフトが減速運転しており、みねかたスキー場でレッスンをすることとなりましたが、圧雪車故障で全面、数十センチの新雪。私は20年スキーをしてきましたが、新雪に入ったのは累計5分間くらい。新雪ではスキーは曲がらないし、無理にターンしようとすると足を捻って怪我しそうとの恐怖感から、過去、新雪に入ってしまったら、そろそろと圧雪コースに逃げ出すだけでした。
全面新雪を見て、逃げ出したい気持ちで滑ったのがBefore映像です。新雪のなるべく薄そうな所を選んで、こわごわ滑りました。レッスンでは、コアに引かれる、かかと支点とセンサーポイント、水面、立ち木のように滑る、Feel IN、ブーツのはき方などいろいろ教えていただきました。
FeelingSki初心者としては、「コアに引かれる」などは良くわかりませんでしたが、「ブーツのはきかた」「かかと支点にするため、外足の小指を徐々にみぞおちに向けて上げていく」「立ち木のイメージで滑る」の3点はわかったような気がしました。
しかし、レッスンの中で一番、印象に残ったことは、レッスンの最初、TOK先生がコースの縁の2mほどの高さのハーフパイプ状になった所を滑って登ろうとして登りきれず、転びながら「イエー!」と大歓声を上げていたことでした。思いっきり楽しんでいるという感じで、こちらはびっくりしました。私が新雪に怖がっている様子を見て、TOK先生はわざと転んでくれたのかもしれません。
午後になって、「立ち木のイメージ」で「かかと支点で外足小指上げ」をしているとスキーを回そうとしなくても、勝手にスキーが回っていくし、何より、新雪の「ふわー」とした圧が下からそろそろとやってきて、知らないうちにターンしています。今までに経験したことのない至福の楽しみでした。2本のスキー板ではなく、一枚の大きな板に乗っている感じがしました。
After映像を撮る頃には、朝の「びくびく怖がっている」状態から、「楽しくて楽しくてたまらない」状態になっていました。これですっかりFeelingSKIに、はまりました。この後、野麦キャンプ、小回り特訓、プライベート2回、カナダと楽しみました。
急斜面、緩斜面、コブ、悪雪、新雪などのいろいろな斜面、転んでも、うまく滑れなくても、本当にスキーが楽しくなりました。足裏に来る様々な感覚が楽しいです。
本当にありがとうございました。 ......“Kara” 』
“Kara”さん, e-mail ありがとうございます
!!! (^I^) あのレッスンの時の“Kara”さんの想いが素直に伝わってきて,大変参考になります。
私の転倒シーン...あれはわざと転んだ訳じゃないんですヨ
!!!。凹状斜面の上まで行くだけのスピードが無くなり,思いっきり谷側に転んでしまったのでした...(=_=;)。でも新雪だったから,雪の感触が妙に心地良かったのを覚えています。(^
^)(^I^)
「本当にスキーが楽しくなりました。足裏に来る様々な感覚が楽しい」...こう言って頂けると本当にレッスンさせていただいて良かった
!!!...そう思います。こちらこそありがとうございました。(*^^)v
******
続いて,“Online
Lesson '08-No,2”の四回目...今日は“Nobo”さんのコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.2-4
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After1
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After2 New
!!!
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No.2-4 “Nobo”さんからのコメント...(10/19 23:28着)
これは大変な事になりましたねぇ〜KEIさんをコメントするのはひじょーに難しいです。癖も何もかも知り尽くしていますからねぇ〜。飲みっぷりとか・・中ハイが好きなんですよね・・・滑りとは関係無いか。
本題に入りますけど・・・。もっとも、レッスン中の映像と言うことで、TOK師匠から何かのテーマの指示があっての滑り(結果)だと想像できますので、いつものKEIさんらしいパワフルさが無く、堅苦しい感じがあります。きっとお酒も入ってなかったのでしょう(笑)
全くの他人の映像だと思ってコメントします。
“Nobo”さん, e-mail
ありがとうございます
!!! (^I^)
“KEI”さんの親しい友人から観たコメント...なかなか面白いと思います。(^ー^) この時のつぶやきの言葉は...♪♪♪水面ェーン...開放ォー...水面ェーン...開放ォー...♪♪♪で,地球のコアに素直に従う...ということがテーマでした。これまでのクセ...エッジを多用した滑りから抜け出すため,大変な努力をされていた時でした。(^
^)(^I^)
【TOK】
|
“Nobo”さんのコメント |
“Nobo”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ 無意識のうちに、落下を身体が拒否している? どちらかというと、意識はスキーのコントロール(押さえる?)に費やされているのでは?
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ 丁寧なスキーのコントロール。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ 落差を稼ぐ、地球のコアに引かれる・・・でしょうか?スキーのトップが下を向いている時間を長く取るようなアドバイスもあったかもしれません。それと、急斜面・粗踏み斜面ということで“水面意識”のレクチャーはあったと想像しています。
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ KEIさんなら行けます!ゴイゴイと落ちて下さい!
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ ターン弧の落差が出て“おおらかな滑り”に変化されたのではないでしょうか?
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ この映像のみに関してだけ言うと、積極的に落ちて行く事と、落下で得られた圧を抱え込んで(ターン後半をソフトにして)その圧が次のターンに受け継がれるような切替・・・が表現できたら良かったと思いました。
ただし、木々の間をぬって、方向などを確認しながら滑るには、映像のような滑りがあっても良いと思います。
|
①:そうですね...なんとなく抑えなきゃ抑えなきゃ...といった雰囲気が見えます。気持ちが先走っていて,じっくり雪と会話する...といった余裕がありませんね...(=_=;)
②:小枝...が目に入っていたからでしょうか?でも,この枝...実はそんな障害には成るものでは無かったのですが...。その時の“今その瞬間”に集中...ということをお考えになれば,また滑りが違って来た...そう思います。(*^^)v
③:丁度この時「地球のコアに引かれる」...という練習を“水面意識”を持つことで学んでいたのでした。“Nobo”さんが予想されたようなトレーニングをしていたのです。
④:「ゴイゴイと落ちて下さい!」...ですか? ハッハハハ...(^ー^) これは友人としては最高のアドバイスかもしれませんネ
!!!。ゴイゴイ...というのがいいですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
⑤:予想通り,おおらかな滑りになりました。「After1」は,少し滑走時間が少ない編集でしたので,この後の滑りAfter2も観て見ましょう。(*^^)v
ご覧のように,よく観ればコブの影響を受けてチョッとバランスを崩したり...という様なところはありますが,Beforeのコセコセした滑りとは打って変わって,ドッシリと雪面を捉えているのが良く解ります。第一,観ている私たちの目にも「余裕があって気持ち良さそうだなぁー」...という印象を与えてくれます。(^ ^)(^I^)
⑥:“Nobo”さんが仰るように,ターン後半の圧の吸収がスムーズに行なわれていますから,次のターン前半も楽になるのです。角付けだけに頼り過ぎたり,“Do
Ski”的な運動をメインにしているとこの様な滑りは難しくなります。(^I^)
モチロン,滑りにこれだけが正解
!!!...というものはありません。何度も言うように,その時々のシチュエーションに合ったものを選ぶことが大事です。
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.26 2007 Friday 曇り (白馬
)
今日は朝の内は「晴れ」ていますが,天気予報によると,これから雲が広がり,雨模様になるらしいです。この週末...「紅葉狩り」を予定されていた人たちにとっては残念な天気になりそうです。(=_=;)
さて,“TOK”は今日明日と東京出張です。今朝早く白馬を出てあす夜に帰って来る予定です。なので明日のUploadは東京から...。(^
^)(^I^)
では皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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“Online
Lesson '08-No,2”の五回目...今日は“オッキー”さんのコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.2-5
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After1
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After2
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No.2-5 “オッキー”さんからのコメント...(10/19 23:28着)
KEIさんですか… いろんな意味でコメントしにくい人が登場しましたね…
しかし、私もコメントすることでいろんなことに気づかせてもらえるのでコメントを送らせてもらいます。
“オッキー”さん, e-mail
ありがとう
!!! (^I^) やっぱりコメントしにくい?...知ってる人だから...かな?でも,知っててもある意味で真剣にその人のことを評価する機会は少ないことが多いですから,キット“KEI”さんにとっても参考になると思いますヨ
!!! (^ー^)
【TOK】
|
“オッキー”さんのコメント |
“オッキー”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ よくコブ斜面や難しい斜面に行くと「この斜面をやっつけてやる!」といった会話を聞きます。KEIさんの外見からして当然なのですがこの斜面を「きっちり、やっつけたぜ!ハッハッハッ!」と雪面がKEIさんにやっつけられてるように感じました。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ ターン後半の場所を探しながら(相手の急所を探りながら?)そこをしっかり狙って仕上げているのではないでしょうか?
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ ③と④...同じ答えになるのですが「雪と仲良くしましょうね」の様なレッスンを受けたのではないでしょうか?あのような斜面では、しょうがないとは思うのですがターン後半の圧を前半につなげるようなレッスン...FS的に言えば「さぐるぅー」や「お返しぃー」のところに意識を強くするのが良いと思います。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ まず、温和な表情になられたのではないでしょうか?また、階段状に落下している滑りが流れるような滑りになったのでは?そして、ターン弧の落差が出て“おおらかな滑り”に変化されたのではないでしょうか?
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ あのような斜面ではこの滑りは当然ありだと思います。ただ、理想としてこのような斜面でもこんな感じで滑れたらいいなとの思いでコメントしました。
また、コメントがおふざけ的なものになってしまったのはKEIさんに対する親近感からのものであって悪意は一切ありませんのでご了承くださいm(_ _ )m
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①:面白い見方ですネ !!!。「この斜面をやっつけてやる!」...“KEI”さんなら言いそうな言葉です。ハッハハハ...(^ー^)
でも,「きっちり、やっつけたぜ!ハッハッハッ!」...と言いながら,どこか納得していない自分が居たりして...。(=_=;)
②:一つひとつのターンを仕上げて,次のターンに入っていく...という滑り方を“オッキー”さんの様に,「ターン後半の急所を探りながら、そこをしっかり狙って仕上げている...」という風に表現するもの凄いですネ
!!!。こういう風に言われると悪い気はしない...。(^
^)(^I^)
③④:「雪と仲良くしましょうね、の様なレッスン」,「ターン後半の圧を前半につなげるようなレッスン」,「探るぅーやお返しぃー」...これ等は全て「雪とのコンタクト圧をどうするか?」...ということに関連したイメージです。整地もそうですが特に不整地では,この圧を“重心”を中心としてどう捉えるか?...ということが大きな課題になります。“重心”の移動軌跡に影響を与えるような大きな圧変化を行なわずに,ターンに必要な雪面コンタクトを保って行く...ということです。実は...これができれば,深雪や粗踏みだけでなくレースでも速いスキーが可能になるのです。
⑤:「温和な表情」かどうか?...は映像からは伺えませんが,身体のリラックス状態から判断すると,キットそうなっていたでしょうネ
!!!。(*^^)v 「流れるような滑り」,「おおらかな滑り」...これはAfter2をご覧いただければお判りの事と思います。
⑥:モチロン,Beforeの滑りはダメ...というのではありません。あの様な滑りもあるが,もっと“オーラ”があるような,見てる人を安心させてくれる様な滑りもある...ということです。
最終的に,'07シーズン終わりに,コレまである意味で大きな壁のようだった“Do
Ski”要素が抜けて,“Let
Ski”に目覚められた...そう思えるような滑りになられました。“TOK”も嬉しい限りです
!!! (^ ^)(^I^)
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シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.27 2007 Saturday 雨 (東京
)
今日は東京からのUploadです。
都内...「雨」です。
'08 シーズン...白馬乗鞍をメインに“Feeling Ski
School”が新しい展開をすることになりました。昨日,今日とその打ち合わせで出張しています。皆さんに少しでも“スキー”の面白さ,楽しさを感じていただくための企画がご用意できると思います。11月になればそのプランを皆様にお知らせできます。楽しみにお待ち下さい
!!!(^ ^)(^I^)
では皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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“Online
Lesson '08-No,2”の六回目...今日は“miyunapapa”さんのコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.2-6
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After1
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After2
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No.2-6 “miyunapapa”さんからのコメント...(10/21 00:24着)
おっ、KEIさん 登場ですね!
スキーシーズンも、すぐそこまで来て、待ち遠しい限りです。シーズンを目の前にして感性のトレーニングを兼ね、感じた事を述べさせて頂きます。兎に角、早く滑りたいな〜。
“miyunapapa”さん, e-mail
ありがとう
!!! (^I^)
他の人の滑りを見て,アレコレ考えるのも“スキー”の楽しいところですネ
!!!。どんなことでも,それを「ひとつの楽しみ」として捉えられる感性というか,人生の過ごし方ができるというのは,素晴らしいことだと,私も思います。根っからの“Optimist”=楽天家,のんき者,なんでしょうか...ネェー。ハッハハハ...(^ー^) 【TOK】
|
“miyunapapa”さんのコメント |
“miyunapapa”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ ここは、47 R2途中からゴンドラ終着駅へのショートカット斜面ですね!?
急斜面、コブあり、小木有りで大変です。
KEIさんの滑りを拝見すると、体育会系特有の力任せで、一生懸命板を操作し難斜面を苦労して滑られています。観ていてあまり楽しさが伝わらないですね。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ 急斜面のため、急いでターンを仕上げようと、雪面から板を離したジャンプターンを行い、その後暴走を避けるためターン後半のブレーキング要素を多用してコントロールしている様に見受けられます。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ スキーの性能を活かす滑りを求めたいですね。雪面からの抵抗(やってくる<−>遠ざかる)のやりとりを身体をどのように順応させるか?
海老ターンや愛のターンなど受講されたのでしょうか?
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ 海老がはねる様子、即ち山回り前半の雪面からの圧で懐が深くなり、その後半、身体の下を板が通過し、次の谷回りでは、その貯めた圧を地球のコア方向にお返しするイメージを伝えますね。
但し、何時までも自ら海老の動きを行うのでなく、圧変化に体が順応した滑りを身に付けばベストです。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ きっと、地球のコア方向に引かれながら斜面下に移動し上体が一定で、足裏で雪面と会話し下半身が車のサスペンションの様に圧をコントロールする優雅な滑りへと変化したと思います。
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ 実は、先シーズン2回程度ご一緒させて頂きました。
ホント素晴らしい滑りで、元々体力があってパワフルな滑りだったのですが、滑らで優雅な滑りへと変身されておりました。
|
①:素晴らしい
!!!。良く解りましたね場所が...。そんなに大きな木で,ぶつかったら大変
!!!...というほどの大きさではありませんでしたが,気にはなる斜面ですネ...。
“miyunapapa”さん仰るとおり,彼はモロに「体育会系特有の滑り方」で,ああしてこうして
!!!...と何かやらないと気がすまない...といったタイプの滑りデシタ...。(=_=;)
②:そうですネ...ターン前半はとにかく早くスキーの向きを変え,谷回りに一刻も早く入ろう...という気持ちがある様に見えます。そのため,「ターン後半...ブレーキング要素を多用して」圧を貯め込み,その力を使って「板を離したジャンプターン」をするという手法を使っています。
③:実力者の“miyunapapa”さんが「スキーの性能を活かす滑り」...と指摘されてる様に,道具の持つ特性を活かせるかどうか?...このことは,“KEI”さんくらいの滑りがおできになる方々には,ぜひ考えてもらいたいことですネ
!!!。するとターンに必要な“圧”には方向がある...ということが解って来ます。そして“TOK”に言われるまでも無く,“海老”や“愛”がイメージできるようになるでしょう。(^
^)(^I^)
④:③のところで,ターン後半の下から来る圧を「<−」という“図”で示してくれていますが,その通りです。そして次のターン前半では「−>」というイメージでお返しするのです。すると結果として,ターンエネルギーが一回づつ途切れてしまう「C字ターン」ではなく,ターン後半のエネルギーが次のターンにつながるという「S字ターン」になるわけです。
「海老がはねる様子」はあくまで,イメージを沸かすための手段としてあるわけで,この「形」を求めるのが目的ではない...ということは大事なことです。“miyunapapa”さんが仰るとおりです。
⑤:After映像をご覧いただければお判りのとおり“重心”を中心とした脚の伸縮が出てきていますから,「下半身が車のサスペンションの様に...」という滑りになられました。
チョコマカした滑りから,ドッシリ安定した「優雅な滑り」ですネ
!!!。(*^^)v
⑥:ニュージーランドでも皆さんに「スキーは“Gravity(引力)”を生かしてするもので,自ら行うというよりは,任せる意識の方がより大事なのですヨ
!!!」...とお伝えしました。それを聞かれた皆さんから,「コレまでは自分でactionを起こすものだと思っていました。なるほど...そうなんですネ
!!!!」...と感謝されたのを思い出します。
普通に考えれば,「“スキー”もスポーツなのだから身体を動かしてナンボ...」ということを思われて当然なのですが,“スキー”はそれとはちょっと違ったスポーツで,だからこそ「老若男女」誰にでもできるのだ...ということです。(*^^)v
“KEI”さんも「体力があってパワフルな滑り」+「滑らで優雅な滑り」への変身をされたシーズンでもありました
!!!。(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ Oct.28 2007 Sunday 晴れ (白馬
)
今日は「晴れ」の白馬です。(*^^)v
昨日...東京からの帰り...凄い風雨でした。白馬に着いてから,後で知ったのですが,「台風」だったのですネ
!!!。それにしても,新宿を出発する時は,3時頃なのに,空が真っ暗...。あの様な経験も久しぶりでした。
あの経験を昨日した後,今朝ご覧の様な“Morgenglut”に出会えました。なので,その感動はひとしおでした
!!!。(^ ^)(^I^)
では皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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“Online
Lesson '08-No,2”の七回目...今日は“Take”さんのコメントです。
“Online
Lesson”... '08 No.2-7
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After1
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After2
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No.2-7 “Take”さんからのコメント...(10/22 21:21着)
“Take”です。昨年のOnline Lessonでは、モデルにしていただいたので、今年はコメントに挑戦してみます。
漠然と映像を見るのと、コメントするつもりで見るのとでは、みえるものが、違ってきますね!いい勉強になりそうです。KEIさんは、私よりお上手なのでやや気がひけますが、勉強のためにコメントさせてください。
“Take”さん, e-mail
ありがとうございます !!! (^I^)
そういえば,丁度昨年の今頃,“Take”さんの中回りがオンラインレッスンの最中でしたネ
!!!。(^ ^)(^I^)
自分に比べて技術的にいろいろ優れたモノを身に付けている人の滑り...これをご自分なりに“評価”することは,大いに役に立ちます。「みえるものが、違ってきます」...ということです。コレをご覧の皆さんもぜひお試し下さい。
【TOK】
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“Take”さんのコメント |
“Take”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ 柔らかい雪で、こぶのある斜面を、何とかコントロールして滑り降りている、という印象です。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ こぶやブッシュなどの様子を見ながら、
自分の思い描いているシュプールをトレースして行こう、と。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ 安定した滑りになるように、水面意識、とか、上体がTREEのようにまっすぐになるイメージでしょうか。
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ 昨年の【TOK】先生のレッスンで、水面意識を教わってから、急斜面やこぶ斜面への安定感が増し、恐怖心がかなり少なくなりました。(特に急斜面)
水面意識で恐怖心を減らして、気持ちが落ち着かせて、その次は安定した滑らかな滑りを目指されてはいかがでしょうか。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ 雪と対話しながらの、滑らかなすべり。
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ かなり難しそうな斜面です。今の私なら、KEIさんのbeforeよりも、もっとこわごわ滑るに違いありません・・・。そういう意味では、beforeでも、私にとってうらやましいすべりですが、レベルが上になったら、そのレベルでさらに滑りを良くしていくことができるのが、スキーの楽しさでしょうか。
After映像が、楽しみです。
スキーは、一生追求し続けることができる、いい趣味ですね!!
|
①:何回も言うように「安全第一」...これを大事に滑っているように観えます。だから,決してまずい滑りじゃないし,コレはこれでOK
!!!...なのです。(*^^)v
②:この設問は,実は評価する側の人...つまり今回は“Take”さんがこの様な場所を滑る時に気を付けていることそのモノが文に表れてくる...という側面を持っています。ですから,多分“Take”さんはこの様な斜面を滑る時は,「自分の思い描いているシュプールをトレースする」...ということを注意されているのでしょう。(^ー^)
③:この問いに対するお答え...これはその人がご自分で滑る時の練習テーマが顕現することが多いのですが,そういう意味で“Take”さんは「水面意識」や「TREE意識」を気に留めてる...ということになりますネ
!!!。モチロン,それはそれでOK
!!!...です。【TOK】が実際レッスンで行ったことは後日発表させてもらいます...。
④:受講されたレッスンを通して実際に得られた果実...この経験元にした“Taka”さんのアドバイスですから,重みがありますネ
!!!。(*^^)v
「水面意識」...確かにこのイメージを持つと,不思議にも「安定感が増し、恐怖心がかなり少なくなる...」といった状態になります。どんな急斜面,悪雪や粗踏みでも,安定していて安心感を感じるのです。
先ずはこの「水面意識で気持ちが落ち着かせ」,それから次の段階に入る...というのは効果があると思います。(^
^)(^I^)
⑤:After映像...この映像から,“Take”さんが仰る様に「雪と対話しながらの、滑らかなすべり」...これをご覧いただけますでしょうか?
⑥:全く安全...ということは“スキー”を滑っていて有り得ませんので,必ずリスクは伴います。ですから“スキー”をする以上,誰にでも「怖い...」といった恐怖心はあるものです。いくら水面意識で恐怖心が少なくなる...とは言っても,完全になくなるわけではありませんから...。でもそのリスクを超えたところに「大いなる“喜び”」があるのだと思います。全くリスクが無い場面の連続なら,新しいイメージを沸かす必要もありませんし,新しい経験もありません。ですから自分の潜在的な“素晴らしい能力”に気付くことも無いでしょう。そういう意味で,「こわごわ滑る...」といったある意味での“冒険”が大切なのだと思います。(*^^)v
「レベルが上に...」ということは,こういうことの繰り返しがもたらした,気付きの集大成であり,結果なのではないでしょうか?
さて,“KEI”さんの「After映像」...楽しんでいただけましたでしょうか?
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☆ Oct.29 2007 Monday 晴れ (白馬
)
今日は天空の1/10以上の青空が見えますので「晴れ」...の白馬です。(*^^)v これから夕方には雲が広がり,明日一杯曇り空が続くようです。写真でご覧のように里の草花も「紅く」なり始めました。いつ雪が来てもOK
!!!になりました。
さて,Online Lesson
...No.3映像をUploadしました。今回のコメント締め切りは10月31日とさせていただきます。ヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
では皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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“Online
Lesson '08-No,2”の八回目で最終回...今日は“K”さんのコメントです。(*^^)v
“Online
Lesson”... '08 No.2-8
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After1
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After2
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No.2-8 “K”さんからのコメント...(10/22 22:48着)
ご無沙汰しております。“K”です。
まもなく今シーズンも開幕ですね。よろしくお願いいたします。
“K”さん...いよいよご登場ですネ
!!!。 昨年は【TOK】が名前を偽って書いてるんじゃないか?...とまで疑われるくらい,私の言っていることと同じ様なアドバイスコメントを送っていただきました。さて,今年はどうなんでしょうか? 楽しみ楽しみ
!!! (^ ^)(^I^)
さて,今日の日記の終わりに,「Online
Lesson ...No.3 について」...をUploadいたしましたのでヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
【TOK】
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“K”さんのコメント |
“K”さんのコメントに対する
【TOK】の感想 |
①:彼の滑りを見て感じることは何ですか?
⇒ KEIさんならではの動きの躍動感が影をひそめているように見うけられます。雪面からやってくる力を必要以上に受け「止めて」いるような。。
②:彼は何に気をつけて滑っていると思いますか?
⇒ 斜面状態からまずはセーフティに滑ろうとしている意識を感じます。雪面を足裏で感じて落下のエネルギーを受けとめることにのみ集中しているのでは?その結果ターン終盤までの強いエッジングが残り、受けた力を真上に抜くような切替えの動きが出てしまっているようです。そのため次の谷回りが軽くなり、雪を感じ取りにくくなっているように思います。
③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?
⇒ 雪面からの力を受けたら地球に返していくようなイメージが良さそうですね。
Sound of Musicの派生イメージ「レーダーをコアへ発射→反射を聞く」が効きそうです。これに水面の上昇下降意識を加えるといった感じでしょうか。
④:あなたなら彼にどのようなアドバイスをしてあげますか?
⇒ 落下する(前進する)エネルギーと、雪面とスキーとの抵抗から生まれる(雪面からやってくる)エネルギー。双方のエネルギーが上手くバランスできていると、活き活きとした滑りが現れるでしょう。Before映像では雪面からやってくるエネルギーが勝ちすぎているように見えるので、③のイメージで素直に落下していくとバランスが良くなるかと思います。
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⇒ ③のレッスンがあったと仮定すると、、「重心の滑らかな移動と移動速度の向上」、「安定した上半身の移動と躍動感のある下半身の動き」「安定した雪面コンタクト」が現れてくると思われます。
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
⇒ KEIさんと言えば不整地!なイメージですので、Before映像は「ホントにKEIさん?」
て思ってしまいました。TOK先生の前で緊張されていたのでしょうか?
なんか言いたい放題になってますね。すみませんです〜。。。
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①:“K”さんも,“KEI”さんの滑りをご存知なのですネ? ...で,「どうもいつもの彼らしくない...」と。マ,人それぞれで,乗りのいいときもあれば悪い時もある...ということなのかもしれませんし...あるいは何か考え過ぎだったのかも...?!?!? (^ー^)
②:仰る様に先ずは「セーフティ」でしょうネ。それもターン後半というか山回り部分でスピードを制御しようという,典型的な「C字ターン」になっています。
“K”さんは,「雪面を足裏で感じて落下エネルギーを受けとめることに集中」と仰っていますが,私は「落ちて行くのを止めて圧を強くしている」の様に思います。この様な滑りが,良いとか悪い...ということではなくて,ですヨ
!!!
③:“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”のマッチングがとれた滑り方...という意味では,「ターン後半の圧の貯め方」と「圧の開放の仕方」がポイントになり,それが結果的に「S字ターン」になるのですが,“K”さんが仰る様に「雪面からの力を受けたら地球に返し」,「レーダーをコアへ発射→反射を聞く」,「水面の上昇下降意識」...このどれもそれを会得する意味では適していると思います。
④:両手で「パン
!!!」という音を出す時に,右手がその音を出しているのか?それとも左?...と似たようなことなのですが,ターンに必要な「圧」も,落ちて行くから発生する...のですネ
!!!。落ちて行くスピードや角付けの量,迎え角の大きさ等が,この圧の強さに関わってきます。
そういう意味では,“K”さんが仰る様に「素直に落下していく」という意識がもう少しあり,しかもその圧が後半に強くなり過ぎないことがイメージできれば,つまり圧の吸収がもう少しうまくできれば,さらに「バランスが良くなる」でしょう。
⑤:どうでしょうか?After映像でご覧いただける様に,「重心の滑らかな移動と移動速度の向上」は確かにありました
!!!。重心移動がスムーズになった分だけ「安定した上半身の移動と躍動感のある下半身の動き」も出てきました。そして,「いつも雪面と接している」という意味ではなく,スピードに合ったコンタクトという意味での「安定した雪面コンタクト」が顕れてきたと思います。(*^^)v
⑥:ハッハハハ...(^ー^) Before映像...“KEI”さんの普段の滑りというか,コブでのあの豪快な滑りを見ている人には,「エッ?これがKEIさん?」...と一瞬目を疑ったかもしれません。でも実は,あの豪快さは“Do”的な豪快さであって,彼の滑りには「C字ターン」的な要素で一杯だったのです。このBefore映像を撮った時にはそれがモロに出てくれました。この滑りがイケナイ...ということではなく,“Let”的な滑り...つまりAfterの様な「S字ターン」的滑りもできる筈だ
!!!...ということで,ここ数年コレに挑戦して来ていたのです。“miyunapapa”さんも仰っていた様に,彼は何か行動を起こさないと気がすまない...といった「体育会系特有の滑り方」が身に染み付いていたのです。
その彼が07シーズンに奮起し,Afterの様になりました。Beforeもできるし,Afterもできる...。さらに磨きがかかり,“オーラ”のある滑りもできるようになられました
!!! 本当に目出度し,めでたし !!! (^ ^)(^I^)
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さて,今日は「“Online
Lesson '08”-No,3」の映像と,皆さんに考えていただきたいことを発表させていただきます。
今シーズン三番目のご登場は,“Abe”さんです。(^
^)(^I^) 種目は「小回り」(565KB)です。このBefore映像を撮った時は,整地,中斜面,雪質は良...という状況でした。
今回皆さんに観てもらいたいのは...
①:彼の滑りをみて,「第一印象」として感じられることは何ですか?
②:彼が「イチバン気をつけていると思われること」は何だと思いますか?
③:彼がさらに技術的に飛躍するには何が大切だと思いますか?
④:あなたなら彼にどのようにアドバイスをしてあげますか?
⑤:Afterでどのような滑りに変身されたでしょうか?
⑥:その他,皆さんのご感想やご意見は?
ぜひ
e-mail お寄せ下さい。あて先は⇒ e-mail
です。尚,ご意見やご感想の
e-mail
の締め切りは編集の都合上,今回は10/31到着分までとさせていただきます。よろしくお願いいたします。
シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ Oct.30 2007 Tuesday 曇り (白馬
)
今日は朝早くは曇り空でしたが,8時過ぎになって一部青空が見え始めました。(*^^)v 多分これから回復に向かい,晴天が広がることと思います。(^ー^) ...ということで今日の天気は「晴れ」の白馬でした。(^
^)(^I^)
そういえばこの「天気」という字も“気”が付きますネ
!!!。...ということで辞書を調べたら,「万物を生育する、天にみなぎっている精気」...という意味もあるそうです。モチロン「気象の状態」という意味も...
では皆さんも,“気”のみなぎった素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08”-No,2のに対する【TOK】のコメントです。チョッと長いですが勘弁願います...。(=_=;)
“Online
Lesson”... '08 No.2-9
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 Before
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After1
*“KEI”さんの「急斜面・不整地・中回り」 After2
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No.1-9 【TOK】のコメント...
今回も皆さんから多くのご意見を頂戴しました。ありがとうございます
!!! 多分モデルの“KEI”さんにとってもいい勉強になったことと思います。(^I^)
さて,わたしの“KEI”さんのBeforeの滑りに対する思いは,皆さんから頂いたコメントに対する感想...という形で逐次述べさせていただきましたが,ここでその「まとめ」としての意見を書かせていただこうと思います。
先ず第一に皆さんにお伝えしたいことがあります。「“KEI”さんご自身のお仕事...それは“体育”に関係したことで,彼は一般に言われる運動能力が非常に高い人だ
!!!」...ということです。ところで,私が何度も経験していることなのですが,こういった俗に「運動能力」の高い人ほど,“Let
Ski”の苦手な人が多い...というのも事実です。日本だけでなく今年の夏のニュージーランドでもこのことをモロに感じました。簡単に言えば,“Do
Ski”をしてしまいがちで,“落下エネルギー”に身を任せる...というフィーリングを会得するのが苦手な人が多い...ということです。「基本的に“スキー”は落下運動を利用したスポーツで位置エネルギーを“利用”して行うスポーツなのに対して,他の多くのスポーツは位置エネルギーに“対抗”して行うスポーツ」なのです。そのため,多くの一般的スポーツは“身体の持っているエネルギー”を使う必要があり,“KEI”さんもこのことに慣れ切っておられたのだと思います。俗に言われる「体育系」の人...にこういう傾向が多く,この人たちは「スキー用具の性能を活かし切る」...ということが苦手なのです。
“KEI”さんとのお付き合いはもう10年近くなると思うのですが,実はこのことを毎回スキーをご一緒する度に話して来たように思います。どうしても待って居られなくて,自らやってしまうのです...。(=_=;) でも,07シーズンにやっと“Do
Ski”と“Let
Ski”の違い...その真髄に気付かれ,要領が飲み込めた
!!!...という感じがします。(^
^)(^I^)
次に今回のテーマに戻って,「角付けの切り替え時」のことについてお話したいと思います。Beforeのように角付けを切り替えるのに,「自分で飛び上がる」のと,Afterのように「雪からの力を利用する」のとでは,その安定性は天と地の違いがある...ということです。皆さんもうお分りの様に,前者は「“重心”の上下移動」が後者に比べ大きくなってしまう...のです。コブや悪雪斜面ではこの“重心”の移動軌跡が,前後・上下・左右に振れることなく滑らかであればあるほど安定した動きになるのは当然のことです。自動車で,いくら悪路を走っていても,サスペンションが良い具合に働いてショックを吸収してくれれば,座席までそのショックが伝わらないので安定していて快適だ...ということと同じことです。車輪がいくら上下に動いていても座席(重心)は上下せずに安定している...ということで,よくよく考えてみると,これこそスキーで言うところの“ベンディングターン”そのもの...と言えます。
それではどうやったら“重心の移動軌跡”を滑らかにできるか?...ということですが,それには斜面を落ちて行くことで下からやって来る雪の抵抗,つまり「圧」に敏感になること...です。目で見て圧を予測したり,あるいは自分で雪に働きかけたのでは,「身体の硬直」が起こりやすく,滑らかな脚の動きを引き出すことができません。つまり行き着くところは“Let
Ski”で“ feel in
”感覚をしっかり磨くこと...なのです。すると「スキー板がいつも同じ様にたわみ続ける感覚の大切さ」が解ってきます。そして,圧の急激な変化ではなく,同じ圧が持続することが大事なのだ...ということに気付きます。これこそが「“落下”し続ける」=「位置エネルギーを使い続ける」=「地球のコアに引かれ続ける」...といった“〜し続ける”というイメージに結びついてくるのです。(^
^)(^I^)
さて次に...「バランス」にも,左右前後といった「滑走バランス」と,スキーヤーの進行方向へのスピードが一様で滑らかといった「流れのバランス」がある...ということについてお話したいと思います。
普通,“バランス”と言えば「左右前後のバランス」の事を思い浮かべますが,実はスキーの進行速度のバラツキが少ない...という「流れのバランス」があるのです。俗に言う滑りの滑らかさ...という言葉に置き換えてもいいのですが,重心が移動軌跡上を滞ることなくスムーズに流れるように移動できているか?...ということです。
普通スピードコントロールと言えば,ターン前半に出たスピードをターン後半でブレーキを掛けるように速度を落としてまた次のターンに入っていく...というパターンを思い浮かべる人が居ますが,それは「アクセリングとブレーキング」と言うべきであって,理想とするスピードコントロールとは違うのです。今回の“KEI”さんのAfter映像のように,ターン前半も後半も同じ様な速度で滑れることこそが“スキー”で言う「スピードコントロール」です。そして,これができるということが,「スキー板がいつも同じ様にたわみ続ける」ということができるということであり,観ていて気持ちの良い滑り,“オーラ”が感じられる滑り...に繋がっていくのです。
さて,今回多く出てきたスキー用語の中に,“ジャンプ・ターン”というのがあります。これは実に有効な技術でもあります。しかしそれは,「ターン後半しっかり雪面グリップができる状態なら...」,「安全第一を目指すなら...」,そして,「ジャンプできるだけの体力と運動神経があるなら...」という前提条件が整っていて...のことです。ですから「ある条件」に適っている...という条件付で有効な技術だ...ということです。
それに比べ,Afterの“KEI”さんの様に“Let
Ski”的感覚を磨いて,コブや悪雪で滑らかなターンをすることの方が,こういった条件を選ぶことが少ない...という意味でも「役に立つ滑り方」だと言うことができるのです。
ところで,After映像をよくご覧いただくと判りますが,“KEI”さんの右ターンと左ターン...ターン後半の滑り方が違うことに気付かれましたか?
右ターンの山回りの部分でテールが外側に逃げてしまうことが多く,そのため“腰砕け”の滑りが出てしまっています。これの原因は“KEI”さんの身体の特徴が左右で違っている...ということで,身体の特徴が原因だと思います。多分“KEI”さんは右ターンも左ターンも同じ感覚で滑ろう...と思っておられると思うのですが,それをしようとすればするほどこの様な左右で異なる滑りになることが多いのです。身体の右と左...これは元々特性が異なっているのだから同じ感覚で滑ろうとせず,違うことを受け入れる度量が必要なのです。
左ターンは今のままでOK
!!!ですが,右ターンの時は思い切って,もっと後ろの「かかと」付近を“支点FP”とし,“重心とこのFPを結ぶ軸”をイメージすると良いでしょう。そうすると多分,右と左で,その滑走感覚は違ってくると思いますが,“KEI”さんにとっては「それで正解
!!!」なのです。右ターンと左ターンを同じ感覚で滑ろうとして,返ってバランスの悪いターンをしている人が大勢居られます。皆さんの中にもキット居られると思いますヨ
!!! (^ー^)
After映像で,私が好きなカットがあります。それは写真の部分です。コブからコブへの自然なジャンプ...「引くジャンプ」ができている場面です。足を中心としたジャンプではなく,重心を中心とした「引き上げジャンプ」ができる様になった
!!!...ということです。逆に言えば,このジャンプができる様になったからこそ,移動軌跡が本当に滑らかに行なわれる様になった...とも言えます。重心が上下する「自ら飛ぶジャンプ」とは全く異なった滑りなのです。
これは“水面上下イメージ”の様な,来る圧と行く圧のイメージが沸く様になればスンナリできる様になります。イメージが滑りを変える...という一つの典型と言えるかもしれません。(^ー^)
最後に...。「後日,実際どのようなレッスンをしたのか?そののレッスンの模様をお教えします」...と述べてきましたが,その実際のレッスンの模様...下記のキャンプを報告した「教師日記」でご覧下さい。長くなりますのでここでの解説は省略させていただきます。
Before映像を撮った時のキャンプ,After映像を撮った時のキャンプ この二回のキャンプを通してどのようなレッスンが行われたか?これが「問③:彼はこの後,どのようなレッスンを実際に受けたと思いますか?」の答えです。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
【TOK】
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☆ Oct.31 2007 Wednesday 晴れ (白馬
)
今日で10月も終わりです。いよいよ明日は11月...。
'08 スキーシーズンが本格的に始動
!!!...といった感じです。さてさて,今シーズンはどんなドラマが待っているのでしょうか?
...という来月のことはさておき,今日の白馬...「晴れ」です。この晴天...今日一杯は持つようです。(^
^)(^I^)
では皆さんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Online
Lesson '08”-No,2のモデルになっていただいた“Kei”さんからお礼の
e-mail
が届いておりますので,それを皆さんにご紹介したいと思います。少し長いですが,日を別けないで掲載した方が良いと思いますので一気にUploadいたしました。滑り手の意識,イメージ,心積もりなど,皆さんの参考になると思われることが随所に出てきますので,どうぞごゆっくりお楽しみ下さい。(^
^)(^I^) 尚,文中の文字色が“黒”に変わっている箇所は【TOK】のコメントです。
*****
『 Online Lesson '08 No.2「“KEI”の不整地中回り」
たくさんの方々からコメント、本当にありがとうございます。様々な観点から観ていただき、的を射たコメントに納得することばかりです。自分自身でも、ビフォア映像を観た直後(10/19)の印象を、第三者的に分析し書き留めていたのですが、皆さんからのご指摘とほぼ同様の内容だと思います。以下は、参考までに。
『ビフォア映像の印象』
第一印象は、「窮屈な姿勢」で「おっかなびっくり」滑っているという印象があった。
自己分析をすると、「おっかなびっくり」滑っている原因は、ビフォア映像直前の右ターンで大きくバランスを崩していたことに起因していると思う。大失敗後だけに、これ以上失敗しないようにと、下まで滑りきることしか考えていなかった(考えられなかった)ように思う。しかし、これらを差し引いても、滑りには多くの問題点がある。それは・・・
1.切り替えの局面で板が向いている方向に進むこともできず、位置エネルギーを利用することもせず、自分から板を回そうとしている。
2.しかも “上に抜けている”ために、テールの振りが大きく、谷回りがない滑りになっている。
3.その結果、ターン後半に圧が集中し、板の動きが止まっている。
4.結局、ターンがつながらず、C字ターンの繰り返しになっている。
言い換えれば、「斜めの直滑降」もできず、ターン中の「ワン、ツゥー、スリーー♪」の「ツゥー」を楽しむこともなく、雪面を赤ん坊の肌と思い優しく撫で続けることによって生まれる“板のたわみ”も生み出せない「Doスキー」の典型的な滑りである。
数年前にTOK先生から「上達するためには自己流(力任せの“Doスキー”)と決別すること」と言われていたが、「自己流と決別できずに居る自分」が顔をのぞかしている。(wrote on 10/19)
☆★☆
『皆さんのコメントに対する感想』
本当にありがとうございます。蛇足ながら、そして言い尽くせてはいませんが、私の感想を書かせていただきます。
①MASAさんのコメントから(wrote on 10/22)
「ジャンプターン気味に危険を回避しながら上手く滑り降りてる感じがします。」との、ありがたいコメントなのですが・・・“視覚”に頼った滑りになっています。
跳ぶという意識がなくても、ビフォア映像の印象に書いたように、無意識に自分から「上に抜いてしまっている」んです。その結果“C字ターンの繰り返し”になっています。(;;^_^A
「雪面コンタクトを維持しつつ、切れの有るスムーズなターンの滑りでしょうか。」・・・S字ターンですね。力任せの癖がありますから、忘れてはいけない私の課題のひとつです。ありがとうございます。
②KAZさんのコメントから(wrote on 10/23)
ありがとうございます。「転ばないように、暴走しないように慎重になっていると思います。」・・・斜面に対する恐怖心からではありませんが、慎重になっていたと思います。(;;^_^A
「オレンジをすりつぶす」イメージ、いただきます。超Do派スキーヤーの私には“つぶす”は能動的なイメージがあるので、受動的なイメージとして。d(^-^*)
「腰が引けている」は、“内面的”には全くそのとおりです。“外見上”も「腰が引けている」滑りになっていますか?そう見える所もありますが。
「肩を前に出し視界から膝やスキー板が見えないようにすればいい」とは、サウンドをステレオ的に聴く姿勢のことでしょうか??板のトップ部分は視界に入っていますが、膝は気になったことはないのですが・・・。(・・・TOK師匠、いかがでしょう!!!)
【外見上も腰が引けている?...⇒これは,特に右ターン後半のことを述べているのではないでしょうか?外スキーのテールが流れ,前傾過多になっていますので外見上も腰が引けているように見えます。
視界...云々については,スキーヤーの集中箇所の違い,または集中度の違いによってそれぞれ視野の範囲,広さが違って来ますので一概にこうでないとイケナイ...というものは無いと思います。私の感じとしては,自分が滑っていて膝が見えたときは明らかに前傾過多だという風に感じます。膝はもちろん,スキー板も視界に入らないほど前方に集中するようにしています。そのとき“KAZ”さんが仰るように「肩を前に出す」...という気持ちは無く,雪面からどんな情報が来るんだろう?...ということに集中するようにしています。すると自然に,“重心”と“支点FP”,そして“レシーブポイントRP”の軸がビシッと決まり,最も前後バランスが取りやすいポジションが生まれています。結果としてのフォームで言えば,やや後傾に見える(でも,後傾ではない
!!!)ような高い姿勢になっています。】
③Shimさんのコメントから(wrote on 10/24)
「雪がイタイイタイと言っているようですね。」、「後半にためた圧を上方向に解放して」・・・あいたた〜っ!!! 全くおっしゃる通りです。(;;^_^A
「雪の力を信じてみよう」・・・同様のことを、ずっと言われ続けているので本当に耳が痛いです!!! (~o~;;
自分だけが雪や道具に“一方的に喋り続ける”のではなく、もっともっと“会話”ができるようにしないと駄目だなあと思います。ありがとうございます。
④のぼさんのコメントから(wrote on 10/25)
私の“ゴイゴイ滑り”をよく知っている“のぼさん”ですから、以前の滑りに比べると「(良い意味で?)らしくない」、「堅苦しい」、「丁寧」という印象になるのでしょうかね?f^^;;
「落下を拒否して、抑える」・・・とにかく早く板を回したいという気持ちの現れだと思います。失敗を恐れず、もっと「ゴイゴイ」落ちて、しっかりと圧を抱え込んで、お返しできる滑りができるようになりたいと思います。(笑)ありがとうございます。
⑤オッキーさんのコメントから(wrote on 10/26)
遠慮せず、もっと辛口のコメントで良かったのに(笑)
なるほど「温和な表情」ですか!!!普段からゴツ苦しい顔ですから(~o~;;;(笑) 冗談はさておき、「斜面をやっつけてやる!」というより、完全にやっつけられていますね。(;;^_^A 納得がいく滑りができているから(できたから)、「穏和な表情」になるというより、滑りを楽しむために、まず温和な『気持ち』になれることが大切じゃないかと、コメントを読んで感じました。ありがとうございます。
⑥パパさんのコメントから(wrote on 10/27)
さすがパパさん!!! 納得せずにはおれないコメントをありがとうございます。
皆さんからご指摘の「ジャンプターン」もそうなんですが、「体育会系特有の力任せ」も・・・、あれでも跳んでいるとか、力は使っているという意識はなかったんです・・・。(T_T;) やはり、運動技術を習得するうえでネックとなる・・・「意識と相反した無意識な動作」を痛感しています。
⑦Takeさんのコメントから(wrote on10/28)
「何とかコントロールして滑り降りている、という印象です。」・・・某検定を合格した時に、種目は急斜面整地大回りのはずが、コブパラをやらされたことがあってから、コブパラや未圧雪パラを(Do的に・・笑)さんざん練習していましたから恐怖感は全くないのですが、おっしゃるように、「何とか・・」という意識が強すぎて萎縮した滑りになっています。f^^;;
「こぶやブッシュなどの様子を見ながら」・・・そうなんです。視覚だけに頼っています。
エッジを多用した滑りが癖の私には、「木のイメージ」や「水面イメージ」は、本当に大切だと実感しています。ありがとうございます。
⑧ラージ「K」さんのコメントから(wrote on 10/29)
KEI=不整地ですか!?(笑)でもやはり、TOK先生が書かれているように「Do」なんですよ(ToT;; 特にコブ小回りは、いまだにどう滑れば「LET的」になるのかという、ものすごく大きな課題を抱えています・・・。
②は、セーフティーというと聞こえは良いのですか・・・。おっしゃるとおり「C字ターン」を繰り返しいています。
「雪面からの力を受けたら地球に返していく」と「素直に落下する意識」は、非常に重要だと実感しました。特に「落下」は、自分の中では「待つ」という“感覚”で大切にしました。ありがとうございます。
☆★☆
『その後の取り組み』
ビフォアは、斜面への恐怖心とか、ジャンプターンで滑ろうという意識はまったくなかったのですが、腰の位置を固めるという変な意識と、滑りの未熟さの結果でしょうか・・・。 そもそも私が(
Online Lesson の)モデルをお願いしたのには、年始キャンプで「ベンディングって何だろう?」と考えさせられたことがきっかけでした。これまでは、とにかく「腰の位置を固めたまま動かさない」ものだと思っていましたが、それは間違った解釈だと気づいたのです。
つまり、「水面が近づいたり、遠ざかったり」する意識で滑っていると、自分はストレッチング的に動いているような“感覚”を持つのですが、板は雪面とコンタクトが取れていて、抜重にはなっていまません。それの洗練された形がベンディングとして現れるのではないか・・・。ベンディングを、自分からやろうとすればできない・・・結果的に現れる動きなのではと、遅まきながら・・・やっと・・・そう思いはじめたのです。
そこで、この(Beforeの)キャンプ後に気をつけたことは、とにかく「腰の位置を固めないこと」、「板の面を使えること」、「雪面に仕掛けないこと」、「板を回そうとしないこと」でした。具体的には・・・
1.コアに引かれる意識を持って、軸を外さないこと。(まだまだ微妙です・・・)
2.切り替えの局面で「斜めの直滑降」を意識すること。
3.緩〜中斜面を“超低速で”滑りながら、「もらうぅ〜♪」を徹底的に意識して、板が回ってくるまで“待つ!”こと。
4.「もらうぅ〜♪」のあとは、必ず「返すぅ〜♪」を意識すること。さらにこれを「伝搬速度的」に行うこと。(「伝搬速度的に」は、まだできていない。) の4点でした。 【「伝播速度」については,1月6日の「教師日記」で解説していますので参考にして下さい】
『アフター映像にも課題が』
(After映像を撮った)春キャンプに参加して、TOK先生からのアドバイスもあり、どうにかアフター映像の滑りにたどり着くことができました。でも、まだまだ、イッパイ失敗をしていますから、TOK先生のアドバイスから新たな課題を見つけられるので楽しいです。(キャンプCDを観て「あぁ〜っ!!!」とか「たったったった〜!!!」というTOK先生の叫びを聞くと・・・「えっ?なにがアカンかったん??」と頭が痛くなることもありますが・・・笑)
アフター映像の中にも多くの課題があります。顕著な例として・・・例えば私の右ターンです。TOK先生の感想で「(アフター2を)よく観ればコブの影響を受けてチョッとバランスを崩したり」とありますが、右ターンのすべてが大なり小なり似たような形になっているのがお解りだと思います。コブからの影響は“最終的な結果”であり、それ以前に、影響を受ける原因があったはずです。失敗したと思ったときは、失敗の直前、もしくはワンターン前(もしかするとツーターン前)にその原因があるはずです。その原因をクリアすることは、もしかすると難しい場合もあるかも知れませんが、「なぜそうなったのか。そうならないように気をつけることは・・・」と、考えながら映像を観るのも面白いし、楽しいですね。
長々と書きましたが、皆さんやTOK先生から戴いたコメントを“糧”として、いろいろと気をつけながら、スキーを楽しみたいと思います。
TOK先生、皆さんに感謝いたします。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
』
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“Kei”さん, e-mail ありがとうございます
!!! (^I^)。
どうでしょう... Online Lesson
のモデルになって皆さんからいろいろなコメントをいただくのは本当に勉強になるでしょう? After映像後の滑り...またどのように変化されて行くか?楽しみです。(^
^)(^I^) 更なる前進を !!!
こちらこそ,これからもヨ・ロ・シ・ク・...(^
^) お願いいたします。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
Ski Top
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