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☆ May 01 2008 Thursday 晴れ (白馬)
今日の白馬...「晴れ」です。(^
^)(^I^)
今日から五月です。春爛漫...といった感じの白馬ですが,まだ“スキー”...楽しめます。皆さんはどちらでお楽しみですか?
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.40
シーズン締めくくりと用具キャンプ」の二日目で,“Yama”さんが参加され,お二人でのレッスンとなりました。(^
^)(^I^)
一昨日は“Azu”さんの特別レッスンで,「呼吸法」がイメージでしたが,昨日は“チャクライメージターン”でした。
今シーズン...“じょうごハート”,“Float plane“,“Motor Boat”...“階段降りイメージ”など,いろいろなイメージを紹介して来ました。その時々のレッスンで最も適したイメージだったと思っております。意識していろいろなイメージを作り出しているわけではなく,各キャンプや参加いただいた生徒さんに適したイメージを追求した結果,いろいろ思い付いたもので,その時の時点では最高のイメージでした。ですが,シーズンを締めくくるにあたって,そのいろいろなイメージが“チャクライメージターン”に集約されて来たように思います。
...ということで,昨日はお二人にこの“チャクライメージターン”をお話したのでした。ただ,ある意味でこの“チャクラ”...漠然とした感があります。ヨーガやspiritual的なことに興味のある方はスンナリ入っていただけますが,そうでない方はイメージを沸かすのが難しいのです。
昨日も先ず②〜③にかけて,外足のかかとから第一チャクラに地球からのエネルギーを受け容れる...という練習をしたのですが,このイメージを持っていただくのに時間が掛かりました。
実は...ちょっとホームページ上ではお話できない,「シモネタ」的イメージが皆さんにこの「チャクライメージ②」をイメージしていただくの適しているのですが...。止む無く,キッカケとして,雪上で小声でその「シモネタ表現」をさせていただきました。すると,次第に皆さんの滑りが変わり始めました。そして,その「シモネタイメージ」から「チャクライメージ」につながるイメージがお二人の心に沸き始めました。ここまで来ればもうシメタものです
!!!。第一チャクラから第四へのエネルギー伝播が楽にイメージできるのです。
そして,何度かその「かかと⇒第一チャクラ⇒第四チャクラ」という風にエネルギーが伝播されるイメージを持って滑っている内に,“Azu”さんが,「まるで雲に乗っていて,その雲がフワッと身体に掛かってくるみたい...」という表現をされるようになりました。彼女の言葉で“チャクライメージ”が理解できるようになり,山回りで優しい圧が感じられる様になられたのです
!!!。完全ではありませんが山回りがかなり楽になられたようでした。!(^^)!(*^^)v
これができれば,次は①〜②にかけて,かかとにエネルギーを貯めるイメージの練習です。別のやり方としては,「山回りで蓄積されたエネルギーを開放する...」というイメージでの滑りも可能ですが,“チャクライメージターン”の入門としては,この局面では,「地球のコアからかかとにエネルギーを吸い上げる...」というイメージの方がやりやすいようです。このイメージ練習でお二人の,特に“Yama”さんの谷回りにゆとりが出始めました
!!!。これまで脚の伸び方に少し難があったのですが,それが消えて行ったのです。(^-^)
...ということで,一日で“チャクライメージターン”の基本を学んでいただきました。今日はキャンプ最終日です。さらに磨きをかけ,楽な滑りを体験して欲しいと思います。
では行って参りまァーーーす !!! シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ May 02 2008 Friday 晴れ (白馬)
今日も「晴れ」の白馬です。(^
^)(^I^)
昨日夕方...少し雲が出てきましたが,その雲も取れ,穏やかな春の白馬です。
ですが,雪の溶け方は早く,八方尾根はパノラマが怪しくなりました...。(=_=;)
でも,残された雪で,それをそれなりに楽しむ...これも大事なこと...そう思います。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.40
シーズン締めくくりと用具キャンプ」の三日目で,最終日...“Kara”さんが参加され,総勢三人の方のレッスンとなりました。(^
^)(^I^)
今回ご参加の皆さん...今シーズン,いろいろなシーンで“スキー”を楽しまれました。そして,いろいろなご経験をされました。良い経験も,また少し苦い経験も...。これからシーズンオフを迎えるにあたり,もう一度自分のスキーを見つめ直し,良いオフを過ごしたい...ということでのご参加です。そういうご希望をお持ちの方々に私がお話できるのは,「他人の滑りをまねるのではなく,自分自身のスキーをして欲しい...」ということと,「身体をいじめるのではなく,活き活きするするような滑り方に気づいて欲しい...」ということです。人はそれぞれ自分なりの能力をお持ちです。そして,その能力は他人と明らかに違っています。ですから,同じように滑っていても,その運動やフォームは微妙に違っていて当然なのです。...ということで,私が皆さんにお話できること...それは“あるイメージ”を持ってもらうことです。人間はそれらのイメージによって自分なりの運動表現をするようになります。
...ということで,このキャンプでは,“チャクライメージターン”をお話しています。そして,昨日は「円弧コントロールをどうするか?」...ということでした。持っていただいたイメージは,右の図のようなものです。
“チャクライメージターン”の山回りの基本は,一昨日お話したように,「かかと⇒第一チャクラ⇒第四チャクラ」という風にエネルギーが伝播されるイメージを持つことなのですが,円弧コントロールということを目指す時は“センサーポイントSP”に蓄積されたエネルギーが,「SP⇒第一チャクラ⇒第四チャクラ」という風に伝わるイメージを持つことが大事になります。すると,かかとが支点となり,SPが作用点となった回転モーメントが生まれ,その間の距離に相当した回転円弧ができるようになるのです。
さて,この“センサーポイントSP”にエネルギーが貯まるイメージ...谷回りでのイメージですが,これをどう持つか?ということも大事になります。昨日の日記に書いたように,谷回りのこの局面では,「地球のコアからエネルギーを吸い上げる...」というイメージの方がやりやすいようです。①〜②の谷回りのこの局面で,“センサーポイントSP”に地球のコアからエネルギーを注入するようなイメージを持つのです。このイメージで,リーゼングラードの悪雪斜面も,黒菱の急斜面もみなさんしっかりコントロールした滑りをされるようになりました
!!!。(^ ^)(^I^)
この三日間...それぞれご参加の日程は違いましたが,シーズン締めくくりのスキーがおできになった...そう思います。
“Azu”さん......自分から雪に働きかけ過ぎの滑りが少なくなり,雪の抵抗でターンすることができるようになりました。ターンすることを慌てすぎない様に...ネ
!!! (^ ^)(^I^)
“Yama”さん...... Canada でのリベンジができました
!!! 「エッジを使い過ぎない滑り」...がお判りになり,活き活き滑られるようになりました
!!! おめでとう !!! (*^^)v
“Kara”さん......今シーズン,またまた大飛躍をされた“Kara”さんですが,いつも「素直に雪のPresentを感じよう...」というその姿勢に,見ている私の方が感動を受けます。今シーズンも,いろいろありがとうございました
!!!。
...というわけで,今回のキャンプも無事終了しました。みなさん,ありがとう!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 03 2008 Saturday 晴れ (白馬)
今日から連休後半の開始...ということですが,白馬は「晴れ」の良い天気です。
少しスキー場の雪は少な目ですが,それなりに与えられた環境を楽しむ...という気持ちで滑れば,天国です。(^
^)(^I^)
皆さんはどちらでゴールデンウィーク...お過ごしですか?
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は“A”さんとあるテストを行いました。“A”さんはSIAの指導員資格をお持ちの方で,私のこの「教師日記」に興味を持たれている方です。これまで何度かご一緒にスキーをさせていただき,折に触れて「ブーツの硬さや前傾角」のことについて話をさせていただいて来ました。
最近,私が提唱している「ブーツの前傾角は浅め」,「ブーツのかたさは硬め」...ということをお読みになり,「それではヒールフリーの用具を使って実際に検証してみたらどうでしょうか?」...という提案をいただきました。私も検証すること...それは大切なことだと思い,ご提案を受け,昨日それを実践してみたのでした。(^
^)(^I^)
「ヒールフリーの用具」...簡単に言えばかかとが固定されず,上下するもので,テレマークスキーや,ノルディックスキーなどがこれに属します。“A”さんはテレマークスキーにも精通されていて,「テレマークと一般のアルペンスキーとの技術的接点を探ること」にも興味を持っておられます。
今回はテレマークスキーをすること...が目的ではありません。かかとの浮くテレマークのブーツを使えば,ひざが前後に移動しやすくなるので,「前傾角がターンの都度変わることがターンにどういう影響を及ぼすか?」...ということが検証できます。また,「ブーツが柔らかいので硬いブーツの意味は?」...ということも観えて来るのではないか?」...ということです。
先ずのテストは,私がいつも履いているスキーブーツを使用し,「VIST “SC
DEMO” 174cm」の板で普通に滑り,その滑走フィーリングを試してみました。この板...結構バランスがよく大回りも小回りもしやすい性能を持った板でした。その後,この同じスキーを使ってビンディングをテレマーク用に変え,ブーツもテレマーク用のブーツに履き替えて滑ることにしました。
履いて直ぐ,スキー板が後方へズレて行き,危うく前方に転びそうになりました
!!!。かかとが浮く...ということはつま先が支点になりやすく,よほど注意しないと身体が前に出てしまうのです。(=_=;) そしてようやくターンの始まりです。テレマークスキーを使ってはいますが,今回の目的はあくまで「ブーツの硬さや前傾角」を試すことです。ですから,滑り方も内足を後方に引く「テレマーク滑り」では無く普通のアルペン的滑り方です。
初めは何度か,雪の抵抗を受け,支点がつま先側に行ってしまって,身体が前のめりになりましたが,何度か滑っている内に乗り方のコツが判ってきました。
そのコツと要点...そして,感じたことは...
①:「ひざの位置」...これを前後させず,ある一定の場所にキープする意識を持つことが大切。
②:「かかとを支点」とし,スキートップが内側に入って来るように,「支点と作用点」の意識をしっかり持つことが重要。
③:ヒールフリーの用具でも,“チャクライメージ”が,大回りでも小回りでも効果がある。
④:ヒールフリー体験は一般スキーのトレーニングとして効果が期待できる。
......ということでした。
このテストの後,もう一度自分のブーツに戻り,再度滑走フィーリングを試してみました。「ブーツが硬く,そして前傾角が起き気味」...この優位さをつくづく感じました。そして,この検証から,「ひざの位置がある場所にしっかり固定されることの重要性」を実感しました。その様子...今回のテストを提案していただいた“A”さんの映像でご覧ください。
テレマークブーツのおかげで,そしてこのテストのおかげで,私が提唱させていただいている「ブーツは硬め」,「前傾角は起き気味」...このことが間違いでないことを確認させていただきました。!(^^)!(*^^)v
“A”さん,ありがとうございました
!!! そしてお疲れ様でした !!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 04 2008 Sunday 晴れ (白馬)
今日はクッキリした「快晴」の白馬です。(^
^)(^I^)
今年のゴールデンウィークは,良い天候に恵まれています。でもそれだけに雪が溶けるのも早く,せっかく整備してくれている“Hakuba
47”の「R1」も,昼過ぎには一部スキー板を脱がなければならない状態に...。でも,“スキー”が楽しめるだけイイですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日から,08シーズン最後のキャンプ...「No.41 08シーズン締めくくり総括とブーツ点検」が始まりました。08シーズン最後のキャンプ...ということで【TOK】も特別な思い入れがあります。いつものキャンプも精一杯尽くさせていただいていますが,今回も熱が入っています。(^
^)(^I^) 今回は8名の方々のお申し込みをいただいての開催です。
さて,レッスンはBefore映像を撮影後,「呼吸法ターン」からはじめました。思い起こすと,今シーズンの主なポイントは...「水面意識」,「山回りでの圧の吸収」,「谷回りでの雪面の捉え」,「オーバーエッジユースにならない滑り」...でしたが,これらの滑りを実現するために,“じょうごハート”,“Float plane“,“Motor Boat”...“階段降りイメージ”などをお話して来ました。そしてその集大成...という形で“チャクライメージターン”に至りました。
この“チャクライメージターン”をお話しする前段階として,地球と身体のエネルギーのやり取り感覚を習得していただくことが大事なので,昨日はその練習...「呼吸法」に一日を充てることにしました。4/30の「教師日記」にも書いたように,地球や雪面からのエネルギーを身体に吸収する...というイメージを,地球に息を吹き掛けるイメージを持って滑る...というものです。山回りで,肺⇒かかと⇒地球の真中...という風に息をゆっくり吐き出しながら滑ってもらいます。谷回りでは,その逆で,地球の真中⇒かかと⇒肺...という風に息を吸い込むイメージです。
このイメージ練習で,皆さんのエッジの使い過ぎが姿を消しました。急激な圧変化が無くなり,スムーズな脚の伸縮が起こり始めたのです。そして,山回りでの圧の吸収感覚も少しづつ体験していただけました。谷回りでの雪面コンタクトも,角付けの切り替えを行おうとする動作が無くなり,“水面フラット意識”でのコンタクトができるようになりました。その結果大きな谷回りが実現し,重心とスキーの移動軌跡が近くなるようになりました。!(^^)!(*^^)v
ランチタイムの後は,皆さんのスキーブーツを点検させていただきました。リアスポイラーを取って前傾角を起こし,フロントスポイラーを付けてブーツを硬くしました。このチューンでひざの位置を固定することが可能になります。すると「かかとを支点とし,作用点が雪の抵抗を受けてターンをする」...という滑りが一層やりやすくなるのです
!!!。
このチューンの後,場所を“五竜とおみ”のアルプス平ゲレンデに移し,その成果を試してみました。みなさん,春のザクザク雪,多少荒れた凹凸斜面でも安定した滑りをされるようになりました。「ブーツチューン」と,「呼吸法ターン」が,心に余裕のある滑りをもたらしてくれた...そんなことを思いながら皆さんの滑りを拝見させていただきました。(^
^)(^I^)
今日は“チャクライメージターン”を学ぶことにしたいと思います。どんな展開になり,どんな成果が見られるでしょうか?楽しみ楽しみ
!!!
では行って参りまァーーーす !!! シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ May 05 2008 Monday 曇り (白馬)
今日は「曇り」の白馬です。
天気予報では,今夕から「小雨」が降るようですが...。でもこのゴールデンウィーク...本当に暖かい晴れの日が続いていましたので,雪の溶け方が早く,“Hakuba
47”も「R1」の上部は閉鎖になってしまいました。...でも,滑れるだけイイ...そういう気持ちで楽しんでいます
!!!(^ ^)(^I^)
みなさんも楽しんでますか?
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,08シーズン最後のキャンプ...「No.41 08シーズン締めくくり総括とブーツ点検」の二日目でした。
初日は「呼吸法ターン」でしたが,昨日は本命の“チャクライメージターン”をお話しさせていただきました。ヨーガやspiritual的なことに興味の無い方は,いきなり“チャクライメージターン”...と言われても戸惑うことが多いので,その前段階として「呼吸法」を話させていただいたのでした。
さて,その“チャクライメージターン”...先ず右図の「チャクライメージ②」のように,かかと⇒第一チャクラ,という風にエネルギーがやって来るイメージを持ってもらうことから始めました。数回のこの練習で,圧の吸収を伴った山回りができるようになりました。この後は,第一チャクラ⇒第四チャクラ...という風に,さらに深く背が丸くなるところまで圧の吸収をしてもらうことにしました。この練習で,ほとんどの方に,「山回り後半で圧が軽くなる感じであってもターンができる」...ということを実感していただけました。
この基本動作ができるようになると,結果として水面に立つようになり,角付けの使い過ぎが姿を消します。また懐も深くなって身体全体にバネのようにエネルギーが蓄積されます。この様に山回りでエネルギーが貯まるようになれば,その次はどうそのエネルギーを次の谷回りに結び付けて行くか?...ということになります。
この谷回りでの“チャクライメージターン”...昨日は,「第四チャクラに貯まったエネルギーが,次のターンの外足かかとに向かって行く」...というイメージ+「地球からのエネルギーも次のターンの外足かかとに向かってやって来る」...というイメージを持ってもらいました。「身体のチャクラからと地球からのエネルギーが互いに外足かかとで一緒になる」...というイメージです。これを「チャクラからのエネルギーと地球からのエネルギーの“合体”」...と表現することにしました。谷回りで角付けを切り返してしまい,身体がターン内側に入り込んでしまう人が多いのですが,このエネルギーの“合体イメージ”を持つと,地球のコア方向を意識した客の伸びがあらわれ,これを防ぐことができます。谷回りに余裕ができ,ターンを焦らなくなるのです。(*^^)v
午前中はこの...♪♪♪かかとォー...チャクラァー...合ァァッ体ァァーい...かかとォー...チャクラァー...合ァァッ体ァァーい...♪♪♪のつぶやき練習を重ねました。そして,ほとんどの皆さん...見事な脚の伸縮を伴った,円い弧のターンができるようになりました。(^
^)(^I^)
午後は円弧調整の練習でした。基本は,「かかととチャクラのエネルギーのやり取りイメージ」なのですが,これができるようになり,円弧をいろいろ意識したターンをするようになれば,“センサーポイントSP”が大事になってきます。この“センサーポイントSP”をどこにイメージし,そのエネルギーをチャクラに吸収して行くのか?ということで外向の深さが自然に決まってきて,円弧の大きさを調整できるのです。もちろん,谷回りでは“合体”をイメージします。
このイメージ練習で,円弧のコントロールも容易になってきました。まだ全員の方がバッチリ
!!!...とはいきませんが,だいぶその感覚がつかめてきました。
今日はキャンプ最終日...天候もまずまずですので,さらに“チャクライメージターン”に磨きをかけたいと思います。(^
^)(^I^)
では行って参りまァーーーす !!! シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ May 06 2008 Tuesday 快晴 (白馬)
今日は「快晴」の白馬です。
ゴールデンウィーク...最後の日です。皆さんもおおいに楽しんでますか?
今シーズン最後の“スキー”...楽しんで来ます !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
「教師日記」の Up date
...今日は夕方になります...。ヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.41 08シーズン締めくくり総括とブーツ点検」の三日目...最終日でした。
あいにくの曇り空...昼ころには小雨が降る天候でした。その中,前日まで学んだことをできるだけいろいろな斜面で試してみることにしました。“チャクライメージターン”も三日目になり,地球のコア方向からのエネルギーを,センサーポイントSP⇒第一チャクラ⇒第四チャクラ...というように受け容れるイメージが定着してきました。(^
^)(^I^) 谷回りでの“合体イメージ”が効き,身体を次のターン内側に入れる動きも無くなって,身体の使われ方がスムーズになり,ぎこちない運動が姿を消して行きました。(^
^)(^I^)
無理な角付け使用がなくなると,コブやうねりのある斜面も大丈夫になります。コース幅が狭くなっている場所も,“センサーポイントSP”をしっかりイメージすることで,小回りのリズムで滑り降りることが可能になりました
!!!。
今回の最終キャンプ...チャクライメージの滑りの優位性というか,合理性を改めて確認するいい機会となりました。一見“腰落ちスタイル”...と言われる滑りなのですが,圧を吸収するイメージがあれば,この方がかかとを支点として,スキートップが内側に入り込んで来る,理想的な滑りを実現させてくれるのです。そして身体が実に活き活きした滑りになります。面で滑る...縦に踏む,身体をダイナミックに使う...といった滑りができるようになります。
今シーズン...いろいろなイメージで皆さんに“フィーリングスキー”をお伝えして来ましたが,このラストキャンプで“チャクライメージターン”をお伝えし,それが大きく花開いた...そんな想いで大きな喜びを感じている【TOK】です。もちろん今回ご参加いただいたみなさんの,謙虚な姿勢でのレッスン受講が大きな要因であることに違いは無いのですが,それにしても皆さんの滑りが本当に活き活きしたものに変わって来たことに驚きを感じています。今,【TOK】はスキー教師としての喜びを全身で感じています
!!!。皆さん
!!!...本当にありがとうございました !!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 07 2008 Wednesday 晴れ (白馬)
今日も「晴れ」の白馬です。(^I^)
ゴールデンウィークが終わり...そして【TOK】の08シーズンが終わりました
!!!。
今シーズンも,おかげさまで,スキーレッスン..122日に及びましたが,一日も休むことなく,怪我人も出すことなく,無事終了できました。これは皆さんはじめ,“Something
Great”のご加護のおかげだと,心から感謝し御礼申し上げます。本当にありがとうございました
!!!。
今日も,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「 jpSKI.com
会員の方々との一日お楽しみスキー会」...でした。
一昨日,08シーズンのシンポジウム...と銘打って今シーズンの反省会をしたのですが,これを機会に,白馬エリアのシーズン最終日をみんなで滑ろう...ということになったのでした。(^
^)(^I^) 総勢20名の方々の集団滑走です。
いかにもレッスン,レッスン...といった感じで滑るのではなく,互いに今シーズン経験したことを話し合いながら...という気持ちで居たのですが,結局【TOK】のレッスン...“チャクライメージターン”をお話しすることになってしまいました...。(=_=;)
なぜ“チャクライメージターン”なのか?...ということを随所でお話しながら,「どの局面でも“水面フラット意識”が大事なこと...」,「ひざの前後動が無くてもバランス維持ができ,ショックの吸収ができること...」...というようなことを意識して滑っていくと,結局「斜面に垂直に立つのでは無く,レベル(水面にフラットな面)に立つイメージですべること」や,「腰落ち姿勢がイケナイ...という考えを捨てること」...という風に,これまで“スキーの常識”と言われてきたことを考え直すことが必要...という様な話になったのでした。
そして,そのようなイメージで滑ってもらうことで,皆さんの身体が本当に活き活きしてくるのを感じることができました。それが一番感じられたのは,脚の自然な伸縮現象が起こり,ストレッチやベンディングが時々の状況に応じて出現する...という演技を皆さんが見せてくれた時でした。その模様は,“Last
Day”の映像(1.5MB)でどうぞ !!!
ゴールデンウィーク最後の日...ということもあり,スキーヤーやボーダーの数は多くはありませんでしたが,その中,「異色を放ったスキー軍団」の滑走が見られたのでした。そして“Hakuba
47シニアクラブ”の面々から,「この春の雪の中,ホントに楽に滑ってる集団だねェー
!!!...美しい !!!」...とお褒めの言葉を頂戴したのでした
!!!。(^ ^)(^I^)
写真は,たまたま取材に来ていた「スノーナビ」のカメラマンが撮ってくれ,「HAKUBA47スキー場ゲレンデレポート」に載ったものです。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 08 2008 Thursday 曇り (白馬)
今日はかろうじて...「晴れ」の白馬です。(^I^) うす雲が掛かった青空は天空の2/10ほどありますが,青々とはしていません...。気温は昨日に比べると低目で,12℃。すこし肌寒く感じます。
【TOK】はシーズンが終わり,いろいろな残務整理が始まりました。その第一段階は...部屋の片付けです...。ハッハハハ...(^ー^)
今日も,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日のトップページにも書きましたが...【TOK】の08シーズン,5/7で一応終わりました。今年の夏もニュージーランドの
Coronet Peak
に行く予定ですので,そちらのシーズンが08シーズン...。ですから,厳密に言えば【TOK】のシーズンはまだ終わってない...ということになるのかもしれませんが,一応日本での季節は終わりました。
本当に,「おかげさまで !!!」...という気持ちで一杯です。今シーズンもいろいろな方々の支えを頂きました。私一人ではこの様な活動はできなかった...心からそう思い,感謝の念で一杯です。ありがとうございました
!!!。
昨年のシーズンイン...何人かの方々から言われました。「【TOK】さん...レッスンスケジュール...あんなに立て込んでいて大丈夫?もし風邪でもひいたら,どうするの?」...と。もちろんそのような懸念は毎年あります。ですが,おかげさまでここ4シーズンほどは,風邪や怪我のためレッスンオ・ヤ・ス・ミ…という事態に至ることはありませんでした。
そういう状況にならないように健康管理に気を配っていますが,イチバンは...ニュージーランド産の“Manuka
Honey”ではないか?...と思っております。(^
^)(^I^) 右の写真がそれです。この会社の宣伝をするつもりはありませんが,殺菌作用や消炎作用を持つと言われるこの特殊な蜂蜜...ニュージーランドの友人“T.N”さんに勧められて毎朝,スプーン半分ほどを舐めるのが日課になっていました。Coffeeにも合うのです...。(^
^)(^I^)
そして,シーズン前の「インフルエンザ予防ワクチン」の注射です。インドに行くことになった2004年から毎年打ってもらっていますが,これも風邪を引かないで済む大きな要因になったと思います。でも,考えてみると...「レッスンを申し込みいただき,楽しみにしてくれている皆さんの期待を裏切らないように,絶対シーズン中は風邪を引かないぞ
!!!」...という強い意志...それに加えて,“Something
Great”のご加護だったのかもしれません。(*^^)v
こうやって考えてみると,11月下旬から5月初旬までの122日のレッスン...自分ひとりではできることではなかったなぁー...とつくづく思います。多くの人やモノに助けられてシーズンを終えることができました。本当にありがとうございました
!!!。
でも,無事終えることができて,良かったァー !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 09 2008 Friday 曇り (白馬)
今日も「曇り」の白馬です。(^I^) ...が白馬三山や北アルプスの稜線は見えています。カラッとした天気ではありませんが,春ののどかさを感じます。里にはタンポポや芝桜が咲き,一気に白馬に「春」がやって来ました
!!!。
少しづつ,すこしづつ...自然界も自分の世界も...次のステップが始まりはじめた...そんな気持ちの【TOK】です。(^
^)(^I^)
今日も,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は,シーズン終わりに取り上げた“チャクライメージターン”について,頂いていた
e-mail をご紹介したいと思います。
今日は“T.M”さんから頂いた e-mail
をご覧ください。“T.M”さんとは,八方尾根で教師をしていたころからお付き合いいただいております。(*^^)v この
e-mail (4/27受信)に続いて,5/3の「教師日記」に対するコメントもいただいておりますので,二日連続で紹介させていただきます。
今日は先ず,“チャクライメージターン”にたいするご感想から...
『 Tok先生,今日は、久しぶりにお会いできて、うれしかったです。最近は、八方でのレッスンが少なく、お姿をお見かけすることもなく、ご無沙汰をしておりました。レッスン中でしたので、早々に場を離れさせていただきましたが、時間があればいろいろとお話をしたかったのですが。
HPで、新たなイメージでのレッスンが展開されているのを読ませていただいています。ここ2日のチャクラの話題ですが、読んで「したり」と思いました。私の感覚だと、トップからくる雪の抵抗は、たんでんや、膝上、胸などで受け止めているのですが、それとは別にかかと支点の場合、地球のコアからくるエネルギーは、お尻(尾てい骨)で受けている感覚もあったのです。まさにこの感覚が、チャクラターンではないかとひとり得心しています。常に、かかとの上にお尻を置くようにして、エネルギーを受け止めながら下半身が伸縮する(される)という感じです。あわてて上半身とともにお尻が持ち上がったり、足だけが外に出ると、とたんに下からのエネルギーが感じられなくなります。感じていれば、体全体がどっしりと安定してスキーと一体で動けるように思います。
また、お尻がかかとよりも後ろに下がると今度は板だけが走り、それこそ後傾となり、コントロールを失ってしまいます。こうした感覚を合理的に示したのが先生のチャクラターンではないかと思います。
もうひとつ、この話を聞いて思ったのが、深雪や急斜面を滑るスキーヤーの写真です。こうした写真、みな後傾気味に滑っているように見えます。これに対して、従来は、「こうゆう条件では、少し後傾気味になる。」といった解説がされていたように思います。これも、チャクラターンで理解すれば、別に特別なことではなく、「踵と尾てい骨の間にエネルギーラインを作るために必然的にでた体勢。」という説明できる。と思い至りました。
取り留めのない文書を書いてしまいました。Tok先生の尽きることのない、スキーイメージ感服します。これからも、いろいろのイメージを私たちに伝えてください。楽しみにしています。
...T.M 』
“T.M”さん
!!!...本当に久しぶりで偶然にお会いでき,嬉しかったです
!!!。“T.M”さんのスキー滑走...後ろから拝見させていただきましたが,またさらに磨きが掛かったようですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
さて,“チャクライメージターン”に対するご感想...ありがとうございます。
①...トップからくる雪の抵抗は、たんでんや、膝上、胸などで受け止めて...⇒...ということで,これまで“センサー軸”の説明をして参りましたが,これだと仰るように,“水面フラット意識”抜きでこれを行ってしまい,オーバーエッジユースになるケースがありました。それを防ぐ意味で「尾てい骨から第一チャクラに伸びる軸」(図の青のライン)を意識してもらったのです。すると,“水面フラット意識”に近い動きが顕れる様になりました。
②...かかと支点の場合、地球のコアからくるエネルギーは、お尻(尾てい骨)で受けている感覚もあった...⇒“T.M”さんがすでにこの様な感覚で滑られていた...ということは素晴らしいことですネ
!!!。従来,この様な滑り方をすると,「あの人は後傾
!!!」...と言われていましたから...。でもターン前方から来る抵抗を受け容れ,骨盤が立つ様に懐が深くなると,どうしても俗に言われる「腰落ち姿勢」になってしまうのです。斜面上を移動していて,前方からの抵抗とバランスが取れないといけない訳ですから,腰が前に行ったらダメなのです
!!!。図の赤のラインの様な軸イメージが必要なのです...。停止している状態でこの姿勢だったら「明らかに後傾」なのですが,実際は移動していますから...。
③...お尻がかかとよりも後ろに下がると今度は板だけが走り、それこそ後傾となり、コントロールを失って...⇒この場合は,赤のラインより第一チャクラが後方にある...ということですネ?。ですから,かかと付近からやって来るエネルギーをしっかり第一チャクラで受け容れる意識が大事になるのです。そうすれば,赤の軸からズレることは無くなります。
④...深雪や急斜面を滑るスキーヤーの写真...従来は、「こうゆう条件では、少し後傾気味になる。」といった解説がされていた...⇒そうですネ
!!!。つまり,条件が変われば「後傾も有り得る...」的な,まことに便利な言い回しがされていた...と思います。でも,深雪や急斜面,そしてモーグルでも,ひざは前に出ることはほとんど無く,お尻にかかとが近づく...という滑り,つまり「静止映像での後傾姿勢」でみなさん滑っていたのです。
...ということで,今日は「後傾姿勢の意味」...について考えることができました。“T.M”さん,ありがとうございました
!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 10 2008 Saturday 曇り (白馬)
今日も「曇り」の白馬です。(^I^)
ここ数日,曇りの日が続いております。どこと無くスッキリしません。長期予報によると...「平年に比べ曇りや雨の日が多い見込
み...」ということです。
いつもなら,五月の連休後,爽やかな春の日が続き,心が晴れ晴れして,自然のエネルギーが一年の内で一番強く感じられる時期なのですが...。
でも...今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は“T.M”さんから頂いた e-mail
をご覧ください。5/3の「教師日記」に対するコメントです。
『 5月3日の日記を読んでメールしました。先生もご存じかと思いますが、数シーズン前から、テレマークスキーに挑戦しています。今シーズンは、まじめに練習したので、八方のどこのゲレンデも条件さえよければなんとかテレマース姿勢で滑ることができるようになりました。しかし、練習を始めたころは立っているだけでも疲れてしまう始末。そして、アルペンの板ならばまどろっこしい...と思える緩斜面を悪戦苦闘して滑っていました。そんな調子ですから、上部のゲレンデに上がって練習することに躊躇していました(練習後降りてくる自信がなかったからです)。
ところがある時、かかと支点の意識さえ持てば、アルペンと同じ感覚で滑れば、何のことはない普通に滑れることに気づいたのです。まさに、先生がおっしゃっている感覚です。それ以来、上部のゲレンデに上がって練習ができるようになりました。また、テレマークの練習に飽きた時は、かかとを上げず、ゲレンデをクルージングして気分転換、といったことも出来、踵支点の感覚が重宝しました。トップを押さえるような滑りをしていたら、このようなことに気づくことはなかったと思います。先生にご指導いただいたLetスキーのたまものです。
また、テレマークを初めて、雪面からのエネルギーを体に受け入れる意識は、大変有効だと、改めて再認識しました。挑戦し始めた初期は、緊張から体全体が硬直して、足に力を入れ滑るのを止めるような動作をしていました。曲がらないし、疲れるし、良いことはありませんでした。少し慣れてきて、滑りながら自分の滑りを分析できるようになると雪と喧嘩をしている...と気付きました。そこで、引く引くターンを意識し、さらに雪からのエネルギーを体の中に受けることを意識すると、本当に魔法にかかったように板の動きがスムーズになりました。このように、外見はまったく異なるアルペンスキーとテレマークスキーですが、雪からの力で滑る...という点で根幹でつながっている両者にとって、Letスキーは共通であることを強く感じた次第です。
...T.M 』
時おり,“T.M”さんがテレマークで滑っておられる様子を遠くから拝見していました。私はレッスンが忙しく,テレマーク...興味はありましたが時間が取れませんでした。ですが,「ブーツの前傾角」と「ブーツの硬さ」...このことを検証する意味で,5/2の“A”さんのご提案を受け,試させてもらったわけです。
そして,“T.M”さんも書かれておられるように,次の三点でテレマークスキーとの共通性がある...と認識させてもらいました。
①:かかと支点...⇒どちらの場合も,「かかとを支点」とし,スキートップが内側に入って来るように,「支点と作用点」の意識をしっかり持つことが重要。
②:雪面からのエネルギーを体に受け入れる意識が大事...⇒ヒールフリーの用具でも,エネルギーの受け容れ...つまり雪面方向にスキーを押す動きではなく,圧の吸収意識が重要。
③:アルペンスキーとテレマークスキー...Letスキーという点で共通である...⇒共通である上に,アルペンスキーよりヒールフリースキーの方がシビアなだけに,一般スキーのトレーニングとして,テレマーク体験はより技術向上の効果が期待できる。
いずれにしても,テレマークであれ,一般アルペンスキーであれ,“スキー”の板への乗り方というのは,そんなに違いは無い...「基本は同じ」...ということを感じています。FSSとしても来シーズンから,テレマークスキー...“A”さんのご協力をいただきながら,ひとつのレッスンの手段として導入して行きたい...そう考えているところです。
どうもありがとうございました !!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 11 2008 Sunday 曇り (白馬)
今日も「曇り」...の白馬です。(^I^)
昨日から寒く,部屋ではストーブが必要なほど...。今日これから,明日朝までは10℃以下の気温が続くとのことです...。灯油...買いに行かなきゃ... ハッハハハ...(^ー^)
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日も“チャクライメージターン”の件でいただいた
e-mail のご紹介です。“K.A”さんからいただきました。
『Tok先生、こんにちは。教師日記いつも拝見しています。今日はチャクライメージについて感じたことをお伝えしたいと思います。これまで日記でフレックスが硬くしかも前傾の角度が少ないブーツ、ということを盛んにお話されてましたので、コブ斜面でのバランス維持はどのようにしたらいいのかな?と思っておりました。スキースクールではひざを前に出すようにしてバランスをとる、という風に教わってきましたので・・・。でもチャクライメージターンではそれをせず、腰を落とす感じでひざの角度を曲げることでショックを吸収する、と書かれておりましたのでそれを先日実際にやってみました。そしたら今までの滑走感覚とまるで違う感覚が得られました。自分でもびっくりしています。くるぶし、ひざ、腰の各関節を曲げることでショックを吸収するというこれまでの考え方がひっくり返った気持ちです。でもこの方がはるかに滑りやすく、コブでの小回りはもちろん、大回りもできました。ありがとうございました。そして、これまで悪雪やオフピステも苦手でしたがこの滑り方でいろいろ試してみると、これまでと違ってド後傾で滑っているにもかかわらず、スキーはうまく回ってくれました。尻が落ちたフォームですが、これで雪面抵抗とのバランスが取れていれば問題は無いのかな・・・という気がしています。谷回りの部分での雪面のとらえかたも、これまで以上に楽になりました。来シーズン、できるだけ早く雪上でこのイメージで滑ってみたいと思っています。ありがとうございました。』
“K.A”さん, e-mail ありがとうございます
!!! (^I^) 雪上で試してみられたとのことですが,その結果が良かったようで,私も嬉しいです
!!!。 Canada
ツアーから帰ってきて,一連のレッスンでこの“チャクライメージターン”をお話していますが,私の想像以上に効果がある
!!!...そう実感しています。
何度も言うように,フォームは「お尻が落ちた姿勢」になります。「腰を落としても構わない!!!。足首を前方に押し曲げようとせず,膝を曲げ,むしろ敢えて後傾気味になり,お尻が落ちたようなフォームを作りなさい!!!」...というものです。図のひざの角度「β」が変わる意識です。ただし,その時の大事なイメージは,「かかと⇒第一チャクラ...という風にエネルギーがやって来るのだ
!!!」という意識を失わないことです。自分のお尻がかかとに近づくイメージだと,上半身が円くならず,骨盤が寝た姿勢になってしまい,“Do
Ski”になってしまうからです。
コブやオフピステでその威力を感じられたとのこと...私も本当に嬉しいです
!!!。“チャクライメージターン”の優位性...その理由は“水面フラット”と“山回りでの圧の吸収”が,自然にうまく行われるようになる...ということに尽きると思っています。来シーズン,雪が来ましたらぜひ深雪やアイスバーンでもこの“チャクライメージターン”を試してみてください。そして,その結果...ぜひレポートして欲しいと思います。
でも,おひとりでも,この様に「教師日記」を読まれた方が滑りが変わった
!!!...というご報告をいただけたことは,本当に教師冥利に尽きます。ありがとうございました
!!! !(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 12 2008 Monday 快晴 (白馬)
今日は「快晴!!!」...の白馬です。(^I^)
久しぶりにクッキリ晴れた白馬です。例年の五月の天候が戻って来た感じです。(^
^)(^I^)
二三日前...寒いと思ったら,やっぱり稜線は白くなっています。雪が降ったのですネ
!!!。
おかげさまで青い空と,白い雪と,緑の木々が美しいです!!! 心が洗われます...。
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日も,“チャクライメージターン”について頂いた
e-mail
のご紹介です。お送りいただいたのは“Y.Y”さんです。
『 こんばんは。シーズン最終キャンプ、シンポジウムお疲れ様でした。そして過日のキャンプどうもありがとうございました。リベンジ・・・というつもりはなかったんですが、LETスキー、FSを再確認できたこと大変有意義でした。カナダでは今シーズンの集大成のつもりだったんですが、いいところ見せようと気張ったりすると特にオーバーエッジ、DOスキーの悪い癖が出るようでした。それを認識できただけでも、有意義だったんですが・・・GWのキャンプで何とか打開策を見出せ、来シーズンに向けて心技ともにモチベーションができたこととてもうれしく思います。
キャンプ翌日のルート1下部の急斜面で、チャクラ1からチャクラ4へのエネルギーの伝播が体感できました。しかも先生がおっしゃっていたように熱の伝達も感じられたんです。苦手な小回りもスムースに感じられたりで!集中力が弱かったり、持続が苦手だったりするんですが、一緒にレッスンを受けることのできたみなさんの集中力はとても勉強になりました。
今シーズンは多くの方々とのいい出会いがあり、その出会いが将来に向けても大きな影響を得られるようなものであり、大変感謝しております。そういった意味で、思い出に残るとても楽しく有意義なシーズンでした。いい出会いを与えてくださるTOK先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
NZでのご活躍とご健勝を祈念しております。来シーズンもご指導、ご鞭撻のほどよろしく申し上げます。 “Y.Y” 』
“Y.Y”さん, e-mail ありがとうございます !!! (^I^)
実は,あのキャンプが終了した翌日の滑り...ゲレンデで何度か拝見したのですが,さらに良くなっていましたヨ!!!。(^
^)(^I^) 特に「極端練習」が洗練され,脚の動きが少なくなったにも関わらず,その基本はしっかり身についているようでした。レッスンでもお話したように,“チャクライメージターン”...この基本を学ぶには,初めの内はある程度身体に負担の掛かる極端な練習が必要になります。4/25の日記...「丁度良い頃合い」にも書かせてもらいましたが,その極端練習ではハッキリ言って疲れが出ます。普通は大腿四頭筋が疲れます。ですが,この“チャクライメージターン”のコツをつかみ,その要領さえ分かれば,そんなに疲れるほど脚を曲げて滑る必要はありません。むしろ脚の曲げが少なく,もっと効率の良い滑りをするべきです。...でも,少ないからといって,その要領を無視したら何にもなりませんが...。あの日,私が拝見した“Y.Y”さんの滑りは,そういう意味で洗練され始めていました!!! !(^^)!(*^^)v
このことについては「ダウンヒル33」さんのブログで...「自分は直接このチャクラターンについて指導を受けてないので正確には内容を把握してないが、少なくとも出来るだけ関節を曲げず疲れにくい滑りを目指してる現在の自分の思いとはちょっと違うようだ」...書かれていますが,“チャクライメージターン”...洗練されてくれば,脚の伸縮は少なくてもできるようになり,疲れは少なく,むしろ「お地蔵様滑り」や「木立ターン」に近くなるのです。この場を借りて,“ダウンヒル33”さんにもお答えしておきます。(^ー^)
熱の伝達も感じられた...⇒素ッ晴らしい
!!! これを感じるほど感性が豊かな人...そんなに居られないのですが...それが感じられたというのは,“Y.Y”さんの潜在能力がいよいよ開花した!!!...ということなのでしょう。それを聞くことができて嬉しいです!!!。素ッ晴らしい
!!!(^
^)(^I^) 第一チャクラから第四チャクラへエネルギーが伝わるイメージを持つ練習を続けていると,まるで尾てい骨からハートに“熱い塊”が背骨を経由して移動して行っている様な感覚になることがあります。このことを「熱の伝達」...と表現しているのです。(*^^)v
少し苦手にされていた「小回り」も改善されたようで,良かったですネ
!!!。つぶやき...続けておられましたか?「歌を歌う練習」...これは呼吸法としても,集中するという意味でも,本当に大事なことです。小回りでは特に!!!...(^
^)(^I^)
多くの方々とのいい出会いがあり、その出会いが将来に向けても大きな影響を得られるようなものであり...⇒このことも“スキー”をすることの大きな意味だと思っています。“スキー”をし,レッスンを一緒に受けなかったら,挨拶もすることなく終わっていたであろう他人との出逢い...。スキーだけに限りませんが,特に“スキー”は性別,年齢,職業,人生経験を超えて,同じスキーを楽しむ者として,互いに交わりを持つことのできるスポーツだと思っています。そういう意味で“Y.Y”さんがその「出逢い」を,ある感激を持って感じられたということは,何にも増して嬉しいことです。(*^^)v
e-mail ...ありがとうございました!!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 13 2008 Tuesday 曇り (白馬)
今日はまた...「曇り」に戻った白馬です。
白馬の五月晴れ...昨日一日だけだったのです...ネ...(=_=;)
...ところで,今日は13日...一ヶ月前... Canada
で楽しんでいたのですネ !!!。Canada 映像 No.6...これを実体験していたのを思い出して,ひとり...ニコニコ(^
^)(^I^)しています!!!。
さて,この後,一ヵ月後は...ニュージーランドです。
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日も,“チャクライメージターン”に関連した
e-mail
のご紹介です。今日は“T”さんからいただいたものです。ありがとうございます
!!! (^I^)
『 TOK先生こんにちは。“T”です。キャンプではお世話になりました。あの時はFloat plane
turnやじょうごハートイメージを教わりました。あの後数回スキーをしましたが、ターン後半力を入れなくていいことや、フォームは人それぞれだから気にしなくていいことを思いながら滑りました。先生に言われたように、これまでは自分のために滑っているというよりは、他人を気にしていたことに気づきました。でも自分は自分、ということを思って滑ると気持ち良いことがわかりました。そして最近言われはじめたチャクライメージですが、GWにこれを自分なりの解釈で試してみました。すると勝手にフロートターンやじょうごを意識しなくても力の入らないスキーができました。後傾でもいい、という言葉でどことなく吹っ切れた気がしています。これも他人はどう思ってもいい、他人は他人、自分は自分という気持ちで滑ったからだと思います。他人の目を気にしないで滑ることって、ほんとうにいいですね。またスキーがおもしろくなりました。ありがとうございます。でも自分流の解釈のチャクラですので、来シーズン初めにまたレッスンたのしみにしています。ニュージーランドからの日記も。』
“T”さん, e-mail ありがとうございます
!!! (^I^) そうですか...“チャクライメージターン”やってご覧になりましたか?。でもその結果がご自分なりに良い感じのものだった...とのことですから私のイメージともし違っていたとしても,それはそれでOK
!!!です。(^ ^)(^I^) 私が Canada
から帰って来てからの一連の「教師日記」を読まれ,それをご自分なりに租借して試される...このことも大切なことです。もしそれが【TOK】のイメージと少々違っていたとしても...です。(*^^)v
それよりも私が最も嬉しいのは...「自分は自分、ということを思って滑ると気持ち良い...」という部分です。ひとたび,「自分自身の姿で居ることが大事で,それでいいのだ!!!」...ということが分かれば,ストレスや緊張は無くなります。他人に気に入られようとしたり,他人から評価を受けようとする気持ちがあると,他人の滑りをしようとしてしまって,must症候群になって無理が生じるのです。「自分でないもの」...これになろうとしなくなると,わざわざ努力する必要も無くなりますから,「あるがまま」で居られるようになります。すると心が穏やかになり,安らぎが感じられ,落ち着きが出て来ます。すると不思議なことに,あなたの滑りの中に“オーラ”みたいなものが顕れてくるのです。そして逆に,その滑りを観た他人から,「あの不思議な安心感のある穏やかな滑りを体験してみたい!!!」...というような言葉が聞ける様にさえなります。実はこれは作り話ではなく,実際にあった話です。「Camp No.16
Feeling Ski 3日間 in 野麦峠」にご参加いただいた“Saku”さんがそのご当人です。これこそが
Feeling Ski
の素晴らしいことなのだと,私は思っています。(^
^)(^I^)
でも,「【TOK】は“チャクライメージターン”とか言って,ある定まった滑り方にみんなを引き込もうとしているではないか?」...というご意見があるかもしれません。でもそれは違います。私はあくまでイメージを言っているのであって,その結果生じる各自のフォームや運動をアレコレ言っているのではありません。定まった滑りを求めているのではなく,各自の個性溢れる滑りを引き出すための“イメージ”を語っているだけです。“イメージ”こそあなたの潜在的能力を開花させてくれる,素晴らしい財産なのです。(^
^)(^I^)
さて,“チャクライメージターン”ですが,多分「腰落ち結構!!!」という言葉だけをイメージしてしまうと,斜面移動を抜きにした停止状態のフォームとしての「腰落ち」をイメージしてしまうでしょう。でも,実際には雪から抵抗が来ていますから,そのエネルギーを身体に受け容れる要領でチャクラに入れていけば,フォームは腰落ちでも,素晴らしいバランスが取れた状態が作られるのです。一般に言われているスキーの常識を守ろうとして,その言葉に左右され,それから抜け出れないで居ると,新しい体験もできないのです。他人の目を気にせず「“腰落ち”で滑った...」“T”さんが素ッ晴らしい!!!のです。!(^^)!(*^^)v 良かったですネ...“T”さん
!!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 14 2008 Wednesday 曇り (白馬)
今日は...「雨」の白馬です。
今年は本当に「五月晴れ」が少ない気がします。(=_=;) ニュージーランド...
Coronet Peak
ではもう雪が降ったとの情報も...。このところ,天候がいろいろ変わり,いつもと違う何かがある...そんな気がします。良くも悪くも...“Something
Great”の意思かも知れません...。(^ー^)
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は“のぼ”さんからいただいた e-mail
をご紹介します。何回かこのところ“テレマーク”の話題が出ていますが,それに呼応して
e-mail をいただきました。(^ ^)(^I^)
『...最近、テレマークの話題が取り上げられるようになったのでムズムズしています。日記に書かれている通りの事をとても実感しています。ウン!ウン!とうなずきながら読み入りました。テレマークを始めて3シーズン程が過ぎました。その間、シーズン中、必ずテレマーク練習の日を設けて、まる1日をゲレンデ練習に費やし、また、実戦の山スキーでも数回使用しました。最近はテレマークターンの方が上手に見えると言う事がわかってうれしいやら悲しいやら(アルペンが上手に見えないので・・涙) 今年も正月に野麦峠に行った際に、しろくま先生やmiyuanapapa
先生と一緒に滑った時はテレマーク用具でした。不思議童子さんでもテレマークの話題に花が咲いて、女将さんや番頭さんも「どうしてTOK先生はテレマークを始めないんだろうねぇ」とか「FS的テレマークターンを追及して欲しい」などと言われていました。
さて、テレマークの山での機動力と優位性という点で、私も思う所があるのですが、それは話題が違うのでさておき・・・。テレマークはアルペンの練習になるか??という問いに対しては現在は「なる!」と答えています。当初は「ならない!」でしたが・・・「なる!」と感じるようになった経緯は...」「テレマーク用具でのアルペンターン」目覚めた時の話です。
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八方尾根スキー場でテレマークを数日間経験し、その直後、古いカービングスキーと組み合わせて1セット購入し、山行で2回使用してみた。とは言え、昨年の感想にもあるが、テレマークターンが直接アルペンのトレーニングになるとは思えないし、また山行の用具としての優位性もアルペンスキーに劣ると考えている。(数えればきりが無い) もちろん、テレマークターンを完全マスターしたわけではないが、今の所、そう感じている。 しかし、今回、少し面白い事に気がついてテレマークの“用具”はまってしまったのだ。話は、テレマーク用具でゲレンデに向かう所から始まる...。朝、名木ゲレンデに向かうアイスバーンを歩いているとツルツル滑った・・・。テレマークブーツはアルペンと違いコバの部分が大きいので少し歩き辛い面がある。アルペン山ブーツならこんな事は無いのになぁ・・・と思いながら名木リフトに向かった。午前中はテレマークターンの練習に終始する。リーゼン小屋で恒例のチャーハンを食べ、昼から兎平のリフトに乗ってゲレンデを見ていると、リフト下の斜面を物凄いスピードでテレマークターンを決める外人テレマーカーを発見した。そして斜面の変わり目から、兎平109に向かって普通のアルペン滑りでカッ飛んでいった・・・!凄いヤツがいるものである!!NZでも感じたが、外人さんスキーヤーのテレマーカーの占める比率は日本より多く、意外とテレマークはポピュラーな用具みたいである。
以前から私は、テレマーク用具だから必ずテレマークターンをしなければならない法律は無い!と考えていたが、用具という面でカカトがフリーで母指球付近で曲がるブーツ、つまり、重心が母指球に乗った時点で前方にバランスを崩す用具というのは不安定そのものであり、アルペン用具に劣る物だと感じていた。ところがその、テレマーク用具でアルペン滑りでカッ飛ぶ姿を見て、朝、アイスバーンでぎこちなく歩いていた時の自分の姿を思い出した。待てよ・・・今朝、歩く時ですら重心位置をカカト前方に維持しなければならなかった。歩くのだって重心を意識しなければならないわけだし、短いショートスキーでかっ飛んでいる人もいる。元々ブーツだけで滑るトレーニングもあるぐらいだから、スキーの板を意識せずにブーツだけで滑る感覚でアルペン滑りをすれば完璧に滑れるのでは?!と閃いたのだ。
ブーツだけの意識で滑って、スキーは前方からの圧でブーツに押さえつけられる様に滑れば上手く行くかもしれない・・・そして実行してみると簡単にアルペンターンができた。荒れた斜面や軽いコブ斜面でも普通に滑れるのである。意識だけで滑れるようになるのだから、TOK師匠のFSではないが本当に不思議なものである。それより、それまで如何に自分がアルペン用具の性能に依存して滑っていたのか?!が判った。重心はカカト前方〜土踏まず・・・とわかって実行していてもどこかで用具に依存した滑り、つまり“外した”滑りになっていたのだ。 それから午後は殆どアルペンターンで終始し、テレマークの練習どころではなくなった(笑)
翌日、白馬47でFSの講師の方達の研修会にご一緒させてもらった。その時はアルペン用具での参加したが、意識は昨日のテレマーク用具で感じたことを忘れないように心がけた。ところが夕方に近くなり身体も疲れてくると、どうも重心を外して用具に依存する滑りが出始めるのである。時間帯として、コブが成長しコブ斜面に入る機会も増える頃であり、鈍った身体でバランスを崩し、強引にスキーを振り回してリカバリーする滑りが増える。そうしているうちに、どうやら身体が用具の性能に依存してしまうみたいだ。そんな事もあり、年明けからの2日間はテレマークの用具でアルペン滑りを練習し、感覚を養った。こうなるとアルペンの用具で滑れなくなるから不思議だ。おまけに、テレマークターンもさまになって来るから面白い。もちろん、身に付けた感覚でアルペン用具を使えばその道具としての優位性を遺憾なく発揮できるのは言うまでもない。テレマーク用具はアルペンの練習にはもってこいである......』
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...ということで,今日は終了!!!
この続きは明日 Up date です!!! シーハイル !!! Schi
heil !!!
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☆ May 15 2008 Thursday 晴れ (白馬)
今日は「晴れ!!!」の白馬です。(^
^)(^I^)
昨日は【TOK】は“Hakuba
47シニアクラブ”の皆さんとの交流会で,年に一度のゴルフでした。年一...しかもほとんどクラブを振ることはありませんでしたから,スコアは散々でした。でも皆さんと親しく語ることができ,楽しく過ごせました。
でも...ゴルフ場...どことなく作られた自然で,“ありのまま”が少ないかな?...と感じました。(^
^)(^I^)
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は昨日ご紹介した“のぼ”さんからの e-mail
に対する,私の感想です。(^ ^)(^I^)
①:「どうしてTOK先生はテレマークを始めないんだろうねぇ」とか「FS的テレマークターンを追及して欲しい」などと言われて...⇒ハッハハハ...(^ー^) 別にテレマークが嫌いでしないわけではありません。...というより,テレマーク以前に,まだ学生のころ,インカレの大会でノルディックの選手が足りないからピンチヒッターで出てくれ...と頼まれて出場し,かかとが固定されていないノルディックスキーで5kmのコースを走ったこともあります。また八方○根スキースクールに勤務していたころ,一時「野山を歩こう」...ということで“クロスカントリースキー”が流行った時があり,その頃も何度か「かかかとの上がるスキー=ヒールフリースキー」で滑ったことがあります。その時思ったことは,「かかと支点」の大切さです。特にこの様なヒールフリーのスキー板で斜面を滑り降りるときは,つま先側に乗ってしまうと,テールが横にズレてしまいスキーになりませんでした。(^
^)(^I^)
②:元々ブーツだけで滑るトレーニングもあるぐらいだから、スキーの板を意識せずにブーツだけで滑る感覚でアルペン滑りをすれば完璧に滑れるのでは?!...⇒ブーツだけで滑る...この練習,実は何度か実際のレッスンでさせてもらったことがあります。また以前...「ビッグフット」という名前の超短い足型をしたミニスキーがあり,それも試したことがあります。そして,ファンスキーも何度か...。いずれの場合もうまく滑る...というか,転ばないで斜面を降りようとすれば,「かかと支点が大切!!!」...ということでした。...という様なことを考えてみると,何か身体を動かそうとするのではなく,斜面を滑り降りる...という観点からすれば,人間の身体は「かかとを支点とする」ことが必要で大切...しかも自然なことなのだ!!!...ということが分かります。(*^^)v
③:テレマークターン...身に付けた感覚でアルペン用具を使えばその道具としての優位性を遺憾なく発揮できる。テレマーク用具はアルペンの練習にはもってこいである...⇒5/10の日記「基本は同じ...」にも書いたように,「スキー板」という道具を使って楽しむスポーツ...という点で,同じスキー板を使って滑るのならテレマークの用具(ビンディング及びブーツ)を使ってのトレーニングは効果が大きい...そう思います。
それだけでなく,上の②にも書いたように,“Do
Ski”でなく,“Let
Ski”で斜面を降りようとすれば,板や道具に関係なく「かかと支点」は大事なのではないか?...そうも思っております。“Do”的に身体を使おうとすればそれは「母子きゅう支点」が適していますし,“Let”的に使おうとすれば「かかと支点」...ということになる...そんな気がします。どのような用具でも,それを“Do”的に使うか,それとも“Let”的に使うか?で支点の位置は変わる...ということです。そういう意味では,テレマークスキー...“Let
Ski”的な滑り方をした方がイイ...そうでないとうまく滑れない...ということなのかもしれませんネ?
“のぼ”さん...どうもありがとうございました。(^
^)(^I^)
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☆ May 16 2008 Friday 晴れ (白馬)
今日も気ッ持ち良い「晴れ!!!」の白馬です。(^
^)(^I^)
こういう風に晴れ...美しい「五月晴れ!!!」が例年の白馬なのです。(^
^)(^I^) この晴天...日曜日まで続くとのことです。もしお時間がありましたら,残雪と新緑の白馬...一度体験されてはいかがでしょう?...と言っても,【TOK】は明日姪の結婚式に参列のため仙台に行くので,皆さんをご案内できませんが...。
では今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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さて今日は,“チャクライメージターン”について,FSSの
instructor
が各自のブログで述べていることを見てみたいと思います。私はFSSのディレクターという立場で
instructor
の皆さんと関わっておりますが,「“感じる”という感覚を大切にし,生涯スポーツとしての“スキー”を目指して“
Feeling Ski
”を啓蒙して行く」...ということと,「できるだけ無線とビデオを活用する」...ということを除いて,私のイメージや教え方を強要はしておりません。ですから各教師がそれぞれの個性を活かしたイメージで,活動をしています。その中で,最近二人の
instructor
が意見を述べていますので,今日はそれを拝見したいと思います。
先ず,“SHIGE”instructorの We
Love Ski!から...。
この中で,彼は...『シーズンが始まったばかりの12月21日...フロントスポイラーを装着し、ブーツのバックルとパワーベルトをしっかり締め、かかと支点をイメージして、かかとからやって来るエネルギーを背筋で受け止めるような感じで滑ったのですが、言葉ではうまく表現できないけど、本当に気持ちの良い中回りができたんです。かかとのキャスターがギュンギュン走り、スキーのトップが勝手に内側に入ってくる感覚が、そのとき初めて掴めたのでした。同じようにもう一本、今度は小回りもやってみたのですが、これまた気持ちいい。そのとき、これだ!と思いました。これが「かかと支点だ!」と思ったわけです』...と書いています。
彼が述べているように,「ブーツを硬く」して滑ると,くるぶしを中心として,すねの前傾角を変えて滑る滑り方はできなくなります。でも,このことは「スキーレッスン」では,「してはいけないこと...」のひとつでした。「前後バランスを取るには,ある程度柔らかいブーツを履き,前方からコブや粗踏みの雪の抵抗が来たら,膝を前に出すようにしてこれを吸収するのです...」という言い方をされて来ましたが,これとは真っ向から反する考え方なのです。しかも「かかと支点...。どうやってターンするの?」...というのが“Do
Ski”をされる方のご意見です。でも...“Let
Ski”で雪の圧を利用して滑る意味が分ってくると,これが合理的...ということが理解できるのです。(^
^)(^I^)
次は“しろくま”instructorのブログ...「しろくま的スキーへの思い」です。「検証終了③」で“チャクライメージターン”に対する彼の意見のまとめを,「硬いブーツでのコブ滑り検証最終編...」ということで書いています。「検証終了①」からお読みいただけば,彼がどのように“チャクライメージターン”を経験して行ったか?が分ります。
『...ブーツにフロントスポイラーを入れて硬くする。前傾の強いタイプのブーツもNG... ⇒ 大胆な踵支点 ⇒ 足首を可動させるタイプの操作もできなく... ⇒ (チャクライメージターン)...確かに後傾になるのだが、それは尾てい骨からエネルギーをもらうことによって出てくる現象なのだと確認... ⇒ エネルギーが...第一チャクラから第四チャクラまでの芯を上がっていくフィーリングも「へ〜なるほど〜」... ⇒ 尾てい骨辺りからエネルギーもらうという滑りですが、これってコブに応用すると所謂ベンディング体勢メインになるなという感触... ⇒ 外踵足裏と尾てい骨にコアラインを意識して、思い切り座ってしまう後傾姿勢で... ⇒ あら不思議!板が張り付いて走るのです!そして予想以上に安定... ⇒ 今までコブを滑ると膝に衝撃が来るものだったが、膝は大丈夫... ⇒ 足首対応で前後に膝を可動させる滑りより、負担が少ない。ただし腰には... ⇒ 硬いブーツを活かすには、LETなのです。というかLETだから硬いブーツが適しているとも言える... ⇒ ポイントは、踵足裏とお尻(尾てい骨)のコアライン。そして後傾姿勢も結果的に顕れるもの...』
...というのが“しろくま”instructorの重みある実証体験です。【TOK】がこれ以上のコメントを入れる必要も無いでしょう。(^
^)(^I^)
...ということで,“チャクライメージターン”についてのお話でした...。チャンチャン...。!(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 17 2008 Saturday 晴れ (白馬)
今日は朝早く白馬を出て,仙台に向かいますので,写真は
Up date
できません。ですが天気予報では今日も「晴れ」予報が出ていますので,気ッ持ち良い「ドライブ」が楽しめると思います。
皆さんも楽しい週末を!!!(^ ^)(^I^)
そして今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日はこれから仙台まで行きますので,手短に...。
過日...5/22の「教師日記」で紹介させてもらった“Y.Y”さんから,追加のご質問をいただきましたので,その回答です。
『 一つ質問です。キャンプ翌日の午前は、実はSAVEのイメージがしっくりこず、「チャクラ〜〜〜〜〜」と長くなってしまい、切り替えに悩んでいました。リズムよく歌を歌って、それに合わせて滑る!ってことはとても大事だと再確認してました。悩んでいた頃、ルート1下部の急斜面にて熱の伝播が体感できたんです。急なほど落下エネルギーが大きいんで無理に絶えず、チャクラからのエネルギーの伝播に集中したら、熱の伝達が感じられたんです。その際も、また今シーズン何度か、自転車のペダルを漕いでいるような感覚になります。ママチャリのペダルを押し下げるような漕ぎ方でなく、ペダルとシューズをバインドするロードレーサーやMTBを漕ぐ時のように、かかとがひっかかり、ペダルが自然と引き上げられるようなべダル漕ぎのような感覚になります。先生もそのような感覚になりますか?』
①:リズムよく歌を歌って、それに合わせて滑る...⇒これは本当に大事ですし役に立つことです。恥ずかしがらずに歌を歌ってみてください。思わぬ効果が期待できますよ!!! (^
^)(^I^)
②:熱の伝播が体感できた...⇒これも素晴らしいことです!!!。集中してものごとを行おうとすると,自分でも信じられない感覚に襲われる時があります。そしてそれが真にキッモチ良い!!! !(^^)!(*^^)v
③:ペダルが自然と引き上げられるようなべダル漕ぎのような感覚に...⇒そうです!!!。押す感覚ではなく,むしろペダルを引き上げるような感覚があります。ですが,この様な感覚...これも人によって様々ですから,実際に自転車でそのような経験を積まれたことがあるか無いか?でそのイメージが違ってきます。でも,それは人それぞれですので,同じに感じられなくてもOK
!!!...という心積もりが大切だと思います。(^ー^)
では今日はこの辺で...。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 18 2008 Sunday 晴れ (山形)
今日は姪の結婚式場のある「山形市」からの
Up date です。今日の山形...良い天気です。
そういえば...ここから“蔵王”は直ぐ近く...何年も滑ってないなぁー...そんなことを思いながら蔵王連山を見上げています。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日からは,今シーズン皆さんからいただいていた
e-mail
の内,皆さんにもお知らせした方が参考になるだろう...と思われるもののご紹介をしたいと思います。大変お待たせいたしました!!!
さて,今日は“Oki”さんからいただいていた e-mail
のご紹介とそれに対する回答です。
『 ニュージーランドからはじまりゴールデンウィークまでご苦労様でした。とりあえずゆっくり休んで下さい。【TOK】先生に私の今シーズンの総括と質問をしたいと思います。野麦で受けたレッスンは風が強く上部へは行けませんでしたが楽しかったです。というのもビフォーのすべりの時、【TOK】先生にDO的なすべりになっていないことを言われ、これまでの成果が出たようでとてもうれしかったです。これまで圧を受けるすべりを目指して練習し、今シーズンはブーツをしっかり締め、かがと支点でのすべりの練習をしてきましたが、そのたび太もも前面の筋肉痛
に襲われFeeling Skiの感覚との違和感を感じていましたが、4/25の日記のYさんの質問を読んでみなさん同じようなことを経験されていてホッとしました。
・・・(中略)・・・
さて来シーズンに向けての質問があります。
・硬いブーツが良いと言うことですがN社の150のものがBestだと思っていますが、足幅のひろい私でもはけるのですか。もしくはみなさんホーミング等をしていらっしゃるのですか。また【TOK】先生の仲良しスキーショップはあるのですか。
・3月末頃からでてきた階段を下りるイメージはすごく良いと思ったのですがよくわからなかったところがありましたので教えて下さい。3/25日記も3項目は重要なところだと思うのですが一つめの言っていることがよくわかりませんでした。ここが解れば何かが変わるような気がしますので教えて下さい。
「本文の引用」...この「階段イメージ」なのですが,利点は三つあります。ひとつは,階段に降りていく時に,フォールラインに対して回り込むように入って行かないと,段差があってショックが来るので,横から入ろうとすることです。そしてもちろん階段から次の階段に出て行く時も,いきなりフォールライン方向にではなく,横に出て行こうとしますから,谷回りが大きくなります。結果として円い弧になるのです。
...シーズンを終えるのは残念ですが、オフシーズンのイメトレをがんばって、また【TOK】先生の指導、日記を楽しみにしながら暑い夏を乗り切ろうと思います。先生は今シーズン??、来シーズン??もニュージーランドへ行かれるということで、わずかな時間でお忙しいとは思いますが体のケアを十分にしてご活躍下さい。何もできませんが応援しています。』
“Oki”さん, e-mail ありがとうございます
!!! (^I^) お待たせしました。ご質問が少々長いので二回に分けてお答えさせていただきます。
①:...DO的なすべりになっていないことを言われ、これまでの成果が出たようでとてもうれしかった...⇒レッスンを受けられた時に直ぐできる人はそんなに居られません。ですからレッスン後の「ドリル練習」が大切です。キット“Oki”さんもこのドリルが活きたのだと思います。“種”が地面に撒かれても,直ぐ成長して花が咲き,実が成る...というわけにはいきません。それぞれの種子があらかじめ持っている,プログラムされていた「約束されたプロセス」を経過して,実が成るのと同じです。その場合,適切な肥料と,水やりの時期を間違えないことが大切なのと同様,“スキー”も自分の身体が持っている素晴らしい潜在能力が開花するには,「適度なイメージとドリル」が必要なわけです。(^
^)(^I^)
②:...今シーズンはブーツをしっかり締め、かかと支点でのすべりの練習をしてきましたが、そのたび太もも前面の筋肉痛に襲われFeeling Skiの感覚との違和感を感じていました...4/25の日記のYさんの質問を読んでみなさん同じようなことを経験されていてホッと...⇒何度かこの「教師日記」にも書いていますが,まだそのフィーリングが洗練されていない内は,動きそのものがぎこちなくなっています。ですから,身体の動きがしっくりしていませんから,疲れるのは当然と言えば当然です。ですが,ちょうど良い頃合い,“中庸”が分ってくれば,「雪面から来る抵抗」と,「スキーヤーとしての身体全体」...これが最もバランス良い状態でコンタクトできるようになりますから,疲れも少なくなるのです。疲れる...というのは“Do
Ski”的に身体を使っているか,“Let
Ski”的でも,その「受け方がまだ洗練されていないところがある場合」に起こるのです。
この続きは,また明日...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 19 2008 Monday 曇り (仙台)
今日は仙台からの
Up date です。
仙台の天気は...曇りです。これから白馬に戻りますが,天気が崩れ始めそうです。道中雨に合いそうですが,それもそれなりに楽しんで帰ることにします。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は“Oki”さんからいただいていた e-mail
に対する回答の二回目です。
③:...硬いブーツが良いと言うことですがN社の150のものがBestだと思っていますが...⇒ハッキリ申し上げて,N社の150だけがBest...ということは言い切れません。ブーツには「機能性重視」と「快適性重視」の二つの要素があって,どちらを優先するか?その割合をどうするか?...でも,また“Do
Ski”をメインにするのか?それとも“Let
Ski”か?...ということでも,その選択は異なってきます。もちろんそのスキーヤー毎の肉体的特長も重要な要素となります。ですから結論から申し上げると,「試行錯誤的にご自分に合うブーツを探す...」ということがベスト...としか言い様がありません。ここが「スキー板」の場合と異なるところです。
ですから,先ずご自分のブーツのリアスポイラーを取り外し,フロントスポイラーを取り付けて試してみてください。また2/16の「教師日記」でもご紹介しているように,「ブーツのつま先に割り箸を入れ,前傾角を起こした状態」でスキーをしてみてください。これでご自分のスキー滑走感覚が違うことがお判りになれば,その時はスキーブーツの専門店に行って,「硬めで前傾角の起きているブーツを買いたいのですが...」と相談してみることです。...でその時,多分,店員の方は「なぜそれが欲しいのか?それよりこちらの方が...」と,柔らかめのブーツを勧めたりしますが,ガンとしてその意見は拒否することです。なぜなら,多くの...というよりほとんどのスキー指導者や,スキーショップの店員の方は“Let
Ski”のことをあまり良く知らず,“Do
Ski”が“スキー”の全て...みたいに思われている方が多いからです。
そこで今,ニュージーランドに行く前に,【TOK】の理論をよく説明し,そのことを理解してもらえる「ブーツショップ」を,鋭意探している段階です。もし,私の提唱する“フィーリングスキー”
や“Let
Ski”をご理解いただけ,それに適したケアをしていただける「ブーツショップ」が見つかれば,皆さんにお知らせいたします。そうすれば皆さんも安心してその店に行って,ブーツのことを相談していただけると思います。ぜひ,そのような店が見つかることを,皆さんも祈ってください...。 (^
^)(^I^)
...ということで,ブーツ選び...についてお話しました。明日は「階段降りイメージ」について
Up date する予定です。では...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 20 2008 Tuesday 雨 (白馬)
昨日夜...白馬に着きました。
仙台から白馬...。道中ドライブしながら,ある意味で単調な作業だけれど,その瞬間々々に意識を集中するつもりで運転をしていたら,いろいろなモノが観える様な気がしました。そのエリアの空気,道路の形状,地形の持っているエネルギー...そんなものを...。つまり,要は“気”をどれだけ使っているか?...ということかな?などと思ったのでした。 (*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は,昨日の続きで,「階段降りイメージ」についてですが,その前に昨日書き忘れた重要なことがありますのでそれを先にお伝えしておきます。
それは...「硬いブーツ,前傾角が起きているブーツ」...これを,「柔らくし,前傾角が寝た状態」にしては使えるのですが,その逆はダメ!!!...ということです。「柔らかく,前傾角が寝ているブーツ」は,簡単に「硬く,前傾角を起こした状態」では使えない!!!...のです。ですから,いろいろ違いを経験してみるには,「硬めで前傾角が起きているブーツ」...と言うことになるのです。(^
^)(^I^)
さて,今日は“Oki”さんのご質問に対する最後の回答です。
④:...3月末頃からでてきた階段を下りるイメージはすごく良いと思ったのですがよくわからなかったところが...。3/25日記も3項目は重要なところだと思うのですが一つめの言っていることがよくわかりませんでした。ここが解れば何かが変わるような気がしますので教えて下さい...⇒三つの項目の内,ひとつめ...ということで,「...階段に降りていく時に,フォールラインに対して回り込むように入って行かないと,段差があってショックが来るので,横から入ろうとすることです。そしてもちろん階段から次の階段に出て行く時も,いきなりフォールライン方向にではなく,横に出て行こうとしますから,谷回りが大きくなります。結果として円い弧になるのです...」という部分ですネ?。
図をご覧ください。これでお判りかと思いますが,階段横の縁(へり)にぶつからないように,横方向から入って行く...というイメージです。これを上の段からドンドン...と降りて行ったのでは,コバルトブルーの階段の「踏み面」で大きなショックを受けてしまうことになります。
尚,この図でも描いてありますが,必ずしも一段づつ律儀に降りて行くイメージを持つ必要も,またその階段の面積の大きさを限定してしまう必要もありません。スキーヤーの皆さん,各自がお好きなイメージを持ってもらって大丈夫です。むしろ,段差や大きさなど,いろいろなイメージを持っていただいた方が,その滑りに違いが出てきて面白いと思います。(^
^)(^I^)
また,ここでは階段イメージを図にしましたが,あらゆる斜面で,この階段をイメージすることができ,“水面フラット意識”ではこの階段の「踏み面」を「水面」にイメージすることができます。もちろん“Float
plane turn”では「踏み面」が“Airport”になります。そして,②〜③が“Airport
Landing”,①〜②が“take off”の局面になるわけです。大事なことはこの階段が「レベル面」で常に重力方向に直角になっている...ということです。
...ということで,“Oki”さんのご質問にお答えしてまいりました。了解していただけましたでしょうか? これまで同じような疑問を持たれていた方が居られると思いますが,解決したでしょうか?(^
^)(^I^) ではまた...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 21 2008 Wednesday 快晴 (白馬)
今日は「五月晴れ」...になった白馬です。(^
^)(^I^)
この様な天気こそ,例年の「白馬」...ですネ
!!!。【TOK】のイチバン好きな季節です。もちろん,“スキー”シーズンを除いて...の話ですが。(^-^)
今年は雪の量が多かった...と言われていますが,確かにそのとおりで,“代馬”や“種まき爺婆”...などの「雪形」は,例年より二週間ほど遅い「今」,がイチバンの見頃です。(^
^)(^I^)
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は,“S”さんからいただいた e-mail
のご紹介です。“チャクライメージターン”についてコメントをいただきました。
『 TOK先生こんにちは!・・・(中略)・・・これまでコブや小回りでは圧を吸収するときに自分から小さくなっていたのですが、今回の様にチャクラをイメージして、かかとがお尻の方に近づいてくるアプローチはとても参考になりました。送っていただいたCDを見ると小回りは、あれだけお尻を下げたつもりでいたのがそれほどでもなく、良い具合に収まっていて感じの良い小回りになっていました。自分の感じたフィーリングと実際に見える動きは違うものですね!。小回りは苦手でしたがチャクライメージで、うまく滑れた気がします。
また多くのFSの皆さんと知り合い、滑ることができ、大変充実したシーズンを送ることが出来ました。自分のスキーが一変した記念すべきシーズンでした。ありがとうございました...』
“S”さん,こちらこそありがとうございます
!!! (^I^)
今シーズン...レッスンの安全性を考え,白馬乗鞍でのレッスンが多かったのですが,おかげさまで広い斜面を縦横無尽に滑ることができました。その中,“じょうごハート”,“Float
plane“,“Motor Boat”...“階段降りイメージ”など,本当に様々な新しいイメージでのレッスンをさせていただきました。そして,シーズンが終わった今思うことは,それらが全て“チャクライメージターン”へと続くひとつの過程だった...ということです。お送りしたCDを編集しながら,皆さんの滑りをもう一度検証させていただく良い機会に恵まれましたが,その作業の中でもこのことを強く思いました。
さて,自分の感じたフィーリングと実際に見える動きは違う...ということですが,お感じなったように,全くその通りです!!!。ほとんどの方が,あんなに腰を落として滑っていいの???...斜面に垂直でなく,後傾の感じで滑ってイイの???...とお尋ねになりますが,感覚的にはそれでOK
!!!...なのです。でも“S”さんが見られたとおり,実際の滑りでは,腰落ち,後傾...には見えないでしょう???!!! フォームを真似る滑りでは,なかなかこうは行きませんが,イメージだとできるのです。不思議でしょう?...私も本当に不思議...そう思っているのです。身体の持つ“マジック”...とでも言った方が良いかもしれませんネ??? (^
^)(^I^) その一端を“Last
Day”の映像で見ることができますので,参考にしてください
でも,自分から小さくなって...⇒これだと上半身は円くならず,全くの腰落ち姿勢になります。あくまで,図のように,かかと⇒第一チャクラ⇒第四チャクラ...という風にエネルギーが入って来るイメージを持つことが大事です。このことは5/11の日記にも書いたとおりです。前者だと「エネルギーが逃げた腰落ち姿勢」になりますし,後者だと「エネルギーが蓄積されたパワーのある姿勢」になるのです。そしてこの「蓄積されたエネルギー」が,次の谷回りの原動力として活きるわけです。
自分のスキーが一変した記念すべきシーズン...⇒そう仰っていただくと,本当にレッスンをさせていただいて良かったなぁー...と思います。でも,それとは逆に【TOK】は皆さんとご一緒に滑らせていただくことで,新しい気付きを得させてもらっているのです。私のほうがお礼を言わないといけません。“S”さん,そして皆さん...ありがとうございました!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 22 2008 Thursday 晴れ (白馬)
今日も「五月晴れ」...の白馬です。(^
^)(^I^) 昨日ほど青空がクッキリしてはいませんが...。この天気,あいにくこの週末は崩れて雨模様になるようですが,その後はまた晴れて来るようです。
例年...5月の下旬はこの様な「晴れ」が続きます。一年の内で最も植物のエネルギーを感じる季節で,【TOK】の大好きな季節です。(^
^)(^I^)
今日も,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日も皆さんから頂いた e-mail
に対する返信日記ですが,みなさんから同じようなご意見を頂戴しており,それをお一人づつご紹介するのもいかが...かと思いますので,それぞれの方の要旨をピックアップしてお届けしたいと思います。よろしくご理解...お願いいたします。
***** “Tani”さんから...
『...楽しいレッスン有り難うございました。先輩の皆さんの滑りの綺麗さとすばらしさに感嘆し、私達も上手くなれると思うのは浅はかなところですが、今後もお世話になりたいと思った次第です。特にゲートトレーニングのビデオに現れた皆さんの滑りは特に綺麗でした。体力的にやや不安を感じてはおりますが、シニアスキーの精神に信頼を置き、これからも続けたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。とりあえず、御礼まで...』
何を仰いますか??? ご夫妻とも素晴らしい滑りでしたヨ
!!!(^
^)(^I^) とかく,他人の滑りはうまく見えるものです。「他人の庭は美しく」,「他人が食べているものは美味しそうに」...見えるのと同じ... ハッハハハ...(^ー^) ゲートトレーニング...これは効きます!!!。特に滑る場所を決められると,その場所に行こうとする気持ちが表れ,斜面移動が自然に起こるようになるからだと思います。
大事なことは,自分自身の滑りは自分だけのもの!!!...他人のものでは無い!!!...という気持ちを大切にすることです。すると失敗した時のことよりも成功した時の,「気持ち良い滑りの感覚」...これを楽しむことができるのです!!!。今,レッスン時の映像を見直しましたが,最終日には結構良い滑りをされてますよ!!! シーハイル
!!! Schi heil !!!
***** “Sino”さん...
『...今日の教師日記、「ゆとり」ですか、小生も多分に感ずるところがあります。(スキーだけで無く、人生にもです...) 今のところ、小生の楽しみ、癒しは「教師日記」を読むことで...机上でスキーを愉しむことをあらためて学習しました、これはイメージしかありません。来シーズンはこのイメージを小生の「フイーリングスキー」に活かしたいと考えています。一年中スキーのことを考え、夏でもスキー... 来月より健康生活、体力造りを兼ねて筋トレ、フイットネスクラブへ週3日ペースで出動の予定です。教師日記からいろいろなことを学ばせていただいてます。 m(^−^;)m 』
“Sino”さん... Canada
はご一緒できず残念でしたが,これも“Something
Great”が“Sino”さんに贈ってくれたプレゼント...そう考えると気が晴れます。「焦ったり,無理やりしようとしたりしない...」,「何ごともじっくり時間を掛けてこなして行く...」,「決して必死にならず,楽しむ気持ちを忘れない...」...これが基本にあれば,人生ゆっくりじっくり...その展開を味わいながら過ごせる気がします。(^
^)(^I^)
イメージ...これはご自分の感性で,どうにでも創り出していくことができます。目をつぶって,自分があの
Canada
の雄大な景色の中に溶け込んでいる姿...これをイメージし楽しみましょう!!! そして,“スキー”を楽しむために「健康」に気を配られ始めたとのこと...これも素ッ晴らしい
!!! そうでなくちゃ!!! また来シーズン...ヨ・ロ・シ・ク・...ネ
!!!。 シーハイル !!! Schi heil !!! (^ ^)
***** “ふて”さん
『...皆様お元気でがんばっておられますね。先日の「Mizo様の階段降りイメージ」での投稿を読みました。私は以前からエスカレータに乗るたびにこれと同じ気持ちを持っています。空いているときに同じ段上で左右に移動するのですが実際のエスカレーターは下っていきますから、この時の私の軌跡はS字になりますね。自分の意識は左右のみでも落下により見ている人はターンと認識します。このことから動画などを解析検証する時は意識運動の方向と斜面下方への物理移動が合成されていることにいつも注意するようになりました。上手な人の観察角度も変わりました。いつも楽しくさせていただいています。』
“ふて”さん... e-mail
ありがとうございます
!!! (^I^) 「階段降りイメージ」...何人かの方からも同様の連絡を受けました。「mikawa's雑記」にも3/18と3/21で取り上げられています。エスカレーターでこれと似た体験というかイメージを持たれている...ということで,そのイメージを物理的に説明していただきました。自分では左右に移動するだけだけれど,エスカレーターが下方に移動しているので,結局円運動をしている...という観方は素晴らしい!!!...そう思います。この様なイメージを沸かすことができる人は,落下運動を自分のモノにされている...という意味で“Let
Ski”的な滑りをされているのだと思います。そしてこのイメージを映像を見る時にまで応用され,解析されている...ということも参考になります。ありがとうございました!!!。 シーハイル
!!! Schi heil !!!
***** “Sasa”さん
『...先日はレッスンありがとうございました。ネットで、自分の滑りの比較を見させていただきました。感覚的には、まったく違うイメージでしたが、実際にあんなに違うとは思いもしませんでした。イメージだけで、あんなにも変わるのかと・・・それも数時間でです。他人事のように話しますと、確かにアフター映像はいい滑りになっていました。
今回は、先生の言うことに集中し、それだけに耳を傾け、それをやる努力をしてみましたが、結果として、いいレッスンが受けられたように思いました。それと、先生が、伝えたいことができる条件(道具的な要因)がしっかりできていたからだと思いました...』
3/26の日記でもお話しましたが,「オーバーエッジユース」がその原因でした!!!。...そして,レッスンで少しづつご自分の滑りの感覚が変わって行かれた...。その時感激されたお言葉が映像でも伺えますが,雪面抵抗を強く捉えることだけが重要ではなく,身体が雪面からの抵抗と溶け込むことが大切...ということに気づかれたのですネ!!??。良かった良かった!!! !(^^)!(*^^)v
道具的な要因...と話されていますが,その通り!!!。ある程度技術レベルが上がってくると,道具がしっかりしていないと,自分の潜在的能力を開花することができないのです...。(=_=;) でも,本当に良かったですネ
!!!。 シーハイル !!! Schi heil !!!
今日は,これまで...続きはまた明日!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
追伸 : そうそう,チェックしましたら“しろくま”instructorのブログに,「フロントスポイラー使用前と使用後の滑りの比較」...が載っていました。ぜひご覧ください。(^
^)(^I^)
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☆ May 23 2008 Friday 晴れ (白馬)
今日もまたまた「五月晴れ」...の白馬です。イイですネぇー
!!!。(^
^)(^I^)
でも,この好天も今日一杯で,明日からの週末は雨模様になる...との予報が...。(=_=;)
【TOK】は今日明日と出張で白馬を留守にします。明日は東京から
Up date です。
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日も皆さんから頂いた e-mail
に対する返信日記です。
***** “Y”さん
『...“Y”です。【TOK】先生、先日は大変お世話になりました。そして、みなさんと楽しい時間を過ごさせて頂きました。今回のキャンプには、お話しさせて頂いたように、技術の行き詰まりを感じて参加させて頂いたのですが、スキーの技術はもちろんのこと、スキーや、それを取り巻く環境、仲間のこと、人生のこと等々、たくさんのことを学ばせて頂きました。本当に志向のちがう6人が一つのステージで一緒にスキーができたことに感動しております。皆様とお別れするのが淋しく、白馬を後にして神戸に帰ってきました。先生が言われていたようにネット上に私の映像を出して頂いて結構です。是非お願いします。そして、たくさんの意見を聞きたいです。よろしくお願いします。』
そして,映像 Up date 後の e-mail です...
『...【TOK】先生、ありがたいお言葉をいただき本当に感謝です。自分でも前と後の映像を見比べてみて驚きました。前は「うまく滑ってやろう」という思いが見え見えのような滑りですね。ところが後の映像は本当に楽しく気持ちよく滑っているように見えます。同じ自分とは思えないくらいです。ますますスキーが好きになってきました。ありがとうございました...』
映像のBeforeは,いかにも他人に見てもらおう,評価してもらおう...という感じの滑りだよネ
!!!。それに比べ,Afterは「雪と会話」してて,自分自身の満足が先...そして,その結果,他人の評価は問わない...。私に言わせれば,全く次元の違う滑りをしてる...そう思います。どちらが“自由”を感じて滑っているんだろうか?...(^
^)(^I^) シーハイル !!! Schi heil !!!
***** “Kara”さん...
『...TOK先生、今年も素晴しいカナダスキー、大変ありがとうございました。腰落し、チャクラ、①②③(①で②の行き先を決める)、外腰、セール・ウィンド・チャクラ、素晴しかったです。急斜面やコブでも全然怖くないし、疲れないスキーができました。ありがとうございました...』
“Kara”さん...本当にこの一年ですっかり変わりましたネ
!!! 私もビックリ(*_*)仰天するくらいです。今年の
Canada も大ブレークでした。私は特にこのシーンを皆さんに紹介したいと思います。(*^^)v ターン谷回りでのこの余裕...どこから生まれたのでしょうか?彼の素晴らしいところは,角付け意識がほとんど無いことなのではないか...???,そう思います。雪から来る抵抗と溶け込み一体となって,ハーモニーを演じている...。ですから,全くその滑りに無理がない...。かかとを中心としてスキーのトップが上下し,雪からの抵抗を良い具合に吸収し,上半身はまるで剣道の達人のごとく平静としている。そして,シーン最後のように少々のコブならば空中に飛び出てもOK
!!!...といった平然とした滑りが実現してさえいるのです。チョコマカしたエッジ使用では顕れることの無い,オーラが観えるスキー...そう思います。素ッ晴らしい
!!! !(^^)!(*^^)v
そうそう,そういえば思い出しました。コブ斜面などで意識的に空中に飛び出そうとしたり,飛び出し後に着地する際も,「つま先支点」より「かかと支点」の方がはるかに安定していることを,皆さんにお伝えしておきたい...そう思っていました。(^
^)(^I^) “Kara”さんの飛んでいるシーンを見て思い出しました。(^ー^) シーハイル
!!! Schi heil !!!
*****“Uchi”さん
『...TOK先生、思いがけず写真を”Present”として取り上げていただきありがとうございました。「今どきプリント写真でもないかな・・・」とも思いながら数名の方に右下側の写真を替えて送らせていただきました。
21日(月曜日)に京都・東本願寺(母の納骨に行ってきました)にて法話を聞く機会がありました。その中で「人の一生が終わる“死”は何時、訪れるか誰にもは分からない、今、現在、この時に生かされていることに感謝して、今を大切にして、自らが楽しく過ごしましょう・・・」というような話を聞きました。文字どおりTOK先生から聞いたステンマルクの言葉にも通じることかと思いました。2班の皆様もカナダを満喫されたようですね。慣れておられるとは言え、2週間の先生のお疲れがいかばかりかと推察しております。春から夏へ、またすぐにNZへとご活躍かと思いますが、くれぐれもお身体ご自愛ください...』
そうですか...今、現在、この時に生かされていることに感謝して、今を大切にして、自らが楽しく過ごしましょう・・・という法話がありましたか???...。素ッ晴らしいことですネ
!!!。生かされていることに感謝...という様な言葉は,そんなに簡単に出てこない言葉ですが,それを知ると,人生...より豊かに過ごせる...そんな気がします。ステンマルクの滑りも,そういう意味で「神のシュプール」...という言われ方をしたのでしょうか?(^ー^) ありがとうございました。
今年もニュージーランド...6/7に成田発で出掛けることになりました。
Coronet Peak
でも“チャクライメージターン”など,イメージをメインにしたレッスンを展開し,その効用を確かめて来たいと思っています。「教師日記」...楽しみにお待ちください
!!! シーハイル !!! Schi heil !!!
今日は,これまで..。続きはまた明日!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 24 2008 Saturday 晴れ (東京)
今日は「晴れ」の東京から
Up date です。暑い !!!...しかし,ホント...暑い
!!! 暑さに弱い【TOK】はぐったり...です。(=_=;)
でも,今日午後には白馬に帰ります...。白馬の爽やかさが...イイナぁー
!!!,やっぱし...。ハッハハハ...(^ー^)
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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昨日は東京出張でした。その仕事の内容は...「ブーツチューン」についての会議...でした。
過日...私の「教師日記」で,“フィーリングスキー”的スキーをするのに「硬いブーツ」,「前傾角の起きているブーツ」...これを視野に入れてチューンしてくれるスキーショップを紹介して欲しい...という由の
Up date
をいたしました。それに応えて何人かの方々からご紹介いただきました。ありがとうございました。そのショップにお話をさせて頂くその前に,昨シーズンまで,ご協力いただいていた“Joyberk”の「岡澤」さんに先ずご相談するのが先...と思い,昨日の出張となったのでした。
正直に私の思う“スキー”について約2時間...お話を聞いていただきました。なぜ「硬く」,「前傾角の起きている」...そういうブーツが必要なのか?...。【TOK】の行った簡単チューンで,どういう風に生徒さんの滑りが変わったのか?...etc.など。
そして,それに対する岡澤さんのご意見も伺いながら,本当にどうしたらエンドユーザーの皆さんにとって良いチューンができるのか?...ということを話し合いました。
約4時間...話し合いの結果,私の述べさせていただいた要点をご納得いただけました。(^
^)(^I^) 基本的に,これまで岡澤さんも二つの要点は大切なことだと思っておられたとのことでした。しかし,ただ単に前傾角を起こし,ブーツを硬くしただけではブーツそのものに無理が掛かったり,身体の運動を妨げる場合もあるので,各人の身体の特性を考えながら,ブーツ専門家としてのブーツチューンをしていただける...という結論に達しました
!!!。!(^^)!(*^^)v
...ということで,これから,どのように希望の皆さんのブーツチューンをさせていただくか?...という具体的作業計画を立てることになりました。今日これから白馬に戻り,それを練りたいと思います。それが出来次第,皆さんにお知らせいたしますので。ヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
まもなく暑い東京から退散です
!!! ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 25 2008 Sunday 小雨 (白馬)
今日は「雨」の白馬です。暑い東京から涼しい信州...白馬へ...。【TOK】は汗っかきですから,どうも暑いところは苦手...。東京とは大違いで,昨晩...毛布だけでは寒さを感じ,布団かけて寝ていました。
その白馬...今朝は雨です。植物には恵みの雨...といったところでしょうか。燦々と陽が射す日も必要ですが,水分の補給も大事...。何ごとも,「ひとつだけでこと足りる」ことはありませんネ
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は,皆さんから頂いた e-mail
に対する返信日記...そのNo,3...最終回です。(^ ^)(^I^)
***** “Matsu”さん...
『...
楽しいレッスン、ありがとうございました。今回のようにテーマを絞ったレッスンもいいですね。2日目の午後くらいからあるイメージが体の中に感じられるようになってきました。まだお話できるようなものではないですが、それが感じられているときは結果オーライです。先シーズンにいまの板に替えてから今風のカービング熱にかかりましたがすべる斜面も限られるしあまりにも簡単にできてしまうので飽きますね。やはり不整地悪雪に普遍的に対応できる、そういったものを求めていきたい。今回のキャンプは大変有意義でした。やっと、TOK峰の六合目くらいに到達した想いです。来シーズンも宜しく...』
“Matsu”さん... e-mail ありがとうございました。(^
^) あの時は“チャクライメージターン”でシーズンを締めくくろうと思っていましたから...。でも考えてみると,何度も言うように,この“チャクライメージターン”...今シーズンここに行き着くために,他のいろいろなイメージでのレッスンをさせてもらった...。つくづくそう思います。何かの導きがあった...そう思わずには居られません。!(^^)!(*^^)v
六合目...???,そんなことはないと思いますヨ
!!!。スキーヤーそれぞれ,ご自分の最善を尽くされておられますから,私はその時々で100%花開いている...そう思います。これから先,最終的に行き着くところはまだまだだとしても,その道程...ということです。先を見過ぎて今を楽しまず,おろそかにすることは,結局密度の高い大木が育たないことに通ずるものがある様な気がしています。「“今”を味わい楽しむ...」...私の好きな言葉です。(^
^)(^I^)
***** “I”さん...
『...TOK先生 こんばんは。 カナダCD届きました。ありがとうございます。カナダのスキーは日常、日本を離れてのリゾートスキー、楽しくて止められないですね。今までどうにもはっきりしない、わからない、うまくいく日もあるけれどどうにもならない日もある、let skiに限界を感じるなどが、セイル、ウィンド、チャクラで、霧が晴れるように解消されました。早く、また雪上に立ちたくてむずむずしています。夏のNZが待ち遠しいところです。先生は、来月上旬にはNZに出発なんですね。体調に留意されてレッスンにご活躍ください。なんてったって let ski !!シーハイル FS!!』
“I”さん,こんにちは! Canada
ではいろいろお世話になりました。非日常を味わいながら,スケールの大きいスキーエリアで存分に滑る...何にも増して幸せを感じるひと時でしたネ
!!!。本当にいろいろなものに感謝する気持ちになります。人生...少々のノイズはあるにしても,生まれて来て今生きていること,楽しいスキー仲間と共に過ごせること,美しい大きな自然の懐に抱かれて感激できること...そういう諸々に「ありがとう!!!」...と言いたくなります。
“自分”を外に向けて主張する...という生き方も楽しいですが,諸々を感じ取り,受け容れてそれを味わう...という姿勢もまた素晴らしい...そう思います。つまり“Let
Ski”的に生きる...ということでしょうか?ニュージーランドではまたそのような“フィーリングスキー”を展開し,一人でも多くの方に
Feel In
の面白さを体験していただこうと考えております。(^
^)(^I^)
***** “Fuji”さん...
『...
こんばんは。お礼が遅くなりましたが、シンポジウムのCDどうもありがとうございました!
リフト乗り場手前までの小回りは、観てて私じゃないみたいでした。
小回りは特に苦手意識があって、こわかったけれど、この時はスムーズに滑っててびっくりです。
チャクラ効果ですね!
また何回も観ようと思ってます☆ 話は変わって、今日の日記でようやく階段ターンが解りました。絵だと解りやすいですね...』
“Fuji”さん...良かったですネ
!!!。自分で回そうとする気持ちが消えていくからだと思います。“チャクライメージターン”では地球のエネルギーを素直に身体に容れようとしますから,雪の抵抗と喧嘩しなくなるんですネ
!!!。その結果,素直な斜面移動が起こり,位置エネルギーがスキーを回してくれるのです。大回りだけでなく小回りもモチロンそうなんですネ
!!!。その結果自分で回す小回りではなく,雪が回してくれる小回りになる...。良かった良かった
!!! (^ ^)(^I^)
「階段イメージ」...あの図で,“水面フラット意識”や「レベルに垂直に立つ」...ということのイメージが掴めたとのこと,良かったですネ
!!!。(*^^)v まだまだ Feeling Ski
...進化します。それは皆さんを惑わすためではなく,誰にでもわかる様に,イメージがよりシンプル化される...という意味です。それは【TOK】が考えるというより,“Something
Great”からのプレゼント...“Present”なのです。
...ということで,今日で皆さんから頂いた e-mail
に対するお答え...一応締めくくりとさせていただきます。08シーズンも...本当にありがとうございました。(^
^)(^I^)
明日からは,「08シーズンを技術的に振り返って...」というテーマで【TOK】の思ったことをお話したいと思います。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 26 2008 Monday 晴れ (白馬)
今日はご覧のように「晴れ
!!!」の白馬です。(^ ^)(^I^)
雨が過ぎて,緑もいっそう綺麗になり,青空も広がって,言うこと無し
!!!といった感じです。(^ ^)(^I^)
このような,「“美”を美しい...と観れる心」...これが自分に内在していることに感謝したい...そう思います。(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日から数日間は,「08シーズンを技術的に振り返って...」というテーマで【TOK】の思ったことをお話したいと思います。
今年もたくさんのレッスンを担当させていただきました。“スキーレッスン”ですから,お金をいただき,そして少なくともそれに見合う価値を生徒さんに提供する...ということが求められます。対価に対する価値があったかどうか?...これは生徒さんの判断を待たないと何とも言えませんが,私なりに最善を尽くさせてもらった...と思っております。そして,それなりの満足感も感じております。そのレッスンの基軸となったのはこれまでのレッスンスタイルと同じで,「“イメージ”を大切にし,そのイメージがもたらす身体の動きを大切にする..」ということでした。
さて,2/29からの08中間報告のまとめで,二月までのレッスンをまとめ,反省する形で報告させていただきました。そこでは...“じょうごハートイメージ”,“Float
plane turn”,“水面オレンジ”,Motor Boat
Turn”等,シーズン前半で使ったイメージのことについて触れ,“かかと支点”と“水面フラット意識”が大事なこと,そして“feel in”ということの意味についてもお話しました。なのでここでは,それ以降のことをメインに08シーズンを振り返りたいと思います。
後半に新しくお伝えしたイメージは代表的なものとして,“階段降りイメージ”と“チャクライメージターン”があります。“階段降りイメージ”は“Mizo”さんから教えていただいたイメージで,かなり有効でした
!!!。“Mizo”さん,ありがとうございます !!!(^I^)
この“階段降りイメージ”は,特に“水面フラット意識”をみなさんにイメージしていただく時,あるいは“level”=水平面がどうなっているのか?...ということを説明させていただく時,大変役に立ちました。そのイメージがだんだん変化して,階段の移動感覚や,エスカレーターイメージまで登場しました。(^
^)(^I^) 階段に降りていくイメージを持つと,確実にスキー板が階段の「踏み面」にフラットになりますから,エッジの使い過ぎが無くなり,スキーが滑りはじめます。そしてその結果自然な角付けの切り替えが起こり,重心だけでなくスキー板そのものの移動軌跡も滑らかになるのです。
この“階段降りイメージ”にプラスして必要になること...それは「山回りでの圧の吸収」と「谷回りでの圧の開放」でした。これを実現してくれたのが,実は
Canada
でインスピレーション的に思い付いた“チャクライメージターン”だったのです。このことについては何度か説明していますが,明日もう一度「まとめ」的にお話させていただこうと思います。(^
^)(^I^)
それでは...また明日...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 27 2008 Tuesday 晴れ (白馬)
今日も「晴れ
!!!」の白馬です。
「春爛漫」...木々の緑が綺麗で,ツバメや雀なども元気に飛び回っています。地球に存在する全ての命のエネルギー...これで満ち溢れている「白馬」です
!!! 素ッ晴らしい !!! (^ ^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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今日は,「08シーズンを技術的に振り返って...」の二日目です。
昨日は“水面フラット意識”...つまり斜面に垂直に立つ意識よりも,水面をイメージし,それに立つ感じで滑る...ということをお話しました。これはある意味で今までの「スキーの常識」をくつがえす考え方でもあります。
今年はこれに加えて,さらに「腰落ち姿勢OK
!!!」...という考えまで飛び出しました
!!!。こんな風になるとは私自身思ってもいませんでしたから,少々ビックリしているところです。でも,シーズンを終えた今,落ち着いて考えてみても,「これって合理的...」という風に思い始めています。
「②〜③の山回り後半,スキーのトップ部分で“圧”を吸収する」...ということが「“スキー”の基本を考える」...という意味でも本当に大切なのですが,それには「かかと支点」と「エネルギーが自分の方向にやって来ている」...ということを皆さんに体験していただく必要があります。そのためのイメージと“愛のターン”や“じょうごハートイメージ”,“Sound
of Music
Turn”などがあるのですが,イマイチエネルギーのやって来る方向をイメージするのが難しい...そう思っていました。
ところが,この4月 Canada
で,「硬くて前傾角の浅いブーツをどう履きこなすか?」...ということを皆さんにお話している最中に,「尾てい骨でエネルギーを貰う」...ということを思い付いたのです。このことは,4/9の日記に,「山回りで,地球のコア⇒ターン外足のかかと⇒尾丞|骨(びていこつ)⇒身体の重心...という順序でエネルギーをもらう...」ということで書いています。実は,このイメージ...これを皆さんにどうお伝えしたら良いか?...ということで,いろいろ考えました。「浣腸」とか「かかとで呼吸」などのイメージもそのひとつです。ですが,あまりシックリ来ない...。で,思い付いたのがヨーガの“チャクラ”だったのです。
Canada
に居る間,特に第二班の方々にはしつこいくらいこの“チャクライメージターン”をお話しし,自分もいろいろイメージしながら滑ってみると,「“水面フラット”を保ちつつ“圧”を吸収する」...ということが本当にうまくいき始めたのです。(^
^)(^I^)
!!! ポイントは,「かかと⇒第一チャクラ⇒第四チャクラ」...という風に地球コア方向からのエネルギーを受け容れ,伝えて行く...というイメージです。すると「懐が円く深くなり,少し腰が落ちたフォームにはなるけれど,蛙がつぶされたような姿勢にはならない...」のです。山回りでしっかりエネルギーが身体全体に蓄積されます。そして,その蓄えられたエネルギーが次の谷回りで見事に開放されて行くのです。このことは明日詳しくお伝えしたいと思います。(^
^)(^I^)
慣れるまでは,“極端”を経験していただくために大きな動作になりますので,山回りでは特に大腿四頭筋が疲れますが,これが洗練され,脚の曲げが小さくても“チャクライメージ”を忘れないようになると,信じられないくらい疲れも軽くなります。このイメージで
Canada
のあの広大な斜面を「できるだけ休まないで滑る」...ということも体験していただけました。4/17と4/18の「教師日記」でご紹介したとおりです。普通,「腰を落とすと疲れる...」というこれまでの「スキーの常識」が覆されたのです。今振り返ってあの時の映像を観てみると,“チャクライメージ”を描きながら滑っている様子が伺えますネ
!!!。(^ ^)(^I^)
日本に帰ってから,数回のキャンプやプライベートレッスンでも,このことを皆さんにお話しすることになりました。そしてコブ斜面や,春のザクザク雪,オフピステ...といろいろ滑り回り,“チャクライメージターン”が本当に有効であることを確認できました。
...ということで,“チャクライメージターン”の一回目でした。明日は谷回りについて...です。では...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 28 2008 Wednesday 晴れ (白馬)
今日は少し薄雲が広がり,カラッとしてはいませんが,「晴れ」の白馬です。(^-^)
今日午後にはもっと雲が広がって夕方には雨が降り始めるようです。ここ数日...「春爛漫」が続きましたから...木々も水分が欲しい頃かもしれません。世の中...本当に良くできています。いろいろな「流れの妙」を感じます。私も,「流れ」に従いましょう...。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!!(*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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「08シーズンを技術的に振り返って...」の三日目,今日は「“チャクライメージターン”の谷回り」について...です。(^
^)(^I^)
よく,「S字ターン」という言葉を聞きます。②⇒③を経て①⇒②までをひとつのターンとする滑り方です。これに対して①⇒②⇒③...をひとつのターンとする見方が「C字ターン」です。「C字ターン」は,右ターンなら右ターン,左ターンなら左ターンで,ターンそのものが完結し,次のターンにエネルギーが伝わることがありません。ですが「S字ターン」は②⇒③の山回りでエネルギーが蓄積され,そのエネルギーが開放されて,次のターンの始動期①⇒②の役に立つ...という滑り方です。滑り方に良いも悪いもありませんが,滑りの質...あるいは合理性...という点で「S字ターン」が優れている...と言われています。特にテクニカルやクラウンの検定では,この「S字ターン」ができるかどうか?が大きな意味を持つことになります。
“チャクライメージターン”では,特別この「S字ターン」を目指しているわけではないのですが,自然にこの滑り方になってしまいます。「第一チャクラから第四チャクラにエネルギーが溜まりこんでいく...」というイメージを持つと,懐が自然に深くなり身体が海老の様に円くなります。そしてスキーの角付けが自然に緩みながら身体の下に入り込み,次の谷回りの方向に飛び出して行く様になります。自分では意図しないのに,身体の下をスキーが通り過ぎて行ってくれるのです。つまり,身体とスキーの入れ替えが自然に起こり,角付けの切り替えができてしまうのです。(*_*) そしてその昔,芸術家の「岡本太郎」が「芸術は爆発だ
!!!」とも,また,「スキーは爆発だ
!!!」...とも言ったという現象...「エネルギーの開放」が起こるのです。アニメーションの海老のように...。(^
^)(^I^) もちろん,この海老のようにチョコマカはしていませんが,これをスローモーションにしたような滑り方が...。
Canada でこの“チャクライメージターン”をイメージしてもらいながら滑った映像を
Up date
しましたのでご覧ください。まだ洗練されてない方も居られますが,ターン山回りでのエネルギーの蓄積,そしてその開放...の一端をご覧いただけると思います。「海老のようにはじけるような運動」が少しづつ出てきました。開放時の谷回り...この大きさにも注目して欲しいと思います。この時はこの谷回りで,「第四チャクラに貯まったエネルギーが,次のターンの外足かかとに向かって行く」...というイメージは持っていただきましたが,まだ「地球からのエネルギーも次のターンの外足かかとに向かってやって来る」...という“合体イメージ”はお話していませんでした。この後,日本に帰ってきて,シーズン最後のキャンプで,「身体のチャクラからと地球からのエネルギーが互いに外足かかとで一緒になる」...という「チャクラからのエネルギーと地球からのエネルギーの“合体”」イメージをお伝えしましたが,この方が谷回りがよりシックリ行えるようです。
!(^^)!(*^^)v
...ということで,今日は“チャクライメージターン”の谷回りについてお話しいたしました。
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 29 2008 Thursday 雨 (白馬)
今日は「雨」の白馬です。
昨日は国際免許申請のため長野市まで行ってきましたが,暑かった
!!! 25℃位あり,エアコンをつけてしまいました...。最近できるだけ「アイドリングストップ」と「エアコンは使わない」...これをドライブ中に意識しているのですが...昨日はいっ時我慢できませんでした...。(=_=;)
それに比べ今朝は一転して少し肌寒く,フリースを着ています。風邪引かないようにしないと...ネ
!!!。(*^^)v
今日も,素敵な一日を !!! (^ ^) I am sure you have a nice day !!!
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「08シーズンを技術的に振り返って...」の四回目...。今日は「シニアレッスンについて...」です。
今シーズンは想像以上に「シニアの方のオフピステレッスン」が多かったのですが,それも一度だけでなく複数回レッスンを受けられる...という方が目立ちました。シニアの方のレッスン...いろいろな捕らえ方があり一概にこうだ...と決め付けるわけにはいきませんが,レッスンを受けられた方々のご意見を伺うと,その多くが「気持ちよく滑る」...というところに受講されたきっかけがあったようです。「気持ちよく滑る」...これは多分に「スキーヤー個々の心の持ち様」が影響するのですが,「身体が活き活き歓んでいる...」と感じられるスキーがしたい...ということを皆さんが望んで居られる...ということなのだと思います。
私は常々,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”...これをマッチングさせて滑ることが大切...というお話しをさせていただいていますが,特に「シニア」の方はこれがうまく行われた時に,満足感を得られているようです。これまで多くのスキーレッスンでは,「“スキー”もスポーツだから,身体を使ってスキーという道具を動かすもの...」という考え方が主流だったと思います。ですが“フィーリングスキー”では,落下運動によって雪面から抵抗を受け,スキー用具がその抵抗で自然に回るように乗るだけ...ということが基本になります。ですから,「自分から雪に仕掛ける」...という意識よりも,「雪にされている」...といった意識が強くなるのです。“Do
Ski”ではなく,“Let
Ski”をメインに...というのがソレです。すると,力の向きが全く逆...といった感じになります。外向きの力ではなく,内向きの力を大事にするようになります。実はこの「内向きの力を感じて滑る」...ということが,“身体の感性を研ぎ澄ます”ことにつながり,“身体活き活き”を生むのです。言葉を変えて言えば...「“スキー”を楽しむのに“力”は要らない...大事なことは雪を感じ,自然を感じて,それと友達になる...」ということです。
シニアのリピーターの方が増えた...というありがたい現象は,レッスンを通じてこの様な「身体活き活き」を感じるお手伝いができた...ということなのではないか?...と嬉しく思っています。スキー教師として,私が皆さんに筋肉を分け与えたり,骨を作って差し上げたりしたわけではありません。イメージをお話しし,そのイメージで滑ってみたら,自分の身体が自然に動き始め,これまでできないと思っていたことができるようになった
!!!...これまで感じられなかった心地よい滑りが体験できた
!!!...ということなのです。潜在的に皆さんが持っていた能力が,まさに開花した
!!!...ということです。もともと人間はいろいろな能力を,生まれながらにして持っているのだと...最近強く思います。そうでなければ,イメージだけであんなに滑りが変わるわけがない...そんな気がするのです。
2005年の9/20の日記で“玉磨き”ということで
jpSKI.com
の名前の由来をお話ししていますが,その中でも少し触れているように,私たち人間はこの世に生を受け,磨かれていない状態で“原石”という状態で存在していると思うのです。そして“人生”といういろいろな体験を通して,磨き砂に出会い,少しづつ磨かれ光り輝き始めるのだと...。今シーズン...多くのシニアの方と滑る機会に恵まれました。そして,お歳に関係なく光り輝いて行かれる様を拝見できました。私...【TOK】にとってもすばらしい体験でした
!!!。それには“フィーリングスキー的”な「内向きのエネルギーを感じ容れる」...ということが無関係ではない...むしろ“トリガー(trigger)=引き金”として大きな役割を担っている...そう思っているのです。
!(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 30 2008 Friday 晴れ (白馬)
今日は「晴れ」の白馬です。
結構雲は多いのですが,天空の1/10は青空が占めています。(^
^) 特に南の空が晴れています。気温はやや低め...14℃です。フリースを着ています...。(^
^)(^I^)
明日で五月もおわり,いよいよ六月...ニュージーランドへの旅立ちが直ぐになりました。今年はどんな経験が???
!!! 楽しみです !!!。
今日も,素敵な一日を !!! (^ ^) I am sure you have a nice day !!!
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「08シーズンを技術的に振り返って...」の五回目...。今日は“気負わずに滑る”...ということについてです。
昨年のニュージーランドでも経験したのですが,つぶやきながら滑る...歌を歌いながら滑る,ということの効用...これも強く感じたシーズンでした。例えば“チャクライメージターン”では,ゲレンデの中で大きな声で,♪♪♪コア,かかと...ワァーン...フォァー...コア,かかと...ワァーン...フォァー...♪♪♪と歌っていただきました。「そんな...大声で滑るのなんて,恥ずかしくてできないよ...」と仰る方も居られるかもしれませんが,これは二つの意味で効果が期待できるのです。そのひとつは,「身体のリラックス」であり,もうひとつは「集中を容易にする」ということです。
何度も話していることですが,歌を歌うということは息を吐く...ということです。人間息を吐きながら筋肉を緊張させることは至難の業です。息を吐いているときはほとんどの筋肉がリラックスした状態になります。これが不必要な筋肉の頑張りを無くし,疲れを軽減してくれるのです。特に長い距離を休まずに滑る時などは大きな助けになります。(^
^)(^I^) 息を詰め,声を押し殺すような感じでスキーをしている時とは雲泥の違いを感じることができます。
また,自分で歌を歌い,その歌詞に意識を払うことで「集中力」を高めることも可能です。今自分が歌っている言葉...先の♪♪♪コア,かかと...ワァーン...フォァー...♪♪♪を例にとれば,「コア」と言っている時は,「地球のコア」にしっかり思いを馳せ,「かかと」と歌っている時は「自分の足のかかと」に意識を集中させるのです。そうすると,「今,その瞬間」に集中することができるようになります。昨年,ニュージーランドでも「あの斜面を怖がらずに滑る方法を教えて...」というようなことを言われましたが,その時も歌を歌い,その歌の歌詞に集中することを勧めました。すると不思議なほど恐怖や不安が取り除け,生徒さんに感謝されたのを思い出します。(^ー^)
話し変わって...多くのスキーヤーは“切れるスキー”をしたい...と希望されます。特に日本のスキーヤーには以前から,「ズレるスキーより切れるスキーの方が上手...」という思い込みが強く,スキッディングで滑っていると,「あの人はズレてるネぇーー...もっとエッジを使えばいいのに...」という様な目で見られがちです。でもスキー板の特性を考えると,あながちズレているから技術的に劣っている...ということにはならないのです。むしろズレがあるからこそスキーの前後差が生きてスキッディングターンが始まり,その後,たわみが生じてスキートップが内側に入り込んで来る...という過程でカービングターンが誘導されるのです。トップを押し込むカービングではなく,かかとを支点としたカービングです。この方がエッジだけを多用したカービングよりはるかに走りますし,安定性もいいのです。
皆さんもご経験があると思いますが,角付けを多用しエッジに乗って切っている時の気持ちと,ズレに乗って斜面移動している時の気持ち...どちらが安心感がありますか? 「自分はやってるぜェィ
!!!」...的な満足感はエッジ多用のカービングの方がありますが,「安心して乗ってられる...」という意味ではズレの要素が多いスキッディング,そしてかかと支点のカービングの方が優れてます。そして,もっとも違う滑りの感覚...それは,「気負いの違い」です。角付けに頼ろうとした時,視界が狭く限定されて視野が狭くなるだけでなく,身体の緊張度もはるかに高くなって,気負いが出てきます。ですがズレて行こう...という気持ちで滑った時は,これと逆で,視野が広くそして気負いが少なくなるのです。
「鼻歌を歌いながら滑る」,また「ズレを楽しむ」...。考えてみるとこのいずれも,“気負いを少なく”...ということにつながっているのですネ
!!!。レッスンを通して以上二つのことを感じながらレッスンをしている【TOK】が居たのデシタ
!!! !(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ May 31 2008 Saturday 雨 (白馬)
今日は「雨」の白馬です。
さて,今日で五月も終わりです。GWの連休後も,いくつかのスキー場で“スキー”が楽しめましたが,その場所も本当に限られて来ました。でもそのスキー場,スキー場なりに独特の雰囲気がありエネルギーがあります。しばらく月山には行ってませんが,来シーズンは行ってみたいと思っています。(^
^)(^I^) さて,この週末も雪を楽しもうとしている人が多く居られることと思います。最高の経験を
!!! シーハイル !!! Schi heil !!!
今日も,素敵な一日を !!! (^ ^) I am sure you have a nice day !!!
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「08シーズンを技術的に振り返って...」の六回目で最終回です。今日は“miracle”...ということについて...。
今シーズンの終わりに近くなって,「ブーツの重要性」に改めて気付いた【TOK】でした。これまでもスキー板以上にスキーブーツが大事だ
!!!...ということは認識していたつもりですが,「硬いブーツ」&「前傾角の起きたブーツ」の必要性と重要性を,シーズン後半特に感じたのです。しかし,このことをあまり強調すると,身体に負担になるのではないか...という漠然とした考えが頭にあり,これを深く追求することをためらっていたのでした。でも,2月15日からの,「CampNo.23 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」を開催し,そこで皆さんが用具で...特に「スキーブーツ」で,どんどん変わって行く姿を拝見し,これは大変なことだ
!!!...という気持ちにさせられたのです。初心者は別として,ある程度滑れるようになったら,技術云々の前に,適正な用具を使わないと,習得できる技術の方向にも大きな差がついて来る...ということをスキー教師として再認識したのです。これまでの常識...これを打ち破る覚悟が必要だ
!!!...と思った瞬間でもあります。その後,数回の用具キャンプや,通常のキャンプでも「用具の重要性」について語らせてもらいました。そして,皆さんの滑りが変わって行くことを拝見し,また皆さんから,「スキーの滑走フィーリングそのものがこれまでの感覚と大きく違う...」ということを拝聴するにおよび,私の考え方が間違いでないことを確信するに至りました。
!(^^)!(*^^)v
そしてその結果...「硬いブーツ」&「前傾角の起きたブーツ」で滑ると,「これまでの常識的な滑り方そのものを否定しなくてはならない...」ということになってきました。ひと言で言えば“Do
Ski”から“Let
Ski”への変化...これなのですが,この意識で滑ると,「斜面に垂直に立つことは不要」...なだけでなく,「ひざを前に倒す滑り方をしなくても良い」...ということになって来たのです。明らかに,これまでの「スキーの常識」を覆すような考え方です。そしてそれが結果として“チャクライメージターン”として結実してきました。何度も話しているように,“オレンジ・ターン”から,“お習字ターン”,“Sound
of Music Turn”,そして“Float plane
turn”...と続くこれまでの諸々のイメージ,これらは結局この“チャクライメージターン”という,非常に“シンプルなイメージ”に結びついていた...ということです。つまり,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”を生かすということにおいても,この“チャクライメージ”...意味のあることなのです。
“スキー”というスポーツの特徴は...「重力を生かす」ということだと言われています。だとすれば,そこで求められる最も大事なポイントは...「落下運動を合理的に回転運動に換える」⇒「位置エネルギーを効率良くターンエネルギーに換える」ということです。人間の身体は不思議なもので,「重力に抗わず素直に従う」ことで,各人の個性を生かした万全の反応を起こしてくれます。自分でこう動かそうとか,こういうフォームで滑ろう...ということは必要無いのです。5/21の日記にも書いたように,大自然の懐に抱かれ,なすがままに任せていれば,自ずと最高の結果が得られる...ということです。ヨーガ的なイメージ,精神的イメージである“チャクライメージ”は,人間の持っている不思議な潜在能力を引き出してくれる...という点で,大きな意味とアドバンテージを持っている...そう思います。
“チャクライメージターン”...まさに“スキー”を楽しむ上で“miracle”と言って良い...そう信じています。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
Ski Top
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