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☆ March 01 2008 Saturday 雪 (白馬)
今日から三月...。でもまた「雪」に戻った白馬です。(^
^)(^I^)
今シーズン...何度も言いますが「降雪」に恵まれています。ありがたいことです。この様に雪に恵まれていると,地球温暖化などのことに思いが行かなくなってしまいますが,資源は大事に使いたいものですね!!!。感謝の気持ちを忘れずに...。
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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08シーズンも中間地点...ということで,「中間報告」の二日目です。
昨日は「イメージ」のことと「用具」のことについてお話しました。今日は“かかと支点”と“水面フラット意識”,そして“feel
in”ということについてお話したいと思います。
“かかと支点”と“水面フラット意識”...これはこれまでのレッスンやキャンプの中で,特に技術的な意味合いで,毎回欠かせない重要なポイントになっています。そして,レッスンだけでなく,この「教師日記」をお読みいただき,ご自分で試された方々からも「考えが変わった!!!」,「この方がはるかに楽!!!」...といった
e-mail
をいただいております。私も今シーズンこれをお話し,レッスンの中で皆さんの滑りが変わっていくのを拝見していると,「ことの重要さ」をつくづく感じています。一人でも多くの方が「スキートップで押していく滑り」ではなく,「トップで受ける滑り」を体験していただき,また「エッジを使い過ぎない,身体に優しい滑り方」をマスターしていただけたら,多くのシチュエーションでいかに応用が効くかご理解いただけると思います。そして,多分...“スキーの世界”が大きく変わる...そう思います。
次は“feel
in”...ということです。“フィーリングスキー”の,そして“Let
Ski”の基本的なことなのですが,「“感じ”そして“受け容れる”」という意識を持つことで,身体が本当に活き活きしてきます。そして,この“feel
in”意識で滑っておられる方に共通な独特な雰囲気が顕れて来ます。
実は次のようなことがありました。あるスキー場で私のレッスンを受けられた“Nuka”さんというシニアの女性の方が滑っておられました。その滑りを見たある方...“Saku”さん...「どうしてあんなにゆったり無理なく滑れるんだろう?」と思われ,直接“Nuka”さんに質問されたそうです。“Nuka”さんは,「実はこれこれしかじか...で,フィーリングレッスンを受けたのです...」とお答えになりました。そしてその“Saku”さんが実際に私のレッスンを受けられたのです。
その結果...言うまでもなく“Do Ski”から“Let
Ski”に見事に変わられ,“feel
in”独特の味のある滑りになられました。そのキャンプ...じつは「野麦の第二回目のキャンプ」でした。興味のある方はぜひもう一度お読みください。そして,もし「疲れてしまうスキー」から抜け切れずに悶々としておられる方が居られましたら,ぜひ“フィーリングスキーレッスン”...一度受けてみてください。【TOK】の宣伝...と思われるかもしれませんが,30数年スキー指導に携わってきた者として,絶対の自信を持って,「滑りが変わる!!!」と断言させていただきます。
この続きは...また明日...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 02 2008 Sunday 晴れ (白馬)
今朝は「青空」が天空の1/10以上を占めていて「晴れ」の白馬です。
今日の週末...本当に良い条件で“スキー”が楽しめています。昨年と比べると,大違い...そう思います。天からの恵みに感謝し,心置きなく“自然の素晴らしさ”...味わいましょう!!!。!(^^)!(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は,08シーズン...「中間報告」の三日目です。「心の持ち様が滑りを変える」...ということについてお話したいと思います。
今シーズン,私がレッスンで強く感じていることのひとつに「谷回りのでの開放感」があります。“Float
plane turn”で“take
off”し空中に飛び立つイメージを持つと,なぜか「俺は自由だ!!!」...ということを感じるのです。「大空に舞い上がる鳥」でも書いたように,普通なら,「一刻も早く角付けを変え,フォールラインを通り越して山回りに入りたい!!!...」と願う局面なのですが,ナゼか?...この部分で余裕があるのです。これは私だけでなく,多くの生徒さんからも聞かれることです。本当に「自由に大空を飛び回る“鳥”」になった気分がするのです。(*^^)v
また,ニセコで思いついたイメージ...“Motor
Boat Turn”も非常に面白い経験を味あわせてくれました。斜面移動が楽になり,ターンの一つひとつに執着せず,「連続した滑走ライン」を描くことができるようになったのです。実は,このイメージで滑りが変わられた“Tuchi”さんから,あるメーリングリストを通して次のようなコメントをいただいておりますので,ご紹介させていただきます。
『...TOK先生へのご報告を兼ねた書き込みです。2月16日(土)に、中学校時代の恩師にお付き合いして、札幌国際に行ってきました。毎年この時期に、横浜からご家族でスキーに来られます。街が吹雪だったので、ゲレンデはすいていました。おまけに30cm以上もある新雪!嬉しいですね!(^_^) 先日のニセコキャンプでTOK先生から伝授された「モーターボート・ターン」に家内が興味を示したので、ちょっと説明してやってみてもらいました。家内の感想は・・・「スキーが雪面にピッタリ張り付いている感じで、今までと全然違う。スキーがバタバタせず、とーーーっても気持ちいい。もうこれでスキーをやめてもいいと思うくらい!」だそうです!(^_^) 私もモーターボート・ターンは好きですが、家内にもとても合っていたようです。皆さんもぜひ試してみて下さい!...』
この“Motor Boat Turn”は“Float plane
turn”を経験した後で試した方が,より効果があります。“スキー”と“重心”が一体となって斜面移動することが可能になり,抵抗を受け続けることが容易になって,スキーのたわみをキープすることができるようになるのです。もちろん「かかと支点」による素晴らしい滑りも実現できますヨ
!!!。(^ ^)(^I^)
この二つの滑り...実は技術的な指摘やアドバイスはひとつも行なっておりません。ただイメージするだけです。するとスキーヤーの心の持ち様が変わって,期待もしなかった美味しい果実が味わえるのです。これは実に不思議なことす。この様に,「人間というのは,何をどの様に“心”の中で想うか?...に依って,その体験を変えてしまう!!!」...ということを物語っています。“フィーリングスキー”の奥深さというか,それによってもたらされる“不思議”を感じている【TOK】です。
......ということで,今日は「心の持ち様」で楽しみの質が変わり,味わい深さも変わる...ということをお話しいたしました。皆さんも,ぜひ“フィーリングスキー”...お試しください。!(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 03 2008 Monday 晴れ (白馬)
今日はクッキリとはしていませんが,「晴れ」の白馬です。
これから,今日から始まるキャンプのため出発します。楽しい旅の始まりです!!!。(^
^)(^I^)
では行って来まァーーーす !!! みなさんも,素敵な一日を !!!
I am sure you have a nice day !!!
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今日は,これから「キャンプNo.28 スキー+温泉+寿司or焼肉 スペシャル3日間」のため早朝出発です!!!。
さて,私たちは一体...どこに向かうのでしょうか? そしてどんな「旅」が私たちを待ち構えているのでしょうか?!?!?! 楽しみ楽しみ!!!
では,行って参りまァーーーす !!! シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ March 04 2008 Tuesday 曇り (妙高)
今日は「キャンプNo.28」で“妙高”に来ています。そこから
Up date
していますが,ここの天気は...「曇り」です。
ここの天候...今日明日と「雪」の予報となっています。さてさて,どんな「旅」が続くのでしょうか?(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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今日は,「キャンプNo.28 スキー+温泉+寿司or焼肉 スペシャル3日間」で“妙高市”に居ます。
昨日早朝白馬を出て,実は“シャルマン火打スキー場”に向かいました。今回同行したのは,“Kiwa”さんと
“47 Feeling Ski School”
の主任“Fuku”さん,そして【TOK】の3人です。実は
Coronet Peak
のスーパーバイザー“ダギー”も一緒に来る予定でしたが,急遽スキーレッスンが入り,このツアーに参加できなくなったのでした...(=_=;)。
さて,午前9時前...どんな条件が待っているか?ワクワクしながら現地に着いたのですが...。条件は最悪...。というのは,2〜3センチほどの湿った雪の上に中国からの「黄沙」が!!!。スキーが全く滑らないのです。“Fuku”さんいわく...「こりゃヒドイ...砂で滑走面が磨かれてる感じだなぁー...」という位,劣悪な状況なのでした。しかも,朝の内は視界も良かったスキー場...10時近くにはすっかり濃い霧の中に包まれてしまいました。いくら“宇宙なる神”が与えてくれた条件...とは言っても,滑っていて楽しくありません...。なので,3本ほど滑って休憩です。チョッとビールで喉を潤し,条件が変わってくれることを祈っていると...雪が降り始めました。そして,11時頃には新しい雪が2〜3センチほど積もったのです。
こうなると滑走スピードが違って来るはず...。滑り出してみると,明らかに朝の条件とは違います。そして,滑っている最中も積雪が...。少しづつ“林間”に入って滑る意欲も沸いて来ました!!!。でも重い雪で,なかなか思い通りに“スキー”させてくれません。約1時間滑ってランチタイムにしました。
昼食後,午後1時半..10センチほどの雪が新しく積もり,午前よりは良い条件で“スキー”ができました。視界は相変わらず悪いのですが,いろいろな林間に飛び込んでは滑り回りました。雪の条件と視界が良ければ,本当に楽しいスキー場だなぁー!!!...そう思った【TOK】でした。
午後3時...あまりにも重い雪で,“Fuku”さんと【TOK】は,リタイアー。さすが“Kiwa”さんはお若いだけあって,その後30分ほどノンストップ滑走を楽しまれました。で,「この様な雪ではかかと支点と“フィーリングスキー”が大事ですネ
!!!」...と仰って居られました。私も,今回の様な条件的に恵まれない所でも“水面フラット意識”が効果があることを実感していました。
さてその後の帰り道...スキー場近くの温泉...「権現荘」で“湯ったりした時間”を過ごしました。ホントにいいですネ!!!...“スキー”の後の温泉!!!。
その後,宿泊先のホテルに向かいました。場所は前回...同じ様なツアーで使った,新井サービスエリア近くにある某ホテル。午後5時半にここに着き,チェックイン終了後,早速楽しみにしていた近くの焼肉店へ!!!。この店は“Hakuba
47”の社長がお気に入りの店で,なかなか美味しいのです。食べました!!!,そして呑みました!!!...満足まんぞく!!!。午後9時半ホテルに戻り,きゅうバタン...zzzzzzzzzzzzzzzzzzz...の三人でした!!!。
さて,今日は二日目...どの様な“旅”が待っているのでしょうか? 楽しみです!!!
では行って参りまァーーーす !!! (^ ^)(^I^)
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☆ March 05 2008 Wednesday 雪 (妙高)
今日も“妙高市”からの
Up date です。
今日は「雪」の上越です。今日一日はこの降雪...続くようです。
スキー・湯・食・飲の旅...昨日も食べ過ぎ気味です...(=_=;)。 今日は三日目...。さて,今日はどこに行くのでしょうか?(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は...「キャンプNo.28 スキー+温泉+寿司or焼肉 スペシャル3日間」の二日目...訪れた場所は...「赤倉観光リゾートスキー場」でした。ここのスキー場はもう20年ほど前に一度「赤倉温泉スキー場」から来たことがあります。私の友人が「赤倉ヨーデルスキースクール」で教師をしていて,その招きで来た時でした。以前は「京王リフト」...という名称のリフトが掛かっていて,そのリフトを利用して“林間滑走”をしたのを覚えています。胸くらいある深雪を楽しんだ経験があり,それを思い出しての訪問でした。
昨日の条件はその時に比べれば,天気がガスの中...そして雪の質も違う...という条件でしたが,結構ツリーランが楽しめました。想像以上に...と言って良いと思います。もし雪の条件が良ければ,昼間のツリーランはニセコ以上かもしれません。(^
^)(^I^)
写真はリフトでご一緒した“Yourou”さんと一緒に撮ったものです。スキー場のホテル施設でアルバイトをしながら二級合格を目指してトレーニング中...ということでした。ホンの数分の短い会話しかできませんでしたが,こういう若い素敵な女性の方が“スキー”に興味を示されていることに,ある種の喜びを感じました。祈・合格!!!です。!(^^)!(*^^)v
さて,午前中は,楽しめそうな所を探しながら,9時半から12時まで,スキー場のほとんどを滑りました。その後ランチタイム...。ビールと,ここの名物と言う「地鶏焼肉丼」...昨日アレだけ焼肉いただいたのに,また「肉」...でした。(=_=;)
午後は,イチバン楽しそうな斜面...「ホテル第5高速フード」リフトを使っての滑走となりました。結構林間も楽しく,ここで私は,かかと支点の“Float
plane turn”や“Motor Boat
Turn”を試してみました。やはり効果...あります。(^
^)(^I^) “Kiwa”さんや“Fuku”さんは,コブ斜面に何度も挑戦されていました。お二人は午後も1時チョッと過ぎから3時半まで...ビッシリ滑られました!!! 素ッ晴らしい
!!! 私はコブは程ほどに...そして,皆さんより早めにカフェで休憩を取らせていただきました。
さて,“スキー”の後は「赤倉温泉」で疲れを取り,ホテルへ...。
その後6時半頃から夜のお楽しみ「キトキト寿司」タイムでした!!!。みなさん,日本海の美味しいお魚をおなか一杯いただいたのでした!!! まんぞく満足!!!
さて,今日は最終日です。どこに行くのでしょうか? 楽しみです!!!
では行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 06 2008 Thursday 晴れ (白馬)
今日の白馬...かろうじて...「晴れ」です。 昨日は結局「志賀高原」でした!!!。おかげさまで,この「スキー・湯・食・飲の贅沢ツアー」も無事終了!!! スキー仲間とのスキー旅行の楽しさ...精一杯味わえました!!! “宇宙なる神”に感謝です!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は...「キャンプNo.28 スキー+温泉+寿司or焼肉 スペシャル3日間」の最終日でした。
さて,昨日はどこに行ったのでしょうか?行ったのは......「志賀高原」でした!!!。(^
^)(^I^)
天気予報では...どこに行っても「雪」マーク...。ついに「晴天」に見放された今回のツアーかな?...と少々落ち込んでのホテル出発でした。でも...案に相違して,志賀は晴れていました!!!。もちろん快晴!!!...というわけには行きませんでしたが,午前中は予想しない晴天の中,志賀高原の「焼額山エリア」を堪能できました。車を「ジャイアント」の下にとめ,西館⇒高天ヶ原⇒一の瀬経由で焼額山へ...。すると,雲が取れ始め,晴天が顔を出してくれ始めたのです。やっぱり晴天の中の“スキー”...これは素ッ晴らしい
!!!(^ ^)(^I^) その模様は...三日間の記録ビデオ映像でどうぞ!!!
じっくり奥志賀のレストランでランチを楽しみ,午後は,霧が出始めたので,一の瀬⇒高天ヶ原⇒発哺...と帰ってきたのでありました。
そして午後3時半...志賀高原を後に「白馬」に向かったのでありました...。
...ということで,今回のツアー...初日は最も難しい雪+ガス,そして二日目はガス...ついに三日目は晴天!!!...といった,いろいろな条件が次第に良くなる環境の中で,“スキー”+“食”+“飲”を楽しんだのでありました!!! 満足,満腹!!!...チャンチャン!!! ハッハハハ...(^ー^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 07 2008 Friday 雪 (白馬)
今日...また「雪」に戻った白馬です。
天気予報によると,この雪も今日昼頃には止むようです。
それにしても,今シーズンは「雪の多い白馬エリア」です。スキー・湯・食・飲ツアーで,上越と志賀に行って来ましたが,あちらのエリアに比べ,白馬エリア...多くの雪に恵まれている...そう思いました。
今週末は良い天気に恵まれそうです。おおいに“スキー”...楽しんでください!!!
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,一日オ・ヤ・ス・ミ…の日でした。
...とうことで,今日は昨日までの「スキー・湯・食・飲の贅沢ツアー」で感じたことをお話したいと思います。
三日間それぞれ全く異なったシチュエーションでスキーができました。その中でも初日の「シャルマン火打」は黄砂と湿雪,それにガスの中...という最も難しい状況下でのスキーになりました。ゲレンデコースの整備されている斜面は,それなりに滑ることはできましたが,ツリーランや不整地斜面に行くと,思ったように滑らせてくれません。でもそこには,「何とかしていつもの快適スキーをしようとしている自分」が居て,「思いどおりにいかない自分を少々情けなく思う私」が居ました。でも,この様に考えてしまうと,「与えられたシチュエーションを与えたなりに楽しむ...」という姿勢が無くなり,フラストレーションに陥ってしまいます。私がレッスンでよくお話しする例え話...「コーヒーの“モカ”を楽しむ時は“モカ”の味を...そして“キリマンジャロ”を楽しむ時は“キリマンジャロ”の味を...」ということをしていない自分自身が居たことになります。条件や状況が違うのですから,違うことを違うように味わうことが大事...なのにです。
有名がWCレーサー...インゲマル・ステンマルクは,毎日滑る前に思い,そして自分に語りかけたそうです。「今日のこの雪は,私が経験する初めての雪だ!!! だから新しい体験が...そして,これまで感じたことの無い新しい滑走フィーリングが待っている!!!」と...。この様な姿勢で雪の上に立てば,いつも「新しい体験」を感じ取ろうとする素直な気持ちで“スキー”ができることになります。「うまく滑れた,滑れなかった...」という視点での滑りではなく,「新しくいシチュエーションなのだから,違う場面に居て違うことを経験できる...」という喜びの姿勢での“スキー”ができる,ということです。そうすれば,逆にそのことに感謝できる...ということにさえなります。
二日目は初日より,三日目は二日目より恵まれたシチュエーションで“スキー”が楽しめましたが,このことを頭に入れていたせいか,自分では自分なりに楽しくスキーができました。そして,そこには他人の目を気にしない自分が居たのです。
さて,きょうから新しいキャンプの開始です。しっかり楽しみ,価値あるレッスンができるよう最善を尽くしたい...そう思います。
では行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 08 2008 Saturday 晴れ (白馬)
今日の週末土曜日...「晴れ」のスキー日和になった白馬です。(^
^)(^I^)
例年,この時期ですと,もう雪質は「ザラメ」のことが多いのですが,今年はまだサラサラの粉雪が楽しめています。今シーズンは本当に素晴らしいシーズンになりました。こう良い条件に恵まれますと,感謝する気持ちが薄くなりがちです。...でも,忘れないようにしまよう...感謝の心...(^
^)
みなさんも,素敵な週末を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日から,「キャンプNo.29 ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」が始まりました。このキャンプ...“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”の大事な要素の内,用具の重要性に気付いていただくことが目的です。私は個人的には普通の私のレッスンキャンプより大事なキャンプだと思っていますが,残念ながら今回の参加者は一名様...“Kato”さんだけ...。でも,このことの重要性を思い,催行最少人数に達していませんでしたが,開催することにしました。(^
^)(^I^)
今回は身内に急な不幸があり, “Feeling Ski School”
instructorの“Kaba”君の協力を得ながらの開催です。【TOK】は初日,二日目の担当,三日目は“Kaba”君の担当...ということになりました。
さて,初日の昨日は先ず“Kato”さんの滑りを拝見しながら,Before映像に収めることから始めました。滑りを拝見すると...“Do
Ski”的要素が多く,スキーの性能を生かし切れる滑りではありません。そこで先ず“オレンジ・ターン”でスキーの前後差を生かした,“Let
Ski”の基本を学んでいただくことから始めました。午前中はオレンジジュースをイメージしたターンまで...。午後からは“じょうごハート”の基本まで進むことができました。(*^^)v
ここまで来れば,スキーの性能を見分ける準備ができます。...というより,スキーの性能の違いによって,位置エネルギーをターンエネルギーに換え安い用具と,そうでない用具の見分けがつく様になるのです。つまり,「効率良いエネルギー変換ができる用具が見分けられる...」ということです。
そこで,先ず“Kato”さんがいつも使っているスキー板と,私が“フィーリングスキー”でお勧めしている「K2:バーニーイン」を履き比べてもらいました。「バーニーの方が重く感じますが安定性がある...」という評価でした。つまり,これまでは「スキー板そのものを動かす方法」をされていたため,操作性が良い軽めの板がやりやすかったのです。でも,雪の抵抗を受け,その力でターンするには雪面ホールド力があり,雪面抵抗を効率良く受け止められる板が大事になります。板が重く感じる分,板そのものを操作する傾向が無くなり,“Let
Ski”要素の滑りの意味が理解できるようになるのです。
次は,ブーツの見直しです。フロントスポイラーを装着し,バックルもしっかり締めて滑っていただきました。すると...これまで不安定だったスキー板の動きが収まり始めたのです!!!。初めは「靴を締めると...足が痛くて...」と仰って居られましたが,なんのなんの...1時間以上滑っても,「足が痛くなりません...」と仰るほどに...。そして,それまではスキーにどことなく不安そうに乗っておられたのが変わり始め,安心して乗って居られる様になりました!!!。
“フィーリングスキー”の基本をお伝えし,用具をそれ様にセットするだけで,これほど滑りが違ってしまいます!!!。初日...一緒に付き合ってくれた“Koba”君もその変化ぶりにビックリ!!!...でした。
さて,今日は二日目,スキーブーツの前傾角やソフトさの程度を変えながら,彼女の滑りがどの様に変わるか...拝見したいと思います。楽しみです!!! (^
^)(^I^)
では行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 09 2008 Sunday 快晴 (白馬)
今日の日曜日...「快晴」白馬です。(^
^)(^I^)
三月だと言うのにまだ雪は真っ白!!! まるでシーズン最盛期のスキー場のようです。今日は日曜日...みなさん本当に恵まれた条件で“スキー”ができます。何回も言いますが...本当に“宇宙なる神”に感謝です!!! シーハイル !!! Schi heil !!!
みなさんも,素敵な週末を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「キャンプNo.29
ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」の二日目でした。
昨日は主に「スキーブーツの前傾角」と滑りがどう関係しているか?...ということを探りながらのレッスンとなりました。
先ず,前傾角を調整せずにこれまでのままで,“Sound
of Music
Turn”の練習をしました。これにより,かかと支点でスキーのトップがターン内側に入り込んで来る滑りができる様になるからです。“Kato”さんは非常に素直な方で感性も鋭く,滑る度にスキーのトップがインサイドに入り込んで来る様になりました。ここまで来れば,いよいよ前傾角を変化させ,それがどう抵抗の受け容れやすさと関係があるのか?...ということを試すことができます。
...ということで,ブーツのつま先側に約5mmほどのパットを入れてみました。前回のスキー用具を考えるキャンプ...「用具の得失を味わう」でもお話したように,この様にすることで,スキー板に対する脛の角度が変わります。ですから,全体とすれば前傾角を起こした状態でのスキー滑走を経験してもらうことができるのです。ところが,これで二回ばかり滑っていただきましたが,あまり違いの感じが判らない...ということでした。そこで,さらに5mmほどのパットを加え,約1cmほど上げてみました。そしたら...違いがお判りになられました!!!。(*^^)v そして,“Sound
of Music
Turn”の音が聞きやすくなった...ということでした。滑りにもテールでの捉え感が伺える滑りになりました。腰の下から足が離れなくなり,より一層スキートップがターン内側に入り込むようになったのです!!!。(^
^)(^I^) 素ッ晴らしい !!!
午後からは,少々欲張りすぎかな?...と思ったのですが,“Float
plane
turn”を試してみることにしました。そしたら,これも滑る度に良い感じになってきました!!!。フロントスポイラーをいれてブーツを硬くし,スキー板も少し長めでややトーションのある板...「K2:バーニーイン」に変え,前傾角を起こし気味にしたことが,この“Float
plane
turn”イメージとマッチし,これまで見せたことの無かったスキーイングを可能にしてくれたのです!!!。
“Kato”さんも,「ブーツのホールド感がしっくりし,スキーが安定して来ました!!! 長い距離も休まずに滑れます!!!」...と仰って居られました。良かった良かった!!! 素ッ晴らしい
!!!
さて,今日は本当は三日目なのですが,身内の葬儀があり,急遽“Koba”君にピンチヒッターを頼みました。今日はどんな展開が彼女を待っているのでしょうか?“Koba”君の報告を聞くのが楽しみですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 10 2008 Monday 雪 (白馬)
今日は...「湿雪」が降っている白馬です。
これから昼頃には一時「雨」になり,夕方はまた雪に変わるようです。そして明日は「晴れ」予報が出ています。(^
^)(^I^)
もう三月も中旬に入りましたから,これが普通なのですが...。でも,与えられた条件で“スキー”を楽しむ...これが何よりも大事ですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「キャンプNo.29
ブーツの性能とスキーを考えるスペシャルキャンプ」の三日目でしたが,身内の葬儀があり,急遽“Koba”君にピンチヒッターを頼みました。そして彼から次の様な報告をいただきましたので紹介いたします。
『 AM : 先ず若栗ゲレンデで二日間の復習を...。ブーツのセットは“Kato”さんご自身で確認していただき,私は雪から受ける圧,方向,お返しする圧の方向と,ターンが始まるときの“支点”について再度説明させていただきました。そして,この二日間で最も自分に合ったイメージを思い出していただき,様々な斜面,ターン円弧の大きさにチャレンジしてみました。金曜日の“Kato”さんとは別人の様な滑りに驚きを感じました。そして,白馬乗鞍の「スカイビューゲレンデ」にチャレンジすることを提案しました。「いきなりは難しい...」と言うことでしたので,里見ゲレンデに移動し,大回りを何本か練習。
PM : 早めのランチを済ませ,本日のメインイベント...「スカイビューゲレンデ」にチャレンジしたのでした!!!。気温が上がったため,粗踏み,ザラメ状態の,いかにも春...といった重い雪で,難しいシチュエーションでしたが,本当に安定した大回りを見せていただきました!!!。“Kato”さんにお聞きしたところ,「以前ここに友達と滑りに来た時には,滑るのをあきらめた斜面でした...」ということでした。ご本人はドキドキしながらの滑りだったようですが,なんのなんの...下から拝見させていただいた限りでは,大回りの谷回り部分が大きく,わたし自身が羨ましくさえ思ったほどでした。
その後,若栗ゲレンデに戻り,このキャンプで学んだことを頭で整理していただくために,ゆっくり圧を受けて,ゆっくり返すことを復習しました。最後にBefore映像を撮影した斜面で,大回りと小回りの練習をしました。今日一日...朝は雪の表面が硬いアイスバーン,そして昼は雪が緩んでザラメ...その様な状況の中,しっかりそれぞれの雪質に対応した滑りを見せてくれました。
初日...上体からターン始動が始まっていた彼女の滑りが,最終日には足元からターンが始まり,上体の不安定さが影を潜めました。この変化にはビックリ(*_*)でした!!!。
“Kato”さんへのアドバイスをまとめると...
*雪から受ける圧の方向,返す方向は「地球の中心」に...
*スキーの特性を生かすため,「かかと支点」を意識する...
*思いザラメのような雪でも,スキーの移動を止めない...
ということになります。“フィーリングスキー”ではよく言われることですが,それだけ重要なこと...と言うことです。
“Kato”さんから何度か聞かれた言葉...「疲れない...」という言葉が印象的でした。
ありがとうございました!!! 』
“Kato”さんが,「スカイビューゲレンデ」を3回も滑られたとの報告を聞いて,私も(*_*)です!!! 素ッ晴らしい
!!! “Kato”さん,良かったですネ !!!。(^ ^)(^I^)
そして“Koba”ちゃん...急なピンチヒッター...ありがとうございました!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 11 2008 Tuesday 晴れ (白馬)
今日は...「晴れ」の白馬です。(^
^)(^I^)
写真でお判りのように,三月も中旬ですが,まだ真っ白!!!。冬のシーズン真っ最中!!!...といった感じの景色が広がっています。
この分だと,今シーズンは問題なく5月連休まで“スキー”が楽しめますネ
!!!。!(^^)!(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日から,「キャンプNo.30 シニアのポールとオフピステ3日間
in 白馬乗鞍」が始まりました。このキャンプの目的は,シニアの方や比較的体力に恵まれない女性の方もオフピステを楽しみ,ゲート体験(ポール)もしてみよう...というものです。今回は6名の方のご参加を得ての開催です。
さて,今回のキャンプ...初めて“フィーリングスキー”を体験される方も居られましたので,初日の昨日は先ずBefore映像の撮影後...“オレンジ・ターン”から始めることにしました。これまでスキースクールなどでレッスンを受けられた多くの方は,そのほとんどが“Do
Ski”的要素のスキーを学ばれています。これはこれで良いのですが,生涯スポーツとしての“スキー”を考えると,チョッと考えざるを得ません。“Let
Ski”的な感覚のスキーを体験していただくことで,“スキー”の世界がもっともっと広がると思っています。その基本となるのが「感じる」=“feel”ということなのですが,その導入のためには“オレンジ・ターン”が最適なのです。
...ということで午前中はこの“オレンジ・ターン”を練習しました。オレンジのつぶれ具合をイメージしたり,それを左右の足裏にバトンタッチしたり...。そして午前の最後は“じょうごハート”まで行ないました。
午後は,この“じょうごハート”をより洗練させ,地球とスキーヤーとのエネルギーのやり取りイメージに磨きをかけることにしました。これは雪面コンタクトを常に意識し,その圧がどの様に生まれているか?...を確認するのに大切な作業なのです。“Let
Ski”に慣れていない方にとって,初めは迷うところなのですが,次第にこの感じが解って来られます。今回初体験の“Tani”さんご夫妻も次第にこの感覚に慣れられました。(^
^)(^I^)
さて,今日は二日目...天候にも恵まれましたので,昨日の続きを行なうつもりです。どの様な展開になるのでしょうか? 楽しみです。では行って参りまァーーーす
!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 12 2008 Wednesday 晴れ (白馬)
今日は朝早くは濃い霧に包まれていたはくばでしたが,時頃からその霧も取れ始め,「晴れ」の良い天気になりました!!!。(^
^)(^I^)
昨日は気温が上がり,中国からの黄砂も訪れて,白い雪が少し茶色に...。(=_=;)
季節は三月...これが当然なのですが,今年は雪の量が多いので,まだまだ“スキー”...楽しめます。
シーハイル !!! Schi heil !!!!(^^)!(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「キャンプNo.30 シニアのポールとオフピステ3日間
in 白馬乗鞍」の二日目でした。
今回はこれまで何度もご参加いただいた皆さん...“Tom”さん,“Kim”さん,“Kara”さん,“Ishi”さん4名と,初めてご参加の“Tani”さん,“Micchan”...合計6名の方々とご一緒に“スキー”を楽しんでいます。お二人には“フィーリングスキー”...初めての体験ですので,4名の方には,モデルとして演技してもらいながら,馴染みのイメージをもう一度復習していただいています。これも結構良い練習になっていると思います。(^
^)
さて,昨日のレッスンは“Sound of Music
Turn”から始めました。今回は皆さんのスキー板に“♪♪”マークのシールを貼り,音源をしっかり意識しながらの“Sound
of Music
Turn”でした。これが功を奏したかどうかは分かりませんが,音に素直に反応していただけました。そして,約1時間半の練習後,湿り気の多い悪雪や急斜面にトライしましたが,皆さん自然な脚の伸縮が行なわれ,“Let
Ski”的運動が顕れて,安心して見ていられるようになりました
!!!。(^-^)
その後,次のイメージ“Float plane
turn”の練習です。午前中はランディングの練習だけで終わりましたが,午後はゲートを使ってこの続きを行ないました。このゲートを使った練習...私の想像以上の効果がありました。ゲートのすぐ下に“Air
port”をイメージすることで,その場所に素直に身体が移動して行きます。そして“take
off”も自然に行なえるのです。特に“Tom”さんと“Kim”さんの滑りが急速に変わり始めました!!!。素ッ晴らしい
!!! !(^^)!(*^^)v
欲張った【TOK】は,“Motor Boat
Turn”もこのゲートトレーニングで行なってみることにしました。すると...他の四人の滑りにも大きな変化が!!!。重心移動が見事に行なわれるようになり,「ハイ,これがターンでございますヨ」...といったお嬢さん的な滑りとの完全な決別が行なわれたのです!!!。これには【TOK】も唖然!!!。ゲートを外してそのラインを滑ってもらいましたが,それまでのいかにもスキーレッスン...といった滑りとは異質の滑りが出現したのでした!!!。「斜面移動をどれだけ積極的に行なおうとするか?」がいかに大切か!!!...ということをまざまざと知らされたのでした。
さて,今日は三日目...最終日です。どんな展開が待っているでしょうか? 楽しみ楽しみ!!!
では行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
お知らせ!!!
連続数日のキャンプレッスンに参加できないので,プライベートレッスンの可能日を増やして欲しい...という
e-mail をいただいております。ありがとうございます
!!! (^I^)
そこで,この20日から,大幅にレッスン可能日を増やさせていただきました。詳しくは...「プライベートレッスン」でご覧いただき,受講希望の方はこちらからお申し込みください。
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☆ March 13 2008 Thursday 晴れ (白馬)
今日も「晴れ」...なのですが,クッキリした晴天ではありません。...多分「黄砂」のせいだと思います。
ここ数日の黄砂の影響で,雪が次第に茶褐色になり始めました...。(=_=;) でもまだまだ“スキー”...楽しめますヨ
!!!。
シーハイル !!! Schi heil !!!!(^^)!(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
-------------☆★☆-----------
昨日は,「キャンプNo.30 シニアのポールとオフピステ3日間
in
白馬乗鞍」の三日目...最終日でした。少し黄砂がありましたが,幸い晴天に恵まれキャンプ最後の仕上げがうまく行なえました。(^
^)(^I^)
レッスンは「水の流れに浮いて,モーターボートが行く...」というイメージの滑りから始めました。これは,大きく蛇行する大河の流れをイメージし,その上を“Motor Boat”上に乗って移動して行く様を思い浮かべる...というものです。このイメージトレーニングを行なうことで,「自分がどの様な円弧を斜面上に描いて行こうとしているか?」...という滑走軌跡をあらかじめ想定できるようになります。その結果,ライン取りがうまくいくようになり,雪の抵抗を受け続けることが可能になります。そして,オーバーエッジユースが無くなり,スキーを止める運動も消えて行くのです。
慣れて来たら,少し川幅が狭くなり,しかも流れも速くなるイメージに少しづつ変えて行きます。すると,滑走スピードが次第に速くなり,よりスピーディなスキーイングができるようになります。この,モーターボートで川の流れの上を移動するイメージ...結構効きました!!!。(^
^)(^I^)。
ところが...①と③ではモーターボートの真ん中に乗って居られるのですが,(a)〜②〜(b)になると角付けのクセが時々顔をもたげてしまいます。今回も①と③で“水面フラット意識”を持つことを,口うるさくお話して来ましたので,この部分での“水面イメージ”はかなり意識できるようになられました。でも,(a)〜②〜(b)にかけては,“ボートのへり”に乗り始めてしまい,軸が内側に寝やすくなる傾向が...。そこでこの部分でも極力モーターボートの“へり”に乗らずに真ん中に乗り続けるイメージを持ってもらいました。
ランチの後,どれ位このイメージが悪雪で有効か?...を経験してもらうために,里見ゲレンデをメインとして,悪雪コースを体験していただきました。すると...みなさん,パーフェクト...とまではいきませんでしたが,かなり安定した滑りを見せてくれるようになりました。!(^^)!(*^^)v そして,「常に“水面フラット意識”...」このことの重要性を再確認した【TOK】でした。
三日間,今回もキャンプのテーマに沿った良い条件に恵まれました。これまで“フィーリングスキー”を体験されていた“Tom”さん,“Kim”さん,“Kara”さん,“Ishi”さん4名,本当にその滑りに磨きが掛かりました!!!。そして,初めてご参加の“Tani”さんと“Micchan”さんも,“フィーリングスキー”を体験され,楽なスキーイングに変わられました!!!。
今回のキャンプ...レッスンを通して,「雪や地球の引力を感じ,それを自分なりに慈しむ様に楽しむ」...というようなことも話させていただきました。この様な意識を持ち,自分の身体の能力を信じて雪や自然と対峙すると,他人とは違う自分なりの滑り方が顕れて来るのだ...ということを感じ取っていただけたと思います。すると,ただ単に“スキー”を楽しんでいる...というだけでなく,そこに,その場所に自分が居ることの幸せみたいなことまで感じることができます。スポーツとしてのスキー...だけでない,心の安らぎを得られるスポーツとしての“スキー”が楽しめるのです。「癒しのスキー」...とでも言えるでしょうか?(*^^)v うまく滑ることだけが“スキー”ではありません。その時々のシチュエーションに合った諸々を,身体で,肌で感じる面白さや楽しみがあるのです。このことに気付いていただけましたら本当に嬉しいことです。(^
^)(^I^)
また機会がありましたらご一緒しましょう!!! どうもありがとうございました!!! (^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 14 2008 Friday 曇り (白馬)
今日...今,AM7:30は早朝降っていた雨が上がり,「曇り」状態の白馬です。天気予報では,これで一旦雨が上がり,夕方また雨になって,それが夜は雪になるとの予報が出ています。
三月も中旬...ですから,無理からぬことです。与えられた情況を与えられたように楽しむ...。この気持ちで“スキー”...楽しんで来ます!!! (^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!!(^^)!(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日はオ・ヤ・ス・ミ…の一日でした。
溜まっていた事務仕事に一日終われましたが,その合間あいまに“ゆとりの時間”を楽しみました。
最近思っていることがあります。それは「スキーの楽しみ方の“質”」ということについてです。自分自身がフリースキーをしている時も,またレッスンでも,次の様なことを思うようになりました。それは...“ゆとり”あるスキーイングということです。
私はスキーinstructorですから,少しでもお役に立てる情報をお伝えし,皆さんの技術が向上して,いろいろな状況下でスキーを楽しむことができるようにするのが私の務めです。ですから,「一刻も早くはやく...」という気持ちが焦るように出てきてしまうのです。でも,よくよく考えれば,「種をまいて直ぐ収穫ができるわけは無い...」のです。生徒さんのこれまでの経験も異なっていますから,みな同じ様に進展があるわけではありません。人に依っては早い人も居ますが,そうでない人も居られるのです。
私自身,「性格的に,少々焦り屋...」という性格を持っています。じっくり時間を掛けて...ということが苦手なのです。でもその性格は変えるべきだと,この歳になって思っています。そして,次の様なことを,この頃思うようになりました...。
*置かれているレッスン環境そのものを楽しむ...という“ゆとり”を持つ...
*いろいろな自然条件の違いを味わっていただく...という“ゆとり”を持つ...
*上達や進歩,進展そのものをじっくり味わっていただく...という“ゆとり”を持つ...
*一回いっかい毎のスキーイングそのものを楽しんでいただく...という“ゆとり”を持つ...
ということです。“スキー”でもスローライフ...ということでしょうか... ハッハハハ...(^ー^)
「焦ったり,無理やりしようとしたりしない...」,「何ごともじっくり時間を掛けてこなして行く...」,「決して必死にならず,楽しむ気持ちを忘れない...」このことを,いろいろと学ばせていただいている【TOK】です。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 15 2008 Saturday 晴れ (白馬)
今日...朝8時頃まですっかり濃い霧に包まれていた白馬ですが,そのガスも取れ始め,ご覧のような天候に!!! 今日は「晴れ」,もしくは「快晴」の白馬です!!!。
この週末...天候的には良い条件になるとの予報が出ています。心置きなく“スキー”...楽しみましょう!!! エェーーイ!!! (^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!!(^^)!(*^^)v
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日から,「No.31大回り特訓3日間 in 白馬乗鞍」が始まりました。このキャンプのテーマは「大回りで整地だけでなく新雪や悪雪そしてゲートも滑っちゃおう !!!」...というものです。
今回のこのキャンプ...4名の方が参加してくれました。“Tori”さんはお仕事の都合で二日目からのご参加です。他の三人...“Ara”さん,“Mizo”さん,“Sato”さんは小雨が降る中でしたが,初日から元気に滑っていただきました。(*^^)v 春先の雪...しかも小雨の中でしたから雪の表面はザクザクしていて,自分から押し出すと足元が崩れてしまいます。こういう時こそ「圧の吸収」を意識した滑りが求められます。まさにテーマに合致した条件が与えられた...そう言って良いと思います。
三人ともかなりスキー経験が豊かな方々です。そこで,レッスンはBefore映像撮影の後,「スキーのたわみ」を意識した“カービングターン大回り”の練習を,“Sound
of Music
Turn”で始めることにしました。“Sato”さんにとって“フィーリングスキー”...初めての体験ですので,このイメージが最も入りやすいと思い,この練習から行なったのですが,このイメージをお伝えしながら皆さんの滑りを拝見していると,「皆さん自身のパワーとスキー用具のパワーの不一致」...という現象が見られるようになりました。
具体的には...“Ara”さんと“Sato”さんは,スキーのフレックスとトーションのバランスが,お体のパワーに合っていないのです。どことなく,恐るおそる滑っています。「自分の身体を安心してスキーにあずけられない..」.という感じです。そこで,このお二人には持参していた,少しパワーあるスキーを使用していただきました。
また,“Mizo”さん...彼はブーツの前傾角が深過ぎ,そのためかかと支点が行ないにくくなっていたのです。そこで,例の方法...「ブーツのつま先側にパットを入れる」という処方をさせていただきました。多分...ひざの位置が3センチから5センチは後方に下がった感じです。
「用具と身体のマッチング」を済まされた皆さんの滑り...どうなったか?は,もう言うまでもありません。見事な“Sound
of Music
Turn”を見せてくれました。そして「雪の抵抗を受け容れて滑る」...ということはどういうことか?...ということを感じ取っていただけたのでした。技術的な進展と用具のマッチング...このことの重要性を,またまた感じた【TOK】デシタ!!! (*_*)
午後からは,“Float plane turn”と“Motor Boat
Turn”でした。
でも...二日目から“Tori”さんも参加されるので...そして昨日の「教師日記」のように“ゆとり”を持つ...という意味からも,あまり進展を早くし過ぎないよう気をつけた【TOK】でした!!!
今日は二日目...全員の方が揃われます。...ということで今日はどんな展開になるのでしょうか? 楽しみたのしみ!!! では行って参りまァーーーす
!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 16 2008 Sunday 晴れ (白馬)
今朝は,7:30...今のところクッキリとしてはいませんが,「晴れ」の白馬です。
天気予報では,今日日中一杯,この晴天が続くとのことです。夜に入って一時雲が広がるようですが,その雲も明日朝には取れ,また晴天に...。
スキー場は三月らしい雪質に変わって来ましたが,これはこれなりに楽しい!!!...そう思いながら“スキー”...楽しんでいます。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.31大回り特訓3日間 in
白馬乗鞍」の二日目でした。“Tori”さんも加わり4名でのレッスンとなりました。
初めは昨日の復習から...始めましたが,“Tori”さんは結構感性が鋭く,“Sound
of Music
Turn”は,私がお話しすることを次々にクリアされました。そこで“Float
plane turn”のレッスンを飛ばして,いきなり“Motor Boat
Turn”をすることにしました。舳先(船首,bow)が,右の図のように水面に潜らない様にしながら,大河を下流に向かって進んで行く...というイメージです。最初は,「ボートが河の水の流れより幾分速く進むイメージ」を持ちます。そして,基本的なこのイメージの滑りを終えてから,少し急斜面に行き,急流を進んで行くイメージで“Motor
Boat
Turn”を行なってもらいました。このどちらの場合も,船首は絶対に水面下に入らないで進むイメージが大切です。そうすることによって“水面フラット意識”と同じ様な効果が得られます。
二,三回この基本練習をした後,悪雪斜面にトライしました。すると,(a)〜②〜(b)にかけてどうしてもスキーを回してしまいたい!!!...という欲求に駆られ,身体を前に移動しながら軸を内側に倒してしまう...という現象が現れてしまいました。整地斜面ではうまくいくのですが,悪雪湿雪だと「早く回りたい病」が頭をもたげるのです...。つまり,②の場所で水面に真っ直ぐ立てなくなり,しかもエッジが立ち過ぎてしまうということです。(=_=;) (b)〜③にかけて,スキーが身体の中に入り込んで来て,縦のエネルギーとネジレエネルギーは蓄積されているのですが,その開放の仕方に難があったのです。この解決方法は二つあります。ひとつは,「②の位置で“水面フラット意識”の直滑降に入るイメージ」を持つことです。もうひとつは,「①〜(a)にかけて,“先落とされイメージ”」を持つことです。
午前のレッスンの最後は,この内の“先落とされイメージ”の練習を行ないました。③の部分で“水面フラット意識”を持っていますが,斜面に対してはエッジングがされています。このエッジングが,①〜(a)にかけて前方に進みながら徐々に外れていくイメージを持つのです。③の部分で貯められていたネジレエネルギーが開放して行くので,次のターンの山側スキーの先端が次のターンインサイド方向に,エッジが緩まりながらズレ落ちて行くのです。テールは前方に進み続けます。このイメージの滑り方は特に悪雪で有効です。みなさん...まだ洗練されるところまではいきませんでしたが,その基本を学んでいただいたのでした。
午後は,もうひとつの方法...「②の位置に“水面フラット意識”を持ちながら直滑降に入るイメージ」の練習を「ゲート」を使って行ないました。②の部分にゲートをセットし,その場所に直滑降で入って行く...という意識を持つ,ゲートトレーニングです。このトレーニングを約1時間半行ないました。
以上二つのトレーニングで皆さん,だいぶスキーの滑走ラインと重心の移動ラインを離さないで滑る...という滑り方を身に付けていただきました。そこで,少し難度が高かったのですが「スカイビューゲレンデ」に挑戦することにしました。昨日のこの斜面...前日までクローズでしたから,新雪が積もっていたのですが,それが気温上昇のため緩み,ザクザク,ズブズブ,ボコボコ...といった状態なのでした。これを大回りで滑る...という超難題でしたが,果敢に挑戦です。でも,みなさん...期待を裏切らない良い滑りを見せてくれました!!!。わたし自身,②での「直滑降水面フラット意識」の有効さを改めて感じたのでした!!!。
さて,今日は三日目...何が飛び出すのでありましょうか? たのしみ楽しみ!!!
では,行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 17 2008 Monday 晴れ (白馬)
今日は「晴れ」の白馬です。
この土日の晴天でかなり雪が溶けました。【TOK】の自宅のベランダの雪もすっかり溶け,バーベキューができる状態に...。(^
^)(^I^)
今日から野麦キャンプのため白馬を留守にします。明日からは野麦からの
Up date です。(^ ^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.31大回り特訓3日間 in
白馬乗鞍」の三日目...最終日でした。
一昨日のレッスンで,“先落とされイメージ”の練習を行ないながら,テール部分は直進するイメージが必要...ということを思っていました。そしてそのことを日記に書きながら,これって実は...「舵を取る」ということなのでは?...と思ったのです。そして,これまでは述べて来なかったモーターボートの“舵=Rudder”をイメージしたらどうなるんだろう?...と思い付き,昨日朝一番,自分でフリー滑走しながらこのことを試してみたのです。「かかとから後部のたわみ部分を船の“舵”に見立てて滑ってみよう...」というものです。実際の船の舵はそんなに長くありませんが,意識としてかかとがエンジンで,その直ぐ後ろに舵が付いていることをイメージしてみよう...ということです。そしたら...効きました!!!。滑走ラインが一段と無理なく,円く描けるのです。(*^^)v
午前のレッスンでは早速この“舵取りイメージ”を試してみることにしました。そしてら,みなさんこのイメージ...結構気に入っていただけました!!!。特にこれまで内倒しがちで,しかも懐が深くできなかった“Sato”さん...このどちらも解決し始めたのです。かかと支点が強調されることで,懐の深さが増しました。また,ボートを傾けると舵がうまく切れない...というイメージが沸いたのでしょう,身体の軸を寝せることが少なくなりました。舵を取ろうとすればするほど,水面にフラットにボートを置いておこうとする意識が強く働くからです。この様に,舵を取るために,できるだけボートを寝せないようにしようとするイメージが,この結果に繋がったのだと思います。(^
^)(^I^)
円弧の大きさを自在に変化させることも可能になりました。まことに不思議なのですが,かかとより後ろの部分...テールが舵のように動いているイメージを持つだけで本当にいろいろなターンができてしまうのです。無理やり言葉を当てはめれば,「かかと支点のひねり操作」...と言えなくもありませんが,脚の筋力を使ってひねっている...という感覚は無いのです。あくまで“舵”は取るけれど,実際に向きを変えて行っているのは抵抗を受けている船首,つまりスキーのトップなのです。まだまだ試行し,いろいろ体験してみる必要はありますが,“Motor
Boat
Turn”のひとつの効果的なイメージであることに間違いは無さそうです。このイメージの滑りを,“MBラダーターン”と命名したいと思います。
さて,最終日の午後...「K2」の来年モデルの試乗スキーが届いた!!!...というのでこれを試乗してみることにしました。スキー板が変わった時,“MB舵取りターン”がどのように生きるか?あるいは生きないか?...を実証する意味も込めての試乗タイムでした。みなさん,このキャンプで学んだイメージを試しながらの試乗となりましたが,それぞれスキー板にはいろいろな特性があることを実感されていました。今回のキャンプ...テーマは「大回り」でしたが,それだけに限らず,用具の違いも体験できました。
もちろん「大回り」の意味もしっかり学びました。そして,最後は緩中斜面での縦長大回りでした。すると...ちゃぁーんと二本レールの素晴らしいカービングターンができていたのでした!!! 素ッ晴らしい
!!! (^ ^)(^I^)
みなさん,お疲れ様でした。また機会を見つけてご一緒に滑りましょう!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 18 2008 Tuesday 晴れ (野麦)
今日も「晴れ」の野麦です。(*^^)v
野麦峠スキー場...まだまだ雪の条件...素晴らしいです!!!。上の方の雪質は三月とは思えないほどの良い条件です!!!。標高が高い...ということは凄いですネ
!!!。
今日も,良い条件の中で“スキー”...楽しんで来ます!!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日から「No.32
Spiritual Ski in 野麦」が始まりました。このキャンプ...“フィーリングスキー”でイメージをお伝えすることが,滑りをどんどん変えて行く...という経験を経て,【TOK】が今思っている“spiritual”ということを皆さんと共に考えてみたい...という思いで企画したものです。これは,昨年ニュージーランドでいろいろ体験したことを含めてのことですが,人間の身体の不思議をspiritual的に考えてみよう...というものです。
今回のキャンプ...昨日は,初日特別参加の“Uchi”さんと“Miya”さんを含め,“Sino”さん,“Aoki”さん,“Maru”さんの5名でのレッスンとなりました。
今回のレッスンが“フィーリングスキー”初体験...という方も居られますので,テーマの“spiritual”に至る前に,先ず“フィーリングスキー”の基本...“Let
Ski”を先ずお話しすることにしました。それができてから本題に入ることになります。
今日は先ず,一昨日までのキャンプにご参加の“Mizo”さんから大変素晴らしい
e-mail
をいただきましたので,それを先ずご紹介したいと思います。
『...松本駅の階段で、一寸、気がつきましたので、夜分ですが忘れないうちにメールします。
”斜面の途中に湖が、、”といわれても、イメージの沸かない人も多いように思います。今日の帰路の松本駅の階段を下りながら気づきましたが、先生の言われる斜面と階段が同じなのではないかと、、。斜面は表面は平らですが、実は連続した階段で、私たちは雪の階段に立っいるのではないかと、、、。斜面には水平な段が沢山あり、途中には踊り場のような大きな階段があり、踊り場から踊り場に滑り込むような気持ちで、、と表現されたら理解できる人も多いのではないでしょうか、、。
私たちは階段の斜面に直角に立つことなどなく、いつも重力に直角に階段を降りてきます。ちなみに、最近の住宅の階段の平均斜度は37度で、従来は45度が普通だそうですが、ほとんどの人はその急斜度を全く気にすることなく、直滑降で降りてきます。スキーはイメージトレーニングが大きな要素を占ていると思います。シニアの方の平均滑走日数は10日前後と思いますが、私たちが階段を昇降しない日は無いと思います。駅の階段を下りるとき、地下鉄の階段を下りるとき、いつも平面から平面に、踊り場から踊り場に斜に降りイメージを持ったら、365日、毎日イメージトレーニングできるのではないでしょうか。まあ、駅の階段を両手に傘でも持ちながら、斜めに、トレーンで、斜面斜面、、、、、と言いながら降りたら不気味でしょうが、、、。
こんな事、斜面意識のプラスにならないでしょうか...』
...という e-mail でした。
この「階段降りイメージ」...昨日のレッスンで早速使わせてもらいました。そしたら,ビックリするほど効果があったのです!!!。これまで“水面フラット意識”...ということをいろいろな場面でお話してきましたが,この「階段」の方が「水面にフラットに立つ」という意識を持っていただくには,いちばんイメージしやすいようです。これで大回りはもちろん,小回りもスムーズにされるようになりました。その具体的方法はまた明日
Up date
したいと思います。今日も少しこの「階段」に磨きを掛け,その後で,“spiritual”です。(^
^)(^I^) では行って参りまァーーーす !!!
“Mizo”さん,本当に貴重なイメージ...ありがとうございます
!!! (^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 19 2008 Wednesday 曇り (野麦)
今日の野麦...うす雲が広がっていますが今のところ「晴れ」です。(*^^)v
これから天候...崩れるようですが...。でもそれも“宇宙なる神”...“Something
Great”からの贈り物...。そう思って今日も“スキー”...楽しんで参ります!!! (^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.32
Spiritual Ski in 野麦」の二日目でした。
残念ながら今回ご参加の“Maru”さんが突然体調を崩され,昨日はお休みでした...。(=_=;)
他のお二人と,不思議童子のオーナー“Miya”さん,それに野麦に滞在している,Feeling
Ski
School 野麦教室主任の“オッキー”を交え,総勢5人でのspiritual体験の一日となりました。
昨日は先ず,一昨日の「階段降りイメージ」+「Motor
Boat
Turn」の練習から始めました。階段の踊り場に大きな池があり,ここにモーターボートが滑り込んで行ったり発進したり...というイメージを持ってもらいます。すると,「水面フラット」+「かかと支点」の滑りがうまく行なえるようになります。そして“フィーリングスキー”の大事な要素...「雪からの情報を受け容れる」...という意識ができ始めるのです。そして実は,この“受け容れる”ということが,地球や自然界からのメッセージを身体に受け容れていく...という感覚,つまり「“spiritual”的なことを“スキー”を通して感じる」ということに繋がってくるように思っています。午前中はこの「受け容れる」という基本を先ずじっくり練習しました。
そして,午後...いよいよ「“spiritual”的なことを感じ取る意識でのスキーイング」を開始したのでした。本当にたくさんのイメージでのフィーリングを試してみました。次に,その時に私が皆さんに話した言葉を列挙してみることにします...。
「“気”を感じるつもりで...」,「“見る”のではなく“観て”...」,「母なる大地...地球とのエネルギーのやりとりをイメージして...」,「穏やかでフリーになる意識を持って...」,「素直に地球に引かれる快感を味わいながら...」,「生きている...というより“生かされている”という気持ちで...」,「二度とないこの雪山のシチュエーションを味わいながら...」,「今この瞬間...“present”を味わって...」,「“Something
Great”
から何か“present”をいただいている感覚で...」,「“Something
Great” な何か...に導かれている感覚で...」......。
上に挙げた言葉を各自が心で強く意識しながら約2時間...いろいろな斜面を滑りました。そして,その時々の言葉を思って滑ると,いつも私たちが経験している“スキー”の世界とはまた違った感覚でスキーをしていることに気付きました。みなさんそれぞれ思いは異なるとは思いますが,私がいちばん感じた違いは,「気持ちの穏やかさ」でした。「こうでなければ...」,「ああでなければ...」という思いがまったく無くなり,「自分は自分...そういうスキーワールドを楽しみ,生きていることを味わっている自分が居る...」というような気持ちになりました。
今日は三日目です。これから天候...崩れるようですが,それもまた“Something
Great”からのプレゼント...そう思います。今日はどんな贈り物を頂けるのでしょうか?楽しみたのしみ!!!
では行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 20 2008 Thursday 雨 (白馬)
今日は「春分の日」です。
せっかくの休日なのですが...白馬は「雨」です。(=_=;)
春分の日...彼岸の中日でもあります。そして「自然をたたえ,生物をいつくしむ日」でもあるそうです。そういえば,もう巷は「春」ですネ
!!!。動植物が元気良く活動し始める季節か...。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な休日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「No.32
Spiritual Ski in 野麦」の三日目...最終日でした。
今回のキャンプテーマ...“spiritual”って,一体どういうこと?...というご質問があるようですが,『“フィーリングスキー”のレッスンを通して,人間の身体の不思議を感じ,その素晴らしさに感動している【TOK】が,私たち人間を創って,この世に送り出してくれた何か得体の知れない大きな力...“宇宙なる神”に感謝しながら,その不思議を“スキー”を通して探ろう...』というものです。私は特定の宗教を信じているわけではありませんが,「“宇宙なる神”が居て,私たちをこの世に送ってくれた...」と思うようになりました。(^ー^) その方が私の周りに最近起こっているいろいろな出来事に符合しているからです。...で今回は,そのことを思いながら滑ったら,新しい感覚や啓示が受けられるかも...と期待もしているのです。!(^^)!(*^^)v
この様な話をレッスンの最中やミーティングでお話しましたところ,今回ご参加いただいた“Maru”さんが,「【TOK】さん...“宇宙なる神”...それは“Something
Great”と言われているものでしょう...」と,“Something
Great”という言葉を教えてくださいました。そういえば...いつかそんな言葉を聴いたことがあるなぁー...と思いながら
Inter Net
で調べましたらいろいろ出てきました。その中に,「something great
村上和雄」というwebサイトがあり,いろいろ面白いことが書かれてありました。その文の中で私の心を打ったのは...「人間が生きているというのはただごとではない」...という言葉と,「プログラムされている...」という言葉です。
そのただごとでない私たち人間が,雪の自然の中でいろいろなことを感じながら過ごせている...というのは凄いことだし,ありがたいことだ...と思うのです。
そこで,昨日は「私たちの身体を支えてくれている地球に感謝しながら滑る...」ということから始めました。そして,支えるの「支」をスキーヤーの身体に見立て,上の「十」を上半身,「又」を下半身にイメージして滑ってもらいました。「地球の支え」があって,そしてそのおかげで「私たちの身体が活き活きできる」...という思いで滑っていただいたのです。つまり,“Something Great”が与えてくれたシチュエーション,これを「磨き砂」として,これに感謝しながら滑ってみたのです。すると皆さん全員の滑りが本当に素直な滑らかな滑りになったのです。気負いが無くなり,身体が素直に斜面状況に反応しているのです。気負いが無くなっただけではなく,滑りやすい雪だけでなく難しい雪質でも,コブやうねりがあっても,その状況をその状況として味わい,楽しんでいる皆さんや【TOK】が居たのです。
午前中はまずまずの雪や斜面条件の中を,この感覚で楽しみました。そして午後からは,普通なら気持ちが少し落ち込むようなシチュエーション...小雨と小雪交じりの中を滑りました。でも,普段なら暗い気持ちになりがちなのに,むしろ雪や斜面のいろいろ...これがあることに感謝したい気持ちで一杯になっていたのです。この様なシチュエーションはあらかじめプログラムされていた条件だった...「磨き砂」として準備されていた条件だった...という気持ちにさえなりました。
私たちは...自分の周りに起こる出来事を,「恵まれている」とか「恵まれていない」という視点で見がちです。悪いことが起こりませんように...良いことが続きますように...と祈りたがります。でも,「あらかじめ“Something
Great”によってプログラムされたことが実行されているだけだ...」という見方をすれば,どのようなシチュエーションも,それを「磨き砂」とみる事ができます。ですから,どのように不運とみえることも,「最善」のためのプログラムの一環だと思えますし,それを楽しむことさえ可能になるのです。
私たちスキーヤーが,快適なシチュエーションに居られる時はもちろん,もしそうでない時でも,どの様な条件下にあっても,最善が引き寄せられているのだ...最善のための一環なのだ...と思えれば,それに“感謝”できるのです。
さて,この様にして終了した今回のキャンプ...いつもと違ったキャンプでしたが,これが果たして“Spiritual
Ski”だったのかどうか?...良くは分かりません。でも,いつもより心穏やかに滑っている皆さんが居られたのは事実です。そして,【TOK】も幸せでした...(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 21 2008 Friday 晴れ (白馬)
今日は「晴れ」の白馬です。(^I^)
天気予報では,今日は「曇り」ということになっていますが,ご覧のように白馬三山もしっかり見え,クッキリとこそはしていませんが,青空も見えています。
どことなく...天気予報と異なって,晴れの方に偏っているのは嬉しくなります。ハッハハハ...(^ー^)
みなさんも,素敵な休日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日はプライベートレッスンが入っていたのですが...朝のあの雨の降り方...heavy
rain
でしたので,日程を先伸ばしに変えることにしました。で,昨日は
Day Off
... そこで,溜まっていたフィルム編集に手を掛けたのですが...いろいろな事務連絡や私用が入り...あまり熱中してできませんでした。(=_=;)
...ということで,いろいろなことをしながら一日を過ごしたのですが,その最中,気付くと...一昨日まで野麦で行なっていた“Spiritual
Ski”のことに思いが行っている【TOK】が居ました。
野麦で過ごした三日間...「与えられた恵み...自然の支援...これを味わっている...」,「あらゆることに感謝できる心を楽しんでいる...」,「居るべきところに居ることの意味を味わっている...」という様なことを感じながらスキーをすることができました。これまでのいろいろなキャンプでも,もちろん同じ様なことを思うことはできましたが,その質の重さ...みたいなものが違っていました。
「今自分がそこに居ることの幸せを感じ,生きていることの素晴らしさを味わっている自分が居る...」ということは...実は「“素”の自分」を見つけ出していた...ということの様な気がします。他人のために“スキー”をしているのではなく,自分本来の自分に出会うためにスキーをしている...ということです。“スキー”を通して,他人とは比べない裸の自分が居て,その裸の自分自身に出会えた...そんな気分です。多分,ご参加いただいた皆さんにも,同じ様なことを感じていただけたと思っています。(^
^)(^I^)
“スキー”をしていなかったら...果たしてこの様な思いに至ることがあっただろうか? 素晴らしいスキー仲間に出逢って,いろいろな啓示をいただくことができただろうか? 生きていることに感謝できる自分を見つけ出すことができただろうか?
そして...「人間それぞれ...なんと素晴らしい生き物なんだろう!!!」...と思うと共に,「自分がこの世に存在していることの凄さ!!!...」をも思った【TOK】でした。
人生,そしてスキー万歳!!! シーハイル
!!! Schi heil !!!
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☆ March 22 2008 Saturday 晴れ (白馬)
今日は「快晴」の白馬です。(^I^)
三月ももう終盤...ですが,今シーズンはまだまだ“スキー”...楽しめます。(^
^)(^I^)
シーズン初めには,「今年は降雪に恵まれるんだろうか?」...「思いっきりスキーをたのしめるのだろうか?」...と心配でしたが,今シーズンは本当にスキーヤーにとって良い年になりました。ありがたいことです。感謝の念を忘れずに,“スキー”...おおいに楽しみましょう!!! (*^^)v
みなさんも,素敵な休日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は“Sato”さんのプライベートレッスンでした。“Sato”さんとはこれまで何度かご一緒に滑らせていただいています。お仕事が忙しく,キャンプに参加することができない...ということで,昨日と明日,一日飛びますが二日間のレッスンをさせていただくことになりました。
今回は「1級合格を目指して...」というご希望でしたので,合理的な“スキー”を考えながら,そのポイントをお話しすることにしました。最近,話に聞くと,ここ数年言われて来たような「極端な角付け操作」だけが評価される傾向が,検定の場面でも少なくなって来た...ということですので,おそらく私がレッスンでお話していることがらも,それなりの評価を受けられるものと思っています。
...ということで,Before映像を撮影させてもらいながら滑りを拝見すると,ご自分でスキーを操作しようという気持ちが勝ち過ぎていて,特に谷回り部分で“Do
Ski”的な要素が見られました。過去に“オレンジ・ターン”などのレッスンはさせてもらっていますので,その感じを思い出しながら,まず「階段イメージ」を使いながら,“水面フラット意識”の練習から始めることにしました。これは角付けの使い過ぎを無くし,山回りでエネルギーを蓄積して谷回りでそのエネルギーを開放する...という“S字ターン”につながる練習でもあります。
この「階段イメージ」を1時間ほど行なってから,圧の吸収イメージをトレーニングするために“Sound
of Music
Turn”を行ないました。“Sato”さんにとってはこれは初めての経験でしたが,次第にこの滑りに慣れ始めました。そしてご自分から仕掛けなくても,「音楽を聴く要領で素直に待っていれば,スキーは自然に回ってくれる...」ということと,「圧を吸収する...」ということの意味を次第に理解していただきました。(^
^)(^I^)
午後は検定を視野に入れ,大回りの基本と小回りの基本を練習することにしました。
先ず「大回り」は“Sound of Music
Turn”をイメージし,常につぶやきながら滑ることに集中していただきました。この“つぶやき”があり,素直に雪からの抵抗をもらおうとして行けば,合格点に届く滑りになることを確認していただきました。
「小回り」のポイントは「階段イメージ」でした。横幅が50cmから1m程の階段をイメージし,そこに横から入り込み,横に抜けて行くイメージを持つことで不要なエッジングが無くなり,走りのある小回りができるようになられました。素直にこのイメージに従っている時は,本当に素晴らしい小回りです。ところが自分で回そう...という意識が出始め,アクションを起こすと,それがリアクションを生み,不必要な身体の運動が表れてバランスを崩してしまいます。ご自分では「回そうという意識は無いのですが...」というお話でしたが,無意識の内にこれまでのクセが頭をもたげてしまうのでしょう。これを克服するには“つぶやき”ながら,その言葉に集中するドリル練習を重ねることです。(^
^)(^I^)
今日一日,ご自分のフリー練習ですので,じっくり時間を掛けてドリルをして欲しいと思います。多分,明日は「ひと皮剥けた“Sato”さん」にお目に掛かれると思います。!(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 23 2008 Sunday 晴れ (白馬)
今日の日曜日...「晴れ」の白馬です。(^I^) この週末も良い条件で“スキー”が楽しめています。(^
^)(^I^)
黄砂...これも例年ほどではなく,いつもより少なめ...という気がします。でも,三月も下旬で,平地の雪はどんどん溶け始めました。少しづつ「春スキー」の様相に...。(^-^)
みなさんも,素敵な休日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は“Uda”さんのプライベートレッスンでした。
彼は今シーズン一級を取得され,次の目標としてテクニカルを視野に入れておられるとのこと...。前回「小回りキャンプ」にご参加いただいたのですが,もう少し磨きを掛けたい...ということでの受講となりました。私が,「今の検定...これに合格することを目的としたのレッスンにあまり気乗りしていない」...ということをご承知の上で,私の考えるテクニカルやクラウンに求められる滑りとは?...ということを学びたい...ということでした。私は検定合格のためにスキーをすることも“スキー”を楽しむというひとつの考えだと思っていますから,別にアンチ検定では無いのですが,今のS○Jの検定では,「あまりにも特殊なテクニックを求めすぎている!!!」...という視点から,これに合格するための技術を学ぶ,ということにはあまり賛成ではない...というだけのことです。...ということで,昨日は,「【TOK】の考えるテクニカルやクラウンに求められる滑り」...これをご本人のご希望で,「小回り」を中心にレッスンさせていただきました。
先ずBefore映像を撮りながら滑りを拝見すると...まだ「重心の軌跡とスキーの滑走移動軌跡が離れ過ぎ」,そして「スキーのトップが回り込んで来ない滑り」でした。つまり,「オーバーエッジユース」と「圧の吸収が行なわれていない滑り」でした。
そこで先ず「階段イメージ」の基本練習から始めました。これは「角付けの使い過ぎをしない方がスキーが回り込んでくれる」...ということに気付いてもらうための練習でもあります。この基本を行なってから,次は位置エネルギーを効率よく使った滑りの練習です。これには「トランポリン」イメージを使いました。斜面に想定したトランポリンにどんどん落ちていくイメージの滑りです。この練習で,「先生!!!こんなに楽でいいんですか?」...というご質問が...。そうなんです。多くのスキーヤーは,角付けを強めコンタクトがガッチリ出来ていないとターンしないのではないか?という意識を持っています,そのため,角を立て自ら力を加えて押し込む動作をしがちなのです。でも,そうすると斜面移動の少ない“Do
Ski”そのものになってしまうのです。角は立てなくていいから“水面フラット意識”を持って,どんどん引力に引かれる感覚で斜面移動して行けば,雪がターンを誘導してくれ,上半身の下にスキーを回し込んでくれるのです。このことに“Uda”さんは気付かれたのでした!!! (^
^)(^I^)
聞くと,彼は「物理系のスキーヤー」...ということです。それでは話が早い...「位置エネルギーをターンエネルギーに変えるため,支点をかかとに意識し,作用点をつま先部分に意識するだけで,回転モーメントが起こるから,それに任せるだけ...」という話をさせていただきました。そして,幾分ブーツの前傾角が深いので,「ブーツのつま先側にパットを入れる」という処方をさせていただきました。これで彼の滑りが変わり始めました。ひざが前に入り過ぎなくなり,かかと支点がしっかりできるようになって,スキーが回り込んで来てくれるようになったのです!!!
午後からはコブ斜面にも挑戦しました。ここでもつぶやきの言葉は,♪♪♪階段ァーン...(エネルギーの貯まるのが)楽しい...階段ァーン...楽しい...♪♪♪でした。階段イメージで...コブを選ばずに滑る...ノンストックで滑る...ということを試してみたのでした。初めはリズムが取れなかった“Uda”さんも少しずつ「フォールラインを外さないコブ小回り」ができるようになられました。(*^^)v
一日の小回り特訓になりましたが,彼の小回り...整地では良い感じの「弾みのある“S字ターン”」になりました!!!。もちろん今後この様なイメージを大事にしたドリル練習が必要ですが,その基本はしっかり身に付けていただいた...そう思っています。
暑い中,汗だくのレッスンでしたが,お疲れ様でした!!! そしてありがとうございました!!! (^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 24 2008 Monday 小雨 (白馬)
今日は「雨」の白馬です。それほどheavyな降りではありませんが...。
でも,どことなくシットリ...とした感じがあり,どことなく「乾いた心に潤いが...」といった気分です。(^
^)(^I^)
今日の【TOK】...レッスンも無くオ・ヤ・ス・ミ…です。このシットリ感を楽しみたいと思います。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日はこの22日にプライベートレッスンを受けられた“Sato”さんの続きのレッスンでした。「1級合格」を視野に入れたレッスンということで,昨日もそのポイントを探ることになりました。そして大発見があったのです。スキー教師としての私にとっても特記すべき記念の一日になりました!!!。!(^^)!(*^^)v それは「道具の重要性!!!」です。以下...今日の「教師日記」,皆さんもどうぞ集中して,良く良くご覧ください!!!
『検定に限らず,いろいろなシチュエーションで合理的なスキーを行なうには“かかと支点”が大事で,ここを支点としてスキー板のトップ部分で雪の抵抗を受けて行く...ということが必要だ...』ということを,レッスンでも,またこの「教師日記」でも,何度となく繰り返し述べております。これは“フィーリングスキー”の基本とも言える考え方でもあります。
この様なスキーを行なえば,「山回り」で圧の吸収が起こり,スキー板も走り始めて切れが良くなるだけでなく,スキー板が身体の下に入り込んで来ますから,次のターンへの移行も楽になるのです。もちろん山回りで圧を貯め込まなくなりますから,足への負担も軽減し,疲労も少なくなります。しかも,「谷回り」でも身体から不必要にスキー板がターン外側に出て行かなくなり,スキーの滑走ラインと重心の移動ラインが近くを通りますから,バランスを崩す要因も少なくなるのです。
山回りで貯まったエネルギーを谷回りで開放する...という“S字ターン”も自然にできるようになりますから,「1級」や「テクニカル」,「クラウン」受験でも,評価を受ける重要で基本的な滑り方なのです。ただ,そのためには,「流行の滑りに左右されない,本当に観る目のある検定員...そういう検定員の居る検定会場」で受験されることが必要ですが...。(=_=;) そうすれば,相当高い評価を受けることは必至です。そして,この様な滑りこそ,整地だけでなく不整地や深雪など,いろいろな場面で必要な滑り方であり,スキーヤーが最終的に求める技術でもある...そう私は思っております。
...という視点で“Sato”さんの滑りを拝見していると...どうも「かかと支点」がうまく出来ておりません。ひざの位置がターンのいろいろな局面で前後に動いているのです。特にひざの位置が前に出過ぎますと,テールが左右に振れてしまい,円弧をキープすることができませんし,安定性にも欠けます。“Sato”さんの履いているブーツをよくよく見ると,前傾角が私のブーツに比べ2度〜3度ほど深く,またブーツそのものの硬さも柔らかいようです。
そこで思い切って私のブーツを履いてもらうことにしました。幸い足のサイズ...なんとかインナーをそのまま使ってシェルだけ交換して履けそうです。ご本人は「こんな硬いブーツ...無理...無理ですヨ
!!!」...と泣きそうな雰囲気...。でも,ここで「かかと支点」で滑ることを体験していただかないと,その後のレッスン...全く意味がありません。彼のこれまでの滑りに決別し,新しいフィーリングの“スキー”を体験していただくにはこれしかないのです。痛がる彼を脇目に,私のブーツ...「ドーベルマン・硬度150」のブーツを汗だくになりながら,10分ほど掛かってセットさせていただきました。
そして,強制的にブーツを履いて滑ってもらったのです。...そしたら...結果は言うまでも無く...素ッ晴らしい滑りを見せてくれたのです!!!。小技でない本当に安定したスキーイングでした。そして,「かかと支点」で滑る...ということの意味を,身体で理解していただけたのです。私は昨日一日,私のブーツをそのまま使用してもらってレッスンを続けたかったのですが,二本ほどリフトを使って滑っていただいた後,あまりにも痛い...と仰るので,ブーツを元に戻すことにしました。そして,前傾角を起こすため,彼にも「ブーツのつま先側にパットを入れる」という処方をさせていただきました。「ブーツを元に戻したらまた以前の滑りに戻るのでは...」と心配だったのですが,でも,一旦「かかと支点」で滑ることを体験した彼の滑り...見事に変わり始めました!!!。良かった!!! 本当に良かった!!!。
そして,その結果...「かかとを支点にして,地球の引力に引かれ,雪の圧を受けてターンさせてもらう...」という“フィーリングスキー”の基本に開眼されたのでした。そしてレッスンの最後には...「かかとに乗って雪面を舐めて滑っていく感じがつかめた!!!」...と仰っていただけたのでした。もちろん...満面の笑顔と共に...。!(^^)!(*^^)v
これまで30数年スキー教師をさせていただきましたが,昨日ほど意を決して強制的に用具を変えて滑ってもらったことはありません。少々サディスティックかな?...と思ったほどでしたが,でもこのことで“Sato”さんは,「極端」を経験され,「これまでと違うスキー」に出会えたのです!!!。もし,「いいやいいや...痛がっているし...マ,今回はこれで我慢しよう...」という姿勢でレッスンをしていたら,「かかと支点」の意味を知らずに,そして「地球の引力に引かれ雪の力で滑る」...ということの真の意味を解らずに終わってしまっていたでしょう。新しい発見のためには「少々痛みを伴うかもしれないけれど,極端に触れてもらうことが大切」...ということを学ばせてもらった【TOK】でした。(*^^)v
そして,昨日の“Sato”さんのレッスンを通して,「道具の重要性」...これをまたまた感じることになったのでした。「柔らかいブーツ」,「前傾角の深いブーツ」...これを使って居られ,スキー技術に悩んでおられる方...ぜひ「硬めで前傾角の少ないブーツ」を使って滑ってみてください。確実にあなたも新しいフィーリングのスキーに触れることができます!!!。
...ということで,四月... Canada
ツアーから帰国してから五月の連休まで,新しいキャンプのテーマを探していたのですが,ここのところのレッスンを経験して,次のテーマで今シーズン数回のキャンプを行なうことに決めました。
『用具を見直して,新しいフィーリングのスキーと出会いましょう!!!』
興味のある方はぜひご参加ください。詳しくは今日(4/24の午後)
Up date させていただきます。(^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 25 2008 Tuesday 快晴 (白馬)
今日は「快晴」の白馬です!!!。
今日一日は持ちそうですが...明日は未明には「雪」...という予報が...。
天候はめまぐるしく変わりますが,それも“Something
Great”が与えてくれた情況...。そう思うと,それぞれのシチュエーションに感謝して“スキー”が楽しめます。何ごとも「心の持ち様」...ですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日はレッスン無し...でオ・ヤ・ス・ミ…でした。小雨が降っていて,シットリ感を楽しみながら一日過ごしました。
さて,ここのところのレッスンを受け,四月下旬からゴールデンウィークにかけ,「用具の見直しと08シーズンのまとめ」を兼ねたキャンプを開催することになりました。興味のある方はぜひご一緒に滑りましょう。ご自分に合った用具を使って新しいフィーリングの技術を学ぶ...大切なことだと思います。
ところで,一昨日の“Sato”さんのレッスンで,階段イメージを使わせてもらったのですが,この時思った以上の効果がありましたので,今日はその話をさせていただきます。(^
^)(^I^)
実は,その前日...22日にプライベートレッスンを担当させていただいた“Uda”さんにも“階段イメージ”のレッスンをさせてもらったのですが,その彼が良い滑りをされた時,私が「今のはよかったヨ
!!!」と話すと,「階段に入って行って圧を吸収しようとすると,その階段が下方にズレて行く...というイメージがあるのですが...それでイイのでしょうか?」と話されたのです。そこで私も試してみたのですが,これが凄く良い感じだったのです。この「階段がズレて行くイメージ」を“Sato”さんに話し,実践してもらったところ,彼も「イイですネ
!!!」...ということでした。そして,「エスカレーターの下りの階段に降りていくイメージですネ」...という風に語っておられました。
3/18の「教師日記」で紹介させていただいたように,“Mizo”さんからいただいた「階段降りイメージ」...これが,「ズレ階段イメージ」⇒「エスカレーター下りイメージ」...とどんどんそのイメージが膨らみ,進化(?)して行っています。どのようにこのイメージ,変わって行くのでしょうか? とても楽しみです!!! (^
^)(^I^)
この「階段イメージ」なのですが,利点は三つあります。
ひとつは,階段に降りていく時に,フォールラインに対して回り込むように入って行かないと,段差があってショックが来るので,横から入ろうとすることです。そしてもちろん階段から次の階段に出て行く時も,いきなりフォールライン方向にではなく,横に出て行こうとしますから,谷回りが大きくなります。結果として円い弧になるのです。
二つ目は,「圧の吸収運動が自然に起こる」ことです。階段を実際に降りてみれば分かりますが,ドンドン...とは降りません。ショックをひざで抜くように降りて行きます。気がつかないかもしれませんが,これこそが「圧を吸収している」...という動きなのです。
三つ目は,「ズレ階段」もしくは「下りのエスカレーター」イメージを持つことで,スキーの落下をエッジング等で止めようとする動きが無くなります。ということは,斜面移動が阻止されませんので,雪からの抵抗を受け続けられるのです。もちろん“水面フラット意識”も自然に持つことが可能です。
...というように,この「階段イメージ」...特に「斜面が急な時」,あるいは「小回り」で,その威力を発揮するようです。
皆さんから貴重なフィーリングを伺うことが出来,それが大きく花開いて行っているようで,非常に嬉しく,そして皆さんに大感謝です。ありがとうございます
!!! (^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 26 2008 Wednesday 小雨 (白馬)
今日は「小雨」の白馬です。
ここのところ,天候が急変しています。昨日は良い天気でしたが...。
今日はプライベートレッスンの予定でしたが,生徒さんに急用ができ,レッスンはオ・ヤ・ス・ミ…になりました。
そして,昨日のプライベートレッスン...またまた用具の大事さを思うことになりました!!!。その模様は「教師日記」で!!! (^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は“Sasa”さんのプライベートレッスンでした。彼は指導員資格をお持ちの方で,いろいろとレッスン活動もされておられる方です。これまで数回ご一緒に滑らせてもらっていますが,今回は,「S○Jの研修会などでいろいろななことを言われ,それを行なっている内に,スキーの姿が見えなくなって来てしまった...」ということでのレッスン受講となりました。
Before映像を撮影しながら滑りを拝見すると...大回りはターン中盤から,ひざの前屈を使ってスキーのトップを押さえ付けて滑る様子が見られました。そのためスキートップでのオーバーエッジユースが起こり,結果的にかかとが外側に逃げ,外スキーがターン外側に流れてしまっていました。そのためスキーが走らず,詰まったようなターンに...。また小回りは,スキーの軌跡と重心の移動軌跡が離れ,これもエッジの使い過ぎでした。そのため,大回り同様スキーのトップがターン内側に入って来ない現象が表れ,山回りでターンが詰まってしまって,テールが外側に流れ,円弧が描けない...という滑りになっていました。
“Sasa”さんのお悩みの原因...これは「エッジの使い過ぎ」と「スキートップでの押さえ込み」です。多くのポテンシャルの高いスキーヤーがカービングターンをやられるようになって陥る現象...そのひとつです。
ここのところのレッスンの様子を,この「教師日記」でご覧の皆さんには,【TOK】がどのような処方を取ったか?は想像がつくと思いますが,その通り!!!...「かかと支点」と「水面フラット意識」です。
先ず,「かかと支点」意識のターンからです。かかとでしっかり身体をホールドし,そのまま斜面移動して行くイメージを持ってもらいました。これだけで滑りがかなり変わりましたが,ちゅうちょ無く続けざま,次は「階段イメージ」です。この二つのイメージで,すっかり彼のBefore映像の滑りが変わりましたが,「ひざの位置をできるだけ前後に変化しないようにすること」と,「かかと支点を行ないやすくするため」,最後の締めは「硬いブーツ」と「ブーツ前傾角の調整」でした。私のブーツ...例によって「ドーベルマン・硬度150」のブーツを履いてもらい,「ブーツのつま先側にパットを入れる」という処方を行ないました。この後の彼の滑り...どのように変わったか?映像(1.1MB)をじっくりご覧ください。!(^^)!(*^^)v
ハイスピード大回りターン...少々のコブで雪面から浮上しても,重心の軌跡はしっかりしていますので,着地後も安定してターンが続けられています。そしてスキーが走り,その結果自然なベンディングターンも顕れる様に!!!。スキーの自然なたわみもご覧いただけますし,かかとを中心としてスキートップが上下している現象も見られます。これが斜面の荒れのショックを吸収してくれ,上半身の安定に結びついているのです。
小回りも脚の動きがまるで違います。テールが外側に出て行って方向が変わっているのではなく,スキーの先端がターン内側に入って来てターンが仕上がっています。その結果エッジが緩み,「腰の下でスキーが自然に“クロッシング”しながら走る」という現象を生んでいます。「スキーが雪面を舐めて走っている!!!」...という感覚の滑りになるのです。ですから自然に切れのある“S字ターン”になるのです。「抵抗の捉えとスキーの走りが全く違います!!!」...という彼の言葉...重みがありますネ
!!!。
春のザクザク雪...スキーの基本が試されます。整地でバーンが硬ければ,エッジに任せたターンもできますが,斜面が荒れて来ればくるほど,「水面フラット意識」と「かかと支点」が大事になるのです。この滑り...本当にいろいろな斜面で応用が効きます。何度も言いますが,皆さんもぜひお試しください。
“Sasa”さん...暑い中お疲れ様でした!!!。少しはお悩み...解消したでしょうか?(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 27 2008 Thursday 曇り (白馬)
今日は今...朝7:30現在は「曇り」の白馬です。
これから「晴れ間」が出始めるとのことです。でも,今夜半からまた崩れ始め,明日は「雪」の予報が...。まだまだ“スキー”...楽しめますネ
!!!。
みなさんも,素敵な一日を !!!
I am sure you have a nice day !!!
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昨日はプライベートレッスンの予定だったのですが,急遽生徒さんが体調を崩され,キャンセルとなりました。なので,レッスンの映像編集などを行ないました...。(^
^)(^I^)
さて,技術掲示板に,“micchan”さんから次の様なご質問がされておりました。
『 [608] 立木イメージと衝撃吸収 Name:micchan Date: 2008/03/18(Tue) 23:09
立木イメージで滑る場合、コース内の思わぬ凸凹に遭遇した場合や何らかの原因でバランスを崩した場合、どのように対処するのでしょうか。もしかしたら、かがとを梃子にSPとRPとの間で吸収するのかもと思うのですが、とっさの凸凹をこの方法で吸収し、上体の安定を保つことが出来るのでしょうか。
これまで、私は常に踝、膝、腰の関節をゆるめ、重心を低くすることで、下半身を車のサスペンションのようなイメージで衝撃を吸収し、安定性を確保しようとしてきました。しかし、この場合、足裏全体から上体へ衝撃が伝わり、ボンボンジャンプするような滑りになります。サスペンションが効いているせいか転倒することはほとんどありませんでしたが、安心、安定の滑りになっていなかったように思います。立木イメージの滑りを身につけようと思うのですが、小さな凸凹が連続する雪面での対処方法を教えてください。よろしくお願いします。』
その後,“KEI”さんから,この質問に対して「
Feeling Ski School
の先生からのコメントを...」というご希望が寄せられていました。管理人たる【TOK】が率先して答えを...とも思いましたが,多くの方のご意見を頂戴してからの方がベター...という思いから,これまで伸ばし伸ばしにさせていただきました。ここに来て,“しろくま”さんからレスを頂きましたので,これを機会に,上記のご質問について【TOK】の思うところをお話しさせていただこうと思います。
私のレッスン始め,FSSのレッスンでは“イメージ”を大事にして講習を進めさせていただいております。...で今回の“立ち木イメージ”ですが,これは別名“お地蔵様滑り”...とも言っているもので,人間の関節を使うイメージを極力無くし,斜面落下エネルギーだけでターンをするとどうなるか?...ということを狙ったものです。関節を使おうとすればするほど“Do
Ski”になり易く,これを阻止する目的もあります。また,樹木のほとんどは,重力に抗する形で上空に伸びて生育しますから,“水面フラット”を意識する上でも適していると思っています。
この様に,“立ち木イメージ”は“Let
Ski”を感じ取っていただくために適してはいますが,ショックの吸収とか,圧の吸収のイメージには適していないのです。この目的のためのイメージは“愛のターン”や“Sound
of Music
Turn”...そして“じょうごハートターン”などが適しています。
スキー技術を向上させる上で大変役に立つ“イメージ練習法”なのですが,「あるイメージだけで,それが万全...」というものは無いと思っていただいたほうが良いと思います。もちろん許容度の大きいというか,汎用度の高いイメージというのはありますが,それだけで完璧!!!...というイメージはありません。ですから,“micchan”さんご質問の「立ち木イメージでの衝撃吸収」は,不可能...と思われたほうが良いと思います。それぞれ別のイメージでトレーニングされることをお勧めします。
今回は“micchan”さんからこの様なご質問をいただき,“フィーリングスキー”レッスンのある意味で根幹に関する内容...イメージレッスンの特徴的なことがら...これを含んでいますので,敢えてこの日記でお答えさせていただきました。
みなさん...ありがとうございました!!! (^ ^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 28 2008 Friday 小雪 (白馬)
今日はみぞれっぽい「小雪」が降っている白馬です。
今日日中は曇りですが,明日未明まで時々降るようです。まるで今日から始まるキャンプ...「オフピステ特訓」に合わせたような降雪です。(*^^)v
皆さんは今度の週末...どちらへ?
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は“Kara”さんと“Oo”さんのプライベートレッスンでした。“Kara”さんから“フィーリングスキー”のことを聞かれ,興味を抱かれたご友人の“Oo”さんのご希望で,お二人揃ってレッスンを受講されました。もうだいぶ前に1級に合格され,その後も“スキー”を楽しんで来られた“Oo”さんですが,時々お友達にスキーを手ほどきされて居られたようです。その時,「状況状況によって,教える技術的なポイントが違っていたのだけれど,どうも“Kara”さんの話を聞くと“フィーリングスキー”ではひとつの考え方でいろいろなシチュエーションが滑れるらしい...。今回はその様なスキーに触れてみたい...」というご希望でした。“Kara”さんはこれまで何度もご一緒に滑らせて頂いていますので“フィーリングスキー”には精通されております。...ということで今回は“フィーリングスキー”の特徴的なことをお二人にお話しすることにしました。
先ず,“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”のマッチング...という視点から,用具の性能を生かして使うには...ということから始め,次の様に進めました。
押すプルークボーゲンと引くプルークボーゲン⇒“Do
Ski”と“Let
Ski”の違い⇒圧を受け続けてターンすることの意味⇒たわみの発生⇒かかとを支点としたターン⇒支点と作用点意識⇒水面フラット意識⇒オーバーエッジユースの軽減⇒滑るスキーの顕現⇒自然な角付けの切り替え⇒重心の移動軌跡重視⇒スキー板トップによる衝撃吸収⇒コブ斜面での効果確認⇒悪雪ハイスピード体験⇒コブの大回り...
一日,約5時間のレッスンでしたが,お話したいことがたくさんあり過ぎ,少々飛ばし過ぎ...という感じがありました。でも,お二人の理解力の早さに助けられ,なんとか“フィーリングスキー”の根幹はお話しできたと思っております。昨日お話しした事は“スキー”を技術的に見た時,これを「樹木」に例えれば「木の幹」に相当するものだと思います。枝葉的にはこれを元としていろいろ先別れして行きますが,先ずこの「幹」がある...という風に捉えていけば,いろいろな斜面を楽しめ生涯スポーツ的な意味を持つスポーツとして“スキー”を味わうことができる...そう信じております。
一日,結構長い距離を滑りました。これからスキーを手ほどきされるときのヒントが得られ,参考になったとすれば,嬉しい限りです。本当にありがとうございました。(^
^)(^I^)
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 29 2008 Saturday 晴れ (白馬)
今日の週末...「晴れ」になりました!!!。
昨日と,昨夜は季節はずれ的な「降雪」に恵まれ,おかげさまで各スキー場は真冬並みの景色に戻りました。(^
^)(^I^)
天気予報ではこの週末...「曇り」ですが,私の予想では,結構良い天気に恵まれるのではないか...そう思います。(*^^)v
みなさんも,素敵な週末を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日から,「キャンプNo.35 オフピステ特訓3日間 in 北アルプス」が始まりました。今回は6名の方のご参加を得ての開催です。このキャンプのテーマは,「北アルプスの大糸線沿線のスキー場...オフピステを滑り回ります!!!」というもので,状況をみながら,できるだけ多くの場所を滑ろう...という企画です。
昨日の初日は,天候がイマイチで,しかも雪の条件も湿った雪が積もったりして,少し危険な状態でしたので,先ずオフピステを滑る時に必要な基本技術を身に付けよう...ということで,会場を「白馬乗鞍」にして,基本レッスンを行ないました。
今回は「教師日記」はお読みいただいておりますが,レッスンを受けられるのは初めて...という方が半数居られますので,その方々の為にも“フィーリングスキー”の基本をお話しできたのは幸いでした。(^
^)(^I^)
レッスンは...“Do Ski”と“Let
Ski”の違いの確認⇒引く引くターン⇒任せなさいターン⇒水面フラット(セーフティーゾーン)意識⇒かかと支点意識のターン⇒Sound
of Music Turn...の順で行ないました。
今回のテーマの「オフピステ」...どんな技術を使っても滑れないことはありませんが,より安全に,そして自然とのコミュニケーションを計りながら...ということであれば,それなりの技術や考え方を学ばれた方が良いと思います。私がこれまでのレッスン経験を通して得た結論では,「雪からの抵抗や情報を,素直に身体全体で受け容れる」...という姿勢が大事だとつくづく思っております。特に「オフピステ」では,技術のうまさや上級技術の披瀝...といったことは重要ではありません。サーカス的な技術よりより基本的な技術こそが求められるのです。手前味噌で恐縮ですが,そのためには“フィーリングスキー”的な考え方が適している...そう思います。
特に“Sound of Music Turn”は,自然界とスキーが織り成す音色を楽しむ...という意味からも面白いイメージだと思います。音が聞こえて来ている...というイメージが,「かかと支点」と「圧の吸収効果」をもたらしくれますから,スキートップが良い具合に身体の下に回り込んで来てくれるのです。そして,ターン円弧のコントロールも,スキーと身体の入れ替えもスムーズに行なえるのです。
さて,今日は二日目...場所を八方尾根に移してのオフピステ体験です。天気もまずまずのようです。おおいに楽しんで来たいと思います。
では行って参りまァーーーす !!!
シーハイル !!! Schi heil !!!
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☆ March 30 2008 Sunday 晴れ (白馬)
三月最後の日曜日...「晴れ」になりました!!!。何度も言いますが,今年は本当に最高のスキーシーズンに!!! 感謝です!!!。(^-^)
さて,今日 Coronet Peak
スキー場のスーパーバイザー...“Dougie”がニュージーランドに帰ります。約三ヶ月...【TOK】の家に滞在し日本での“スキー”を楽しみました。彼にとって良い思い出になってくれたら嬉しいです!!! Bon voyage! 良い旅を!!!
みなさんも,素敵な日曜を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「キャンプNo.35 オフピステ特訓3日間 in
北アルプス」の二日目でした。
いろいろな条件の場所を滑りたい...ということで,会場を「八方尾根」に移して行ないました。朝早くは青空が広がっていましたが,レッスンが始まる頃から標高1000m位から上のエリアにはガスが掛かり始めました。雪質も前夜から未明にかけて降った湿雪でかなり滑りづらい状態でした。でも先ず“Sound
of Music
Turn”で,雪から発せられている“Sound”に意識を集中して滑ることにしました。皆さん...この意識集中でかかとを支点とし,エッジを使い過ぎない滑りを体験されました。
次はセントラルコースの急斜面に挑戦です。ここで「階段イメージ」の練習をしながら,小回りの練習をすることにしました。この時「階段降りイメージ」もいいのですが,昨日は階段の「踊り場」に分厚い「絨毯(じゅうたん)」が敷かれていて,その柔らかさを楽しみながらそこに降りて行く...というイメージを持ってもらいました。すると皆さんの滑りが少しづつ変わってきました!!!。特に湿気の多い雪のためスキーが滑らず,山回りでじっくり待たないといけない条件の場所では,この“じゅうたんイメージ”が効きました。そして皆さんの滑りに「スキー板のたわみ」がしっかり見られるようになったのです。(^
^)(^I^)
午後...今回ご参加の“Y”さん...「ブーツのつま先側にパットを入れる」という処方をさせていただきました。そしたら...これまでの滑りと全く違った滑りに!!! この経過報告と詳細はまた明日
Up date
することにしたいと思います。乞うご期待!!! !(^^)!(*^^)v
ガスが少し薄くなってきたので,午後はスカイラインの,「悪条件下の雪」に挑戦しました。ザクザク,ボコボコの状態の雪の上に重い新雪が15センチほど積もっています。(=_=;) でも...OK
!!! ここでは②の場所での“水面フラット意識”を持った滑りを学びました。ほとんどの方にとって,この局面での“水面フラット意識”...つまり“階段イメージ”を持っての滑りは初めての挑戦でしたが,滑る度にその違いを体験されるようになりました!!! 素ッ晴らしい
!!! (^ ^)(^I^)
その後,スカイラインから北尾根を経由し,咲花まで...♪♪♪①水面ェーン...②水面ェーン...③水面ェーン...①水面ェーン...②水面ェーン...③水面ェーン...♪♪♪と歌いながら滑り降りたのでした。チャンチャン!!!...
さて,今日はキャンプ最終日...三日目です。天気予報を覆し,良い天気になりました!!! “Something
Great”の大きなプレゼントです。皆さんとご一緒に,しっかり楽しんで来たいと思います。では行って参りまァーーーす
!!!
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☆ March 31 2008 Monday 晴れ (白馬)
今日の白馬...「小雪」が舞っています。
今日で三月も終わりですが,昨夜から雪が降り,ご覧のように平地でも10センチほど積もりました。
この降雪...天気予報によると明日一杯,断続的に降るようです。なごり雪...と言うのでしょうか? まだまだ“スキー”が楽しめる白馬エリアです。(^
^)(^I^)
みなさんも,素敵な一日を !!! I am sure you have a nice day !!!
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昨日は,「キャンプNo.35 オフピステ特訓3日間 in
北アルプス」の三日目...最終日でした。
最終日でしたので,昨日も八方尾根にお邪魔し,いろいろな条件の斜面を滑ることにしました。幸い天気予報とは異なり,良い天気に恵まれました!!!。しかし,雪の条件はかなり悪く,気を抜くと怪我をしそうなシチュエーションでした。でも今回のキャンプのテーマは...「オフピステ特訓」です。いくら難しくてもこれに挑戦しないわけにはいきません。...^^
先ず,「天気が良い内に,良い景色を楽しみながら滑ろう...」ということで,スキー場の一番上,第一ケルンまで上り,リーゼングラードの斜面を楽しみました。一度目は整地斜面でウォーミングアップ...そして二度目は「八方尾根・名人達人検定」で良く使う斜面に入り,粗踏み状況の雪を味わいました。この後,黒菱の中央にまだ少し残っていた新雪斜面に挑戦です。ここは結構斜度があり雪質も重く,シニアの方には少し気の毒でしたが,みなさん果敢に滑ってくれました。その後,スカイラインに出て,ここも「名人達人検定斜面」をこの検定に挑戦するようなつもりで楽しみました。
そしていろいろなことを学びました。午前中皆さんにお話しした主なことは...。
①:万一の事故に対処するため,オフピステにはできるだけ独りで行かず,複数の人間で行くようにする。
②:滑走途中の転倒などがあった場合,フォローをしてあげられるように,滑る順序はできるだけ体力的に恵まれない女性やシニアの方から先に...。
③:とにかく「安全に滑る」...そのためシュテムターンターンなども有効に利用する。
④:気持ちをリラックスさせるため,条件の悪い斜面では,特に「この雪は私が初めてお会いする雪...初めて体験する雪だ」...というような気持ちで滑る。
⑤:不安や恐怖を軽減するため,“今”に集中し,「今自分がここに居られることに感謝する気持ち」を持って滑る。
⑥:リラックスし,滑りの各局面に集中するため...つぶやきの言葉を忘れない...。
技術的には...
⑦:最もバランス維持が楽にできる状況下に入って行くため,「セーフティゾーン」を意識し...“水面フラット意識”を持って,ここに優しく入って行くイメージを持つ。
⑧:重心移動を止めず,雪からの抵抗を受け続けるため,踊り場イメージや,①...②...③水面ェーンイメージで,自分が進んで行く場所(destination)をしっかり決め,そこに移動して行く意識を持つ。
⑨:技術的に上手に滑ろうとするより,「安全に...」,そして「雪や周囲の雰囲気を楽しむつもりで...」ということを優先する。
午後からは,ブーツの見直しを行ない,それがどのようにオフピステ滑走と関連があるか...ということも探りながら,スカイライン...兎平...セントラル...白樺...名木山...と滑り込んだのでした。(^
^)(^I^)
この三月最後のキャンプ...実は,60歳代後半のシニアの方...技術選に挑戦されている元気バリバリな方...これまで春の雪を苦手にされておられた方...スキーレースとオフピステの接点を探られていた方...など,多岐にわたる志向を持った方々が一堂に会した...という雰囲気でした。そのため,それぞれ志向の異なる皆さんにとって,【TOK】の思うところの“フィーリングスキー”...この技術でどのように花開くか?...これを試す良い機会にもなりました。そしてその結果...いろいろなことを学ばせていただくことができました。まさに「オフピステで学ぶ...」といった感じでした。(*^^)v
幸い,今日はレッスンがありませんので,明日の「教師日記」...このことを少し掘り下げて皆さんにお伝えしたいと思います。昨日予告させていただいた“Y”さんの件も,明日
Up date ...ということでご了承願いたいと思います。(^
^)(^I^)
では,この続きはまた明日...
シーハイル !!! Schi heil !!!
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【注】:この「教師日記」の中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたくさん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。
スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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