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09 Nov, 2008
☆★☆ Lesson 2-12
今日は“Online
Lesson... '09 No.2
...昨日 Update した“Shino”さんから
e-mail 「モデルを経験して...」について,【TOK】の感想を述べたいと思います。(^
^)(^I^)。
“Online
Lesson... '09 No.2-11 “Shino”さん大回り について... |
“Shino”さんからの
e-mail ...「‘09-No.2のモデルを経験して」について...
【TOK】の感想
|
項
①
“Shino”さん: 「邪念がある!!!」、『「上手く滑ろう」としてないか!!』と指摘されて...
【TOK】: ハッハハハ...(^ー^) そんなことを言ってたのですか? 思い出せませんが...。でも確かに“must病”に掛かっている滑り...そう思います。
“Shino”さん: 「鳥になって…」「水鳥がスィーッと舞うように…」のイメージでは気持ちよく滑ることができ、ターンする時に飛び立つとそのまま舞い上がれそうに思えたのを覚えています。
【TOK】: そうか...。あのレッスンで“bird
turn”イメージ,やってもらってたのですネ???。コレ...
New Zealand でも効きましたヨ !!!
“Shino”さん: ウェアが変わっているのは、前回胸ポケットがなく無線機を入れられなかったので、急遽「胸ポケット」があるものを買い求めた...
【TOK】: 皆さんから「ウエアがかわっている...」という指摘がたくさんありましたが...そういうことでしたか...。(^
^)(^I^)
“Shino”さん: 板(道具)が変わることで滑走時に感じる感覚が違うことをおぼろげながらも実感できました。
【TOK】: ある程度“Let
Ski”に慣れ,雪の抵抗で滑ることに習熟してくると,用具の変化で雪からのエネルギーが違うように感じられるようになります。センサーとしての用具の感度が違うからです。ですから,逆に“Let
Ski”で滑る人は用具の違いに敏感になるのです。“スキーテスター”...として活躍できます!!!。「違いが分かる人...」として某コーヒー会社のコマーシャルにも出演できます!!!。ハッハハハ...(^ー^)
!(^^)!(*^^)v
|
項
②
“Shino”さん: 自分では何もしていないので、その滑りをどう再現すればいいのかが解りません...
【TOK】: 大事なこと...それは「やろうとしてできた!!!」のではなく,「イメージした結果顕れた!!!」...ということなのです。ですから,同じ斜面でも,前日と雪質が変わったりすれば,違った感覚の滑りになり,ちがうモーションの滑りになります。ですから厳密に言えば,「前日と同じ滑りは再現されない...」のです。「滑りを再現」しようとするから,“must病”になり,“Do
Ski”になってしまうのです...。(-_-;)
|
項
③
“Shino”さん: 1分半に満たない映像をこんなにも多角的に、様々な感覚で、感性で観ることができるものかと...
【TOK】: 人それぞれの感性が違い,価値観なども異なりますから,「観えてくるモノ」...これは各人によって違うのです。「形」として見てしまうと同じに見えることがあります。一般的に「姿かたち・運動」で判断しようとする人ほど,滑りの違いが観えない...ということができます。ですがこの
Online Lesson
にコメントをお寄せの方の大半がそうである様に,「心で観よう」...とすれば,本当に人それぞれ,百種百様の観方ができるのです。その異なったご意見を拝見することがオモシロイ...ところでもあります。
実は,コレ内緒の話......でもありませんが,他人の滑りを判断する時に,自分の滑りをその映像にダブらせて観ていることが多いのです。ですから,コメントをお寄せの方が強調されていること...実はこれはご本人が気をつけていること...でもあるのです。全部が全部そうだとは言いませんが...。(^ー^)
|
項
④
“Shino”さん: 実際、自分では何もしていないのです。何かしている意識はありません。でもすごく気持ちよく滑れるのです。
【TOK】: 「何もしていない」...ホントォー???。イメージしてたでしょう?何かを...。ハッハハハ...(^ー^) 「姿かたち・運動」を作ろうとするようなことは「何もしていない」...ということですネ?。コレ...本当に大事なことなのです。スキー経験のある中上級者だけでなく,初心者にもです!!!。「ウッソォー...初心者がイメージだけで滑れるわけないじゃン!!!」...と仰るかもしれませんが,【TOK】がチァーーンと
New Zealand
で試して来ました。かえって初心者の方のほうがうまく行きます。それまでのご経験が全く無いから,『イメージして滑ること...するといろいろなことが感じられる...これが“スキー”なんだ!!!』...と素直に信じ,それをやってくれます。ですからどんどん滑れてしまい,「気持ちよかった!!!」と仰っていただけるのです。「姿かたち・運動」を求めたら,こうはいきません。本当に不思議なくらいです。このことを経験させるために“Something
Great”が私を New Zealand に招待してくれた...そう思うほどです。人生それぞれ,いつもベストなシチュエーションが与えられているんだ!!!...というようなことを,今思っている【TOK】です。
!(^^)!(*^^)v ...チョッと本題から離れました...失礼...
“Shino”さん: 上体の先行動作が見られるとご意見をいただいていましたが、おそらく「次の階段」を見極めるために引き起こす動作...
【TOK】: 「上体の先行動作」...これは無くすべきだ...というご意見もありますが,私はこれも「時と条件」によっては有り...だと思っています。先行動作をすることでスキーを回そう...とするのは止めた方がイイですが,「階段降りイメージ」などで,次の「踏み面」に入って行こうとすると,自然に身体がこの様に反応する...ということならばOK
!!!です。ですから,今回の映像に少し表れている先行的なモーション...これは気にしなくてイイと思います。(*^^)v
“Shino”さん: 本当に楽しかったです!!!
これ以外に表現する言葉が見つかりません...総じて「楽しい!!!」「ワクワク!!!」という結果になりました。
【TOK】: そう仰っていただくと本当に嬉しいです!!!。これこそが【TOK】がなぜこの歳になってスキー教師を続けているか?...ということの答えでもあります。「楽しい!!!」「ワクワク!!!」...これが感じられるような“スキー”こそ,私達“フィーリングスキー”が求めているものです。良かったよかった!!!
!(^^)!(*^^)v
|
項
⑤
“Shino”さん: 私は通知表で体育2という正真正銘の運動音痴なのですが、今はスキーが楽しくて仕方ありません...。しかもオフシーズンまでずっと(つまり…年中?!)楽しく過ごせるようになりました。
【TOK】: 「運動音痴」...本当は運動音痴って居ないと思うんです。自分を標準にしたら...。他人との比較で優劣をつけようとするから,人より遅いとか早い...という現象が起こるだけであって,早いからそれが良い...ということでもありません。遅いとか早いとか...これを能力の有無,良否ということの判断基準にすることがオカシイ...私はそう思っています。
New Zealand での貴重な体験レッスン「9/1午後のレッスン」をお読みください。運動音痴...という観点でみたら,“Serra”さんと“Henry”さん...どちらが音痴?...どちらも音痴なんかではないのです!!!。運動の才能が劣っているわけではなく,そのコツというか,身体が持っている能力を開花するための方法が違っていたから受け入れられる人と,そうでない人が現れた...これだけの話しです。ですから“Shino”さん,あなたは運動音痴なんかではありません!!!。ただ潜在的能力を開花させていなかっただけです!!!。
“Shino”さん: オフシーズンまでずっと(つまり…年中?!)楽しく過ごせるようになりました。
【TOK】: 「年中楽しく過ごせる」...これって素ッ晴らしい!!!,じゃありませんか!!!。オフシーズンの夏の日でも,雪の自然や楽しかったスキーのことに想いがいき,生活に潤いをもたらすことができる。コレって...なんと素ッ晴らしい
!!!ことでしょう。「楽しい!!!」「ワクワク!!!」...これが体験できたことが大きい...私はそう思って居ます。シーハイル
!!! Schi Heil !!!
|
項
⑥
“Shino”さん: 年齢や社会的な立場・地理的な相違を越えて、たくさんの方と巡り合えた…感謝で一杯です。
【TOK】: ここれも“スキー”をし,キャンプなどにご参加いただけたからこそ味わっていただけたご褒美...だと思います。雪のエネルギーを感じ,それと溶け合う自分を感じるように,一緒に過ごすことのできた皆さんとのエネルギーを感じ合っている...そう思います。
私は多くの方とキャンプレッスンを通してお近づきになることができました。そして多くのことを教えていただきました。普通の社会生活では味わえない感動もいただいています。私だけでなく生徒さん同士も,知り合われた方々が,その後も連絡を取り合ったりしながら,互いの生活をより潤いを持って過ごされているのをたくさん拝見しています。“スキー”をキーワードとしてこれだけ仲間の輪が広がることの素晴らしさを思います。“Shino”さんもきっと同じようなことを感じとっていただいているのだと思います。もちろん残念ながら,全員の方がそうではなく,“フィーリングスキー”とは肌が合わない...という方も居られます。それはそれで良いことだと思います。ホントにいろいろがあってオモシロイ...のですから...。そういう人生に乾杯!!!です!!!。
“Shino”さん...「“スキー”の素晴らしさ」を綴っていただき本当にありがとうございました。私から御礼申し上げます。
シーハイル !!! Schi Heil !!! !(^^)!(*^^)v
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08 Nov, 2008
☆★☆ Lesson 2-11
今日は“Online
Lesson... '09 No.2
に寄せられたコメント...これに対して“Shino”さんから
e-mail が届きました!!!。今日はそのご紹介です。
“Online
Lesson... '09 No.2-11 “Shino”さん大回り について... |
“Shino”さんからの
e-mail
Online Lesson ‘09-No.2 のモデルを経験して |
Online Lesson ‘09-No.2 のモデルの“Shino”です。
まずは、まずは、何よりもこの貴重な経験の機会を与えて下さった【TOK】先生、そして貴重なご意見をコメントして下さった皆さんにお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!!!
技術のことは良くわからないので、自分がどんな風に感じていたか、あくまでも感想になりますが…よろしくお願いします。
“Shino”さん,今回のモデルにご応募いただきありがとうございました。おかげさまで,映像をとおして,私はじめ多くの読者の皆さんの大変良い勉強になりました!!!。そう確信しております。改めて御礼申し上げます。(^
^)(^I^)
ところで,皆さんにお知らせです。“Shino”さんのこの
e-mail ...だいぶ長いので今日は彼女の e-mail
を紹介するだけに止め,明日【TOK】の感想を書きたいと思います。そのため,各項ごとに,下部に①〜⑥の数字を付しましたのでご了承ください。文中の文字色,文字サイズが変わっている部分は,“Shino”さんが
e-mail に記されたとおり転記したものです。
また,この“Shino”さんの
e-mail......実は昨日【TOK】が彼女の「No.2の総轄」を書き終え,
Update する直前に e-mail
の受信箱に届いておりました。なので,以下の文は,彼女がわたしの「総轄」を読む前に書き記したものであることを付け加えさせていただきます。
では,どうぞ!!! シーハイル !!! Schi Heil !!!
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beforeは、2月キャンプの初日「今からBefore映像撮ります。順番は申し込み順だから“Shino”さんから」と言われて滑った時のものです。ちょうど1年前にFeeling ski のレッスンを初めて受けました。1年ぶりのスキーで、どうかなぁ…と不安がありました。見事に【TOK】先生から「邪念がある!!!」、『「上手く滑ろう」としてないか!!』と指摘されての開始となりました。これを書くと皆さん『エーッツ!! そんなはずないやろー!!』と突っ込まれるかも知れませんが、私的には「遠ざか〜る!!近づ〜く!!遠ざか〜る!!近づ〜く!!」だったのです。♪♪ではなく、!!に問題があったのかも知れません。確かに、【TOK】先生に去年あんなに教えたのに、なんだ…と思われてはいけない。と思っていたかも知れません。自分で映像を見ると…単に物理的に目線と雪面が遠くなったり、近づいたりしているだけで、「大回りしなくっちゃ!!」「やらねば!!」という「must病」に罹っていたようです。
その後、2月キャンプでは他のメンバーの方が本当に楽しそうに滑られる様子や、しなやかで優雅に滑られる様子を観ながら、様々なイメージを提供していただいてレッスンを受けました。「鳥になって…」「水鳥がスィーッと舞うように…」のイメージでは気持ちよく滑ることができ、ターンする時に飛び立つとそのまま舞い上がれそうに思えたのを覚えています。
それから約1ヶ月後…、ウェアが変わっているのは、前回胸ポケットがなく無線機を入れられなかったので、急遽「胸ポケット」があるものを買い求めただけのことです。板に関しては、【TOK】先生が「これを履いてごらん」と貸して下さった板に変更となりました。板(道具)が変わることで滑走時に感じる感覚が違うことをおぼろげながらも実感できました。 項①
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そして、afterですが3月キャンプの2日目、朝一番「昨日の復習」の滑りです。この日も滑走順は1番でした。前日「階段イメージ」+「モーターボート」のイメージで練習しました。私は斜面の途中に池をなかなかイメージできなかったのですが、「階段」というイメージはとてもスンナリと受け入れることができました。キャンプ初日の途中から【TOK】先生から滑りが変わったと言われ、夜のミーティングでも先生や他の方から良くなったと褒めていただきました。しかし…、しかしです。自分では何もしていないので、その滑りをどう再現すればいいのかが解りませんでした。2日目の朝、不思議童子のオーナーである“Mi”さんに私が言った言葉はなんと「どーしよう…、昨日あんなに褒めてもらったのに…今日同じようにできなかったら…」。またまた、他人の目を気にしたスキーをしようとしていたのです。「上手く滑らなくっちゃ…」またしても「must病」の発症です。“Mi”さんから「あんたなぁ…、昨日楽しかったんやろう…? フィーリングスキーの効果・楽しさを信じているんやろう…・? 何を怖がってるの…ホラ行った!!! 行った!!!」との励ましを頂戴して集合時間にギリギリで出かけたのでした。
「そうやんなぁ〜。所詮、私が滑るんやし…。楽しく滑れたらいいんやし…。」「大好きな野麦のゲレンデで、いい天気で、青空が綺麗で、いい景色で…、それだけでも嬉しいのに…。ここで、この状況でスキーができる事が楽しいし…」と肩の力が抜けたようでした。 項②
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皆さんから様々なコメントを頂戴して、わずか1分半に満たない映像をこんなにも多角的に、様々な感覚で、感性で観ることができるものかと、あらためて感動しています。10人居れば10通りの観方がある…当たり前のことなのですが、つい誰かと一緒じゃないと不安になることもしばしば…。私ごときのたった何ターンかの滑りに対して、複数の方からこんなにもご意見が頂戴できることにビックリしました。自分では全く気付いていない点だったり、読みながら「そうそう…」と思わず相槌をうちながら納得したり…。映像がupされ、初めて自分で映像を見た時は『恥ずかしい・・・』という思いで一杯だったのですが、コメントを頂くようになってからは本当に楽しくて仕方ありませんでした。Online Lessonモデルの先輩から「頂くコメントはあなたの宝物になるよ」とアドバイスを頂いていたのですが、全くその通りになりました。 項③
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Beforeではオレンジはおろか、「感じよう」という気持ちすら忘れていたのだと思います。他人の目を、他人の評価を気にして滑っていました。
afterでは技術云々というのは、私はよくわかりません。実際、自分では何もしていないのです。何かしている意識はありません。でもすごく気持ちよく滑れるのです。階段+モーターボート+次の階段とイメージしながら、斜面を移動してゆく…。まるで自分に翼があってそのまま羽ばたいてゆけるような…、自分から何かを仕掛けようとしていないのに勝手にターンしながら坂の下に向かっているというか…。なんて表現したらいいのでしょう…文章力が無くて困ってしまします。以前のような疲労感はありませんし、それ以上に気持ちよく雪の上で過ごせたという充実感がありました。上体の先行動作が見られるとご意見をいただいていましたが、おそらく「次の階段」を見極めるために引き起こす動作なのかも知れません。
とにかく、本当に楽しかったです!!!
これ以外に表現する言葉が見つかりません。あのキャンプではその後十分な圧雪がなされていない場所も滑りましたし、キャンプ翌日には新雪を滑る機会もありました。決して上手に滑れた訳ではありませんが、凸凹を感じたり、フワフワを感じたり、転んだり…でもその感触が楽しくて、総じて「楽しい!!!」「ワクワク!!!」という結果になりました。 項④
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自慢できることではありませんが…私は通知表で体育2という正真正銘の運動音痴なのですが、今はスキーが楽しくて仕方ありません。しかもオフシーズンまでずっと(つまり…年中?!)楽しく過ごせるようになりました。 項⑤
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フィーリングスキーと巡り合ってスゴイと感じることはもうひとつあります。雪上での楽しみが増幅するだけでなく、年齢や社会的な立場・地理的な相違を越えて、たくさんの方と巡り合えたことです。今回のコメントを頂戴した皆さんもそうですが、不思議なご縁が取り持ってくれた…と感謝で一杯です。
と、長くなってしまいましたが、私の感想です。
あらためて皆さんにお礼を申し上げたいと思います。 ありがとうごさいました!!!
2008.11.7 “Shino” 項⑥
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07 Nov, 2008
☆★☆ Lesson
2-10
今日は“Online
Lesson... '09 No.2の総轄...ということで【TOK】の感想をお話しいたします。
“Online
Lesson... '09 No.2-10 “Shino”さん大回り について... |
【TOK】の感想 |
今回も先ず初めに,モデルになっていただいた“Shino”さん,そしてコメントをお寄せいただいた多くの方々に感謝申し上げます。ありがとうございました!!!。(*^^)v
“Shino”さんからの感想...近々届くと思いますが,今日は【TOK】の感想をお話ししたいと思います。
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11/6の「教師日記」でお話しいたしました...見えてはいるんだけれど観えてこない。今回は“Shino”さんの滑りをとおして私に観えたもの...これを【TOK】流にお話ししたいと思います。(^
^)(^I^)
Before...では「やってやろう...」というお気持ちが前面に出て,人に評価してもらおう的滑りになっているように観えます。自分のためにではなく,人の評価を得たい!!!...というお気持ちがあるように観えるのです。他人の評価を好意的に受けるには,その他人の価値観に合わせなくてはなりません。ですから,ご自分自身の滑りが消えてしまい,「こう滑ったら良い評価が受けられるだろう...」という気持ちが前面に出てしまうのです。
あるいは,スキー教師がこう言ったからその様に滑らないと...といった“must病”がお気持ちの中にあったかもしれません。言葉は悪いのですが,ここではこういう風に,あそこではああいう風に...という様に,既定概念的にその局面々々での滑りがもうすでに決まっていて,そうなるように滑っているだけです。いずれにしても,ご自分の“個”をありのままに表現する...ということより,「他人に迎合」しようとする滑りかたのように思います。
この様な滑り方というか,楽しみ方もあるにはありますが,“スキー”の真の面白さを感じるまでには行きません。少々辛口の意見を言わせてもらえば,「雪との会話の中から何が生まれてくるんだろうか???...といったワクワクドキドキする期待感を持って雪の上に立つこと」...これが大事だと思います。「自分で作ろうとせず,生まれ出てくるいろいろな現象を楽しむ」...ということです。ですから,いつも「気持ちいい滑り」だけではないでしょう。あるときは足元をすくわれ転びそうになったり,実際に転んだり...。でも気持ちイイことだけではない,その他のイロイロにこそ,“スキー”の面白さがあると思うのです。
そういう姿勢がBeforeからは残念ながら感じられません...。(-_-;)
After...先ず第一に感じたことは,「ゆったりゆったり“鷲”が空を飛ぶように...」ということでした。まるで大きな鳥が,大空を空気の流れを感じながら,優雅に泳いでいる感じです。【TOK】には“Shino”さんの滑りが,「空気と一体となった鷲」のように観えた...ということです。“鳥”には,「風は見えないが観える...」という人も居ますが,そのとおりだと思います。スキーヤーも,この様な味わい方が「雪の大自然」でできるはずですし,実際そうしている人も居ます。ですから皆さんにもそれを経験して欲しい...そう思います。この様に考えれば,枝葉末節的な「姿かたち・運動」は,ある意味でどうでも良くなるのです。(^
^)(^I^)。
“Shino”さんのAfter映像では,「人の評価より,自分の感性をより大事に!!!」...という姿勢が観えます。自分で動かず騒がず...自分からは仕掛けず,鳥が空気の流れを感じるがごとく,それを受け流す感覚で,雪の抵抗と会話しているように観えます。その時,スキー用具の特性を活かし切り,自分の身体がより感性良く働くために,身体をどのポイントで支えるか?...というイメージが生きているのです。
局面々々,その時々での滑りは,その時々の状況で自然発生したものとなっています。在るがままを在るがままに受け入れていて,その時少々のバランスの乱れがあろうとも,意に介さない...といった態度です。これは“鷲”に例をとれば,空気の流れがどう変わろうと,その流れに逆らわず,受け容れながら翼の角度を微妙に変えて滑空する...ということと似ています。受け容れてそれに反応する自分の身体の動きを慈しむ...といった感じです。こうなれば“must病”は姿を消しますし,「人のために滑ること」も無くなりますから,“自由さ”溢れるスキーイングになるわけです。身体のmotion(運動)は連続的で,雪とのコミュニケーションがしっかり取れたものになります。
この様な滑りの変化はどうやって起きたのでしょうか? これが大事でもあるのですが,それが“imagination(想像力)”です。“フィーリングスキー”で言えば,“オレンジ・ターン”や“Sound
of Music
Turn”,そして“チャクラ・ターン”です。ホントに不思議なもので,この“イメージ力”...大変な力を持っています。“Thoughts
become
things”(想いや思考は実現する)という諺がありますが,この“Thoughts”は“imagination”と置き換えてもいいのではないか...と思うほどです。
今回ご登場いただいた“Shino”さんも,イメージレッスンで,この様な滑りになられました。
間も無く,彼女から今回の Online Lesson
にたいする感想の e-mail
が届くことになっております。どの様なご感想をもたれたか? お聞きするのが楽しみですネ
!!!。。 !(^^)!(*^^)v
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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06 Nov, 2008
☆★☆ Lesson
2-9
今日は「オンラインレッスンⅡ」の九回目...コメントの最終回で,“Take”さんです。(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.2-9 “Shino”さん大回り |
No.2-9 “Take”さんからのコメント... |
“Take”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生、こんばんは。
今年もオフ会、楽しかったですね。音楽好きの私としては、生演奏、感激でした。「第Ⅱ部」の「 Feeling Ski のテーマ」をききながら、曲のテンポから、サンサーンス“白鳥”,・・・大回り。プロコフィエフ“3つのオレンジへの恋より”・・・小回り。エルガー“愛の挨拶”・・・中回り。...などと考えていました。
最近ビデオ編集などするようになったので、いい音楽を聴くと、ついついBGMに使いたくなり、その音楽にあったすべりを思い描いたりします!
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“Take”さん,こんにちは!
10/25のオフ会...楽しかったですネ !!!。(^
^)(^I^) 音楽とスキー...私も無関係ではないと思っています。リズム感だけではなく,音楽の中にある“情緒的”な側面と,オフピステ等を滑っていて感じる“情緒的”な感動...これは非常に似ている...そう思っています。それだけ奥が深いスポーツだということかもしれませんネ
!!!。(*^^)v
“Take”さんもいろいろイメージが膨らんだようで...よかったですネ
!!!。(*^^)v
「ビデオ編集...BGM...」バックグラウンドに使う音楽によって映像の感じも違って来ますから,面白いですネ。
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さて、Online
Lessonの話です。年々難易度が上がっていますね。
前回のYodさんのときも、投稿しようと思ってコメントを考えているうちに、時間切れとなってしまいました。ただ、限られた時間内にあるテーマを仕上げる、ということも一つの勉強と思い、滑り込み投稿をしてみます・・・。
Shinoさん、どなたか思い当たったので、当人に確認させていただいたところやはりそのとうりでした。(映像のヒントは、もらってませんよ)...ということで、感じたことのほかに、幾分の推理がはいってしまいます。。。
スキー場は”野麦峠”ですね。雪質は内陸にある私のホームゲレンデと似ているはずで、いい雪で気持ちよく滑ることが出来たことでしょう!
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「難易度が上がって」...ウーム...そうですか? 私に言わせれば,何をどう見るか?...だと思います。難しく見ようとすればそう見えるし,心に響く映像として観ようとすれば感動の有無として単純に観ることもできる...。(^
^)(^I^)
大事なことは,「自分がみえることをみえる様に」言葉にすることだと思います。私は,この
Online Lesson
を通して,技術的云々を議論することよりも,モデルさんの映像から「何を感じますか???」という様な...「滑りと心の持ちようの関係」...これを感じ取って欲しいと,実は思っているのです。ハッハハハ...(^ー^)
「野麦峠」...当ッたり!!!。「雪質」もそうですが,spiritual的にも他のスキー場と少し違ったエネルギーをいただくことができます。(*^^)v
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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一番先に目に付くのは、”ウエア”ですね。ということは、BeforeとAfterで数ヶ月、もしくは1年程度の時間が流れたことでしょう・・・。
Beforeでは、谷回りに入るときの上下動が短い時間に行なわれています。右ターンに入るときに足の体重移動がややぎこちなく、シュテム動作が出ています。左ターンはテールが流れ、雪煙が出ていますね。右足が聞き足だと思うのですが、ややDo的な動きをしていて、左足のほうが素直な動きですね。左右の腕の開き方が狭く、肩に力が入っていてやや硬い感じがします。(少し、緊張している?)
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違いとして「ウエア」...を挙げられた方...私の想像以上でした!!!。ハッハハハ...(^ー^) 「1年程度の時間が流れ」...残念ッ!! Beforeは2008/2/19,Afterは2008/3/18ですから,その差は一ヶ月でした。(-_-;)
「上下動が短い時間に」...つまり,伸びた姿勢が続いて,そこから縮んだ姿勢になってそれが続く,ということですネ?
「シュテム動作」,「肩に力が」...これらは「Do的な動き」をしようとした時に表れる特徴でもあります。右ターンと左ターンが違うのは,人間の身体が左右均等に作られていないので,当たり前のことですから,無理やり同じようにしようとしないことが大切です。
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Afterでは、上下動が滑らかになって、左右のすべりの差が少なくなっています。ブーツの前後への動きが安定しているのは、フロントスポイラー効果でしょうか。(お買い上げ、ありがとうございます!!) 左右の腕はゆったりふんわり柔らかく構えられて、余裕が感じられます。
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「上下動が滑らか」...これは“Do
Ski”的操作から“Let
Ski”的操作に移行して来たことの証拠です。力の方向,“圧”の作用する方向が逆なのです。これに気付くだけで“スキー”の仕方がまるで違うものになり,その楽しみ方の幅も大きく広がります!!!。(*^^)v
バランス維持のために“Take”さんが作ってくれた「フロントスポイラー」が功を奏しているのは間違いないでしょう!!!。(^
^)(^I^)
「左右の腕」の幅や構え...これも“Do
Ski”と“Let
Ski”では違ったものになります。昨日の“Mika”さんのコメントのところでも書いたように「やる」と「任せる」という風に,気持ちの持ち様が異なっているのですから...。
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②:“Take”さんが思われたことは?
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Afterのほうが動作が安定しているので、楽な気持ちで滑っているように見えます。
板のずれも少なくたわみを生かした走りも出ていて、スピードも上がり気持ちよさそうですね。
イメージはSound of Music Turnでしょうか。
無理な動きがすくなくなったので、疲れにくく、長い時間、長い距離を滑ることが出来る美しい滑りに変化していますね! 今後このすべりでいろいろなスキー場に出かけられて、いろいろな斜面や雪質を試されると、スキーがどんどん楽しくなってゆくのではないでしょうか。
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「楽な気持ち」...これが“Take”さんが観られた「自分がみえることをみえる様に」...ということです。本当に「気持ちよさそう」なのです。技術選出場の選手...切羽詰った感じが多く,この様な自由さ,気持ち良さがあんまり有りませんネ...。(-_-;)
イメージは...「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」でした。
「疲れにくく、長い時間、長い距離を滑ることが出来る」,「いろいろな斜面や雪質が滑れる」...これは非常に大切なことです。滑りの合理性,という点で...。有益な技術...というものは“役に立つ”のです。役に立ってくれるから安心でき楽しむことができるわけです。(^
^)(^I^)
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Beforeでも上手なすべりをされているので、はじめはBeforeとAfterの違いがよくわからず、何回も何回も見直しました。頭の動き、腕の動き、上体の動き・・・など、見る場所を絞って一つずつじっくり見てみると、少しずつ違いが観えてきました。。。
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「何回も何回も見直し」,「見る場所を絞って一つずつじっくり」...素ッ晴らしい
!!! “Take”さん...多分凄い経験をされたと思いますヨ
!!!。ヨガの瞑想では,身体のいろんな部位,例えば手の親指に意識を集中したり,胃に集中したりします。すると,その部位の血液の循環が良くなり,リラックスして筋細胞が活性化される...と言います。これと同じ様な効果を,“Take”さんは経験されたのです。
どういうことかというと,例えば「腕の動き」を意識してそこに注視して映像の滑りを見ていると,“Take”さんご自身の腕に,まるで“Shino”さんの腕の動きがコピーされるように情報が入り込み,同じような体験を“Take”さんの筋肉がしている...と考えられるのです。つまり,映像の滑り手の動きが,見る側の人に“伝心”される...ということです。
ですから「各部位に意識を集中させて繰り返しみる」...という行為は,見る側の人の筋細胞を活性化させてくれるのです。これが“イメージトレーニング”のひとつの「効果」でもあります。“Take”さん,良いご経験されましたネ
!!!。
みる側の姿勢...これが大切だということです。どんなに素晴らしいモノをみていても,観ようとする心が無いと,何も観えませんから...。
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分析が終わって考えてみると、見た目の変化が少しに見えてもご本人の感覚としてはかなりの変化があったのではないかと思っています。
・・・こんな風にして、”すべりを観る目”を養っていきたいですね。いい勉強になりました!
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「見た目の変化が少しに見えてもご本人の感覚としてはかなりの変化...」その通りだと思います。これはぜひ“Shino”さんご本人にぜひお聞きしたいところですネ。
「観る目を養って」...充分養っておられますヨ
!!! “Take”さん!!!。今シーズンはまたまた脱皮した滑りがみられると思います。楽しみたのしみ!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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05 Nov, 2008
☆★☆ Lesson
2-8
今日は「オンラインレッスンⅡ」の八回目で...“Ooze”さんの登場です。(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.2-8 “Shino”さん大回り |
No.2-8 “Ooze”さんからのコメント... |
“Ooze”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
お久しぶりです。“Ooze”です。On line lessonが始まると、スキーシーズンが近づきつつあると感じてうれしくなってきます。以前からon line lessonを見させていただいてイメージトレーニングに励んでいましたが、今回は投稿してみることにしました。
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“Ooze”さん,こんにちは!コメントありがとうございます
!!! (^I^)
「on line lessonでイメージトレーニング」...そういう効果,実際にあると思いますヨ
!!!(^
^)(^I^) そして,ワクワクシーズン...冬への期待感の高まり,これも“スキーの楽しみ方”のひとつですネ
!!!。
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
②:“Ooze”さんが思われたことは?
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まず、晴天で周りには他のスキーヤーも少ないなかで、大変気分良くスキーをして一日過ごされたのではないでしょうか。わずかしか映りませんでしたが、針葉樹と青空のコントラストがとてもきれいですね。どこのスキー場でしょうか?
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先ず最初に,「晴天で他のスキーヤーも少ない中、大変気分良くスキーを...」という風に,周りの環境に思いが行った...というのは,素晴らしいことだと思います。多くの方は“スキー”というと,先ず滑りがどうのこうの...ということを仰いますが,そういう環境に居ることをどう味わっているだろうか?...ということに眼が行く余裕が欲しいものですネ
!!!。
ここは「野麦峠スキー場」です。本当にレッスンには最高のシチュエーションです。晴天率も多く,景色も最高!!! 癒されます。09シーズンから,
Feeling Ski School
が常設校として活躍することになりました。
!(^^)!(*^^)v
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SinoさんのBefore映像ですが、とても丁寧に滑られている印象を持ちました。また、スピードコントロールにも気をつけられているのではないでしょうか。そういった意味ではあれこれコメントを言うのは少々憚られるのです が・・・。一応私の印象をいくつか述べてみます。
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仰るとおり,ご本人が,「これで充分満足!!!...スキーって楽しいわネ」...ということであれば,もう何も言うことはありません。むしろ技術向上を目指してヤキモキするよりは,このままの状態で,充分雪の世界を楽しむことができますから,これも有り!!!です。「C字ターン」がどうの「S字ターン」がこうの...ということと,「“スキー”をいかに楽しむか?」...はあまり関係のないことなのです。あくまでスキーヤーの「心の持ち様」なのです。
!(^^)!(*^^)v
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全体としてスピードの変化が若干多く、体の動きが止まり気味なところが残念だなと感じました。「ここで抜重をして」「ここで加重をして」ということを一つ一つ丁寧にやっているような感じで滑られているのでしょうか。
もう少し滑りを細かく見てみると
①山周りに入っていくところで脚が伸びていきますが、その際に雪面の凹凸が少しあるところでややこわごわとして不安定な感じになっているように思いました。
②ターンが谷まわりから山まわりに入っていくところでスキーに加重されていく(外へ向けて足裏に力を入れ、若干押し出されている)感じがします。そのためスピードが出てくると、谷まわりで蓄えられた落下エネルギーが外へ外へと逃げていき、生かしきれていないのが残念に思います。
③②とも関係するかと思いますが、スキーのテールのずれがトップのずれよりも多くなっていることも力が外向きにかけられていることによるものではないかと思います。
そのため、一日中滑られたり、春のやわらかい雪や、不整地(こぶではなくて)などで滑ると結構疲れるのではないかな、と思います。
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あら探しではありませんが,「ここをこうしたら別の味わいを経験できますヨ
!!!」...という意味でのアドバイスがこれに続くわけです。そういう視点で“Shino”さんの滑りを拝見すると...「体の動きが止まり気味」で連続性が少ない...ということが挙げられます。「一つ一つ丁寧」...と言えば丁寧ですが...。
①「山周りに入っていくところでやこわごわ」...支点がしっかり意識できていないと,雪の抵抗の影響を受けてしまってこの様になりがちです。
②「若干押し出されている」...ターン山回りで俗に言う“突っ張り”現象が起こってしまうのですネ?。初級〜中急の方はこの局面で「圧の吸収」を意識するのは大変難しいことなのです。その結果「落下エネルギーが外へ外へと逃げて」いってしまい,身体にエネルギーが貯まらないのです。
③「テールのずれがトップのずれよりも多くなっている」...そうそう!!!。これがどうして起こってしまったか?「つま先支点」意識がその原因だと思います。
「スキー板の動きが左右への動き」なので,バランスを崩す要因が多く,これを保持するだけでも疲れるでしょうネ...。
整地では,この滑りでも充分楽しむことはできるけれど,粗目や悪雪になるとチョッとフラストレーションが貯まるでしょう。
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Afterの滑りに移ります。まずBeforeと同じ斜面だと思われますが、スピードが上がり(特にいわゆるターン後半の部分の板の走りが違います)、体の動きと脚の伸び縮みが滑らか(斜面とスピードにマッチしている)で安定していますね。特に谷まわりから山まわりに入っていくところで、スキー板が先端から滑らかにまわって、自分の方に戻ってくるような印象を持ちました。下から見てると背景の青空の爽快感と一体となっていたのではないでしょうか。
かかとを支点にして雪面からくる圧を受け入れる滑りになっているとは思うのですが、どんなイメージを持ってたかというと・・・・・。水上飛行機の離水?・着水といったイメージあたりだったのではないでしょうか。
改めて感じたことですが、滑りを文字で表すことは難しいですね。
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After...「スピードが上がり、体の動きと脚の伸び縮みが滑らか」...という風に変わられました。“突っ張り”も無くなり,滑り全体が「滑らかに...」なったということです。
「スキー板が先端から滑らかにまわって、自分の方に戻ってくる」...これは支点が「つま先側」から「かかと」に変わって来たことが大きな理由です。
「背景の青空の爽快感と一体」...これはぜひ“Shino”さんにお聞きしてみたいことですネ
!!!。実際はどうだったのでしょう?(^ー^)
ズバリ!!!...仰るとおり「かかとを支点にして雪面からくる圧を受け入れる滑り」になったのです。
イメージ...「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」でしたので,正解!!!...です。
かなり上級にならないと「ターン山回りでの圧の吸収は難しい」...という話しを聞きます。これは“Do
Ski”的にスキーをしてるからです。初中級の方でも“Sound
of Music Turn”や「水上飛行機の離水・着水」イメージを持って滑ることができれば,圧の吸収は可能で,“Shino”さんの様に滑ることができるのです。
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04 Nov, 2008
☆★☆ Lesson
2-7
今日は「オンラインレッスンⅡ」の七回目で...“Mika”さんの登場です。(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.2-7 “Shino”さん大回り |
No.2-7 “Mika”さんからのコメント... |
“Mika”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生こんにちは。“Mika”です。
Online Lesson '09-No,2、挑戦させていただきます。
少々失礼なことを書いているかもしれませんが、あくまでも感じたことなのでご容赦ください。
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“Mika”さん,今回もコメントありがとうございます
!!! (^I^)
「失礼なことを書いているかも」...皆さんそれぞれの貴重なご意見,ご感想ですから,きっと“Shino”さんにとっては宝物の様なものだと,私は思っております。(^
^)(^I^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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Beforeは、
・しっかりと丁寧にターンを1個1個仕上げようとしている。
・「滑る」意識よりも「ターンする・曲がる(曲げよう)」という意識が強い。
・ターン後半自分で圧をかける反動で、スキーの向きを変えようとしているため、テールがずれて体が山側に傾いている。
|
「ターンを1個1個」,「曲げようという意識が強い」,「ターン後半自分で圧をかける反動」...この三点,特徴的ですネ
!!!。
良い悪いということではなく,“C字ターン”です。“スキー”を始められてしばらくはこの段階が続きますが,できるだけ早く,「自分から回す」⇒「雪の力が回してくれる」...という滑りに変えられた方が,その後のためには良いと思います。(^ー^)
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に比べて、Afterは…
・ターンする意識というより、スキーを滑っている中で自然にターンしている。
・ターンの際、踵を支点に雪からの圧を自然に体で受け止めている結果、ターン中も安定感があり、楽な感じがする。
・板が凄く走っている。
Beforeは、一見スムーズにも見えますが、「滑り・ターン・滑り」とデジタル的なのに対し、Afterは、「滑り〜ターン〜滑り」と運動が途切れがなくされていて自然な感じがします。
その要因は、自然に斜面に立って落下しようとする、水面意識や水上飛行機での滑走イメージでしょうか?
|
これがAfterでは,“Mika”さんが仰るとおり...「自然にターン」する様になり,「踵を支点...安定感があり、楽な感じ」が顕れ,「板が凄く走って」...という滑りに変わられました。
スピードが出ることが必ずしもイイことだとは思いませんが,スピードを出しても「安定感があり」,「楽な感じがする」...ということであれば,それは“理にかなっている”...という事ですネ
!!!。
Beforeが「デジタル的」なのに対して,Afterが「アナログ的」で連続性がある...ということでしょうか? たしかにこれも新鮮な見方ですネ
!!!。言葉を代えて言えば「流れに乗った滑りで自由さがある」...とも言えると思います。
当たり!!!。「水上飛行機での滑走イメージ」から発展したというか導き出された新しいイメージ...「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」でした。
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②:“Mika”さんが思われたことは?
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“Shino”さんのBefreを見てまず第一に思ったのは、フィーリング・スキーを教わる前の自分の滑りと、失礼ながらよく似ているということでした。
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「自分の滑り」...これと比べられた...ということですが,多くの方はそういう見方をして居られる...これが普通です。「いやいや,私は客観的に見て...そう思う」...と仰る方が居られますが,多くの場合「自分の滑り」,「自分が注意しているポイント」に眼が行き,それと比較してみてる...つまりある意味で「主観的」に他人の滑りを見ていることが多いのです。
“Mika”さんは素直に,「フィーリング・スキーを教わる前の自分の滑り」...を思い出しながら,自分の気持ちとの比較で他人の滑りを観られているわけです。実はこのことこそがこの
Online Lesson
の目的...と言っていいものかもしれません。他人の滑りを観て自分の滑りを思い出す,あるいは違いを見出される。これが次の自分の“磨き砂”になるということです。(^
^)(^I^)
そういう意味で,今日の“Mika”さんのご感想は大変勉強になるコメントだと思います。ありがとうございました
!!! (^I^)
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当時の自分は、「スキー=ターンする・曲がる」ことだとばかりに、雪面状況を無視して、どう力を掛ければ良いか・どう足を曲げればよいかということを主に気にして滑っていました。そのため、体力を使ったり、アイスバーンや春雪では滑りになりませんでした。
|
「どう力を掛ければ良いか・どう足を曲げればよいか」...これが多くの方が目指されている滑り方の典型です。普通のスポーツならこの様な考え方...「どうやるか???」ということが大切です。自分で動いたり,道具を動かしたりしないと,始まらないのです。これが“Do”です。ですが“スキー”はこれと大きく違う側面を持っています。それは「位置エネルギー」を利用し,その力に従うことで運動を導き出す...ということです。ですから体重さえあれば,斜面を移動して行くだけでスキーがターンしてしまうので,自分はされるに任せるだけ...といったスポーツがができる...ということなのです。これが“Let
Ski”です。「やる」と「任せる」...これは全く違った方法だし,その結果起こる現象も全く違ったものになるのです。
|
多分、Beforeの滑りでは、アイスバーンでは「ズズズー」とズレて足元をすくわれるかもしれません。それに比べると、Afterでの“Shino”さんの滑走感覚や体力の消耗度は、Beforeとは比べ物にならない程、快適で楽だと思います。
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この違いを経験されればされるほど,“Do
Ski”と“Let
Ski”の違いが鮮明になって来ます。“Mika”さんが仰る様に,“Do
Ski”では「アイスバーンでは足元をすくわれ」て安定感がなくなりますし,「体力の消耗度」も大きくなります。結局“Let
Ski”の「快適で楽」...の素晴らしさに気付くことになります。
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自分も踵支点での滑りを教わってから、「何でこんなに楽になの?」とびっくりしましたから。ターン後半のスキーの走りもBeforeと比べて全然違います。ターンすることを気にしないで、踵支点で自然に落下することが、逆にターンの安定度を増しているというところが、面白いと思いました。
...と、強引に自分の経験とこじつけましたが、いかがなもんだったのでしょう?
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「踵支点で自然に落下することが、逆にターンの安定度を増している」...これなどは,“Let
Ski”でなければ実感できないことです。“Do
Ski”では絶対に表れない滑り方です。そして,自分で動かず騒がず...これこそが「大自然の素晴らしさ」...これに気付くことにもつながって行くのです。
ことほど左様に,“Do Ski”と“Let
Ski”では,その結果として表れる滑りに大きな違いが出てきます。
「こじつけ」...なんかではありません!!!。“Mika”さんのご経験に,「良かったですネ
!!!。おめでとう
!!!」...と言わせてもらいたいと思います。“フィーリングスキー”や【TOK】の考え方の優位性をお認めいただいているご意見でもあり,嬉しく思います。
今,日本でも New Zealand
でも,多くの方々に“Feeling Ski”
をお認めいただけるようになりました。これをさらに一人でも多くの方に経験していただき,真に「スキーって面白い!!!」...と言っていただけるよう,最善を尽くすのが【TOK】の役割...そう思っているところです。
“Mika”さん...ありがとう!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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03
Nov, 2008
☆★☆ Lesson
2-6
今日は「オンラインレッスンⅡ」の六回目で...“Y”さんの登場です。(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.2-6 “Shino”さん大回り |
No.2-6 “Y”さんからのコメント... |
“Y”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
Yです。毎日オンラインレッスン楽しく、そして興味深く拝見させて頂いています。
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“Y”さん,コメントありがとうございます
!!! (^I^)
皆さんからのコメント...楽しんでおられるようで,私も嬉しいです。(^
^)(^I^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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さて、Shinoさんの滑りですが、beforeとafterではウェアの色も違う、滑りも違うとまるで別人の方ではないかと思うくらいです。
まずbeforeですが、「スキーは上へ立ち上がって切り替えて、そしてターンするのです。」といった具合にフォームを始めに作るという意識が強くおありなのではないかと感じます。
そのため、落下スピードについていけずにターン後半では自らの操作で大きくブレーキをかけ、スピードコントロールされています。
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「ウェアの色も違う」...ハッハハハ...(^ー^)。実はこの違いを何人の方からもらえるかな?...とい密かに思っていたのですが結構多くの方が言及してますネ
!!!。(^ー^)
「フォームを始めに作るという意識が強くおあり」...これは私も強く思うところです。「こうでなければならない!!!」,「こうあるべきだ!!!」...という意識が“身体の動き”を硬くしてしまっているのです。仰るとおりです!!!。
身体が硬直してしまうと,「雪との圧の自然なやり取り」などができなくなりますから,身体も疲れるし,滑っていてもぎこちなく,面白さが半減してしまうのです...。(-_-;)
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afterでは、フォールライン上から山回りにかけて、板が本当に気持ちのよいくらい走っていますね。まるで引かれた弓矢が弾かれて飛び出していくかのように思えます。
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After...全体的に「安定感」が出てきて,安心してみていられる...という感じがします。まだドリル練習が少ない段階の映像ですので洗練された...というところまでは行っておりませんが,ところどころで「板が気持ちのよいくらい走って」いるのが分かります。
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②:“Y”さんが思われたことは?
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このような変化を導き出したイメージは、サウンドオブミュージックターンでしょうか?ちなみにチャクラターンはまだ経験したことがないのでわかりません。
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この時のテーマは...「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」でしたが...。多分“Sound
of Music
Turn”でも同じような効果は出たと思います。“チャクラ・ターン”はまだこの時点ではお話ししておりませんでした。
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2008年三月のキャンプに参加した時に、サウンドオブミュージックターンにはかなりの衝撃を受けたのです。「板を走らせるにはターン前半から板をたわませて・・・そのためにはいかにトップを雪面に食い込ませるかだ・・・・・」と真剣に思っておりました。しかし180度違うところにスキーの本質がありました。
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そうでしたネ
!!!。キャンプに参加していただいた“Y”さんの滑り...本当にみるみる変わって行きました。このときの模様は,「“Y”さんの変化」に載せさせてもらいましたが,その時のイメージは“Sound
of Music Turn”でした...。
当時...“Y”さんは,「いかにトップを雪面に食い込ませるかだ」...と思っておられました。それが“Sound
of Music Turn”で見事に変わったのでしたネ !!!。
「スキーの本質」...と書かれておりますが,私も手前味噌ながら,そんなことを思っております。
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このオフにはプラスノースキーでサウンドオブミュージックターンをしています。雪のようにはいきませんが、それでも下から来る圧を感じることができるようになりました。
目標であるクラウンを取ることと共に、いやそれ以上にスキーの本質をもっと知りたいと思う今日この頃です。
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そうですか「プラスノースキーでサウンドオブミュージック」...。そしてそれなりの効果があったということで,私も嬉しいです!!!。
New Zealand
でもこの効果...絶大でした!!! ますます“フィーリングスキー”のオモシロさを思っているところです。(^
^)(^I^)
「目標であるクラウン」...ということですが,それなりの検定眼を持った人が検定したら,先ずOK
!!!です。その滑りの違いを見分けられない,「姿かたち・運動」だけに目が行く検定員ではダメかもしれませんが...。
そうそう「スキーの本質」...これを忘れなければ大丈夫!!!
今シーズンも機会がありましたら,ぜひご一緒に滑りましょう
!!! (*^^)v
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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01 Nov, 2008
☆★☆ Lesson
2-5
今日は「オンラインレッスンⅡ」の五回目で...“Ika”さんの登場です。(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.2-5 “Shino”さん大回り |
No.2-5 “Ika”さんからのコメント... |
“Ika”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
TOK先生 こんばんは
“Ika”です。
Online Lesson 1では、FSで出てくる言葉、繰り返し使われている内容については、できるだけ省略しようとして、短くしました。
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“IkaI”さん,今回もコメントありがとうございます
!!! (^I^)
前回...「FSで出てくる言葉、繰り返し使われている内容については、できるだけ省略」...OK
!!! OK !!! “No problem”です!!! (*^^)v
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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beforeでは、ターン前半、雪面コンタクトを軽くして上体をローテーションさせ、つま先支点でかかとを横に滑らせて、山回りに入っている。スキーの向きが早くに変わるので、後半では山回りというよりは落下を止める横滑りしかできず、次のターンへのつながるエネルギーがない。そのため、ますます、上記のようなターン前半の入り方になってしまう。
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「つま先支点」⇒「かかとを横に滑らせ」⇒「落下を止める横滑りしかできず」⇒「ターン前半、雪面コンタクトを軽くし」⇒「上体をローテーションさせ、つま先支点で」...という繰り返し...その通りですネ
!!!。
私は,こういう滑りになっている原因は「母子きゅう支点」にあるとみています。
|
afterでは、ターン前半から、かかと支点で斜面移動をすることによって抵抗をもらい、スキートップが向きを変えていく動きができつつある。
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“Ika”さんが仰るとおり,「かかと支点で斜面移動」...コレが効いている!!!,と思います。ですからスキートップが雪の抵抗をテール部分より多くもらう事ができ,スキーが足裏を中心としてスピン的にターンし始めているのです。もちろん身体の下からスキーが逃げることはありませんから,バランス保持もGood
!!!です。(^ ^)(^I^)
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上体の先行動作は個性であり、なくさなくてもよいと思うが、次のターンが始まっても、長く上体のローテーションがあると雪面からの抵抗をうまくもらうことできず、もったいない。
ターン後半で山回りが出来てきたので、次のターンへのつながりができ、スキーも走っている。
ますます、次のターン前半がよくなる好循環となっている。落差も取れるターンになっている。
サウンドオブミュージックターンでしょうか?
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「上体の先行動作」...“Ika”さん,コレに気付かれましたネ
!!!。素ッ晴らしい
!!! 仰るとおり,これが極端になり,スキー始動のエネルギーをこれに頼る様だと直した方がイイかもしれませんが,私はこの程度なら構わない...と思います。かかと支点が洗練されてくれば,おのずと消えて行く...そう思います。
そうなんです!!! かかと支点でオーバーエッジユースも無くなりはじめましたから,走りが出てきたんですネ
!!!。
ターン山回りでのエネルギーを次の谷回りに結び付けられる滑り方...これが分かりはじめたので,滑りのサイクルがうまく行くようになったのだと思います。
!(^^)!(*^^)v
このときのイメージてーまは...「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」でした。
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②:“Ika”さんが思われたことは?
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Online
Lesson 1で二輪車、四輪車の滑り(キャスターターンの二輪、四輪ではありません。バイクか自動車かということです)の話を持ち出しました。
この方は、beforeから四輪車の滑りですが、後輪を横滑りさせて車の向きが変わっています。車の後輪が横に滑っているときは、自動車の安定性は非常に悪く、10cm程の凸があれば、簡単に横転してしまいます。路面(雪面)にsensitive(影響を受けやすい)滑りです。
afterでは、かかと支点(後輪)がしっかりしてきて、スキートップ(前輪)の変わっていく向きについて行っており、安定感があります。少々の路面(雪面)の凹凸には乱されません。凹凸を感じることができる滑りです。
|
そうでしたネ
!!!。「二輪車、四輪車の滑り」...で二輪と四輪の走行の違い...をスキーの走行にイメージした解説をいただきました。(*^^)v
「後輪を横滑りさせて車の向きを変える」...ラリーなどで,高級運転技術として,後輪を意図してスピンさせる走り方もあるらしいですが,私達が“生涯スキー”を目指すうえではあまり必要ないでしょうネ
!!!。(^ー^)
何の運動でもそうですが,移動する物体の後部がフラフラすると「安定性」が損なわれ,バランス維持が困難になります。そういう意味でもテールの横滑りでターンを行なうのはしない方が良いでしょう。
「かかと支点(後輪)がしっかり」...してますから,車体は安定し,フロントタイヤが行き先を決めて行く...という高速走行に変身ィーーンです。
これで,今年の“Ika”さんの指導イメージ...決まり!!!,ですネ
!!!。 !(^^)!(*^^)v
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30 Oct, 2008
☆★☆ Lesson
2-4
今日は「オンラインレッスンⅡ」の四日目で...“KEI”さんの登場です。(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.2-4 “Shino”さん大回り |
No.2-4 “KEI”さんからのコメント... |
“KEI”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
こんにちは。KEIです。
“Shino”さんのBefore・Afterについてコメントさせていただきます。
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“KEI”さん,お久しぶりです。お元気でしたか?
ご登場...歓迎いたします!!! (^ ^)(^I^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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変わった点は、ウエアと板に・・滑り。。。というのは冗談としてもf^^ 板が変わったことも少なからず滑りに影響があったのでしょうか。
Beforeでの第一印象は、滑りに何となく不安定さがあって「恐る恐る滑っておられる」という印象があります。それに対してAfterでは、滑走スピードは格段と上がっていますが、不安定さが薄れ、滑りに「どっしり感」のようなものを感じます。
|
「ウエアと板に・・滑り」...“KEI”さんも先ず,ここに気付かれたようで...素ッ晴らしい
!!! 「板が変わったことも少なからず滑りに影響が」...これは全くその通りです!!! 用具を生かしたターンができるようになれば,用具によってどんどん新しい感覚の滑りが体験できるようになります。
「恐る恐る」...というのは「足元不如意」から来る「不安定」がもたらすものなのですが,それがBeforeから感じられますネ。
Afterではそれが,「スピードは上がり...不安定さが薄れ...どっしり感が...」という風になってますネ
!!!。素ッ晴らしい !!! ハッハハハ...(^ー^)
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Beforeで、「恐る恐る滑っておられる」という印象を受けたのには、
・ターン中の①〜②の場面でポンと上に抜けてしまい、板が軽くなって不安定になっているように思うこと。
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「①〜②の場面でポンと」...というのは,この図の①,②...つまり谷回り部分...ということですネ?
「伸身抜重」という,「C字ターン」の典型的な滑り方です。“Shino”さんは結構ゆっくりコレを行ってはいますが,ターン山回りで一旦圧を強め,その反動を使って次の谷回りを誘導しています。多くの方はこの時,瞬間的に行なうことが多いので,ハッキリ「伸身抜重」だと判りますが...。
ゆっくりとはやっているけど,根本的にはチェック的な滑りなので,谷回りで「ポンと上に抜けてしまう」...のです。
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・ターン中の②〜③にかけて、タングを押し、つま先寄りに乗っておられることと、体軸を倒しながら板を外へ押しておられることで、テールが軽くなりワイパー状に板が動いているからだと思います。
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「②〜③にかけて、タングを押し...」...残念ながら今でもこの様に「タングを押しなさい!!!」という指導をしているInstructorが大勢います。これではテールが外側に流れ,足元が不安定になるのは当然なのです。(-_-;)
“KEI”さんは,「恐る恐る」の“Cause(原因)”として「体軸を倒しながら板を外へ押して」...という風に観られましたが,私はこれは“Cause”ではなく,“Result(結果)”だと思います。体軸が寝,板が外に出た原因は「自分で体を倒し板を外に押した」からではなく,「“支点”がつま先よりでテールが流れたこと」が最大の原因だと...。つまり“KEI”さんが前述した「タングを押した」...ことが,体軸を寝させ,板を外に流れさせることになった...と観ます。
どちらでも良い様に思われるかもしれませんが,このポイントが滑りを判断する時に大事なりますので,あえて述べさせてもらいました。
くどいようですが,「タング押し」⇒「体軸の横流れ」⇒「テールが軽く」⇒「ワイパー状に板が動いた」⇒「足元不安定で恐る恐るに...」...ということで,もともとの原因は「タング押し」なのです。このことを意識して直せば,以降続く諸症状は消滅する...ということです。「体軸を寝せないで!!!」...といった指導は行なわないで済みます。
|
その結果、「斜面に対するエッジング(止めるエッジング)」の滑りになっており、いわゆる「外向きの力」が働いています。
|
「止めるエッジング」...前述した,テールが外側にズレ,軸が寝てしまったために,どうしてもエッジに頼らざるを得ないのですネ...。
でも,この時“オレンジ・ターン”で,「土踏まず支点」を意識するようアドバイスしてあげれば,スキーの前後差というスキー板の特性を生かしたターンが可能になりますから,バランスを崩すこともなくなり,必要以上の角付けを使うこともなくなります。
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②:“KEI”さんが思われたことは?
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Afterでは、足裏にオレンジを意識された結果か?コアに引かれるイメージを持たれた結果か?、足裏で雪からの情報を感じ取ろうとされているように感じます。
その結果、「コア方向へのエッジング意識」がうかがえ、「雪と喧嘩をしない」を、意識された滑りになっているように感じます。
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Afterは,「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」の練習時のものです。
“フィーリングスキー”で使ういろいろなイメージ...そのほとんどが「足裏で雪からの情報を感じ取ろう」“...ということに結びつくので,どのイメージが良くてどれがダメ...ということはありません。つまり“感じ取ろう”とする姿勢が大事になります。
「コア方向へのエッジング意識」...これは「階段降りイメージ」が効いたのだと思います。まだまだこのAfter時点では滑りが洗練されていませんが,エッジングの角度に明らかに差があります。そして足下の三角窓の有無にも違いが...。(^ー^)
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板も走っていて、どっしりとした安定感さえ感じます。
雪とのやり取りを楽しんでおられるかのようで、観ていても安心感があり、気持ちよさそうに滑っておられるように感じました。
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「板も走っていて、どっしりとした安定感」...でしょう???。「観ていても安心感があり、気持ちよさそう」...でしょう???。私はこれが「“オーラ”が観える」...ということだと思っています。“Shino”さんの滑り...決して派手ではありませんが,身体全体から“ある種のエネルギー”みたいなものが感じられるのです。
!(^^)!(*^^)v
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29 Oct, 2008
☆★☆ Lesson
2-3
今日は「オンラインレッスンⅡ」の三日目で...“ishi”さんです。
“Online
Lesson... '09 No.2-3 “Shino”さん大回り |
No.2-3 “ishi”さんからのコメント... |
“ishi”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
前回Afterのイメージを思いっきり外したishiです(-_-;)。
今度こそ当てるぞ〜!! <(`^´)>。 うそです。当てることが目的じゃないですよね。感じることが大切なのですよね。でも、今度も外したらどうしよぉぉぉぉぉ〜 だからそうじゃなくて・・・(^^ゞ
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“ishi”さん,コメント...ありがとうございます
!!!
当たる,当たらないはもちろん二の次ですが,この様にものごとを“遊びの心”で捉えることって...大事ですネ
!!!。根アカに...根アカに...です!!! ハッハハハ...(^ー^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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ゆったりとした大回りで気持ちよさそう〜(^O^)/。
たぶん同じような斜面状況に見えるのですが、一目見て感じた違いは、雪面と板と体の調和のようなものです。 具体的には...Beforeは少し体全体が硬く、運動もDo的要素が多いかなと感じました。その結果として、圧がターン後半に集中したり、板と体の動きが止まってしまいアンバランスに見えたのだと思います。(^^ゞ
|
「雪面と板と体の調和」...雪面コンタクトを表現するのにいろいろな言い回しがありますが,“調和”というのもイイですネ
!!!。この調和...実に様々あります。
「体全体が硬く、運動もDo的要素が多い」...特に「ターン方向を切り替えよう,こうしなければ...」と意識する時,身体が硬直し,Do要素が出ることが多いですネ。“Shino”さんのBeforeで言えば,これからターン方向を変えるぞ...という角付けの切り替え時,そしてターン中盤から山回りに移行しようとする時に“Do
Ski”的要素が表れています。ですが,ターン山回りに入ってからは素直に斜面移動がされており,“Let
Ski”的要素が出てきています。
「圧がターン後半に集中」...ターン山回りのエネルギーを次の谷回りにつなげるイメージが,まだできていない時のものですから,伸身抜重的な運動になっており,圧の集中が起こっているのですネ。
「板と体の動きが止まって」...圧のやり取りよりも,先ずスキーの性能が生きる場所を意識して滑る...という段階でしたから,この様な滑りでした。
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それに比べAfterは、全体的にとても自然で、スピードの中で板が常に動き続け、その板の動きと体の動きがマッチしていて、安定感もあり安心してみていられる滑りです。
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上に述べたポイント...“ishi”さんが指摘されていたポイントが是正されましたネ
!!!。圧の集中が少なくなり,斜面移動もスムーズで,まさに“調和”のとれた滑りに変身ィーーンです。
!(^^)!(*^^)v
|
②:“ishi”さんが思われたことは?
|
|
Beforeは、少し外向外傾外足荷重の意識を強く持ちすぎているかな〜 と感じました。スキーの基本中の基本だと思いますので意識することは悪いことではないと思います。ただ、あまり意識を強く持ちすぎると体も硬くなり、雪面の情報を受け取れないため、自分から雪面に板を押し付けたり、体をひねったりというDoスキーにつながると思います。その動きを雪面状況にマッチさせることができればよいのですが、雪上に立てる時間が限られている一般スキーヤーにはなかなか難しいと感じております。
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「外向外傾外足荷重...基本中の基本...」なのですが,“ishi”さんが仰るように,これを「何が何でも作らなくては!!!」...という意識が,形にはまった,見ていてどこか自由度の少ない滑りになってしまうのですネ
!!!。
私はこの原因のほとんどは“must病”による“Do
Ski”...という風に感じています。あるイメージを持ち,自分は自分,在るがままに...ということを意識して滑ると,この様な「カミシモ」を着たような滑りは消滅していくと思います。
「雪上に立てる時間が限られているスキーヤー」...ですから,どの様な楽しみ方もそれぞれ正解です。ただもし可能なら,身体活き活き,気持ち晴れ晴れ!!!...といったことが感じられたなら,もっと素晴らしい!!!...といことです。
実はこのことを実現させるのは難しいことではなく,あるイメージを持って,在るがままに滑るだけなんです...が。
|
Afterは本当に自然体で、常に足の裏から雪とのやり取りを感じながら滑っているように感じます。きっとイメージを歌いながら滑られたのではないでしょうか。声に出したりしてイメージに集中すると、不思議に体がリラックスするんですよね。この滑りをベースにいろいろな斜面にチャレンジしていけば、もっともっとスキーの世界が広がっていくと思います。
というわけで、今回のイメージは・・・
Sound of Music Turn に違いない!! だからぁ〜 (^^♪
お粗末様でした
|
「声に出したりしてイメージに集中すると、体がリラックス」...これは本当にその通り!!!
です。
【TOK】も New Zealand
でこれで自分流のスキーレッスンができ,皆さんからお礼を言われました。そして,“Singing
teacher”...という異名をいただきました。 !(^^)!(*^^)v
「スキーの世界が広がって」...実はこれ以降,“Shino”さんの滑りはどんどん変わって行き,オフピステにも挑戦され,楽しまれました!!!。
“ishi”さん...今回も残念...ながら違います。ハッハハハ...(^ー^)
このAfter映像は,2008/3/18に野麦峠でのキャンプで,「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」の練習時のものです。
私の経験では,“Sound of Music
Turn”だと,もう少しターン谷回りで雪面抵抗を感じ取ろう...とする気持ちが起こり,After映像で見られるような,「わずかな“ローテーション”的身体の使われ方」が無くなります。またターン山回りでももう少し圧の吸収が観られ,懐が深くなります。(^
^)(^I^)
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28 Oct, 2008
☆★☆ Lesson 2-2
今日は「オンラインレッスンⅡ」の二日目で...“taka”さんです。
“Online
Lesson... '09 No.2-2 “Shino”さん大回り |
No.2-2 “taka”さんからのコメント... |
“taka”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
“TOK”先生へ
今回の映像は僕自身も学ぶべき事が多かったです。宜しくお願い致します。
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“taka”さん,今回もコメント...ありがとうございます
!!!
八方の達人であられる“taka”さんの素晴らしいところは,「他人の行動から何か学ぶべきものを観よう...とする心」...だと思っています。お世辞ではなく,彼とお付き合いさせていただき,いつもそのことを感じています。
これからもよろしくお願いいたします。(^ ^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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beforeは、まずアドバイスされた課題に素直にトライしようとする姿勢が十分に感じられました。
まだ雪面からもらう圧に対するコンタクトが外足に比重が大きいですが、切り替え時にフラットになる瞬間から自分で板を回すのではなく、次のスキーの動きにご自分が対応しようとする気持ちがとても感じられます。FSSでいつも言われるLet skiの滑りがとても分かり易い滑りだと思いました。
切り替え時のフラットからスキーが谷回りを始めるまでに多少の時間がありますが、ご自身のやろうとする事とスキー教師のアドバイスが凄くマッチした滑りですね。
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「アドバイスされた課題に素直にトライ...」...Beforeの映像は2008年の2月...キャンプ初日のもので,まだアドバイスをする以前のものですが,そういえばその前年に一度“オレンジ・ターン”をメインにレッスンをさせてもらってますから,その留意点が顕れているのかもしれませんネ。
“Shino”さん...ご経験がまだ浅いのですが,無理やりスキーを動かそうとする姿勢はありませんネ
!!!。ですから「自分で板を回すのではなく、次のスキーの動きにご自分が対応しようとする気持ち」...これがよく観えます。(^ー^)
そうそう!!!...まさに“Let Ski”ですネ !!!。
まだこの時点では,「S字ターン」まで行ってませんでしたね。ですからターン谷回りがすこし「間のび」しています。でも,これはこれで,もちろんOK
!!!です。(*^^)v
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afterは、ターンからターンが繋がり、とてもリラックスした滑りになっています。
beforeで感じた谷回り時にスキーが雪面から受ける圧を探る時間が短縮され、とても効率の良いスムーズな次の谷回りに入っています。
また雪面からもらった圧を開放する操作が、とても安定しているのが素晴らしいと思います。
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“taka”さんが仰るとおり,「ターンからターンが繋がり」...「C字ターン」が「S字ターン」になってきました。
Beforeでは山回りで一旦ターンが終わり,谷回りで次のターンが始まる...というターンでしたから,ターン山回りでのエネルギーを谷回りにつなげることができなかったのですが,それが可能になり「S字ターン」が顕れて,「効率の良いスムーズな」滑りになったのですネ!!!。
「雪面からもらった圧を開放する操作が、とても安定している」...「開放」をうまく行なうためには,その前段としてエネルギーを貯めなければならないのですが,このコツが解って来たのだと思います。“Do
Ski”的に圧を雪面方向に掛けてしまうとこの「エネルギーの貯め」は起こりにくいのです。
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僕はコースの長い八方尾根スキー場で良く滑っていますが、まさに長距離を安全に安定して、気持ち良く滑るにはこの滑りが理想だと思います。
もし僕がShinoさんをゲレンデお見かけしたなら、地元のスキーヤーかなと思うでしょうね。それぐらい効率的で安定した滑りに変化していますね。
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「長距離を安全に安定して、気持ち良く滑るにはこの滑りが理想」...位置エネルギーをターンエネルギーに変えた滑りですから,自分の身体のエネルギーを使うのが少なくて済みます。ですから“taka”さんが仰る様に,ロングコースOK
!!!...なのですネ !!!。
「効率的で安定した滑り」...この滑りこそが“フィーリングスキー”で求めているもので,“生涯スキー”なのです。
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②:“taka”さんが思われたことは?
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本当にこれが基礎スキー!って気がします。
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「これが基礎スキー!」...“fundamental”な...という意味で“基礎”という言葉を用いるのでしたら,“taka”さんの仰るとおりです!!!。ところがどこかのスキー団体が言っている「基礎スキー」は...基本となる、基本の、基礎の、基本的な、根本的な、抜本的な、欠かせない、必須の...という本来の意味とは大きくかけ離れた,枝葉末節的な,「基礎」とはいえない「キソ」を指しているのが実情です。誠に残念です...。(-_-;)
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そしてShinoさんご自身のスキーセンスにも驚きました。
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「スキーセンス」...“スキー”の感じ方,理解の仕方...ということでしょうか。繊細に感じる能力...と言っていいかもしれません。いずれにしても,“Shino”さんの滑りには,そういった「素直さ,繊細さ」が感じられる...というのは,【TOK】も同感です。(*^^)v
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滑りには色々なバリエーションはあると思いますが、僕はafterの滑りをさらにご自分の滑りとして追求する事によって、整地は当然ながら、悪雪やコブ、ましてやポールの中でも、ストレスの無い自由なスキーの操作が可能になるのではと言う気がします。
またShinoさんとスキー教師の一体感を感じとても感動しました。
個人的には是非、一緒に滑りたくなる滑りです!
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「ストレスの無い自由なスキーの操作が可能になる」...そうなんです!!!。
ハッキリ申し上げて,“Shino”さんには失礼ですが,一般的に経験のあるスキーヤーが彼女の滑りを見て先ず思うことは,「ズレズレじゃん。マ,せいぜい2級程度かな?」...ということでしょうか...???。
でも,“taka”さんはシッカリ見抜いていらっしゃる!!!。彼女のAfterの滑りの中にこそ,「自由」が在るのです。Beforeにあった“must病”的な,こうしなきゃ,ああしなきゃ...という姿勢が姿を消し,雪との一体感を求め,在るがままを在るがままに楽しもう...という姿勢が観えます。ですから,あらゆる規制から開放され,“自由”を感じながら滑っているのです。残念ながら,「姿かたち・運動」第一主義のスキーヤーには解りにくいポイントかもしれません...。(-_-;)
この様な意識で滑れば,どんな斜面であろうと,シチュエーションであろうと,自分自身の滑りを味わい楽しむことができる...そう思います。他人は関係ない...のです。
そういう滑りをしている人と一緒に居たい,滑りたい...と思うのは“taka”さんだけではありません。【TOK】もその一人です!!! イエェーーイ!!!
でも,「八方の達人」に,「一緒に滑りたくなる滑り」...と言わしめた“Shino”さんも凄い!!!...ということですネ
!!!。ハッハハハ...(^ー^)
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27 Oct, 2008
☆★☆ Lesson 2-1
今日から「オンラインレッスンⅡ」の始まりです。No2のトップバッターは,
Feeling Ski School 野麦校のInstructor“オッキー”君です。
“Online
Lesson... '09 No.2-1 “Shino”さん大回り |
No.2-1 “オッキー”君からのコメント... |
“オッキー”君のコメントに対する【TOK】の感想 |
TOK先生、こんにちは!オッキーです。
スクール準備も忙しい中、オンラインレッスンも継続、お疲れ様です! そんな中、実施する以上はオンラインレッスンも盛り上げて行きたいですね。
“Shino”さん、ですよね! №2の生徒さんは
アフターの映像は、キャンプに参加させてもらった3月中旬の野麦だと思います。いろいろ、詳細を知っているのでコメント難しい面がありますが先入観なくコメントしたいと思います。
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“オッキー”君,あなたも
Feeling Ski School
野麦校の準備で忙しい最中ですが,その中で,多くの方の滑りからいろいろ学ばせていただく...という姿勢には私も頭が下がります。スキー教師として「無くしてはならない姿勢」です。(^
^)
そうです!!! After映像は“オッキー”君にもモデルとして参加してもらった時のものなので,その様子を知っているのですが,改めてこれを言葉で表現してみることも勉強ですネ。
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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まず、ウェアと板が違いますね!
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「ウェアと板が違います」...よく気がつきましたネ
!!!。素ッ晴らしい
!!!ハッハハハ...(^ー^) でも,これってある意味で大事なことです。生徒さんがどのような用具を使って滑っておられるか?...ということに気が回る繊細さ...教師としては大事な資質です。(*^^)v
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それと、Beforeは足が伸びた状態と縮んだ状態の2つのフォームがあり、この2つのフォームをデジタル的に行ったりきたりしています。
これに対してAfterはターンの局面に応じた動きになっています。
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「2つのフォームがあり...これをデジタル的に行ったりきたり...」ということは,山回りの形があり,谷回りの形がある。そしてその二つを行ったり来たり...ということだと思うのですが,特に谷回りでそれが顕著ですネ
!!!。俗にこのことを「身体の動きが無い」...と表現する教師が多いのですが,この「動き」...という言葉は誤解を招きやすいので注意して使う必要があります。motion(運動)
という意味と move(移動する)という意味があり,この場合はmotion(運動)...という意味での“動き”ですから...。
Afterの「局面に応じた動き」...というのはターンのそれぞれの局面で,それに対応した脚の伸縮が起こるようになった...ということですネ?
この様に,他人の滑りをみて(見て・観て),それを言葉に置き換える作業を通して,「言葉の適切な使い方」をも学ばせてもらっているのです...。ありがたいことです。(^
^)(^I^)
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②:“オッキー”さんが思われたことは?
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私が思ったのはBeforeで「オレンジが無い!」です。 Beforeでは、ターンの切り替え局面でオレンジが逆の足の下に移動するときにどこかに行ってしまい「私のオレンジがどこかに行ってしまったーーー どこーーー !(泣)」と探している状態が長く、ターン中盤あたりで このオレンジを見つけて「見ーつけた!!! もう無くさないわよ!」と言ってギューーーウと踏みつけているように見えました。
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「オレンジが無い!」...ですか? ハッハハハ...(^ー^)hオッキー独特のオモシロオカシイ解説が飛び出しましたネ
!!!。私にはとても真似のできない言い回しですが,これがオッキーのオッキーたる所以ということで,レッスンでもこれを大事にしてくださいネ。(*^^)v
スキー板の持つひとつの特徴...「スキーの前後差」を生かす...という意味で“オレンジ・ターン”は大きな役割を果たすのですが,この意識の有無がBeforeとAfterの滑りを別けた...と観られたわけですネ
!!!。それが安定感の違い,滑走スピードの違いとなって顕れたと...。
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これに対してAfterは切り替え局面でもオレンジが無くならず、(無くなってもすぐに見つけている)足元にオレンジをキープし続けています。
オレンジがなくならないので不安にならず、オレンジをギューーーウ と踏みつけることもなくなっています。
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「オレンジがなくならない」⇒「不安にならない」⇒「踏みつけることがない」...という風に,オレンジを意識することが“Do
Ski”を回避している...と捉えられていますが,正解だと思います。
“オレンジ・ターン”...この他にもいろいろ効果がありますが,「ジュース飲みイメージ」なども
New Zealand
では効果がありました。皆さんもぜひお試しください。(^ー^)
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確かこのときのレッスンは水上飛行機イメージだったと思いますが先入観なく見た意見として、私ならBefore映像の生徒さんがいたら「ターン前半にオレンジが無くならないように慎重に受け渡しし、無くならないように軽ーくオレンジを押さえて、つぶれ具合を意識してください」とお話をします。
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実はBeforeは2008/2/19で「これからBefore映像撮ります」...と言って撮ったもの。Afterはその約一ヵ月後,2008/3/18に「階段降りイメージ」+「Motor Boat Turn」の練習で滑ってもらった時のものです。マ,「水上飛行機イメージ」とは少しだけ違いますが,似たような滑りになります。
もちろんターン全般でスキー板に落ち着きが無いときは“オレンジ・ターン”でも良い訳ですが,この時は一ヶ月前のレッスンが生きていて安定感がかなりありましたので「階段+MB」のイメージ練習になった...こういう訳です。
そして,滑りが安定してくるに連れ,もう少しエネルギーのある板の方が“Shino”さんに適している...そう判断して,“オッキー”君が気付いたように,Beforeとは違った板での滑走と相成ったのでした。
!(^^)!(*^^)v
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