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☆ November 25 2008 Tuesday 曇り(白馬)
☆★☆ Lesson 3-13
今日は“Shyo”さんからいただいたメッセージに対する【TOK】の感想です。今回で「
Online Lesson
Ⅲ」....最終回です。みなさん,ありがとうございました!!!。
!(^^)!(*^^)v
“Online
Lesson... '09 No.3-13 “Shyo”さん小回り |
“Shyo”さんのメッセージに対する【TOK】の感想
|
“Shyo”さん :
Online Lesson ‘09-No.3 のモデルにしていただいた“Shyo”です。
この学びの機会を与えていただいたこと大変感謝しております。【TOK】先生、コメントをくださった皆様、有り難うございました。
【TOK】:
いえいえ,こちらこそありがとうございました!!!。この
Online Lesson
を読んでいただいている方々ばかりでなく,【TOK】自身....本当に参考になりました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
|
①
beforeのイメージ
“Shyo”さん :
「早く回さなくちゃ...」といった気持ちが確かにありました....
「この“せっかち者”!」....
【TOK】:
そう仰っておられるように,そうとう急いでましたネ!!!。多くの方のコメントにもそのことが書かれてました。
「“せっかち者”」....ハハハ....(^ー^) そう?? そんなこと言った??。覚えが無いなぁー....。(*^^) でも,生活を前向きに積極的に生きている人の多くが,ある意味で「せっかち」だそうですから,それがあながち悪いことでも無いとは思いますが....。(^ー^)
② after
のイメージ
“Shyo”さん :
「アレ? どうしたの? 私滑れてる!???」という感じ....
心がけたのは、「雪の声を感じること。板が自然に回ってくるのを待つこと。」....
つぶやきは「ゥワア〜〜〜ン、トゥ〜、スリ〜イ」に....
【TOK】:
そうなんです!!! 自分でコントロールしているようで,実はコントロールされている....という感じの時のほうがうまく滑れていることが多いのです。不思議ですネ
!!!。(-_-;)
そうそう!!! “feel in”の気持ちが大切です。
♪♪♪をつぶやくことの効果....これも何度もお話ししてきました....。(^ー^)
③
「何が貴方を変えたのですか?」の答
“Shyo”さん:
after
のイメージ・「何が貴方を変えたのですか?」の答を明かします。
2日間で色々なことをしました。
雪と対話すること・こちらが話しかけると雪が答えてくれる楽しさを実感....この感覚を持てるようになったことが、変化のベースになったと思っています。
「なめなめターン」....それまでとは違った感覚でターンができ、これが変化のきっかけに....
ブーツの変化はありません。
【TOK】:
いよいよ明らか!!!....ですネ??。
で,結果は....「話しかける」....ということでしょうか??。「なめなめターン」....これも効いたようですが....。コレッ!!!....というひとつだけではないようですね??。
ブーツはそれほど影響しなかったようですが....硬くは締められていたようですね?。
④ みなさん、有り難うございました!
“Shyo”さん :
「なぜキャンプ中に掴んだ滑りがすぐにできなくなってしまうのか」....その原因は、どうも心の持ちように....
掴んだ感覚を作りにいっていた....「受けよう」「嘗めよう」といつのまにか“Do
Ski”を....
【TOK】 :
非常に大事なことに気付かれました!!!。素ッ晴らしい
!!!
....というのは,“Do
Ski”は実際のアクションだけではない!!!....ということです。心の“Do
Ski”もある!!!....ということなのです。気持ちの上でこうしなければ,といった,こう受けよう,とかああいう風に舐めてみよう....という「こう」とか,「ああ」....ということが“Do”なのです。もう心の中で「こう」とか,「ああ」とか決めているわけです。もう結論というか“姿かたち・運動のResult”ではなく,“精神的なResult”が,もう“Shyo”さんの気持ちの中に出来上がってしまっている....ということです。何が起こるか???....という気持ちで対処すればこういう現象は無くなります。(^
^)(^I^)
⑤ 追記:滑りを変えたイメージ第2弾:ゴム板・・・・・・でもやっぱり不可欠なのは“自然体”
“Shyo”さん :
ゴム板をブーツのトゥピースの下に....滑りが変わりました!!!
3日後に滑ったら・・・ダメでした。ゴム板はつけています。が....
TOKマジックですよ! 生徒をリラックスさせるマジック!....
【TOK】 :
「ゴム板」....ひざの位置が少し後ろに移動しただけで,前傾角が変わりますから,その効果が出たのでしょうネ
!!!。でも,スキー・環境は滑るたびに変化していますから,いつも同じ結果やフィーリングを求めたらダメなのです。毎回々々違うフィーリングが感じられているはず....という気持ちで滑ることが大事ですネ!!!。(^ー^)
「TOKマジック」....とみなさん仰っていただきますが,マジックではありません。多分皆さんの「心の鍵」を外してあげることができた....それだけのことだと思います。
“Shyo”さん :
心の開放、自然体が不可欠....無の境地,なかなか難しそう....
今回のこの気づき、きっと生きてくるはず! と信じているのですが・・・。
【TOK】 :
「心の開放、自然体」....と言うと難しいことのように思われるかもしれませんが,私はこれは「結果を決めないこと」....だと思っています。結果を顕れ出てきたプレゼント....だと思えば,毎回まいかい,何が玉手箱の中から顕れるんだろう??....という気持ちになり,期待が膨らんでドキドキしてきます。そして,その都度いろいろな“感動”に出逢えるのです。これこそが“心が開放”されて“自然体”でスキーができた....ということになるのだと思います。(*^^)v
「この気づき、きっと生きてくるはず!」....当然です!!!。信じることです。“Thoughts
become things”....の格言どおりです!!!。イエェーーイ!!!
“Shyo”さんいろいろありがとうございました。
今シーズンも機会がありましたらご一緒に滑りましょう
!!! (*^^)v
シーハイル !!! Schi Heil !!!
|
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☆ November 22 2008 Saturday 晴れ(白馬)
☆★☆ Lesson 3-12
今日は“Shyo”さんからのメッセージをお届けします。精魂込めて書いていただきました。ありがとうございます
!!! (^I^)。 このメッセージも,きっと皆さんのお役に立つことと思います。では早速拝見しましょう。(^
^)(^I^)
“Online
Lesson... '09 No.3-12 “Shyo”さん小回り |
No.3-12 “Shyo”さんからのメッセージ |
Online Lesson ‘09-No.3 のモデルにしていただいた“Shyo”です。
この学びの機会を与えていただいたこと大変感謝しております。【TOK】先生、コメントをくださった皆様、有り難うございました。
まずは、beforeのイメージ・after のイメージ・「何が貴方を変えたのですか?」の答を明かします。
① beforeのイメージ
このbefore映像は、私にとって昨シーズン8日目の滑り。年末キャンプのまさに「before映像」。
キャンプ前に前シーズンの滑りを思い出しておこうと、前日にも“Let Ski”の復習をしておきました。“Do”的滑りになってしまっていますが、本人は“Let Ski”をしようとしています。でも、板が思うようにまわってこなくて小回りにならない。なので、「早く回さなくちゃ...」といった気持ちが確かにありました。 No.3-5 “Yさん”のコメントに対する感想で【TOK】先生がおっしゃっている通り!です。「うける〜、開放」とつぶやいているのに、実際には、圧のやり取りではなく、回す動きが勝ってしまいました。前シーズンなんども「この“せっかち者”!」と叱られたのに、また“せっかち病”がでてしまいました。
② after のイメージ
after映像は、キャンプ3日目の2本目。本格レッスンが始まる前の足慣らし。
1本目新雪粗踏みを滑りました。「アレ? どうしたの? 私滑れてる!???」という感じでした。それまで新雪が苦手で思うように板が回らず、悲しい気持ちになっていたのです。でもこの日は違いました。2本目にあたるafter映像も心穏やかに滑れました。心がけたのは、「雪の声を感じること。板が自然に回ってくるのを待つこと。」つぶやきは「ゥワア〜〜〜ン、トゥ〜、スリ〜イ」にしたかと。前日、ターンの①の部分を丁寧にゆっくり意識することの大切さを実感していましたので。
③ 「何が貴方を変えたのですか?」の答
No.3-4 の中で【TOK】先生が書いているように2日間で色々なことをしました。その中で、「じょうごハート」で管の太さを変えたり,液体の粘度を変えたり、管ではなく象の鼻で雪を探るようなイメージを持ったり・・・。イメージによって雪からの反応が違ってくること、滑りが違ってくることを実感し、「楽しい!」と心の底から思いました。雪と対話すること・こちらが話しかけると雪が答えてくれる楽しさを実感したのです。雪からの情報を感じることができるようになってきました。イメージ力がついたということでしょうか。自分ではこの感覚を持てるようになったことが、変化のベースになったと思っています。
そんな感覚をもてるようになった2日目の午後、「なめなめターン」をしました。するとそれまでとは違った感覚でターンができました。これが変化のきっかけになったように思います。右利きの私は、自分では右ターンが苦手だと思っていたので、特に次の外足となる左足には気を遣いました。ターンの①の場面で雪を嘗める場所を板にしっかりイメージし、なめることに集中しました。すると不思議なくらいスムーズにターンが始まったのです。そして圧が増してくるのも感じられ、③の「受ける〜」も自然にできました。ちゃんと雪の圧が体の中に入ってきたのです。自分でもびっくりでした。そこそこの中急斜面でしたが安心して降りてこられました。途中【TOK】先生に何度も誉められ、「これでよいのかも!」と思ったのを覚えています。
尚、ブーツの変化はありません。また、このキャンプではスポイラーは入れませんでした。(前シーズン、ブーツのフレックス110でスポイラーをしていましたが、フレックス130の靴に変えたばかりだったので) ただ、before も after もバックルはしっかりと締めています。
④ みなさん、有り難うございました!
この何ヶ月もの間ずぅ〜と悩んでいたことがあります。その答えが皆さんのおかげでみえてきたように思います。悩みとは、「なぜキャンプ中に掴んだ滑りがすぐにできなくなってしまうのか」です。この年末キャンプでも、1月19・20日に参加した新雪・粗踏みキャンプでも、掴んだ感覚が、帰って2日後位から感じられなくなるのです。 シーズン中はもちろんのこと、オフも悩んでいました。原因は何だろう??と何度ビデオをみたことか。
その原因は、どうも心の持ちようにあるらしい。「“自然体”で滑る」ことができないからではないかと。掴んだ感覚を作りにいっていたために、雪からのメッセージを感じとることができなくなっていたのではないかと思っています。
“Let Ski”をするつもりが、「受けよう」「嘗めよう」といつのまにか“Do Ski”をしていたのだと思います。改めて「これかな〜」と感じたときを振り返ってみると、心が開放され、雪との対話を楽しんでいます。雪からのメッセージを感じるにはこれがないとダメなんですね。
⑤ 追記:滑りを変えたイメージ第2弾:ゴム板・・・・・・でもやっぱり不可欠なのは“自然体”
あの滑りができない!と悩みに悩んだ末の5月2日、【TOK】先生のホームページで語られている割り箸にヒントを得て、夫が考えたゴム板をブーツのトゥピースの下に入れたところ、滑りが変わりました。踵支点のイメージがわかり、圧を感じることができたのです。圧が感じられるのでターンがスムーズで、凹凸があっても自然に嘗められ、スピードもかなりあがりました。でも安定している。私の人生で最高の滑りでした。皆さんもよければゴム板、試してみてください。厚さ3mmのゴムの板を3×5cmの大きさに切って使いました。
さて、3日後に滑ったら・・・ダメでした。ゴム板はつけています。が、周りの仲間を意識したのか“自然体”になれなかったようです。雪からのメッセージが感じられません。その次の日は、【TOK】先生直々にチャクラ・ターンを習う機会を得たのに、また病気が出てしまいました。must病です。完全に“つ・く・り”にいっています。イメージし感じるためのチャクラなのに、チャクラをしにいっています。小回りではまた回しにいっています。
振り返ると、5月2日は友人のおかげで“素”でいられました。心が開放されていました。だから満足のいく滑りができたのだと思います。キャンプのときも、【TOK】先生のおかげで素直に滑ることができます。新雪粗踏みキャンプのときも、それまで苦手意識があったのに「私に任せなさい!」と言われ、先生のつぶやきに合わせイメージしたら、驚くほどスムーズに滑れました。(先生、やっぱりTOKマジックですよ! 生徒をリラックスさせるマジック!)
雪からのメッセージを感じるには、私にとって、心の開放、自然体が不可欠であることがわかりました。これに気づかせてくださった皆さんに本当に感謝・感謝です。あとは、「どうしたらこの境地で雪の上に立てるか」です。「無の境地」なかなか難しそうです。
初滑り、まだなのですが、雪の上に立つのがちょっと怖いような・・・、でもとっても楽しみです。今回のこの気づき、きっと生きてくるはず! と信じているのですが・・・。
TOK先生、本当によい勉強になりました。この機会を与えていただいて感謝しています。本当に本当に有り難うございました。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。
2008.11.21. “Shyo”
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“Shyo”さんのメッセージに対する【TOK】の感想
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“Shyo”さん,メッセージありがとう!!!
さて,今日のこのメッセージ....結構内容も濃く,長いので【TOK】の感想は後日....ということにしたいと思います。
今日から“ASAMA2000”での「初滑り感動キャンプ」のため,出掛けます。現地の
Inter Net 環境があまり良くありませんので Update
が難しいかも....。ということで,帰って来てからになります。
それではまた....シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆ November 21 2008 Friday 曇り (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の十一回目...今日は“オッキー”さんからいただいたコメントをご紹介します。
Online Lesson
Ⅲ のコメント....最終回になります。では...。
☆★☆ Lesson 3-11
“Online
Lesson... '09 No.3-11 “Shyo”さん小回り |
No.3-11 “オッキー”さんからのコメント... |
“オッキー”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
TOK先生、こんばんは!オッキーです。
今回は、締め切りギリギリになってしまいましたが、よろしくお願いします。
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“オッキー”さん,今回もコメント,ありがとう!!!。締め切りギリギリでも,OK
!!!ですよ。間に合いましたから....。ハッハハハ...(^ー^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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まず、天気が違いますね! 晴れと雪 ただ、このせいなのかゲレンデ状況がまるで違うようですね。
Before After とも とってもお上手で感心してしまいました。
変わったところは板の力を有効利用しているか?いないか?自分の力でターンをしているか?いないか?
でBeforeは 自分の力を使って、板の力を使っていない。Afterは 自分の力を使わずに板の力を使っている。
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「天気が違います」....そうですネ
!!!。天候が違いますから,“Shyo”さんの心の持ち様も違っていたと思います。天候が私達の精神状態を左右することが普通ですので,天候が悪い....と落ち込んで,滑りもイマイチ....となってもおかしくなかったのですが....。
「変わったところは板の力を有効利用している」....ひと言で言えばこの様な表現になります。つまり“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”....これが見事に調和され,それぞれ活きいきし始めた,ということだと思います。調和の取れた運動は,他から見ていても気持ちが良いものですネ。(*^^)v
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②:“オッキー”さんが思われたことは?
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映像を見てまず感じたのは、Beforeは 後ろで滑っている赤いウェアの人にいたずらをして追いかけられているのか?せわしない感じがしました。しかし、まっすぐに逃げている(滑っているので)もうすぐ捕まってしまいそうですね!
これに対して Afterは ゆったりした感じで滑っているので後ろの黒いウェアの人に、いたずらをして追いかけられているわけではないようですね。もし、追いかけられていたとしても、左右に広く逃げているのでこれなら、そう簡単には捕まらないでしょう!
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ハッハハハ...(^ー^),「鬼ごっこ」....ですか???。そうですネ,「赤い」鬼と,「黒い」鬼に追いかけられている“Shyo”さん....そんな風にもみえますネ
!!!....確かに。赤鬼にはすぐ捕まってしまいそうだけど,黒鬼にはなかなか捕まりそうもなく,返って追い掛けられるのを楽しんでいる風情さえある。
Beforeは1ターン毎に詰まってるけれど,Afterは滑っていてどんどん鬼を離している感じがします。
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もう少し、ちゃんとした感想ですが、Afterのゲレンデ状況での滑りはとっても楽しそうです。それは、板のパワーでターンをしているので、とっても楽チンそうだからです。
それに対して、Beforeはターン前半で板の方向を自分の力で積極的に変えていこうとしているので忙しそうで、えぃ!えぃ! って声が聞こえてきそうです。
また、Beforeの滑りでAfterのゲレンデ状況だと前半の板を回旋させる部分が上手くいかないかもしれませんね。
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「板のパワーでターン」....板の持つ特性をしっかり有効利用できている....ということですネ?。馬術で云えば,馬を生かし切っている。馬にストレスを感じさせないような乗り方ができている....ということです。馬というスキーと乗り手が一体となっているのが良く分かります。
そうですネ....Beforeは「えぃ!えぃ!」と馬を無理やり乗り手がコントロールしようとして,あがいている....そんな風に観えます。
「粗踏み」状態の雪ですから,テールを左右に振る滑りでは,テールが引っ掛かってうまくいかないでしょう。それを無理して振ろうとしますから,乗り手はくたびれてしまうのです。(-_-;)
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....ということで, Online Lesson
Ⅲ のコメント....本日で終了です。明日は【TOK】の意見,または“Shyo”さんからのメッセージを
Update したいと思います。
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆ November 20 2008 Thursday 小雪 (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の十回目...今日は“Michi”さんからいただいたコメントをご紹介します。では...拝見しましょう!!!。
☆★☆ Lesson 3-10
“Online
Lesson... '09 No.3-10 “Shyo”さん小回り |
No.3-10 “Michi”さんからのコメント... |
“Michi”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
TOK先生 今年のオンラインレッスンは楽しみながら見られるようになりました。“Michi”です。
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“Michi”さん,こんにちは! これまでは,“micchan”というネームでしたが,今回お名前をリニューアルされてのご登場ですネ
!!!。 ありがとうございます
!!! (^I^) 拝見するのが楽しみです!!!。(^ ^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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Beforeについて....
私にはウエーデルンのように見えるのですが。テールが左右に大きく振れているにもかかわらず、頭の位置は左右に振れることが少なく、センターライン近くをまっすぐに滑り降りています。また、スキー板の向きは山周り後半にフォールラインにほぼ直角になり、その分下半身は板の向きに対して90度近くひねられています。このとき短時間ですが、エッジもきつく立っているように見えました。
身伸抜重に伴う頭の上下動は素早く、この反動を回転力に使われているのでしょうか。
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そうそう,以前は「ウエーデルン」という名前で小回りのことを呼んでました。ただあの頃は円弧を描く....という意味合いにはあまりこだわっておらず,とにかく横幅を狭い状態で滑り降りること,とスピードコントロールをする....ということが「ウエーデルン」の大きな目的でした。ですから「テールが左右に大きく振れ」,「センター(フォール)ライン近くをまっすぐに」,....という様な滑りが求められ,「下半身は板の向きに対して90度近くひねられ」,「短時間で、エッジもきつく立てて」滑ることが多かったのです。
その様な目でみてみると,.「ナルホド!!!」....“Michi”さんが仰るように,流暢な「ウエーデルン!!!」にも観えますネ
!!!。山回りで,スキー板を止める動作はその頃のウエデルンとは違って板を前に走らせて居ますので,最高級なウエデルン!!!....といった感じです。イヤァー!!!....“Michi”さん,そう云われて“Shyo”さんのBeforeを拝見すると,見事なウエデルン滑りですネ
!!!。(*_*)
「ウエーデルン」では,チェック的に運動をするのが求められましたから,「身伸抜重」が基本でした。そのため「反動を回転力に使う」....という意識が強かったのです。そう云われてみると,多くの方の「小回り」....この「ウエーデルン」的滑り,これが影を落とし,影響を与え続けているのかも知れませんネ
!!!。
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十分に滑り込んでおられる方なのか、映像を見る限り無理は感じられませんが、反射神経がにぶく、脚力が無いものには破綻まちがいなしでは無いでしょうか。特に、After のように ブカブカ雪のオフピステでは このような小回りを連続して続けることは難しいと思います。
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でも....“Michi”さんが仰るとおり,この様な「ウエーデルン」的な滑り....「反射神経がにぶく、脚力が無いものには破綻まちがいなし」....なのです。そして,「ブカブカ雪のオフピステ」では,「疲れてしまって,もうスキー....したくなぁーーい....」という風になってしまうのです。
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Afterについて....
板そのものが描く半径の大きさは before とあまり違わないと思いましたが、テールはほとんど左右に振れていません。体もほとんど振れていません。体全体が終始、しっかり板に乗っているので回転しているように見えません。板に対するひねりもほとんど見られません。。頭の上下動はbeforeと同じぐらいに上下しているのですが、それが分からないぐらい滑らかな動きですね。
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After,.「テールはほとんど左右に振れていません」....そうなんです!!!。テールが振れないのにどうして同じ回転半径でターンできるの???....と不思議に思われるところです。さらに,「体もほとんど振れていません」,「ひねりもほとんど見られません」,「滑らかな動き」です。どうして???。どうすればこんな風に小回りができるの???....。このポイントが見つけられるかどうか???....。これが鍵なのですが....???!!!。
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②:“Michi”さんが思われたことは?
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何よりも大きな違いは谷周りのはじめにかがと付近に体重をかけてぎゅーんと板を走らせていることです。まるで競艇のスタート時にボートの舳先を上げ、艫を水中を切り込むようにして加速するときの様子に似ています。
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「かがと付近に体重をかけて」....そうです!!! “Michi”さん,正解!!!です。「体重をかけて」....という表現はチョッと誤解を与えてしまいますが,この様なAfterの滑りが表れた鍵....それは“かかと支点”だったのです!!!。
“Michi”さんも気付いておられるように,「競艇のスタート時にボートの舳先を上げ」....ということ,つまり“かかと”が支点となって,モーターボートの舳先が回り込んで来るように,スキー板のトップ部分が内側に入り込んで来ること....これがポイントだったのです。まさにウエデルンとの違いはそこに有ったのです。テールが外に出て行くのが「ウエデルン」,トップが内側に入り込んで来るのが「小回り」....ということです。
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小回りの回転はどうしておられるのでしょう。きっとエアーポートも着水池も眼中に無いように見えます。これまでよく話しに出てきた「板と雪が勝手に回してくれている」のでしょうか?。
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「回転はどうして」???....と仰っておられますが,そう!!!....「板と雪が勝手に回してくれている」のです。自分では回していません!!!。ウエデルンを長く経験されてきた人たちには「エェーーッ!!!???....そんなことができるの???」....と思われるかもしれませんが,事実そうなんです!!!。
じゃ何が回してくれているの?....ということになります。それは「位置エネルギー」です。モノが上から下に落ちる....という引力の力に引かれる....ということです。そこの中心が“かかと”....ということです。すると「雪の力が板に力を与えてくれ,スキー板の性能が生きて回転してしまう」....のです。「母なる地球の力」が回してくれる....という風にも言えます。
!(^^)!(*^^)v ですから,ご自分で回さなくていいのです。だから,本当にラクチンですヨ
!!! (*^^)v
|
トレーニングのイメージは、私も習った「モーターボートが水の流れに乗っていく」イメージに近いと思いました。
質問ですが、小回りに「ゲロゲロターン」というのがありますが、この滑りとbeforeの滑りはまた、かなり差があるものなのでしょうか。
|
この時のイメージ....「モーターボート」かな?....と“Michi”さんは仰っておられますが,定かではありません。“Shyo”さんにお聞きしたい点です。“Shyo”さん....ヨ・ロ・シ・ク・...ネ?! (^
^)
「ゲロゲロターンとbeforeの滑りの差」....ということですが,結果的には同じことを狙っています。簡単に言えば「外向傾」を意識する....ということです。本来ならばゲロゲロを意識しなくてもこれが自然にできれば良いのですが,“Do
Ski”的に,自分から回してしまう人の中には,この「外向傾」ができにくい人が多いのです。その方々のための特別プログラムが“ゲロゲロターン”です。(^ー^)
でも最近はこれはあまりやっていません。その理由は,“愛のターン”や“Sound
of Music
Turn”の方が言葉もきれいですし,楽にイメージが沸くからです。(^
^)(^I^) モチロン“かかと支点”も顕現します。
今回は“Michi”さんのご指摘で久しぶりに小回りと上デルン....これを考えてみる良い機会を与えていただきました。ありがとうございました!!!。
シーハイル !!! Schi Heil !!!
|
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☆ November 19 2008 Wednesday 雪 (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の九回目...今日は“Yod”さんからコメントをご紹介します。では...拝見しましょう!!!。
☆★☆ Lesson 3-9
“Online
Lesson... '09 No.3-9 “Shyo”さん小回り |
No.3-9 “Yod”さんからのコメント... |
“Yod”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生、こんにちは。Yodです。
“Online Lesson '09-No,1”では、ありがとうございました。皆様の貴重なご意見により、初めて自分の滑りについて、見つめ直す機会をあたえていただきました。私にとって、本当に大切な糧となりました。
今回は、Online Lessonへのお返しのつもりで、度胸を決めてコメントに挑戦します。
|
“Yod”さん,こんにちは! 今回はコメント
e-mail ありがとうございます
!!! (^I^) 「自分の滑りについて、見つめ直す機会」....と仰っていただければ,私も嬉しいです!!!。(*^^)v
他人の滑りをじっくり観る....これも本当に良い勉強になります。コチラこそよろしくお願いいたします。
|
①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
|
Before....
とても、お上手で丁寧に滑っていらっしゃると思います。ただ、きれいなターン弧を描こうというお気持ちからか、山回りで、「ギュッ、ギュッ」という感じで、板を無理に回そうとして、エッジが立ちすぎてしまい、からだが、板から取り残されてしまった。落差もないように見えます。
|
「描こうというお気持ちから」....昨日も書いたように,この「何々しよう....」とする気持ちなんですネ
!!!。悪さをするのは....。
「山回りで、ギュッ、ギュッ....」と泣いているようですね。本当に仰るとおりです。「雪さん可愛そう....(-_-;)」
「板を無理に回そうと」....他のスポーツでは,用具を動かす....というのが多いのですが,“スキー”の場合はそうしない方がむしろうまく行くのです....摩訶不思議ですネ???。
その結果,「からだが板から取り残されて」....しまっています。スキーと身体が別々に動いていて一体感がありませんネ?。「スキーはスキー,私は私ヨ
!!!....ホントにまだるっこいわネェー!!!。もう少しきびきび動いてくれないかしら!!!」....とイライラ焦っている様にさえ感じます。言い過ぎかな? ハッハハハ...ゴメン。
|
After....
映像を見ていて、Shyoさんのお姿が画面から迫ってくるように見えます!!踵支点で、山回り部分でもソフトに圧を吸収して、スムーズで流れるように板と一体となって滑っていらっしゃいます。落差、スピードもあり、Shyoさんの滑りが大きく見えます。板を回そうという感じはすっかり無くなっています。
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ところが!!!....Afterは一変!!!ですネ
!!!。 !(^^)!(*^^)v
「姿が画面から迫ってくる」....小回りでもどんどん迫って来ますネ
!!!。でも安心して見ていられる。これなら,カメラマン....逃げる準備をしなくてもOK
!!! (^ー^)
「山回り部分でもソフトに圧を吸収」....来るのを来るだけ素直に吸収,というか,懐に貯め込んでいますから,スキートップが滑りを滞らせることも無く,良い感じで回り込んで来てくれています。
「板と一体となって滑って」....そうそう,この一体感なんですヨ
!!!....ね。ひとつのスキーのオモシロいところは....。
「スピードもあり、Shyoさんの滑りが大きく」....無理の無い躍動感がある運動は「大きく」見えます。かつての宮○正樹君の滑りがそうでしたネ
!!!。身体はそれほど大きくなくても,本当に大きく見えました!!!。ところで,彼....元気にしてるかな???
「板を回そうという感じはすっかり無く」....よく
New Zealand で話しました....“Ski down just like
stream”と。皆さん分かってくれました。つまり「水が小川を流れるがごとく....」,その地形や岩に逆らわず,とうとうと流れ下る気持ちを大事に....ということです。この様な「任せる」気持ちがあると,芸術的とも言える“滑り”の新傑作が生まれるのですネ
!!!。そしてその様な自分に,自分自身でビックリすることに....!!!。
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②:“Yod”さんが思われたことは?
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思ったこと....
Beforeでは、天気もよく、斜面も圧雪してありとても滑りやすい。Afterでは、視界も悪く、斜面には雪が積もり、とても滑りにくい。にも関わらず、板が雪に張り付いているようにどっしり安定して滑れるのは【TOK】先生直伝の “Let Ski”そのものですね!
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「視界も悪く....滑りにくいにも関わらず」....そのとおりです!!!。二重三重に滑りづらい環境だったにも関わらず“Shyo”さんの滑りは実に活きいきしています。コセコセしておらず自由があり,「板が雪に張り付いているよう」でもあり,また「どっしり安定して」います。
私も掛け値無く「 “Let Ski”そのもの」....の,なせる業だと思っています。「姿かたち・運動」をひとつづつ修正していくレッスン方法ではこうなるまでにどの位時間が必要でしょうか?....というより,多分その様な方法では一生掛かってもこの様な滑りは顕現しないと思います。
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この状況でのBeforeの滑りでは、太ももはパンパン、足元はとられるは、とても疲れるスキーになったと思います。こんな悪条件の中、颯爽と自然体で滑っていたShyoさんの足裏には、この時、雪から発信する情報をキャッチする、耳があり、目があり、口があり、鼻があったのでしょうね?!
きっと、雪と仲良くお話しながら楽しく滑られたこと間違いなしです!!
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“Yod”さんが仰るように,この様な斜面でBefore的に滑ったら間違いなく「とても疲れるスキー」でしたでしょう。
でも,Afterは違いました....。「悪条件の中を颯爽と自然体で滑って」おられます。みていて気持ちがイイです。窮屈感が無く,雪の大自然に溶け込んでいる様に観えるからです。これを称して“オーラ”が観える滑り....と私は表現しています。
!(^^)!(*^^)v
「足裏には、耳があり、目があり、口があり、鼻があった」....五感の内,四つですネ
!!!。あとひとつ....触覚はどこへ??? そういえば....触覚はどこで感じるんでしょう?身体全体かな? 足の場合は足尾の皮膚かな?....ということで調べたら....やっぱり触覚は皮膚感覚だそうです。ですから足の感性を良くすることが大事ですネ
!!!。
「雪と仲良くお話ししながら楽しく」滑っているようにも観えます。“Shyo”さんの身体も喜んでるし,雪も嬉しがってる....そんな風に思えるから不思議です。
“Yod”さん,ありがとう!!!
シーハイル !!! Schi Heil !!!
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☆ November 18 2008 Tuesday 曇り (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の八回目...今日は“masu”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。
☆★☆ Lesson 3-8
“Online
Lesson... '09 No.3-8 “Shyo”さん小回り |
No.3-8 “masu”さんからのコメント... |
“masu”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
こんにちは!“masu”です。2月のキャンプではお世話になりました。私の感想を送らせて頂きます。宜しくお願いします。
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“masu”さん,こんにちは! コメント
e-mail ありがとうございます
!!! (^I^) コチラこそよろしくお願いいたします。(^
^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
②:“masu”さんが思われたことは?
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まず、beforeですが、「上体に力が入っている」、「曲がれ〜って念じてすべっている」、「拇指球が支点で踵を外に押出している」、「肩に力が入っているので、シーズン初め?」と感じました。
|
「上体に力が」....そうですネ
!!!。滑りそのものが力が入っているように感じます。
「曲がれ〜って念じて」....ハッハハハ...(^ー^) そう感じられましたか? 私にはそこまで感じませんでしたが....。そう思ってみてみるとそんな風にも観えますネ
!!!。
「拇指球が支点」....これはそうなってますね。どうしてこうなったんでしょうか?....ネ???。
「肩に力が」....どことなく窮屈そうに見えます。身体に柔軟性が無い,というか,自由さがみえません。12月下旬でしたから,シーズン初め....といえばそうかな? でも“Shyo”さん....このキャンプ以前に数回は滑っていると思うのですが....。(^ー^)
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で、afterですが、「踵支点になっている」、「板が回るのを待つ余裕が感じられる」、「肩の力が抜けて楽に滑っている」、「楽しんでいる」って感じました。
改めてfeelingの素晴らしさを感じました!
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“masu”さんが感じられた,「踵支点」,「板が回るのを待つ余裕」,「肩の力が抜けて楽に」,「楽しんでいる」....これらは全て,イメージを持って滑った結果だと私は思っています。
「feelingの素晴らしさ」....こういうと自画自賛のようでオカシイですが,本当です!!!。“
Feeling Ski
”....これって凄ッごい!!!....そう思っています。
実は,私が日ごろ述べている事がら....そのほとんどは“Something
Great”が,「【TOK】の身体を通して皆さんに伝えなさい...」.と言っている言葉です!!!。皆さんへのコメントを書こうとしているとき,頭に答えが閃き,指がキーボードの上を流れ始めるのです。時々ミススペルをしますが....ハッハハハ...(^ー^)。変なことを言う....と思われるかもしれませんが,【TOK】の実力はたいしたことがありません。でも,「どうしてああいう言い回しができたんだろう?」,「どうしてああいう良いアドバイスができたんだろう?」,「どうしてあのレッスンであんなタイムリーなシチュエーションができたんだろう?」....という様なことが一杯,私の身の回りに起こっているのです。誠に不思議といえば不思議....です。(*_*)
【TOK】が自分で考え,思ったこと....では無いのですから,
Feeling Ski の素晴らしさ....「自画自賛」ではありません....ネ???!!!
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【特別解説】
今日のコメントで....BeforeとAfterで“masu”さんが感じられたこと,その要因となったこと....それはなんなんでしょう?
“masu”さんから良い問題指摘をいただきましたので,今日はこれを『特別枠』で少し考えてみたいと思います。
Beforeで,「力が入り窮屈な滑り」になっている原因....それは,「“こうやろう!!!”....という意識」だと私は思っています。つまり「やる」,「行動する」,「作る」....という願望が先立っている....ということです。雪の条件を無視し,それがどうであろうと,それに関係なく「こうするんだ!!!」,「こうしなければ!!!」....という自分の意識だと思います。言葉を替えると“エゴ”を前面に出した滑り....と言うこともできるかもしれません。
「“こうやろう!!!”....という意識」の中には,あらかじめ結果を想定した滑りがあり,それを導き出そうとする気持ちが前面に出てきてします。ですから自分で「やっちゃう」のです。言葉は悪いですが“Shyo”さんのBeforeの滑りは見事に“エゴ”的な「やっちゃう滑り」です。(-_-;) この「やっちゃう滑り」こそが“Do
Ski”なのです。スキーレーサーやモーグル競技のように「勝敗を競う」という風に“スキー”を考えた時はまたその視点が違うと思いますが,私達が目指している「生涯スポーツとしての“スキー”」という観点からは,この“Do
Ski”はできるだけ避けたい要素です。
実は,このことを考える良い機会を New Zealand
でいただきました。日本での私のレッスンもそうですが,特に
New Zealand
では「姿かたち・運動」のことは一切言いませんでした。“イメージ”だけ....これに専念してもらうことだけでした。ところが,このことが多くのスキーヤーに受け入れられたのです。イメージを思い浮かべることに集中すると,その結果として,思わぬ効果というか,信じられない滑りが顕現するようになったのです。「こうやろう!!!」....という意識,“エゴ”を完全に捨て,「新しく現れいずるモノ」....これを期待して滑ってもらった結果です。つまり,こうすればこうなるはずだ....という様な,あらかじめ結果を想定した滑りを捨て,「自分がイメージしたことから,どんな新しい体験が生まれて来るんだろうか?」....という期待感を持ってスキーをするということです。すると思わぬプレゼントが受けられるのです。“Shyo”さんもこのプレゼント....受け取られたようですネ
!!!。 !(^^)!(*^^)v
スキーは自分の身体だけではできません。用具があり,雪があり,斜面があってはじめてできるスポーツです。いくら自分がこうしたい!!!....と思っても,様々な状況がそれを阻んでしまいます。自分一人だけの思惑だけでは滑り切ることはできません。自分以外の諸々に心が行くようになって初めて充足感のある“スキー”が経験できる....そう思います。これこそが“Let
Ski”なのです。自分の“個性”を捨てるということではありません。むしろ「“エゴ”を捨て“個”を大切にする」....ということです。“エゴ”を捨てた時,そして大自然の中に自分の身を任せたとき,自分の身体が生まれながらにして持っていた“潜在的能力”が開花し,自分では想像すらできなかった新しい“スキー”の世界を知ることになるのです。
“スキー”は素ッ晴らしい !!! シーハイル
!!! Schi Heil !!!
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☆ November 17 2008 Monday 曇り (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の七回目...今日は“Take”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。
☆★☆ Lesson
3-7
“Online
Lesson... '09 No.3-7 “Shyo”さん小回り |
No.3-7 “Take”さんからのコメント... |
“Take”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生、こんばんは。Takeです。
軽井沢のスキー場がオープンしたので滑ってきました!鹿沢のオープンが遅くなったので、混んでいるかと思いきや、リフトが2本動いているせいか、思っていたよりはリフト待ちが少ないようです。(10〜15分くらいかな?)でも、スキー&スノボー人口も、減っているのかも・・・。足慣らしがてら、先シーズンのチャクラターンをおさらいしているところです。コブが出来始めたバーンでも、ばっちりですね!
さて、今回の映像も、じっくり見る事で、いろいろ探ってみます!
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“Take”さん,こんにちは! もう初滑り....終えられたのですネ??? 素晴らしい....。(^
^)(^I^) 【TOK】はこの22日....“ASAMA2000”が初滑り予定です。
「チャクラターン....コブが出来始めたバーンでも、ばっちり!」....そうでしたか? それは良かったですネ
!!!。 (*^^)v
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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”帽子”も変わっていますが、それよりもシチュエーションが違いますね。Beforeは、曇りの日のようですが、Afterは大雪。しかし、そんなことをものともせずに、板がよく走っている!ブーツの色が違う気が一瞬したのですが、そうではなく、ブーツに新雪が貼り付いているのですね。
これだけの雪が降るスキー場ですから、白馬のスキー場でしょう。黒いベストを着用されているようですから、47か五竜・・・47かな?ということは、BeforeとAfterは、同じキャンプの違う日でしょうか。
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“Take”さんが,先ず“Shyo”さんが滑っている環境....これを推し量ることから観られている。これは素晴らしいです。ほとんどの人は滑りそのものに目が行くのが普通です。でも,“Shyo”さんが,どの様なシチュエーションの中,どんな気持ちで滑り始めたか?....これに思いが行くことは,彼女の気持ちと“Take”さんの気持ちが同じになる効果を生みます。そして,より彼女の滑りの中に入って行き,その心の持ち様を同じように体験する....ということになるので,より深いイメージトレーニングができるわけです。
「47かな?」....当ッたりィーー!!! キャンプ初日と最終日で,どちらも“Hakuba
47”でした。(*^^)v
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BeforeとAfter、ビデオの撮り方も違いますね。Beforeでは、映像の中心に来るように人物を追っていますが、Afterはあまりカメラを左右に振っていません・・・。
最初にこの映像を見たときには、Afterでずいぶん横方向の移動が多くなったように感じたのですが、撮り方の違いも考慮したほうがよさそうです。
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「ビデオの撮り方」....ハッハハハ...ここまで気が行かれましたか??? 素ッ晴らしい
!!! そうですネ,意図したわけではありませんが,そうなりました。Beforeはお一人づつ撮影しました。Afterは小回りのフリートレーン滑走を撮ったものです。フリートレーンで何人かの映像を同時に撮る必要があり,結果的にカメラを左右に動かさない撮り方になりました。Beforeでもカメラを左右に動かさない意識はあったのですが,どうしても撮影しているスキーヤーに目が行き,フレームが左右に振れてしまいました。でもこの映像....滑りを惑わせるほどにはひどくないと思いますが....(-_-;)
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「Before」....
リズムよく、左右のターンも違和感なくきれいなすべりですね。脚のひねりがきいた、お手本のような小回りです。上級者として、人目を引くすべりかとおもいます。腰を上下させるときに板を回しこんで、谷まわりから山まわりにかけてテールをずらしています。ここでブレーキがかかるので、また腰を浮かせて切り替えて・・・。板のエッジが立っていて、サイドカーブを利用したターンですね。脚が斜めになるので、足元に若干三角窓が出ています。ストックをつくことで、ターンのリズムを取っているようです。雪質のいい、きれいに整地されたバーンなら、気持ちよく滑ることが出来るターンだと思います。
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Beforeの特徴を....「腰を上下」,「テールをずらし」,「エッジが立って」,「三角窓が出て」,「整地バーンなら気持ちよく」....という風に観られました。皆,的を得たポイントだと思います。
「脚のひねりがきいた、お手本のような小回り」....と書かれているとおり,これで別段何も言うことはありません。ご本人が,「これでOK
!!!」....ということであれば,この技術で楽しむこともできますし,わざわざお金を掛けてレッスンを受けられる必要もありません。ですが“Shyo”さんのお気持ちの中にどこかしっくり来ない部分があった。その部分を明らかにし,もう少し違った滑りをしてみたい....というお気持ちがあったのでキャンプに参加された....ということでしょう。大事なことは自分自身のために“スキー”をする....ということです。自分がこれで良し!!!....と思えばそれでOK
!!!なのです。「シックリ来ないからレッスンを受ける!!!」....という明確な意思があってこそ,乾いた砂に水が沁み込むように,次の飛躍が期待でき,新しい経験ができる....ということなのです。レッスンを受けられる時の大事なポイントですネ
!!!。
そして“Shyo”さん....その結果や如何に???!!!
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「After」....
撮影の違いを考えても、Beforeより切り替えのときに板がよく走り、左右にすっ飛んでいますね。これだけ板が走れば、相当気持ちいいでしょう!板がたわんで、テールのずれが少なくなっています。このたわみを生かして、板がよく走っています!腰を上下させる動きが柔らかく自然になっていますね!板のエッジはあまり立っておらず、面を利用したすべりですね。板がずれないので、安定したターンになっています。ブレーキをかけないすべりで、板が走っているのでスピードが出ています。ストックはついているものの、腕の動きは柔らかくなっています。(リズムはつぶやくことでとっているのかな。)
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「撮影の違い」....これも確かにありますが,Afterはフリートレーンなので,他の人との動きの違いが一層際立ちます。他の人が右に進んでいる時“Shyo”さんが左に行けば,走りの感じはより強調されて見えるので,これに惑わされないように観る事が大事です。しかし,このことを勘案しても,確かに“Shyo”さんの滑りは走っています。
「板がたわんで」....そうそう,このたわんでいる時間がBeforeとAfterでは全然違いますネ
!!!。スロー画像で見るとよく判りますが...2倍〜3倍近くAfterが長い。これはチェック的に瞬間的な圧を求めていない証拠です。つまり斜面移動で雪からの圧をもらい続けている....ということです。
「腰を上下させる動きが柔らかく」,「ブレーキをかけないすべり」,「腕の動きは柔らかく」....これらは全て“身体のリラックス”から来ていると思います。では,どうしてこの様な“リラックス”が可能になったのでしょうか?その要因,“Cause”が分かれば皆さんもご自分の滑りを自分自身で変えて行くことができます!!! 「つぶやく」....これもそのひとつです!!!
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Beforeに比べ、かかと支点が出来ていて、すねが前後していません。フロントスポイラーは、”あり”かな?イメージは、“水上飛行機離発着ターン”でしょうか。これだけの大雪で、板も操作しにくそうな状況ですが、Beforeよりも楽しそうであり気持ちよさそうでもあります!
Beforeのすべりで、このシチュエーションで滑ったら、すぐ疲れが出てしまうのではないでしょうか。でも、Afterのすべりなら、いくらでも滑りたくなるかも!
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「かかと支点が出来て」....そうそう,結果としてですが“かかと支点”が顕れています。「フロントスポイラー」....ご本人が使われていたかどうか???....【TOK】には定かではありませんが,このBeforeとAfterの間に「フロントスポイラー」のアドバイスはしてないし,「Beforeは無し,Afterは有り....だった」,という記憶もありません。(-_-;)
前述の“リラックス”が可能になった要因....それは“Take”さんが仰るように,「“イメージ”すること」なのです。このキャンプでは数多くのイメージをお話ししたので,そのどれが彼女にインパクトを与えたか???....これは定かではありません。ぜひ“Shyo”さんからお聞きしたいと思います。“Shyo”さん....ヨ・ロ・シ・ク・...(^
^)
結果として,「いくらでも滑りたくなる」....そんな滑りに変わられました。ホント....何度も言いますが,みていても気持ちがいいですネ!!!。
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②:“Take”さんが思われたことは?
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フィーリングスキーを教わり始めてから、”板をたわませて走らせる”、ということがわかるようになってきました。それまでは、”板をたわませるために、板を踏みなさい”といわれていたのです。板を踏むって・・・??力いっぱい加重すればいいのだろうか???そんな難しいこと、できない・・・。それが出来れば上級者になれるのかな。。。LETスキーではそうではなくて、板の前後差を利用して、かかと支点で滑れば、板が自動的にまわってきて、板がたわみ、切り替えのときにそのたわみを開放すれば板が走る!
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「板をたわませて走らせる」....言葉尻を捉えるわけではありませんが,正確に言うと,「板が(勝手に)たわんで走ってしまう」....が適切だと思います。「たわませ」だと,たわませようする運動を自分から起こす....という感覚になりがちですし,また「走らせる」だと,運動として走らせる行動を自らとる....ということになりかねません。でも,これは自分で行なうわけではなく,重力に引かれて斜面移動していけば自然勝手に「板がたわんでしまう」のです,そしてその結果「走りが自然発生的に起こる」のです。
注目して欲しいのは,この“走り”....角付けの切り替えの時に開放されてスキーが矢の様に次の谷回り方向に走っているだけでなく,ターン中盤から後半の山回りに掛けても「走っている」....ということです。本来ならこの局面ではエッジングが強くなり,スピードが抑えられるのですが,“Shyo”さんはたわみをキープさせるように乗り続けていますので,不必要な角付けが起こらず,この局面でもスキーが走っています。圧をゆっくりと吸収しようとすることも効いてはいますが....。つまりAfterの滑りはターン山回りでも谷回りでも走りがある!!!....ということなのです。素ッ晴らしい
!!! !(^^)!(*^^)v
瞬間的なたわみ....これを作るのなら「力いっぱい加重すればいい」のですが,これでは“Do
Ski”で,Beforeの滑りになってしまいます。(-_-;)
“Take”さんが仰る様に,「支点」をしっかり意識し,斜面移動して行けば「板が自動的にまわってきて、板がたわみ、切り替えのときにそのたわみを開放すれば板が走る!」....ということになるのです。
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小回りでこれが出来るようになったときには、うれしくて、楽しくて、ぴょんぴょん走らせて遊んでいました。
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「たわみを開放すれば板が走る!」そして,「これが出来るようになり、うれしく楽しく、ぴょんぴょん走らせて」....ということですが,これが「小回り」の楽しみのひとつなのは確かですが注意が必要です。....というのは,これをあまりやり過ぎると,「開放すること」に重きが行き,たわみをしっかりできるように乗り続けることがおろそかになりがちだからです。あくまでも“Let”的に雪のエネルギーをもらってそれが身体に蓄積されたから開放ができる....ということを忘れてはいけません。
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しかし、板を取り替えてみると、板によってこの走り具合が違うことがわかってきました。フィーリングスキー習い初めの頃は、再度カーブきつめの中級者用のモデルをはいていました。柔らかくてターンがしやすいのですが、板をたわませてもフレックスが弱く、ばねが利いていなくて板が走りにくい。レッスン中に【TOK】先生からお借りした上級者向けの板は、サイドカーブはほぼ同じだったと思いますが、フレックスが硬く、「こんなに硬い板で滑れるのだろうか」。しかし、この板で、板が走る、という感覚がわかり、板を買い換えることにしました。買い換えた板は、フレックスの加減がよく、雪質のいい平らなバーンで、板のたわみを利用してぴょんぴょん、滑っていました。この頃、友人の同じメーカーの板を借りてはいてみたところ、ぴょんぴょんはねすぎるのです。コブなどでは、コントロールがきかず、怖い思いをしました。板による違いを思い知ったのです。その後に購入した板は、セミファットタイプのサイドカーブが緩めのものです。この板は、前の板よりはぴょんぴょんせず、落ち着いた小回りが出来るようになりました・・・。板を走らせる、といっても、あまり走りすぎても次の谷回りのはじめにコントロールがしにくくなるような気がしています。今は、安定して滑ることが出来て、なおかつ板が気持ちよく走る滑り方を探っているところです。
”Shyo”さんのAfterの滑りぐらいなら、大丈夫そうですが、これ以上走ってしまうと、やや走りすぎになってしまいそうです。
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「フレックスが硬いスキー」....ということを書かれていますが,実は「硬いから走る」....というわけではありません。その時の雪質,斜度などと相まって走りが決まるからです。「たわみ方」と「開放」がバランスが取れて初めて気持ちよく滑れますから,「開放」だけに重きを置かない方がいいでしょう。そういう意味で「硬いから良い」....というものではない,ということをお忘れなく....。
私のスキーテスタートしての経験から言わせてもらえば,「感度と反応の良い,しなやかなスキー」....これがイチバンだと思います。「柔らかくてもしなやかさの無いスキー」もありますし,「硬くてもしなやかなスキー」もあるのです。
小回りをする時,皆さんはもうお分りだと思いますが,サイドカーブ,Rの大きさ....これをあまり神経質に考える必要はありません。“Let
Ski”的に小回りができるようになれば,Rが大きくても小回りはできます。角付けだけで小回りをするわけではないからです。もちろんRが小さければやり易いことは確かですが....。
「走りすぎて谷回りがコントロールがしにくくなる」....というのは,身体が付いて行っていないからです。つまりいつの間にか「ぴょんぴょん」を過度に求めるようになり,ターン中盤から山回りに掛けてゆっくり圧を貯め込むべきなのに,瞬間的な蓄積になってしまったからです。「あくまで重力に引かれ,斜面移動で圧を身体に貯め込んでそれを角付けの切り替えから谷回りで開放する」....という意識を持てば,身体が遅れることは決してありません。どんなにスキー板が走ろうと,それに付いて行ける筈です。もしこの「走り」がバランスを乱すことになっているのだとしたら,それは“Let
Ski”がいつの間にか“Do
Ski”に変わってしまっていた....ということです。
“Take”さん....そういうことで,私は「走りすぎ」という現象は“Let
Ski”をやられているのだとしたら,気にすることは無い....そう思っています。
最後に「走る」ということに付いて,少々辛口....になってしまいましたが,非常に大事なことに気付かせていただきました。御礼申し上げます!!!。 ありがとうございました。(^
^)(^I^)
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☆ November 16 2008 Sunday 小雨 (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の六回目...今日は“KEI”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。
☆★☆ Lesson
3-6
“Online
Lesson... '09 No.3-6 “Shyo”さん小回り |
No.3-6 “KEI”さんからのコメント... |
“KEI”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
こんにちは。KEIです。
キャンプレッスン日程も公表され、いよいよという感じですね。
今日(11/8)の日記を読むと「教師日記が遅れ気味」とのことですが、On Line Lessonは本当に大変な作業だと思います。読者としては楽しみすが、頭が下がる思いでいます。
早速ですが、私が感じるBeforeとAfterの違いについてコメントさせていただきます。
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“KEI”さん,こんにちは!
「キャンプレッスン」....ハイ!!! 今シーズンも最善を尽くします!!! (*^^)v
さすがに, Online Lesson
と「教師日記」を二本立てで行なうには,時間が....。ということで,「教師日記」の中で
Online Lesson をすることにさせて頂きました。でも
Online Lesson
....「教師日記」に書き込みますが,それをOnline
Lesson Ⅲに集約し,まとめてありますのでよろしく....。
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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Beforeの滑りは、自分の滑りを観ているような印象を受けました。A~~; 私の場合、もっと板が外に出ていたかも知れませんし、ストレートな表現で失礼を承知で言わせてもらうと....何となくセコセコ回っているという印象を受けます。
それに対してAfterは、リラックスして、ゆったりとおおらかな滑りになっている印象を受けます。
Beforeで、何となくセコセコ回っておられる印象を受けたのには。
①「腰の位置(高さ)を変えない」という意識がおありなのでは?と見受けられ、大腿部の動きが窮屈そうで、脚のストロークを生かし切れていない印象を受けます。脚のストロークをうまく使えなければ、雪面からの圧を吸収しきれない分、抜重動作が現れてしまいます。
②無意識の抜重動作と、無意識に板を速く回そうとされているためか?「“パッ”と返して、“ギュッ”ともらう」感じに見受けられます。その反動で、圧がターン後半に集中して板の動きも止まっています。
「上から下へ(雪面に対して)圧をかける滑り」になっているように感じ、それが良いか、悪いかは別として、疲れる滑りじゃないかなと思います。
KEIの経験談として受け取ってください。f^^;
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「自分の滑りを観ているよう」....“KEI”さん,他の人の滑りの映像を見ると,自分と同じ特徴が強調して観えるのです。このことをうまく利用すれば,「他人の振り見て我が振り直す」....ということが可能になります。(^ー^) これもビデオレッスンの良いところかもしれません。
こうやって,BeforeとAfter....比べてみると本当にその違いが鮮明に判りますネ
!!!。(*_*)
「腰の高さを変えないという意識」....結果的にそんな風にもみえます。ご本人はそこら辺の意識はどうだったのでしょうネ? 聞いてみたいですネ。
確かに「脚のストローク」....これが生かされず,「セコセコ」し,滑りが窮屈に感じます。
私は“KEI”さんが仰る②の「無意識に板を速く回そう」....という意識が①の「大腿部の動きが窮屈」な滑りにつながったのではないか?....と思います。ですからモーションが「“ギュッ”,“パッ”....“ギュッ”“パッ”....」という動きになってしまい,「脚のストローク」を生かすどころではなかった....と。
「雪面に圧をかける滑り」....そうなってますネ。圧の方向が,重心⇒雪面....ということです。これでもモチロン滑れますが疲れますし,スキー板の性能を本体の意味で生かすこともできないでしょう....。
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Afterの滑りはというと、腰の高さ云々の意識も薄れ、下から来る圧を素直に身体の中に受け入れようとされる意識が伺えます。
Beforeと比較して、雪面コンタクトもスムースですし、新雪の滑りと相まって、ゆったりとおおらかで、気持ち良い滑りのように感じます。
Shyoさんの映像を観て思ったことは。Before映像を観た瞬間、「この滑り方は・・・もしや。。。」という印象を受けました。「もしや」という意味は、“ベンディング”の解釈を、私と同じように勘違いされていたのではないか?ということです。
つまり、「腰の位置(高さ)を絶対に変えないで滑る」これを最優先にすることが「“ベンディングターン”なのだ」と思われていたのではないかと感じたのです。腰の位置を変えないことを優先すると、「圧を貯めきれない」、「返しきれない」ことが多く、ターンリズムは必然と速くなり、「Do的要素」が現れやすいように思います。
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「下から来る圧を素直に身体の中に受け入れようと」....私はこれが彼女の滑りが変わった最大の理由だと思います。どんな“イメージ”が「素直に身体の中に受け入れようと」気持ちにさせたのか???....ということが最も大事ですが,いずれにしても「ゆったりとおおらかで、気持ち良い滑り」が実現しました。素ッ晴らしい
!!!
「“ベンディング”の解釈」....おッ,そう来ましたか!!!。こう意識があったかどうか,これも“Shyo”さんに聞いてみたいポイントですが....。さて,どうでしょう?。私は「彼女の意識....この時点ではベンディング意識は無かった」と思います。
“KEI”さんが仰るように,「腰の高さを絶対に変えないことが“ベンディングターン”」....と思われている方が少なくありません。この様に考えてしまうと,先ず“腰の高さを変えない滑り”という「結果ありき」の滑りを求めてしまい,“must病”的な滑りをしてしまうのです。こういう状況では“雪とのコミュニケーション”などということは眼中に無く,がむしゃらに結果,結果....これを追い求めることになってしまいます。「Do的要素」の滑りになるのは当然です。果たして彼女も,“KEI”さんと同じことを思われて居たのでしょうか?
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②:“KEI”さんが思われたことは?
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それはそれとして、“サウンドオブミュージックターン”にしろ、“水上飛行機離発着イメージ”や“水鳥イメージ”にしろ、また“上戸ハートイメージ”にしろ、腰の位置(高さ)を決めようとせずに、且つ回そうと慌てずに、音源の遠近、波紋を立てない、水位の変化を感じることが大切ではないでしょうか。
それらをイメージして「(落差を利用して)もらうぅ〜〜♪♪・・返すぅ〜♪♪」を意識すると滑りは必ず変わります。
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「腰の高さを決めようとせず」....そうです!!! 私がいつも強調しているように,「姿かたち・運動」は結果として顕れるもので,最初に結果ありき....では無い,ということです。結果は千変万化します。
かの有名な“インゲマル・ステンマルク”は,「今日のこの雪は私が初めて体験する雪。これからスタートし新しい体験をするのだ!!!」....と言ったといいます。雪がこれまで経験したことの無い初めてのものですから,その結果顕れる結果も違って当然です。むしろ違わないといけないのです。こういう考えで“スキー”をすれば,最初から「姿かたち・運動」を決めてしまう滑りはオカシイ....ということになります。
何が現れ出るか???....結果として顕現するもの....これを期待し,味わい楽しむ上でも“フィーリングスキー”的な「イメージ重視」の滑りは大切で約に立つのです。
“KEI”さん,ありがとうございました!!!
|
☆ November 15 2008 Saturday 晴れ (白馬 )
「
Online Lesson Ⅲ」の五回目...今日は“Y”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。
☆★☆ Lesson
3-5
“Online
Lesson... '09 No.3-5 “Shyo”さん小回り |
No.3-5 “Y”さんからのコメント... |
“Y”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生、Yです。今回もよろしくお願いします。
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“Y”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!!(^I^)。
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
②:“Y”さんが思われたことは?
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Shyoさん、とてもお上手な方ですね。なぜなら、板のトップから雪面の抵抗を受けようと意識されているからです。誰が見ても上級者の滑りだと思います。ただbefore映像ではブーツの中の支点が前寄りなため、足首をあおるように使い、トップをターン内側へねじ込ませようとされているように思えます。その結果、板が山回りのところで走らずに所謂「つまった」エッジングになっています。映像からは足首から膝の前傾角がきつくなっていることからも想像できます。
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Before...「支点が前寄り」...私もこれが特徴的だと思います。どうして前寄りになってしまったか?...これは「ターンの急ぎ過ぎ」だと思います。ですから急いで「トップをターン内側へねじ込ませよう」...という感じがあります。
「ターンしなきゃ,しなきゃ...」といった焦りが「つまったエッジング」をもたらし,結果として,「膝の前傾角がきつく」なってしまうのです。「ひざを前に...」という意識は無いとは思うのですが,早く早く...という気持ちが「スキー板そのものを動かす」...といった“Do”的滑りをもたらしてしまうのです。小回りが苦手...と仰る方の大半がこの“せっかち病”をしている...そう思います。(^ー^)
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次にafter映像ですが、一言で申し上げて「驚愕の滑り」です。緩斜面(周囲のスキーヤーの様子から察して)でしかも小回りで、これだけの板の走りを表現できるのは、素晴らしいの一言です。アルペンの佐々木明選手が「ポールとポールの間は、エアーターンをしている」と言っていましたが、それに近い感覚かもしれません。躍動感、爽快感という言葉がピッタリです。
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「驚愕の滑り」...そう来ましたか!!!。ハッハハハ...(^ー^) そういう感じもします。たった二日で全く滑りが変わってしまいましたから...。
「緩斜面...しかも小回り...これだけの走り...これを表現できるのは素晴らしい」...そうなんです!!!。力を入れず,圧をもらうだけに徹しただけでこんなにスキーが走り,身体が生きいきして来るのです。
「佐々木明」...彼とは同じ「佐々木性」ですが親戚ではありません...。...^^ でも,言っていること「ポールとポールの間はエアーターン」...これは理解できます。自分で飛び上がっているわけではないのですが,山回りで蓄積されたエネルギーが谷回りに掛けて自然に開放するので,まるで“エアターン”のようになるのです。「躍動感、爽快感」が感じられ,まるで「私って“自由”よ!!!」...と“Shyo”さんが言っているように感じられます。
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before映像と比べても、足首の前傾角がきつくなく、かかと支点で雪面からの圧を受け止めておられます。
おそらく「サウンドオブミュージックターン」ではないでしょうか。山回り部分で、回り込んできた板と身体が近づいているように感じるからです。
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「前傾角がきつくなく」,「かかと支点」,「雪面からの圧を受け」...これらがAfter映像でみられる特徴的なことですが,これが「姿かたち・運動」を求めた結果では無い...ということなのです。もし,上に挙げた三つのポイントを意識して行なおうとしたら,身体がカチカチになってしまうことでしょう。でも,これらのポイントが自然に顕れてくる...。これが不思議なところなのです。私の指導経験を通して言えること,それは「“形”を求めず“イメージ”し,そのイメージがもたらしてくれるものを“プレゼント”として悦び味わう」...という姿勢があれば,どなたにでも“Shyo”さんのような滑りができるようになる....ということです。
何度も話していますが,この映像は昨年の「年末キャンプ」の時のもので,非常に多くのイメージをやってもらいましたから,何がキッカケでこの様になったか???....じつは【TOK】にも良く分かりません。とにかく変わりました。ぜひ“Shyo”さんに,「何が貴方を変えたのですか?」....とお聞きしたいと思います。(^
^)(^I^)
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フィーリングスキーには、初心者やシニアの方から、技術選やアルペンの選手まで様々なスキーヤーに共通する「何か」があるように感じます。枝葉末節の技術論で語ることの出来ない「何か」が。
今シーズンもフィーリングスキーでたくさんの経験をしたいと思います。
|
「フィーリングスキーには、様々なスキーヤーに共通する“何か”がある」....わたし自身,このことを強く思っています。こんなことを言うと,「【TOK】がそんな,他人任せみたいなこと言ってどうする?」....とお叱りを受けるかもしれませんが,実は私も驚いている!!!....ということです。ここ数年の日本でのレッスンはもちろんですが,二年間の
New Zealand
でのスキー指導....これを通して,“フィーリングスキー”の不思議さを,私自身が強く思うようになった....ということです。多分他の方,どなたよりよりも....。“Y”さんが仰る,「枝葉末節の技術論で語ることの出来ない“何か”」....これがあることは確かだと思います。
グッキーが常々言っていました。「スキーは“バランス”....」。この言葉の意味には,もちろん「運動としてバランスが取れていないといけない」....ということもあったと思います。ですが,それ以上に,この“balance”....辞書にもあるように,「調和,,落ち着き,平静」という意味が込められていた....そう思います。つまり,自分だけが雪の自然と対峙し自分独りでスキーをしているのではなく,“感じる心”を持って,大自然と“調和し一体となる”こと,そこで癒しのエネルギーを感じ“落ち着いた気持ちになる”こと,それらを通して“平静を感じ,生きていることの幸せを思う”こと....という意味が....。
これが実感できる“スキー”...これこそ
“Feeling”を基軸としたスキーなのだと思います。
「フィーリングスキーでたくさんの経験」....ハイ!!! ぜひ経験なさってください。いろいろなイメージを膨らませ,そのイメージが何をもたらしてくれるのだろうか?....といった姿勢で雪の上に立てば,必ずや“Y”さんにとって素ッ晴らしい
!!!....と思える“PRESENT”がもらえると思います。
シーハイル
!!! Schi Heil !!!
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☆ November 14 2008 Friday 快晴 (白馬 )
今日は「
Online Lesson Ⅲ」の四回目...“Mika”さんからいただいたコメントのご紹介です。では...。
☆★☆ Lesson
3-4
“Online
Lesson... '09 No.3-4 “Shyo”さん小回り |
No.3-4 “Mika”さんからのコメント... |
“Mika”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生こんにちは。
先生のご自宅から白馬三山、日ごとに雪化粧が美しくなり綺麗ですね。いよいよスキーシーズンといった感があります。
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“Mika”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます
!!!(^I^)。
ここ数日の快晴で,少し雪の量は少なくなりましたが,今週末からは寒気が入るようなので,ひょっとするとスキー場への降雪も期待できますネ
!!!。(*^^)v
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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Beforeは、
・軽快に滑っている。
・スキーを回しこむ・足を捻り込むという感じがする。
・ご本人では意識がないかもしれませんが、板を横にしてその反動でターンをしている。
・足裏の支点が、やや前で、足の前傾が強いように感じる。
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「軽快」...テンポはイイですネ
!!!。ですがどこと無く無理があり,「回しこむ・捻り込む」...という運動が強いようにみえます。
「板を横にしてその反動でターン」...これはそのとおり!!!...だと思います。ご本人は雪の力で...と思っておられたかもしれませんが...。(-_-;)
「支点がやや前」...スキー板を横に振ろうとすると...つまり早く板を左右に移動させようとすると,どうしても“Do”的動きがでてしまい,支点も足先の方になってしまうのです...。(-_-;) その結果「ひざ下の△窓」が見える滑りになります。
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に比べて、Afterは…
・力がほどんど入っていない。
・とにかくニュートラルでの板の走りが凄く気持ちよさそう。斜めの直滑降のお手本のような滑りです。
・上半身の懐が深くなっていて、安心感があります。
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「力が入っていない」...本当にそうですネ
!!!。落差,斜面移動の距離もはるかに長く,位置エネルギーを利用し,雪からの圧を効率よくターンに結び付けているのが判ります。
「ニュートラルでの板の走り」...これも特筆すべき事でしょう。しっかりたわんだスキー板がまるで「弓矢」の様に次の谷回り方向に出て行っています。でもそれに遅れることなく上体も付いてい行けてます。
「懐が深く」...そうそう!!! これも自然で素晴らしい!!!。Beforeでは腰を自分で押し曲げている...という感じですが,それがAfterでは下からの圧が重心方向に押し上げてくる力で自然に「曲げられてしまった...」という風に観えます。腰の付近の運動が自然か?それともどことなくぎこちないか...これで滑りの違いの見分けが付きますネ
!!!。 !(^^)!(*^^)v
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とにかく、無駄な力がまったく使われていない、効率的で、伸びやかな滑りになられました。
意識は、切り替えでの「斜めの直滑降」を意識しているようにしか見えません。
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「無駄な力が使われていない」...そうなんです!!!。だから“美しく”見える。自分で操作する...ということ自体が「力を使う」という意識を内在しているのです。「力を使う」...ということは,「その力が外向きに作用する」...ということになり,外側への働きかけという“action”を起こすことになります。“action”があるところには必ず“reaction”があります。実は,この“reaction”がスキーヤーのバランスを崩す...ということになってしまうのです。ですから“意識”として,「力を使う」ということを極力避け,支点だけにはしっかり集中しながら,落下運動に「任せる」...ということが大事なのです。そうすれば,身体そのものが持っている潜在的的能力が,雪から来る圧の強さや方向,その変化に絶妙な反応を示すようになり,ホントに勝手に動いてくれるのです。もちろんこの場合は自分から仕掛けていませんから“reaction”は起きませんから安定して滑れるのです。
多分“Shyo”さんも,「伸びやかな滑り」をしようとは思って居なかったはずです。ですが,結果としてこの様な素晴らしい身体の動きが顕現した!!!...ということです。これこそが「身体の“マジック”」...そう思います。
「斜めの直滑降」は結果として出てきた現象だと私は思っています。何をイメージした結果か?。この時のキャンプ...2007/12/29の日記にも書いてありますが,「“オレンジ・ターン”の見直し」⇒「地球の引力に引かれる事の意味」⇒「オレンジジュースのOutとInイメージ(圧の方向の確認)」⇒「水上飛行機着陸,離陸イメージ(Level
Image)」⇒「ジェット(ローラー)コースター」⇒「アイーンターン」⇒「じょうごハート」⇒「Sound
of Music Turn」...と,実に多くのイメージを試してもらいました。ですからこのイメージで変わった!!!...ということは特定できません...。でもここのところはぜひ“Shyo”さんに聞いてみたいところですネ
!!!。(^ー^)
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②:“Mika”さんが思われたことは?
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どちらの滑りも良いと思いますが、Afterの滑り、ほんと激変しましたね。
まず感じたのは、Beforeの滑りでは、Afterのあれだけモサモサの状態のバーンでは、失礼ながら滑ることは厳しいかと思います。板が雪の中に潜り込んでしまうので。
Beforeでは、どちらかと言うと、滑るというより、止めてしまう(意識ではないかもしれませんが)ような場面があり、エネルギー効率から言っても、少々もったいない気がします。「エイッ・エイッ」という掛け声がしてきそうです。
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「激変」...まさにそうみえますネ
!!!。本当に楽ゥーーな滑りに変身!!!です。
!(^^)!(*^^)v
「モサモサの状態」...前日湿気のある重めの雪が降り,そしてあくる日も雪...。視界が悪い上に粗踏み状態...ということで,本来なら気後れしてしまいそうな条件でした。でも,皆さん...OK
!!!でした。(^ ^)(^I^)
「エイッ・エイッ」...よく小回りで見られるシーンですネ。身体がこわばってしまう!!!
でも“Shyo”さんのAfterからは,それが感じられない。こねくり回し的な運動が姿を消し,雪と一体になっていて,安心してみていられます...というより,みていて気持ち良さが伝わって来ます。
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それに比べて、Afterでは見事に「滑っている、スキーしている」という感じがします。あと、おそらくAfterでは、雪面を見て滑っていないのではないでしょうか。あれだけ雪面状況が不安定ですが。「スーイ〜スーイ」と、エネルギー効率も良さそうです。
とにかく、新雪をすべりたいという気にさせてもらいました。
最後に、Afterでは、フリートレインで滑って同じフレームに何人かのスキーヤーがいますが、同じ小回りでも、それぞれ違って見えてなかなか面白いですね。
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「雪面を見て滑っていない」...多分これは当ッたりィー!!!でしょう。足裏というか,身体全体で感じながら滑っているのだと思います。
“ターン”している...というより“滑って”いる...と言ったほうが良さそうです。スキーの走り方が全然違います。
「新雪をすべりたいという気に」...この様な気持ちにさせてくれる滑り,これこそが“オーラある滑り”なのでしょうネ
!!!。
「同じフレームに何人かのスキーヤーが...」...そうそう,一人づつ撮ると,この違いが分からないので,最近のキャンプレッスンでは,良くこの手法を使わせてもらってます。他人との比較でいろいろ面白い現象が観られます。後続の何人かの方々の滑りも,それぞれ個性があってオモシロイですネ
!!!。これを見て勉強するのも良いことかもしれません。
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☆ November
13 2008 Thursday 快晴 (白馬 )
今日は「
Online Lesson Ⅲ」の三回目...“tori”さんからいただいたコメントのご紹介です。ではお楽しみください。(^ー^)
☆★☆ Lesson
3-3
“Online
Lesson... '09 No.3-3 “Shyo”さん小回り |
No.3-3 “tori”さんからのコメント... |
“tori”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
TOK先生こんにちわ。toriです。第二回目は投稿が間に合わず残念でした。
さて三回目、私にとっては二回目のオンラインレッスンですが、感じたこと、思ったことを書かせて頂きます。
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“tori”さん,コメントありがとうございます
!!!(^I^)。 そうですか...間に合いませんでしたか...。今回は大丈夫ですネ
!!!。(^ ^)(^I^)
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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まずは、天気と雪質が違いますね。Beforは視界の良くて圧雪。Afterは雪が降って視界が悪く、新雪。
まず印象として感じた相違点はAfterはターン弧が大きくなった。ただ弧が大きくなっただけでなく、ゆったりと、大きな船が波を切ってくような安定感がある。
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「天気と雪質が違います」...そうでした。「年末キャンプ」で曇天,雨混じりの雪,新雪...といろいろな条件でのスキー滑走となりました。このAfter映像は三日目...視界は悪い上に粗踏み状態の斜面での小回りでした。
こういう状態でのスキー...気おくれしがちなのですが,レッスンの成果でしょうか?仰るとおり,「大きな船が波を切ってくような安定感」がありますネ
!!!。「船が波を切って」...【TOK】にとって新しいイメージです。そういえばそう観えますネ
!!!。(*^^)v
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細かく見ると、Beforeは谷回りに入る時点から、上体が傾き板を横に押し出している。特に山回りで板を横(下)に押し出してブレーーキングし、その反動で次のターンに入っている。それは、右足が谷足になる左回りで顕著に見られる。
小回りだから、このリズムでターンしなきゃといった感じで窮屈な滑りになっている。
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俗に言う「チェック動作」での滑り...ということができます。こういう現象がなぜ起こるのか?...といえばそれは“tori”さんが仰るように,「小回りだから、このリズムで...」という既定概念というか,「小回りに対する思い込み」があるからです。昨日も言ったように,「小回りは“回り”」なのですから,例え小回りといえども,円弧をしっかり描く...という気持ちが大事なのです。
そうすれば,「板を横に押し出し...ブレーーキングし...その反動で次のターンに...」といった「窮屈な滑り」の小回りが姿を消すでしょう。
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Afterはターン全体を通じて上体の傾きが減っている。板を横に押し出す動きがほとんど見られなくなり、コアからの圧を受け取っているのが膝の動きなどから見て取れる。特に、もともと横に押し出す動きが少なかった右ターンではその動きはまったく見られなくなった。
板が戻ってきたら次のターンというリズムで、流れに逆らうような動きが見られない。
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After...「上体の傾きが減って」...そうですネ
!!!。身体がスキー板にどんどん付いて行く様に...というより一体となって行く様になりました。その理由は,重心や上体を中心としてスキー板を横に振る意識が少なくなり,落下エネルギーを使って,雪から来る圧でターンすることができるようになった...つまり,“tori”さんが仰る様に,「コアからの圧を受け取っている」...ということです!!!。ですから,「流れに逆らう動きが見られなく」なり「リズムも良く」なって,躍動感が出て来ました。みていて気持ちイイですよネ
!!!。(^ ^)(^I^)
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②:“tori”さんが思われたことは?
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この方の特にAfterの右ターンのように滑りたいなぁ、、、というのが正直なところです。
Afterを見てると、まさに斜面・雪質に任せて板の上に乗って落ちていき、コアのエネルギーを受け取りながら板の性能を活用してターンしているといった印象を受けます。
自分はまだまだDoの要素が抜けないのですが、たまにですが視界が悪い状況で「はっ」とすることがあります。「見えないから板から来る情報を感じてから対応するしかないや」と思って足裏に神経を集中して滑ると、何もしなくても板がターンを繰り返しているような状況になるんです。
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「この方の右ターンのように滑りたいなぁ、、、」...そう思われましたか?。“tori”さんが,この滑りの良さというか,滑りをみて「気持ちイイだろうナァー...」という風に感じられたのであれば,もうすでに“tori”さんはその様に滑っておられる...そう思います。自分の滑走感覚を“Shyo”さんの滑りに“感覚的”に重ね合わせることができている...ということは,すでにその様な体験をされている...という証拠でもあるのです。(*^^)v
「自分はまだまだDo」...と仰っておられますが,まだ完璧ではないにしても,その滑走感覚はもう体験されているのですから,ゴールは見えています。
いみじくも,「見えない...板から来る情報を感じて...神経を集中して...何もしなくても板がターンを繰り返している...」ということをご自身で表現されているのですから...。これこそが“Let
Ski”そのものなのです。「在るがままを在るがままに受け入れ,身体の潜在的力に任せる」...ということです。
これを行う時のポイントは,「何を,どこで,どの様に感じようとするか?」...ということだけです。その為に“フィーリングスキー”ではいろいろな“イメージ”をお伝えし,実践していただいているのです。
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今回の方は、Beforからすでにお上手で、右ターンではBeforでもLetの要素を感じましたが、AfterではさらにLet的、斜面に任せて滑っていると感じました。
以上、雑駁な意見で恐縮ですが、投稿してみます。
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人は右利きと左利きの方が居られ,ボールを投げるにしても右投げと左投げではその距離が全く違います。これが人間です。身体の左右の構造も違いますし,能力も異なります。良くこの違いがあるのが気に食わない...と,「先生右ターンと同じように左ターンができないのですが...」と聞かれる方が居られます。でもこれは,できないことをむしろ悦ぶべきでしょう。
話しが少しそれましたが,“Shyo”さんは多分右利きかな?ですからどちらかと言うと左ターンの時に,利き足の右足が“Do
Ski”をやってしまうのです。でもこれは仕方の無いことです。
確かに滑りをみると,左足外足...つまり右ターンの方が,より“Let
Ski”的要素が多いようですネ !!!。
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☆ November 12 2008 Wednesday 快晴 (白馬 )
今日は「
Online Lesson Ⅲ」の二回目...“しろくま”さんのコメントです。ではお楽しみください。(^ー^)
☆★☆ Lesson 3-2
“Online
Lesson... '09 No.3-2 “Shyo”さん小回り |
No.3-2 “しろくま”さんからのコメント... |
“しろくま”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
しろくまです。では見て感じたままをお送りしますね。
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“しろくま”さん,今回もありがとう!!!
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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エッジングの質が変わっています。そして移動のスペースの大きさが違います。あと、足首の可動具合も違うように観えます。
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Beforeは,右から左,左から右...という滑りなので,「エッジングの質」が違うようにみえるのですネ。
スキーを早く回し込もうとする意識が強いために,せっかちなり,“Do
Ski”的になってしまうので「足首の可動具合」...つまり足首の曲がり具合が深くなってしまうのです。
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Beforeは、角付けで得られる瞬時の圧を切換に上手く利用するタイプの滑りですが、これはこれでたいへんお上手であると思います。しかしエッジングポイントからエッジングポイントへの左右移動がメインで中々落ちてこないって感じでしょうか。でもコントロールという意味では、良い滑りであると思いますよ♪
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「角付けで得られる瞬時の圧」...“小回り”を意識する時,多くの方が先ず考えるのはこのことですネ
!!!。小回り⇒早く回す⇒瞬発力を使う⇒左右へのフットワーク意識⇒角付け多用......というスタイルです。
整地斜面で,少々疲れてもOK
!!!...ということであればこれはこれでOK
!!!です。この様な滑り方もあります。ありますが,そうではない滑りを探してみよう...ということがこのキャンプの目的だったのです。
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Afterは、Beforeで感じられたエッジング要素が弱まり、滑走面で積極的に斜面を捕えているように観えます。特に谷回りでの移動スペース(落差)が素晴らしく、迫り来る感じがたまりません。コア方向への軸が観える、気持ち良さそうな踵支点の滑りです♪♪
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Afterは,「エッジング要素が弱まり、滑走面で積極的に斜面を捕えている」...そうですネ
!!!。全く違います。
「谷回りでの移動スペースが素晴らしい」...そうです!!!。普通は“小回り”というと,身体中心にスキーが左右にターンする...といイメージを持つ人が多いために,重心も円弧を描いている...ということを忘れがちです。“小回り”と“クイックターン”を勘違いされている方が多いのです。“小回り”はあくまで「回り」です。ワイパー的にスキーを左右に早く振ってその方向を変えるものではありません。そういう視点でみると,Afterはスキーと重心が一体となって移動しているのが判ります。ですから,「谷回りの移動スペース」が大きくなるのです。
!(^^)!(*^^)v
結果的に「エッジングの量」が少なくなりますからスキー板も走り,迫って来るようになるのです。
この映像はBeforeもAfterも昨年の12月末のキャンプでした。一年締めくくりの年末キャンプでしたので本当にたくさんのイメージに挑戦していただきました。その中で“Shyo”さんは,「かかと支点」を身に付けられたのですネ
!!!。素ッ晴らしい !!!
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②:“しろくま”さんが思われたことは?
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変わった要因ってことですが、Afterは滑っていて楽しそうですが、Beforeではでの撮影だから、力んで緊張感があったとか?(そう見えまして…)
えー本命狙いの予想です。ブーツ?ブーツに何か施してあるってことですか?Afterでの足首の締まり具合からそのように思いました。
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ハッハハハ...(^ー^) 「単独」と「皆で」の違い...とみられましたネ??? (^ー^) たしかにそれも要因のひとつとして考えられるでしょう。リラックスできていたから...と。
「ブーツに何か施してある」...残念!!!。この時はスキー用具,特にスキーブーツのチューンはしなかったように記憶しています。ミーティングではお話ししたかもしれませんが...。
“しろくま”さんが仰る様に,ブーツが硬く,前傾角が起き気味になると「ひざ頭」が前に行かなくなりますから,かかと支点にならざるを得なくなります。その結果「エッジを多用しない滑り」になることがあります。ですが,この時はそれよりも“イメージ”で滑りが変わった...そう記憶しております。(^
^)(^I^)
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11 Nov, 2008
☆★☆ Lesson 3-1
今日から「 Online Lesson Ⅲ」が始まります。(*^^)v トップバッターはお馴染み“taka”さんです。彼のコメントから,今回はどんな“気付き”を学ばせてもらえるでしょうか? 楽しみたのしみ!!!。
“Online
Lesson... '09 No.3-1 “Shyo”さん小回り |
No.3-1 “taka”さんからのコメント... |
“taka”さんのコメントに対する【TOK】の感想 |
【TOK】先生へ
北アルプスも少しずつ白さが増して来ましたね。里まで雪が降りて来る日も近いのではと思います。今回も宜しくお願い致します。
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“taka”さん,今回もありがとうございます
!!! (^I^)。 ホームページでお知らせして,ほんの数時間後のコメントでした。
白馬...間も無くスキーシーズンですネ !!!。
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①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
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beforeはご自分自身でスキーをコントロールしようとする意識が強い為に、上体までが必要以上に動いてしまっているように思います。もう少し本来のスキーが持つ特性や雪面、斜面を活用して滑られても良いのかなと。
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私も真っ先に思ったこと,それは...「自分自身でスキーをコントロールしようとする意識が強い」ということでした。つまり“Do”的なのですが,私の経験では“Do”意識があればあるほどバランスは乱れてしまいます。
“taka”さんが仰るとおり,「本来のスキーが持つ特性や雪面、斜面を活用して滑る...」ということができれば,もっともっと“スキー”のオモシロさがわかると思います。
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エッジの角付けが強い為にターン内側にはスキーは動きますが、逆にターンの外側への動きが制限されているような気がします。
Shyoさんは既にスキーを回す技術は十分にお持ちだと思います。そのバリエーションの一つとしてもう少し省エネターンもありかと感じました。
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「小回り」...という意識が「素早くスキーの方向を変えなくては...」という思いにつながり,それが「角付けが強い」滑りをもたらしているのだと思います。
「省エネターン」...まさにそのとおり!!!...です。省エネ...これこそが“生涯スキー”にとって大事なことですし,多くの方に「“スキー”は他のスポーツと違う!!!」...ということを分からせてくれるキーワードのひとつかもしれませんネ?
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スキー自体の方向は変化しているのですが、ご自分もスキーと一緒に落下したり、移動して行くと言う滑りでは無いように感じました。僕はスキーと一緒に位置的な移動をした方が楽に滑れると思っています。
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「自分もスキーと一緒に落下」...これ大事です!!!。一緒に,共に...という感覚です。“スキー”だけではなく,人生も同じことですネ
!!!。(^ー^)
仰るとおり,「楽に滑る」...その為には「位置的な移動」がホントに重要です。その方がスキー板を動かそうとするより,はるかにラクチンですし楽しめるのです。
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beforeの滑り方でスキーを楽しむにはコンディションの良し悪しが影響し、また体力の消費も多くリスクも高い滑りだと思いました。
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そうなんです!!!...Beforeの“Do”的な運動でも“スキー”は楽しめますが,「体力の消費も多くリスクも高い」のです。そして“スキー”そのものをより楽しむ上でも“奥が浅い”...と言えるかもしれません。
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afterは雪質はとても良さそうに見受けられますが、視界はそんなに良くは無さそうですね。またバーンは少しコブが出来始めています。視覚だけではなかなか状況の判断が難しそうに見え、絶えず雪面とのコンタクトをキープする必要がある状況だと感じました。こう言った状況ではbeforeのテクニックではリスクが高く、安定して滑る事はより難しくなって来ると思います。
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After...約30センチの新雪が降った後での滑りでした。もうだいぶ荒らされていて,しかも視界がよくない状況での滑走でした。ですから,「雪とのコンタクトをキープする必要がある状況」でした。...と言っても,決して強いコンタクトが必要なわけではなく,センサーが雪と接し続け,そこから情報を貰い続けて行く...といったコンタクトです。ですから,仰るように「beforeのテクニックではリスクが高い」...という状況でした。
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しかしafterではエッジの角付けだけでターンに入るのでは無く、ターン谷回りの微妙な雪面からの圧を受け止める意識は当然ながら、スキーのベンドやフレックスをより感じようとしていて、それに対する対応が出来き始めていると感じました。あくまでもスキーの反応を感じてそれに対応していく姿勢があります。
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「スキーのベンドやフレックスをより感じようとしていて...」,「スキーの反応を感じてそれに対応していく姿勢」...これらの言葉に代表されるように,雪とのコミュニケーションを取ろう...という姿勢が随所に伺えます。自分の「ひとりよがり」にならず,雪と融和し互いに会話をしよう...といった感じです。
この「雪と融和する」,「雪との一体感を感じる」...という様なことが他のスポーツではあまり感じられないことかもしれません。もちろんその道のプロになって初めて,そのことを思う人が居るようですが,“スキー”では初心者の時からこの感覚が味わえます。そこが“スキー”の素晴らしいところだと思っています。(*^^)v
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beforeではあまり感じられなかったのですが、ご自分もスキーと一緒に落下し、また横移動も非常に大きいのが分かります。僕自身はこれはスキーの一つの醍醐味であり、よりスキーヤーが自由にコントロールしていると言う感じがします。
ご自分からコントロールしようとする意識も薄れ、エッジの角付けがソフトになった分だけ、雪面から受ける圧に対するコントロールに余裕が出来ています。それは「スキーが自分を連れて行ってくれる」ので、自分はそれに「乗っかっているだけ」と言う感じがします。また雪面から受ける圧の処理が足元から作れるようになり、上体は対応する必要があれば動かすと言うように、とても余裕が感じられる滑りに変化したと思いました。
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「横移動も非常に大きい」...小回りではこのことが非常に大事なのですが,勘違いをしているため,多くの人が悩むことになるポイントだと言えます。つまり,「小回りだから重心はフォールライン方向に移動して,スキー板だけを回そう...」という意識です。でもこれでは“小回り”...うまくできません。さすが“taka”さん,BeforeとAfterの最も違う,そして大切なポイント...ピタッと言い当てられました。素ッ晴らしい
!!! !(^^)!(*^^)v
「自分からコントロールしようとする意識も薄れ」...これも大事なポイントなのですが,「これが大切!!!」...とお話しすると,「スキーヤーとしての自分の意思は?」,「なるがままに任せていたらオモシロくもなんとも無いじゃない...」と仰る方が居られます。性格的に負けず嫌い...の人に多いようなのですが...。ハッハハハ...(^ー^)。自分のを前面に出すだけでなく,受け入れてこそ味わえる感動もある...ということ気付かれれば「“スキー”の世界」は全く違ったように観えて来ます。『孫悟空は縦横無尽に動いていたようで結局はお釈迦様の手のひらから出ていなかった...』という話しを思い出します。
「圧の処理が足元から」...よく言われる「動作は下から...」ということですが,これが自然に起こっているのです。これを“Do”的に自分が動きとしてやろうとしても,ほとんど成功しないでしょう。
「余裕が感じられる滑り」...本当にその様に変わりました。みていて気持ちがいいですネ
!!!。
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②:“taka”さんが思われたことは?
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まず感じた事はスキーの楽しさは絶えずスキーの上に乗り、スキーと一緒に移動するって事でしょうか。もちろんその時のポジションは色々とあると思いますが、体軸はなるべくなら内側に傾け過ぎ無い方が、スキーと一緒の移動がし易くなると感じました。傾けた時にはエッジの角付けは深くし易くはなりますが、逆にエッジを外す事が非常に難しくなります。また体軸を倒したからパワフルな滑りだと言う事も、スピードに強くなる滑りだとも思われません。
|
「スキーの楽しさは絶えずスキーの上に乗り、スキーと一緒に移動するって事」...まさにそのとおりです!!!。八○の達人であられる“taka”さんの口からその言葉が聴ける私達は幸せですネ
!!!。ありがとうございます !!! (^I^)
「エッジングを使い過ぎることが必ずしもイイことばかりではない」,「体軸を倒したからパワフルな滑りだと言う事も、スピードに強くなる滑りだとも思われません」...これはいろいろなシチュエーションを滑られた“taka”さんだからこそビシッと言えることかもしれませんが,全くそのとおりです!!!。この
Online Lesson
を読まれた方は,彼の貴重な言葉を聞くことができて幸せですネ
!!!。
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beforeでは体軸が内側へ倒れる事でエッジの角付けが始まっているように感じました。
もし青氷のような硬いバーンが隠れていたり、突然に雪質が変化していたり、このような滑りでは咄嗟の対応は難しくなります。雪面状況が視覚で見た通りで必ず自分が思うような操作が出来れば良いと思いますが、
大自然の中で楽しむスポーツなので何があるか分かりません。こんなリスクを極力に回避し、どんなコンディションでも楽しめるスキー技術に大切なのは、afterの滑りのようにターンを体軸で考えずに、あくまでも足元のスキーに雪面の状況を伝えもらう。
そんなに事を感じさせて頂いたShyoさんの滑りでした。
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軸が寝れば寝るほど横への力が作用しますから,左右の安定度は減ってしまいます。ですから,そういうスキー操作では「青氷のような硬いバーン」,「突然雪質が変化していたり」...といった状況では,足元がフラフラしてしまうのです。
よく「アイスバーンの滑り方を教えてください」...と聞かれますが,先ずしっかり「スキー板をチューンすること」,そして次に「“Let
Ski”で滑ること」...これが大事です。
また,深雪などの滑走では雪の中になにがあるか分かりません。ですからしっかり雪の中を探って滑る...という気持ちが大事になるのです。
「足元のスキーに雪面の状況を伝えもらう」...といった意識が重要になります。感じて滑る...“フィーリングスキー”が大きな意味を持つ所以です。
“taka”さんの今日のコメントから,またまた「“自然体”で滑る」...ということの大切さを学ばせていただきました。ありがとうございました!!!。
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