【TOK】’s Online Lesson 2008−2009

Online Lesson '09-No,1
 

10/25 1-16 【TOK】の総轄 NEW!!! 
10/24 1-15 “Yod”さんからの e-mail 

10/23 1-14 “K”さん 

10/22 1-13 “Nishi”さん
10/20 1-12 “michi”さん 
10/19 1-11 “Ishi”さん
10/18 1-10 “オッキー”さん
10/17 1-9 “taka”さん 

10/16 1-8 “Ika”さん 
10/15 1-7 “Mika”さん
10/14 1-6 “Tori”さん 

10/13 1-5 “SHIGE”さん
10/12 1-4 “Y”さん

10/12 1-3 “しろくま”さん
10/11 1-2 “Sas”さん
10/10 1-1 “Moti”さん


  “Online Lesson '09-No,1”の始まりです !!!。 イエェーーイ !!! (*^^)v
  今回のモデルは“Yod”さんから...。今回テーマに取り上げたのは「大回り
(1.213KB)です。今年はできるだけ「滑りを観る視点」を【TOK】から皆さんに要望することを少なくし,皆さん自身が何をどう感じられたか?...ということをメインに展開していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
 ②:皆さんが思われたことは?(視点は多くても構いませんヨ !!!) (^ ^)

   ...ということで募集させていただきました。多くの方からコメントいただきましたので,到着順でご紹介させていただきます。【TOK】の「教師日記」から独立し,オンラインレッスン専用のページで Update することにしましたのでよろしくお願いいたします。
  
昨年同様左側に皆さんからのコメント(茶色),それに対する【TOK】の感想(緑色)を右側...というスタイルで行ないます。特に私が強調したい部分は文字の色を変えました。(^ ^)(^I^)
       “Online Lesson '09-No,3”
       “Online Lesson '09-No,2”

 

                  ******************************          25 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-16     
  今日は“Online Lesson... '09 No.1の総轄...ということで【TOK】の感想をお話ししたいと思います。

“Online Lesson... '09  No.1-16  “Yod”さん 大回り について...

【TOK】の感想

  先ず初めに,“Yod”さん,そしてコメントをお寄せいただいた多くの方々に御礼申し上げます。ありがとうございました!!!。
  さて今日は先ず,「木の実や果物が育って行く過程」...これを先にお話ししたいと思います。木の実や果物...これがどのような過程を経て育っていくか?これを例にすると,実は“スキーレッスン”というものの考え方の一面が見えてくる...そう思うからです。

  果物が育つためには“種子”...つまり“種”が必要です。この“種”...よく考えてみると,「種そのものは,もう種として存在した時から,その内に大きな力を秘めている」ことに気付きます。あとは「どこに撒き」,「どう水をやり」,「どう肥料を与え」,「どう日光に当てるか?」...ということで,その育ち方が異なってくるだけです。そして,これら種そのものの潜在的能力は変わり様がなく,柿は柿に,リンゴはリンゴに,オレンジはオレンジになるだけのこと。しかしその味...美味しさや,みずみずしさは「水」のやり方や「太陽」の当て方で変わってくる...ということになります。

  さて,話し変わって“Yod”さんの滑り...。BeforeとAfterでいろいろ変わられました。「姿かたち・運動」として顕れた特徴的なものを,観たままに挙げると...
 ①滑走ラインが「直線的で浅いもの」⇒「円くて深い弧」に...
 ②滑りの感じが「軽い」⇒「重くてドッシリ」したものに...
 ③テールの動きが「横方向」⇒「縦方向」のものへ...
 ④谷回りの雪面の捉えが「抜重的」⇒「ベンディング的」なものへ...
 ⑤スキーのたわみが「少ない」⇒「大きく継続性のある」ものへ...
 ⑥滑りの感じが「余裕がなく不安感漂う」⇒「自由度があり安定感がある」ものへ...
 ⑦角付けの量が「多い」⇒「少ない」ものへ...
 ⑧運動の早さが「早くして結果を急ぐ」⇒「ゆったり落ち着いた」ものへ...
 ⑨山回りでTopの入り方が「ほとんど無い」⇒「ギューンと入り込んでいる」ものへ...
 ⑩上体の懐の深さが「上半身からガクッと折れる」⇒「下からの突き上げでゆっくり深くなる」ものへ...
 ⑪山回りの感じが「耐える」⇒「受け容れる」ものへ...
と変わっています。しかもたった一時間半の間に!!!...です。
  では,この様な変化...これはどうやって起こったのでしょうか? それは,それまで充分でなかった「雪の力でターンする」という「水」を飲み,「スキー用具の特徴をかかと支点で引き出す」という「肥料」を与えられ,「チャクラ・イメージ」という「日光」を浴びられたから!!!...なのです。「姿かたち・運動」のいう結果,つまり“Result”を求めてトレーニングしたからではありません。その様な手法では短時間に滑りがこれほど変わることは不可能です。
  元々“Yod”さんは「素晴らしい能力」を,お生まれになった時から,すでに持っておられたのです。ただその能力を思い出すことができないで居たのです。たまたま“チャクラ・ターン”で全身に太陽の日差しを浴びられ,“重力に素直に従う”という水を飲まれたおかげで,「潜在的能力が開花した」...というわけです。“Result”を求めないで,“Cause”としての“イメージ”を大切にしたおかげで,生来お持ちの能力が花開き,そして見事な果実が実った!!!...という訳です。(*^^)v
  “種”はそれが実際に育ってみないとどういうものに育つのか解らない部分があります。私達人間も同じだと私は思っております。ですから自分がどのような滑り手になるのか???...それは実際に種をまいて,水をやり,陽の光に当ててみないと分からないのです。オレンジが柿になろうとしてもそれは無理なのです。でもあの人の様に滑ろう,ああいう風なフォームを真似しよう...として柿がリンゴに,みかんがバナナになろうとしているスキーヤーがいかに多いことでしょうか? バナナがバナナに,みかんがみかんになることこそが,“生まれた時に約束されたプロセス”...これを生きることになるのです。種に放射線などを当て,種そのものが持っていた本質を変えるのは適切とは言えません。そうではなく,与えられた種を種として,在るがままに開花させることこそ大切なことです。その為に必要なことは「水」であり「肥料」であり「日光」なのです。

  ...ということで,“Yod”さん...本当にその滑りの本質が変わられました。私から見れば“Do Ski”から“Let Ski”への見事な変身です。“Yod”さん.という人間の細胞一個一個の感じるスイッチがONになり,まさに“Yod”さんの潜在能力が花開いた!!!...ということだと思います。

  実に素ッ晴らしい !!! おめでとう !!!  !(^^)!(*^^)v
  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 


 
                 ******************************          24 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-15     
  今回モデルになっていただいた“Yod”さんから下記のような e-mail が届きましたので,ご紹介いたします。
  それに対する【TOK】のコメントも,あわせてどうぞ...。

“Online Lesson... '09  No.1-15  “Yod”さん 大回り について...

No.1-15 “Yod”さんからの言葉...

【TOK】の感想

  “Yod”です。
  “Online Lesson '09-No,1”に私の滑りを取り上げていただきありがとうございました。私の滑りについて感じたことを、たくさん書いていただき、恥ずかしいような、うれしいような・・・・
  皆さまからの意見、【TOK】先生のコメント、勉強になりました。
  理論的に説明することがとても苦手ですので、私の感じたままに書いてみたいと思います。

  “Yod”さん,皆さんからたくさんのコメントがいただけてよかったですネ !!!。(^ ^)(^I^)
  “理論”...これは知らないより知っていた方が良いとは思いますが,あまり頭でっかちになってはかえって逆効果だと思います。最近私はもっと“感覚”を大事にした方が,身体が悦ぶ...そんなことを思っています。(^ー^)

  これまで、スキースクールのレッスンにも多く参加し、いろいろな先生に教えていただきましたが、どう滑って良いのかわからなくなり、(理論ばかり頭に入って頭でっかちになってしまったのでしょう)「もう細かいことは考えないで楽しく滑りたい。」...そんな思いで、先シーズンはスキースクールには入らず、ポールにも挑戦しました。でも一度迷いが生じ、めちゃめちゃになった滑りは、なかなか元には戻りません。そんな時、以前から【TOK】先生のホームページを熱心に読んでおりました私の主人が「フィーリングスキーのレッスンを受けよう!」の一言で3月末の「オフピステ合宿」に参加することとなりました。が、2日目「肉離れ」のアクシデントでやむなくリタイアです。
  でも、1日目の【TOK】先生のレッスン、とても楽しかったです。 <雪との対話を楽しんで滑る・サウンドオブミュージックターン・水面イメージ・木のように地球に垂直に立つ・“Let Ski” >新鮮なことばかりでした。このイメージだけは忘れないよう、早く滑りたい思いで1週間後、ゲレンデに立ちました。足に力を入れると痛くて滑ることができませんが、前後左右、具体的に言うとちょっと前過ぎても、後ろ過ぎても、横すぎてもダメ、ちょうど足に痛みを感じないポジションが、たまたま先生のおっしゃる地球に垂直に立つ位置だったのでしょう。結果、自分から仕
掛ける“Do Ski”ができなくて、雪と喧嘩しない“Let Ski”の感覚が少しわかってきました。その20日後に今回のプライベートレッスンです。

 
 理屈で“スキー”をし始めると,「迷いが生じ」た時,本当に困りますネ !!!。それよりも“イメージ”や“感性”を大事にし,気持ちいいすべり...これに求めるつもりで滑ると結構スランプからの脱出が楽にできます。(^ ^)
  「
2日目「肉離れ」のアクシデント」...そうでしたネ...朝イチ,フリー滑走中にあのアクシデントでした...。本当に残念...そう思ったことを思い出します。これも“Do Ski”的な滑りをされたからでしょうか?(-_-;)
  「
足に痛みを感じないポジションが、たまたま先生のおっしゃる地球に垂直に立つ位置」...これは言い当てているかもしれません。身体のどこかに傷や痛みを感じていると,人間って自ら仕掛けることを止め,素直になすがままに任せる...といったことをすることがありますネ。 

  Before映像
  このときは、自分でもかなり元の感覚に戻りました。それ以上かもしれません。でも、「ここで切り替えなくっちゃ」「きれいにターンをしなくては」等、うまく滑ろうという意識が強かったような気がします。

  そうでしたか...「うまく滑ろうという意識」がありましたか...。でも,誰でも「これからBefore映像を撮ります」...と言われれば,そういう気持ちにはなりますよね???。 

  After.映像
  「コア、かかと、ウワーン、フォー」のチャクラターンをおしえていただき、今までスキーをしてこれほど「チョー気持ちいい!」と感じたことはありません。板が「ビューン」と勝手に走っていくのです。【TOK】先生の♪♪♪♪に合わせて、板の落下に逆らわずなすがまま。自分からは何もしません。ただ、スキー板に乗って、かかとで一番居心地の良い場所にいられるよう意識はしました。以前は山回りの部分で強くなる圧に負けないよう足に力を入れて押し返して耐えていたのですが、Afterでは雪からくる圧をプラスマイナスゼロにする感覚でもらい、自分から腰を下げるのではなく尾てい骨に踵が(雪面)近づいてくる感じでバランスをとりました。
今までとまったく違う滑走感覚です。でもとっても安心して滑れるのです!初めての感覚に私は嬉しくて思い切り楽しく滑りました。春の雪大好き!
  先生のレッスンを受けた後、何度か滑りましたが、かかとに乗って滑っているのに、くっきりと自分のシュプールがついていたのにはびっくりしました。かかと乗ってカービングができるんだ!目からウロコのTOK先生のレッスンでした。


  「
チョー気持ちいい!」...という感覚で滑れるのって,とても幸せなことですネ !!!。多くのスキーヤーは,「気持ちイイ」よりも「カッコいい」...の方を選びますが...。ハッハハハ...(^ー^)
  「
板が「ビューン」と勝手に走っていく」...これも凄いことです。スキー板そのものにその様なエネルギーがあるのです!!!。だって10数万円もしますよ!!!...スキー用具。これと同じ金を払ってパソコンでも買えば,それで事業が起こせますヨ !!!
  「
逆らわずなすがまま」...この様な心境こそ「“無”の境地」とでも言うんでしょうか? ハハハ...。
  多くのスキーヤーが陥る間違い...これが「
山回りの部分で強くなる圧に負けないよう足に力を入れて押し返して耐えている」...ということなのです。そうすると身体にエネルギーが貯まりにくく,次のターンもできにくいのです。
  「
自分から腰を下げるのではなく尾てい骨に踵が(雪面)近づいてくる感じでバランスをとる」...これこそが“チャクラ・ターン”の大事なポイントです。でも,この様なイメージで滑ると,“スキー”では絶対にやってはいけないとされている「腰落ち姿勢」になるので,みなさん二の足を踏んでしまうのですネ???。でもこれで滑ってみると...「まったく違う滑走感覚」が得られ,「安心して滑れ」,「春の雪大好き!」という具合になるのです。アラ不思議!!!...としか言い様がありません。
  「
かかと乗ってカービングができるんだ!」...そうなんです!!!。私はこれこそレースでも大事なことだと思っています。トップが雪面に食い込んでいけばいくほど,スキーは走りませんから...。まさに“インゲマル・ステンマルク”の滑りそのものなのです。「彼の滑りは古い」...という人が居ますが,その奥深い秘密を知らない人の言葉だと私は思っています。レースだけでなく,深雪,コブ,春のザクザク雪など,どんなシチュエーションでもOK !!!...な滑り方なのです!!!。

  今シーズンは、雪と仲良く、チャクラターンに磨きをかけて、どんな斜面でもスムーズに滑れるようになるよう精進していきたいと思っております。♪♪♪♪歌を歌いながら...。
  最後に【TOK】先生、“Online Lesson '09-No,1”にご意見を下さった皆様、「ありがとうございました。」

  
もうどんな所でもOK !!!な“Yod”さんですヨ !!! 自信を持って,♪♪♪を忘れずにいろいろな感覚を“楽しんで”下さいネ !!!。 また機会がありましたらご一緒に滑りましょう !!! (*^^)v,
  今回貴重なご意見を下さった方々に【TOK】からも御礼を申し上げます。“Yod”さんも本当に参考になったことと思います。改めてありがとうございました!!!。 シーハイル !!! Schi Heil !!!

 


 
                 ******************************          23 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-14     
  今日の「オンラインレッスン」...“K”さんが“commentator”で,Lesson 1 の皆さんから頂いたコメントの Update 最終回です。

“Online Lesson... '09  No.1-14  “Yod”さん 大回り について...

No.1-14 “K”さんからのコメント...

“K”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  “K”です。
  今期も期待のOnlineLessonが始まりました!今年も参加させていただきます。
  Yodさん、いい滑りをされてますねぇ。
  その中のチョットした違いを大袈裟に書いてますんで、お気を悪くされないで下さいねm(_ _)m

  “K”さん...お元気ですか? 最後の最後に e-mail いただきました。今年は欠席かな?...と思っていたのですが...ご参加ありがとうございます !!! (^I^)
  それぞれの方が,それぞれの言葉でモデルさんの滑りを語っていただく...これがいちばんのPresentだと思います。感謝こそすれ気分悪くはならないはずです!!!。(*^^)v

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  まずは形(結果)として見えているポイントから。
Before映像のポイント
・スキーが回り込んで来ずにやや浅回りになっている
・谷回り部分でのゆとりが少なく、すぐにエッジを立てたポジションに移行しようとしている
・ターンMAX付近からシェーレンが表れている

After映像のポイント
・ターンがBefore映像より深回りになっている
・谷回りが大きくなり、ゆとりが感じられる
・ターンMAX以降でのシェーレンが消え、スキーが大きくたわんでいる

  Before⇒Afterの「姿かたち・運動」の変化が...「浅回り」⇒「深回り」,「谷回り部分でのゆとりが少なく」⇒「ゆとりが感じられる」,「シェーレン」⇒「シェーレンが消え、スキーが大きくたわんで」...ということですが,ご指摘のとおりです。
  ただ,ここで注意しなければならないこと...それは「変化したと判断する視点は各自によって微妙に違って来る」ことがあるけれど,それはそれでOK !!!...ということです。多くの方は「自分が最も注意して,あるいは意識して滑っているポイントを他人の滑りの中に見つけ出そうとする傾向があるからです。
  ...例えば,「腰の落ち方が違っている」...という様なことも,これまでレッスンで,「腰掛けスタイルはいけません!!!」...というような指導を受けられて来た方には,強い印象として眼に飛び込んでくるわけです。(^ ^)(^I^)

  次にこの結果に繋がるAfter映像の運動要素をみると、
・山回りでのスキーの回り込みを妨げないような脚の吸収動作が出ている
・切替えから谷回りにかけて徐々に変わっていくスキーの向きに応じたポジショニングになっている
・スキートップを押さえ込まずに踵よりで体を支えたまま斜面移動している
といった点でBefore映像からの変化が見受けられます。

 運動要素の違い...という視点から,「脚の吸収動作」,「スキーの向きに応じたポジショニング」,「踵よりで体を支え、斜面移動」...という点を挙げておられますが,これも妥当なご指摘です。
  この三つのポイント...この様な違いがどうして現れてきたか?...ということなのですが,そのいずれも“Do Ski”ではなく“Let Ski”で,「“雪からの圧”をどう感じて滑るか?」...ということを意識しているから...ということに尽きるように思います。
  圧を自分の身体で作り出し,外向きにその力を作用させる滑り方...つまり“Do Ski”では,この様な滑りは出現しません。身体の中に雪からの圧を受け容れようとする意識が必要なのです。

 ②:“K”さんが思われたことは?  

  Before映像からはスキーよりも体を「先に先に」「内に内に」運ぼうとしているように感じられます。また、スキートップを自ら押し付けてターンしようとしている意識も感じられました。つまり雪面からの情報に合わせようとしているのではなく、先にポジション(姿勢)ありきの意識であるように思
います。

  “K”さんが仰るように,Beforeでは,「雪面からの情報に合わせようとしているのではなく、先にポジション(姿勢)ありきの意識」が見えます。上にも書いたように,このことが“Do Ski”なのですネ !!!。結果として表れるべき「姿かたち・運動」を先に作ろうとしてしまうのです。これでは「シチュエーション」とコミュニケーションの取れたスキーができるはずが無いのです。“Cause and Result”のResult”を,“Cause”無視でやろうとしている...ということです。

  このような意識が働くと雪面移動による圧を受ける前に逃がしてしまい、スピード(落下エネルギー)をターンするエネルギーへ効率よく変換することができません。さらに、回り込もうとするスキートップを押さえつけてしまっては、トップがターン外側へ逃げてしまいます。結果、ターンは浅回りとなりシェーレンが現れるのでしょう。

  結果として,「雪面移動による圧を受ける」ことができませんから,「効率よいエネルギー変換」もできませんし,「トップがターン外側へ逃げてしまう」⇒「ターンは浅回り」⇒「シェーレンが現れる」...という現象を生み出してしまうわけです。

  さらには山回りでスキーが回り込んで来ない(=遠心力が小さい)のに次のターン内側に体を運ぼうとするので、バランスを取るためにオーバーエッジングとなりやすくなります。

  Before...ターン山回りで充分にエネルギーを身体に溜め込むことができないのですから,それに続く谷回りがうまく行かないのは当然ですネ...。

  対して、After映像からは雪面からの情報を感じ取ろう、エネルギーを受けいれようとしているように感じます。この意識を持って踵支点での斜面移動を行うことによって、スキーがたわんでスピードを効率よくターンエネルギーに変え、スキートップがターン内側にグイグイと入り込んできます。
  このエネルギー(雪面からの圧力)を受け容れ、切換え〜谷回りで徐々に開放することで、非常に気持ちよいスキーの走りが感じられると思います。
  BeforeとAfterで似たようなリズムであるのに横方向への移動量が圧倒的に違うのは、雪面からの情報を感じ取ろうとすることで生まれる積極的な雪面移動と、結果生まれる切換えでの走りの影響でしょう。

  流石“K”さん...しっかりフォローされてますネ !!!。(*^^)v ここの「雪面からの情報を感じ取ろう、エネルギーを受けいれようとしている」,「踵支点で斜面移動を行う」...というところがポイントです。「位置エネルギーをターンエネルギーに変えるのが“スキー”」...という意識があれば,“Do Ski”は消滅し,自然に“Let Ski”が顕れます。
  “K”さんが仰るとおり,この山回りでのエネルギーの貯めが,角付けの切り替えから谷回りにかけて,気持ちよいターンをもたらしてくれるのです。
  「
横方向への移動量」...これは意図して長くしたのではなく,山回りでエッジングに頼り過ぎず,しっかりエネルギーを貯め込み,それを静かに開放していけば自然にこうなってしまうのです。まさに“Let!!!”です。

  このような変化をもたらしたイメージは何なのでしょうか?全体的な雰囲気からは『ハートボトル』又は『チャクライメージ』ターン的なものを感じます。
  ただ、谷回りのゆったりした部分からは『水上飛行機イメージ』の離陸部分の影響もありそうな印象も受けるのですが。

  「チャクライメージ...が正解でした。「ハートボトル」...も同じような効果は出ますが,ターン山回りでの懐の深さの感じが少し違ってきます。“チャクラ・ターン”はハッキリ言って「腰落ちスタイル」に見えます。でも「“Do Ski”の腰落ち」とは異なりますから,これで凄く安定している!!!...のです。
  「
水上飛行機イメージ」...これも悪くはないのですが,飛行機がテイクオフするイメージや意識よりも,その様に身体を作り上げてしまう,つまり「姿かたち・運動」を作ってしまうきらいがあるため注意が必要です。でも水上飛行機イメージでも同じような谷回りは顕れてきますヨ !!! (^ー^)
  いずれにしても,山回りで位置エネルギーをしっかり身体に貯め込む,ということが重要だ!!!...ということです。
  New Zealand でのレッスンでも,山回りでしっかりエネルギーを貯め込むことができた人ほど,次の谷回りに余裕ができ,“I am FREE!!!”...という表現をし,感動されておりました。

 

 
                  ******************************       
   22 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-13     
  今日の「オンラインレッスン」...“Nishi”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-13  “Yod”さん 大回り について...

No.1-13 “Nishi”さんからのコメント...

“Nishi”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  Nishiです。
     あと2か月も経てばたぶん雪上です。映像をみているだけで、シーズンインが待ち遠しくなります。
  トップバッターのYODさんの滑りは、 すっかりTOKマジックで変身しましたね。

  “Nishi”さん...コメントありがとうございます !!! (^I^)
  そう...あと一ヶ月間近になりました!!!。待ち遠しいですネ !!!。
  「
TOKマジック」...と仰る方が居られますが,マジックは私が掛けたものではなく,“Yod”さんがご自分で想い出されただけなのです。(*^^)v
  これこそが“フィーリングスキー”の不思議なところです。

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  斜面に対してのスキーの角付けが減り、優雅な滑りへと変わりましたね。

 「角付け」と「優雅な滑り」...極言すれば,結果としてこの二つが大きな違いとして顕れましたネ !!!。(^ー^)

 ②:“Nishi”さんが思われたことは?  

  Before映像は、 外向傾や角付けが先行し、 落下スピードをブレーキング要素でコントロールされていますが、一般的には、お手本の様な滑りではないかと思います。

  「外向傾や角付けが先行」...Beforeの滑りは,“Yod”さんのお気持ちの中にこの様な意識があったことは確かなことだと思います。一般的にS○J的に見れば...というか,「形重視」的に見れば,ある意味で「お手本」...かもしれません。

  一方、After映像は、 Before映像の様な決まったフォームとは異なり、何も足さない何も引かないサントリーの山崎のCMの様な自然で、しかも味わいのある、おおらかで雪に逆らわない(喧嘩しない)滑りへと変化しています。

  「何も足さない何も引かない」...ということは,「在るがまま」...とも言い換えられます。つまり余計なことはせず,落下運動に身を任せ,そこで自然発生的に起こってくる反応を楽しむ...といった風情が感じられます。
  その結果が「
味わいのある、おおらかで雪に逆らわない滑り」...へと道いてくれたのだと...。

  After映像からは、常に身体が重力方向へに立ち、落下しながら山回りで身体に溜まった圧エネ ルギーが 谷回りでスムースに開放されている様子が伺えます。
  しかも雪の飛び散り方から、エッジングだけに頼らない適度な たわみ、ねじれ、Rなどスキー本来の性能を十分活かしている様に観えます。 
  その結果、谷回りしながら板がすーっと走り出し、余裕のある滑りへと変化しています。
  

  「常に身体が重力方向へ」...つまりAfterでは,必要以上の角付け意識が消え,「突っ張り現象」が無くなった..ということです。
  「
エッジングだけに頼らない」姿勢が,スキー板本来の性能を引き出した...“Nishi”さんが仰るとおり,これも大事なことです。そして「S字ターン」が自然発生的に顕れたのです。
  ただ単に谷回りが大きくなっただけでなく,適度な雪面コンタクトを保ちながら...ということが大切なポイントです。」

  この時、どんなレッスンをされたのでしょうか?それはきっとSound of Music Turnですね! 板から音符が発生している様が見えます。(ウソ、ちとイメージし過ぎでしょうか!)

  残念!!! ハズレ!!! ハッハハハ...(^ー^)
  この時は“チャクラ・ターン”でした。“Sound of Music Turn”でもこれに近い滑りにはなりますが,腰の付近の感じが少し違うのです。(^ー^)

  Before映像も格好いいいのですが、After映像は、すごく自然!って感じで、楽しそうで何度観ても飽きませんね。 更に、そのおおらかさが2度と味わえないその時々の雪質を感じながら、そうそう初めての人と人との新しい出会いの時の様に、相手の様子を探り?ながら・・ワクワク ドキドキ感ってありますよね。雪面状況を選ばない(影響されにくい)滑りだから、どんな雪面状況でも滑れますから、更にス キーが楽しくなるでしょうね。
  以上Nishiの感想iでした。

  「すごく自然!」...そうそう,このことが「スキーってホント楽しいわネ !!!」...ということにつながるのです。
  「
何度観ても飽きません」...と言われるような滑り,これこそが「“オーラ”を感じさせる滑り」...ということだと思います。「新しい出会いの時」...と仰るとおり,ひとりのスキーヤーが,自分に与えられた環境を慈しむようにその瞬間しゅんかんを楽しんでいる...のです。
  この様になってこそ,“スキー”本来の持つ楽しみを心から享受することができた!!!...と言えるのだと思います。「姿かたち,運動」を真似したり,求めたりするスキーでは味わえないプレゼントです。
  でも実は“Yod”さん,この約一週間後,またスキー場でお会いし,滑りを拝見したのですが,さらに「
光り輝いて」いましたヨ !!!  !(^^)!(*^^)v)

 


                   ******************************       
   20 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-12     
  今日の「オンラインレッスン」...“michi”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-12  “Yod”さん 大回り について...

No.1-12 “michi”さんからのコメント...

“michi”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  先生 お久しぶりです。ニュージーランドでのご活躍、そして無事に帰国されたこと、おめでとうございます。
    さっそくですが、映像を見ての感想と疑問を述べます。

  “michi”さん...コメントありがとうございます !!! (^I^)
   New Zealand 楽しかったですヨ !!!  一杯勉強させてもらいました。 !(^^)!(*^^)v 

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  Before 回転中エッジが立っている。踝から膝にかけての角度が前傾鋭角。
  遠心力を利用してきれいな円を描いておられるが、つっぱているので、力が要るのでは?

 「エッジが立って」...そうですネ。次のターンを急ぎ過ぎたことがこのような滑りをもたらしたのだと思います。前傾角が必要以上に立っていますから,Top側が支点になり,ややテールが外側に出て行っているのが判ります。
  「
つっぱている」...このことも“Yod”さんのBeforeでの特徴的な滑りでした。ですから脚の伸縮が起こらず,“michi”さんが仰るとおり,「力が要る」し,疲れてもしまうのです。

  After  ほとんどエッジが立っていない。そのままスルスルと滑っておられる。
  回転のきっかけとして、板の真上に腰を下ろし、いすに腰掛けるような感じになっている。
  踝から膝を結ぶ線が板に対してほぼ直角。腰から上は雪面に正対しているように思える。
  腰を落としておられるだけのようなのに、しっかり円を描いている。

 Beforeに比べると,見事なくらいに「エッジが立っていない」ですネ !!!。
  「
腰を下ろし、いすに腰掛けるような感じ」...“michi”さん,滑りを的確な表現で言い表されましたネ !!!。“チャクラ・ターン”を意識するとこの様な滑りが出現するのです。
  「
腰から上は雪面に正対」...これは人それぞれで,正対気味になる人も居ればそうでない人も...。
  「
腰を落としておられるだけのよう」...実は腰を落す感覚ではなく,かかとがお尻に近づくイメージなのです。どちらも同じようなものですが,結果として表れる滑りは全く違います。前者のイメージの場合はテールが外側にズレてしまい,ターン円弧がうまく描けません。ところが後者の場合はスキー板のトップが内側に回り込んで来るのです。これが“チャクラ・ターン”の不思議なところです。

 ②:“michi”さんが思われたことは?  

  疑問 beforeもafterもスピードは変わらないように見えるが、実際はどうなんでしょうか?

  仰るとおり,スピードはむしろAfterの方が出ていると思います。スキー板が雪面に接している面積が多く,雪に潜り込む量が少ないせいもありますが,床にモップをかける時のように,「軸がしっかり後方から支えている」からです。

  それともう一つ、オレンジターンやSound of music turn が見えないのですが、もしかしたら、チャクラターンを試みられているのでしょうか。

  ハイ!!! その通りです。(*^^)v “michi”さん,そこまで観られましたか??? 素ッ晴らしい !!!ですネ。そうなんです。良ぉーーく観ると,“オレンジ・ターン”や“Sound of Music Turn”のイメージはほとんどありません。“チャクラ・ターン”でした。でも,それを見抜けた眼力...これはホント...凄い!!! (*_*)

  それと、yod さんは after でスポイラーを装着されましたか? ブーツつま先にパッドかなにかを挟まれましたか ? もし、何もしなくてこれだけ変われるなら、すごい方ですね。

  この時スポイラー」も「つま先にパッド」も無しでした。こレッスンの模様は...4/24「チャクラターン」に詳しく書いてありますのでそちらを参考にして欲しいのですが,チャクラのイメージが“Yod”さんの潜在的力を開花させ,短時間の内に滑りを変えてしまった!!!...としか言い様がありません。
  そしてその時“Yod”さんが仰っていた言葉...「疲れがほとんど無いのが不思議???」...というのも耳に残っています。これだけ腰を落としたような滑りをしてたら,疲れるのが当然!!!...と思われるでしょうが,そうじゃなかった...のですネ !!!。

 


                   ******************************       
   19 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-11     
  今日の「オンラインレッスン」...Ishi”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-11  “Yod”さん 大回り について...

No.1-11 “Ishi”さんからのコメント...

Ishiさんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOK先生 ご無沙汰しております。
  山梨の“Ishi”です。今回始めてOnline Lessonに投稿させていただきます。よろしくお願いいたします。

  “Ishi”さん...コメントありがとうございます !!! (^I^)
  ようこそ!!!  Online Lesson へ...。
  このレッスンの目的...それは,自分の眼を通して他の人の滑りを観,その中に何が見えるか?...ということを探ることです。そのことにより実は観察者の“感性”が豊かになるのです。...つまり,他人の滑りの中に,自分の滑りを観ている...ということです!!!。 !(^^)!(*^^)v
 

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

   Yodさんの滑りを始めて拝見したときのBeforeとAfterの滑りの印象の違いとしては・・・・・Beforeは、スピードに乗って浅めのターン弧で、とても滑らかでムリなく楽に滑っていて、一言で言うと“スーーーー”といった感じです。

  Before...「浅めのターン弧」...これに気付かれましたか...素ッ晴らしい !!!。人に言われて,「そういえばそうだ...」ではなく,自分でよく観察することで,自分で気付くこと...これが大事なのです!!!。
  これはこれで,実に「
“スーーーー”といった感じ」で,一種の“軽さ”がありますネ。

  Afterは、深めのターン弧で雪面コンタクトがしっかりしていて、一言で言うと“どっしり”といった感じです。
  

 After...は「雪面コンタクトがしっかり」という風に変わられました。
 ①円弧の深さ
 ②滑りの質の変化。
...この二つが大きなポイント...という風に捉えられたわけですが,実はこのポイントこそ,“Ishi”さんご自身がいつも気をつけているポイントと言い換えてもいいものなのです。これが100%当たっているとは思いませんが,自分がいつも気にかけているポイントが大きく観えるものなのですネ !!!。(^ ^)(^I^)

 ②:“Ishi”さんが思われたことは?  

  なぜそのような印象を持ったのかといいますと、今回は板の安定感に注目して拝見したからかもしれません。
  Beforeの滑りも滑らかでとてもいいと思うのですが、雪面コンタクトが少し軽く、雪面状況が悪くなってくるとコントロールが厳しくなるかな〜という印象を持ちました。

  「板の安定感に注目」...これはスキー技術を論じる時に,非常に大切なことです。姿かたち,運動よりも,先ず「スキー板そのものが気持ちよく活き活きしてるだろうか?」...という視点で観る...ということです。
  Beforeは「ターン中盤から山回りにかけて圧が逃げ,板が直線的に走っている」...のです。これは“Ishi”さんが仰るように,角付けの切り替えに思いが行き過ぎ,雪面コンタクトが二の次になってしまったからです。整地ではうまく気持ちよく滑れても,荒れてくるとこうはいかないでしょう。

  Afterは体の下から板が外れず、かかとを支点に重力方向から圧を受けているのでテールの安定感が増し、ターン後半の圧もうまく受け止め雪面コンタクトもよくなっているのだと思います。これは後で何度か繰り返して映像を拝見したときに感じたことですが、板のたわみも引き出せているので、結果として深めのターン弧になったのかな〜とも思いました。

  それに対し,Afterは「ターン中盤から後半にかけても圧が捉えられていて,板の“たわみ”が持続して...」います。その“Cause”(要因)は...“チャクラ・イメージ”で,雪からの圧を尾てい骨を経由して,重心方向に入れ込もうとする意識を強く持ったからです。ですから“Yod”さんのスキー板のテールは外側に出て行かなくなり,「体の下から板が外れず」...ということになったのです。
  こうすることで,“Ishi”さんが仰るように,かかとが支点となって,スキーTopがターン内側に回り込んで来てくれますから,ターン弧も深くなったのです。でもスピードが減速していないことにお気づきですか?円弧が深いのにスピードが落ちていない...ということに!!! (*_*)

  また、イメージとしてはきっと「水上飛行機」の「チャクスーイ リリーク」かな〜 と勝手に思っています。というか私にはYodさんの体が飛行機に見えてしまいました。(^^ゞ
  この滑りなら、どんな斜面でも通用しそうですね!!ウラヤマシ〜(^O^)/
  以上です。

  “Ishi”さん...残念ですが,この日のレッスンテーマは“チャクラ・ターン”でした。でも,「水上飛行機」イメージでも,同じような滑り方になったと思います。そういうイメージを“Yod”さんの滑りの中に観ようと思えば観えますから...。
  そうなんです!!!。Afterの滑りなら「
どんな斜面でも通用」するのです!!!。本当に「役に立つ滑り方」,つまり「応用幅の広い技術」なのです。つまり樹木で言えば「“幹”の滑り」であって,枝葉末節の滑りではない...ということです。
  「
ウラヤマシ〜(^O^)」...???。何を仰いますか...“ishi”さんだってこの様な滑り,されているではありませんか!!!  !(^^)!(*^^)v

 

 
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   18 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-10     
  今日の「オンラインレッスン」...“オッキー”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-10  “Yod”さん 大回り について...

No.1-10 “オッキー”さんからのコメント...

“オッキー”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOK先生、こんばんは! オッキーです。
  多くの方からの感想が送られて取りまとめが大変でしょうが皆さん、楽しみに(私も含めて!)しているので、よろしくお願いします。
それでは、私が思ったことを送らせてもらいます。

  “オッキー”...コメント ありがとう !!! (^I^) 
  ハイおかげさまで,今年もたくさんの方から...第一回は全部で
14名の方々からコメントをいただいております。順次ご紹介してまいります。(*^^)v
 

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

   Before はエッジを積極的に使って イケーッ !!! といった感じでしたがAfterは面を使って「楽ぅー」な感じで 鼻歌でも歌っているのではないでしょうか?
  
  

  「イケーッ !!!」...ですか? ハッハハハ...(^ー^) オッキーらしい表現ですネ !!!。この「行けェーーーッ!!!」も時にはいいものですヨ !!! (*^^)v
  そうなんです!!!。Afterは,どことなく...「
楽ぅーな感じ」なのですネ???。ですから滑っている時の“Yod”さんの視野もかなり広くなっている筈です。衝突などの心配も無いと思います。

  しかし、Afterの方が後半の板の走りが出ていているのが面白いですね。
  

  でしょう???。ご本人は走らせようとしてはいない筈なのに,結果として「面での捉え」になり,スキーが山回りで「走りはじめて」いるのです。そして,「カッターナイフのように,“走るから切れる”のですネ !!!。エッジで強く捉えたら,雪に潜り込むだけで走りませんから...。

  また、Beforeでは脚の動きが少なくなっている(動いていない時がある)のですが、Afterではターンのどの局面でも脚が動いており、滑っている方の感覚は大きく違うのではないでしょうか?

  Beforeの様な滑りを“picture(絵)”が滑って来る...と表現します。どういう意味かというと,“motion(脚の動き)”が無く,ある決まった「“静止画”がそのまま斜面上を移動して来る」...ということです。
  「
滑っている方の感覚は大きく違う」...これはその通りで,滑り手の感じは全く違ったフィーリングだと思います。余裕の有無,身体の動きの自由さなど,まるで違う様に感じられているはずです。

 ②:“オッキー”さんが思われたことは?  

   まずは、BeforeもAfterも両方ともいい滑りで、お上手な方です。
  あとは両方をどのような局面で使用するかだと思います。服や靴みたいに場面によって使い分けられれば全然問題ないと思います。ただ、オッキーの普段着の着こなしの様に使い分け方を間違えると『私はよく連れ合いからはダメだしを食らいます(T T)』問題が出てきそうです。

  それぞれに「味」がありますネ !!!。ですから,“オッキー”が言うように,時と場所をわきまえて使い分けることができれば最高でしょう。(*^^)v
  「
服や靴みたいに」使い分ける?...そんな風にできたらイイですネ !!!。持ち歩くのが少々大変ですが...。(^ー^)
  「
ダメだし」...これは使い分けを間違えた...ということだと思いますが,それはそれで楽しいじゃない!!! でも,お話から察するに...つれあいさんの方がはるかに“感性”が良いのかも!!!...。 ハッハハハ...(^ー^)

  基本的な使い分け方は、整地に近いところではBefore、After共に問題ないと思いますが、不整地やオフピステではAfterでないと難しいのではないでしょうか?
  また、①にも書いたように、BeforeとAfterで脚の動きがあるとないとでは、雪面や板の性能等の情報を受け取る感度がまるで違ってくるので、スキーで滑っているときの楽しさが格段に違うのでは?
  せっかく、滑るなら楽しまないと損ですものね!(*^-^)b

  そうですネ...悪雪や不整地ではBefore的滑りは破綻をきたし易いと思います。体軸が寝ればねるほど,左右のバランス維持が困難になって来ますから...。
  脚の縦の動き,伸縮が雪面からの抵抗と会話するように自然に出て来るようになる...ということは,圧コントロールができている...ということですから,スキー板を
“センサー”として使えるようになった...ということでもあります。その結果,雪や斜面の状況をじっくり“味わう”ことができますから,スキーの楽しみも倍加するのです !!!。
  “チャクラ・ターン”は,この様にいろいろな自然状況を味わいつつ,疲労も少なく,安定して滑る...という点に関して大きなアドバンテージがある...そう思っております。 !(^^)!(*^^)v

 

 
                      ******************************       
   17 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-9     
  今日の「オンラインレッスン」...“taka”さんが“commentator”です。“Ultimated Grip”でご活躍の“taka”さんですが...彼も New Zealand の wanaka でこの夏を過ごされ,私より一足お先に帰国されておりました。

“Online Lesson... '09  No.1-9  “Yod”さん 大回り について...

No.1-9 “taka”さんからのコメント...

“taka”さんのコメントに対する【TOK】の感想

 【TOK】先生へ
 無事に白馬に戻られたようですね。お疲れ様でした。

  “taka”さん,コメント ありがとうございます !!! (^I^) 
  おかげさまで,今年も良い経験ができました。(^ー^)  
  ブログ...毎日拝見してますよ!!! (^ ^)(^I^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  beforeは典型的なカービングスキーの特性を使った滑りですね。
  少し腰が回っていても内傾気味でもスキーの性能で、斜度や雪質に合わせたスムースなターンになっています。車で言うならばオートマティック車的なターンだと感じました。

  「オートマティック車的なターン」...これも面白い着眼ですネ !!!。さすがお車に詳しい方のご意見...そう思います。私はそんなに車に強くないので的を得ていないかもしれませんが,車のミッションを自分で変えなくても自然に回って行く...ということでしょうか...。(^ ^) 私はどちらかと言うと自分でギアを入れ替えるのが好きですネ !!!。ハッハハハ...(^ー^)

  afterはスキーの特性を使った滑りよりも、まず雪面とのコンタクトを絶えず感じ取ろうとしている滑り。
  その感じた結果で体や板をどう動かし、どう操作使用かと言う滑りに見えます。言わばミッション車と言う感じでしょうか。

  Afterの方が「雪の圧とのやり取り」を大事にした滑りなのですが,それが「ミッション車」...という風に“taka”さんの眼に映ったのですネ?。
  たしかに,コンタクトに意識が行きますから,なすがままに任せる...という滑りにはならないんです...ネ。
雪の反応を感じながら,それと協調しつつ自分の意思も伝えていく...といった感じです。

 ②:“taka”さんが思われたことは?  

  beforeは整地された綺麗なバーンではとても快適に滑れるでしょうね。
  ただもう少しハイスピードになった場合や、雪質や斜度の変化に対応しようとした時には、ターン前半に板の動きを自ら制限し過ぎる傾向にあり、体力的な個人差やバランス感覚が大きく滑りに影響する滑りかも知れません。

  “taka”さんが仰るとおり,「綺麗なバーンではとても快適に滑れる」...私もそう思います。 (^ー^)
  ターン谷回りのオーバーエッジユースを「
板の動きを自ら制限し過ぎる傾向」...という風に観られたのは流石ですネ !!!。そうなんです!!!。角付けの切り替え時に身体とスキーの入れ替えを行なうことに意識が行き,エッジを使い過ぎると,雪とのコンタクトがおろそかになりますから,自分勝手的な,雪の状況を無視した滑り方になってしまうのです...。「制限し過ぎる傾向」...とはそういうことなのだと思います。
  ですから結果として,誰にでもOK !!!...というわけじゃなく,体力に優っていたり,バランス感覚が人より優れている...という人向きの滑り...ということができるわけです。

  afterはターン後半に板を回し過ぎと言う感じは受けるのですが、前半には丁寧な板の操作をしている印象があります。
  最も板が動かし難いターン前半にとても板が動いていると思いました。雪面とのコンタクトを絶えず感じながら滑ろうと言う意識が、安定感を感じさせているかも知れません。

 “taka”さんは,「回し過ぎ」...という風に捉えられていますが,実は“チャクラ・イメージ”で,「深回りも大丈夫だよ!!!」ということを練習していた時の映像なのです。ですから少し回し過ぎに見えたのかもしれません...。
  そうなんです!!!。「
最も板が動かし難いターン前半にとても板が動いている」...これこそが“チャクラ・ターン”をイメージした時に皆さんの滑りに顕れてくる,大きな特徴のひとつなのです。
  「谷回り」で自らスキーを操作しようとすることの難しさ...これを嫌と言うほどご存知の“taka”さんだからこそ言えるご発言 !!!。流石「八○の“達人”!!!」ですネ !!!。八○の様な,多種多様な雪質や地形に対応し,安定して滑るには「
雪面とのコンタクトを絶えず感じながら」滑ることが大事になりますが,その中でも「谷回り」が大きなポイントと言えます。そこを,「板の動きを自ら制限」することなく,「板が動いている」...という状況が作れるように滑りが変わった...こう見抜かれた眼力...素ッ晴らしい !!!  !(^^)!(*^^)v

 

 
                       ******************************          16 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-8     
  今日の「オンラインレッスン」...“Ika”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-8  “Yod”さん 大回り について...

No.1-8 “Ika”さんからのコメント...

Ika”さんのコメントに対する【TOK】の感想

 TOK先生 こんばんは。
 私が思っていたこと、感じたことを②に書いてみます。

  “Ika”さん,コメントの e-mail ありがとうございます !!! (^I^)    拝見します... (^ ^)(^I^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  beforeは、体軸を倒したすべりであるが、afterでは、体軸を倒す事が少ない滑りになっている。

  「体軸を倒したすべり」...というのは,スキーに対して身体の左右への移動要素が多く,軸が寝すぎたターンだ...ということですネ?。それに対して,Afterはそれが消え,どちらかというと,立った感じのスキーである...と。
  この原因はどこにあったのでしょうネ? これを探ってみると面白いと思います。(^ ^)

  beforeよりafterのほうが谷回りを大きく取れている。

  俗に言う,ターン前半...谷回りがユックリしていて,回転半径も大きく見えます。
  これも,どういうイメージ,あるいはどういう心づもりがこういう滑りをもたらしのたのだろう?...と考えてみるとイイですネ !!!。

 ②:“Ika”さんが思われたことは?  

  前後の滑りを見比べて、beforeは二輪車的滑り、afterは四輪自動車的な滑りと感じます。
  カーブで二輪車は重心を内側に大きく入れますが、四輪車では逆に重心と外側の車輪(つまり外足)は直進時より近づきます。

  「二輪車的滑り」と,「四輪自動車的な滑り」...ですか?。なかなか面白い発想ですネ !!!。
  この様に,ある滑りを見て,それをイメージ化する...というのはなかなか
Feeling Ski 的でオモシロイ !!!...そう思います。“Ika”さん...この「二輪・四輪イメージ」を,具体的にレッスンのイメージとして使われたらどうです? (^ー^)

  どちらが、安定しているかは自明です。
  また、路面(雪面)状況にsensitiveな走行(滑走)であるのは、二輪車(的滑走)です。

 そうです!!! まさに「自明」です。
 ...そして,どちがらより「
sensitiveな走行」ができるかも...。(^ ^)(^I^)

  どちらが好きかは、人それぞれではないでしょうか?
  ただ、路面状況に十分に気を使わなければいけないのは、二輪車ですが、路面状況を気楽に、感じて楽しめるのは四輪車だと思います。

  そうそう!!! 「人それぞれ」...なのですネ !!!。
  これこそが,“個性あるスキー”...ということなのだと思います。そこにこそ,自分流のスキースタイルがあるのです。ですからこれが正しくてこれが間違っている...ということはありません。スキーヤー個人としてどの様なスキースタイルを選ぶか?...ということになのです。
  ただ“生涯スキー”...という立場で,“フィーリングスキー”を目指している私達が気をつけるべきは,「安全,安心,楽しい」...ということがキーワードですから,これは忘れず肝に銘じて...ということになります。

 


                          ******************************       
   15 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-7     
  今日は「オンラインレッスン」五日目で,“Mika”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-7  “Yod”さん 大回り について...

No.1-7 Mika”さんからのコメント...

Mika”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  【TOK】先生、こんばんは。Mika”です。
  ご無沙汰してります。NZでのスキー日記、興味深く拝見しておりました。お疲れ様でした。

  さて、Online Lesson '09-No,1、あまりにも難題です。 ...が、来るべきシーズンに向けて、やぶれかぶれで挑戦してみたいと思います。
 

  “Mika”さん,コメントの e-mail ありがとうございます !!! (^I^)  New Zealand ...おかげさまで本当に良い経験をさせて頂きました!!!。この経験が以後のレッスンに役立つことを祈っています。(*^^)v
  「
難題」?...ですか? “Mika”さんより少しだけ人生経験が多い...ということで発言を許してもらえるなら,「“試練”と言われる磨き砂が人を豊かにしてくれる」...ということを今度のニュージーランドでも感じました。難しいシチュエーションをクリアしてこそ見えてくる“光”の明るさ,これに気付きました。(^ ^)(^I^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  上手に滑られており、非常に難しいです。ただ何度か見て思ったのは…
  ・Before:Afterに比べてやや窮屈そう。ターンの外側への意識(外足・外向傾)が強い?

  直感的に,「窮屈そう」...こう感じられたこと,これだけで凄いことです!!!。私はそう思います。それは“Mika”さんんが“Yod”さんの滑りをご覧になって,その“心中”を察することができた...ということだからです。
  「
外側への意識」...身体とスキーの入れ替えが急激に起こっているので,そう見えるのですネ !!!。

  ・After:(こじつけかもしれませんが)なんとなくリラックスして滑っているように見える。
  撮影のアングルのせいかもしれませんが、Afterのほうが落差があるように見える。
  

  こじ付けでもなんでもなく,「リラックスして滑っている」...私も,そう感じます。
  「
Afterのほうが落差がある」...鋭いご指摘です!!! 実際にBeforeとAfterでは斜度の違いがありました。Afterが20度くらいの斜面でした。ですから当然“落差”がBeforeよりありましたが,それだけでなく,“チャクラ・ターン”で落下エネルギーを,より有効に使えるようになった...このことも大きな要因だと思います。

  ターン前半が長くなっている。
  After、特にスローの画面でみるとわかるように、板が凄くたわんでいる。(雪面抵抗をしっかりともらっている)


  「ターン前半が長く」...これも,BeforeとAfterの違い...という点で,大きな特徴ですネ !!!。で,ここで重要なことは,ただ単に谷回りが長いだけでなく,「適度な雪面コンタクトを保ちながら...」ということです。これは谷回りで蓄積されたエネルギーが良い具合に雪面方向に戻って行っているからなのです。
  どうしてそのようなターンができたかと言うと,その理由は,その前の山回りで,チャクラをイメージすることで,「
板が凄くたわんでいる」...という状況が作れたからです。“Mika”さんが仰るように,「スローの画面」でハッキリそれが判ります。

 ②:“Mika”さんが思われたことは?  

  いやー、難しいです。『今年は「滑りを観る視点」をできるだけ少なくし,皆さん自身が何をどう感じられたか?...ということをメインに』...ですが、どうしても滑りに目が行ってしまいます。もう全然的外れ承知で感じたことをつらつらと。

  「ここを観点としてチェックしてください,あそこはどうですか? ここは?」...といった設問を【TOK】からするという事は,みなさん各自の「観る目」を規制してしまいがち...と思ったのです。それより自由に「みたまま」をお話頂いた方がいろいろなご意見を聞くことができると...。ですから「的外れ」...と思われることでも大いに結構!!!...なのです。(*^^)v

 ①上がる雪煙からざらめっぽい雪の状況?の中で、スムーズな滑りに感じた。
 ②Beforeは、天気がよさそうで、あまり人もいないそうで、そんな中大回りで滑っていて気持ち良さそう。
 ③なぜAfterは、リラックスして見えるのだろうか。どういうLESSONを受けたのだろう?
 ④そもそも、何故、YodさんはLESSONを受けたのだろう?
 ⑤Yodさんて男性・女性どちらか?というかどんな人?
 ⑥どこのスキー場、もしかして八方尾根?(ぽく見える)
 ⑦オレンジと白のウェアが非常に似合っている。というか映えている。
 ⑧ヘルメットはやっぱりこれから主流なのかな。(安全性という意味で)

 ①春の「ざらめっぽい雪」でしたが,それをものともしない滑りですネ !!!。(^ ^)
 ②BeforeはAM10時ころ,Afterは昼頃の映像です。天候はどちらも「晴れ」で,すこし暑かったかな?
 ③レッスンは“チャクラ・ターン”です。不思議なことに,このイメージを持つと,この様な滑りに...。(*_*)
 ④...【TOK】にも分からない...??? 前回のキャンプが不完全燃焼で,そのリベンジ...かな?
 ⑤女性の方です。素直で明るくて素敵な人です。
 ⑥“五竜とおみ”です。
 ⑦“自由さ”が表現できる滑りをするようになると,ウエアまで,映えてくる!!! (*^^)v
 ⑧【TOK】
もニュージーランドで1/4はヘルメット着用してました。安全確保のため...。(^ ^)(^I^)

  

  みなさんから,この様な素直な気持ちが聞けるのってイイですネ !!!。“Mika”さんありがとうございます !!! (^I^)
  今日の「教師日記」に今日の Online Lesson に関することを少し取り上げ,解説しましたので,こちらもご覧下さい。 シーハイル !!! Schi Heil !!!

 


                          ******************************       
   14 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-6     
  今日は「オンラインレッスン」五日目で,“Tori”さんの“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-6  “Yod”さん 大回り について...

No.1-6 “Tori”さんからのコメント...

“Tori”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOK先生 お久し振りです。そしてお帰りなさい。 
先シーズンTOK先生のキャンプに二度参加させて頂いた“Tori”です。
  覚えていらっしゃいますか?是非とも野麦のコンサートに参加して、NZ土産のお話しもお伺いしたかったのですが、どうしても都合がつかず残念です。今シーズンもヨロシクお願いします。
  さて、表題の件ですが、まだまだ見る目は有りませんが、勉強と思いメールさせていただきました。
  もともと、かなりお上手な方ですので、befor、after それぞれ良い悪いでは無いと思うのですが、今回はどう感じたかをメインにというお話しでしたので、感じたままに書かせていただきます。

  “Tori”さん,ただ今ァー!!!
 覚えてますよぉー。(^ ^)(^I^) コメントありがとう!!!
 野麦は残念ですが,またどこかのキャンプで...お会いできるのを楽しみにしてます!!! (*^^)v  New Zealand では今年も一杯学ばせてもらいました。こちらこそ,09シーズンもヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)

 他人の滑りをよぉーくご覧になり,どこがどう違っているのか?...ということを楽しみの気持ちを持って観られることは,キット“Tori”さんの滑りを変えてくれる筈です。楽しんでくださいネ !!!。
  そうそう!!!...どう考えるか?ではなく,どう感じたか?の方がずーーーっと大切なのです。

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  全体的な印象としては、beforは全体、特に上体が固く若干不安定な感じを受けました。afterは全体的に安定して安定感を感じました。上体は懐が深くなった印象を受け、踵支点が強くなり膝での吸収も感じました。

  “Tori”さんが感じられたように,「beforは全体、特に上体が固く若干不安定」...というところが大事なポイントなのです。それに比べ,Afterは「安定...安定感..。上体は懐が深く...踵支点が強くなり...膝での吸収...」という風に変わられましたネ !!!。(*^^)v

  もう一点、違う視点としてbeforは板の角付けによるカービングターンを、特に山足にも重心を多めにかけたターンをしているように感じました。それに対し、afterは板に乗り込みながら(板と一緒に斜面を落ちながら)、自然なズレからのターンをしているように感じました。

  たしかにBeforeは「角付けによるカービングターン」を意図し,「山足にも重心を多めに...」という風にも見えます。一方Afterでは,「板と一緒に斜面を落ち...自然なズレ...」ということを意識しているように感じます。
  多分...“Tori”さん自身,昨年の滑りの中で「カービングターンとは?」,「内足はどうする?」,「斜面移動を意識しなければ...」,「ズレが切れに繋がるんだ...」というようなことを意識して滑られたのではないでしょうか?。
  どう感じるか?ということが大切だ...と言ったのは,実はご自分が意識していることが他の人の滑りの中で強調して見える...という傾向にあるからです。例えば,会社に出勤する間際,自分の靴が汚れていることに気付くと,一日中他の人の靴が気になり,そこに目が行くのと同じように...。

 ②:“Tori”さんが思われたことは?  

  一言で言えば、「beforもafterも十分お上手だなぁ」と。正直なところ整地で比較的圧雪な今回のシチュエーションなら、beforの滑りも気持ち良さそうだなぁ と思いました。また、afterは安定感を感じるものの、若干踵支点すぎ(後傾気味)かとも思いました。

  仰るとおり,「beforの滑りも気持ち良さそう」...私もそう思います。ですからご本人が特別なにかの意図を持って別のフィーリングでのスキーを...という様なご希望が無い限り,レッスンを受ける必要は無い...と思います。
 「
若干踵支点すぎ」...と書かれていますが,実は私はそうは思っていません。“Tori”さんに反発してこう書いているのではなく,最も大事にすべきは何なのか?...ということを考えた時に,それは「形」,「フォーム」,あるいは「運動」では無い...と思うからです。これらはあくまでスキーヤーの外見として表れたものであって,それほどの意味は持たない...と私は考えています。最も注目すべきは,「スキーがどうなっているか? スキーが不安定になり,スキーヤーが不安感を感じただろうか?」...ということなのです。スキーの滑走ラインがギクシャクしたり,あるいはスキーヤーがそれでバランスを崩したり...というようなことが起こったとしたら,それは「後傾し過ぎ」です。でも“Yod”さんの滑りにそれは見えません。むしろ“自由さ”を感じます。...ということは,これで最善の滑りをしている!!!...ということなのです。
  皆さんに私が贈る言葉...それは,「フォームや運動をある形に規制して見ない様にして欲しい」...ということです。そうではなく,「どんな気持ちでスキーをしているだろうか?」...ということを想いながら観て欲しいのです。(*^^)v

  ただ、一方でTOK先生がたまに書かれるオーラはbeforからは感じませんでした。おそらく、今ひとつ安定感が感じられなかったことと繋がっていると思います。
  そういう意味で、板と一体になって、板と一緒に落ちる(斜面移動する)ことの大切さを感じました。


 「オーラ」...これを,私は「人間が放出する雰囲気,あるいは霊気」と言う風に捉えています。擬似科学的なものですが,実際にスキーヤーが雪面を滑ってくるのを観ていると,「豊かな雰囲気」を伴って滑走してくる人が居られるのは確かなことなのです。例えば,踊りの名手が踊っているのを観ていると,素人とは違う“一種独特の雰囲気”がそこに漂っているのを感じますが,それと似たことです。
  みなさん...どうですか? 
“Yod”さんの大回りをご覧になって,BeforeとAfter...その滑りにその様なオーラの有無...これが観えますか?
  言葉を換えて言えば,「雪の自然との一体感」...とも言えるかもしれません。スキーヤーが勝ち過ぎても,自然が勝ち過ぎてもおらず,その両者が融和しマッチングしている...ということです。
  Afterの方がそういう意味で,「雪を慈しみながら味わって滑っている」...という風に【TOK】には観えますが... !(^^)!(*^^)v

 

 
                          ******************************       
   13 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-5     
  今日は「オンラインレッスン」四日目で,SHIGE”さんが“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-5  “Yod”さん 大回り について...

No.1-5 “SHIGE”さんからのコメント...

SHIGE”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  【TOK】先生こんばんは。SHIGEです。
  今年もOnline Lessonの時期がやってきたのですね。
  これが始まると、そろそろシーズンも近づいてきたなぁと感じます。

  さて、今回のYodさんの滑りを拝見しての感想です。

  “SHIGE”さん,こんにちは! コメント...ありがとうございます !!!
  そうですネ !!!。今年もまた楽しいシーズンが直ぐそこまでやって来ました。【TOK】も, New Zealand から帰ってきたばかりですが,今シーズンはどんな風に過ごそうか?...とワクワクしています。 !(^^)!(*^^)v
  今シーズンもヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  Before映像を見ただけでも、上手な滑りだなぁと思いました。

  Before...私もこれはこれで大いに結構!!!...だと思います。 “Yod”さんが,これ以上滑りを変える必要は無い...という思いがお有りであれば,何もレッスンを受けられる必要は無い...と思うくらいです

  ただ、エッジに乗って滑っているという印象が強く、力が外向きに出ているなと思います。
  そのため、脚の動きがあまり見られないような感じです。

  そうです!!!。みなさんに見分けて欲しいこと...そのひとつが,「エッジに乗り過ぎ」で,軸が内側に必要以上に倒れていること,二つめが,「力が外向きに出ている」...ということです。
  角付けを多用しようとする滑りは,軸が寝過ぎますので,縦方向の圧コントロールができにくくなってしまうのです。その結果,横から横への移動になり,脚の伸縮運動の無い滑り,自由度の少ない滑りになってしまいます。(-_-;)

  Afterは、・・・おっ!チャクライメージですね(^^)。
  ターン後半にたまった地球からのエネルギーを自分の尾てい骨に受け入れるような感じで、脚の伸縮が現れ、力の向きも内側になっています。
  雪面もしっかりとスキーの「面」でとらえていますね。

  

  当り!!!。そうです。この時のレッスンテーマは“チャクラ・ターン”でした。“SHIGE”さん仰るとおり「たまったエネルギーを自分の尾てい骨に受け入れ、脚の伸縮が現れ、力の向きも内側に...」なりました。
  その結果Beforeの様な,「こういう形や運動で滑らなくちゃ!!!」...といった「must病」が姿を消したのです。レッスンを始めてたった二時間ですが,
ターン谷回りでの自由さに大きな違いが感じられます!!!。特に「腰」の付近に大きな違いが感じられませんか? 後日,約一週間後,彼女の滑りを拝見しましたが,ドリル練習を重ねられた様で,さらに自信たっぷりの滑りになられてました!!!。
  “チャクラ・イメージ”でどんな潜在的力が顕れて来るか?...これをワクワクしながら期待する気持ちで滑った結果...なのです。

 ②:“SHIGE”さんが思われたことは?  

  Beforeの滑りも悪いとは思いません。上手だと思います。しかし今回の映像のような春の重い雪質では、このようなエッジに乗った滑りは破綻しやすく、怪我のおそれもあるかと思います。
  

  そうなんです!!!。私達の目指す「生涯スポーツとしてのスキー」...という観点からは,先ず第一に「身体に優しいスキー」...が優先されなければなりません。必要以上にエッジを使うことは決して身体にイイことではありません。それだけでなく,“SHIGE”さん仰るとおり,「春の重い雪質では、エッジに乗った滑りは破綻しやすく、怪我のおそれもある...」のです。
  一度この「力を体内に受け容れる」...という感覚をモノにすると,その後の“スキー”が全く違ったものに観えて来るのですが...。

  Afterではおそらくチャクライメージのターンをやっていると思われるのですが、滑っているYodさん本人は「こんなにお尻を落としていいんだろうか?」と思っているのではないでしょうか。
  でも全然後傾には見えないですね。

  “Yod”さんが,「こんなにお尻を落としていいんだろうか?」...と思われていたのは確かなことだと思います。(^ー^)
  “チャクラ・ターン”をお話しすると,ほとんど全員の方が同じことを仰います。皆さんこれまでいろいろなレッスンを受けられ,「腰落ちはイケナイ!!!」...ということを嫌というほど聞かされてきたからです。でも,かのグッキーも,「
バランスが崩れるほど腰が落ちるのはまずいけれど,バランスが取れているなら,それこそが大切!!!」...と言っていたのを思い出します。
  「後傾」...と判断するのは,あくまで「停止フォーム」上のことであって,「運動しているある局面を輪切りにした形」のことを言っているわけです。運動している物体を,運動を考えず,停止状態に見立てて...その形が後ろに傾いている...と言っているのであって,前後左右から来ている抵抗を加味してはいないのです。まことに都合の良い自分勝手な見方...ということです。
  私も“Yod”さんのAfterが,「
全然後傾には見えない」です。斜め前方から来ている雪の抵抗と丁度良い具合にバランスを取っていると思います。もし後傾なら...多分バランスを崩して転倒していることでしょう。転倒しなくても,ターン円弧が乱れているはずです。
  ところが,むしろスキーが走っているではありませんか!!!。ターン弧も円く,内側に良い形で入り込んで来ているではありませんか!!! これを」「実に素ッ晴らしい!!!」...と言わずしてなんと言いましょう???。

 

  
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   12 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-4     
  今日は「オンラインレッスン」三日目で,“しろくま”さんと“Y”さん,お二人が“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-4  “Yod”さん 大回り について...

No.1-4 “Y”さんからのコメント...

“Y”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  神戸の“Y”です。
  Yodさんとはキャンプでご一緒させていただいたご縁がありますので、コメントさていただきたいと思いました。

  “Y”さん,こんにちは! コメント...ありがとうございます !!!
  そうでしたネ !!!。「オフピステ特訓3日間 in 北アルプス」でご一緒していただきました。(^ ^)(^I^) “Yod”さんはご夫妻でご参加いただいたのですが,奥様の“Ku”さんが二日目に「肉離れ」というアクシデントで離脱されたのでした...。今回は“Ku”さんを“Yod”さん...という風にご紹介していますが... (^ ^)(^I^)

①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  〔before映像〕では、ターン前半腰を入れることでエッジ角を作っているように思えます。特に映像が切れる直前のターンでは急激に腰を内に入れたために、内脚に乗りすぎて、外足をはずしています。
  

 Before...出来上がっているフォームとして見ると,確かに「ターン前半腰を入れることでエッジ角を作っている」...というのは当たっています。多分,推察するに一刻も早くエッジで雪面を捉え,ターンを開始しなくては!!!...という思いがあったのではないでしょうか?
  ターン谷回りで圧を吸収しその圧を身体に蓄積できない人は,自分で次のターンを誘導しなければならないので,スキーと身体の入れ替えを,この様に一瞬の動作でしてしまおうとしがちなのです。結果として“Do Ski”的になってしまいます。(-_-;)

  〔after映像〕では、しっかりとかかとを支点にして圧を受けているので、板のトップがよく動いています。〔before映像〕よりズレ幅が大きいのにもかかわらず、映像2ターン目などは板の走りが見られます。

  After...映像をご覧いただければ分かりますが,“Y”さんが仰るように,スキートップがターン内側に「グゥィーーン」と入り込んで来ています。これだけ深く回り込んでいるにもかかわらずスキーの滑走スピードが落ちていない!!!...ということが素晴らしいことなのです。

 ②:“Y”さんが思われたことは?  

  ズレながら雪からの抵抗を受け、しっかり板がたわんでいる証拠だと思います。雪から受ける圧、返す圧のやり取りがしっかり見られる滑りだと思います。 

  仰るとおり,「ズレながら雪からの抵抗を受け...」ということがキーポイントと言っていいでしょう。つまり,山回りでズレを止めようとしないからしないから,雪から抵抗が来続け,その結果スキー板がたわみ続けるのです。
  そして“チャクライメージ”で圧を重心方向に受け容れることで,身体に「縦方向のスプリング的なエネルギー」と「外向的なネジレのエネルギー」の二つが貯まります。角付けの切り替え時にはこれを素直に開放してあげるだけです。すると蓄積されたエネルギー量に応じた形でそのエネルギーが開放され,ターン谷回りが自然に誘導されるのです。これこそが“Let Ski”の真髄...と言っていいもので,「
受ける圧、返す圧のやり取り」...ということです。

  まさに地球とスキーヤーが「呼吸しあっている」...といった感じの滑りになります。よくよく
映像をご覧になると,その様な感じが観えると思います。(*^^)v

 


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☆★☆ Lesson 1-3     
  今日は「オンラインレッスン」三日目で,“しろくま”さんと“Y”さん,お二人が“commentator”です。

“Online Lesson... '09  No.1-3  “Yod”さん 大回り について...

No.1-3 “しろくま”さんからのコメント...

“しろくま”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  しろくまです。

  “しろくま”さん,こんにちは! コメント...ありがとう!!!
  ブログ...拝見してますヨ !!! (^ ^)(^I^)

①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  ビフォーでも、かなりのポテンシャルがある方だと思いましたが、谷回りが早いのと、その要因として後半のもらう圧をじっくり飲み込んで頂ければってところでしょうか。
  アフターは、谷回りのスペース(落差)が大きくなったこと。そしてその谷回りがゆったりした感じでエレガントに変わっているところが、印象的です。そして後半から切換にかけても余裕が感じられます。

  ターン谷回りでの圧の吸収が急激だ...ということですネ? それはこの映像から私も感じることです。
  それに比べ,Afterは...
    ①落差が大きくなった。
    ②谷回りがゆったりした運動になった。
    ③角付けの切り替えに余裕ができた。
...ということですが,私も同じことを思います。
  ①〜③...これらは,「圧を吸収し,身体に蓄積できるようになったこと」...これが誘引となって表れた運動なのだと思います。互いに関連しあっているのですネ !!!。  

 ②:“しろくま”さんが思われたことは?  

  ゆとりのある大きな滑りに変られたのは、なぜでしょう?ってことで考察したのですが、スキートップからの音を聴いているだけだったりとか?チャクラによる圧吸収にも見えるのですけど…。
  これだけの谷回りの変化は、山回りの圧飲み込みが良くなったからということではと推察致します。山回りのイメージでドーンと閃かれたのではないでしょうか。

  さてこのときのレッスンどんなイメージだったのでしょうか?果たして正解は?

  ゆとりのある大きな滑り...」これがAfterの滑りをひと言であらわす表現と言っていいでしょう。
  これが
どういう過程を経て実現したのか?...ということに想いが行くのは素晴らしいことです。“Cause and Result”の“Cause”を考える...ということで,滑りの質を変えて行く時に大切なことです

  “しろくま”さんは,この要因となった“Cause”を...
    ①“Sound of Music Turn”
    ②“チャクラ・ターン”
のふたつのいずれか?...という風に推察されていますが,②が正解です。 New Zealand では①でも同じような効果が得られましたが...この日は②でした。
  
“Yod”さんの映像は4/23のものなのですが,この時の「教師日記」をお読みいただければ,どのようにレッスンが展開されたか,ご理解いただけます。この日の模様...ぜひお読みください。当日の感想も書かれています。日記の中では“Yod”さんではなく“Ku”さんとご紹介させてもらっていますが...。

  “しろくま”さんが仰るとおり,「
これだけの谷回りの変化は、山回りの圧飲み込みが良くなったから」...というのは,全くその通り!!!です。私も,ターン中盤から山回りにかけての滑りが素晴らしい!!!...と思います。

 


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   11 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-2     
  今日は「オンラインレッスン」二日目で,“commentator”は“Sas”さんです。

“Online Lesson... '09  No.1-2  “Yod”さん 大回り について...

No.1-2 “Sas”さんからのコメント...

“Sas”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいております。この時期、先生のOnline Lessonが始まると、だんだん本格的なスキーモードに突入してきた感じがします。

  “Sas”さん,こんにちは! コメント...ありがとう!!!
  本格的なスキーモード...本当にそうですネ !!!。世の中暗いニュースが飛び交っていますが,一日一回...この様な素晴らしい銀世界に思いを馳せていると,それも忘れることだができるだけでなく,その様なことはどうでもイイことかもしれない???!!!...と思ってしまいます。ハッハハハ...(^ー^)

  YodさんのBefore滑り、かなり上手に滑られるかたですね。Afterでこれだけ変わるということは、イメージを変えただけだと思うのですが、持っているポテンシャルはかなりの方と思いました。

 実は彼女...シーズン最中にあるキャンプに参加されたのですが,二日目に信じられないアクシデント...「肉離れ?」に見舞われ,レッスンをオ・ヤ・ス・ミ…されたのでした。その怪我から回復されましたので,前回のリベンジ...ということで4/23にプライベートレッスン受講されたのですが,この映像...大回りはその時のものです。
 仰るように,かなり滑り込まれている方でした。(*^^)v

①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  

  Afterのほうで変わっているのは、圧の方向と貯め方が変わっていると思いました。
  ターン後半に雪からの圧が十分に貯めるられるようになっているようにみえます。Beforeでは自らが、加重意識で、板の方向に圧をかけ、ターンの後半を迎えているため、スキーヤー本人には圧がたまっていないようにみえます。
  板には雪と体重からくる圧はあると思うのですが、解放するための圧がスキーヤー自身にあるのとないのでは、ターンの前半の作り方や、大きさ、リズムなどが変わってくるのではないでしょうか。

  圧の方向と貯め方,つまりエネルギーの貯まり方...ということですが,私も同じことを思います。でも大切なのは,エネルギーが貯まっているのは確かですが,それがどの様な形で貯まっているか?...ということです。自ら雪に加える圧か?それとも下から来る圧か?...ということです。
  そういう意味で,Beforeは確かに「加える圧」の要素が強いと思います。それは上半身の動きが先に起こり,腰が折れ始めてから次のターンが始動している...ということから判ります。
  “Sas”さんが仰るように,ターン山回りで押してしまうと,つまり“Do Ski”的に圧を雪方向に加えてしまうと,実は身体にエネルギーが蓄積できにくいのです!!!。雪から圧を貰うと,逆にエネルギーが貯まるのです。ですから次の谷回りが楽にできるわけです。

  Afterの滑りではターン前半がとても大きく、雪にやさしく圧を返しているようにみえます。落下を十分に楽しめるゆとりができたのでしょうか?
 全体的な感じもAfterはリラックスしている感じが伝わってきます。「スキーは楽しくゆとりを持て滑って」を表現されているように見えました。
 一言で言うと、「DoからLet」に変わったと言うことなのでしょうか。

  仰るように「谷回りが大きく,優しく圧を返している」...風に見えますし,また「ゆとり」も観えます。「こうやって滑ってやろう!!!」,「こうしなくては!!!」...といった,ある種の“悲壮感”がBeforeにはありますが,Afterではそれが取れています。「なるがままに任せてみよう...」といった感じさえ観えます。
  まさにこれこそ
「DoからLet」に変わったと言うこと...なのだと思います。

 ②:“Sas”さんが思われたことは?  

  エッジング主体の切り替えから、圧主体の切り替えに変化している点、エッジに荷重しているイメージから、面を使う滑りへの変化、ニュートラルポジションができてきている、板のたわみ方が変わり、テールでたわむ量が増えている、など
先生がいつもお話しされている部分が多くあらわれていると思いました。


  実はBeforeは朝一番で撮ったもの,Afterはその約二時間後に撮った映像です。ですから雪の質はBeforeとAfterでかなり違います。Afterは春雪のザクザク状態でした。また斜度も違います。Beforeは“五竜とおみ”のパノラマコース,Afterはグランプリコースですから,斜度も違います。
  ですから「雪煙」の上がり方で滑りを云々するのは適切ではないかもしれません。でもその上がり方の時間の長さが違っています。Afterの方がかなり長くなっています。...ということはスキー板がたわんでいる時間,これが長い...ということです。“Do Ski”的に瞬間的に押し,そして圧が急激に変化してしまうとこの様に長い時間雪煙を上げ続けることはできません。Afterは雪が柔らかくなった分その量は多いものの理想的な上がり方になっていると思います。言い方を代えれば「線で捉える滑り」から「面での滑り」に変わられた...ということです。
  ターン山回りで圧を受け,ポテンシャルエネルギーが身体に充分蓄積されていますから,次の谷回りへの余裕ができます。ですから
“Sas”さんが仰るように,「ニュートラルポジションができて」...ということになるのです。



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   10 Oct, 2008   
☆★☆ Lesson 1-1     
  今日から08-09シーズンの「オンラインレッスン」開始です。
  
今シーズンのモデル...トップバッターは...“Yod”さんです。そして,最初の“commentator”は“Moti”さんです。

“Online Lesson... '09  No.1-1  “Yod”さん 大回り について...

No.1-1 “Moti”さんのコメント

“Moti”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOKさん、こんにちは。“Moti”です。 今回のOnline Lessonとても興味深く拝見いたしました。

 “Moti”さん...コメント,ありがとうございます !!! (^I^)
 今年のトップバッターです!!! (^ ^)(^I^)

①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

 

 まず、1番目のBeforeとAfterの違いについてですが、Before映像でもかなりお上手に滑っていらっしゃいます。ですが、どちらかというとカービングスキーのサイドカーブなり、という感じのターンに見えます。

 多くの皆さんから,Before...良いじゃありませんか!!! これ以上ナニを直そうって言うの???...というようなお言葉を頂戴しています。
 でも“Moti”さんが仰るように,スキーの性能に頼り過ぎ...という傾向は否めませんネ !!!。

 オーバーエッジングにはなっていないと思いますが、スキーを角付けすることを主体として、ターンをして行こうという意識はあると思います。



 確かに「オーバーエッジユース」には見えませんが,私も“Moti”さん同様,その要素が残っている...そう思います。
 ですから,角付けの切り替え後,谷回りを始めようとするときに,一気に身体が内側に入り込んでいます。
 そのため,Beforeではスキーが直線的に走っていて円弧を描くのが少なくなっています。

 Afterではより外スキーに荷重が行われているため、スキーのたわみが生まれて、スキーが雪面を掘り込んで行くという深回りのカービングターンをしています。

 私的には,「荷重」という表現はあまり使いたくないのですが,雪からの抵抗を受けることが継続してできるようになったので,かかと支点のカービングができ始めています。

 ターン中の雪煙の上がり方も、しっかりとかかと支点でターンされている特徴が出ています。(ロケットのように後方に雪煙を排出していくような感じです。)

 中盤から後半にかけてのスキー板の回り込み方に明らかな違いがあります。
 Beforeは浅回りですし,Afterは深回りになって居ます。

 ②:“Moti”さんが思われたことは?  

 2番目の私が見た感想ですが、Afterで滑りが変わられたのですが、ご本人の感覚は以前と相当違うのだろうなと思います。

 仰るとおり,ご本人の滑走感覚は相当大きな違いとして感じられているはずです。でも,実際表面に出てくる滑りの違いはこの程度のもので,非常に小さいものです。

 このビデオを撮られた段階では、滑っている最中の体のバランスという点では、Beforeの方が慣れている分、上手く滑っていると思います。

 そうそう!!!...“Moti”さん仰るように「慣れ」という要素が自信溢れる滑りとなって現れるので,それにごまかされてしまう...ということが現場では多いのです。教師として気をつけなければいけないことです。

 ご本人が本当にそう思っていらっしゃるかどうかはわかりませんが、Afterでは自分が思っているよりも、スキーが深回りをしていくという感覚ではないかと思います。そういう滑りの変化にまだ体が十分に対応していないのか、逆に前後や左右のバランスを崩しそうになる局面も見られます。

 深回り...かかと支点で,スキーTopで雪の抵抗を受けられる滑りに移行している最中ですからまだ未完成のところはありますが,たった2時間くらいでこれだけ変わられるのですネ !!!。(*_*) 一日のレッスンの中でのBeforeとAfterですから,それほど驚異的に変わった!!!...というわけにはいきません。
 皆さんにみていただいて注目して欲しいのは,ターン中盤から後半にかけて,身体の動きが上半身から起こっているか?それとも下半身からか?...ということです。

 しかし、スキーの動きは確実に良くなっていますので、さらに練習を積まれることにより、よりスムーズで安定したターンになっていくと思います。

 BeforeとAfterで大きく異なっている身体の動き...それはある形でフリーズして滑っているか?それとも時々刻々身体が伸縮しながら滑っているか?ということです。
 フリーズした滑りは「堅苦しい印象」を与えますが,伸縮運動が顕れている滑りは「自由さ」を感じさせます。
   “Yod”さんは,Afterで縦軸の伸びのびした感じが出てきたと思います。圧のやり取りがゆっくりしてきて身体の動きが滑らかになり,違和感みたいなものが取れた...ということです。
  その様な観点で,今一度ご覧頂きたいと思います。(*^^)v

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