“Feeling Ski School”

【TOK】のスキー教師日記  Nov.. 2008

 
Nov. 2008

What's Today ?

NEW
11/30 こう書きなさい....
   OLL 4-5 “QN”さん
11/29 味の違いは?
   OLL 4-4 “KAZ”さん
11/28 スキーにコレは無い
  OLL 4-3 “MASA”さん
11/27 流行や傾向は無い
    OLL 4-2 “taka”さん
11/26 新鮮な感動!!!
     OLL 4-1“KEI”さん
11/25 顕現する何か??
11/24 09キャンプ開始!!!
11/23 【TOK】初滑り
11/22 “自然体”で滑る
      “Shyo”さんメッセージ
11/21 馬と乗り手が一体
    OLLNo.Ⅲ-11“オッキー”
11/20 位置エネルギー
  OLLNo.Ⅲ-10“Michi”さん
11/19 雪と仲良くお話し
   OLLNo.Ⅲ-9“Yod”さん
11/18 “エゴ”を捨てる
  OLLNo.Ⅲ-8“masu”さん
11/17 「走る」ということ
  OLLNo.Ⅲ-7“Take”さん
11/16 顕現するもの....
   OLLNo.Ⅲ-6“KEI”さん
11/15 “PRESENT”
    OLLNo.Ⅲ-5“Y”さん
11/14 身体のマジック
  OLLNo.Ⅲ-4“Mika”さん
11/13 “潜在力”に任せる
  OLLNo.Ⅲ-3“tori”さん
11/12 “小回り”は回り
 OLLNo.Ⅲ-2“しろくま”さん
11/11 “自然体”で滑る
  OLLNo.Ⅲ-1“taka”さん
11/10 “感情移入”能力
11/09 スキーの素晴らしさ
11/08 ニセコ銀嶺荘の件
11/06 観えない宝物
11/05 ニセコから特報!!!
11/04 大事で意味あるFS
11/03 重点課題三点
11/02 オ・ヤ・ス・ミ…
11/01 '09企画発表!!!

*** これまでの日記***

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1999年2月
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1998年12月

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☆ November  01  2008 Saturday 晴れ (白馬 )
 今日から11月...「晴れ」の白馬です!!!。三連休の方も多いと思いますが,皆さんはどちらでお過ごしですか?存分に楽しんでください!!! (*^^)v
 さて...「09シーズンの【TOK】のレッスン予定」今日 Update いたしました。おかげさまで,多くの方からご予約いただいております。ありがとうございます !!! (^I^)

 皆さんも素敵な連休を !!! (*^^)v
 I am sure you have a nice holiday !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日から11月です !!! もうこの月末からスキーが楽しめますネ !!!。 !(^^)!(*^^)v
  今日の Online Lesson は
“ '09-No,2-5で“Ika”さんからいただいたコメントです。(^ ^)(^I^) 

  さて,大変お待たせいたしましたが,本日零時...「【TOK】の09シーズンレッスン」を発表させていただきました。「新生・野麦峠スキースクール」の立ち上げがあったり,いろいろあり,約一ヶ月発表が遅れてしまいました。お詫び申し上げます。
  昨年同様キャンプレッスンとプライベートレッスン,そしてニセコとカナダのツアーを考えています。
  キャンプレッスン...これを週末に集中して行ない,他のウィークデイはプライベートレッスンをメインにしたいと考えています。そしてこれまで金曜日を初日としたキャンプでしたが,皆さんから土日月にして欲しい...との要望があり,今年はその様に変えてみました。
  プライベートレッスン...これまでの一日単位...というシステムを止め,1時間半レッスン(これをフレームと呼ぶことにしました)を繰り返して行なうことにしました。その理由大きく三つあります。
  ①:一時間半,90分でテーマをひとつに絞り,それを徹底して行なうことで,奥行きの深い滑り方を身に付けていただくことができます。またこれまではレッスン最中に行なっていた“ドリル練習”的な時間...これが省略できます。
  ②:レッスンを終えた後,ご自分自身での「ドリル練習」に割く時間を設ける。これでフレームを飛び飛びでプライベートが受けられ,効率よいレッスンが期待できる。例えば,フレーム①で9:30-11:00までのレッスンを受け,その後11:00-13:00まではご自分のドリル練習...。その後再び③13:00-14:30までレッスンを受講する...というシステムが可能になります。
  ③:金銭的にもプライベートが受けやすくなります。これまでは一日4時間...というレッスンで,お一人で受講された場合,¥25.000-でした。これが例えば一時間半で大事なポイントだけ押さえ,あとはドリル練習で身に付ける...という方法をとった場合,レッスン時間は90分ですが,レッスン代金は¥10.000-で済みます。また②の方法をとり,レッスンの合間にご自分のドリル練習を入れ,そのBeforeとAfter...これを比較しながら受講するという方法をとった場合は三時間ですが,¥20.000-で済みます。
  ツアーレッスン...今年も「ニセコ」と「カナダ」を考えております。グッキーの墓参りを兼ね,今シーズンはヨーロッパに...という思いもありましたが,4月のヨーロッパ...雪の条件が期待したほどでは無いとのことで,諦めることにしました。ニセコの日程は決まりましたのでご覧いただきたいのですが,昨年までお世話になっていた「銀嶺荘」が閉館されました。その為,【TOK】は「ホテルニセコ“SCOT”」を使用する事にしました。カナダの件はただ今「行程」を煮詰めている段階ですので少々お待ちください。

  明日はキャンプレッスンについてお話したいと思います。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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☆ November  02  2008 Sunday 晴れ (白馬 )
  今朝早く...白馬の里は「霧」一面で,山が見えません。(-_-;) 放射冷却です。これから「霧」が取れればイイ天気に!!!
 
 皆さんも素敵な連休を !!! (*^^)v I am sure you have a nice holiday !!!
     -------------☆★☆-----------
 今日は,急用ができ, Online Lesson も「教師日記」も Update が遅れます。
  申し訳ありませんがヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)

  ...と書いたのですが,結局時間がとれず,オ・ヤ・ス・ミ…となってしまいました。ス・ミ・マ・セ・ン...。(-_-;)



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☆ November  03  2008 Monday 晴れ 文化の日 (白馬 )
 今朝は「曇り」...の白馬です。 でもこの三連休...まずまずの天気でした。
 【TOK】も急遽友人の訪問があり,時間に余裕が無くなって,「教師日記」の Update がスムーズに行きませんが...。 Online Lesson はなんとか Update しました...。お楽しみください。日記は今日午後にズレ込みます...。
 これも人生...ということで。ヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^) 
 皆さんも素敵な連休を !!! (*^^)v I am sure you have a nice holiday !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日の Online Lesson は“ '09-No,2-6で“Y”さんからいただいたコメントです。(^ ^)(^I^) 

    お待たせしました...。ようやく自由時間が取れました...。今日は一昨日お約束した「キャンプレッスン」についてです。
  
今年の企画の柱...キャンプレッスンでは,以下の三つを今年の主なテーマにしたいと思っております。
    ①:“用具”を考えながら...
    ②:“生涯スキー”を見据えながら...
    ③:“身体の素晴らしさ”を感じながら...

  ①:“用具”を考えながら...
  これは昨年も皆さんにお話し致しましたが,全てのレッスンでこれを忘れず,適切な用具をどう適切に使い,もし用具が適切で無いならば,それをどう楽しむか?...ということも皆さんとご一緒に考えたいと思います。これまでは,「より自分に合ったスキー用具」...という視点で用具を考えて来ましたが,今年はそれに加え,「どの様な用具を使おうとも,その用具ならではの特性を楽しみながら滑る」...ということも行なってみたい...ということです。つまり,用具を中心としたスキーの楽しみ方...と言っていいかもしれません。(^ ^)(^I^)
  ②:“生涯スキー”を見据えながら...
  私どもの提唱する“フィーリングスキー”は「生涯スポーツとしての“スキー”」ということを大事にしています。体力的に少しくらい劣っていても,運動神経が鈍いと言われようと,自分なりのスキーを楽しむ...という姿勢を大事にしたいと思っています。言葉を換えて言えば,「他人のためにスキーをするのではなく,自分自身のためにスキーをする」...ということです。他人との比較ではなく,自分自身の潜在的能力にどうやって気付くか?...ということでもあります。
  ③:“身体の素晴らしさ”を感じながら...
  雪の大自然に素直に自分自身を置くと,大地からのエネルギーを受けて身体が活きいきし始めます。まるで母なる大地,白い大地に抱かれた子供の様です。安心感を感じ,心が癒されていくのです。自分自身が持っている身体の素晴らしい能力に気付き,それを楽しむということです。技術云々のレベルを超えた,実に伸び伸びした自由度のある“スキー”が体験できるのです。ある意味で“spiritual ski”と言うことができるかもしれません。 !(^^)!(*^^)v

  今シーズンは,キャンプレッスンでは,以上
三点を重点課題としてレッスンに取り組みたいと思います。
  では,ご一緒に滑れるのを楽しみにしております !!! (*^^)v
  今シーズンの【TOK】レッスン一覧は...
09シーズンの【TOK】のレッスン予定から!!! ただ今予約受付中です!!! (^ ^)(^I^)

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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☆ November  04  2008 Tuesday 曇り (白馬 )
 今朝も「曇り」...の白馬です。
 天気予報によると...「日本付近は一時的に冬型の気圧配置に変わり、寒気が流れ込んでいます」...とのことで,そのせいか,白馬も昨夜から強風でした。気温は5℃...肌寒く暖房が必要です。(^ ^)
 この連休...皆さんはどの様に過ごされましたか?Happyでしたか?【TOK】はモチロン!!! イエェーーイ!!! (^ ^)(^I^)
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice holiday !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日の Online Lesson は“ '09-No,2-7で..“Mika”さんからいただいたコメントですが,書き込みをしながら今日も考えさせられました...というより教えられました。(^ ^)(^I^) 

  実は昨日,ある方とランチを共にしたのですが,その方は“M”さんと仰る方で,八方のご出身の方です。そしてデモンストレータにもなられた方で今“某ホテル”を経営されております。その方が,「【TOK】さん,この頃八方はスキーヤーの数が激減だけど,どうしたんでしょうね?スキーする人数がどんどん減っている気がするけど...」と仰るのです。ホテルの経営にとってスキー脚の減少は死活問題ですから,大変なのでしょう。
  そこで,率直に申し上げたのです。「ひとつの理由として,指導者が“スキーの遊び方”や,その陰にある“心の満足”を教えてないから...じゃないですか?」...と。これは私が常々思っていることです。“滑り方”は教えるけど,“遊び方”を教えてない...。それだけではなく,単なる身体を動かす体操的な意味でしか“スキー”を捉えていない...。私は正直そう思っています。ところが New Zealand では「あそこを滑りたいから教えて...」,「あの斜面,面白そうだから,滑るための方法を教えて...」というのが当たり前です。ですから,技術そのものが大事なのではなく,滑り方,遊び方優先なのだと言えます。そしてそういうフィールドに入って行くことで,自然との一体感を味わったり,生きていることの喜びを感じたりしているのです。

  今日, Online Lesson で“Mika”さんのコメントに対する私の感想を書きながら,「そうだよなぁー。均された整地斜面でしか通用しない滑り方や,こうでなければスキーじゃない...的な指導しかできないスキースクールが多い現状では,“遊び心”を満たし,面白いからスキー続けよう!!!...という人たちを増やすことは難しい...。“心の満足”を目指してスキー指導をしている場面...などは見たこともない...。申し訳ないけれど,任せる...そしてそこから生まれる可能性を楽しむ,あるいは身体の持つ不思議な能力を開花させる...といった“フィーリングスキー”的指導は
大事だし,大いに意味のあることなんだ...」と,そんなことを思ったのでした。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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☆ November  05  2008 Wednesday 快晴!!! (白馬 )
 今朝は「快晴!!!」...の白馬です。(*^^)v
 昨日...白馬の山々の稜線には「雪」があったらしく,真っ白です。青空に映えて非常に綺麗です。(^ ^)(^I^) 標高2000m位まで雪が来てますので,あと数週間でスキー場にも来るでしょう。楽しみたのしみ!!! イエェーーイ!!!
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice holiday !!!

     -------------☆★☆-----------
  
今日の Online Lesson は
“ '09-No,2-8で..“Ooze”さんからいただいたコメントです!!!。

   特報!!! です。
  ニセコの「銀嶺荘」さんから,昨夜連絡が入り,「今年も“フィーリングスキー”の皆さんのために営業を続けることにしました!!!」...とのことです。素ッ晴らしい !!!
  わざわざオーナーの「岡田」さんから,電話が入りました。ただ一般の方への連絡は,11月中旬になってから...とのことでした。 嬉しいですネ !!!。わざわざ連絡いただけるとは...。
  ...ということですので,ニセコツアーお考えの方...今年も夜のミーティングは「銀嶺荘」になります!!!
  以上,先ずは緊急の連絡でした!!! シーハイル !!! Schi Heil !!!

    ...とニセコ情報を Update した後,何人かの方から「銀嶺荘絡みの格安ツアーありますか?」...とか「銀嶺荘に泊まれますか?」...というお問い合わせをいただきました。
  「ツアー」はまだ確定ではありません。11月末になって1社か2社...プランされるかもしれませんが...,まだ未定です。
  「宿泊」...これはほとんどOK !!!だと思います。ただし,今現在での予約は受けていませんので,11月中旬以降になってから...ということになります。
  以上よろしくお願いいたします。

  ...ということで,野麦峠も北海道も...いろいろ忙しくなってまいりました!!!。
  皆さんも,この冬の計画...練られてますか???

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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☆ November  06  2008 Thursday 晴れ (白馬 )
 今日もイイ天気...「晴れ!!!」...の白馬です。(*^^)v
 昨日に比べれば,少し雲がありますが...北アルプスが綺麗に見えています。
 この晴天も今日一杯で明日は崩れるようです。今日の内に思いっきり晴天を楽しんでおきましょう!!! イエェーーイ!!!
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日の Online Lesson は「レッスンⅡのコメント最終回」で,“ '09-No,2-9です。コメントは..“Take”さんからいただきました。

  さて,今日も Online Lesson のコメントに対する感想を書きながら思ったことがあります。それは...“観ようとする心”...です。
  前にも同じようなことを書いた気がしますが,大変大事なことなので再度お話ししたいと思います。
  例えば私達がある部屋に入って行ったとします。その時,腕時計が見つからないので,それを探そうとして意識的にに入って行ったとすれば,その腕時計が無いかな?という気持ちで部屋に入りますから対象物はハッキリしていて,探すのは容易です。ところが,時計を探そうという気が無く,ブラッと部屋に入っていった時は,先ず部屋の中にあるソファに目が行き,次にセンターテーブル...置き物...という具合に,たまたま目にう映った対象物が目が映ります。そして置き物の脇に時計が置いてあったとしても,うわの空でそれを見過ごしてしまいます。時計はそこに有るにもかかわらず,それを対象物として見ていないからです。つまり,
見えてはいるんだけれど観えてこない...ということです。大事なものがそこに“在る”にもかかかわらず“観えない”...のです」。

  こういうこと...実は日常生活だけでなく,スキーでもあるのです。上の例で言えば,「何を意識して(探し物として)いるか?」...ということです。具体的には「姿かたち・運動」だったり,「あるイメージ」だったりします。もしそれが「フォーム(姿)」であれば,そのフォームを観ようとしますから,結果としてのフォームにこだわり,身体の合理的な動きとか,スキー用具の特性を生かす...ということには思いが行きません。ところが,「足の感覚は?」...という風に“どう感じているの?”ということに意識が行けば,「感覚」として,それを共有しようとします。つまり,見えているものの内在的な感性が分かって来る...ということです。
  今日の“Take”さんのコメントを読ませていただきながら,今回モデルになっていただいた“Shino”さんの滑りの中に,内在するたくさんの“
観えないけれど,貴重な宝物”があったのを,見過ごされている方が居られる...そんなことを思ったのでした。(*^^)v

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

  さて,いよいよ「 Online Lesson Ⅲ」の始まりです。ご覧ください。今回の締め切りは11/10到着分まで...とさせていただきます。

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☆ November  07  2008 Friday 晴れ (白馬 )
 今日はかろうじて...「晴れ」...の白馬です。
 天気予報では「曇り」から「雨」でしたが...ナント,天空の1/10は青空が見えています。(*^^)v なんか儲かった気分です!!! ハッハハハ...(^ー^)
 この様な「単純なこと」...これに感動できる【TOK】ってオカシイのかも... (^ ^)(^I^)

 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v
 I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------

  私用で今日は「教師日記」 Update できませんでした...(-_-;)。
  でも,その代わりとして,今日の Online Lesson に【TOK】の感想...
“ '09-No,2-10でを Update しましたので,そちらでお楽しみください!!! 

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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☆ November  08  2008 Saturday 曇り (白馬 )
 今日は「曇り」...の白馬です。この週末は二日間ともこのまま行くようです。
 天気予報では...「北日本の上空に強い寒気が入っています。北日本の日本海側は雲が多く、北海道ではふぶくでしょう...」と言っていますので,ヒョットすると白馬...雪が舞うかもしれませんネ !!!。
 ハッハハハ...(^ー^)
 皆さんも素敵な週末を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日の Online Lesson ....“ '09-No,2-11今回モデルになっていただきました“Shino”さんから届いた e-mail を紹介しています。ご覧下さい。

  さて,ここのところ,本誌の「教師日記」...発行が遅れ気味で,皆さんにご迷惑をおかけしています。実は言い訳なのですが, Online Lesson を書いて,「教師日記」を書くと...どうしてもどちらもいい加減なことは書けませんので,かなりの集中力が要ります。初めは何とかこなせるだろう...と気軽に考えていたのですが,ここのところに来て,これはとてもムリ...そう思い始めております。
  なので,明日からは Online Lesson をコチラの「教師日記」に Update するにとどめたいと思います。よろしくお願いいたします。もちろん, Online Lesson 以外の気付いたこと,情報などはその都度「教師日記」にも書き込みますのでよろしくお願いいたします。(^ ^)(^I^)

  ところで,北海道ニセコの宿...「銀嶺荘」ですが...過日,直接【TOK】のところに電話があり,「じつは今年も営業を継続することになりました」...というご連絡をいただきました。今のところまだ発表されていませんが,“フィーリングスキー”で昨年までたくさん来ていただきましたので連絡を...ということでした。
  そして,そのことを旅行会社の「○ン&サ○」に話しましたところ,宿は【TOK】が予約するとして,羽田⇒千歳⇒ニセコ......ニセコ⇒千歳⇒羽田の「往復割引手配」が可能かもしれない...という連絡をいただきました。...ということでニセコツアー...「ニセコ深雪三昧①」,「ニセコ深雪三昧②」,「ニセコ深雪三昧③」ご参加の方で,あるいはまだ申し込みはしてないけれど参加希望の方は【TOK】あて で至急ご連絡ください。
  以上,【TOK】からのお知らせでした。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

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☆ November  09  2008 Sunday 曇り (白馬 )
  今日も「曇り」...の白馬です。ご覧のように白馬鑓と杓子の稜線...そして白馬岳の頂上が見えてはいますが...。
 今日から, Online Lesson ...これを「教師日記」の中で行なうこととしました。ヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^) 尚,現在コメント募集中の,
OLSSNo.03は,11/10受付締め切りです。
 皆さんも素敵な休日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
 今日は,昨日お話ししたように,「教師日記」で Online Lesson の書き込みをすることにします。(^ー^) 今日も長いですヨ !!! ハッハハハ...(^ー^)

☆★☆ Lesson 2-12    
  
 今日は“Online Lesson... '09 No.2 ...昨日 Update した“Shino”さんから e-mail 「モデルを経験して...」について,【TOK】の感想を述べたいと思います。(^ ^)(^I^)。

“Online Lesson... '09  No.2-11  “Shino”さん大回り について...

“Shino”さんからの e-mail ...「‘09-No.2のモデルを経験して」について...
【TOK】の感想

項 ①    
    “Shino”さん: 「
邪念がある!!!」、『「上手く滑ろう」としてないか!!』と指摘されて...
  
【TOK】: ハッハハハ...(^ー^) そんなことを言ってたのですか? 思い出せませんが...。でも確かに“must病”に掛かっている滑り...そう思います。

  
“Shino”さん: 「鳥になって…」「水鳥がスィーッと舞うように…」のイメージでは気持ちよく滑ることができ、ターンする時に飛び立つとそのまま舞い上がれそうに思えたのを覚えています。
 
 【TOK】: そうか...。あのレッスンで“bird turn”イメージ,やってもらってたのですネ???。コレ... New Zealand でも効きましたヨ !!!

  “Shino”さん: 
ウェアが変わっているのは、前回胸ポケットがなく無線機を入れられなかったので、急遽「胸ポケット」があるものを買い求めた...
  
【TOK】: 皆さんから「ウエアがかわっている...」という指摘がたくさんありましたが...そういうことでしたか...。(^ ^)(^I^)

  
“Shino”さん: 板(道具)が変わることで滑走時に感じる感覚が違うことをおぼろげながらも実感できました。
  
【TOK】: ある程度“Let Ski”に慣れ,雪の抵抗で滑ることに習熟してくると,用具の変化で雪からのエネルギーが違うように感じられるようになります。センサーとしての用具の感度が違うからです。ですから,逆に“Let Ski”で滑る人は用具の違いに敏感になるのです。“スキーテスター”...として活躍できます!!!。「違いが分かる人...」として某コーヒー会社のコマーシャルにも出演できます!!!。ハッハハハ...(^ー^) !(^^)!(*^^)v

項 ②    
    “Shino”さん: 
自分では何もしていないので、その滑りをどう再現すればいいのかが解りません...
  
【TOK】: 大事なこと...それは「やろうとしてできた!!!」のではなく,「イメージした結果顕れた!!!」...ということなのです。ですから,同じ斜面でも,前日と雪質が変わったりすれば,違った感覚の滑りになり,ちがうモーションの滑りになります。ですから厳密に言えば,「前日と同じ滑りは再現されない...」のです。「滑りを再現」しようとするから,“must病”になり,“Do Ski”になってしまうのです...。(-_-;)

項 ③    
    “Shino”さん: 
1分半に満たない映像をこんなにも多角的に、様々な感覚で、感性で観ることができるものかと...
  
【TOK】: 人それぞれの感性が違い,価値観なども異なりますから,「観えてくるモノ」...これは各人によって違うのです。「形」として見てしまうと同じに見えることがあります。一般的に「姿かたち・運動」で判断しようとする人ほど,滑りの違いが観えない...ということができます。ですがこの Online Lesson にコメントをお寄せの方の大半がそうである様に,「心で観よう」...とすれば,本当に人それぞれ,百種百様の観方ができるのです。その異なったご意見を拝見することがオモシロイ...ところでもあります。
  実は,コレ内緒の話......でもありませんが,他人の滑りを判断する時に,自分の滑りをその映像にダブらせて観ていることが多いのです。ですから,コメントをお寄せの方が強調されていること...実はこれはご本人が気をつけていること...でもあるのです。全部が全部そうだとは言いませんが...。(^ー^)

項 ④    
    “Shino”さん: 
実際、自分では何もしていないのです。何かしている意識はありません。でもすごく気持ちよく滑れるのです。
  
【TOK】: 「何もしていない」...ホントォー???。イメージしてたでしょう?何かを...。ハッハハハ...(^ー^) 「姿かたち・運動」を作ろうとするようなことは「何もしていない」...ということですネ?。コレ...本当に大事なことなのです。スキー経験のある中上級者だけでなく,初心者にもです!!!。「ウッソォー...初心者がイメージだけで滑れるわけないじゃン!!!」...と仰るかもしれませんが,【TOK】がチァーーンと New Zealand で試して来ました。かえって初心者の方のほうがうまく行きます。それまでのご経験が全く無いから,『イメージして滑ること...するといろいろなことが感じられる...これが“スキー”なんだ!!!』...と素直に信じ,それをやってくれます。ですからどんどん滑れてしまい,「気持ちよかった!!!」と仰っていただけるのです。「姿かたち・運動」を求めたら,こうはいきません。本当に不思議なくらいです。このことを経験させるために“Something Great”が私を New Zealand に招待してくれた...そう思うほどです。人生それぞれ,いつもベストなシチュエーションが与えられているんだ!!!...というようなことを,今思っている【TOK】です。 !(^^)!(*^^)v ...チョッと本題から離れました...失礼...

    “Shino”さん: 
上体の先行動作が見られるとご意見をいただいていましたが、おそらく「次の階段」を見極めるために引き起こす動作...
  
【TOK】: 「上体の先行動作」...これは無くすべきだ...というご意見もありますが,私はこれも「時と条件」によっては有り...だと思っています。先行動作をすることでスキーを回そう...とするのは止めた方がイイですが,「階段降りイメージ」などで,次の「踏み面」に入って行こうとすると,自然に身体がこの様に反応する...ということならばOK !!!です。ですから,今回の映像に少し表れている先行的なモーション...これは気にしなくてイイと思います。(*^^)v

    “Shino”さん: 
本当に楽しかったです!!! これ以外に表現する言葉が見つかりません...総じて「楽しい!!!」「ワクワク!!!」という結果になりました。
  
【TOK】: そう仰っていただくと本当に嬉しいです!!!。これこそが【TOK】がなぜこの歳になってスキー教師を続けているか?...ということの答えでもあります。「楽しい!!!」「ワクワク!!!」...これが感じられるような“スキー”こそ,私達“フィーリングスキー”が求めているものです。良かったよかった!!!  !(^^)!(*^^)v

項 ⑤    
    “Shino”さん: 
私は通知表で体育2という正真正銘の運動音痴なのですが、今はスキーが楽しくて仕方ありません...。しかもオフシーズンまでずっと(つまり…年中?!)楽しく過ごせるようになりました。
  
【TOK】: 運動音痴」...本当は運動音痴って居ないと思うんです。自分を標準にしたら...。他人との比較で優劣をつけようとするから,人より遅いとか早い...という現象が起こるだけであって,早いからそれが良い...ということでもありません。遅いとか早いとか...これを能力の有無,良否ということの判断基準にすることがオカシイ...私はそう思っています。 New Zealand での貴重な体験レッスン「9/1午後のレッスン」をお読みください。運動音痴...という観点でみたら,“Serra”さんと“Henry”さん...どちらが音痴?...どちらも音痴なんかではないのです!!!。運動の才能が劣っているわけではなく,そのコツというか,身体が持っている能力を開花するための方法が違っていたから受け入れられる人と,そうでない人が現れた...これだけの話しです。ですから“Shino”さん,あなたは運動音痴なんかではありません!!!。ただ潜在的能力を開花させていなかっただけです!!!。

    “Shino”さん: 
オフシーズンまでずっと(つまり…年中?!)楽しく過ごせるようになりました。
  
【TOK】: 年中楽しく過ごせる」...これって素ッ晴らしい!!!,じゃありませんか!!!。オフシーズンの夏の日でも,雪の自然や楽しかったスキーのことに想いがいき,生活に潤いをもたらすことができる。コレって...なんと素ッ晴らしい !!!ことでしょう。「楽しい!!!」「ワクワク!!!」...これが体験できたことが大きい...私はそう思って居ます。シーハイル !!! Schi Heil !!!

項 ⑥    
    “Shino”さん: 
年齢や社会的な立場・地理的な相違を越えて、たくさんの方と巡り合えた…感謝で一杯です。
  
【TOK】: ここれも“スキー”をし,キャンプなどにご参加いただけたからこそ味わっていただけたご褒美...だと思います。雪のエネルギーを感じ,それと溶け合う自分を感じるように,一緒に過ごすことのできた皆さんとのエネルギーを感じ合っている...そう思います。
  私は多くの方とキャンプレッスンを通してお近づきになることができました。そして多くのことを教えていただきました。普通の社会生活では味わえない感動もいただいています。私だけでなく生徒さん同士も,知り合われた方々が,その後も連絡を取り合ったりしながら,互いの生活をより潤いを持って過ごされているのをたくさん拝見しています。“スキー”を
キーワードとしてこれだけ仲間の輪が広がることの素晴らしさを思います。“Shino”さんもきっと同じようなことを感じとっていただいているのだと思います。もちろん残念ながら,全員の方がそうではなく,“フィーリングスキー”とは肌が合わない...という方も居られます。それはそれで良いことだと思います。ホントにいろいろがあってオモシロイ...のですから...。そういう人生に乾杯!!!です!!!。

  
“Shino”さん...「“スキー”の素晴らしさ」を綴っていただき本当にありがとうございました。私から御礼申し上げます。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!  !(^^)!(*^^)v

 

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☆ November  10  2008 Monday 曇り (白馬 )
 今日も「曇り」...の白馬です。
 今朝早く私用のため白馬を留守にし,先ほど午後5時半頃戻って参りました。ので Update が遅れてしまいました...。(-_-;) で,夕方5時半...もう辺りはすっかり暗く写真撮れませんでしたので,昨日のままです...。
 でも寒いです...。日中も7度くらいまでしか上がらなかったようでs...。今3℃です。
 皆さんも素敵な休日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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  一昨日,“ '09-No,2-11で“Shino”さんからの e-mail をご紹介しましたが,その後,彼女から次の内容の e-mail が届きました。ご本人の了承を得ましたので,昨日の続編...とも言える内容なので,今日はこれをご紹介したいと思います。

 
 『...今日(8日)の午後にゆっくりと読んでみてビックリしています。must病という言葉は、Online Lesson上で先生のコメントに何度となく登場しているので、私も感想にその言葉を使用していえるのですが...。【TOK】先生が「空気と一体となった鷲」と表現して下さっている点に驚いています。鳥のように...翼があって...なんて会話は全くしていないのに...。滑り...これを観ることで、滑り手の感覚まで察してしまうなんて!!! なんなんでしょう...不思議な気分です...』


  Online Lesson...No.2-10 に,確かに“must病”のことと“鷲”のこと書いてます。“鷲”については...After...先ず第一に感じたことは,「ゆったりゆったり“鷲”が空を飛ぶように...」ということでした。まるで大きな鳥が,大空を空気の流れを感じながら,優雅に泳いでいる感じです。【TOK】には“Shino”さんの滑りが,「空気と一体となった鷲」のように観えた...ということです...』と,書きました。
  私はてっきり,あの時のレッスンの中で,「鳥の話」したかもしれない...と思っていたのですが,“Shino”さんの文面を読むと,それは無かったらしい...。昨シーズンのレッスンで,“水面フラットイメージ”の練習時に時々,「“水鳥”が着水するシーンを思い浮かべてみて...」というようなことを,何人かの方にお話ししていましたので...。

  でも,お話ししていないとすれば, Online Lesson の映像からソレが観えた...ということで,感性のオモシロさを思います。なぜそんなことを思えたか?...というと,それは多分,「【TOK】が滑り手の映像の中に入り込み,あたかも自分自身が滑り,雪を感じ空気を感じて居る様な感覚になれた」...からだと思います。つまり,“感情移入”【注】的な観方でみたからではないかと...。
  実は今年 New Zealand でお教えしていて,何とかコツをつかんで欲しい...うまくイメージを沸かせて欲しい...と願う時,自分が生徒さんになったつもりで,生徒さんの動作に合わせ,オレンジを踏むイメージを持ったり,音を聞くイメージを持ったりしながら,あたかもその“念”を送るようにました。もちろん日本でのレッスンでも同じ様にしているのですが,今年の New Zealand は格別でした。この様なことを何度も何度も繰り返している内に,人の滑りに自分の感情を移入するクセが付いたのかもしれません。そしてそれが高じて,他人の滑りをみた時,その人の内面的な思い...これを感じようとする習慣が培われたのだと思います。合っているかいないかは別として...。たまたま今回はそれが「合った!!!」...ということなのでしょう。不思議ですネ !!!。

  こうやって考えてみると,生徒さんの滑りを判断する時,この様な
“感情移入”の能力...これに長けているかいないかは,大事な要素になるのかもしれませんネ??? ハッハハハ...(^ー^)

【注】:“感情移入”=自分の感情や精神を他の人や自然、芸術作品などに投射することで、それらと自分との融合を感じる意識作用。(大辞泉)

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☆ November  11  2008 Tuesday 曇り (白馬 )
 今日は,もう少しで「晴れ」ですが...1/10の青空がありません。一見青空に見えるところも,薄い雲が覆っています。これから晴れるかもしれませんが...。
 でも,白馬三山はご覧のように綺麗でした!!!。神々の白き峰でご覧下さい。(^ ^)(^I^)
  皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
   今日から「 Online Lesson Ⅲ」が始まります。(*^^)v
   トップバッターはお馴染み“taka”さんです。彼のコメントから,今回はどんな“気付き”を学ばせてもらえるでしょうか? 楽しみたのしみ!!!。

☆★☆ Lesson 3-1     

“Online Lesson... '09 No.3-1 “Shyo”さん小回り

No.3-1 “taka”さんからのコメント...

“taka”さんのコメントに対する【TOK】の感想

 【TOK】先生へ
 北アルプスも少しずつ白さが増して来ましたね。里まで雪が降りて来る日も近いのではと思います。今回も宜しくお願い致します。

  “taka”さん,今回もありがとうございます !!! (^I^)。 ホームページでお知らせして,ほんの数時間後のコメントでした。
 白馬...間も無くスキーシーズンですネ !!!。

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  beforeはご自分自身でスキーをコントロールしようとする意識が強い為に、上体までが必要以上に動いてしまっているように思います。もう少し本来のスキーが持つ特性や雪面、斜面を活用して滑られても良いのかなと。

 私も真っ先に思ったこと,それは...「自分自身でスキーをコントロールしようとする意識が強い」ということでした。つまり“Do”的なのですが,私の経験では“Do”意識があればあるほどバランスは乱れてしまいます。
 “taka”さんが仰るとおり,「
本来のスキーが持つ特性や雪面、斜面を活用して滑る...」ということができれば,もっともっと“スキー”のオモシロさがわかると思います。

  エッジの角付けが強い為にターン内側にはスキーは動きますが、逆にターンの外側への動きが制限されているような気がします。

  Shyoさんは既にスキーを回す技術は十分にお持ちだと思います。そのバリエーションの一つとしてもう少し省エネターンもありかと感じました。

 「小回り」...という意識が「素早くスキーの方向を変えなくては...」という思いにつながり,それが「角付けが強い」滑りをもたらしているのだと思います。
  「
省エネターン」...まさにそのとおり!!!...です。省エネ...これこそが“生涯スキー”にとって大事なことですし,多くの方に「“スキー”は他のスポーツと違う!!!」...ということを分からせてくれるキーワードのひとつかもしれませんネ?

  スキー自体の方向は変化しているのですが、ご自分もスキーと一緒に落下したり、移動して行くと言う滑りでは無いように感じました。僕はスキーと一緒に位置的な移動をした方が楽に滑れると思っています。

  「自分もスキーと一緒に落下」...これ大事です!!!。一緒に,共に...という感覚です。“スキー”だけではなく,人生も同じことですネ !!!。(^ー^)
  仰るとおり,「
楽に滑る」...その為には「位置的な移動」がホントに重要です。その方がスキー板を動かそうとするより,はるかにラクチンですし楽しめるのです。

  beforeの滑り方でスキーを楽しむにはコンディションの良し悪しが影響し、また体力の消費も多くリスクも高い滑りだと思いました。

  そうなんです!!!...Beforeの“Do”的な運動でも“スキー”は楽しめますが,「体力の消費も多くリスクも高い」のです。そして“スキー”そのものをより楽しむ上でも“奥が浅い”...と言えるかもしれません。

  afterは雪質はとても良さそうに見受けられますが、視界はそんなに良くは無さそうですね。またバーンは少しコブが出来始めています。視覚だけではなかなか状況の判断が難しそうに見え、絶えず雪面とのコンタクトをキープする必要がある状況だと感じました。こう言った状況ではbeforeのテクニックではリスクが高く、安定して滑る事はより難しくなって来ると思います。

  After...約30センチの新雪が降った後での滑りでした。もうだいぶ荒らされていて,しかも視界がよくない状況での滑走でした。ですから,「雪とのコンタクトをキープする必要がある状況」でした。...と言っても,決して強いコンタクトが必要なわけではなく,センサーが雪と接し続け,そこから情報を貰い続けて行く...といったコンタクトです。ですから,仰るように「beforeのテクニックではリスクが高い」...という状況でした。

  しかしafterではエッジの角付けだけでターンに入るのでは無く、ターン谷回りの微妙な雪面からの圧を受け止める意識は当然ながら、スキーのベンドやフレックスをより感じようとしていて、それに対する対応が出来き始めていると感じました。あくまでもスキーの反応を感じてそれに対応していく姿勢があります。

  「スキーのベンドやフレックスをより感じようとしていて...」,「スキーの反応を感じてそれに対応していく姿勢」...これらの言葉に代表されるように,雪とのコミュニケーションを取ろう...という姿勢が随所に伺えます。自分の「ひとりよがり」にならず,雪と融和し互いに会話をしよう...といった感じです。
  この「雪と融和する」,「雪との一体感を感じる」...という様なことが他のスポーツではあまり感じられないことかもしれません。もちろんその道のプロになって初めて,そのことを思う人が居るようですが,“スキー”では初心者の時からこの感覚が味わえます。そこが“スキー”の素晴らしいところだと思っています。(*^^)v

  beforeではあまり感じられなかったのですが、ご自分もスキーと一緒に落下し、また横移動も非常に大きいのが分かります。僕自身はこれはスキーの一つの醍醐味であり、よりスキーヤーが自由にコントロールしていると言う感じがします。

  ご自分からコントロールしようとする意識も薄れ、エッジの角付けがソフトになった分だけ、雪面から受ける圧に対するコントロールに余裕が出来ています。それは「スキーが自分を連れて行ってくれる」ので、自分はそれに「乗っかっているだけ」と言う感じがします。また雪面から受ける圧の処理が足元から作れるようになり、上体は対応する必要があれば動かすと言うように、とても余裕が感じられる滑りに変化したと思いました。

  「横移動も非常に大きい」...小回りではこのことが非常に大事なのですが,勘違いをしているため,多くの人が悩むことになるポイントだと言えます。つまり,「小回りだから重心はフォールライン方向に移動して,スキー板だけを回そう...」という意識です。でもこれでは“小回り”...うまくできません。さすが“taka”さん,BeforeとAfterの最も違う,そして大切なポイント...ピタッと言い当てられました。素ッ晴らしい !!!  !(^^)!(*^^)v
  「
自分からコントロールしようとする意識も薄れ」...これも大事なポイントなのですが,「これが大切!!!」...とお話しすると,「スキーヤーとしての自分の意思は?」,「なるがままに任せていたらオモシロくもなんとも無いじゃない...」と仰る方が居られます。性格的に負けず嫌い...の人に多いようなのですが...。ハッハハハ...(^ー^)。自分のを前面に出すだけでなく,受け入れてこそ味わえる感動もある...ということ気付かれれば「“スキー”の世界」は全く違ったように観えて来ます。『孫悟空は縦横無尽に動いていたようで結局はお釈迦様の手のひらから出ていなかった...』という話しを思い出します。
  「
圧の処理が足元から」...よく言われる「動作は下から...」ということですが,これが自然に起こっているのです。これを“Do”的に自分が動きとしてやろうとしても,ほとんど成功しないでしょう。
  「
余裕が感じられる滑り」...本当にその様に変わりました。みていて気持ちがいいですネ !!!。

 ②:“taka”さんが思われたことは?

  まず感じた事はスキーの楽しさは絶えずスキーの上に乗り、スキーと一緒に移動するって事でしょうか。もちろんその時のポジションは色々とあると思いますが、体軸はなるべくなら内側に傾け過ぎ無い方が、スキーと一緒の移動がし易くなると感じました。傾けた時にはエッジの角付けは深くし易くはなりますが、逆にエッジを外す事が非常に難しくなります。また体軸を倒したからパワフルな滑りだと言う事も、スピードに強くなる滑りだとも思われません。

  「スキーの楽しさは絶えずスキーの上に乗り、スキーと一緒に移動するって事」...まさにそのとおりです!!!。八○の達人であられる“taka”さんの口からその言葉が聴ける私達は幸せですネ !!!。ありがとうございます !!! (^I^)
  「エッジングを使い過ぎることが必ずしもイイことばかりではない」,「
体軸を倒したからパワフルな滑りだと言う事も、スピードに強くなる滑りだとも思われません」...これはいろいろなシチュエーションを滑られた“taka”さんだからこそビシッと言えることかもしれませんが,全くそのとおりです!!!。この Online Lesson を読まれた方は,彼の貴重な言葉を聞くことができて幸せですネ !!!。

  beforeでは体軸が内側へ倒れる事でエッジの角付けが始まっているように感じました。 もし青氷のような硬いバーンが隠れていたり、突然に雪質が変化していたり、このような滑りでは咄嗟の対応は難しくなります。雪面状況が視覚で見た通りで必ず自分が思うような操作が出来れば良いと思いますが、 大自然の中で楽しむスポーツなので何があるか分かりません。こんなリスクを極力に回避し、どんなコンディションでも楽しめるスキー技術に大切なのは、afterの滑りのようにターンを体軸で考えずに、あくまでも足元のスキーに雪面の状況を伝えもらう。
  そんなに事を感じさせて頂いたShyoさんの滑りでした。 

  軸が寝れば寝るほど横への力が作用しますから,左右の安定度は減ってしまいます。ですから,そういうスキー操作では「青氷のような硬いバーン」,「突然雪質が変化していたり」...といった状況では,足元がフラフラしてしまうのです。
  よく「アイスバーンの滑り方を教えてください」...と聞かれますが,先ずしっかり「スキー板をチューンすること」,そして次に「“Let Ski”で滑ること」...これが大事です。
  また,深雪などの滑走では雪の中になにがあるか分かりません。ですからしっかり雪の中を探って滑る...という気持ちが大事になるのです。
  「
足元のスキーに雪面の状況を伝えもらう」...といった意識が重要になります。感じて滑る...“フィーリングスキー”が大きな意味を持つ所以です。

  “taka”さんの今日のコメントから,またまた「
“自然体”で滑る」...ということの大切さを学ばせていただきました。ありがとうございました!!!。



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☆ November  12  2008 Wednesday 快晴 (白馬 )
 今日は「快晴!!!0の白馬です。それにしても昨日の「夕焼け」...綺麗でした!!!。ご覧になってない方はぜひ神々の白きそして赤き峰を...。 大自然の持つ不思議で素晴らしい風景...これになにか「神々しい力」...これを感じ,ひとり感慨にふけった【TOK】でした。(*^^)v
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日は「 Online Lesson Ⅲ」の二回目...“しろくま”さんのコメントです。
  ではお楽しみください。(^ー^)

☆★☆ Lesson 3-2     

“Online Lesson... '09 No.3-2 “Shyo”さん小回り

No.3-2 “しろくま”さんからのコメント...

“しろくま”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  しろくまです。では見て感じたままをお送りしますね。

  “しろくま”さん,今回もありがとう!!!

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  エッジングの質が変わっています。そして移動のスペースの大きさが違います。あと、足首の可動具合も違うように観えます。

  Beforeは,右から左,左から右...という滑りなので,「エッジングの質」が違うようにみえるのですネ。
  スキーを早く回し込もうとする意識が強いために,せっかちなり,“Do Ski”的になってしまうので「
足首の可動具合」...つまり足首の曲がり具合が深くなってしまうのです。

  Beforeは、角付けで得られる瞬時の圧を切換に上手く利用するタイプの滑りですが、これはこれでたいへんお上手であると思います。しかしエッジングポイントからエッジングポイントへの左右移動がメインで中々落ちてこないって感じでしょうか。でもコントロールという意味では、良い滑りであると思いますよ♪

  「角付けで得られる瞬時の圧」...“小回り”を意識する時,多くの方が先ず考えるのはこのことですネ !!!。小回り⇒早く回す⇒瞬発力を使う⇒左右へのフットワーク意識⇒角付け多用......というスタイルです。
  整地斜面で,少々疲れてもOK !!!...ということであればこれはこれでOK !!!です。この様な滑り方もあります。ありますが,そうではない滑りを探してみよう...ということがこのキャンプの目的だったのです。

  Afterは、Beforeで感じられたエッジング要素が弱まり、滑走面で積極的に斜面を捕えているように観えます。特に谷回りでの移動スペース(落差)が素晴らしく、迫り来る感じがたまりません。コア方向への軸が観える、気持ち良さそうな踵支点の滑りです♪♪

  Afterは,「エッジング要素が弱まり、滑走面で積極的に斜面を捕えている」...そうですネ !!!。全く違います。
  「
谷回りでの移動スペースが素晴らしい」...そうです!!!。普通は“小回り”というと,身体中心にスキーが左右にターンする...といイメージを持つ人が多いために,重心も円弧を描いている...ということを忘れがちです。“小回り”と“クイックターン”を勘違いされている方が多いのです。“小回り”はあくまで「回り」です。ワイパー的にスキーを左右に早く振ってその方向を変えるものではありません。そういう視点でみると,Afterはスキーと重心が一体となって移動しているのが判ります。ですから,「谷回りの移動スペース」が大きくなるのです。 !(^^)!(*^^)v
  結果的に「エッジングの量」が少なくなりますからスキー板も走り,迫って来るようになるのです。
  この映像はBeforeもAfterも昨年の12月末のキャンプでした。一年締めくくりの年末キャンプでしたので本当にたくさんのイメージに挑戦していただきました。その中で“Shyo”さんは,「かかと支点」を身に付けられたのですネ !!!。素ッ晴らしい !!!

 ②:“しろくま”さんが思われたことは?

  変わった要因ってことですが、Afterは滑っていて楽しそうですが、Beforeではでの撮影だから、力んで緊張感があったとか?(そう見えまして…)
  えー本命狙いの予想です。ブーツ?ブーツに何か施してあるってことですか?Afterでの足首の締まり具合からそのように思いました。

  ハッハハハ...(^ー^) 「単独」と「皆で」の違い...とみられましたネ??? (^ー^) たしかにそれも要因のひとつとして考えられるでしょう。リラックスできていたから...と。
  「
ブーツに何か施してある」...残念!!!。この時はスキー用具,特にスキーブーツのチューンはしなかったように記憶しています。ミーティングではお話ししたかもしれませんが...。
  “しろくま”さんが仰る様に,ブーツが硬く,前傾角が起き気味になると「ひざ頭」が前に行かなくなりますから,かかと支点にならざるを得なくなります。その結果「エッジを多用しない滑り」になることがあります。ですが,この時はそれよりも“イメージ”で滑りが変わった...そう記憶しております。(^ ^)(^I^)

 

 


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☆ November  13  2008 Thursday 快晴 (白馬 )
 今日も「快晴!!!の白馬です。秋晴れ!!!...といった天気が二日間続いています。気持ちも晴れ晴れ!!!...です。(*^^)v この晴天,明日一杯は続くとのことですが,週末は曇りから雨模様に...。今の内に胸いっぱい清々しい空気を吸って「心の洗濯」ですネ !!!。(^ ^)(^I^)
  皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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  今日は「 Online Lesson Ⅲ」の三回目...“tori”さんからいただいたコメントのご紹介です。ではお楽しみください。(^ー^)

☆★☆ Lesson 3-3     

“Online Lesson... '09 No.3-3 “Shyo”さん小回り

No.3-3 “tori”さんからのコメント...

“tori”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOK先生こんにちわ。toriです。第二回目は投稿が間に合わず残念でした。
  さて三回目、私にとっては二回目のオンラインレッスンですが、感じたこと、思ったことを書かせて頂きます。

  “tori”さん,コメントありがとうございます !!!(^I^)。 そうですか...間に合いませんでしたか...。今回は大丈夫ですネ !!!。(^ ^)(^I^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  まずは、天気と雪質が違いますね。Beforは視界の良くて圧雪。Afterは雪が降って視界が悪く、新雪。
  まず印象として感じた相違点はAfterはターン弧が大きくなった。ただ弧が大きくなっただけでなく、ゆったりと、大きな船が波を切ってくような安定感がある。

  「天気と雪質が違います」...そうでした。「年末キャンプ」で曇天,雨混じりの雪,新雪...といろいろな条件でのスキー滑走となりました。このAfter映像は三日目...視界は悪い上に粗踏み状態の斜面での小回りでした。
  こういう状態でのスキー...気おくれしがちなのですが,レッスンの成果でしょうか?仰るとおり,「
大きな船が波を切ってくような安定感」がありますネ !!!。「船が波を切って」...【TOK】にとって新しいイメージです。そういえばそう観えますネ !!!。(*^^)v

  細かく見ると、Beforeは谷回りに入る時点から、上体が傾き板を横に押し出している。特に山回りで板を横(下)に押し出してブレーーキングし、その反動で次のターンに入っている。それは、右足が谷足になる左回りで顕著に見られる。
  小回りだから、このリズムでターンしなきゃといった感じで窮屈な滑りになっている。

  俗に言う「チェック動作」での滑り...ということができます。こういう現象がなぜ起こるのか?...といえばそれは“tori”さんが仰るように,「小回りだから、このリズムで...」という既定概念というか,「小回りに対する思い込み」があるからです。昨日も言ったように,「小回りは“回り”」なのですから,例え小回りといえども,円弧をしっかり描く...という気持ちが大事なのです。
  そうすれば,「
板を横に押し出し...ブレーーキングし...その反動で次のターンに...」といった「窮屈な滑り」の小回りが姿を消すでしょう。

  Afterはターン全体を通じて上体の傾きが減っている。板を横に押し出す動きがほとんど見られなくなり、コアからの圧を受け取っているのが膝の動きなどから見て取れる。特に、もともと横に押し出す動きが少なかった右ターンではその動きはまったく見られなくなった。
  板が戻ってきたら次のターンというリズムで、流れに逆らうような動きが見られない。

  After...「上体の傾きが減って」...そうですネ !!!。身体がスキー板にどんどん付いて行く様に...というより一体となって行く様になりました。その理由は,重心や上体を中心としてスキー板を横に振る意識が少なくなり,落下エネルギーを使って,雪から来る圧でターンすることができるようになった...つまり,“tori”さんが仰る様に,「コアからの圧を受け取っている」...ということです!!!。ですから,「流れに逆らう動きが見られなく」なり「リズムも良く」なって,躍動感が出て来ました。みていて気持ちイイですよネ !!!。(^ ^)(^I^)

 ②:“tori”さんが思われたことは?

  この方の特にAfterの右ターンのように滑りたいなぁ、、、というのが正直なところです。
   Afterを見てると、まさに斜面・雪質に任せて板の上に乗って落ちていき、コアのエネルギーを受け取りながら板の性能を活用してターンしているといった印象を受けます。
  自分はまだまだDoの要素が抜けないのですが、たまにですが視界が悪い状況で「はっ」とすることがあります。「見えないから板から来る情報を感じてから対応するしかないや」と思って足裏に神経を集中して滑ると、何もしなくても板がターンを繰り返しているような状況になるんです。

  「この方の右ターンのように滑りたいなぁ、、、」...そう思われましたか?。“tori”さんが,この滑りの良さというか,滑りをみて「気持ちイイだろうナァー...」という風に感じられたのであれば,もうすでに“tori”さんはその様に滑っておられる...そう思います。自分の滑走感覚を“Shyo”さんの滑りに“感覚的”に重ね合わせることができている...ということは,すでにその様な体験をされている...という証拠でもあるのです。(*^^)v
  「
自分はまだまだDo」...と仰っておられますが,まだ完璧ではないにしても,その滑走感覚はもう体験されているのですから,ゴールは見えています。
  いみじくも,「
見えない...板から来る情報を感じて...神経を集中して...何もしなくても板がターンを繰り返している...」ということをご自身で表現されているのですから...。これこそが“Let Ski”そのものなのです。「在るがままを在るがままに受け入れ,身体の潜在的力に任せる」...ということです。
  これを行う時のポイントは,「何を,どこで,どの様に感じようとするか?」...ということだけです。その為に“フィーリングスキー”ではいろいろな“イメージ”をお伝えし,実践していただいているのです。

  今回の方は、Beforからすでにお上手で、右ターンではBeforでもLetの要素を感じましたが、AfterではさらにLet的、斜面に任せて滑っていると感じました。

  以上、雑駁な意見で恐縮ですが、投稿してみます。

  人は右利きと左利きの方が居られ,ボールを投げるにしても右投げと左投げではその距離が全く違います。これが人間です。身体の左右の構造も違いますし,能力も異なります。良くこの違いがあるのが気に食わない...と,「先生右ターンと同じように左ターンができないのですが...」と聞かれる方が居られます。でもこれは,できないことをむしろ悦ぶべきでしょう。
  話しが少しそれましたが,“Shyo”さんは多分右利きかな?ですからどちらかと言うと左ターンの時に,利き足の右足が“Do Ski”をやってしまうのです。でもこれは仕方の無いことです。
  確かに滑りをみると,左足外足...つまり右ターンの方が,より“Let Ski”的要素が多いようですネ !!!。

 

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☆ November  14  2008 Friday 快晴 (白馬 )
 またまた...今日も「快晴!!!」の白馬です。ここ数日...本当にクリアな秋晴れ!!!...が続いています。見慣れている「北アルプス」の山並みですが,いつもにも増して真っ青な空が気持ちイイです!!!。最高な気持ちです。 この晴天も,今夕から崩れそうです。今のうちに「洗濯」だぁー!!! ハッハハハ...(^ー^)
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日は「 Online Lesson Ⅲ」の四回目...“Mika”さんからいただいたコメントのご紹介です。では...。

☆★☆ Lesson 3-4     

“Online Lesson... '09 No.3-4 “Shyo”さん小回り

No.3-4 “Mika”さんからのコメント...

“Mika”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  【TOK】先生こんにちは。
    先生のご自宅から白馬三山、日ごとに雪化粧が美しくなり綺麗ですね。いよいよスキーシーズンといった感があります。

  “Mika”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます !!!(^I^)。 
  ここ数日の快晴で,少し雪の量は少なくなりましたが,今週末からは寒気が入るようなので,ひょっとするとスキー場への降雪も期待できますネ !!!。(*^^)v

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  Beforeは、
 ・軽快に滑っている。
 ・スキーを回しこむ・足を捻り込むという感じがする。
 ・ご本人では意識がないかもしれませんが、板を横にしてその反動でターンをしている。
 ・足裏の支点が、やや前で、足の前傾が強いように感じる。

  「軽快」...テンポはイイですネ !!!。ですがどこと無く無理があり,「回しこむ・捻り込む」...という運動が強いようにみえます。
  「
板を横にしてその反動でターン」...これはそのとおり!!!...だと思います。ご本人は雪の力で...と思っておられたかもしれませんが...。(-_-;)
  「
支点がやや前」...スキー板を横に振ろうとすると...つまり早く板を左右に移動させようとすると,どうしても“Do”的動きがでてしまい,支点も足先の方になってしまうのです...。(-_-;) その結果「ひざ下の△窓」が見える滑りになります。

  に比べて、Afterは…
 ・力がほどんど入っていない。


 ・とにかくニュートラルでの板の走りが凄く気持ちよさそう。斜めの直滑降のお手本のような滑りです。


 ・上半身の懐が深くなっていて、安心感があります。

  「力が入っていない」...本当にそうですネ !!!。落差,斜面移動の距離もはるかに長く,位置エネルギーを利用し,雪からの圧を効率よくターンに結び付けているのが判ります。
  「
ニュートラルでの板の走り」...これも特筆すべき事でしょう。しっかりたわんだスキー板がまるで「弓矢」の様に次の谷回り方向に出て行っています。でもそれに遅れることなく上体も付いてい行けてます。
  「
懐が深く」...そうそう!!! これも自然で素晴らしい!!!。Beforeでは腰を自分で押し曲げている...という感じですが,それがAfterでは下からの圧が重心方向に押し上げてくる力で自然に「曲げられてしまった...」という風に観えます。腰の付近の運動が自然か?それともどことなくぎこちないか...これで滑りの違いの見分けが付きますネ !!!。 !(^^)!(*^^)v

  とにかく、無駄な力がまったく使われていない、効率的で、伸びやかな滑りになられました。





















  意識は、切り替えでの「斜めの直滑降」を意識しているようにしか見えません。

  「無駄な力が使われていない」...そうなんです!!!。だから“美しく”見える。自分で操作する...ということ自体が「力を使う」という意識を内在しているのです。「力を使う」...ということは,「その力が外向きに作用する」...ということになり,外側への働きかけという“action”を起こすことになります。“action”があるところには必ず“reaction”があります。実は,この“reaction”がスキーヤーのバランスを崩す...ということになってしまうのです。ですから“意識”として,「力を使う」ということを極力避け,支点だけにはしっかり集中しながら,落下運動に「任せる」...ということが大事なのです。そうすれば,身体そのものが持っている潜在的的能力が,雪から来る圧の強さや方向,その変化に絶妙な反応を示すようになり,ホントに勝手に動いてくれるのです。もちろんこの場合は自分から仕掛けていませんから“reaction”は起きませんから安定して滑れるのです。
  多分“Shyo”さんも,「
伸びやかな滑り」をしようとは思って居なかったはずです。ですが,結果としてこの様な素晴らしい身体の動きが顕現した!!!...ということです。これこそが「身体の“マジック”」...そう思います。
  「
斜めの直滑降」は結果として出てきた現象だと私は思っています。何をイメージした結果か?。この時のキャンプ...2007/12/29の日記にも書いてありますが,「“オレンジ・ターン”の見直し」⇒「地球の引力に引かれる事の意味」⇒「オレンジジュースのOutとInイメージ(圧の方向の確認)」⇒「水上飛行機着陸,離陸イメージ(Level Image)」⇒「ジェット(ローラー)コースター」⇒「アイーンターン」⇒「じょうごハート」⇒「Sound of Music Turn」...と,実に多くのイメージを試してもらいました。ですからこのイメージで変わった!!!...ということは特定できません...。でもここのところはぜひ“Shyo”さんに聞いてみたいところですネ !!!。(^ー^)

 ②:“Mika”さんが思われたことは?

  どちらの滑りも良いと思いますが、Afterの滑り、ほんと激変しましたね。
  まず感じたのは、Beforeの滑りでは、Afterのあれだけモサモサの状態のバーンでは、失礼ながら滑ることは厳しいかと思います。板が雪の中に潜り込んでしまうので。

  Beforeでは、どちらかと言うと、滑るというより、止めてしまう(意識ではないかもしれませんが)ような場面があり、エネルギー効率から言っても、少々もったいない気がします。「エイッ・エイッ」という掛け声がしてきそうです。

  「激変」...まさにそうみえますネ !!!。本当に楽ゥーーな滑りに変身!!!です。 !(^^)!(*^^)v
  「
モサモサの状態」...前日湿気のある重めの雪が降り,そしてあくる日も雪...。視界が悪い上に粗踏み状態...ということで,本来なら気後れしてしまいそうな条件でした。でも,皆さん...OK !!!でした。(^ ^)(^I^)
  「
エイッ・エイッ」...よく小回りで見られるシーンですネ。身体がこわばってしまう!!!
  でも“Shyo”さんのAfterからは,それが感じられない。こねくり回し的な運動が姿を消し,雪と一体になっていて,安心してみていられます...というより,みていて気持ち良さが伝わって来ます。

  それに比べて、Afterでは見事に「滑っている、スキーしている」という感じがします。あと、おそらくAfterでは、雪面を見て滑っていないのではないでしょうか。あれだけ雪面状況が不安定ですが。「スーイ〜スーイ」と、エネルギー効率も良さそうです。 
  とにかく、新雪をすべりたいという気にさせてもらいました。


  最後に、Afterでは、フリートレインで滑って同じフレームに何人かのスキーヤーがいますが、同じ小回りでも、それぞれ違って見えてなかなか面白いですね。

  「雪面を見て滑っていない」...多分これは当ッたりィー!!!でしょう。足裏というか,身体全体で感じながら滑っているのだと思います。
  “ターン”している...というより“滑って”いる...と言ったほうが良さそうです。スキーの走り方が全然違います。
  「
新雪をすべりたいという気に」...この様な気持ちにさせてくれる滑り,これこそが“オーラある滑り”なのでしょうネ !!!。
  「
同じフレームに何人かのスキーヤーが...」...そうそう,一人づつ撮ると,この違いが分からないので,最近のキャンプレッスンでは,良くこの手法を使わせてもらってます。他人との比較でいろいろ面白い現象が観られます。後続の何人かの方々の滑りも,それぞれ個性があってオモシロイですネ !!!。これを見て勉強するのも良いことかもしれません。

 

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☆ November  15  2008 Saturday 晴れ (白馬 )
 今日は,このところの秋晴れ!!!...がまだ続いている感じで,ご覧のように「晴れ」の白馬です。今朝の気温は3℃くらいでした。
 この天気...今日午後から崩れ始め...ナント!!!20日,21日は  予報が!!! ...ということはこの11月の連休は自然雪の可能性も???...と少々飛躍気味の【TOK】でした!!!。ハッハハハ...(^ー^)
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  「 Online Lesson Ⅲ」の五回目...今日は“Y”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。

☆★☆ Lesson 3-5     

“Online Lesson... '09 No.3-5 “Shyo”さん小回り

No.3-5 “Y”さんからのコメント...

“Y”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  【TOK】先生、Yです。今回もよろしくお願いします。

  “Y”さん,こんにちは! 今回もコメントありがとうございます !!!(^I^)。 

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
 ②:“
Y”さんが思われたことは?

  Shyoさん、とてもお上手な方ですね。なぜなら、板のトップから雪面の抵抗を受けようと意識されているからです。誰が見ても上級者の滑りだと思います。ただbefore映像ではブーツの中の支点が前寄りなため、足首をあおるように使い、トップをターン内側へねじ込ませようとされているように思えます。その結果、板が山回りのところで走らずに所謂「つまった」エッジングになっています。映像からは足首から膝の前傾角がきつくなっていることからも想像できます。

  Before...「支点が前寄り」...私もこれが特徴的だと思います。どうして前寄りになってしまったか?...これは「ターンの急ぎ過ぎ」だと思います。ですから急いで「トップをターン内側へねじ込ませよう」...という感じがあります。
  「ターンしなきゃ,しなきゃ...」といった焦りが「
つまったエッジング」をもたらし,結果として,「膝の前傾角がきつく」なってしまうのです。「ひざを前に...」という意識は無いとは思うのですが,早く早く...という気持ちが「スキー板そのものを動かす」...といった“Do”的滑りをもたらしてしまうのです。小回りが苦手...と仰る方の大半がこの“せっかち病”をしている...そう思います。(^ー^)

  次にafter映像ですが、一言で申し上げて「驚愕の滑り」です。緩斜面(周囲のスキーヤーの様子から察して)でしかも小回りで、これだけの板の走りを表現できるのは、素晴らしいの一言です。アルペンの佐々木明選手が「ポールとポールの間は、エアーターンをしている」と言っていましたが、それに近い感覚かもしれません。躍動感、爽快感という言葉がピッタリです。

  「驚愕の滑り」...そう来ましたか!!!。ハッハハハ...(^ー^) そういう感じもします。たった二日で全く滑りが変わってしまいましたから...。
  「
緩斜面...しかも小回り...これだけの走り...これを表現できるのは素晴らしい」...そうなんです!!!。力を入れず,圧をもらうだけに徹しただけでこんなにスキーが走り,身体が生きいきして来るのです。
 「
佐々木明」...彼とは同じ「佐々木性」ですが親戚ではありません...。...^^ でも,言っていること「ポールとポールの間はエアーターン」...これは理解できます。自分で飛び上がっているわけではないのですが,山回りで蓄積されたエネルギーが谷回りに掛けて自然に開放するので,まるで“エアターン”のようになるのです。「躍動感、爽快感」が感じられ,まるで「私って“自由”よ!!!」...と“Shyo”さんが言っているように感じられます。

  before映像と比べても、足首の前傾角がきつくなく、かかと支点で雪面からの圧を受け止めておられます。










おそらく「サウンドオブミュージックターン」ではないでしょうか。山回り部分で、回り込んできた板と身体が近づいているように感じるからです。

  「前傾角がきつくなく」,「かかと支点」,「雪面からの圧を受け」...これらがAfter映像でみられる特徴的なことですが,これが「姿かたち・運動」を求めた結果では無い...ということなのです。もし,上に挙げた三つのポイントを意識して行なおうとしたら,身体がカチカチになってしまうことでしょう。でも,これらのポイントが自然に顕れてくる...。これが不思議なところなのです。私の指導経験を通して言えること,それは「“形”を求めず“イメージ”し,そのイメージがもたらしてくれるものを“プレゼント”として悦び味わう」...という姿勢があれば,どなたにでも“Shyo”さんのような滑りができるようになる....ということです。
  何度も話していますが,この映像は昨年の「年末キャンプ」の時のもので,非常に多くのイメージをやってもらいましたから,何がキッカケでこの様になったか???....じつは【TOK】にも良く分かりません。とにかく変わりました。ぜひ“Shyo”さんに,「何が貴方を変えたのですか?」....とお聞きしたいと思います。(^ ^)(^I^)

  フィーリングスキーには、初心者やシニアの方から、技術選やアルペンの選手まで様々なスキーヤーに共通する「何か」があるように感じます。枝葉末節の技術論で語ることの出来ない「何か」が。
























 今シーズンもフィーリングスキーでたくさんの経験をしたいと思います。

  「フィーリングスキーには、様々なスキーヤーに共通する“何か”がある」....わたし自身,このことを強く思っています。こんなことを言うと,「【TOK】がそんな,他人任せみたいなこと言ってどうする?」....とお叱りを受けるかもしれませんが,実は私も驚いている!!!....ということです。ここ数年の日本でのレッスンはもちろんですが,二年間の New Zealand でのスキー指導....これを通して,“フィーリングスキー”の不思議さを,私自身が強く思うようになった....ということです。多分他の方,どなたよりよりも....。“Y”さんが仰る,「枝葉末節の技術論で語ることの出来ない“何か”」....これがあることは確かだと思います。
  グッキーが常々言っていました。「スキーは“バランス”....」。この言葉の意味には,もちろん「運動としてバランスが取れていないといけない」....ということもあったと思います。ですが,それ以上に,この“balance”....辞書にもあるように,「調和,,落ち着き平静」という意味が込められていた....そう思います。つまり,自分だけが雪の自然と対峙し自分独りでスキーをしているのではなく,“感じる心”を持って,大自然と“調和し一体となる”こと,そこで癒しのエネルギーを感じ“落ち着いた気持ちになる”こと,それらを通して“平静を感じ,生きていることの幸せを思う”こと....という意味が....。
  これが実感できる“スキー”...これこそ “Feeling”を基軸としたスキーなのだと思います。

  「
フィーリングスキーでたくさんの経験」....ハイ!!! ぜひ経験なさってください。いろいろなイメージを膨らませ,そのイメージが何をもたらしてくれるのだろうか?....といった姿勢で雪の上に立てば,必ずや“Y”さんにとって素ッ晴らしい !!!....と思える“PRESENT”がもらえると思います。
  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 

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☆ November  16  2008 Sunday 小雨 (白馬 )
 今日は「小雨」の白馬です。天気予報どおりです。(^ ^) このスッキリしない天気,19日ごろまで続き,その後「雪」との予報が!!!。11/22〜24までの連休に,自然雪での滑走!!!....なんていうことが実現したら最高!!!ですネ !!!。欲張りかな? ハッハハハ...(^ー^)
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  「 Online Lesson Ⅲ」の六回目...今日は“KEI”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。

☆★☆ Lesson 3-6     

“Online Lesson... '09 No.3-6 “Shyo”さん小回り

No.3-6 “KEI”さんからのコメント...

“KEI”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  こんにちは。KEIです。
  キャンプレッスン日程も公表され、いよいよという感じですね。
  今日(11/8)の日記を読むと「教師日記が遅れ気味」とのことですが、On Line Lessonは本当に大変な作業だと思います。読者としては楽しみすが、頭が下がる思いでいます。
  早速ですが、私が感じるBeforeとAfterの違いについてコメントさせていただきます。

  “KEI”さん,こんにちは! 
  「
キャンプレッスン」....ハイ!!! 今シーズンも最善を尽くします!!! (*^^)v
  さすがに, Online Lesson と「教師日記」を二本立てで行なうには,時間が....。ということで,「教師日記」の中で Online Lesson をすることにさせて頂きました。でも Online Lesson ....「教師日記」に書き込みますが,それをOnline Lesson Ⅲに集約し,まとめてありますのでよろしく....。

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  Beforeの滑りは、自分の滑りを観ているような印象を受けました。A~~; 私の場合、もっと板が外に出ていたかも知れませんし、ストレートな表現で失礼を承知で言わせてもらうと....何となくセコセコ回っているという印象を受けます。
  それに対してAfterは、リラックスして、ゆったりとおおらかな滑りになっている印象を受けます。
  Beforeで、何となくセコセコ回っておられる印象を受けたのには。
  ①「腰の位置(高さ)を変えない」という意識がおありなのでは?と見受けられ、大腿部の動きが窮屈そうで、脚のストロークを生かし切れていない印象を受けます。脚のストロークをうまく使えなければ、雪面からの圧を吸収しきれない分、抜重動作が現れてしまいます。
  ②無意識の抜重動作と、無意識に板を速く回そうとされているためか?「“パッ”と返して、“ギュッ”ともらう」感じに見受けられます。その反動で、圧がターン後半に集中して板の動きも止まっています。


  「上から下へ(雪面に対して)圧をかける滑り」になっているように感じ、それが良いか、悪いかは別として、疲れる滑りじゃないかなと思います。
  KEIの経験談として受け取ってください。f^^;

  「自分の滑りを観ているよう」....“KEI”さん,他の人の滑りの映像を見ると,自分と同じ特徴が強調して観えるのです。このことをうまく利用すれば,「他人の振り見て我が振り直す」....ということが可能になります。(^ー^) これもビデオレッスンの良いところかもしれません。
  こうやって,BeforeとAfter....比べてみると本当にその違いが鮮明に判りますネ !!!。(*_*)

  「
腰の高さを変えないという意識」....結果的にそんな風にもみえます。ご本人はそこら辺の意識はどうだったのでしょうネ? 聞いてみたいですネ。
  確かに「
脚のストローク」....これが生かされず,「セコセコ」し,滑りが窮屈に感じます。

  私は“KEI”さんが仰る
の「無意識に板を速く回そう」....という意識が①の「大腿部の動きが窮屈」な滑りにつながったのではないか?....と思います。ですからモーションが「“ギュッ”,“パッ”....“ギュッ”“パッ”....」という動きになってしまい,「脚のストローク」を生かすどころではなかった....と。

  「
雪面に圧をかける滑り」....そうなってますネ。圧の方向が,重心⇒雪面....ということです。これでもモチロン滑れますが疲れますし,スキー板の性能を本体の意味で生かすこともできないでしょう....。 

  Afterの滑りはというと、腰の高さ云々の意識も薄れ、下から来る圧を素直に身体の中に受け入れようとされる意識が伺えます。
  Beforeと比較して、雪面コンタクトもスムースですし、新雪の滑りと相まって、ゆったりとおおらかで、気持ち良い滑りのように感じます。

  Shyoさんの映像を観て思ったことは。Before映像を観た瞬間、「この滑り方は・・・もしや。。。」という印象を受けました。「もしや」という意味は、“ベンディング”の解釈を、私と同じように勘違いされていたのではないか?ということです。
  つまり、「腰の位置(高さ)を絶対に変えないで滑る」これを最優先にすることが「“ベンディングターン”なのだ」と思われていたのではないかと感じたのです。腰の位置を変えないことを優先すると、「圧を貯めきれない」、「返しきれない」ことが多く、ターンリズムは必然と速くなり、「Do的要素」が現れやすいように思います。

  「下から来る圧を素直に身体の中に受け入れようと」....私はこれが彼女の滑りが変わった最大の理由だと思います。どんな“イメージ”が「素直に身体の中に受け入れようと」気持ちにさせたのか???....ということが最も大事ですが,いずれにしても「ゆったりとおおらかで、気持ち良い滑り」が実現しました。素ッ晴らしい !!!

  「
“ベンディング”の解釈」....おッ,そう来ましたか!!!。こう意識があったかどうか,これも“Shyo”さんに聞いてみたいポイントですが....。さて,どうでしょう?。私は「彼女の意識....この時点ではベンディング意識は無かった」と思います。
  “KEI”さんが仰るように,「
腰の高さを絶対に変えないことが“ベンディングターン”」....と思われている方が少なくありません。この様に考えてしまうと,先ず“腰の高さを変えない滑り”という「結果ありき」の滑りを求めてしまい,“must病”的な滑りをしてしまうのです。こういう状況では“雪とのコミュニケーション”などということは眼中に無く,がむしゃらに結果,結果....これを追い求めることになってしまいます。「Do的要素」の滑りになるのは当然です。果たして彼女も,“KEI”さんと同じことを思われて居たのでしょうか? 

 ②:“KEI”さんが思われたことは?

  それはそれとして、“サウンドオブミュージックターン”にしろ、“水上飛行機離発着イメージ”や“水鳥イメージ”にしろ、また“上戸ハートイメージ”にしろ、腰の位置(高さ)を決めようとせずに、且つ回そうと慌てずに、音源の遠近、波紋を立てない、水位の変化を感じることが大切ではないでしょうか。







  それらをイメージして「(落差を利用して)もらうぅ〜〜♪♪・・返すぅ〜♪♪」を意識すると滑りは必ず変わります。

  「腰の高さを決めようとせず」....そうです!!! 私がいつも強調しているように,「姿かたち・運動」は結果として顕れるもので,最初に結果ありき....では無い,ということです。結果は千変万化します。
  かの有名な“インゲマル・ステンマルク”は,「今日のこの雪は私が初めて体験する雪。これからスタートし新しい体験をするのだ!!!」....と言ったといいます。雪がこれまで経験したことの無い初めてのものですから,その結果顕れる結果も違って当然です。むしろ違わないといけないのです。こういう考えで“スキー”をすれば,最初から「姿かたち・運動」を決めてしまう滑りはオカシイ....ということになります。
  
  何が現れ出るか???....結果として顕現するもの....これを期待し,味わい楽しむ上でも“フィーリングスキー”的な「イメージ重視」の滑りは大切で約に立つのです。

  “KEI”さん,ありがとうございました!!!

 




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☆ November  17  2008 Monday 曇り (白馬 )

 今日は「曇り」....の筈でしたが,am11時ころ....「晴れ」てしまいました。(*^^)v
 朝は確かに曇っていたのですが,10時ころから青空が出始め,今は天空の2/10位を青空が占めています。(*^^)v なんか,儲けた気分です。こんなことで喜べる【TOK】は根アカですネ !!!。ハッハハハ...(^ー^)
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  「 Online Lesson Ⅲ」の七回目...今日は“Take”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。

☆★☆ Lesson 3-7     

“Online Lesson... '09 No.3-7 “Shyo”さん小回り

No.3-7 “Take”さんからのコメント...

“Take”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  【TOK】先生、こんばんは。Takeです。
    軽井沢のスキー場がオープンしたので滑ってきました!鹿沢のオープンが遅くなったので、混んでいるかと思いきや、リフトが2本動いているせいか、思っていたよりはリフト待ちが少ないようです。(10〜15分くらいかな?)でも、スキー&スノボー人口も、減っているのかも・・・。足慣らしがてら、先シーズンのチャクラターンをおさらいしているところです。コブが出来始めたバーンでも、ばっちりですね!
  さて、今回の映像も、じっくり見る事で、いろいろ探ってみます!

  “Take”さん,こんにちは! もう初滑り....終えられたのですネ??? 素晴らしい....。(^ ^)(^I^) 【TOK】はこの22日....“ASAMA2000”が初滑り予定です。
  「
チャクラターン....コブが出来始めたバーンでも、ばっちり!」....そうでしたか? それは良かったですネ !!!。 (*^^)v

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  ”帽子”も変わっていますが、それよりもシチュエーションが違いますね。Beforeは、曇りの日のようですが、Afterは大雪。しかし、そんなことをものともせずに、板がよく走っている!ブーツの色が違う気が一瞬したのですが、そうではなく、ブーツに新雪が貼り付いているのですね。



  これだけの雪が降るスキー場ですから、白馬のスキー場でしょう。黒いベストを着用されているようですから、47か五竜・・・47かな?ということは、BeforeとAfterは、同じキャンプの違う日でしょうか。

  “Take”さんが,先ず“Shyo”さんが滑っている環境....これを推し量ることから観られている。これは素晴らしいです。ほとんどの人は滑りそのものに目が行くのが普通です。でも,“Shyo”さんが,どの様なシチュエーションの中,どんな気持ちで滑り始めたか?....これに思いが行くことは,彼女の気持ちと“Take”さんの気持ちが同じになる効果を生みます。そして,より彼女の滑りの中に入って行き,その心の持ち様を同じように体験する....ということになるので,より深いイメージトレーニングができるわけです。
  「
47かな?」....当ッたりィーー!!! キャンプ初日と最終日で,どちらも“Hakuba 47”でした。(*^^)v

  BeforeとAfter、ビデオの撮り方も違いますね。Beforeでは、映像の中心に来るように人物を追っていますが、Afterはあまりカメラを左右に振っていません・・・。
  最初にこの映像を見たときには、Afterでずいぶん横方向の移動が多くなったように感じたのですが、撮り方の違いも考慮したほうがよさそうです。

  「ビデオの撮り方」....ハッハハハ...ここまで気が行かれましたか??? 素ッ晴らしい !!! そうですネ,意図したわけではありませんが,そうなりました。Beforeはお一人づつ撮影しました。Afterは小回りのフリートレーン滑走を撮ったものです。フリートレーンで何人かの映像を同時に撮る必要があり,結果的にカメラを左右に動かさない撮り方になりました。Beforeでもカメラを左右に動かさない意識はあったのですが,どうしても撮影しているスキーヤーに目が行き,フレームが左右に振れてしまいました。でもこの映像....滑りを惑わせるほどにはひどくないと思いますが....(-_-;)

  「Before」....
  リズムよく、左右のターンも違和感なくきれいなすべりですね。脚のひねりがきいた、お手本のような小回りです。上級者として、人目を引くすべりかとおもいます。腰を上下させるときに板を回しこんで、谷まわりから山まわりにかけてテールをずらしています。ここでブレーキがかかるので、また腰を浮かせて切り替えて・・・。板のエッジが立っていて、サイドカーブを利用したターンですね。脚が斜めになるので、足元に若干三角窓が出ています。ストックをつくことで、ターンのリズムを取っているようです。雪質のいい、きれいに整地されたバーンなら、気持ちよく滑ることが出来るターンだと思います。

  Beforeの特徴を....「腰を上下」,「テールをずらし」,「エッジが立って」,「三角窓が出て」,「整地バーンなら気持ちよく」....という風に観られました。皆,的を得たポイントだと思います。
  「
脚のひねりがきいた、お手本のような小回り」....と書かれているとおり,これで別段何も言うことはありません。ご本人が,「これでOK !!!」....ということであれば,この技術で楽しむこともできますし,わざわざお金を掛けてレッスンを受けられる必要もありません。ですが“Shyo”さんのお気持ちの中にどこかしっくり来ない部分があった。その部分を明らかにし,もう少し違った滑りをしてみたい....というお気持ちがあったのでキャンプに参加された....ということでしょう。大事なことは自分自身のために“スキー”をする....ということです。自分がこれで良し!!!....と思えばそれでOK !!!なのです。「シックリ来ないからレッスンを受ける!!!」....という明確な意思があってこそ,乾いた砂に水が沁み込むように,次の飛躍が期待でき,新しい経験ができる....ということなのです。レッスンを受けられる時の大事なポイントですネ !!!。
  そして“Shyo”さん....その結果や如何に???!!!

  「After」....
  撮影の違いを考えても、Beforeより切り替えのときに板がよく走り、左右にすっ飛んでいますね。これだけ板が走れば、相当気持ちいいでしょう!板がたわんで、テールのずれが少なくなっています。このたわみを生かして、板がよく走っています!腰を上下させる動きが柔らかく自然になっていますね!板のエッジはあまり立っておらず、面を利用したすべりですね。板がずれないので、安定したターンになっています。ブレーキをかけないすべりで、板が走っているのでスピードが出ています。ストックはついているものの、腕の動きは柔らかくなっています。(リズムはつぶやくことでとっているのかな。)

  「撮影の違い」....これも確かにありますが,Afterはフリートレーンなので,他の人との動きの違いが一層際立ちます。他の人が右に進んでいる時“Shyo”さんが左に行けば,走りの感じはより強調されて見えるので,これに惑わされないように観る事が大事です。しかし,このことを勘案しても,確かに“Shyo”さんの滑りは走っています。
  「
板がたわんで」....そうそう,このたわんでいる時間がBeforeとAfterでは全然違いますネ !!!。スロー画像で見るとよく判りますが...2倍〜3倍近くAfterが長い。これはチェック的に瞬間的な圧を求めていない証拠です。つまり斜面移動で雪からの圧をもらい続けている....ということです。
  「
腰を上下させる動きが柔らかく」,「ブレーキをかけないすべり」,「腕の動きは柔らかく」....これらは全て“身体のリラックス”から来ていると思います。では,どうしてこの様な“リラックス”が可能になったのでしょうか?その要因,“Cause”が分かれば皆さんもご自分の滑りを自分自身で変えて行くことができます!!! 「つぶやく」....これもそのひとつです!!! 

  Beforeに比べ、かかと支点が出来ていて、すねが前後していません。フロントスポイラーは、”あり”かな?イメージは、“水上飛行機離発着ターン”でしょうか。これだけの大雪で、板も操作しにくそうな状況ですが、Beforeよりも楽しそうであり気持ちよさそうでもあります!
  Beforeのすべりで、このシチュエーションで滑ったら、すぐ疲れが出てしまうのではないでしょうか。でも、Afterのすべりなら、いくらでも滑りたくなるかも!

  「かかと支点が出来て」....そうそう,結果としてですが“かかと支点”が顕れています。「フロントスポイラー」....ご本人が使われていたかどうか???....【TOK】には定かではありませんが,このBeforeとAfterの間に「フロントスポイラー」のアドバイスはしてないし,「Beforeは無し,Afterは有り....だった」,という記憶もありません。(-_-;)
  前述の“リラックス”が可能になった要因....それは“Take”さんが仰るように,「“イメージ”すること」なのです。このキャンプでは数多くのイメージをお話ししたので,そのどれが彼女にインパクトを与えたか???....これは定かではありません。ぜひ“Shyo”さんからお聞きしたいと思います。“Shyo”さん....ヨ・ロ・シ・ク・...(^ ^)
  結果として,「
いくらでも滑りたくなる」....そんな滑りに変わられました。ホント....何度も言いますが,みていても気持ちがいいですネ!!!。

 ②:“Take”さんが思われたことは?

  フィーリングスキーを教わり始めてから、”板をたわませて走らせる”、ということがわかるようになってきました。それまでは、”板をたわませるために、板を踏みなさい”といわれていたのです。板を踏むって・・・??力いっぱい加重すればいいのだろうか???そんな難しいこと、できない・・・。それが出来れば上級者になれるのかな。。。LETスキーではそうではなくて、板の前後差を利用して、かかと支点で滑れば、板が自動的にまわってきて、板がたわみ、切り替えのときにそのたわみを開放すれば板が走る!

  「板をたわませ走らせる」....言葉尻を捉えるわけではありませんが,正確に言うと,「板が(勝手に)たわんで走ってしまう」....が適切だと思います。「たわませ」だと,たわませようする運動を自分から起こす....という感覚になりがちですし,また「走らせる」だと,運動として走らせる行動を自らとる....ということになりかねません。でも,これは自分で行なうわけではなく,重力に引かれて斜面移動していけば自然勝手に「板がたわんでしまう」のです,そしてその結果「走りが自然発生的に起こる」のです。
  注目して欲しいのは,この“走り”....角付けの切り替えの時に開放されてスキーが矢の様に次の谷回り方向に走っているだけでなく,ターン中盤から後半の山回りに掛けても「走っている」....ということです。本来ならこの局面ではエッジングが強くなり,スピードが抑えられるのですが,“Shyo”さんはたわみをキープさせるように乗り続けていますので,不必要な角付けが起こらず,この局面でもスキーが走っています。圧をゆっくりと吸収しようとすることも効いてはいますが....。つまりAfterの滑りはターン山回りでも谷回りでも走りがある!!!....ということなのです。素ッ晴らしい !!! !(^^)!(*^^)v
  瞬間的なたわみ....これを作るのなら「
力いっぱい加重すればいい」のですが,これでは“Do Ski”で,Beforeの滑りになってしまいます。(-_-;)
  “Take”さんが仰る様に,「
支点」をしっかり意識し,斜面移動して行けば「板が自動的にまわってきて、板がたわみ、切り替えのときにそのたわみを開放すれば板が走る!」....ということになるのです。

  小回りでこれが出来るようになったときには、うれしくて、楽しくて、ぴょんぴょん走らせて遊んでいました。

  「たわみを開放すれば板が走る!」そして,「これが出来るようになり、うれしく楽しく、ぴょんぴょん走らせて」....ということですが,これが「小回り」の楽しみのひとつなのは確かですが注意が必要です。....というのは,これをあまりやり過ぎると,「開放すること」に重きが行き,たわみをしっかりできるように乗り続けることがおろそかになりがちだからです。あくまでも“Let”的に雪のエネルギーをもらってそれが身体に蓄積されたから開放ができる....ということを忘れてはいけません。

  しかし、板を取り替えてみると、板によってこの走り具合が違うことがわかってきました。フィーリングスキー習い初めの頃は、再度カーブきつめの中級者用のモデルをはいていました。柔らかくてターンがしやすいのですが、板をたわませてもフレックスが弱く、ばねが利いていなくて板が走りにくい。レッスン中に【TOK】先生からお借りした上級者向けの板は、サイドカーブはほぼ同じだったと思いますが、フレックスが硬く、「こんなに硬い板で滑れるのだろうか」。しかし、この板で、板が走る、という感覚がわかり、板を買い換えることにしました。買い換えた板は、フレックスの加減がよく、雪質のいい平らなバーンで、板のたわみを利用してぴょんぴょん、滑っていました。この頃、友人の同じメーカーの板を借りてはいてみたところ、ぴょんぴょんはねすぎるのです。コブなどでは、コントロールがきかず、怖い思いをしました。板による違いを思い知ったのです。その後に購入した板は、セミファットタイプのサイドカーブが緩めのものです。この板は、前の板よりはぴょんぴょんせず、落ち着いた小回りが出来るようになりました・・・。板を走らせる、といっても、あまり走りすぎても次の谷回りのはじめにコントロールがしにくくなるような気がしています。今は、安定して滑ることが出来て、なおかつ板が気持ちよく走る滑り方を探っているところです。







  ”Shyo”さんのAfterの滑りぐらいなら、大丈夫そうですが、これ以上走ってしまうと、やや走りすぎになってしまいそうです。

  「フレックスが硬いスキー」....ということを書かれていますが,実は「硬いから走る」....というわけではありません。その時の雪質,斜度などと相まって走りが決まるからです。「たわみ方」と「開放」がバランスが取れて初めて気持ちよく滑れますから,「開放」だけに重きを置かない方がいいでしょう。そういう意味で「硬いから良い」....というものではない,ということをお忘れなく....。
  私のスキーテスタートしての経験から言わせてもらえば,「感度と反応の良い,しなやかなスキー」....これがイチバンだと思います。「柔らかくてもしなやかさの無いスキー」もありますし,「硬くてもしなやかなスキー」もあるのです。
  小回りをする時,皆さんはもうお分りだと思いますが,サイドカーブ,Rの大きさ....これをあまり神経質に考える必要はありません。“Let Ski”的に小回りができるようになれば,Rが大きくても小回りはできます。角付けだけで小回りをするわけではないからです。もちろんRが小さければやり易いことは確かですが....。
  「
走りすぎて谷回りがコントロールがしにくくなる」....というのは,身体が付いて行っていないからです。つまりいつの間にか「ぴょんぴょん」を過度に求めるようになり,ターン中盤から山回りに掛けてゆっくり圧を貯め込むべきなのに,瞬間的な蓄積になってしまったからです。「あくまで重力に引かれ,斜面移動で圧を身体に貯め込んでそれを角付けの切り替えから谷回りで開放する」....という意識を持てば,身体が遅れることは決してありません。どんなにスキー板が走ろうと,それに付いて行ける筈です。もしこの「走り」がバランスを乱すことになっているのだとしたら,それは“Let Ski”がいつの間にか“Do Ski”に変わってしまっていた....ということです。
  “Take”さん....そういうことで,私は「
走りすぎ」という現象は“Let Ski”をやられているのだとしたら,気にすることは無い....そう思っています。
    最後に「走る」ということに付いて,少々辛口....になってしまいましたが,非常に大事なことに気付かせていただきました。御礼申し上げます!!!。 ありがとうございました。(^ ^)(^I^)

 



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☆ November  18  2008 Tuesday 曇り (白馬 )

 今日は「曇り」の白馬です。
 この写真でも分かりますが,今朝,兎平....少し雪が積もっていました。そして10時過ぎ,寒くなって少しだけ見えていた淡い青空も姿を消し,山は完全な降雪モードになって来ました。
 天気予報によると....今夕から21日までマークです。いよいよ季節到来!!!ですゾ!!!
 シーハイル !!! Schi Heil !!!
     -------------☆★☆-----------
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v
 I am sure you have a nice day !!!

  「 Online Lesson Ⅲ」の八回目...今日は“masu”さんからいただいたコメントです。では...どうぞ!!!。

☆★☆ Lesson 3-8   
  

“Online Lesson... '09 No.3-8 “Shyo”さん小回り

No.3-8 “masu”さんからのコメント...

“masu”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  こんにちは!“masu”です。2月のキャンプではお世話になりました。私の感想を送らせて頂きます。宜しくお願いします。

  “masu”さん,こんにちは! コメント e-mail ありがとうございます !!! (^I^) コチラこそよろしくお願いいたします。(^ ^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?
 
②:“masu”さんが思われたことは?

  まず、beforeですが、「上体に力が入っている」、「曲がれ〜って念じてすべっている」、「拇指球が支点で踵を外に押出している」、「肩に力が入っているので、シーズン初め?」と感じました。

  「上体に力が」....そうですネ !!!。滑りそのものが力が入っているように感じます。
  「
曲がれ〜って念じて」....ハッハハハ...(^ー^) そう感じられましたか? 私にはそこまで感じませんでしたが....。そう思ってみてみるとそんな風にも観えますネ !!!。
  「
拇指球が支点」....これはそうなってますね。どうしてこうなったんでしょうか?....ネ???。
  「
肩に力が」....どことなく窮屈そうに見えます。身体に柔軟性が無い,というか,自由さがみえません。12月下旬でしたから,シーズン初め....といえばそうかな? でも“Shyo”さん....このキャンプ以前に数回は滑っていると思うのですが....。(^ー^)

  で、afterですが、「踵支点になっている」、「板が回るのを待つ余裕が感じられる」、「肩の力が抜けて楽に滑っている」、「楽しんでいる」って感じました。

  改めてfeelingの素晴らしさを感じました!

  “masu”さんが感じられた,「踵支点」,「板が回るのを待つ余裕」,「肩の力が抜けて楽に」,「楽しんでいる」....これらは全て,イメージを持って滑った結果だと私は思っています。
  「
feelingの素晴らしさ」....こういうと自画自賛のようでオカシイですが,本当です!!!。“ Feeling Ski ”....これって凄ッごい!!!....そう思っています。
  実は,私が日ごろ述べている事がら....そのほとんどは“Something Great”が,「【TOK】の身体を通して皆さんに伝えなさい...」.と言っている言葉です!!!。皆さんへのコメントを書こうとしているとき,頭に答えが閃き,指がキーボードの上を流れ始めるのです。時々ミススペルをしますが....ハッハハハ...(^ー^)。変なことを言う....と思われるかもしれませんが,【TOK】の実力はたいしたことがありません。でも,「どうしてああいう言い回しができたんだろう?」,「どうしてああいう良いアドバイスができたんだろう?」,「どうしてあのレッスンであんなタイムリーなシチュエーションができたんだろう?」....という様なことが一杯,私の身の回りに起こっているのです。誠に不思議といえば不思議....です。(*_*)
  【TOK】が自分で考え,思ったこと....では無いのですから, Feeling Ski の素晴らしさ....「自画自賛」ではありません....ネ???!!!


【特別解説】
  今日のコメントで....BeforeとAfterで“masu”さんが感じられたこと,その要因となったこと....それはなんなんでしょう?
  “masu”さんから良い問題指摘をいただきましたので,今日はこれを『特別枠』で少し考えてみたいと思います。

  Beforeで,「力が入り窮屈な滑り」になっている原因....それは,「“こうやろう!!!”....という意識」だと私は思っています。つまり「やる」,「行動する」,「作る」....という願望が先立っている....ということです。雪の条件を無視し,それがどうであろうと,それに関係なく「こうするんだ!!!」,「こうしなければ!!!」....という自分の意識だと思います。言葉を替えると“エゴ”を前面に出した滑り....と言うこともできるかもしれません。
  「“こうやろう!!!”....という意識」の中には,あらかじめ結果を想定した滑りがあり,それを導き出そうとする気持ちが前面に出てきてします。ですから自分で「やっちゃう」のです。言葉は悪いですが“Shyo”さんのBeforeの滑りは見事に“エゴ”的な「やっちゃう滑り」です。(-_-;) この「やっちゃう滑り」こそが“Do Ski”なのです。スキーレーサーやモーグル競技のように「勝敗を競う」という風に“スキー”を考えた時はまたその視点が違うと思いますが,私達が目指している「生涯スポーツとしての“スキー”」という観点からは,この“Do Ski”はできるだけ避けたい要素です。

  実は,このことを考える良い機会を New Zealand でいただきました。日本での私のレッスンもそうですが,特に New Zealand では「姿かたち・運動」のことは一切言いませんでした。“イメージ”だけ....これに専念してもらうことだけでした。ところが,このことが多くのスキーヤーに受け入れられたのです。イメージを思い浮かべることに集中すると,その結果として,思わぬ効果というか,信じられない滑りが顕現するようになったのです。「こうやろう!!!」....という意識,“エゴ”を完全に捨て,「新しく現れいずるモノ」....これを期待して滑ってもらった結果です。つまり,こうすればこうなるはずだ....という様な,あらかじめ結果を想定した滑りを捨て,「自分がイメージしたことから,どんな新しい体験が生まれて来るんだろうか?」....という期待感を持ってスキーをするということです。すると思わぬプレゼントが受けられるのです。“Shyo”さんもこのプレゼント....受け取られたようですネ !!!。 !(^^)!(*^^)v

  スキーは自分の身体だけではできません。用具があり,雪があり,斜面があってはじめてできるスポーツです。いくら自分がこうしたい!!!....と思っても,様々な状況がそれを阻んでしまいます。自分一人だけの思惑だけでは滑り切ることはできません。自分以外の諸々に心が行くようになって初めて充足感のある“スキー”が経験できる....そう思います。これこそが“Let Ski”なのです。自分の“個性”を捨てるということではありません。むしろ「“エゴ”を捨て“個”を大切にする」....ということです。“エゴ”を捨てた時,そして大自然の中に自分の身を任せたとき,自分の身体が生まれながらにして持っていた“潜在的能力”が開花し,自分では想像すらできなかった新しい“スキー”の世界を知ることになるのです。

  “スキー”は素ッ晴らしい !!!  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 

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☆ November  19  2008 Wednesday 小雪(野麦 ) 雪(白馬)

  今日は「野麦峠」からのupdateです。
 野麦峠....昨夜から少し雪模様で,「ヒュッテ不思議童子」の周りは白くなりました。
  白馬も積もったようですネ!!!....。21日までマークです。いよいよ季節到来!!!ですゾ!!!
 シーハイル !!! Schi Heil !!!
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  昨日午後、仕事で「野麦峠」に来ました。ご想像通り、雪です!!!。標高1400mの「不思議童子」さんの周りはそれほどでもありませんが、5〜10センチほど積雪でしょうか?
  今日の Online Lesson ....ですが,出張のため皆さんからいただいたコメント集....データを白馬に置いて来てしまいました。そのためここ野麦峠からupdateできません。今日白馬に戻り次第、updateしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
  さて、昨日は野麦峠のスキー場関係者の方といろいろお話しさせていただきました。まだ確定でないことも多く、ここでハッキリこうです!!....とはお伝えできないこともありますが、概ねいい状況で「FSS野麦校」Openできそうです。そして“Feeling Ski”の素晴らしさを皆さんにお伝えできる環境が整いつつある....そう感じています。野麦の新しい情報、詳しい情報は“FSS Nomugi”でご確認をお願いいたします。いろいろ新しいレッスンスタイルでの展開を考えております。
  皆さんからも,「こういうレッスンを....」,「ああしたら?こうしたら?....」というご意見,ぜひお寄せいただきたいと思います。
  
  では野麦からひとまず,お別れです。 Have a nice day !!!

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  「 Online Lesson Ⅲ」の九回目...今日は“Yod”さんからコメントをご紹介します。では...拝見しましょう!!!。

☆★☆ Lesson 3-9   
  

“Online Lesson... '09 No.3-9 “Shyo”さん小回り

No.3-9 “Yod”さんからのコメント...

“Yod”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  【TOK】先生、こんにちは。Yodです。
  “Online Lesson '09-No,1”では、ありがとうございました。皆様の貴重なご意見により、初めて自分の滑りについて、見つめ直す機会をあたえていただきました。私にとって、本当に大切な糧となりました。
  今回は、Online Lessonへのお返しのつもりで、度胸を決めてコメントに挑戦します。

  “Yod”さん,こんにちは! 今回はコメント e-mail ありがとうございます !!! (^I^) 「自分の滑りについて、見つめ直す機会」....と仰っていただければ,私も嬉しいです!!!。(*^^)v
  他人の滑りをじっくり観る....これも本当に良い勉強になります。コチラこそよろしくお願いいたします。

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  Before....
  とても、お上手で丁寧に滑っていらっしゃると思います。ただ、きれいなターン弧を描こうというお気持ちからか、山回りで、「ギュッ、ギュッ」という感じで、板を無理に回そうとして、エッジが立ちすぎてしまい、からだが、板から取り残されてしまった。落差もないように見えます。

  「描こうというお気持ちから」....昨日も書いたように,この「何々しよう....」とする気持ちなんですネ !!!。悪さをするのは....。
  「
山回りで、ギュッ、ギュッ....」と泣いているようですね。本当に仰るとおりです。「雪さん可愛そう....(-_-;)」
  「
板を無理に回そうと」....他のスポーツでは,用具を動かす....というのが多いのですが,“スキー”の場合はそうしない方がむしろうまく行くのです....摩訶不思議ですネ???。
  その結果,「
からだが板から取り残されて」....しまっています。スキーと身体が別々に動いていて一体感がありませんネ?。「スキーはスキー,私は私ヨ !!!....ホントにまだるっこいわネェー!!!。もう少しきびきび動いてくれないかしら!!!」....とイライラ焦っている様にさえ感じます。言い過ぎかな? ハッハハハ...ゴメン。

  After....
  映像を見ていて、Shyoさんのお姿が画面から迫ってくるように見えます!!踵支点で、山回り部分でもソフトに圧を吸収して、スムーズで流れるように板と一体となって滑っていらっしゃいます。落差、スピードもあり、Shyoさんの滑りが大きく見えます。板を回そうという感じはすっかり無くなっています。

  ところが!!!....Afterは一変!!!ですネ !!!。 !(^^)!(*^^)v
  「
姿が画面から迫ってくる」....小回りでもどんどん迫って来ますネ !!!。でも安心して見ていられる。これなら,カメラマン....逃げる準備をしなくてもOK !!! (^ー^)
  「
山回り部分でもソフトに圧を吸収」....来るのを来るだけ素直に吸収,というか,懐に貯め込んでいますから,スキートップが滑りを滞らせることも無く,良い感じで回り込んで来てくれています。
  「
板と一体となって滑って」....そうそう,この一体感なんですヨ !!!....ね。ひとつのスキーのオモシロいところは....。
  「
スピードもあり、Shyoさんの滑りが大きく」....無理の無い躍動感がある運動は「大きく」見えます。かつての宮○正樹君の滑りがそうでしたネ !!!。身体はそれほど大きくなくても,本当に大きく見えました!!!。ところで,彼....元気にしてるかな???
  「
板を回そうという感じはすっかり無く」....よく New Zealand で話しました....“Ski down just like stream”と。皆さん分かってくれました。つまり「水が小川を流れるがごとく....」,その地形や岩に逆らわず,とうとうと流れ下る気持ちを大事に....ということです。この様な「任せる」気持ちがあると,芸術的とも言える“滑り”の新傑作が生まれるのですネ !!!。そしてその様な自分に,自分自身でビックリすることに....!!!。

 ②:“Yod”さんが思われたことは?

  思ったこと....
  Beforeでは、天気もよく、斜面も圧雪してありとても滑りやすい。Afterでは、視界も悪く、斜面には雪が積もり、とても滑りにくい。にも関わらず、板が雪に張り付いているようにどっしり安定して滑れるのは【TOK】先生直伝の “Let Ski”そのものですね!

  「視界も悪く....滑りにくいにも関わらず」....そのとおりです!!!。二重三重に滑りづらい環境だったにも関わらず“Shyo”さんの滑りは実に活きいきしています。コセコセしておらず自由があり,「板が雪に張り付いているよう」でもあり,また「どっしり安定して」います。
  私も掛け値無く「
“Let Ski”そのもの」....の,なせる業だと思っています。「姿かたち・運動」をひとつづつ修正していくレッスン方法ではこうなるまでにどの位時間が必要でしょうか?....というより,多分その様な方法では一生掛かってもこの様な滑りは顕現しないと思います。

  この状況でのBeforeの滑りでは、太ももはパンパン、足元はとられるは、とても疲れるスキーになったと思います。こんな悪条件の中、颯爽と自然体で滑っていたShyoさんの足裏には、この時、雪から発信する情報をキャッチする、耳があり、目があり、口があり、鼻があったのでしょうね?!
  きっと、雪と仲良くお話しながら楽しく滑られたこと間違いなしです!!

  “Yod”さんが仰るように,この様な斜面でBefore的に滑ったら間違いなく「とても疲れるスキー」でしたでしょう。
  でも,Afterは違いました....。「
悪条件の中を颯爽と自然体で滑って」おられます。みていて気持ちがイイです。窮屈感が無く,雪の大自然に溶け込んでいる様に観えるからです。これを称して“オーラ”が観える滑り....と私は表現しています。 !(^^)!(*^^)v
  「
足裏には、耳があり、目があり、口があり、鼻があった」....五感の内,四つですネ !!!。あとひとつ....触覚はどこへ??? そういえば....触覚はどこで感じるんでしょう?身体全体かな? 足の場合は足尾の皮膚かな?....ということで調べたら....やっぱり触覚は皮膚感覚だそうです。ですから足の感性を良くすることが大事ですネ !!!。
  「
雪と仲良くお話ししながら楽しく」滑っているようにも観えます。“Shyo”さんの身体も喜んでるし,雪も嬉しがってる....そんな風に思えるから不思議です。

  “Yod”さん,ありがとう!!!
  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 


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☆ November  20  2008 Thursday 小雪(白馬)

 今日の白馬....ご覧のように雪が積もりました!!! 天気は「小雪」です。この積雪....小谷で30センチほど,白馬で25センチほど....野沢が5センチ....と北アルプス北部に集中的に降ったようです。
 情報によると....明日21日から“五竜とおみ”がOpen!!!....ということです。天然雪でのOpenですから最高かもしれませんネ !!!。(*^^)v  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
   「 Online Lesson Ⅲ」の九回目...今日は“Michi”さんからいただいたコメントをご紹介します。では...拝見しましょう!!!。


☆★☆ Lesson 3-10   
  

“Online Lesson... '09 No.3-10 “Shyo”さん小回り

No.3-10 “Michi”さんからのコメント...

“Michi”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOK先生 今年のオンラインレッスンは楽しみながら見られるようになりました。“Michi”です。

  “Michi”さん,こんにちは! これまでは,“micchan”というネームでしたが,今回お名前をリニューアルされてのご登場ですネ !!!。 ありがとうございます !!! (^I^) 拝見するのが楽しみです!!!。(^ ^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  Beforeについて....
  私にはウエーデルンのように見えるのですが。テールが左右に大きく振れているにもかかわらず、頭の位置は左右に振れることが少なく、センターライン近くをまっすぐに滑り降りています。また、スキー板の向きは山周り後半にフォールラインにほぼ直角になり、その分下半身は板の向きに対して90度近くひねられています。このとき短時間ですが、エッジもきつく立っているように見えました。
  







  身伸抜重に伴う頭の上下動は素早く、この反動を回転力に使われているのでしょうか。

  そうそう,以前は「ウエーデルン」という名前で小回りのことを呼んでました。ただあの頃は円弧を描く....という意味合いにはあまりこだわっておらず,とにかく横幅を狭い状態で滑り降りること,とスピードコントロールをする....ということが「ウエーデルン」の大きな目的でした。ですから「テールが左右に大きく振れ」,「センター(フォール)ライン近くをまっすぐに」,....という様な滑りが求められ,「下半身は板の向きに対して90度近くひねられ」,「短時間で、エッジもきつく立てて」滑ることが多かったのです。
  その様な目でみてみると,.「ナルホド!!!」....“Michi”さんが仰るように,流暢な「
ウエーデルン!!!」にも観えますネ !!!。山回りで,スキー板を止める動作はその頃のウエデルンとは違って板を前に走らせて居ますので,最高級なウエデルン!!!....といった感じです。イヤァー!!!....“Michi”さん,そう云われて“Shyo”さんのBeforeを拝見すると,見事なウエデルン滑りですネ !!!。(*_*)
  「
ウエーデルン」では,チェック的に運動をするのが求められましたから,「身伸抜重」が基本でした。そのため「反動を回転力に使う」....という意識が強かったのです。そう云われてみると,多くの方の「小回り」....この「ウエーデルン」的滑り,これが影を落とし,影響を与え続けているのかも知れませんネ !!!。

  十分に滑り込んでおられる方なのか、映像を見る限り無理は感じられませんが、反射神経がにぶく、脚力が無いものには破綻まちがいなしでは無いでしょうか。特に、After のように ブカブカ雪のオフピステでは このような小回りを連続して続けることは難しいと思います。

  でも....“Michi”さんが仰るとおり,この様な「ウエーデルン」的な滑り....「反射神経がにぶく、脚力が無いものには破綻まちがいなし」....なのです。そして,「ブカブカ雪のオフピステ」では,「疲れてしまって,もうスキー....したくなぁーーい....」という風になってしまうのです。

  Afterについて....
  板そのものが描く半径の大きさは before とあまり違わないと思いましたが、テールはほとんど左右に振れていません。体もほとんど振れていません。体全体が終始、しっかり板に乗っているので回転しているように見えません。板に対するひねりもほとんど見られません。。頭の上下動はbeforeと同じぐらいに上下しているのですが、それが分からないぐらい滑らかな動きですね。

  After,.「テールはほとんど左右に振れていません」....そうなんです!!!。テールが振れないのにどうして同じ回転半径でターンできるの???....と不思議に思われるところです。さらに,「体もほとんど振れていません」,「ひねりもほとんど見られません」,「滑らかな動き」です。どうして???。どうすればこんな風に小回りができるの???....。このポイントが見つけられるかどうか???....。これが鍵なのですが....???!!!。

 ②:“Michi”さんが思われたことは?

  何よりも大きな違いは谷周りのはじめにかがと付近に体重をかけてぎゅーんと板を走らせていることです。まるで競艇のスタート時にボートの舳先を上げ、艫を水中を切り込むようにして加速するときの様子に似ています。

  「かがと付近に体重をかけて」....そうです!!! “Michi”さん,正解!!!です。「体重をかけて」....という表現はチョッと誤解を与えてしまいますが,この様なAfterの滑りが表れた鍵....それは“かかと支点”だったのです!!!。
  “Michi”さんも気付いておられるように,「
競艇のスタート時にボートの舳先を上げ」....ということ,つまり“かかと”が支点となって,モーターボートの舳先が回り込んで来るように,スキー板のトップ部分が内側に入り込んで来ること....これがポイントだったのです。まさにウエデルンとの違いはそこに有ったのです。テールが外に出て行くのが「ウエデルン」,トップが内側に入り込んで来るのが「小回り」....ということです。

  小回りの回転はどうしておられるのでしょう。きっとエアーポートも着水池も眼中に無いように見えます。これまでよく話しに出てきた「板と雪が勝手に回してくれている」のでしょうか?。

  「回転はどうして」???....と仰っておられますが,そう!!!....「板と雪が勝手に回してくれている」のです。自分では回していません!!!。ウエデルンを長く経験されてきた人たちには「エェーーッ!!!???....そんなことができるの???」....と思われるかもしれませんが,事実そうなんです!!!。
  じゃ何が回してくれているの?....ということになります。それは「
位置エネルギー」です。モノが上から下に落ちる....という引力の力に引かれる....ということです。そこの中心が“かかと”....ということです。すると「雪の力が板に力を与えてくれ,スキー板の性能が生きて回転してしまう」....のです。「母なる地球の力」が回してくれる....という風にも言えます。 !(^^)!(*^^)v ですから,ご自分で回さなくていいのです。だから,本当にラクチンですヨ !!! (*^^)v

  トレーニングのイメージは、私も習った「モーターボートが水の流れに乗っていく」イメージに近いと思いました。

 質問ですが、小回りに「ゲロゲロターン」というのがありますが、この滑りとbeforeの滑りはまた、かなり差があるものなのでしょうか。

  この時のイメージ....「モーターボート」かな?....と“Michi”さんは仰っておられますが,定かではありません。“Shyo”さんにお聞きしたい点です。“Shyo”さん....ヨ・ロ・シ・ク・...ネ?! (^ ^)
  「
ゲロゲロターンとbeforeの滑りの差」....ということですが,結果的には同じことを狙っています。簡単に言えば「外向傾」を意識する....ということです。本来ならばゲロゲロを意識しなくてもこれが自然にできれば良いのですが,“Do Ski”的に,自分から回してしまう人の中には,この「外向傾」ができにくい人が多いのです。その方々のための特別プログラムが“ゲロゲロターン”です。(^ー^)
  でも最近はこれはあまりやっていません。その理由は,“愛のターン”や“Sound of Music Turn”の方が言葉もきれいですし,楽にイメージが沸くからです。(^ ^)(^I^) モチロン“かかと支点”も顕現します。

  今回は“Michi”さんのご指摘で久しぶりに小回りと上デルン....これを考えてみる良い機会を与えていただきました。ありがとうございました!!!。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 



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☆ November  21  2008 Friday 曇り(白馬)

 今日は昨日までの「雪」も止み,「曇り」の白馬です。今朝の気温....マイナス5度くらいでした。もう....真冬です。(^ ^)(^I^)
 さて,今日から“五竜とおみ”と“Hakuba 47”がOpenです。天然雪での滑走....楽しみにしていた人が初滑りを楽しまれることでしょう。(*^^)v
 ところで,貴方の「初滑り」はいつですか?(^ー^)  シーハイル !!! Schi Heil !!!
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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  「 Online Lesson Ⅲ」の十一回目...今日は“オッキー”さんからいただいたコメントをご紹介します。 No. Ⅲ のコメント....今日が最終回になります。では...。


☆★☆ Lesson 3-11   
  

“Online Lesson... '09 No.3-11 “Shyo”さん小回り

No.3-11 “オッキー”さんからのコメント...

“オッキー”さんのコメントに対する【TOK】の感想

  TOK先生、こんばんは!オッキーです。
  今回は、締め切りギリギリになってしまいましたが、よろしくお願いします。

  “オッキー”さん,今回もコメント,ありがとう!!!。締め切りギリギリでも,OK !!!ですよ。間に合いましたから....。ハッハハハ...(^ー^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  まず、天気が違いますね! 晴れと雪 ただ、このせいなのかゲレンデ状況がまるで違うようですね。
  Before After とも とってもお上手で感心してしまいました。
  
  変わったところは板の力を有効利用しているか?いないか?自分の力でターンをしているか?いないか?
  でBeforeは 自分の力を使って、板の力を使っていない。Afterは 自分の力を使わずに板の力を使っている。

  「天気が違います」....そうですネ !!!。天候が違いますから,“Shyo”さんの心の持ち様も違っていたと思います。天候が私達の精神状態を左右することが普通ですので,天候が悪い....と落ち込んで,滑りもイマイチ....となってもおかしくなかったのですが....。
  「
変わったところは板の力を有効利用している」....ひと言で言えばこの様な表現になります。つまり“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”....これが見事に調和され,それぞれ活きいきし始めた,ということだと思います。調和の取れた運動は,他から見ていても気持ちが良いものですネ。(*^^)v

 ②:“オッキー”さんが思われたことは?

  映像を見てまず感じたのは、Beforeは 後ろで滑っている赤いウェアの人にいたずらをして追いかけられているのか?せわしない感じがしました。しかし、まっすぐに逃げている(滑っているので)もうすぐ捕まってしまいそうですね!
  これに対して Afterは ゆったりした感じで滑っているので後ろの黒いウェアの人に、いたずらをして追いかけられているわけではないようですね。もし、追いかけられていたとしても、左右に広く逃げているのでこれなら、そう簡単には捕まらないでしょう!

  ハッハハハ...(^ー^),「鬼ごっこ」....ですか???。そうですネ,「赤い」鬼と,「黒い」鬼に追いかけられている“Shyo”さん....そんな風にもみえますネ !!!....確かに。赤鬼にはすぐ捕まってしまいそうだけど,黒鬼にはなかなか捕まりそうもなく,返って追い掛けられるのを楽しんでいる風情さえある。
  Beforeは1ターン毎に詰まってるけれど,Afterは滑っていてどんどん鬼を離している感じがします。

  もう少し、ちゃんとした感想ですが、Afterのゲレンデ状況での滑りはとっても楽しそうです。それは、板のパワーでターンをしているので、とっても楽チンそうだからです。


  それに対して、Beforeはターン前半で板の方向を自分の力で積極的に変えていこうとしているので忙しそうで、えぃ!えぃ! って声が聞こえてきそうです。
  また、Beforeの滑りでAfterのゲレンデ状況だと前半の板を回旋させる部分が上手くいかないかもしれませんね。

  「板のパワーでターン」....板の持つ特性をしっかり有効利用できている....ということですネ?。馬術で云えば,馬を生かし切っている。馬にストレスを感じさせないような乗り方ができている....ということです。馬というスキーと乗り手が一体となっているのが良く分かります。
  そうですネ....Beforeは「
えぃ!えぃ!」と馬を無理やり乗り手がコントロールしようとして,あがいている....そんな風に観えます。
  「粗踏み」状態の雪ですから,テールを左右に振る滑りでは,テールが引っ掛かってうまくいかないでしょう。それを無理して振ろうとしますから,乗り手はくたびれてしまうのです。(-_-;)

     ----------☆★☆--------

  ....ということで, Online Lesson Ⅲ のコメント....本日で終了です。明日は【TOK】の意見,または“Shyo”さんからのメッセージを Update したいと思います。
  
  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 



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☆ November  22  2008 Saturday 晴れ(白馬)

 今日はご覧のように,青空が見え始めた白馬です。「晴れ」です。
 さて,今日から北アルプスの北部,数箇所のスキー場がOpenです!!!。天然雪でこの連休に滑れるのは本当に最高ですネ !!!。
【TOK】は今日から“ASAMA2000”で,初滑りキャンプです。。現地の Inter Net 環境がイマイチなので, Update できないかもしれません。ご容赦ください。
 皆さんも素敵な連休を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
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  今日は“Shyo”さんからのメッセージをお届けします。精魂込めて書いていただきました。ありがとうございます !!! (^I^)。 このメッセージも,きっと皆さんのお役に立つことと思います。では早速拝見しましょう。(^ ^)(^I^)

☆★☆ Lesson 3-12     

“Online Lesson... '09 No.3-12 “Shyo”さん小回り

No.3-12 “Shyo”さんからのメッセージ

  Online Lesson ‘09-No.3 のモデルにしていただいた“Shyo”です。
  この学びの機会を与えていただいたこと大変感謝しております。【TOK】先生、コメントをくださった皆様、有り難うございました。
  まずは、beforeのイメージ・after のイメージ・「何が貴方を変えたのですか?」の答を明かします。

① beforeのイメージ 
  このbefore映像は、私にとって昨シーズン8日目の滑り。年末キャンプのまさに「before映像」。
  キャンプ前に前シーズンの滑りを思い出しておこうと、前日にも“Let Ski”の復習をしておきました。“Do”的滑りになってしまっていますが、本人は“Let Ski”をしようとしています。でも、板が思うようにまわってこなくて小回りにならない。なので、「早く回さなくちゃ...」といった気持ちが確かにありました。 No.3-5 “Yさん”のコメントに対する感想で【TOK】先生がおっしゃっている通り!です。「うける〜、開放」とつぶやいているのに、実際には、圧のやり取りではなく、回す動きが勝ってしまいました。前シーズンなんども「この“せっかち者”!」と叱られたのに、また“せっかち病”がでてしまいました。

② after のイメージ
  after映像は、キャンプ3日目の2本目。本格レッスンが始まる前の足慣らし。
  1本目新雪粗踏みを滑りました。「アレ? どうしたの? 私滑れてる!???」という感じでした。それまで新雪が苦手で思うように板が回らず、悲しい気持ちになっていたのです。でもこの日は違いました。2本目にあたるafter映像も心穏やかに滑れました。心がけたのは、「雪の声を感じること。板が自然に回ってくるのを待つこと。」つぶやきは「ゥワア〜〜〜ン、トゥ〜、スリ〜イ」にしたかと。前日、ターンの①の部分を丁寧にゆっくり意識することの大切さを実感していましたので。

③ 「何が貴方を変えたのですか?」の答
  No.3-4 の中で【TOK】先生が書いているように2日間で色々なことをしました。その中で、「じょうごハート」で管の太さを変えたり,液体の粘度を変えたり、管ではなく象の鼻で雪を探るようなイメージを持ったり・・・。イメージによって雪からの反応が違ってくること、滑りが違ってくることを実感し、「楽しい!」と心の底から思いました。雪と対話すること・こちらが話しかけると雪が答えてくれる楽しさを実感したのです。雪からの情報を感じることができるようになってきました。イメージ力がついたということでしょうか。自分ではこの感覚を持てるようになったことが、変化のベースになったと思っています。
  そんな感覚をもてるようになった2日目の午後、「なめなめターン」をしました。するとそれまでとは違った感覚でターンができました。これが変化のきっかけになったように思います。右利きの私は、自分では右ターンが苦手だと思っていたので、特に次の外足となる左足には気を遣いました。ターンの①の場面で雪を嘗める場所を板にしっかりイメージし、なめることに集中しました。すると不思議なくらいスムーズにターンが始まったのです。そして圧が増してくるのも感じられ、③の「受ける〜」も自然にできました。ちゃんと雪の圧が体の中に入ってきたのです。自分でもびっくりでした。そこそこの中急斜面でしたが安心して降りてこられました。途中【TOK】先生に何度も誉められ、「これでよいのかも!」と思ったのを覚えています。
  尚、ブーツの変化はありません。また、このキャンプではスポイラーは入れませんでした。(前シーズン、ブーツのフレックス110でスポイラーをしていましたが、フレックス130の靴に変えたばかりだったので) ただ、before も after もバックルはしっかりと締めています。

④ みなさん、有り難うございました!
  この何ヶ月もの間ずぅ〜と悩んでいたことがあります。その答えが皆さんのおかげでみえてきたように思います。悩みとは、「なぜキャンプ中に掴んだ滑りがすぐにできなくなってしまうのか」です。この年末キャンプでも、1月19・20日に参加した新雪・粗踏みキャンプでも、掴んだ感覚が、帰って2日後位から感じられなくなるのです。 シーズン中はもちろんのこと、オフも悩んでいました。原因は何だろう??と何度ビデオをみたことか。
  その原因は、どうも心の持ちようにあるらしい。「“自然体”で滑る」ことができないからではないかと。掴んだ感覚を作りにいっていたために、雪からのメッセージを感じとることができなくなっていたのではないかと思っています。
  “Let Ski”をするつもりが、「受けよう」「嘗めよう」といつのまにか“Do Ski”をしていたのだと思います。改めて「これかな〜」と感じたときを振り返ってみると、心が開放され、雪との対話を楽しんでいます。雪からのメッセージを感じるにはこれがないとダメなんですね。

⑤ 追記:滑りを変えたイメージ第2弾:ゴム板・・・・・・でもやっぱり不可欠なのは“自然体”
  あの滑りができない!と悩みに悩んだ末の5月2日、【TOK】先生のホームページで語られている割り箸にヒントを得て、夫が考えたゴム板をブーツのトゥピースの下に入れたところ、滑りが変わりました。踵支点のイメージがわかり、圧を感じることができたのです。圧が感じられるのでターンがスムーズで、凹凸があっても自然に嘗められ、スピードもかなりあがりました。でも安定している。私の人生で最高の滑りでした。皆さんもよければゴム板、試してみてください。厚さ3mmのゴムの板を3×5cmの大きさに切って使いました。
  さて、3日後に滑ったら・・・ダメでした。ゴム板はつけています。が、周りの仲間を意識したのか“自然体”になれなかったようです。雪からのメッセージが感じられません。その次の日は、【TOK】先生直々にチャクラ・ターンを習う機会を得たのに、また病気が出てしまいました。must病です。完全に“つ・く・り”にいっています。イメージし感じるためのチャクラなのに、チャクラをしにいっています。小回りではまた回しにいっています。
  振り返ると、5月2日は友人のおかげで“素”でいられました。心が開放されていました。だから満足のいく滑りができたのだと思います。キャンプのときも、【TOK】先生のおかげで素直に滑ることができます。新雪粗踏みキャンプのときも、それまで苦手意識があったのに「私に任せなさい!」と言われ、先生のつぶやきに合わせイメージしたら、驚くほどスムーズに滑れました。(先生、やっぱりTOKマジックですよ! 生徒をリラックスさせるマジック!)
  雪からのメッセージを感じるには、私にとって、心の開放、自然体が不可欠であることがわかりました。これに気づかせてくださった皆さんに本当に感謝・感謝です。 あとは、「どうしたらこの境地で雪の上に立てるか」です。「無の境地」なかなか難しそうです。
  初滑り、まだなのですが、雪の上に立つのがちょっと怖いような・・・、でもとっても楽しみです。今回のこの気づき、きっと生きてくるはず! と信じているのですが・・・。

  TOK先生、本当によい勉強になりました。この機会を与えていただいて感謝しています。本当に本当に有り難うございました。
  今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。

2008.11.21.  “Shyo”  

“Shyo”さんのメッセージに対する【TOK】の感想

  “Shyo”さん,メッセージありがとう!!! 
  さて,今日のこのメッセージ....結構内容も濃く,長いので【TOK】の感想は後日....ということにしたいと思います。ただひと言....「
“自然体”で滑る」....良い言葉ですネェー!!!  !(^^)!(*^^)v。
  今日から“ASAMA2000”での「初滑り感動キャンプ」のため,出掛けます。現地の Inter Net 環境があまり良くありませんので Update が難しいかも....。ということで,帰って来てからになります。
  それではまた....シーハイル !!! Schi Heil !!!

* お知らせ!!!     Online Lesson Ⅳ
    コメント募集開始!!!  コメント締め切りは11/25です。



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☆ November 23 2008 Sunday 晴れ(Asama 2000)
 
 今日から始まる今シーズン最初のキャンプに備えるため,昨日昼前“Asama 2000”入りしました。そして,午後から調整のすべり開始です。やっぱり雪上はいいですね!!! 。
  昨日“Asama 2000”で滑ることを知っていたスキー仲間数人と一緒に,初滑り感覚を楽しみました。New Zealand から帰って,約二ヶ月ぶりの滑りでしたが,雪の感触をじっくり味わいました。(^ ^)(^I^)
  “Asama 2000”....三日ほど前に白馬エリアに降雪があり,スキー場がOpenした関係でしょうか,例年より空いています。リフト待ちが無い状況でしたが,レーシングチームやスキークラブの合宿....といった皆さんがスキー滑走を楽しんで居られました。
  【TOK】もその中,「雪と仲良く」....これを意識しながら約1時間半....滑りました。今年の私のテーマは『観えて来るものを楽しむ!!! 』....ということにしました。身体が持っている“潜在的力”に気付き,それを味わい愉しむ,ということです。
  どれだけ,充実したスキーができるか分かりませんが,シーズン終わりに多くの感動に出会えた幸せを皆さんとともに祝福したいと思います。

  今シーズンも,よろしくお願いいたします。
  シーハイル !!! Schi Heil !!!



☆ November 24 2008 Monday 晴れ(Asama 2000)
  昨日からキャンプが始まりました。
  キャンプ名は....「初滑り感動キャンプ」です。待ちに待った初滑り....これを独りで滑るのも味わいがありますが,仲間と一緒に滑ることはそれ以上に楽しみがあります。もちろんスキーをすること....これだけでも感動ですが,仲間の滑りを拝見したり,一緒に食事をし,飲み交わすこと,これらが加わればさらに充実した歓びが味わえます。
  昨日今日のキャンプには総勢6名の方が参加してくれました。皆さん顔馴染みの方々ばかりでしたので,最初から打ち解けあい,楽しいキャンプ初日となりました。
  10時にゲレンデに集合....二本ばかりフリーランを滑った後,Before映像の撮影です。でもこのキャンプ,初滑り感動....これがメインテーマなので,あまり滑りや技術に固執せず,どうしたら“スキー”そのものを楽しめるか?ということに重点を置くことにしました。そこで午前中はNew Zealandでの“
Sound of Music Turn”効果を踏まえた滑り方....これを皆さんとご一緒に考えることにしました。これまでこのイメージを試されたことのある人がほとんどでしたが,再度,この意味を考えながら,位置エネルギーを貰い受けながら滑ることの楽しさというか,地球の鼓動を感じながら滑る感覚の妙を味わいました。
  10時から午後1時まで3時間ほど滑り,ランチタイム....もちろんビールで乾杯!!!。皆さんとまた今シーズンもご一緒にスキーができることに感謝したのでした!!! 。シーハイル !!! Schi Heil !!!
  午後は2時からスキー滑走再開でした。午後のテーマは“Sound of Music Turn”を一歩掘り下げ,“feel in”感覚を別の視点から捉えてみることにしました。雪面からのエネルギーと自分のエネルギーの融合というか調和をイメージしながら滑る....ということです。自分からレーダーのように発したエネルギー....これに雪のエネルギーが反応してそこに新しいエネルギーを感じながら滑る....ということです。より自分の「内面的な心の持ちよう」....これに意識を働かせて滑ってみたらどうなるか??。まだ皆さんに完全に伝わったとは思いませんが,そこから生まれる何か新しい“スキー”の面白さに気付けたらイイなぁー....と思いながら提案でした。(^ ^)(^I^)

  さて,夜はミニ懇親会を兼ねながら,二時間ほどの夕食を楽しみました。ランチタイム以上にビールが入り,話に花が咲きました。イエェーーイ!!! 
  午後8時過ぎ,部屋に帰って撮影したビデオを見ながら一日を振り返りました。心地よい疲れと酔いに包まれ,スヤスヤ寝息をかかれる人も....。
  ....ということで,楽しい一日が過ぎて行きました。

  さて,今日は二日目....ゲレンデもそれほど混んでいません。今日は何が飛び出すのでしょうか??楽しみたのしみ....。では行って参りまァーーす!!! 



☆ November 25 2008 Tuesday 曇り(白馬)

 今日は「曇り」の白馬です。
 今夜9時ころから明朝に掛けて,湿雪が降るようです。平地,道路にほとんど雪はありませんが,各スキー場は,上部だけですが営業しています。今シーズン....結構長く“スキー”が楽しめそうですネ !!!。  シーハイル !!! Schi Heil !!!
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------

  昨日,今シーズン初のキャンプが無事終了しました。例年のことですが,最初のキャンプは【TOK】もドキドキします。二日間のキャンプでしたが,天候もキャンプの目的に合わせるように,初日の晴天,二日目の晴天から降雪....とその時々のテーマに合わせる様に変わって行きました。
  今回のキャンプテーマ,「感動」....辞書で意味を調べると,『強い感銘を受け、心が深く動かされること....』と出ていますが,このような感情はどの様な場面に遭遇した時に生まれてくるのでしょうか? 今回レッスンをさせていただきながら,この様なことを考えました。自分がこれまで経験したことの無いことなどの出会い,鳥肌が立ったり,涙が自然に出たり....。私は“スキー”をする時もこの様な“感動”を覚えることが良くあります。(^ ^)(^I^)
  さて,....ということで昨日は先ず, 「集中」の意味は??....ということを考えて滑ってもらいました。瞬間々々,局面々々,その時々を味わい,その瞬間に意識を集中して滑る....ということで,「先のことをあまり考えないで滑る」ことがひとつのコツだと私は思っています。先のこと,将来起きるだろうと想像してしまうことが,不安をもたらし恐怖を招いてしまって,身体の自由な動きを規制してしまうからです。この効果....皆さんの滑りを拝見しながら,結構ある!!!,とニンマリした【TOK】でした。
  次は,「エネルギーのやり取りをより積極的にイメージする目的」で行なった新しいイメージで,
Happy Birth turnとも言えるものです。このイメージを簡単に説明すると....先ず精子(スキーヤーのエネルギー)と卵子(地球,あるいは雪面からのエネルギー)が,(a)〜②付近で融合します。②付近で新しい生命が誕生し,②〜(b)でその生命が胎盤で育成し成長し始めます。(b)〜③では,新しい生命が誕生に充分なエネルギーが与えられ臨月を迎えます。そして①で誕生の瞬間を迎え,①〜(a)で母なる大地に新しい命が抱かれるように地球のコアに預けられて行きます。このイメージ....“チャクラ・ターン”に似ていますが,スキーヤーの心持をより積極的なものとして意識する上で効果がある....そう思います。皆さんのこのイメージでの滑りを拝見しましたが,思った以上に効果がある....そう感じました。(*^^)v
  午後は,“調和ターン”....「調して和する」というイメージで滑りました。谷回りが“調”で山回りが“和”です。もうみなさん私の解説を待つまでもなく,お解りのことと思いますが,谷回りでの“search(探る)”....そして山回りでの“accept(受容する)”に意識を集中して滑る....ということです。これも,午前の“Happy Birth turn”と同じように,リラックスした伸びのびスキーイングを実現させてくれました。
  午後二時に近くなって天候が崩れ始め,結構な降雪になりました。視界が悪くなり,もう目で見て滑ることは不可能....。でも私達のチームはOK !!!でした。下半身がまるで車のサスペンションのように自在に動いてくれる....といった見事な滑りを披露してくれました。

  午後三時....キャンプ終了です。今回のキャンプ「感動」がテーマでした。たくさんのイメージを試してみました。もちろん「姿かたち・運動」にはこだわらず,「
何が顕れいずるか??」....といったことを期待しながら楽しみに滑りました。皆さんもこの二日間,顕現した滑りを充分に楽しんでいただけたと思います。そして「感動」を味わっていただけたと....。

  また機会がありましたらご一緒に滑りましょう !!! (*^^)v シーハイル !!! Schi Heil !!!

     -------------☆★☆-----------
 
  さてお待たせいたしました!!!
  「 Online Lesson Ⅲ」....最後の【TOK】コメントです。皆さんのコメント,本当にありがとうございました。次回は「 Online Lesson Ⅳ」で,皆さんからのコメント締め切りは本日11/25です。

“Online Lesson... '09 No.3-13 “Shyo”さん小回り
“Shyo”さんのメッセージに対する【TOK】の感想

“Shyo”さん :
  Online Lesson ‘09-No.3 のモデルにしていただいた“Shyo”です。
  この学びの機会を与えていただいたこと大変感謝しております。【TOK】先生、コメントをくださった皆様、有り難うございました。

【TOK】:
  いえいえ,こちらこそありがとうございました!!!。この Online Lesson を読んでいただいている方々ばかりでなく,【TOK】自身....本当に参考になりました。改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

① beforeのイメージ 

  “Shyo”さん :  
  「早く回さなくちゃ...」といった気持ちが確かにありました....
  「この“せっかち者”!」....


  【TOK】: 
  そう仰っておられるように,そうとう急いでましたネ!!!。多くの方のコメントにもそのことが書かれてました。
  「
“せっかち者”....ハハハ....(^ー^) そう?? そんなこと言った??。覚えが無いなぁー....。(*^^) でも,生活を前向きに積極的に生きている人の多くが,ある意味で「せっかち」だそうですから,それがあながち悪いことでも無いとは思いますが....。(^ー^)

  
② after のイメージ
  
  “Shyo”さん : 
  「アレ? どうしたの? 私滑れてる!???」という感じ....
  心がけたのは、「雪の声を感じること。板が自然に回ってくるのを待つこと。」....
  つぶやきは「ゥワア〜〜〜ン、トゥ〜、スリ〜イ」に....

  【TOK】: 
  そうなんです!!! 自分でコントロールしているようで,実はコントロールされている....という感じの時のほうがうまく滑れていることが多いのです。不思議ですネ !!!。(-_-;)
  そうそう!!! “feel in”の気持ちが大切です。
  ♪♪♪をつぶやくことの効果....これも何度もお話ししてきました....。(^ー^)


③ 「何が貴方を変えたのですか?」の答

  “Shyo”さん:
  after のイメージ・「何が貴方を変えたのですか?」の答を明かします。

  2日間で色々なことをしました。
  雪と対話すること・こちらが話しかけると雪が答えてくれる楽しさを実感....この感覚を持てるようになったことが、変化のベースになったと思っています。
  「なめなめターン」....それまでとは違った感覚でターンができ、これが変化のきっかけに....
  ブーツの変化はありません。

  
【TOK】:
  いよいよ明らか!!!....ですネ??。
  で,結果は....「
話しかける」....ということでしょうか??。「なめなめターン」....これも効いたようですが....。コレッ!!!....というひとつだけではないようですね??。
  ブーツはそれほど影響しなかったようですが....硬くは締められていたようですね?。



④ みなさん、有り難うございました!

  “Shyo”さん : 
  「なぜキャンプ中に掴んだ滑りがすぐにできなくなってしまうのか」....その原因は、どうも心の持ちように....
  掴んだ感覚を作りにいっていた....「受けよう」「嘗めよう」といつのまにか“Do Ski”を....


  
【TOK】 :
  非常に大事なことに気付かれました!!!。素ッ晴らしい !!!
  ....というのは,“Do Ski”は実際のアクションだけではない!!!....ということです。心の“Do Ski”もある!!!....ということなのです。気持ちの上でこうしなければ,といった,こう受けよう,とかああいう風に舐めてみよう....という「こう」とか,「ああ」....ということが“Do”なのです。もう心の中で「こう」とか,「ああ」とか決めているわけです。もう結論というか“姿かたち・運動のResult”ではなく,“精神的なResult”が,もう“Shyo”さんの気持ちの中に出来上がってしまっている....ということです。何が起こるか???....という気持ちで対処すればこういう現象は無くなります。(^ ^)(^I^)


⑤ 追記:滑りを変えたイメージ第2弾:ゴム板・・・・・・でもやっぱり不可欠なのは“自然体”

  “Shyo”さん : 
  ゴム板をブーツのトゥピースの下に....滑りが変わりました!!!
  3日後に滑ったら・・・ダメでした。ゴム板はつけています。が....
  TOKマジックですよ! 生徒をリラックスさせるマジック!....

  【TOK】 :
  「ゴム板」....
ひざの位置が少し後ろに移動しただけで,前傾角が変わりますから,その効果が出たのでしょうネ !!!。でも,スキー・環境は滑るたびに変化していますから,いつも同じ結果やフィーリングを求めたらダメなのです。毎回々々違うフィーリングが感じられているはず....という気持ちで滑ることが大事ですネ!!!。(^ー^)
  「TOKマジック」....とみなさん仰っていただきますが,マジックではありません。多分皆さんの「心の鍵」を外してあげることができた....それだけのことだと思います。



  “Shyo”さん : 
  心の開放、自然体が不可欠....無の境地,なかなか難しそう....
  今回のこの気づき、きっと生きてくるはず! と信じているのですが・・・。

  
【TOK】 :
  「
心の開放、自然体」....と言うと難しいことのように思われるかもしれませんが,私はこれは「結果を決めないこと」....だと思っています。結果を顕れ出てきたプレゼント....だと思えば,毎回まいかい,何が玉手箱の中から顕れるんだろう??....という気持ちになり,期待が膨らんでドキドキしてきます。そして,その都度いろいろな“感動”に出逢えるのです。これこそが“心が開放”されて“自然体”でスキーができた....ということになるのだと思います。(*^^)v
  「
この気づき、きっと生きてくるはず!」....当然です!!!。信じることです。“Thoughts become things”....の格言どおりです!!!。イエェーーイ!!!
  “Shyo”さんいろいろありがとうございました。
  今シーズンも機会がありましたらご一緒に滑りましょう !!! (*^^)v

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 



☆ November 26 2008 Wednesday 曇り(白馬)

 今日は「曇り」の白馬です。昼過ぎには一時晴れ間が出るようですが....。
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
   今日から「 Online Lesson Ⅳ」の開始です。今回のトップバッターは....“KEI”さんです!!! 待ってましたァー!!!  !(^^)!(*^^)v

☆★☆ Lesson 4-1  
     

“Online Lesson... '09 No.4-1 ““Ya”さんの中回り 

No.4-1
“KEI”さんのコメント...

【TOK】の感想

  こんにちは。下KEIです。
  キャンプレッスンも始まり、それに合わせるかのように白馬では天然雪の恵みがあり、いよいよシーズンインですね。私はというと・・・もう少し先の平日に代休が取れるので、人工雪で滑ろうかな!?と思っています。^^
  では、“Ya”さんのBefore・Afterについてコメントさせていただきます。

  “KEI”さん,コメントご投稿....ありがとうございます !!! (^I^)。
  そうですネ !!!。今シーズンは北アルプス地域....想像以上の良い条件になりそうです。(^ ^)(^I^) 人工雪でも,滑走感覚だけは楽しめますから....ネ!!!

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  以前、いつ頃だったか忘れましたが、教師日記で拝見した記憶があり、Beforeでも「上手いなぁ〜!」と思って観ていました。
  不器用なKEIは・・・というより、素直になれなかった私は、滑りを変えるのにかなりの時間を要しましたが、元々上手い人は、感覚を研ぎ澄まして雪からの情報を受け入れ、気持ちを切り替えることも早く、「すぐに全く違った滑りになるんだなぁ〜!」と感心した記憶があります。

  「日記で拝見した記憶が」....凄ッごい!!!。そうなんです!!!。実はこのBefore映像はこの春4月の「教師日記」で皆さんにご紹介した映像と同じものなのです。(-_-;) よく気付かれましたネ !!!。Afterは違いますが....。
  そして,「
全く違った滑りになるんだなぁ〜!と感心」....と書かれていますが,他人が持っている能力に感嘆されたことも覚えて居られる....。マ,それだけ印象的だったから記憶に残っていた....ということかもしれませんが,「滑りの印象を焼き付ける」ということはイメージトレーニングとしては効果のあることですネ。
  それだけ“KEI”さんの滑りを観る眼....というか,違いを見分ける能力が凄い!!!....という風にも言えると思います。(*^^)v

  さてBeforeの滑りですが、ターン切り替え時に、ターン後半の外脚を支えにして、次のターン内側へ上体を運んでおられます。




 その結果、体軸が寝て、特に映像開始直後の右ターンでは、切り替え直後の外足の捉えが甘く、軽くなっているように見受けられます。

  「ターン後半の外脚を支えにして、次のターン内側へ上体を運んで」....「身体とスキーの位置関係」,という視点で滑りを捉えると,この様に身体を次のターン内側へ移動させる....という気持ちが先立ってしまうことが良くありますネ。その方が簡単に「姿かたち・運動」を作れますから....。
  そうなんです!!!。上記のような感覚で行動を起こしてしまうと,肝心要の「雪の圧とのコミュニケーション」....これがどこかに行ってしまい,結果としての「形」を作ることに一生懸命になってしまうのです。(-_-;) そしてその結果,バランスを崩してしまうのですネ !!!。

  第三物を使うスポーツは、その運動が“下方から上方へ”と伝わっていくことが良いと思うのですが、Beforeでは逆の伝わり方になっています。

  早い段階で雪面を捉えようとされておられるのだとは思いますが、逆の結果となって現れているように感じます。



  



  さらには、体軸が寝ることで、エッジングが「斜面に対するエッジング」になっており、一見“ダイナミックな動き”の滑りだという観方もできるのですが、限られたバーン状況でしか使えない技術のようにも思います。


  勿論、“Ya”さんほどの技術をお持ちの方は、斜面がどのような状況であろうと滑りきることは可能だとは思いますが、様々な因果関係を考えると、破綻しやすい滑りと言えるでしょう。

  「第三物」....???。何のことかな?【TOK】には解りませんが....。「物」とタイプしようとして間違えられた? あるいは「雪」,「身体」....これに対して「スキー」を“第三”の物....という意味で使われたのかな?
  「
早い段階で雪面を捉えようと」....こう言うアドバイスはよく受けますから....ネ !!!。でも「捉えよう」と頑張ってしまうと,その時の“力の方向”は外向きになってしまって,スキー板を外に押しやる動きになってしまいます。雪が硬ければ支えがありますから何とか返って来ますが,柔らかい雪では足元が逃げてしまうだけで,ターンになりません。見事な内倒不安定ターンになってしまいます。(-_-;)
  “KEI”さんが仰るとおり,「
体軸が寝ることで....限られたバーン状況でしか使えない技術」....となってしまうのです。
  「
一見ダイナミックな動き」....身体が動いていることを“ダイナミック”と言う人も居られますが,私は「“静”に対して“動”がある」....ということがダイナミック,躍動感がある,ということだと思っています。
  「
破綻しやすい滑り」....軸が寝る....ということは「安定性」という意味で,リスクを背負っていることになります。モチロン時速80キロもの高速で滑っている時には遠心力が生まれますから,適度な角付けが必要にはなってきますが,私達がゲレンデで滑っている時のスピードでは,先ず「地球のコアに引かれる意識」が大切です。

  それに対してAfterでは、ご自分から動くという意識も薄れ、雪と板と地球とに身体を任せて、一体となって滑っておられるように感じます。



  足裏から伝わる情報を見事に身体の中に受け入れておられますね。「もらうぅ〜〜♪♪返すぅ〜♪」の動き・・・食べちゃいたいほどに見事です!!!!^^




    特に、Beforeでは雪面の捉えが甘かった右ターンですが、Afterの右ターンはなんでしょう?圧を飲み込みながら「ギュゥ〜ン」と切れ上がっています。よだれが出そうです!(笑

  「自分から動く」....ここでの「動く」というのは,“モーション”という意味ですネ??。それが無くなって“移動”ということに気付かれた....。その結果「地球とに身体を任せて、一体となって」滑ることができるようになったわけです。素ッ晴らしい !!!
  自分で移動するだけだから,「
情報を身体の中に受け入れる」ことが可能になったのです。自らモーションを起こしてしまったのでは,「受け入れる」ことは不可能です。(-_-;)
だから「
もらうぅ〜〜♪♪返すぅ〜♪」....これが自然にできてしまうのです。
  「
食べちゃいたい」....アレレ???,“KEI”さんがこの様なくだけた表現されるの....久しぶりに聞くかな? ハッハハハ...(^ー^)
    「
圧を飲み込む」....だから,かかとが支点となって,スキートップがターン内側にグゥィーーンと入ってくるのです。もし逆にこれを,押さえ付けていたら,絶対にこうはなりません!!! (-_-;)

  Beforeでは、「斜面に対するエッジング」が顕著に現れていましたが、Afterでは、「踵支点」による「コア方向へのエッジング」が見受けられます。斜面状況や雪質、斜度がどうかに左右されない、すばらしい滑りをされていますね。
  
  雪面状況・板の性能・コア方向を無視し、しかもスポーツには因果関係が必ず伴うものだということを忘れてしまうと、理にかなった滑りは難しいように思います。

  「踵支点によるコア方向への」意識....そうですネ !!!。見事なまでにちゃぁーーんとレベルに立っている感じがします。だからコブで少々飛ばされても着地がバッチリ決まるのです !!!。「斜面状況や雪質、斜度がどうかに左右されない」滑り,そのものです。
  「
因果関係が伴う」....そうなんです!!!。ものごとが,「その様に現れいずる」には,「いずる理由」が必ずあるのです。“スキー”で言えば,それは「姿かたち・運動」を求めることであり,「過去に経験した快適さ」を求め過ぎることなのです。求めることが悪いわけではありませんが,条件がその都度違いますから,違う体験をしているのだ!!!....という心持を大切にする方が,フラストレーションを感じることが少なくなるし,結果として「理にかなった滑り」を生むことになるのだと思います。(^ ^)

 ②:“KEI”さんが思われたことは?

  フィーリングスキーの求めているところは、サーカスのようなアクロバット的なスキーではなく、老若男女を問わず、体力の有無や、技能・技術の習熟度を問わず、位置エネルギーや雪の力、板の性能を利用して、生涯スポーツとしてのスキーを楽しむためのひとつの方法を考えさせてもらっていると、改めて痛感しました。

  今まで幾度となくコメントを書かせていただきましたが、こんな気持ちになったのは初めてです。




  こんな機会を与えて戴き、ありがとうございます。

  「フィーリングスキーの求めているところ」....これ以降の記述....全くそのとおりです!!!。“スキー”はサーカスではありません。アクロバットスキーは“生涯スキー”にはつながらないのです。残念ながら....。
  私達が提唱する“フィーリングスキー”の考え方は,まさにここにポイントがあります。不安を感じたり,恐れを感じるためではなく,自由を感じ生きてる喜びを味わうことなのです!!!。
  「
こんな気持ちになったのは初めて」....正直,“KEI”さんからこの様なお言葉をいただけるとは,夢にも思っておりませんでした。
  “Ya”さんの映像をご覧になって,ここまでお感じになられたこと,祝福申し上げます!!! 素ッ晴らしい !!!  !(^^)!(*^^)v

  「
機会を与えて戴き、ありがとうございます」....。“Ya”さん!!!....良かったですネ !!!。貴方の滑りで,「“スキー”に対する新鮮な思いに気付かれた方」....が居られましたヨ !!!

  私も Online Lesson やってて良かった!!! そう思います。 実に素晴らしい!!! 
  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 

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☆ November 27 2008 Thursday 曇り(白馬)

  今日も「曇り」の白馬です。朝早くはご覧のような「朝焼け」が見えましたが....。
 天気予報によると,これから天気は下り坂....。夜半には雨になり,この雨....明日一杯続くようです。多分,山では「雪」だと期待していますが....。 !(^^)!(*^^)v
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日は「 Online Lesson Ⅳ」の二回目....。“taka”さんからのコメントです。

☆★☆ Lesson 4-2     
  

“Online Lesson... '09 No.4-2 ““Ya”さんの中回り 

No.4-2 “taka”さんのコメント...

【TOK】の感想

  【TOK】先生へ  今日(11/22)は八方で初滑りを楽しんで来ました。最高のコンディションで家に帰っても興奮が治まりません。こんな日があると更にスキーにハマってしまいます。と言うかまだまだハマりたいと思っています。

  “taka”さん,お気に入りの「八方尾根」での初滑りですネ??。「最高のコンディション」だったということで,本当に良かったですネ !!!。“taka”さんが「興奮が治まりません」....というほどですから,ホントに最高!!!だったのでしょう。良かったよかった!!!。シーハイル !!! Schi Heil !!!

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  エキスパートとして既に十分な技術をお持ちだと言う事を、まずは感じたので言いたいと思います。
  Beforeは雪面からもらう圧の受け止め方と開放操作が、少し短絡的な感じがします。


  特にターン前半は角付けを重視した滑りになっている為に、その角付けによって伝わる圧の処理がとても難しいくなり、走っている板がターン後半で詰まっているような印象を受けました。

  バーンがそんなに荒れて無い為に、角付けだけでも板のラディウスである程度は回って来ますが、ターン弧が特に前半が直線的に見えます。

  「エキスパートとして既に十分な技術」....Beforeも相当滑り慣れている方,という感じは受けますネ !!!。
  「
圧の受け止と開放が短絡的」....つまり想定した滑りがあり,その結果の滑りを作りに行く操作をされている....ということだと思います。ですから,ターンに余裕がなく,ある一枚の写真がそのまま吹っ飛んで来る....といった感じを受けます。
  できるだけ早く雪面を捉え,ターンを開始しよう....という意識がこの様な,「
角付けを重視した滑り」をもたらしてしまうのでしょう。そして結果としてこの「角付けを重視した滑り」が「ターン後半の詰まり」を誘発する....という悪循環を引き出してしまうのです。
  「
特に前半が直線的」....その前の山回りで,雪面にスキーを押し込んでいるだけで,身体へのエネルギーの蓄積がほとんど行なわれていません。そのため,「ひねられ−戻され」の力を使うことができない状態です。ですから,スキー板は真っ直ぐ進むしか方法が無いのです。(-_-;)
  “taka”さんが仰るように,「
バーンがそんなに荒れて無い」ことと,「板のラディウス」に助けられたターン....と言うことができます。

  Afterは荒れているにも関わらず、雪面とのコンタクトが安定しています。
  ターン前半から繊細な角付けが始まり、圧の受け止め方にとても繊細になったと感じました。そして特にターン後半に板に蓄えられた圧の開放操作が、板を止めず走る方向へしっかりと乗って行ってると思います。






  Afterでの僕が感じたコンディションは、バーンは荒れて硬く、雪質は多少は引っかかりるように思いました。しかしターン中の圧の開放のバランスが良いので、板は止まる事が無くとても安定感があると思います。







  ただ板の特性なのかチューンなのか暴れ方が大きいですね。でも上体は安定しそんな板の動きは感じられませんね。きっと足裏で雪面を感じ、そして足首、膝と言うように体の下部から上部へと効率良く伝達されている為だと思いました。

  After....斜面が少々荒れ,小さいコブもあるのですが,「コンタクトが安定」していますネ!!!。
  「
ターン前半から繊細な角付けが始まり」....これは,Beforeでは無かった「圧の吸収」ができるようになり,身体への「縦方向とネジレのエネルギーの蓄積」ができるようになったため,谷回りでの「エネルギーの開放」が自然に行なえるようになったのが最大の理由だと思います。ですから「圧の受け止め方がとても繊細に」なったわけです。
  “taka”さんが「
板に蓄えられた圧の開放操作」と書かれているように,もちろん「板のたわみ」が開放されたのも事実ですが,「身体への蓄積」も大きな要因だと思います。
  「
バーンは荒れて硬く」....条件的にはあまり良くありませんでした。小さいコブもでき始めていましたから,バランス維持も楽ではなかったと思います。でも“taka”さんが仰るように,「圧の開放のバランスが良い」ので,安定した滑りになられました。つまり,『圧の「蓄積」と「開放」の“妙”』....これに気付かれたのだと思います。身体へのエネルギーの蓄積....これを“位置エネルギー”で行ない,開放....これを“身体の特性”で行なおうとすると,「安定感」があり,しかも身体活きいきの滑りが可能になるのです。(^ ^)(^I^) エッジングだけに想いが行っていると,この“妙”は解らないのですが....。
  「
暴れ方が大きい」....多分,角付けの切り替え時に上方向に体が浮き上がる時があることを指しておられるのだと思います。ポテンシャルの高い“Ya”さんでしたが,これまで“Do Ski”一辺倒でやってきただけに“Let Ski”が洗練されるまでにはまだ時間が必要でした。Beforeは「3/28」,Afterは二日後の「3/30」のものです。ですからやや不必要な「ストレッチ的モーション」が随所にみられますが,圧の吸収にもう少し洗練されれば自然なベンディングが出現したことでしょう。
  感じて滑る....感性が鋭く,感受性に恵まれている方でも,少しのドリル練習が必要....ということでしょうか? (^ー^)

 ②:“taka”さんが思われたことは?

  より多くのバリエーションを持つ事で、楽しく滑る可能性がさらに大きくなると思いました。スキー技術は決して流行りや今年の傾向で変るのでは無く、あくまでも滑る斜面や雪質の条件に技術を合わせる。そのバリエーションを作る基本は不変であり、とても単純明快だと僕は思います。

  「基本は不変であり、とても単純明快」....いつも“taka”さんさんのコメントには含蓄のある言葉が含まれて居ますネ !!!。(*^^)v
  「
バリエーション」はいろいろ,本当に数限りなくありますが,その「基本は不変」で,「単純明快」なのですネ??!!!。
  普通はこう言うと,それは「外向傾姿勢」ですか?....という様な質問が返ってくるのですが,私はその「
基本」....これは“身体の特徴・スキー用具の特性・自然条件”によって顕れる「体の動き」そのもの....だと最近思い始めています。ですから「外向傾」とか,「内足主導」などということもありません。そういった,あらかじめ定まった「姿かたち・運動」の「基本」は無いのです。「今その時使っているスキー用具,雪の状況,自分の体のコンディション」が絡みあって自然に出てくる「顕れ出ずるもの」....これこそが「基本」なのではないか....と。“taka”さんが,「滑る斜面や雪質の条件に技術を合わせる」と仰って居られるように,初めに「形ありき」ではなく,諸々が絡みあって顕現する「単純明快」な「バリエーション」....ということです。
  「
技術は決して流行りや今年の傾向で変るのでは無い」....のです。

  素直に雪の上に立って顕れ出ずる事象を楽しむ....ということが,「基本中の基本」ではないかと....。
  
  “taka”さん,今回もありがとうございました!!!。 !(^^)!(*^^)v


 


☆ November 28  2008 Friday 小雨(白馬)

 今朝早くは「小雨」がパラついていましたが,10時ころから空が少し明るくなり始めました。 
 今日一杯rは曇りがちですが,明日は「晴れ」予報が出ています。土曜日....北アルプスのスキー場は混雑するでしょうか? 明日は滑りに行こうかな!!! (*^^)v
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
   今日は「 Online Lesson Ⅳ」の三回目....。久々に“MASA”さんのご登場です。イヤァー待ってました!!! (^ー^)

☆★☆ Lesson 4-3       

“Online Lesson... '09 No.4-3 ““Ya”さんの中回り 

No.4-3 “MASA”さんのコメント...

【TOK】の感想

  TOKさん  こんにちは  MASAです
  ようやく昨日蔵王で初滑りが出来て大満足、スキーはやはり滑ってナンボ、これからは滑りながらの実践訓練有るのみですね。
  DOスキーヤーと言われてる自分が投稿するのはどうかと思ってましたが、初滑りも完了、実践の感覚も得てるので今回初投稿します。 感じたままの内容なので、見当違いかも知れませんがお許し下さい。

  “MASA”さん,お久しぶり!!! お元気でしたか???
  「
蔵王で初滑り」....されましたか? 蔵王も例年はこの時期から滑れるのでしょうか? 今年こそは蔵王....行きたいと思っているのですが....。
  「
DOスキーヤー」....大いに結構じゃないですか!!! 遠慮されるなんて,“MASA”さんらしくも無い!!!。人それぞれがあるからこそオモシロイ!!!....いつも私が言っていることです。滑りに正しいとか正しくない....はありませんから....。ハッハハハ...(^ー^)

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  思いつくままキーワードでの比較をすれば....
Before : 
  緩斜面、整地、トップから切り込むカービングターン、足先荷重、上体前傾気味、体全体を固めてる、エッジが良く切れてる、この状況でのお手本に近い滑り、本人も楽しい気持ち

  “MASA”さんがBeforeの印象として挙げておられること....ほとんど私も同感です。ただ次の二つのポイントで観方が違う様に思います。
  ひとつは....
良く切れてる」ですが,私には切れよりも詰まっているように思います。 No.4-2で“taka”さんも仰っておられましたが,特にターン後半でスキーが走らず詰まっているように私には観えます。
  二つ目は....「
本人も楽しい気持ち」。私は逆でご本人は切羽詰ったような気持ちで,楽しさは感じて居られなかったのではないか??....そう思います。(-_-;) 全く【TOK】の主観ですヨ !!! (^ー^)

After  : 
  中斜面、荒れ気味、かかと荷重、板のトップが浮き気味、柔らかい体、面を使った優しいエッジング、この状況でのお手本に近い滑り、本人も楽しい気持ち

  Afterの印象は全て“MASA”さんと同じです。(*^^)v
  BeforeとAfter....全く違った滑り方です。でも,何度も私が申し上げているように,「どちらが良くてどちらが悪い」....ということではありません。どちらも甲乙付けがたい「特徴ある滑り」だし,スキーヤーそれぞれの目指す滑りが顕現したものだと思います。
  実は,今だからお話ししますが,この映像を Update した時思っていたことがあります。それは,コメントをお寄せいただく方の中でお一人くらいは,『AfterよりBeforeの方が理想的な滑りじゃありませんか!!! BeforeとAfter....間違えてませんか???』....という方が居られるんじゃないか?ということを....。また,中には『BeforeとAfterでは条件が違い過ぎるから比較するのが適当でありません。比較するなら同じようなシチュエーションで滑ったものを Update すべきです』....という様な方も居られるかな???...と。
  でも,今のところ,その様なコメントに出合っていません。心の中では思われても, e-mail でお送りするのをためらった方も居られるかもしれませんが....。ハッハハハ...(^ー^)

 ②:“MASA”さんが思われたことは?

  どちらも状況に合った滑りで良し悪しは付けられない、付けるべきでもないと自分は思う。
  Beforeの状況でAfterの滑りをしたら、低速ではOKでも高速になったらスキーに置いて行かれる可能性が大きい。どんな状況、どんな瞬間でも踵荷重がベストは有り得ないと思う。
  それに整地バーンではエッジが効いた滑りの方が楽しいのでは。

  「良し悪しは付けられない、付けるべきでもない」....そのとおり!!! “MASA”の仰るとおりです。前段で私が述べたとおりです。
  「
Afterの滑りをしたら、高速になったらスキーに置いて行かれる可能性が大きい」....ハッキリ申し上げて,これは無い!!!....と断言します。「置いていかれる」....というのは,重心の移動とスキーの移動速度が異なる....ということなのですが,それは“Do”的に操作するから....であって,“Let”的に,雪から来る圧を求めていけばそれは起こらないのです。このことは日本でも New Zealand でも何百回もレッスンで試した結果です。
  注意して欲しいのは,だからといって,“Let Ski”が良くて“Do Ski”が悪い....ということではありませんヨ !!!。それぞれ特徴がある....ということです。ご本人が「私は“Do Ski”が好きだ!!!」....ということであれば,それはそれで結構!!!....なのです。
  「
踵荷重がベストは有り得ない」....当然です!!!。ベストでそれ以上の物は無い!!!....ということはありません。勘違いされると困るのですが,私は「かかと支点」での滑りは多くのシチュエーションでバランスを乱す要素が少なく,その有効性は大きい!!!....と申し上げてきましたが,一度も「踵荷重がベスト」とは言っていません!!!。それに「踵荷重」と「かかと支点」は違うものだと考えていますので,私から「踵荷重」という表現を使ったことはほとんど無いと思います。(^ ^)(^I^)
  「
エッジが効いた滑りの方が楽しい」....これも「人それぞれ」でしょう。ですから一概に「こっちが楽しい!!!」....ということは言えないと思います。“MASA”さんは「エッジが効いた滑りの方が楽しい」....で結構だと思います。わざわざそれを変える必要は無いと思います。(^ー^)

  逆にAfterの状況でBeforeの滑りをしたら、すぐに破綻するだろう。荒れた状況で前寄り荷重、トップから切り込むのは自殺行為に近い。 

  「Afterの状況でBeforeの滑りをしたら、すぐに破綻するだろう」....全くそのとおり!!!,だと思います。非常に危険で「自殺行為に近い」でしょう。でも,お言葉を返すようですが,この様なシチュエーションで“Do Ski”もまた楽し!!!....でもあるのですヨ !!!  !(^^)!(*^^)v

  一つの滑り方で色んな斜面を滑る、逆に同じ斜面で色んな滑りをするのは練習としては効果的。
  でも、実践ではその場、その状況に合った合理的な滑りをするのが望ましいと思う。


  その為にはスキー技術の引き出しを、DOもLETも区別せず出来るだけ増やす事が肝要と自分は思ってスキーに取り組んでます。




  思い付くままの考えを書いてしまいましたが、間違いが有れば御指摘下さい。

  「練習としては効果的」....いろいろな条件化でいろいろを経験すること,“MASA”さんが仰るとおりです。
  「
状況に合った滑りをするのが望ましい」....基本的にそうだと思います。特に安全性を考えるならば....。そして生涯スポーツとしての“スキー”を考えるならば....。
  「
技術の引き出しを、DOもLETも区別せず出来るだけ増やす事が肝」....全くそのとおり!!!,です。“MASA”さんの仰ることが非常に大事なことです。ただ滑りの姿勢として,自分が“Do Ski”的滑りをしているのか?,それとも“Let Ski”的滑りなのか?....という風に,その違いが判るようにトレーニングをされることは大事だと思います。(^ー^)
  「
間違い」....どの様なご意見でも,間違いというものは無いし,それだけが正解というものも無い....と私は思っています。様々なご意見の中にキラッと光るものが必ずあると思います。そういう意味で今回の“MASA”さんのコメント....「スキーの滑り方にコレというものは無い!!!」,という,非常な大事なことを再び勉強させて頂きました。ありがとうございました。感謝申し上げます!!!。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!  !(^^)!(*^^)v

 


☆ November 29  2008 Saturday 晴れ (白馬)

 今朝早くは少し雲がありましたが,その雲も取れ始め「晴れ」の白馬になりました!!!
 今日は,“五竜とおみ”でスキー場の状態を調べて来ます。....というのは口実で,スキーを楽しみに行って来まァーす !!! (*^^)v
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
   今日は「 Online Lesson Ⅳ」の四回目....。 今日は“KAZ”さんからいただいたコメントのご紹介です。

☆★☆ Lesson 4-4     
  

“Online Lesson... '09 No.4-4 ““Ya”さんの中回り 

No.4-4 “KAZ”さんのコメント...

【TOK】の感想

  こんにちは KAZです。だんだん難易度が上がってきましたね。
  Yaさんはすでに超上級者ですね。まるでプラ○ズテストの見本を見ているようです。

  “KAZ”さん,コメントありがとうございました。「難易度が上がって」....そうですか?? さて,それを“KAZ”さんはどう料理されるんでしょうか? 楽しみたのしみ!!!。
  「
プラ○ズテストの見本」....ハッハハハ...(^ー^)。そういえば“Ya”さんは技術選に挑戦されているんですヨ !!!

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  Beforeはスキーのトップから雪面を切り込んでいくため、重心を斜め前方ターン内側へ動かしているのに対して、Afterでは重心の位置は踵の上にあり、踵を支点としてトップがターン内側に入ってきています。
  DoからLetへ変化しています。

  「トップから雪面を切り込んで」....そうですネ !!!。典型的なトップ主導,というかトップを雪面に食い込ませて行こうとする滑り方ですネ??。そのため「重心を斜め前方ターン内側へ動かす」,といったことを意識されているようです。
  対してAfterは,「
重心の位置は踵の上」で身体だけが急激に動くことは無くなりました。その結果,滑りに安定感が出て来,スキートップがターン内側に入り込んでいく,というか,回りこんで行く滑りに変わられました。
  端的に言えば,「
DoからLetへ変化」ですネ !!!。(^ ^)

 ②:“KAZ”さんが思われたことは?

  なぜこれほどまでの技術をお持ち方がレッスンを受講されたのか?と真っ先に思いました。




    私が思ったところでは滑ることに味が感じられない、淡白なものになっていたしまっていたと思います。整備されたバーンでズレなく滑ることはできる・・・でも味の違いは?その先にあるものは?そのあたりが感じにくくなっていたと思います。







  つまりエッジが立っている滑りなので雪面との接地面積が小さいため圧変化を体で感じることが少ないこと、小面積で体を支えるため筋肉を多用し、そちらに神経が集中してしまうことだと思います。

  「なぜこれほどまでの方がレッスンを受講されたのか?」....私も最初はそう思いました。技術選に挑戦されている方がなぜ Feeling Ski を???....という気持ちがありました。でもその答えは私なりに判る気がするのです。それは,「心の満足感」が得られない....ということです。
   “KAZ”さんは,「
味が感じられない、淡白なものに」....と仰って居られますが,どこかシックリ来ないところがあった....ということでしょうか?。言葉を替えると,「身体が活きいき歓んでいる感じがしない」....とも言えると思います。こういうお気持ちが“Ya”さんの中にあり,キャンプご参加....ということになったのだと思います。うまく滑ることはできても,雪の大自然を味わうことができない滑り,身体がどことなく萎縮してしまう滑り....これに“Ya”さんが気付かれ,レッスンを受けられたのだと....。“KAZ”さんが仰って居られるように,「味の違いは?その先にあるものは?」....ということです。
  その原因を「
圧変化を体で感じることが少ない」ことと,「筋肉を多用し、そちらに神経が集中してしまう」こと....という風に,“KAZ”さんは挙げておられますが,そのとおりだと思います!!!。「エッジング」....ということに集中し過ぎて,雪とスキー板がどの様なハーモニーを奏でているか??....という様なことに思いが行っていない....と,私も思います。要するに「集中するポイント」に大きな違いがあった....ということです。

  OL4を料理にたとえるなら、「今までは甘くするために砂糖のみを使用していたが、Afterで塩の使い方を知った」、とでも申しましょうか。
  ちょっとしたことでも気づいたことで滑りが変わる。そのところがFeeling Skiだと思います。

  「甘くするために砂糖を使用していたが、塩の使い方を知った」....なかなか含蓄のあるお言葉ですネ !!!。素ッ晴らしい !!!。これは私も思い付きませんでした。ある種の「発想の転換」....ということですネ?。
  「
ちょっとしたことで滑りが変わる」....これこそが私が New Zealand でのレッスンで強烈に感じたことでした。日本の方は“感動”をあまり言葉や表情に出されませんが,向こうの方は大げさなくらい,体全体で歓びを表現されます。感動が直に伝わって来るのです。
  たった一言の「オレンジを踏む感じで....」という様な言葉だけで劇的に滑りが変わるですから,それを目にしたら,教師としての悦びもひとしおなのです。
  
  大げさでなく,“フィーリングスキー”の持つ不思議を心から感じている【TOK】です。 !(^^)!(*^^)v
  “KAZ”さん,ありがとうございました!!!。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 

☆ November 30  2008 Sunday みぞれ (白馬)

  今日は「みぞれ」....の白馬です。
 昨日は日中結構晴れましたが....。今日の日曜日....初滑りの方はガスの中,大変かもしれませんが,それもまた“妙!!!”ですネ !!!。 皆さんはどのような日曜日を過ごしていますか?
 シーハイル !!! Schi Heil !!!
 皆さんも素敵な一日を !!! (*^^)v I am sure you have a nice day !!!
     -------------☆★☆-----------
  今日は「 Online Lesson Ⅳ」の五回目....。 今日は Online Lesson 初登場の“QN”さんからいただいたコメントのご紹介です。では拝見しましょう....。(^ ^)(^I^)

☆★☆ Lesson 4-5     
  

“Online Lesson... '09 No.4-5 ““Ya”さんの中回り 

No.4-4 “QN”さんのコメント...

【TOK】の感想

  こんにちは、QNです。
  いつもは、みなさんの感性に感心しながら読んでいるだけだったのですが、今回は、典型的なDoとLetの比較という感じで非常に興味深く、勇気を出して投稿してみました。よろしくお願いします。

  “QN”さん,コメントの e-mail ありがとうございました。
  「
典型的なDoとLetの比較」....そう思われましたか??。実は私も,「どれだけ多くの方がその観点でこのBeforeとAfterを見分けられるか??」....大変興味があったのです。
  「
勇気を出して投稿」....ということですが,読者の皆さんにも“QN”さんのご意見,キット大きな学びになると思います。ありがとうございました。(*^^)v

 ①:BeforeとAfter...どこが変わったでしょうか?

  まず、状況が全く違いますね〜・・・before は視界は悪いけれど、真冬のさらさらの雪という感じで、整地に近い状況のようですが、after はうって変わり、春先のしかもかなり凸凹ありの、結構斜度もある斜面状況のようですね。


  かなりポテンシャルの高い方ですね・・・レッスンを受けなくてもいいのでは?と思うくらいに・・・

  状況が全く違います」....そのとおりです!!!。この状況の違いはほとんどの方が気付かれると思いますが,それだけにBeforeとAfterで「滑りが違って当然!!!」....というお気持ちになると思います。この時,じゃどんな風に変わったのだろうか?変えなければならない理由はあったのだろうか?....ということに思いが行くと,本当の勉強になりますネ !!!。(^ ^)(^I^)
  「
かなりポテンシャルの高い方」....そうです。かなり滑り慣れておられるし,技術的なことも勉強しておられる方です。

  beforeは、「よーし!切ってやるゾ〜!」という果敢な勢いが感じられます。踵支点でなく、おそらくブーツ真中あたりに乗っている感じでしょうか・・・ スキーを走らせてやるゾ〜、とう意気込みでエッジが切り替わったあたりから、上体から(えいっ!っという感じで)スキーに乗り込んでいき、その反動でエッジを切り替えているので、エッジからエッジへのターンとなり、ターン弧が直線的で落差も少ないターンとなっています。上からの運動が過ぎると、内足に乗ってしまうこともしばしばのようです。








  ターン前半が軽く、後半に荷重が集中しているのも特徴でしょうか・・・



  でも、視界は悪いものの、条件のいいバーンで、かなりご本人は結構気持ちよく滑っているように見えます。これはこれで、圧雪された条件のいいところだけを滑るならこういう滑りもありだと思います。

  果敢な勢い」....確かにBeforeでは,この様に観えますネ !!!。時にはこの「果敢」も良いのですが,度が過ぎると“ひとり相撲”になりかねません。注意が必要です。(-_-;)
  “QN”さんが仰る様に,「
スキーを走らせてやるゾ〜、とう意気込み」....が相当ある様です。その「意気込み」が「エッジからエッジへ」という強いエッジングの意識となって表れていますネ。
  「
上からの運動が過ぎると、内足に乗ってしまう」....これは,トップ部分の雪面コンタクトを意識しながら,重心方向から雪面方向に圧を働かせると,スキートップが外に逃げてしまい,結果として外スキーがターン外に行ってしまうので,乗りたくない内スキーに乗ってしまう....ということだと思います。でも,どこかのスキー団体がこのような「内足に乗ることを推奨している節もある」ので,敢えて“Ya”さんがこの様な滑りをされた....ということも考えられますネ?? そうでしたか?...“Ya”さん?
  「
前半が軽く、後半に荷重が集中」....エッジングを強調したターンを行なうとどうしても,圧の集中と開放が短時間に行なわれるようになりますから,「ギュッ,パツ....ギュッ,パツ....」的な運動になりがちなのです。
  「
圧雪された条件のいいところだけを滑るならこういう滑りもあり」....そのとおり!!!。これはこれで本当に楽しい!!!....と感じられるシチュエーションもあります。スキーヤーの中には,「この快感」がまるで「唯一の快感」....と思われている方も居られるのですが,Afterの様なシチュエーションでも,また違った意味の「快感」があるのですネ !!!。(*^^)v

  after は・・・うって変わって、自分から仕掛けるのではなく、雪に身を任せるという感じに変化しています。



  まず、踵支点になって、雪との接触がエッジでなく面でとらえられるようになり、雪の抵抗に身を任せている感じがします。







  上体からの動きでなく、雪の抵抗に合わせた下からの動きになっているため、こんな春(?)の凸凹斜面でも安定して、躍動感のある滑りになっています。落差のある丸いターン弧に変わっています。まるで別人ですね!

  仕掛けるのではなく、雪に身を任せる」....Afterには確かにこの様な雰囲気が出て来ました。そして最も私が強く感じたのは,「姿かたち・運動」に惑わされない“Ya”さん独特の滑走スタイル....つまり「個性的な滑り」が出始めた!!!....ということです。 !(^^)!(*^^)v
  「
踵支点になって、雪との接触がエッジでなく面でとらえられるように」....これがAfterの滑りの大きな特徴ですネ !!!。「自分で回す」⇒「雪の力で回してもらう」....という変化です。これは全く逆のターンイメージです。 New Zealand でも「自分で回す」という方が多いのですが,これを「雪の力で回してもらうのですヨ !!!」....とお話しすると,最初は「???このInstructor....何を言い出すんだろう??」....と変な顔をされます。でも,その1時間後にはみなさんニコニコ顔になられるのです。
  自分でアクションを起こさないので,「
下からの動き」が自然に顕れますし,バランス維持が容易なので,「凸凹斜面でも安定して」滑れます。「雪との会話」がうまく行き始めるので,「躍動感のある滑り」にもなります。
  「
まるで別人」....そうなんです!!!。ご本人も,このキャンプを終えて,『まるで違う感覚を感じている....』という様なコメントを頂いたことを記憶しております。(^ ^)(^I^)

  こんなに滑りを変えたイメージは、ひとつではないかもしれませんが、pond(pondを想定して、そこに着水するイメージ、でしたっけ?) でしょうか???









  このバーン状況でbeforeの滑りをしようとしたら、きっともっと余裕のない滑りになったのではないかと思います。このafterの滑りを得たことにより、今まで以上にいろいろな状況に対応できるようになり、ますますスキーの楽しみが広がったのではないでしょうか?素晴らしいです!!

  「滑りを変えたイメージ」....この時のキャンプ....そのテーマは,「オフピステを滑りましょう!!!」というものでしたから,オフピステを滑る時に必要な基本技術....ということで「水面フラット(セーフティーゾーン)意識を身に付けよう」...ということを学びました。“QN”さんが仰る「pondイメージ」と似たイメージの練習も行ないました。でも実際に“Ya”さんに決定的な滑りを変えるインパクトを与えたイメージは,「???」です。ぜひ“Ya”さんからお聞きしたいと思います。“Ya”さん....宜しく!!!。(^ー^)
  「
このバーン状況でbeforeの滑り」....これは多分不可能でしょう。スキーのトップは逃げていきますし,軸が倒れすぎますから,バランスも崩します。雪が柔らかく足場がシッカリしていませんから,“Ya”さんといえども,おそらく転倒していたと思います。(-_-;)
  「
afterの滑りを得たことにより....ますますスキーの楽しみが広がった」....そう信じております。彼,“Ya”さんからもコメントいただけると思いますが,どのようなことが書かれているか??....今から楽しみですネ !!!。(*^^)v

 ②:“QN”さんが思われたことは?

  私が思ったこと(感想)・・・
  この方のbeforeの滑りは、たぶん、ちょっと前までの私の滑りに近く、非常に親近感が沸きます。




  一見すると、beforeの方が、果敢でよいのでは?と思いがちですが(?)、形に惑わされずに、スキーの動きを観てみると、after の滑りは、特に切ろうという意識もないのに まるで板に生命を吹き込まれたかのように、活き活きと躍動していて、結果的に板がきれいに切れています。




  観ていて本当に楽しそうで、常に重心とスキーが一体になって落ちてくるので、オールマイティにどこでも使える滑りだと思います。

  「ちょっと前までの私の滑りに近く、非常に親近感が....」....ハッハハハ...(^ー^)。「他の人の映像を見て,感じること....その大部分はご自分の姿」....なのです。つまり,多くの方は他人の滑りの中にご自分の滑りを観て居られる....ということです。ですから,多分“QN”さんも“Ya”さんの滑りにご自分の滑りを重ね合わせて観られた....のだと思います。(^ー^)
  私もある意味で,「
一見すると、beforeの方が、果敢でよいのでは?」....というコメントを期待したのですが....。
  そうなんです!!!。「
形に惑わされずに、スキーの動きを観る」....これが非常に大切なことです。ほとんどの方は「姿かたち・運動」に目が行きます。つまり滑りを「視覚」だけで捉え,他の「感覚」を無視しがちです。でも,いろいろ滑ってみると,他の「感覚」を大事にして滑ることのオ・モ・シ・ロ・さ!!!....これが解って来ます。
  「
オールマイティにどこでも使える滑り」....そうなんです!!!。実はこういうことです。「整地の硬いバーンでエッジングに頼った滑り」....これは「「オールマイティにどこでも使える滑り」になりませんが,その逆....「オールマイティにどこでも使える滑り」は,「整地の硬いバーンでも滑れる滑り」になるのです。(^ ^)(^I^)

  今回は、同一人物なのに、DOの典型と、LETの典型の比較のような滑りで、スキーは切っていく(切ろうとする)ことでなく、踵支点で雪の抵抗を受け止めようとすることにより、結果的に切れていくのだ、ということの証明のような映像で、とても勉強になりました。
  是非、私もTOK先生のキャンプに参加して、もっともっとLETの滑りを探ってみたいです。
  仕掛けるのでなく、心を開いて受けとめようとするから、雪の情報が入ってくるのですね・・・。フィーリングスキーは、何かそうなるための心の境地を学んでいるみたいですね〜・・・(笑) フィーリングスキーを極めることが、人生勉強にもなる・・・スピリチュアルな本を読むと書いてあることと、重複することが多くて、とても不思議です。





  それにしても、自分の思ったことを文にまとめる作業、思ったより時間がかかり、これを毎日欠かさずされているTOK先生に、改めて頭の下がる思いです・・・長くなってごめんなさい・・・

  「切っていくことでなく....結果的に切れていくのだ」....この言葉の意味は大きいです!!!。おそらく“QN”さん....かなりスキーのご経験が深い方だと推察しますが,これはまるで“禅問答”の様な意味がありますネ !!!。(*^^)v
  
  「
TOK先生のキャンプに参加」....ありがとうございます !!! (^I^) ぜひ機会を見つけてご一緒に滑りましょう!!!。
  「
心を開いて受けとめようとするから、雪の情報が入ってくる」....まさにそのとおり!!!。
  「
心の境地を学んでいる」....私も“フィーリングスキー”を通してそのことを強く感じます。そして,“Do Ski”ではおそらくこの心境に達することは難しいだろう....とも。
  「
スピリチュアルなことと、重複することが多く」....“QN”さんが仰ること,良く解ります。“フィーリングスキー”を続けていると,何か“Something Great”が【TOK】を後押ししてくれているような,そんな力を感じることが多いのです。そして『“TOK”....あなたのこの世に生まれてきたことの役割....それは“フィーリングスキー”を広めることなのですヨ !!!』....
と言われているような気がしています。(^ ^)(^I^)
  「
思ったより時間がかかり」....そうですよネ?。私もパツパツと書いているわけではありません。書けません。でも,パソコンの前に座ってキーボードに触っていると,どこと無く私の頭の後方から,得体の知れないフォース(多分“Something Great”?)がささやいてくれるのです。『こう書きなさい....』と....。ハッハハハ...(^ー^)

  “QN”さん,コメント e-mail ....ありがとうございました。

  シーハイル !!! Schi Heil !!!

 

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     2008年12月 の「教師日記」へ....
   *************************************
***********************
【注】:この「教師日記」の
中には,いろいろな“フィーリングスキー”に関する用語が出て来ます。これについては,検索で「エネルギーライン」,「愛のターン」...等と入れていただきますと,その用語に関する記事がたく
さん出てまいりますので,そちらを参考にしてください。


スキー教師【TOK】の個人的な日記です。
 【TOK】の主観的な意見や感想を書き綴ったものですので
ページ内の記事及びデータなどを,みなさんが参考にされることは構いませんが
そのことによって派生した結果についての責任は負いかねますのでご了承ください。
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