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(スキー心理学)
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「  どうにかなるさ… 」
File 0018
by ”Dr.N”  2001/12/06

 
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  久々の更新です。皆様いかがお過ごしでしょうか?

  私はというと、スキーの最終目的・スキーの先にあるもの・・・等を書いているうちにとうとう12月になっていました。いずれ機会を見てUPしたいと思います。

  そろそろ、ネット上で初滑りの話題を目にするようになってきましたね。
  それは楽しいシーズンの始まりであると同時に、風邪の季節の到来も意味します。オフトレの成果がわかるのもこの頃ですが、数ヶ月間の努力をシーズン直前で風邪の為に台無しにしないように皆さんも気をつけてくださいね。
  先日、私は忘年会を前に少し風邪気味でした。風邪をひいた状態でお酒を飲むのはとても辛いものです。(中には辛くない方もいらっしゃるでしょうが・・・笑) 楽しいはずのイベントを前に少し不安な気分で数日間を過ごしました。
  そんな時、私は「どうにかなるさ・・・」と無理にでも考えるようにしています。もちろん、病気の場合は体調を回復させる事に専念するのは言うまでもありませんが、「どうにかなるさ」と考えると、どういう訳か体調が回復して行くような気がします。特に「どうにかなるさ」という言葉を思い出せた時は、本当に”どうにかなって”いる場合が多いのです。
  例えば、何か大きなイベントを前に不安な気持ちを抱くというのは自然な心理です。失敗なく上手くいくかどうか・・・考えれば考えるほど悪いイメージばかりを連想してしまうものです。しかし、ここで大事な事は、事前にいくら思案しても、当日までは結果はわからないと言う事です。
  もちろん、当日までにやらなければならない事があれば、それを済ませておかねばなりません。風邪であれば治療に専念する、スキー検定であれば十分な練習と休養を取る・・・等です。不安を感じる最大の原因に、事前の準備が上手くいかなかった・・というのもあるでしょう。
  先が見えない事は不安を増大させる原因ではありますが、それでも当日を終えてみなければ結果はわかりません。・・・であれば、当日までを不安な気分で過ごすよりも楽しい気分で過ごせば、それだけでも得した気分になるのではないでしょうか。
  当然の事ながら、楽しい気分で過ごすということは、脳内の状態は良好に保たれているわけですから健康に悪いはずがありません。これらはTOK先生が日記で書かれている”NK細胞”の話しや”言葉の効果”に通ずるものです。

  これからのスキーシーズン、いろんな出来事があると思いますが、皆さんも健康には十分注意して素晴らしいシーズンを送ってください。

(2001/12/06UP)

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