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(スキー心理学)
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「 心の持ちよう… 」
File 0007
by ”Dr.N”  2001/07/16

  梅雨明けのニュースがちらほらと聞かれるようになりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
  本日は私Dr.Nが、最近感じた事を書いてみます。

  私の会社では年に1回ぐらい、社内で引越し(席替え)があります。定期的というわけではなく、営業方針によるものなので、特に時期は決まってないのですが、どういうわけか?いつも猛暑に時期にあるんです。引越し(席替え)が決定する度に、社員からは「エーまたか」と言う声があがります。
  特に私は仕事柄、社内のコンピュータのLAN配線をやり直さなければならないので、毎回お手伝いをしなければなりません。毎度の事とは言え、今回もまさに猛暑の時期に話が回ってきました。
  さて、当日、ある女子社員と席替えについて話をする機会がありました。彼女は直接移動する部門ではなかったのですが非常に不満げでした。私自身も過去に何回か(席替えについて)切れかかった事があったので「そうやな、そうやな〜」と彼女の話にうなずいていました。

  さて、席替えが始まり、しばらくして私の出番が回ってきて、暑い中、OAフロアをめくりながらコンピュータの配線をさがしていると、いつの間にかハイになっている自分に気がつきました。夏の暑い日にトレーニングをしている関係上、身体がそのように反応しているのだと感じました。強引な言い方をすると、脳内でα波が出ている状態になっていたのだと思います。恐らく、長年体育会系をやっていると身体を動かす事でα波が出るようになっているのでしょう。
  昼から夜の7時までそのような精神状態で作業をし、肉体的には疲れたものの精神的には非常に爽やかな気分で帰宅できました。さて、不満をもらしていた彼女ですが、席替えの間は終始不満げな表情でした。・・という事は、彼女の頭の中はβ波が出っ放しの状態だったのでしょう。
  お手伝いで借り出されてしんどい仕事を半日させられた?私はα波が出っ放しで、席替えに直接関係がなく、大した作業もなかった彼女はβ波が出っ放しだった事になります。つまり不満が多いはずの私の方が精神的肉体的ストレスが少なかった事になりますね。
  当然、普段の過ごし方が(ライフスタイル)が大いに関係してくる事ですが、気持ちの持ち様でこれだけ違いが出るのを感じた1日でした。

  α波ってすばらしい・・・!

(2001/07/15)

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