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Ski Technique

bO010

by
“Prof.YM”

  
  技術選 カービング規制小回り 解説を読んで…
06/30/2002  


10-04 Prof.YM 07/02
10-03 
【TOK】 07/02
10-02 ”Prof.YM”07/02
10-01 
hekkeru07/01
10-00 ”Prof.YM” 
       6月30日

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テーマ趣旨と皆さんからのご意見

               黒の文 ⇒ ”Prof.YM” さんのご意見
               
青色の文 ⇒ 皆さんからのご意見
               
紫色の文 ⇒ 皆さんからのご意見(参照) 


10-04
Prof.YM    2002/07/02(火)13:20

皆様こんにちは!

>選手にこのような選択を迫っているのは
>技術選の主催者かもしれません。種目の目的,意味,意義が選手にしっかり伝わっていないからです。
>もし選手に,それらの事がハッキリ伝わっていれば,高得点の滑りを真似る…等ということは起こらないでしょう。そういう意味では選手も犠牲者なのかもしれません。

その通りだと思います。

技術選唯一の規制種目 中斜面・整地小回り・カービング規制
いろいろな意味でまだまだ課題が多い種目のように思います


10-03
【TOK】   2002/07/02(火) 10:30
 「カービング小回り」については,いろいろ言われています。この種目の是非,意義などについてです。そして,この種目を考えていくと,「技術選って一体何なんだ?」ということを議論することになるのがオチです。(^I^) それほど,この種目についてワカラナイことが多いのです。
 この種目の狙いとするところは何でしょうか?スキージャー○ルの解説によると「…落下力の小さな斜面で,いかに効率的に滑走性を求める運動を行うか?」という風に書かれています。この“滑走性”…という表現も曲者です。“滑走性”が,雪面コンタクトを失わないで円弧を描きならどれほどのスピードで滑れるか?ということだとしたら,落下のスピード,つまりA地点からB地点までいかに早く滑り降りるか?ということなのでしょうか?。それともスキー板そのものの回転円弧に沿ったスピードなのでしょうか?。後者だとすれば,猪又選手のように,横へのスペースをしっかり取ったターンでも,円弧上の滑走性,という視点で評価されるべきです。前者の意味ならば,“Prof.YM”さんのおっしゃるように,横へのスペースをあまりとらない浅い弧が有利でしょう。
 でも,この“滑走性”…どれほど「基礎スキー」で大きな意味を持っているのでしょうか?速さを競うのなら「スラローム競技」にするべきです。その方が手っ取り早いでしょう。フォームや姿勢,身体の使い方,スキー道具の特性…等あらゆる要素を含んだ中で,最も合理的な滑り方が“タイム”という数値で判定されるからです。
 選手が使用している板の特性による違いも出てきます。板の違いで滑り方がどうしても違ってくるからです。コレを無視して,表面に現れたフォームを議論することにどれだけの意味があるのでしょうか?もし滑り方の質の高低をつけたいのなら,同じスキー板を使って滑らないと,同じ土俵で競うということにはなりません。
 「得点の出ているパターンはどれだ?」ということを気にして滑るようになっては,もはや「技術選」の意味が無いようにも思います。真似して滑るのではなく,もし得点が出なくとも,「俺は,この与えられた斜面を,自分の身体とスキーを使って,イチバン合理的な滑りを表現するんだ!」という気持が欲しいと思います。そうでなければ本当に「検定員に迎合した滑り」になってしまいます。でも,考えてみると,選手にこのような選択を迫っているのは技術選の主催者かもしれません。種目の目的,意味,意義が選手にしっかり伝わっていないからです。もし選手に,それらの事がハッキリ伝わっていれば,高得点の滑りを真似る…等ということは起こらないでしょう。そういう意味では選手も犠牲者なのかもしれません。

  『 人の気に入る演技をする 』 … タイムで無く,フォームや姿勢,運動を人の目で判定し,「優劣」をつける競技…の持つ宿命,と言っていいかもしれません。
 でも,参加する選手のコメントが全く反映せず,判定員の目だけが頼りの競技,どことなく寂しい気がします…。
 自分自身への自戒を込めて,判定員や検定員,ホントにしっかりしないとね!



10-02
Prof.YM   2002/07/02(火)1:13

hekkeruさん はじめまして!
早速のご意見ありがとうございます。

>私もジャーナル号を読んでモヤモヤしていたものが晴れたような気がしました。

ありがとうございます。
他の人の意見、感覚に?と思うことは良くあると思います。
TOKさんも今日の日記に書かれていますが、本当に人の感覚は多種多様だと思います。
『モヤモヤ』今後もぜひお気軽にお書きください。
いろいろな人の意見を聞くことにより新たな発見があると思います。
ジャー○ルやスキー教程だけが◎ 他は× なんてことは無いはずです。
 
>雑誌の写真は怖いモノですね。やはり流れやスチィエーションがわかりませんので。
>選手のコメントも同時に掲載していただいたらいいと思いました。


まったくそのように思います。
私は、Live・ビデオ・連続写真と少なくとも3回は見ていますので状況はわかりますが
写真だけでは実際のところ良くわからないように思います。
選手のコメントについてはぜひ掲載してほしいですね。
あの種目、猪又選手は脚のストロークをしっかり見せたいとコメントしています。
そのコメントを聞けばやはりあの滑りは納得できるものだと思います。
また宮下選手は、自分の中でカービング小回りはこうだろな〜というのを
あえて出さなかったとコメントしています。
(あの場面の、優勝争いに絡んだ状況では、得点の出ているパターン
『嶺村選手や竹田選手』のパターンで滑らざるをえないので・・・
私の興味としては、宮下選手の『自分の中でカービング小回りはこうだろな〜』
というのが見てみたいですね)

>今回の技術選ですが弧が深くエレガント
>に且つスピーデーに魅せる選手も評価されるべきでサーカスでなく技術を評価する大
>会ですから特に小回り種目はクイック小回りと深廻り小回りとわけたらどうでしょうか?


深回り小回り、浅回り小回りなんていう種目も面白いかもしれませんね。
また新しい方向性が出てくるかもしれませんね。

今回の技術選でも、審判員によってはポイントがわれていました。
(例えば最終種目・ジャンプ台小回りでも、宮下選手より柏木選手の滑りに
高得点の審判員もいらっしゃいました・・・)
いろいろな観点、意見、フィーリングがあると思います。
どれが正しいとか間違っているとかそういう問題ではないと思います。

人それぞれの感じ方・・・スキーって本当に奥深いですよね。

P.S
私の娘(2歳)が、公園で繰り返し『滑り台』を夢中で楽しんでいます。
重力による落下運動?でしょうか?
私が斜面を滑る感覚と同じでは?などと思ってしまって・・・
親ばか?スキーばか?でしょうか?



10-01
hekkeru 2002/07/01(月)12:04
♪人の滑りのターン弧がかなり違うと思います。宮下選手は「竹田選手の滑りを真似した」との♪コメントにもあるように、竹田選手同様、横へのスペースをあまりとらないどちらかといえば♪縦方向(下方向)へターン弧を描くパターンで滑ってきたように思います。それに対し猪又選手♪は、横へのスペースをしっかり取ったやや深回りのターン弧を描くパターンで滑ってきたよう♪に思います。このことからも私的には2人を比較するのは?と思うのですが、解説では2人のタ♪ーン弧の深さについては触れられていません。ですので、解説の中で猪又選手の重心の位置の♪移動方向が適切でないとありますが、私にはそうは思えません。横深のターン弧になれば当然♪重心の移動方向も下方向+横方向への移動も多くなると思います。単純に写真を並べて移動方♪が適切でないというのは

私もジャーナル号を読んでモヤモヤしていたものが晴れたような気がしました。
雑誌の写真は怖いモノですね。やはり流れやスチィエーションがわかりませんので。
選手のコメントも同時に掲載していただいたらいいと思いました。今回の技術選ですが弧が深くエレガントに且つスピーデーに魅せる選手も評価されるべきでサーカスでなく技術を評価する大会ですから特に小回り種目はクイック小回りと深廻り小回りとわけたらどうでしょうか?



10-00
「技術選 カービング規制小回り 解説を読んで」

 皆様こんにちは。スポーツショップやメーカさんの展示会・イベント等皆様行かれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?私も行ってまいりましたが、やはりこの時期にスキーの話ができるのは楽しいですね。来シーズンのスキー選びや、ウエアー選び、なにかワクワクしますよね。このワクワク感もウインタースポーツのスキーならではでしょうか?皆様、来期のマテリアルはもうお決まりですか???
 さて今回は、スキージャー○ル8月号(以下8月号に略)の技術解説を読んで、私的に「?」と思ったことについて書いてみます。あくまでも私的意見でありますので、皆様のご意見もぜひお聞かせ願えると大変うれしく思います。よろしくお願いいたします。( 8月号をお持ちで無い皆様、大変申し訳ございません・・・)

  私的に疑問に思えたのは、8月号技術解説のカービング規制小回りの部分です(p18〜p23)。宮下選手と猪又選手の連続写真について比較解説されていますが、いくつか?部分がありますので書いてみたいと思います。

 確かに同じ種目・同じ斜面の滑りではありますが、2人の滑りのターン弧がかなり違うと思います。宮下選手は「竹田選手の滑りを真似した」とのコメントにもあるように、竹田選手同様、横へのスペースをあまりとらないどちらかといえば縦方向(下方向)へターン弧を描くパターンで滑ってきたように思います。それに対し猪又選手は、横へのスペースをしっかり取ったやや深回りのターン弧を描くパターンで滑ってきたように思います。このことからも私的には2人を比較するのは?と思うのですが、解説では2人のターン弧の深さについては触れられていません。ですので、解説の中で猪又選手の重心の位置の移動方向が適切でないとありますが、私にはそうは思えません。横深のターン弧になれば当然重心の移動方向も下方向+横方向への移動も多くなると思います。単純に写真を並べて移動方向が適切でないというのは?です。(写真ではよくわからないのでビデオで確認しましたが、猪又選手の重心移動はターン弧に対して非常に適切なように思います。)また連続写真の5コマ目についての比較も書かれていますが、むしろ5コマ目だけでなく6コマ目と一緒に見て考えていけば、ターン弧の深さによるエッジングのタイミングの差、だけだと思うのですが・・・皆様いかがですか?

 同様のことが藤井選手の解説にも言えると思います。解説では藤井選手が意図的にカービング要素を見せようとして内傾しているとありますが、藤井選手は猪又選手よりさらに深いターン弧で滑っています。私的にはターン弧が深くなったことによる体の内傾軸がでただけだと思うのですが・・・。決して意図的に内傾はしていないと思います。

 この種目については、某ビデオでの宮下選手のコメントにもあったように、選手個々にもいろいろな考えがあるように思います。技術選という試合の中では、どうしても点数をとりにいかざるを得ない、とくに優勝争いに絡んでいたり、10位以内争いに絡んでいたりする場合等・・・またコーチのアドバイスとしても、どうしても点数の高いパターンを選手に伝達すると思います。この種目についてはある意味まだまだいろいろな課題が残されているように思います。

 皆様の感想はいかがですか?お気軽に掲示板にお書きください。
                                            (06/30/2002)


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