Oka さんの”準指導員受験記”

このたび【TOK】の生徒さん「Oka」さんが、めでたく準指導員に合格されました。(^I^)
受験記をお願い致しましたところ、快く引き受けていただきました。
皆さんのスキーライフの参考になれば幸いです。
ご意見も頂ければ……
白馬 SKI 情報Topへ

['97〜'98]
  学生時代に基礎スキー部でばりばりやっていたのと、会社に入っても比較的スキーをよくやっていた方だったので、周囲の人達に「準指導員、受けてみたら?」と言われ、軽い気持ちでOKしてしまった。しかしながら1級を取ってから既に10年以上の歳月が流れ、根幹の技術もその当時のまま。「両脚の同調運動てナニ?」「ブルークターンなんて見たこともない」という状態で検定当日を迎える。当然のことながら種目の理解不十分で撃沈。不合格。現在のスキー技術と自分の技術のギャップに驚く。

['98〜'99]
 周囲の人から「2年目は大丈夫だからもう一度受けて」という言葉に動かされて準指導員検定再チャレンジ。スキー協会の人の協力もあり、少しづつ上達していった。2月半ばに、当協会で長年お世話になっている[TOK]先生にレッスンをつけてもらうことになった。雪面から圧を感じること、引くターンなどを教わりこの時点で自分としては意識改革がかなりできたと感じた。[TOK]先生にも「大丈夫!」といわれ自信を持って検定会に望むが、やはり緊張のためか成果を出せずにまたまた不合格。残念。

['99〜'00]
 「もうここまできたら意地でも取ってやる」を合い言葉に3期目のチャレンジ。
1.指導員養成講習会 (12/31〜1/3・2/4〜6)
 3回目となると指導員の方とも顔見知り。みんなから「がんばってね」といわれる。ブルークボーゲン、ブルークターンなど指導種目は今までかなり練習してきたので指導員の人にも「さすがにうまいね」といわれ、喜んでいいものやら複雑な心境となる。
2.練習
 私の所属するクラブには有資格者がいないこともあり、協会に加盟している他クラブの合宿等に進んで参加。私の熱意を見て喜んで参加許可をくれた。ありがたい。これから検定まで毎週末いろいろなところで練習を積む。さらに近くのYスキー場で時々平日ナイター練習もしてもらった。よく考えたらすごく大変だったが、その時は受かりたい一心で苦労とは全然思わなかった。
3. [TOK]先生のレッスン(2/18)
 また、[TOK]先生にレッスンをつけてもらう。レッスンを受けるとまた「目から鱗が落ちた」状態。この時の練習が後に勝利を呼び込んでくれることとなった。詳しくは[TOK]先生の日記をご覧ください。やはり受けて引くことがポイントです。
4.いよいよ準指導員検定会当日(3/3〜5)
 今まで練習してきたこと、[TOK]先生のレッスンで習ったことを頭に思い浮かべて検定会に望む。[TOK]先生のアドバイスにより、「出走前にポイントを書いた紙を見てから種目に望んでください」を実行。もちろん各種目共通項は
  1.かかと支点のポジション
  2.受けるぅ〜、引くぅ〜
です。ある受験生から「滑りが変わりましたね。小回りはちゃんと弧が描かれてましたよ。」もちろんその時は「引くぅ〜、引くぅ〜、引くぅ〜」で滑りました。内心ガッツポーズ。
5.結果
 ドキドキの結果発表。「名前の呼ばれた方はその場に起立してください」役員の方の言葉。もう心臓はばくばく。だがその時私の名前が呼ばれた。やったー、合格だー。今までの努力が実りました。

6.最後に
 [TOK]先生をはじめ、指導してくださった先生方、ありがとうございます。今の私の三種の神器は”かかと支点のポジション・受けるぅ〜引くぅ〜・マジックハンドターン”、です。
 今後もまた[TOK]先生のところにレッスンを受けに行こうと思っています。[TOK]先生、その時はまたよろしくお願いします。

Okaさん、合格おめでとうございます! (^I^)
Okaさんは、私のアドバイスが効いた、と思っておられるようですが…
全ては、Okaさんの身体が素晴らしいから、できた事です。
たまたま私のヒントが役に立ったにしろ、それをこなされたのは
Okaさんが、親御さんから授かった「素晴らしい身体」のおかげだと思います。
………
Okaさんは、もう指導員なのですから、
私のレッスンを受けるのではなく、ご指導の過程を通じて
自ら上達されるべく、お努めされた方がイイと思います。
ご一緒に指導法など交換しましょう! (^I^)
………
本当におめでとうございました!
【TOK】